78 posts categorized "書籍・雑誌 in 2004,2005"

Saturday, 31 December 2005

Philadelphia Maestros

オーマンディのファンの方々の掲示板で教えていただいた新刊本の内容や表紙が、出版社のサイトで確認できます。3月6日発売予定で全体で190ページほどなので、マエストロ・ムーティの来日までには(マエストロの分は!)読めそうです。

http://www.temple.edu/tempress/titles/1845_reg.html

Philadelphia Maestros
Ormandy, Muti, Sawallisch
Phyllis White Rodríguez-Peralta
184 pp  $22.00
Mar 06
Temple University Press
ISBN: 1-59213-487-4

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モーツァルトについて語る

マエストロ・ムーティがOpera magazine 誌2006年1月号にモーツァルトに関して寄稿しているのは、同誌のサイトにも載っています。
内容をいちはやく教えてくださった方がいます。心から感謝します。どうもありがとうございました。
現物は取り寄せ中ですが、内容を紹介します。マエストロはそのモーツァルト観をすでにいろいろな場で語っていて、それらとほぼ同じような内容です。

個人的には、イタリア映画やイタリア文学から受ける漠然とした印象と同じ、すなわち、非常に現実的な部分があるのがモーツァルトかな、と思っていますが、神に関わる部分は、ドストエフスキーやトーマス・マンについてと同様、いま一歩、理解しきれないところがあります...。

http://www.opera.co.uk/

opera magazine誌 2006年1月号
MOZART: 1756-2006
My Mozart  Riccardo Muti

2001年のヴェルディ記念年と同じく、モーツァルト記念年に我々に迫ってきている挑戦は、一層多くの作品を演奏しようとするようなことではありません。モーツァルトとヴェルディは、既に、最も多く演奏されている作曲家です。だから、我々が第一にやるべきことは疑問を呈することです。すなわち、モーツァルトをどのように演奏するか、という疑問です。
演奏については大いにごったがえした状態です。様々のたくさんの方法があるからです。ピリオド楽器(演奏)の強調には、ある部分、罪があります。ウィーン・フィルのようなオーケストラで、モーツァルトにふさわしいと長い間考えられてきているオーケストラが、実際にはモーツァルトには適していないと我々に考えさせるようなところがあるからです。だから、記念年は演奏様式、スタイルの意義について研究するいい機会です。
最終的には正しい答えは見つけられないでしょう。もう存在していない世界を芸術的に再現することはできないからです。ビーチャムの演奏を聴いて、それがわくわくするようなものであるだけでなく、真のモーツァルトであることに気づくだけで十分です。
彼は文献学的なことは何も知りませんでした。モーツァルトの頃とは音は違っているかもしれませんが、フレージングは合っていますし、演奏のスタイルは非常に美しく、モーツァルトでさえきっと認めただろうと思われるほどです。
第二の疑問は、今日モーツァルトはどんなふうに必要とされているのかということです。モーツァルトは必要であるだけでなく、基本的なものです。すべての音が劇場的な感覚から生まれています。人生という劇場、我々の動作、話し方、考え方、反応の仕方から生まれているのです。モーツァルトは今の我々の現れです。私たちの欠点や弱点をそのまま表現していて、かくあるべきという我々を表しているのではありません。ベートーベンが時々そうしたように、説教壇上から話したりはしません。
《コシ・ファン・トゥッテ》が最も重要なオペラのひとつであるのは、そういった理由によります。登場人物の欠点によって我々自身を見ることができるからです。このことはある種の慰めを我々にもたらします。それはモーツァルトの音楽がいつも現実的である理由を説明しています。彼は人間について述べているのです。100年後の人たちも同じ慰めを見つけることでしょう。
そして、音楽という言葉は完璧で、まるで神から直接降りてきたかのように思えるほどです。モーツァルトは我々に、自分たちがいかに不完全かを気づかせてくれます。けれども、彼は完璧さについて他のところでも語っています。モーツァルトを研究しているときに感じるのは、彼の楽譜にはアカデミックな部分がない、ということです。シューマンやメンデルスゾーンなど他の作曲家については説明できても、モーツァルトは依然として神秘のままです。彼の音楽には、常に、聖なるもの、神のようなものと人間的なものとが共存しているからです。これはやや信仰に関するもののように聞こえ、無神論者たちは私のことを馬鹿げていると思うかもしれません。けれども、モーツァルトは、他の作曲家にはありえないやり方で、神学上の論争や社会学上、哲学上の論争を刺激しています。

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Friday, 23 December 2005

スカラ座海外公演の写真集

スカラ座とマエストロ・ムーティの距離が、当面、どんどん広がっていく中、過去のスカラ座を記録した写真集を見て、感慨にふけることが多いこのごろです。

スカラ座来日公演のたびに売られていたので、入手しているファンも多いと思われるのが、次の写真集です。マエストロとスカラ座のはじめての来日公演(1988年)の写真がたくさん載っています。

La Scala nel mondo 1986-1989
Massimo Baldini Editore, 1990

1988年の来日公演では、ベッリーニの《カプレーティとモンテッキ》を観ることができたのは幸せでした。
何よりも、ヴェルディ《レクイエム》で山路芳久さんがテノールとして登場し、デッシーの繊細で美しい声とともに、バルツァの圧倒的な歌唱を堪能できたことが忘れられません。1階席十数列目中央を譲っていただき、視覚・音響ともにマエストロのファンとして大きな喜びを得ることができました。譲ってくださった方には心から感謝しています。カーテンコールでマエストロとバルツァが満足げに顔を見合わせ、視線をかわしあっていた姿が今でも思い出されます。

1989年のモスクワ公演は《コシ・ファン・トゥッテ》が演目になっていて、今思うと、マエストロのスカラ座来日公演で一度もモーツァルトの公演が観られなかったことが、あらためて惜しまれます。

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Tuesday, 20 December 2005

ウィーン・フィルの信頼

モストリークラシック誌最新号はモーツァルトを特集していて、ウィーンの項ではマエストロ・ムーティにも少しだけ触れられていました。
ウィーン・フィルのヘルスベルク楽団長がマエストロに寄せる信頼には、いつも心から感謝しています。
また、《フィガロの結婚》にも出演していた甲斐栄次郎さんも載っていました。嬉しい偶然です。

モストリークラシック誌 2006年2月号
楽都の誇り モーツァルトを支える人々

クレメンス・ヘルスベルク楽団長が語る「ウィーン・フィルとモーツァルト」
(略)現在、我々がモーツァルトの演奏に全幅の信頼を寄せているのが、ニコラウス・アーノンクールとリッカルド・ムーティです。来年一月にザルツブルクで行われるモーツァルトの生誕記念祭では、この二人と我々はモーツァルトを演奏し、夏のザルツブルク音楽祭ではともにオペラを上演します。(略)ムーティもマゼールもカラヤンも若い時にモーツァルトを指揮しています。そこで良い演奏をした指揮者は、我々と良好な関係を結ぶことができるのです。

モーツァルトのオペラはアンサンブルが基本 甲斐栄次郎

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Saturday, 17 December 2005

スカラ座修復に関する新刊

出版社からは当初は11月に出るとメールがきていた本です。
スカラ座の建物と修復完成に至る様々な様子を紹介した本で、マエストロ・ムーティも言葉を寄せているようです。開幕公演の記事の洪水の中で、本の紹介記事を見逃してしまったかもしれません。2006年出版予定ですが、オンライン書店では注文できそうです(高いので、迷っています)。英語版もあります。

La magnifica fabbrica
Teatro alla Scala
Carlo Fontana, Giuseppe Stolfi, Elisabetta Fabbri, Alberto Artioli, Pier Luigi Pizzi, Mario Botta, Franco Malgrande, Riccardo Muti

Electa
ISBN 8837042086
A cura di: Carla Di Francesco
Anno pubblicazione: 2006
60euro

http://www.electaweb.com/electa/ita/libri/scheda.jsp?isbn=978883704208&ed=53

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Tuesday, 13 December 2005

イタリア音楽散歩

イタリア音楽散歩
世界文化社 ほたるの本シリーズ 1800円
2005年12月

ミラノのページにはスカラ座脇のレストラン、アッラ・スカラが載っていて、マエストロ・ムーティが昼時によく訪れては、トマトとバジリコのスパゲッティを素早く食べてスカラ座に戻っていたという、伝聞が紹介されています。

また、既に家庭画報誌2001年8月号に掲載されていた、林望さんのマエストロの《仮面舞踏会》鑑賞記も、再編集増補されて載っています。

トマトとバジリコのスパゲッティは大大好きです!(ただし、アリオ、ガーリック抜き)

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Monday, 12 December 2005

キリスト教美術の本

地中海都市紀行
古代キリスト教美術をたずねて
名取四郎
岩波書店 3150円
2005年11月11日刊

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Tuesday, 06 December 2005

来月号のOpera Magazine 誌

Opera Magazine 誌のサイトによると、1月号はモーツァルトの特集で、マエストロ・ムーティの寄稿記事も載るようです。楽しみです。

http://www.opera.co.uk/magazine/soon.htm

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Friday, 02 December 2005

ウィーン・フィルとモーツァルト

サラサーテ誌最新号がウィーン・フィルをとりあげているのを、ブログ《K&Kの生活》で知りました。どうもありがとうございました。

http://kwien.exblog.jp/


ヴァイオリンとチェロの首席対談で「ウィーン・フィルとモーツァルト」が話題になっていて、アーノンクールとマエストロ・ムーティが両雄のようにとりあげられているのを、とても面白く読みました。モーツァルトを歌う歌手たちの中にも、そう発言する人がいます。来年1月のモーツァルト週間にその両者が一日で聴けるというのは、本当に素晴らしいことだとあらためて思いました。

コンサートマスターのヒンクの言葉を嬉しく読みました。

ヒンク: 原典版は良いことではあるが、結局、確たるモーツァルト・スタイルを持っていない若いプレーヤーたちを不安な状況に陥れた。「自分たちの弾き方というものはこうあるべき」というものが確信を持てなくなったのさ。そこへ、シャンドール・ヴェーグやムーティが現れたんです。

ドレシャル: 彼らによってある意味、安心できるモーツァルトを演奏できるようになったね。

ヒンク: 実際にムーティのモーツァルトは、ザルツブルクや、アン・デア・ウィーン劇場、それから国立歌劇場でも絶賛されているよ。

サラサーテ誌 ’05~’06冬号
ウィーン・フィル ヴァイオリン・チェロ首席対談ヒンク&ドレシャル
「ウィーン・フィル響きの伝統」


同誌ではウィーンの街も特集していて、ウィーンでは必ず訪れる音楽書店、ディスク店が全部紹介されていました。というよりも、ケルントナー通り近辺にはこれらしかないのでしょう。短い短い滞在では、これに書店を加えれば、わたしの場合もう時間は目いっぱいです。

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Wednesday, 30 November 2005

ウィーン国立歌劇場再建50周年関係の本

次の書籍を入手しました。
マエストロ・ムーティのファンのマスト・アイテムというよりも、50年間の上演・出来事を時系列で追った資料としての本、といったところです。前者の本には、50年間の上演オペラのプレミエの簡略化された記録も載っています。

pro:log 誌 herbst 2005 sonderheft
50Jahre
Wiedereroeffnung Wiener Staatsoper
4,50euro

DIE WIENER STAATSOPER 50 JAHRE - UNSER LEBEN
Leo Mazakarini
Kremayr & Scheriau / Orac, Wien 2005

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Tuesday, 29 November 2005

まさに親子、父と娘

11月に出たイタリアの雑誌に載ったキアラさんのインタビューを読みました。

とても興味深かったのが、父であるマエストロ・ムーティと二人きりで過ごしたことがつい最近までなかった、ということでした。ヴェネチアのフェニーチェ座再開コンサートのとき、キアラさんがスカラ座初日からヴェネチア公演まで、ひとりマエストロに同行したことが報じられていましたが、それは、もう、はじめて二人差し向かいで過ごした後のことだったようです。
彼女によれば、マエストロがプッリャに土地を買おうとしていた頃に同地で二人だけで3日間過ごしたのが、はじめて親子、父と娘二人、差し向かいになったときなのだそうです。
常に誰かに見られているという状態がない時を過ごし、静寂を喜びあい、互いに30秒も話せば不安はなくなったというマエストロとキアラさんが互いを見て言った言葉が、「ねえ、本当に父と娘だね」Eh si', siamo proprio padre e figlia. だとのこと。それほど、キアラさんによれば、マエストロと彼女は反応や人としてのあり方、感触が似ているのだとか。

Style Magazine 誌 2005年11月号
le impossibili
Chiara Muti


ブログの調子が悪いのか、インターネット環境がよくないのか、毎晩毎晩、ブログのひとつの記事の反映や確認に2時間も3時間もかかると、さすがに、うんざりします。古くはATMに始まり、コンピューターさらにインターネットとのつきあいは、あきらめと根気が必要とは重々承知していますが、書いたものがどこに行ってしまっているのかわからないのは、悲しいです。マエストロ・ムーティはコンピューターは使わないとのことですが、音楽の勉強だけでも時間は足りないくらいでしょうし、こんなことで余計な神経をすりへらしてほしくないなあ、と思います...。

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Monday, 28 November 2005

マエストロの人となり(その2)

マエストロ・ムーティについてイタリアの女性ジャーナリストが描いた文の続きを紹介します。

Voci nella Citta'
Renata Prevost
Idea Books, Milano 1999

Riccardo Muti
Il naufragar m'e' dolce in questo mare

当時を振り返ってみると、その頃はすべてが堅実で厳格だったが、元気づかせるようなものがあった。だから、彼は人生を信頼し、希望をもって成長した。少年の頃からリッカルド・ムーティはややふさぎこみがちなところがあったが、両親は彼に仕事に対する強い倫理観を植えつけた。1950年代のプッリャは楽天的な地で、空の青さとオリーブの木の冴えた輝く緑色に心地よく撫でられ、精神の大いなる豊かさの二つの要素を備えていた。晴朗と平和に満ちた土地で、カステル・デル・モンテに護られ、そこでは人々はいまだにフェデリコ二世の息吹を味わっている。ムーティの学校は平穏で、教師は厳格、道徳はきちんとしていた。「若者たちはメインストリートをうろうろし、好きな女の子たちの視線をとらえることが、望めるすべてでした。」モルフェッタでの子供の頃の最初の記憶は決して忘れることができず、二度と経験しえないほど心を驚かすもので、それについては当時も今も同じような想いだ。それは謝肉祭の終わりと、レント四旬節が始まろうとすることを街に告げ、聖週間におけるプロセッションの前奏となる、夜のホルンの響きである。「夜はその響きによって破られ、それはあたかも、エホバ、神が最後の審判をくだそうとしているかのようでした。」しかし、勤勉な雰囲気、誠実で陽気な空気は世の中を楽しいものにした。そういった感覚は彼の血の中に入り込み、現在でも彼の全存在、あらゆる面における強さの源となっている。彼はこう考えている。友情は稀で貴重なものであり、互いが信頼できることを認識している二人の間に、直感的にわきあがってくるものである。一方、愛は肉体的な魅力も含み、外見的な表情などによって伝わる。情熱は人生の間中存在する。しかし、信頼のみを求めるような友情に比べれば、情熱は他人を所有したいと思うことだといえるだろう。けれども、最大の愛は人生に対するものである。「もしも我々が巡礼者のようにさまよいながら働き、いろいろなことに驚き、好奇心を示すような一生を歩みたいと思うならば、その道の終わりには単なる傍観者以上の結果が待っていることでしょう。」そして、すべてが7歳のときにクリスマスツリーの下に見つけたバイオリンから始まったことを、考えてみる。「もっと別の種類のプレゼントだと思っていました。それは文化に関わるもので、私の人生を完全に変えました。当時をふりかえれば、中産階級の家族に生まれた男の子はすべて、医者や弁護士、技術者になるものだと考えられていました。包みを開いたとき、私はそのプレゼントが気に入りませんでした。けれども、それは天からの贈り物だとこれまでいつも考えてきましたし、私が人生の一歩を踏み出す前に道を開いてくれたようなものでした。これが私の人生であり、これ以外の人生はありえなかったといっていいでしょう。」
この才能あふれる人間に何か足りないものがあるだろうか。たったひとつだけある。些細なことだ。あと少しのほほえみ。それだけで他の人が嬉しくなるために。


マエストロが好きな詩人レオパルディは、おそらく、日本でいえば多くの人が学校で百人一首や宮沢賢治の詩、万葉集のいくつかの歌を暗誦したことがあるのと同じで、イタリアでは学校教育の中で大切に教えられ、暗唱されてきているのではないかと思います。
イタリア語が全然読めなかった頃に英訳の詩集を買い、その自然描写の美しさ、日本の詩だといわれても違和感のない繊細な雰囲気に驚いたものでした。
サブタイトルは"L'Infinito"の一節です。

http://www.leopardi.it/

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Sunday, 27 November 2005

マエストロの人となり(その1)

ウィーン・フィルと来日したマエストロ・ムーティへのモストリークラシック誌のインタビューは、マエストロの内省的な面のうかがえる印象深いインタビューでした。また、筑紫哲也さんの本で少しだけ紹介されていたマエストロの言葉も、心に残るものです。
イタリアの女性ジャーナリストがミラノの文化人にインタビューした本が1999年に出ていて、数年前に入手しました。マエストロのロマンチストぶりや、公私で違う人となりが描かれていて、とても興味深く読んだことを思い出しました。

Voci nella Citta'
Renata A. Prevost
Idea Books, Milano 1999

Riccardo Muti
Il naufragar m'e' dolce in questo mare

リッカルド・ムーティは、人々が指揮者から想像するものとは最も離れたところにいる人である。公けの場では堂々としていて貴族的、よそよそしくて秘密主義だが、私生活では気取らず、寛大で、好奇心いっぱいで冗談好きだ。彼を描写する形容詞を選ぶのには注意深くなろうとしがちである。なぜなら、ムーティは言葉に非常な重きをおいているからだ。「私は半分はプッリャ人、半分はナポリ人です。」彼は言う。「そして多くの南イタリア人と同じように、人と話をするのが当たり前のことになっているので、言葉は重要です。土地言葉に愛着があるからではなく、相互理解のためです。」彼はその仕事と公けの場での厳格さについては定評がある。一方、私生活では快活で、友好的だ。彼の友人達は、その親切さ、感受性の強さ、他人への思いやりの深さについて語っている。これは、その仕事が常に非常に多くの感動を生む仕事をしている公人と、その私生活を結びつけるもの、リンクだ。これが彼のやり方なのだ。指揮台はリッカルド・ムーティがそこからメッセージをまずオーケストラに、そして聴衆に送る孤島で、そこは権力の場であるよりは苦悩の場である。けれども、生活の中では、指揮台を降りてひとりの観客になると、やっと自分を解放する。公演においてはそうしない。「なぜなら、公演中は常にそれに関係し、役割を演じているからです。」けれども、永遠の美の前では自分を解放する。落日、自然の荘厳なできごと、3人の子供の誕生、ジャコモ・レオパルディが書いた《難破している状態》の《魅惑》。一度静まり、突然これまでとは違ったふうに再びわきあがってくるハリケーンのような感情、そのような感情ゆえに、そこに内在し、またその感情に伴う、無限に続くという感じ。人がそこでは全く自分を失い、己が消え、最後に再生するという感情。けれども、ムーティにとって感情を差し出すということは、彼が絶え間なく表現活動をしようとしていることの結果であり、できるだけ音楽で表現しようとし、音楽は思想を表現する試みであるという考えの下で、どこであれ演奏している。「しかしながら、ときどき、演奏している音楽と聴衆との間に分離がみられ、すべてがもっとむつかしくなることがあります。」彼は人と話すときにはいつも協調的だ。「私は、重要な人たちであれ、見知らぬ人たちであれ、彼らに対して、違った接し方はしません。誰に対しても興味があるし、世の中が階級によって分割されてはならないと思います。人々を分けるのは内面の豊かさの違いだけです。」彼のキャッチフレーズは大文字のFで始まるFreedom 自由であり、彼の辞書には暴力という言葉はない。彼の長所は自分の欠点を認識していることであり、自分のことは決断力のある人間だとみなしているが、必ずしも強い人間であるとは思っていないし、過度の支配性もないと思っている。「支配的でありすぎると、退屈で、強迫観念にとらわれた人間を生みます。私は自分については、両親、師たち、小さい頃に過ごしたモルフェッタでの生活に負うところが多いと思ってます。」

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Saturday, 26 November 2005

マエストロのいないスカラ座開幕

例年ですと、今頃からスカラ座開幕公演の情報が新聞をにぎわせ、歌手のインタビュー、演出家のインタビュー、最後にマエストロ・ムーティのインタビューが掲載されて、ファンとしても気持ちが徐々に高揚していっていました。わたしにとって12月、クリスマスはマエストロとイタリアのイメージ一色でした...。

スカラ座開幕公演で《マクベス》が上演された頃1997年の、イタリアの雑誌と付録のCDを入手しました。表紙は有名なウィーン市役所前のクリスマス市の美しい写真です。
開幕前の《マクベス》について、舞台写真やマエストロのインタビューも載せた、イタリアならではの美しい雑誌です。

CARNET 誌 1997年12月号
LA SCALA APRE CON MACBETH
《Niente fronzoli, acuti e do di petto》
CD: RICCARDO MUTI DIRIGE VERDI

CDは既発のEMIのディスクからの編集盤です。

マエストロのインタビューは、マエストロのスカラ座でのヴェルディのオペラ上演が1997年当時はまだ3作品(《エルナーニ》、《椿姫》、《ドン・カルロ》)であるのに対し、モーツァルトのオペラは6作品も上演しているということを切り口にしたものです。内容は、いつもマエストロが語っていることです。楽譜を尊重すること、スカラ座で今自分がヴェルディを上演することの意義はそこにある、というものです。
最後に語ったことが誤った比重で伝えられて、オペラのファンに随分誤解されてきているのも、いつものことです。

私は高い声を張り上げて歌うことを決して敵視していない、《ウィリアム・テル》は高音が随所にちりばめられた作品で、その上演では歌手達に高音やフルボイスで歌うことを求めた、私が敵視しているのは、ただただ舞台効果をあげんがために歌うことだ。

マエストロが作品や上演について語ったインタビューを、これからももっともっと読みたいです。

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Friday, 25 November 2005

キアラさんへのインタビュー

Corsera 紙の新雑誌 Style Magazine 誌11月号を入手しました。キアラさんのインタビューが載っています。追って紹介します。

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Monday, 21 November 2005

クラシック・ライブについての本

伝説のクラシック・ライブ
TOKYO FM出版
2005年11月20日 1600円


期待していたものとは異なった内容でしたが、カラヤンや1981年のスカラ座来日公演についてのページなどをとても興味深く読みました。
マエストロ・ムーティについては、1975年ウィーン・フィル来日公演の折一緒に来日した、カール・ベームの項に少しだけ出てきます。ヒンクなどが属しているウィーン弦楽四重奏団のメンバーに1975年秋にたずねた、その頃の指揮者評。マエストロについては「かなりグッド!」。素晴らしい眼力です。

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良い仕事をきちんとやるという信念

モストリークラシック誌最新号に、ウィーン・フィルと来日したマエストロ・ムーティのインタビューが載っています。先月産経新聞に掲載されたものは、このインタビューの抜粋だったようです。
印象に残る言葉がいくつもありました。静かないいインタビューでした。

良い仕事をきちんとやるという信念を持ち続けることで、気持ちも平和でいられる(略)

モストリークラシック誌 2006年1月号
出番です リッカルド・ムーティ


マエストロがどこにいようと、その幸せと健康と成功をいつもお祈りしています。


また、同誌には来日公演の寸評も載っていました。
モストリークラシック誌 2006年1月号
音楽生活投資委員会 10月の投資成績
菊島大 親密な雰囲気のムーティ&ウィーン・フィル
田中良幸 スペイン音楽も素晴らしかったウィーン・フィル

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Friday, 18 November 2005

星たちのダンス

ピュタゴラス・ブックス
星たちのダンス
―惑星が描きだす美の世界
地球をとりまく、驚くべき調和

著者: ジョン・マルティノー
2005/11/14
1470円(税込)
ランダムハウス講談社

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Saturday, 12 November 2005

10 BACCHETTE D'ORO ALLA SCALA

ウィーン・フィル来日公演終演後、楽屋口でマエストロ・ムーティにサインをいただけました。

そのひとつが、ここでも2005年1月19日に紹介したケルビーニについての本です(Luigi Cherubini il fuoco nel marmo di Riccardo Muti Banca Intesa)。通訳を務めていらした田口道子さんともども、その美しさを非常に喜んでいました。内容をここで紹介してこそ、サインしてくださったマエストロと制作者Banca Intesaへのお礼になるのですから、イタリア語を怠けていてはいけない...。

また、10 BACCHETTE D'ORO ALLA SCALAもお見せできました。昨年、スカラ・フィル来日公演の折にサインをいただきたかった本です。
Il Sole 24 ORE 紙がLa Scala Bookstore の協力を得て2003年11月に出版した辞書サイズ、ハードカバーの薄い本で、スカラ座で活躍した指揮者をシリーズでとりあげ、スカラ座でのその活動を記述したものです。CDがついていて、マエストロのは《運命の力》抜粋(オリジナルはEMI )です。
マエストロについては、スカラ座での活動をふりかえった本が2001年に出されていますが(Riccardo Muti alla Scala Rizzoli)、それを凝縮したようなもので、スカラ座の歴史からはじまって、マエストロの数々の写真を配しながら、コンサートやオペラの上演についてデビューからたどっています。
文でだけでなく、音で、演奏で、そして映像ですべてをたどれたらどんなにいいだろう、と思います。せめて自分が接した演奏の記憶は、大切にしたいです。

10 BACCHETTE D'ORO ALLA SCALA
Riccardo Muti

Quirino Principe 著
Il Sole 24 ORE 2003年11月

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Friday, 11 November 2005

l'opera 誌の新シーズン紹介号

イタリアのオペラ雑誌 l'opera 誌の新シーズン紹介号が届きました。右ページには各歌手のスケジュールが載っていて、これまででしたら、スカラ座の今後の予定を楽しく予想できるものだったのですが...。
いろいろ興味深い中、目を引いたひとつが、Marcelo Alvarez のスカラ座2008-2009開幕出演です。演目は何なのでしょう。

l'opera 誌 Stagione Lirica 2005-2006

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Thursday, 10 November 2005

フィラデルフィア管についての新刊

「オーマンディ掲示板」で、フィラデルフィア管についての新刊の情報を教えてもらいました。ありがとうございます。
出版社のサイトの来春の出版予定リストにも載っていました。
フィラデルフィア管の指揮者についての本のようで、マエストロ・ムーティもサブタイトルに含まれています。オンライン書店によれば、2006年3月28日発売です。

Rodríguez-Peralta, Phyllis White
Philadelphia Maestros: Ormandy, Muti, Sawallisch
Spring 2006
Temple University Press

http://www.temple.edu/tempress/forthcoming.html

オーマンディ掲示板はこちらです。
http://06.teacup.com/qwh01700/bbs


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Wednesday, 09 November 2005

コベント・ガーデンの《マクベス》

昨秋、マエストロ・ムーティがコベント・ガーデンの《運命の力》公演をキャンセルした折のグレイト・ブリテンの反応は、凄まじいものでした。それは、マエストロ再登場への期待がどれほど大きかったかの表れでもあったのでしょう。

コベント・ガーデン250周年を記念して1982年に出版された同歌劇場のポートレート集に、マエストロの《マクベス》(1981年3月、4月上演)のリハーサルの模様が載っています。当時、日本の音楽雑誌で公演の模様が紹介されるだけで演奏がどのようなものかはわからず、もどかしい思いをしていたところへの出版だったので、翌年日本に輸入されるや否や、すぐに購入した本でした。演奏は後に、プライベート録音テープ、そして、数年前にはプライベート盤で聴くことができました。
録音で聴くスコットのマクベス夫人の鬼気迫る歌いぶりは非常に素晴らしく、スカラ座でマエストロが上演したどのマクベス夫人も彼女には敵わないと思ってしまいます。演出家の Moshinsky とマエストロの二人が彼女に触れんばかりの近さに立って、夢遊病のシーンのリハーサルを行ったというこの本の記述を読むと、ますます舞台の映像が観たくなります。
この本にはマエストロのピアノによるリハーサル風景写真をはじめ、何枚か印象的な写真が載っていますが、いちばんは、ピットの中のマエストロの指揮姿をとらえた6枚の写真でしょう。舞台を見つめる瞳の厳しさ!歌手はどんな気持ちだろう、と戦慄がはしるほどです。
劇場の人マエストロ・ムーティがオペラを存分に振れる日が待ち遠しいです。

The Royal Opera House Covent Garden
Book Club Associates, London
1982

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Monday, 07 November 2005

筑紫哲也さんとマエストロ

朝日ジャーナル誌を長年購読し、その最後を見届けた者にとって、筑紫哲也さんはとても興味をひかれる人です。オペラの公演でしばしば姿を見かけますが、もちろん、話したことはありません。新刊で少しだけマエストロ・ムーティに触れていました。朝日ジャーナル誌での数々のインタビューを興味深く読んできたので、いつか、マエストロにもインタビューしてくれると嬉しいのですが。

旅の途中
巡り合った人々 1959-2005
筑紫哲也
朝日新聞社 2005年11月7日 1800円

小澤征爾さんについて書いている章で、マエストロの言葉をほんの少し書いています。
(小澤征爾「悪意不在」のマエストロ)


「お前はセイジに似ている」と外国人に言われたこともある。そう言ったのはオペラの総本山、スカラ座(ミラノ)に音楽監督兼指揮者として君臨し「帝王」と呼ばれてきたリッカルド・ムーティである。
「顔形のことではない。目の辺りが似ている」

指揮者に会うたびにもちろん私は「独裁者論」をぶつけることを繰り返してきたのだが、それぞれの答え方に個性がある。
「帝王」のはずのムーティがいちばん否定的だったのがおもしろかった。
「指揮者はオーケストラと聴衆との間に浮かぶ孤島に身を置いているようなものだ。こんなに孤独な仕事もない。独裁者なんてとんでもない」

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Friday, 04 November 2005

『ナポリのマラドーナ』

ナポリのマラドーナ
―イタリアにおける「南」とはなにか
北村 暁夫
1365円
ヒストリア20 山川出版社 
2005年11月5日

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Wednesday, 26 October 2005

ベルイマンの《魔笛》とヴィック

キアラさんがインタビューで、マエストロ・ムーティはベルイマンの映画が好きなようだ、と語っていたのが気にかかっていました。そして、それは監督のベルイマンなのか、女優のバーグマンなのか、マエストロのファンとして恥ずかしながらわからなかったのですが、ベルイマンなのかもしれない、と思い当たるインタビューを読みました。
2005年7月のイタリアの雑誌のインタビューで、モーツァルト記念年に向けての抱負を語っているのですが、その中でザルツブルク音楽祭の《魔笛》を演出したヴィックについて、ベルイマンのようにファンタジーの要素にも焦点をあてれば、フリーメーソンや信仰の要素にもピントを合わせた演出をしている、と話していました。(それで、久しぶりにベルイマンの《魔笛》を週末に観ました。)スカラ座で《魔笛》を上演した頃のイタリアの記事も、今ならイタリア語を読めそうなので、きちんと追わなければと思います。
キアラさんについては、Corsera 紙の新雑誌 Style Magazine の11月発行号にインタビューが掲載される予定で、その中で、父であるマエストロのことも語られる模様です。入手できると嬉しいのですが。

IL VENERDI 誌 2005年7月29日号
Adesso che sono libero mi dedico solo a Mozart

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Tuesday, 25 October 2005

生きている間に何ができるか

日曜日にマエストロ・ムーティのインタビューを読んで以来、次の言葉がずっと心に残っています。

これから、生きている間に何ができるかをよく考えて、活動したい。
2005年10月23日付 産経新聞

ちょうど、1974年のイタリアの雑誌が、マエストロを1974年に注目を浴びた10人の若者のトップに挙げているのを読んだばかりだったので、いろいろ胸に去来するもののある言葉となりました。
そこには、マエストロが暖炉の前に二人のお子さん(当時はまだ二人だけ)、フランチェスコさん、キアラさんと立っている1ページ大の写真が載っていて、その若々しく輝く顔の美しさといったら!暖炉の両側にはブラームスとロッシーニと思しき写真が飾られています。30年たった今のマエストロには、その頃とはまた違う美しさがあります。

EPOCA 誌 1974年12月28日号
I giovani che hanno vinto nel 1974
IL LORO NOME SIGNIFICA SUCCESSO


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Friday, 21 October 2005

ぶらあぼ誌

ぶらあぼ誌最新号の表紙は東京のオペラの森2006で、ちらしにもあるマエストロ・ムーティの写真が使われています。

ぶらあぼ誌 2005年11月号
―今月の表紙―東京のオペラの森2006 オザワ、ムーティ、オテロが上野を攻める!

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Tuesday, 18 October 2005

イタリアの新聞雑誌

ジャーナリズムとしてのパパラッチ
イタリア人の正義感
内田洋子
光文社新書 2005年10月14日発売 720円

イタリアの新聞雑誌についておおまかに紹介した章があります。

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Tuesday, 04 October 2005

シュトラッサーの言葉

ザ・ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 創立150年記念出版
よみうりカラームックシリーズ 読売新聞社 1992年12月29日

ほんの十数行しかマエストロ・ムーティについての記述がない本や雑誌でも、あのとき購入しておけばよかったと後から悔いているものが、いくつもあります。
その一冊を入手しました。
当時、ここに掲載されているキュッヒルのインタビューにある辛口の指揮者観を、まさかマエストロのことではあるまい、と思いながら読んだことや、前回の来日公演でのマエストロとキュッヒルとのスリリングな関係にいろいろ考えるところがあったことなどを思い出しました。

インタビュー オットー・シュトラッサー

―現在活躍している指揮者について、それぞれシュトラッサーさんの印象をお願いします。
「(略)
ムーティもまた素晴らしい指揮者だと私は考えています。ザルツブルクでのモーツァルトのオペラ『皇帝ティトの慈悲』も非常に優れたものでしたが、残念ながら演出家との対立があって、結果は賛否両論でした。しかし、音楽については、私は非常に立派なものだと思います。」

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Friday, 23 September 2005

指揮者についての本

CAI のサイトの23日付ニュースによれば、指揮者についての本がドイツで8月に出ています。出版社のサイトで概要を確認しましたけれども、マエストロ・ムーティはとりあげられていないようなのですが(表紙はマエストロ・アッバードとラトル)。書評が出たら確かめてみます。

Wolfgang Schreiber
Große Dirigenten
Piper 、August 2005
EUR(D) 24,90 / sFr 43,70

http://www.piper.de/web/books/3492045073.html

http://www.abbadiani.it/italiano/benvenutonew.html

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Wednesday, 21 September 2005

バルテュスの優雅な生活

バルテュスの優雅な生活
とんぼの本 新潮社
2005年9月20日発売 1470円

マエストロ・ムーティが2004年3月29日にザーネンの教会で行ったスカラ・フィルの演奏会の、ポスターの写真が載っていました。

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Friday, 16 September 2005

「ドイツ語がネック」とは?

音楽の友誌最新号がザルツブルク音楽祭でのマエストロ・ムーティの《魔笛》の「レポート」を載せています。
その中で非常に気になった記述がありました。

音楽の友誌 2005年10月号
ヨーロッパ夏の音楽祭2005 
ザルツブルク音楽祭
老人ホームで《魔笛》(!?)

山崎睦さんは「VPOを振っているムーティのテンポが、時としてテキストが聴き取れないほど速かったりするのは、ドイツ語がネックになっているのだろう」と書いています。
もしも、この文の意図が、マエストロのドイツ語理解力の低さがネックになっている、というようなことだとしたら、山崎さんほどの人に対しても大きな疑問を感じますし、マエストロにとって不当な文だと思います。

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Friday, 09 September 2005

《バルテュスの優雅な生活》

バルテュスの優雅な生活
節子・クロソフスカ・ド・ローラ
夏目典子
芸術新潮編集部 編
とんぼの本
新潮社 2005年9月22日発売/1470円

マエストロ・ムーティについての記述はあるでしょうか。

バルテュス財団のホームページによれば、2004年3月29日にスイス、グシュタートの教会で、親交のあったマエストロ・ムーティがスカラ・フィルと追悼コンサートを行い、彼の好きだった作曲家モーツァルトの序曲を演奏しています。

29 mars 2004 : concert extraordinaire dirigé par le maestro Riccardo Muti à l'église de Saanen à Gstaad. Sous la baguette du chef, l'orchestre philharmonique de la Scala a ainsi rendu hommage à Balthus en interprétant une oeuvre de Mozart, compositeur favori du peintre. Le concert a été suivi d'un dîner organisé au Grand Hôtel Park où de nombreuses personnalités et différents invités se sont réunis autour d'un menu composé par le fameux chef Anton Mosimann. "

http://www.fondation-balthus.com/index.htm

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Wednesday, 24 August 2005

ウィーン国立歌劇場の再建50年を振りかえる

ウィーン国立歌劇場の戦後再建50年をふりかえる本が、11月にオーストリアで出版されます。出版社やウェッブ書店のサイトからでは本の詳細がまだ不明ですが、マエストロ・ムーティの上演についても記述があるといいのですが。

http://www.kremayr-scheriau.at/index.php?p=buecher.php&buch=162&typ=2

Mazakarini, Prof. Leo
Die Wiener Staatsoper
50 Jahre - unser Leben

352 Seiten, Format 21 x 29,7 cm, durchgehend vierfarbig illustriert, Efalin, Schutzumschlag
Ladenpreis: € (A,D) 39,00; SFr 66,00
Erscheinungstermin: November 2005
ISBN: 3-218-00760-7
Im Verlag Kremayr & Scheriau

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Thursday, 21 July 2005

「東京のオペラの森」出演の経緯

週刊新潮誌最新号に、マエストロ・ムーティが「東京のオペラの森」に出演するに至った経緯に触れた記事が載っていました。発言者は匿名です。記事によればこうです。

(略)こんな大物を助っ人に呼べたのは、「オペラの森のホーレンダー音楽顧問の力でしょう」と、ある音楽関係者が解説する。(略)
「ムーティは今春、スカラ座の楽員らと対立して音楽監督を辞任した。ムーティを高く評価するホーレンダー氏は早速、小澤がウィーンで振るはずだった『フィガロの結婚』をムーティに頼んだほどです。(略)」
が、”森”の事務局は、「ダメ元でお願いしてみたら実現した。ホーレンダーさんも驚いているのでは」
週刊新潮誌 2005年7月28日号
「東京のオペラの森」に助っ人「ムーティ」

「お願いしてみたら」の主語は”森”の事務局でしょうか、ホーレンダーでしょうか。
お願いしてみた相手はホーレンダーでしょうか、マエストロでしょうか。

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Tuesday, 19 July 2005

ナポリ音楽紀行

レコード芸術誌最新号にナポリ楽派を紹介する記事が載っていました。マエストロ・ムーティがとても関心を抱いている作曲家たちです。

レコード芸術誌 2005年8月号
ナポリ音楽紀行

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Friday, 15 July 2005

イタリア・オペラを守ろうとした私心のない英雄的行為

11日の夜からブログの具合がよくなかったのですが、直していただけたようで、ほっとしました。

OPERA NEWS 誌7月号のマエストロ・ムーティの記事を読みました。いい記事でした。朝の電車内で読み、今日一日のエネルギーをもらいました。
筆者の Peter G. Davis はわたしにとっては、 New York 誌で数々のマエストロの演奏評を書いてくれていたなじみの評者です。でも、ここまで深くマエストロの演奏を聴き、マエストロについて考えてくれているとは思ってもみませんでした。フィナンシャルタイムズ紙に評を寄せている Andrew Clark とともに、いつも気になる評者です。

興味深かったのが、オペラファンに多くみられるアンチ・ムーティとは正反対の主張を述べていることでした。ムーティは歌手にたっぷりと表現をさせ、歌手をできうる限りサポートしている、彼は過去30年間主だった歌手達すべてと共演してきたが、彼らからムーティへの不満を聞いたことはない、と書いています。
こういうことは、マエストロと共演した歌手も語っています。

また、演奏についても、その濃密さ、緻密さが特徴で、まるで室内楽のようだと、とスコット、クラウスによる《椿姫》を称賛しています。

人柄については、フィラデルフィア管の首席オーボエ奏者の言葉を引いていました。とても興味深いところのある人で、どちらかというと複雑な性格だ、詩的なところがあって、素晴らしく自己表現する、いつも思考を促し、我々を刺激して、音楽とそれの歴史における位置について考えさせようとしていた、と語っていたそうです。

筆者はマエストロがカーティス音楽院で1991年に語った含蓄に富んだ言葉を紹介し、スカラ座で起きたことが自分の人生に起こりうることを暗示しているかのようだ、としています。すなわち、音楽への愛情が非常に深ければ、音楽人生における苦難も受け入れるだろう。

最後に、ムーティのイタリア・オペラに対する造詣の深さは比類のないものであり、イタリア・オペラを守ろうとする献身の深さも同様で、その私心のない、使命感ともいえるものがムーティをスカラ座に20年近くいさせた、と書き、称えていました。
感動しました。

今日、現物を入手することができましたが、いちはやく記事のコピーをくださった方に感謝します。

2005年7月号 OPERA NEWS 誌より
THE PURIST

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Wednesday, 13 July 2005

オペラニュース誌最新号

OPERA NEWS誌最新号は指揮者特集で、マエストロ・ムーティの記事も載っています。購読されていて手にされた方からも早速ご連絡をもらいました。ありがとうございます。

http://www.metoperafamily.org/operanews/issue/issue.aspx

OPERA NEWS 誌 2005年7月号
The Purist

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Friday, 08 July 2005

DIRIGENTEN

ジュリーニが亡くなったときに、取り出してページを繰ったのがこの本です。
ウィーンで指揮者を撮影した写真集で、1986年出版。20人弱の指揮者を10ページほどずつの素晴らしい写真で紹介した写真集です。イエナに入ったのをすぐに購入しました。今でも流通しているのか、日本版が出ているのかは調べていません。
ジュリーニ、バーンスタイン、マエストロ・アッバードとともに、マエストロ・ムーティももちろんとりあげられています。購入当時は毎日マエストロのページを見ていました。指揮姿の写真をコマ送りのレイアウトで並べているページは、腕や指揮棒が空を切るときの空気の流れが力感あふれるその姿から感じられます。何よりも美しい!フレーニやファスベンダーがピットの中のマエストロの美しさを語っていましたが、本当にそのとおりなのです。そして、若さがまぶしい!


Margret Wenzel-Jelinek : DIRIGENTEN
Oesterreichischer Bundesverlag Gesellschaft m.b.h., Wien 1986

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Sunday, 03 July 2005

Stuart Weitzman の靴の写真集

乳がんをめぐる支援を目的に著名人がデザインした靴の写真集が、2004年に出版されています。Stuart Weitzman のサイトで見られる、マエストロ・ムーティによるものも含まれています。

http://www.sperling.it/sperl/scheda_libro.jsp?ean=978882003825&ed=55&sito=SK

Stuart Weitzman : Impronte famose
Sperling & Kupfer Editori, 2004
20euro

なお、1日のイタリアの新聞に、マエストロ・ムーティがデザインした靴がラベンナの靴店のショーウィンドウに飾られている写真が載っていました。靴の表面に楽譜(とマエストロのサイン)が描かれているのが白黒写真からも見てとれます。マエストロがミラノ音楽院で作曲の学位をとったときの楽譜だそうです。
IL RESTO DEL CARLINO - 01/07/2005 - RAVENNA
Da Muti a Pavarotti, scarpe famose-perchè la ricerca faccia passi avanti

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Friday, 17 June 2005

完璧なソルミゼーション

音楽の友誌最新号に、マエストロ・ムーティについて素敵なエピソードが載っていました。
マエストロがリハーサルなどで楽譜を音符で完璧に歌っていることは有名で、当初、フィラデルフィア管のメンバーが非常に驚いたことがニューヨークタイムズ紙でも報じられていました。そのことを、ウィーン・フィルのファゴット奏者エールベルガーが描写していました。
また、訳文担当の野村三郎さんが、ムーティのハイドン、モーツァルトが好きだ、典雅だ、とほめていました。とても嬉しいです。

音楽の友誌 2005年7月号 より
とっておきの話 ウィーン・フィルの名物プレーヤーたち カミーロ・エールベルガー
リッカルド・ムーティはソルミゼーションをする

クニバルト氏とより親しくなるために
野村三郎

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Wednesday, 01 June 2005

バルテュス回顧展

2001年にベネチアで開かれた画家バルテュス回顧展会場で、親交のあったマエストロ・ムーティがスカラ・フィルを指揮してモーツァルトのグラン・パルティータを演奏したことが、夫人節子さんの新刊で短く紹介されていました。

グラン・シャレ 夢の刻
節子・クロソフスカ・バルテュス
世界文化社

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Thursday, 05 May 2005

ウィーン、ミラノで見かけた雑誌、本

書評を読んでマエストロ・ムーティについての記述があることはわかっていましたが、インタビューではなかったりするなど、記述の程度がわからないため、実際に手にとって内容を見ないでインターネットで購入することがためらわれる本が何冊かありました。ウィーンとミラノの書店ではそういった本が幸いにもまだ売られていて、何冊か購入することができました。購入せずに帰国した本の中には、サンタ・チェチリアで演奏会を開いた音楽家の写真集や、マエストロとチアーニのはじめてのスカラ座公演の写真の載った本などもありました。いずれ、インターネットで購入しようと思います。

DIE GROSSEN DIRIGENTEN UNSERER ZEIT
Julia Spinola
2005 Henschel

Quaderni di Gargnano 13
Teatri pubblici e teatri privati di tradizione
IL TEATRO ALLA SCALA
2004 Bulzoni Editore

CORRIERE DEL TEATRO Gen.Feb.Mar.2005
La Scala oggi
Inaugurazione: Europa riconosciuta

il giornale della musica aprile 2005
Il crollo della Scala

NEWS 28 April 2005
Das Muti-Interview

pro:log das journal der wiener staatsoper mai 2005
Die Saison 2005/2006
Wohin geht die Scala

MUSIKFREUNDE Mai/Juni 2005
Am Wendepunkt

新聞については略します。

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Wednesday, 20 April 2005

木之下晃さんの写真とマエストロ

音楽現代誌最新号に写真家の木之下晃さんのインタビューが載っています。マエストロ・ムーティの写真もたくさん撮っています。同インタビューで、最近マエストロに会ったときにも、とても気にいってもらえた、molto,molto,moltoとmoltoの五乗くらい喜んでもらえた、と語っていました。

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Sunday, 17 April 2005

バルセロナ大学での名誉学位

マエストロ・ムーティについて蓄積していた貴重なデータを、パソコンの不具合で過去に何度か失ってしまいました。このブログを始めたこともあり、気の遠くなる話ですけれども、ひとつひとつ再度探しています。

2003年10月13日にマエストロはバルセロナ大学から名誉学位を授与されました。同大学のサイトをいろいろ調べていて、授与を記念して同大学出版部から本が出されていることがわかりました。同大学の機関誌に授与のニュースが掲載されていることは既に紹介済みです。スペイン語が自由自在に読めるとはいえないのが残念ですけれども、本が入手できると嬉しいです。

http://www.publicacions.ub.es/default.asp

Honoris causa Riccardo Muti.
Preu:4,00 €
Autor/a: Alier, Roger / Muti, Riccardo
Matèria: Belles arts
Format: 17 X 24
Pàgines: 24
Centre: Publicacions UB
Data d'edició: 2003


http://www2.ub.es/comunicacions/revista_launiversitat/

La revista La Universitat  Número 26 Desembre de 2003
El director d’orquestra Riccardo Muti, investit doctor honoris causa

授与についての上記記事にもあるように、このときはバルセロナ大学のオーケストラにモーツァルトのジュピター交響曲第一楽章の練習をつけ、記念講義にかえています。

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Thursday, 14 April 2005

スカラ座ブックストアー

スカラ座ブックストアーから e-mail がきて、新しいホームページがオープンしたと知らせてきましたが、わたしのパソコンではページは空白のままで、見ることができません。

http://www.lascalabookstore.com/excat/index.exml

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Monday, 21 March 2005

スカラ座前任者のたどった道

2001年にスカラ座で「オテロ」を観た際に書店で購入したのが、ジャーナリストが書いたスカラ座の歴史です。ちょうどアルチンボルディについての記述も載った改訂版が、2001年11月に出されたばかりでした。ジャーナリストが新聞記事をもとに綴っているだけに、興味深い記述がいくつもあります。

La Scala RACCONTA
Giuseppe Barigazzi
RCS Rizzoli Libri ,novembre 2001 nuova edizione aggiornata

イタリア語がだんだん読めるようになるにつれてどうにか読み進むことができたのですが、ファンとして最も興味をひかれた章のひとつが第11章、マエストロ・アッバードからマエストロ・ムーティへ時代がかわっていくスカラ座についての記述でした。
Undicesimo Capitolo: La Scala di Abbado la Scala di Muti

マエストロ・アッバードの詳細についてはファンの方々に譲りますが、彼が1977年~1979年まで芸術監督を兼ねていたこと、1980年開幕に「ボリス・ゴドゥノフ」、1981年開幕に「ローエングリン」を上演(ミラノ市長はドイツものをなぜ上演するのかと痛烈に批判)、1981年にはスカラ・フィルの構想が生まれたこと、1984年にはウィーンでの活動について、ウィーンは過去の街ではなく、未来にも開かれた街であるのに対し、ミラノは自分にとっては閉鎖的な街であると彼が語ったこと、などがマエストロ・ムーティの1981年の「フィガロの結婚」上演前後のでぎごととして記述されています。
マエストロ・アッバードからマエストロ・ムーティへのスカラ座音楽監督移譲は徐々に行われたことが伺えますし、マエストロ・アッバードが自分の芸術がより自由に表現実現できるようにスカラ座内で求め(その現れが芸術監督の兼任であり、スカラ・フィルの構想だと思われます)、おそらく、その中で様々な軋轢にであい(Caso Abbado)、彼にとって一層自由な開かれた街、ウィーンを選んだことが推測されます。
自分の芸術を自由に表現したい気持ちは音楽家なら誰しもが持っているのだなあ、とあらためて思います。

マエストロの去就をめぐってスカラ座が揺れていますが、ここ数日、手にとってページを開くことが多くなりました。

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Thursday, 17 March 2005

L'arte di Riccardo Muti e la Musa platonica

マエストロ・ムーティの新刊を入手しました。
携帯に便利な、大学ノートの半分くらいの大きさです。

L'arte di Riccardo Muti e la Musa platonica
Giovanni Reale
Bompiani marzo 2005
8 euro

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Wednesday, 09 March 2005

L' arte di Riccardo Muti e la Musa platonica

今日、書店にマエストロ・ムーティの本が並びます。オンライン書店のサイトです。

http://www.internetbookshop.it/ser/serdsp.asp?shop=1&c=RNO70W22DR9CU

Titolo: L' arte di Riccardo Muti e la Musa platonica
Autore: Reale Giovanni
Prezzo: € 8,00
Dati: 173 p., brossura
Anno 2005
Editore Bompiani
Collana Passaggi

出版社のサイトではまだ紹介されていないのですが。

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Monday, 07 March 2005

l'opera 誌2月号のインタビュー

l'opera 誌2005年2月号にマエストロのインタビューが載っていました。
L'essenza della musica

インタビュアーも書いていますが、音楽についてひとりでしゃべりまくっています。インタビューというよりも独演。フィレンツェ時代をデビューの頃から振り返り、オペラにおける演出家について語り、モーツァルト記念年について語り...と、とどまるところを知りません。
はじめて読むかな、と思うのはプッチーニについて。「蝶々夫人」と「ラ・ボエーム」は上演しないだろう、とまた語っていますが、「ラ・ボエーム」はピアノで弾くことがあるそうで、その美しさに心を奪われているとのこと。けれども、どの演奏家にも各々究めるべき作曲家がいる、と語っています。
また、ベッリーニの作品をいくつも上演していますが、「夢遊病の女」を演奏しないことの理由に、おそらく、作品が特異なもので、超自然的なものであるため、潜在意識の中でまだ作品の解釈を見つけていないから、ということを挙げています。
最後にスカラ座への愛情と献身、誇りに思う気持ち、自負を語っていたのには心を打たれました。自分の芸術家としての主要な部分を捧げて、愛し愛されている相思相愛のこの劇場とオーケストラを確固としたものにすることに心をくだいてきた、と語っています。
スカラ座が早くいい方向へ向かいますように。

他にもたくさんためていますが、このインタビューも邦訳したいです。

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Saturday, 05 March 2005

プラトンの芸術思想とマエストロの音楽

今日のスタンパ紙の書評特集でマエストロ・ムーティについての本が紹介されていました。
昨年11月12日にミラノのUniversità Vita - Salute San Raffaele で哲学の名誉学位を授与されたマエストロですが、そこのギリシア・ローマ哲学者である教授がマエストロの音楽についてまとめたものです。3月9日発刊。
5章建てになっていて、最初の三つはマエストロの音楽解釈についてで、第三章ではケルビーニとハイドンの演奏がとりあげられています。第四章はマエストロのモットーとして、音楽の持つ意義、人々に友好をもたらすメッセージ性について。最終章はマエストロの音楽とプラトンの芸術、美学について。
プラトンについての教養的、一般的な知識だけで読めるのかどうか心配ですが、オンライン書店に並んだら、購入してみます。

Giovanni Reale
Bompiani
L’arte di Riccardo Muti e la musa platonica
(pp. 96, e7)

2005年3月5日付 la Stampa-ttL 紙より
«Io e l’opera, amore e duello»

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Monday, 28 February 2005

《モイーズとファラオン》の本

GIOACHINO ROSSINI
MOISE ET PHARAON
RICCARDO MUTI
TEATRO ALLA SCALA

Electa
Banca Intesa

黒の函入りの豪華な本です。
CDは3枚で、全曲収録。
DVDはBanca Intesa の顧客向けのものと同じ内容で、ハイライトです。残念。
DVDではロンコーニが演出のコンセプトを語り、ガナッシが母の役の立場から、ロッシーニと母親の関係について語っています。全幕が映像化されたときにはどうなるのかわかりませんが、このDVDではフィナーレではモイーズの顔がアップになって舞台にオーバーラップして終わっていました。映画の『十戒』よりも誠実で若々しいモーゼで、Abdrazakovにますます好感を持ちました。
本ではマエストロ・ムーティが《モイーズとファラオン》との出会い、作品の意義などを語っています。
舞台の写真もありますが、カーテンコールの写真が何枚も載っていました。

Banca Intesa の文化への貢献には感謝します。

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Wednesday, 23 February 2005

フランスの音楽雑誌のインタビュー

Classica-Repertoire 誌2005年2月
Web では同号の表紙しか確認できませんでした。とりあえず、バックナンバーとして購入できないか、照会しました。

La Provincia の2005年2月22日付オンラインニュースによれば、マエストロ・ムーティのインタビューが載っているそうです。

Riccardo Muti è intervistato dal mensile Classica-Repertoire (febbraio). «La Scala sono io», afferma. Da 20 anni il maestro napoletano dirige, senza interruzioni, il più prestigioso teatro lirico del mondo.

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Monday, 21 February 2005

モストリークラシック誌の付録DVDにサリエーリ

モストリークラシック誌4月号の付録DVDに、スカラ座再開公演であるサリエーリ《見出されたエウローパ》が収録されています。ただ、残念ながら、主役たちが登場して歌ったり、マエストロ・ムーティの指揮姿が見られるといったものではありません。早く商品化されてほしいです。

モストリークラシック誌2005年4月号より
今月のDVD~オペラのプレミエを追え!~ミラノ・スカラ座 サリエリ:歌劇《見出されたエウローパ》

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Friday, 18 February 2005

サリエーリのオペラもムジコムから

レコード芸術誌 2005年3月号より
 
ウィーン楽友協会のアルヒーフより③「オペラが描いた『海の嵐』」

オットー・ビーバはスカラ座でマエストロ・ムーティが上演したサリエーリ《見出されたヨーロッパ》をとりあげています。
その中で、この上演のDVDがムジコムからリリースされると書いていました。

海外楽信 ロンドン 名門フィルハーモニア管弦楽団創立60周年ガラ・コンサート

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Tuesday, 15 February 2005

《モイーズとファラオン》のCD、DVD

イタリアのオンライン書店でマエストロ・ムーティの《モイーズとファラオン》のCD、DVDのセットが購入できるようになりました。スカラ座の上演がシリーズ化されるようなので、楽しみです。送料が国際宅配便のため超高額なのが悩みです。

Gioachino Rossini. Moise et Pharaon. Riccardo Muti. Con CD Audio e DVD
Euro 90,00
Electa Mondadori | 2005 | ISBN: 8837032005
 

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Saturday, 12 February 2005

Philadelphia Magazine

現在のようにオンラインで海外の雑誌や新聞がまだ読めなかった頃、毎週のように訪れていたのがマガジンハウス社のワールドマガジンギャラリーでした。マエストロ・ムーティの記事やサッカーの記事をそこでどれほど読んだことか(もちろん、当時はイタリア語は皆目わかりませんでしたが)。
フィラデルフィア管に在位当時は、当市の雑誌、Philadelphia Magazine 誌をワールドマガジンギャラリーで毎月興味深く読んでいました。同誌のサイトで約20年間の主要な過去記事の検索ができます。バックナンバーの取り寄せも可能です。

https://philly1.phillymag.com/index.php

THE SOUND OF MUTI--MAESTRO OF ORCHESTRA FINALLY BEING EMBRACED BY ADOPTED CITY
DEC 1984 (Page 184)
STEPHEN FRIED

MARKETING MUTI--HOW DO YOU ORCHESTRATE A PR CAMPAIGN FOR A CONDUCTOR
OCT 1987 (Page 63)
HEIDI WALESON

HIGH HOPES
APR 1992 (Page 19)
LOU HARRY

NORMAN CAROL BOWS OUT
AUG 1994 (Page 87)
STEPHEN FRIED

BAND ON THE RUN
SEP 1994 (Page 70)
ANDREW CORSELLO

THE TICKER
SEP 1997 (Page 19)
EDITOR STAFF

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Wednesday, 09 February 2005

ミラノ音楽院についての本

l'opera誌2005年1月号の書評欄でミラノ音楽院の本がとりあげられていました。発刊は2003年。

Milano e il suo Conservatorio 1808-2002
Skira

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Saturday, 05 February 2005

発売が待たれる本

様々な理由から一般オンライン書店での入手がむつかしい本が何冊かあります。フィレンツェ時代のマエストロ・ムーティを扱った次の本もその1冊です。近日発刊がいつまで続くのか。専門書主流のオンライン書店にはオーダーを出してあるのですが。

Riccardo Muti al teatro comunale di Firenze:
18 giugno 1968 - 6 giugno 1982 Collage critico G. Giuntini

Giulia Perni
ETS
ISBN 8846708466

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Friday, 04 February 2005

《モイーズとファラオン》の本、CD、DVD

昨年、クリスマスの頃にBanca Intesa が顧客にマエストロ・ムーティの《モイーズとファラオン》のCD、DVD、本のセットを配布し、イタリアのファンの間で話題になっていました。
正式に発売されることになりましたが、まだ、オンライン書店などには入荷していないようです。

http://www.electaweb.it/electa/ita/libri/scheda.jsp?isbn=978883703200&ed=53

Gioachino Rossini. Moise et Pharaon
Riccardo Muti Teatro alla Scala

AA.VV.

_ISBN 8837032005
_Anno pubblicazione: 2004

Progettare l'allestimento di uno spettacolo in tutta le sue parti (scene, costumi, luce, gesto) è un'operazione estremamente complessa, poiché i temi riguardano naturalmente la musica, ma anche l'architettura (la scena e lo spazio), la storia e la comunicazione (il pubblico). Di tutto questo rimangono tracce che il tempo non cancella e rende anzi, a volte, ancora più toccanti. Il volume è suddiviso in due sezioni. La prima dedicata all'interprete e all'incisione, con una guida all'ascolto dell'opera; la seconda parte affronta il contesto storico, ideologico e filosofico, con riproduzioni d'arte in grado di restituire il clima culturale dell'epoca rossiniana. Il volume è accompagnato da un CD e un Dvd con la registrazione integrale del Moïse et Pharaon diretta dal Maestro Riccardo Muti.

Prezzo: 90euro
Marchio: Electa
Sezione: Moda Fotografia Design
Collana: Fotografia e Spettacolo
Lingua: Italiano
Disponibilità: In catalogo

Pagine totali: 160
Illustrazioni a colori: 130
Formato: 25 x 28
Legatura: cartonato con sovraccoperta
Confezione: 1 dvd e 3 cd allegati

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Friday, 21 January 2005

モストリークラシック誌

マエストロ・ムーティの12月15日のスカラ座公演について、現地の新聞記事からではなく、実際の鑑賞に基づく記事が載っていました。

モストリークラシック誌 2005年3月号より
ヨーロッパオペラハウス最新事情 vol.30
2004年12月15日 スカラ座再開場 ムーティ、大勝利!
ミラノ・スカラ座 サリエリ作曲「認められたエウローパ」

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Wednesday, 19 January 2005

ケルビーニについての本

Luigi Cherubini il fuoco nel marmo di Riccardo Muti

Banca Intesa が文化への貢献のひとつとして2003年に出版した、CDと本のセットを入手しました。
CDはEMIからも出たMessa 《di Chimay》で、ジャケットはマエストロの写真です。
本は二部仕立て。第一部はマエストロ・ムーティのバイエルン放送響でのケルビーニの演奏の写真やそのほかのオーケストラとの演奏会の写真、マエストロ自身の写真、そして、マエストロがケルビーニについて述べた部分が主要なものです。第二部はケルビーニについて。
数々の美しい写真や絵が載った本とCDは豪華な箱(箱の表には本の表紙と同じ、マエストロの写真が使われています)に収められていて、本当にびっくりしました。せめて、マエストロのケルビーニについての考えだけでも後できちんと紹介して、Banca Intesaに感謝したく思います。どうもありがとうございました。

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レコード芸術誌2月号

1月号から連載の始まった、オットー・ビーバの「ウィーン楽友協会のアルヒーフより②」は、新生スカラ座をとりあげています。スカラ座の新しい建物の様子、サリエーリの《見出されたエウローパ》について、マエストロ・ムーティの同作品の演奏などについて述べられています。

同誌海外楽信でもスカラ座開幕公演がとりあげられていました。

レコード芸術誌 2005年2月号より

ウィーン楽友協会のアルヒーフより②
新生スカラ座
ミラノ・スカラ座の修復拡張工事とオープニングで取り上げられたサリエリのオペラ
オットー・ビーバ

海外楽信 イタリア・ミラノ
ミラノ・スカラ座再オープニング サリエリ《見出されたエウローパ》

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Tuesday, 18 January 2005

スカラ座合唱団の本

IL CORO DEL TEATRO ALLA SCALA
Arnoldo Mondadori Editore-Verona
1988

紹介済みのL'ORCHESTRA DEL TEATRO ALLA SCALA 1921-1987と同じく、Banco Larianoの協力を得て出版された本を入手しました。
オペラ、コンサートなどでの合唱団の活躍ぶりを、写真及びゆかりの深い演奏家へのインタビューなどで紹介しています。ヴィスコンティ、カラスのリハーサルの模様など、興味深いページがあります。1988年出版なので、マエストロ・ムーティとの演奏については《ナブッコ》、ベルリンでのヴェルディ《レクイエム》など、限られています。《行け、わが思いよ》についてマエストロの寄稿もあります。追って紹介します。

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Monday, 17 January 2005

音楽の友誌2月号

海外レポートでマエストロ・ムーティのニュースがとりあげられていました。

音楽の友誌 2005年2月号より 
海外レポート イタリア
《帰ってきたスカラ座》
《テバルディの死を悼む》

2004ベスト・コンサート海外篇 イタリア
《中都市・地方都市がオペラ、コンサート両面で活況
④Rムーティ指揮ケルビーニ管弦楽団デビュー演奏会(12月13日、ピアチェンツァ市立歌劇場)》

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Sunday, 16 January 2005

RAIとの関わり

マエストロ・ムーティがデビューしてロンドンやザルツブルク、フィラデルフィアの国際舞台へ出るまでの1960年代、および1970年代初めは、イタリア国内のRAIのオーケストラとも活動していました。その演奏は、数多くの非正規盤で聴くことができます。2003年にRAIと関わりの深い人物 Francesco Siciliani の生涯を書いた本が出版され、昨秋、新聞の書評を読んですぐに購入し、とても興味深く目を通しました。
マエストロのRAIでの主要な演奏活動にも触れているので、箇条書きで紹介します。過去、雑誌などから個人的に収集してきたこの時代の演奏活動の情報を補強してくれるもので、ファンとして嬉しいです。
他にも、ローマのSanta Cecilia でのマエストロの活動、マエストロ・ムーティのSicilianiへの追悼の言葉なども載っており、これも、追々、紹介します。
Siciliani についてマエストロは、ケルビーニとスポンティーニの世界を自分の前に開いてくれた人だと、かつて深い感謝の言葉を述べていました。
RAIのサイトの同書紹介のページには若い頃のマエストロとの写真も載っています(本には載っていません)。


RADIO RAIのサイトより
http://www.radio.rai.it/filodiffusione/auditorium/view.cfm?Q_EV_ID=85102&Q_PROG_ID=229

28/02/2004
Francesco Siciliani. Un libro dedicato ad un grande direttore di teatro
edito da Rai-ERI, Teatro alla Scala e Edizioni scientifiche italiane a celebrare un personaggio della cultura italiana


F.C. Ricci
Francesco Siciliani. Sessant'anni di vita musicale in Italia
Napoli, Edizioni scientifiche italiane ;
Roma, Rai-ERI, 2003
In collaborazione con il Teatro alla Scala di Milano

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Saturday, 08 January 2005

I colori della musica

ミラノでスカラ座再開を記念して開かれている同展のカタログを入手しました。

I colori della musica
Luni Editrice

マエストロ・ムーティが巻頭言を寄せています。同展では、マエストロが個人的に所有している音楽家の直筆手紙、直筆楽譜も展示されていますが、その内容をこのカタログで知ることができました。それらを通じて偉大な音楽家たちの存在を感じているであろうマエストロの、人間としての姿に少し触れたような気がしました。観に行けなくてファンとしてとても残念です。

I colori della musica

dal 01/12/2004
al 28/02/2005

Pinacoteca Ambrosiana、Milano

http://www.ambrosiana.it/ita/eventi_ultima.asp

Continue reading "I colori della musica "

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Monday, 03 January 2005

CLUB3誌

キリスト教系の雑誌でスカラ座開幕公演とマエストロ・ムーティが特集されています。記事の一部はインターネットでもまだ読めます。

http://www.stpauls.it/club3/0412c3/0412c3hp.html

CLUB3誌 2004年12月号より
《Il Maestro che dirige l’Europa》
《La Scala ritrovata》

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L'arte musicale di Riccardo Muti(原文)

Università Vita Salute del San Raffaeleの名誉学位の関連で、本の出版も予定されています。

Reale Giovanni
L'arte musicale di Riccardo Muti
96 p., € 7,00
Passaggi
Bompiani
(data di pubblicazione prevista: Gennaio 2005)
Traendo spunto dal discorso pronunciato in occasione del conferimento a Riccardo Muti della laurea honoris causa in filosofia estetica dalla Università Vita Salute del San Raffaele, Giovanni Reale offre un'interpretazione dell'opera del grande direttore d'orchestra da una prospettiva platonica, intrecciandola con una riflessione sulla natura profonda della musica e i rapporti tra l'arte e il divino. La bellezza che risplende nell'opera d'arte è infatti il riflesso di un valore superiore, ossia di quella armoniosa proporzione in base alla quale Dio, l'artista primigenio, ha creato il cosmo. Il volume contiene inoltre brevi colloqui tra Reale e Muti sulla musica come linguaggio capace di unire gli uomini

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Tuesday, 28 December 2004

Amici del Loggione del Teatro alla Scala

TRENT'ANNI Amici del Loggione del Teatro alla Scala 1973-2003
FrancoAngeli 2004年刊

サイトはこちら
http://www.amiciloggione.it/

1973年1月31日に設立された音楽愛好会でオペラ文化の普及促進をはかることを目的としていて、特にスカラ座とのつながりが強いようです。愛好会とはいっても、その活動はスカラ座の上演演目の資料展示や出演者を囲む会など、素晴らしいもので、その一端がこの本からもうかがわれます。囲む会に出た演奏家たちの写真とサイン、メッセージが白黒で載っているのが、この本の価値を高めています。

マエストロ・ムーティも何箇所か登場します。
ホームページにも載っている写真で、机に座って教授よろしく友の会の人たちに話しているのは、《ニーナ》の会の折のものであることが本からわかります。
そのほか、1981年5月30日の写真とメッセージ(おそらく《フィガロの結婚》)、1990年にファブリッチーニが彗星のごとく現れ、人々を魅了していた頃の一緒の写真、1999年9月24日の写真とメッセージ(《ニーナ》)、2003年5月12日の写真(《二人のフォスカリ》)など、この会での写真が載っています。
亡くなったテバルディの写真も何枚も。1枚はマエストロと《二人のフォスカリ》の会の折に親しげに挨拶をかわしている写真です。

先日、自分の在スカラ座音楽監督20周年(2006年)の折には何か企画してくれているみたいだ、と楽しげに新聞で語っていたマエストロでした。

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In Scena

IN SCENA VERDI MUTI LA SCALA
Graziella Vigo
Electa 2004年刊

出版社のサイトはこちら

http://www.electaweb.it/electa/ita/libri/scheda.jsp?isbn=978883702410&ed=53

予想していたのとは少し内容が違っていました。マエストロの写真は1枚だけ。徹底して舞台の写真を集めています。どのページも完全に一幅の絵でした。後期フランドル派のような、光と影、陰影の美しい舞台写真の数々。衣装の質感、美しさ。歌手の表情の豊かさ。
何よりも、これが指揮をするマエストロ・ムーティの目に入ってくる舞台の姿なのか、と思うと、この舞台を受けとめ、これに負けないだけの音楽を奏でているマエストロに圧倒される思いです。
特に《オテロ》のページは絶対におすすめ。

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Monday, 27 December 2004

好奇心のマエストロ

レコード芸術誌2005年1月号に素晴らしい論評が載っていました。

ウィーン楽友協会のアルヒーフより① 好奇心のマエストロ、リッカルド・ムーティ オットー・ビーバ

オットー・ビーバによるマエストロ・ムーティの演奏会プログラムの紹介は、ウィーン楽友協会機関誌2004年1月号、9・10月号にも掲載されています。

以前は楽友協会のサイトの中にあったアルヒーフのサイトはこちら
http://www.a-wgm.com

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Sunday, 19 December 2004

Corsera紙別冊《TEATRO ALLA SCALA》

2004年12月7日付 Corriere della Sera 紙別冊の《TEATRO ALLA SCALA》を入手しました。
DVD商品と同じくらいの大きさで、厚さ約1センチの本です。
内容はスカラ座の歴史を上演史などとともに淡々とつづったもので、改修工事についても触れています。

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Saturday, 18 December 2004

スカラ・フィルの本

L'ORCHESTRA DEL TEATRO ALLA SCALA 1921-1987

BANCO LARIANOの協力を得て1987年11月に出版されたスカラ・フィルの本を入手しました。非売品のようです。
表記年代におけるスカラ・フィルの活動を指揮者、オーケストラ、ソリスト、演奏会風景などの写真と文で綴ったもので、マエストロ・ムーティももちろん登場します(対話からおこした寄稿あり)。題名にみられるとおり、スカラ座のオーケストラとしてピットの中にいるときのこともとりあげられています。
追々、内容を紹介していきます。

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Friday, 17 December 2004

「世界のオペラ50」

「世界のオペラ50」 後藤真理子 河出書房新社 1890円 2004年12月9日新刊

1999年発刊「図説 世界のオペラ50」の新装改訂版。指揮者の項でマエストロ・ムーティについても短く紹介されています。マエストロ・アッバードについてのやや辛辣なコメントに比べれば、ほんの少し安堵できる内容ですが。

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Wednesday, 15 December 2004

Speciale Scala

l'opera誌2004年11月号の付録がスカラ座特集です。
ざっと目を通した限りでは、Mauro Meli芸術監督へのインタビュー、Sanct Susanna、 Il dissoluto assoltoについての記事が面白そうです。

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Monday, 13 December 2004

サントリーホール会員誌

MUSE VOL.100(2004 Winter)より

コンサートレビューにマエストロ・ムーティが小さな写真とともに登場。

《「皇帝」ムーティを擁する、イタリア・オペラの殿堂ミラノ・スカラ座を支えるスカラ・フィルが来日。趣の異なる2プログラムで、連夜を息の合った演奏で魅了しました。豊かな歌心を感じさせるマエストロの指揮にすっかり陶酔。》

また、2005年サントリーホール主催のコンサートにウィーン・フィル来日公演が載っています。

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Friday, 10 December 2004

《In Scena》 ただいま販売中

いつも利用するInternet bookshop Italia ではいまだに取り扱いがなく、La Scala Bookstore はサイト工事中につき個別照会のため、bol.com で《In Scena》 を購入しました。送料が50ユーロほどかかります。届いたら、また内容を紹介します。

http://shop.ita-bol.com/bol/main.jsp?action=bolscheda&ean=978883702410

In scena. Verdi, Muti, La Scala | 1ª ed.

Graziella Vigo

Prezzo di copertina: Euro 95,00

Cartonato | 277 | Electa Mondadori | 2004 | ISBN: 883702410X



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