カラヤン写真特別展示
サントリーホールでのカラヤンのビデオ上映会に行きそこなったので、写真展を観られなくて残念に思っていましたが、ウィーン・フィル来日公演中も観られるようです。
カラヤン写真特別展示
サントリーホール
開催期間 2008年9月12日(金)~2008年9月23日(火・祝)
協力 ウィーン楽友協会
内容 ウィーン楽友協会所蔵の貴重なカラヤンの写真をホワイエに展示
サントリーホールでのカラヤンのビデオ上映会に行きそこなったので、写真展を観られなくて残念に思っていましたが、ウィーン・フィル来日公演中も観られるようです。
カラヤン写真特別展示
サントリーホール
開催期間 2008年9月12日(金)~2008年9月23日(火・祝)
協力 ウィーン楽友協会
内容 ウィーン楽友協会所蔵の貴重なカラヤンの写真をホワイエに展示
ウィーン・フィル来日公演中に行われる楽団長講演会について、サントリーホールのサイトに詳細が載っています。
マエストロ・ムーティは(イタリア語ではなく)英語でトークするそうです。イタリア語なら、田口さんの通訳かなあ、と楽しみだったのですが。
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2008
クレメンス・ヘルスベルク楽団長講演会(室内楽付)
「カラヤンとウィーン・フィル」
「ウィーン・フィルハーモニー協会創立100周年を迎えて」
2008年9月17日(水) 19:00開演(18:20開場)
出演
おはなし(ドイツ語):クレメンス・ヘルスベルク(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 楽団長 )
ゲストトーク(英語):リッカルド・ムーティ
ヴァイオリン :ライナー・キュッヒル:エクハルト・ザイフェルト
チェロ:ゲアハルト・イーベラー、他 ※曲目は未定
マエストロ・ムーティとHellesbergが、ウィーンのコンツェルトハウスで行った講演の内容を報じたNews誌を入手しました。
記事の内容は、既に紹介したイタリアの新聞に載ったものとほぼ同じです。
マエストロの写真がとても素敵です。
渋めのダンディな姿。
追って紹介します。
また、記事によれば、マエストロはザルツブルクでもNews誌主催による講演を行うそうです。
5月4日15時Festspielhausでです。
News 2008年4月17日号
Der Dirigenten hat die Verantwortung
マエストロ・ムーティとウィーン・フィル楽団長Hellsbergが、ウィーンのコンツェルトハウスで行った講演について、オーストリアの雑誌NEWS最新号が掲載しているようです。
何とかして入手したいです。
NEWS 2008年4月17日号
Muti & Hellsberg
13日にウィーンのコンツェルトハウスで、マエストロ・ムーティとウィーン・フィル楽団長の講演会が行われていました(Wiener Frühlingsfestival)。
昨日のイタリアの新聞が報じたところでは、マエストロは、30年程前にウィーン・フィルと仕事を始めたころは、彼らを「プロフェッサー(先生)」と呼んでいたが、今は、彼らよりも年上になり、「子供達」と呼んでいると言って、笑ったとか。
また、偉大な指揮者は、と問われ、3人の名前を挙げたそうです。トスカニーニは忠誠というコンセプトと結びつき、フルトヴェングラーは自由という概念とつながり、カラヤンは美という概念と結びついていた、とのこと。
そして、1979年にカラヤンが電話で、ザルツブルク音楽祭における《コシ・ファン・トゥッテ》上演の依頼をしてきた際の話もし、カラヤンがイエスかノーかと答えを迫った様子を、模して見せたとか。
Sonntag, 13. April 2008, 15:00 - ca. 16:30 Uhr Schubert-Saal , Wiener Konzerthaus
Künstlermatinee: Heinz Sichrovsky im Gespräch mit Riccardo Muti und Clemens Hellsberg
Interpreten
Heinz Sichrovsky, Moderation
Riccardo Muti,Gespräch
Clemens Hellsberg, Gespräch
Franz Bartolomey, Violoncello
Madoka Inui, Klavier Programm
Heinz Sichrovsky im Gespräch mit Riccardo Muti und Clemens Hellsberg
Johann Nepomuk Hummel Sonate A-Dur op. 104 für Violoncello und Klavier Anmerkung
http://konzerthaus.at/kh/d/0201_detail_frame.asp?KHGVA=true&vaid=00123966
2008年4月14日 Gazzetta del Sud
Piace l'italianità interpretativa Riccardo Muti trionfa a Vienna
マエストロ・ムーティによる11日のレクチャーコンサートでは、チマローザのモーツァルトへの影響にも触れていたようですが、記事の最後の次のような部分には、笑いながらも、ふっと深刻な想いにとらわれてしまいました。
マエストロが《コシ・ファン・トゥッテ》の“Soave sia il vento”を非常に愛していることは、何度も紹介しました。この日も爆笑しながら語っています。「遺言状にはこう書き足しました。私が亡くなるときはこの音楽を望みたい、と。ただ、自分の演奏で!」
あと30年はない話でしょうが。
2007年12月12日 Ravenna Notizie
Un irresistibile Muti ieri sera al teatro Alighieri
Silvia Lelli ・ Roberto Masottiの写真展"L'attimo prima della musica"のカタログを入手したことは、ここでも紹介しました。
12月6日から来年1月19日まで、ミラノでこの二人の写真展が開催され、マエストロ・ムーティの写真もあり、ポスターの一部にもなっています。
L'attimo prima della musica
GRANDI DIRETTORI D'ORCHESTRA
Fotografie di Silvia Lelli e Roberto Masotti
Milano, Galleria Arteutopia
INAUGURAZIONE: Mercoledì 5 Dicembre ore 18.00
Apertura al pubblico: 6 Dicembre 2007 - 19 Gennaio 2008
http://www.galleriarteutopia.com/mostra_in_corso.html
ケルビーニ管との写真を撮っているSilvia Lelliですが、同管の写真集を出して欲しいなあ、と思っています。
マエストロ・ムーティは9日18時からパルマ王立歌劇場のSala Ridotto(200席)で、ヴェルディ《レクイエム》について語るそうです。相手は音楽ジャーナリストLorenzo Arruga。
Festival Verdi 2007, Comunicati Stampa
9 Ottobre 2007
10 Ottobre 2007 Al Festival Verdi 2007 un eccezionale Requiem diretto da Riccardo Muti
http://www.teatroregioparma.org/area_stampa/area_stampa.htm
パルマのヴェルディ音楽祭2007が近づき、マエストロ・ムーティは10月10日、12日にレクイエムを指揮しますが、イベントにも出席します。キアラさんが参加する日もあります。入場は無料。
2007年9月25日 agenzia aise
AL VIA IL "FESTIVAL VERDI 2007": A PARMA OPERE CONCERTI E GRANDI EVENTI PER CELEBRARE IL GRANDE COMPOSITORE
パルマのイベントのサイトに詳細なプログラムが載っていました。PDFで見ることができます。
Festival Verdi 2007
Verdi tra noi Le opere di Verdi raccontate in musica, parole, immagini.
Dall'1 al 28 ottobre 2007. Prenotazioni aperte
http://eventi.parma.it/page.asp?IDCategoria=26&IDSezione=94&ID=151333
マエストロは10月10日17時から(演奏会は20時から)パルマ王立歌劇場のホールで、レクイエムについて話します。
キアラさんは10月27日21時からCasa della Musicaでデズデモナの朗読。
2007年10月10日17時 Sale del Teatro Regio di Parma
Messa da Requiem Conversazione di Riccardo Muti
シカゴを訪れているマエストロ・ムーティが、17日に同地のイタリア文化会館で、Philip Gossettを相手に、音楽についてや自分のイタリア及び海外での活動について、1時間半の講演を行ったそうです。聴衆の中にはシカゴのイタリア領事もいたとのこと。
Italian Cultural Institute, Chicago, Events
2007年9月17日
RICCARDO MUTI CONDUCTS CHICAGO SYMPHONY ORCHESTRA
http://www.iicchicago.esteri.it/IIC_Chicago/webform/SchedaEvento.aspx?id=119&citta=Chicago
内容の一部が音楽ライターのブログに載っていました。
マエストロは、三つのオーケストラで音楽監督を務めるというのは、家族を三つ持っているということだ、音楽監督は年長者として、比喩的に言えば、メンバー達のトラブルや相談を受けとめられる人が望ましい、と語ったそうです。
また、30~40のパートから成っているオーケストラが一緒に活動するということは、民主主義のメタファーである、とも語ったとのこと。
マエストロがよく口にしている隠喩ですが、この音楽ライターによれば、バレンボイムによって散々言い古されてきたそうです。それでも、この決まり文句は、もっといろいろな音楽家達によって言われていいことだ、とも書いています。
さらに、マエストロはオーケストラが普通の学校を訪問することについても話したそうです。ケルビーニ管の学校向け公開リハーサルなどと同じ趣旨でしょう。
マエストロがいつものようにジョークを振りまいた様子や、あの素敵な笑顔についても記されています。その印象として、これほど聴衆が魅了されるようなことはほとんど見たことがない、と書いています。
ただ、マエストロについては、最後の決定打での成功と見栄えだけの人、というとらえ方をする人がいても仕方がないが、それは、表面的な理解に過ぎない、と言いたいようです。
Gossettの著作Divas and Scholars: Performing Italian Opera はここでも紹介しましたし、それは、クリティカル・エディションに対するマエストロの姿勢を紹介した本でもあります。
彼はこの対談で、音楽監督というものは新しい作品を紹介すべき(should)か、とマエストロにたずね、紹介しなければならない(must)、という回答を引き出しています。
とても興味深いブログなので、また後で紹介します。
マエストロは非常に若くして音楽監督になっていますが、既に、成熟した年長者としてのキャラクターを備えていたといっていいかもしれません。それとも、マエストロ自身は、どこか足りないところがあると感じていたのでしょうか。
Deceptively Simple
Music and culture from Chicago music journalist Marc Geelhoed.
2007年9月18日 Who should they hire then, Mr. Muti?
http://deceptivelysimple.typepad.com/simple/
(マエストロのあげる音楽監督の条件を考えてみたとき、このライターのようなタイトルをつける気持ちもわからなくはありません。)
木之下晃さんのPMFに関する企画展に、マエストロ・ムーティの7月6日(展示に添えられたキャプションでは7月5日)、芸術の森でのリハーサル写真が出ています。笑顔です。展示トップのバースタインの次に並べられています。
マエストロの参加中、木之下さんはたくさんたくさん写真を撮っていらっしゃったので、いずれ、もっと多くの写真が公開されるのでは、と楽しみです。
木之下晃 企画展
『青春の音楽―PMF』
2007年7月11日~7月16日 10時~19時30分
Bunkamura Gallery
マエストロ・ムーティが登場する予定だと当初発表されていたApocalisse. L’ultima rivelazioneは、マエストロのザルツブルクでの予定次第になるそうです。
黙示としての音楽というテーマでマエストロは登場する予定です。
2007年4月27日 Il Messaggero Veneto
Il segretario di Stato vaticano arriverà in Carnia subito prima dell’inaugurazione prevista alle 16 e poi presiederà il primo congresso sul tema
L’Apocalisse protagonista domani a Illegio
http://www.carnia.it/entities/selectedEntity/10884/resourceID
/18/resumeSearch/1/eventi/evento.html
Mostra: "Apocalisse: l'ultima rivelazione"
da Sabato 28/04/07 a Domenica 30/09/07 alle ore 16.00
6855 Tolmezzo - Casa delle Esposizioni - Fraz.Illegio
フリウーリ ヴェネチア ジューリア州のトルメッツォで、4月28日から5ヶ月間、黙示録をテーマにしたおおがかりなイベントが催されます。
マエストロ・ムーティは6月10日に、『黙示としての音楽』というテーマで話をするそうです。天体の動きが音楽なのだろうかという神秘について考えたり、モーツァルトの音楽には神の啓示があると語ったたりしているマエストロですが、どんなことを話すのか、とてもとても興味があります。
2007年6月10日 M° Riccardo Muti, sul tema: “La musica come Apocalisse”
公式サイトが見つかったら、あらためて紹介します。
2007年3月28日 Il Gazzettino
GLI EVENTI
Dal maestro Muti al filosofo Girard, guide al testo biblico
In Carnia
Apocalisse: l'ultima rivelazione
da Sabato 28/04/07 a Domenica 30/09/07
Tolmezzo - Casa delle Esposizioni, Illegio
http://www.carnia.org/entities/selectedEntity/10884
/resourceID/18/resumeSearch/1/eventi/evento.html
2月15日から毎週木曜日、フィレンツェ市立図書館で6人の演奏家のドキュメンタリーが上映されます。
初回の15日はマエストロ・ムーティで、RAI TREで放映され、ここでも紹介した"ritratto"で、ケルビーニ管とのベートーベンの交響曲第5番や、フィレンツェ歌劇場との《メフィストフェレ》などを観ることができます。
そのほか、リヒテル、マエストロ・アッバード、ジュリーニ、マエストロ・ポリーニなどの映像が上映されます。
フィエーゾレ音楽学校のサイトに日程が載っています。
Ascoltare per non dimenticare
Ciclo di documentari sui protagonisti della musica classica del Novecento Riccardo Muti
2007年2月15日17時
Biblioteca Comunale di Via Sant’Egidio n. 21 - Firenze
http://www.scuolamusica.fiesole.fi.it/smf/appuntamenti.shtml
2007年2月8日 la Repubblica 紙
Nasce "Ascoltare per non dimenticare" con sette appuntamenti
Troviamoci in biblioteca si parla di grande musica
Film, incontri: la classica per tutti
2007年2月8日 Il Tirreno 紙
Sette perle di grande musica
Al via ciclo di incontri Il primo è dedicato a Muti
(この記事に続きはありません)
昨日のIl Mattino紙が、ナポリでのマエストロ・ムーティの様子をいち早く報じていました。
写真付きです。
記事をかいつまんで紹介します。
27日にナポリのサン・カルロ歌劇場で行われたナポリ県200周年記念演奏会で、ナポリターノ大統領夫妻列席のもと、ケルビーニ管を指揮したマエストロは、アンコールにマルトゥッチの《ノットゥルノ》を演奏しました。マエストロはこう言ったそうです。
「音楽はその地の人々を表現しています。今この街は困難な時にありますが、私はナポリの人々にこの作品を捧げたいと思います。このように甘美で情熱的な作品には、教養豊かで優美なナポリが映し出されています。」
また、27日の午前にはナポリ音楽院を訪れ、学生たちや教官たちを前にして、マルトゥッチについて語りました。今年はマルトゥッチ生誕150周年にあたり、生地Capuaと彼が学院長を務めたナポリ音楽院で、記念行事が金曜日、土曜日に予定されています。
学生たちが集まっているホール(マルトゥッチの名がつけられています)に入りながらマエストロは、自分はここで卒業証書を受け取り、また、ここではじめて学生オーケストラを指揮したと語ったそうです。
まず学生が、マエストロの前で、ピアノでマルトゥッチの《ノットゥルノ》と《タランテラ》を弾きました。
マエストロはマルトゥッチについて、自分がしばしば彼の作品を演奏するのはナポリ出身だからだと、たいていは予想するだろう、でも、それだけではない、彼がヨーロッパの偉大な交響曲の伝統と活発な関係を持っていたこともその理由だ、と語っています。マーラー自身、ニューヨークで最後に指揮したとき、マルトゥッチへ敬意を表したことをマエストロは想起しています。
さらに語るには、マルトゥッチの同時代のイタリア人作曲家はイタリア・オペラに邁進していたけれども、彼はブラームスにインスピレーションを受け、純粋音楽に身を捧げていた、彼は決してたやすく演奏できる作曲家ではない、ふさわしい色合いや雰囲気を見つけるのがむつかしい作曲家だ、とのことです。
そして、マエストロが朗読したのが、またもや、サルバトーレ・ディ・ジャコモの詩la luna novaだったのです。マエストロはマルトゥッチの音楽の感覚を説明するのにこの詩を用い、自分はこの詩を思い浮かべて演奏している、と語ったそうです。
«La luna nova ncopp’ a lu mare/ stenne ’na fascia d’argiento fino:/ dint’a la varca nu marenare/ quase s’addorme c’’a rezza nzino».
学生たちは、指揮台上のマエストロの演奏を聴いているときに感じられるのとはまた違うその人柄を、とても楽しんだとのこと。
2006年11月28日 Il Mattino 紙
IL RITORNO DI MUTI
«Martucci? Lo eseguo pensando a Di Giacomo»
Folla di studenti e di docenti per il direttore nella sua vecchia scuola di musica. Una targa e il ricordo del maestro Vitale
http://ilmattino.caltanet.it/mattino/view.php?data=20061128&ediz=NAZIONALE&npag=43&file=BB.xml
ディ・ジャコモの詩の美しさに感動したことは、以前にも書きましたが、このようにまたディ・ジャコモの詩について話すマエストロの記事を読めて、とても嬉しく思いました。
NHKラジオ・イタリア語講座のテキストによれば、ナポリ方言はしっかりとした言語体系を持っているとのこと。マエストロの朗読を聴いてみたいとまた思ってしまいました。
サン・カルロ歌劇場でのアンコールの前に、マエストロが聴衆に向かってスピーチをしたこともニュースになっていますが、それはまた、今夜にでも紹介します。
2006年11月27日 Repubblica
NAPOLITANO: MUTI, APPELLO PER NAPOLI E PER GIOVANI
マエストロ・ムーティは今日、ケルビーニ管とナポリで演奏しますが、午前にナポリ音楽院を訪れると報じられています。
記事によれば、マルトゥッチの生誕150周年を祝う行事が、12月1日に生地Capuaで、そして、12月2日にナポリ音楽院で行われるとのこと。
夜に記事を紹介します。
マエストロの大きな写真付き。
http://ilmattino.caltanet.it/mattino/view.php?data=20061126&ediz=NAZIONALE&npag=55&file=BB.xml
2006年11月26日 il Mattino 紙
Per Muti festa in conservatorio
マエストロ・ムーティは27日にケルビーニ管とナポリで演奏会を開きますが、マエストロはナポリ音楽院も訪れて、学生たちと会うようです。
2006年11月15日 Il Mattino 紙
IL VIOLINISTA IN CONSERVATORIO, POI ARRIVERÀ MUTI Accardo, omaggio nel ricordo di Delle Cave
7月11日のラベンナ音楽祭で、マエストロ・ムーティとマッシモ・カッチャーリが《ドン・ジョバンニ》について公開対談しました。
そのごく一部を載せた記事を興味深く読みました。
カッチャーリの《ドン・ジョバンニ》観はとても面白いのですが、とりあえず、マエストロのを紹介します。マエストロにとって同オペラは、これまで書かれた作品の中で、より一層「絶対的で普遍的」なもの、だそうです。
マエストロが嘆いているドイツ人演出家とは、指揮をとりやめたザルツブルク音楽祭《ティトス》の演出家でしょうか?
対談のテキストが出ないものかと思っています。ラベンナ音楽祭に照会してみます。
(ミランのピルロがマエストロに似ていると言うオアソビ指摘がなされています。ピルロを7年近く見ていますが、そんなふうに思ったことは一度もありませんでした。びっくりしました。全然似ていないと思うのですが...。)
2006年7月12日 Corriere Romagna 紙
“Don Giovanni”, seduttore tragico
《ドン・ジョバンニ》がもつ二つの気質、悲劇的な面と本質的に一層「軽やかな」部分を、マエストロ・ムーティは次のように分析してみせた。《ドン・ジョバンニ》を解釈する困難さを、ひとつのエピソードを使って完璧に説明したのである。「スカラ座ではじめてこの作品を指揮したときのことをよく覚えています。演出をとりしきっていたジョルジョ・ストーレーレルが、ゲネプロの後で、我々には『この作品を上演』することはできないと私に言いました。そして、少ししてから私に大声で叫んだのです。『全く、誰にも《ドン・ジョバンニ》をやることはできない!』上演するための骨折りは実際、この喜劇を特徴づけている二つの要素を一緒にすることにあります。個人的には解釈の鍵は冒頭にあると思っています。開幕は暴力的なまでの衝撃で、そのために、ニ短調が選ばれています。死の調性です。和音は亡霊のようで、まさに、この埋葬の始まりを強調しています。『アレグロ』で始まるというよりはむしろ、陽気さにはあふれていなくて、ドン・ジョバンニが消滅に向かってブレーキをゆるめてかけぬけていくこと、その迅速さを表しています。モーツァルトが天才なのは、すべてに道徳的、教訓的なところがないところです。悪を教訓的なところなしに、すべて必要なものとして定義づけているところ、悪を人生に必要なものとして定義づけているところです。最後に悪が消え、すべての人が孤独を感じます。カッチャーリの考察に力づけられました。私の解釈に呼応するものだからです。残念ながら、ドイツ人の曲がった考えをもった演出家たちと関わったことがあり、その考えはあたかも火星人のように思われました。演出の唯一の意図が、おもしろおかしくするということだったのです。それはいくつかのアリアを曲解し、ある音楽評論家たちの目にはオリジナルなものとみなされていました。」
7月11日にラベンナ音楽祭で行われたマエストロ・ムーティとマッシモ・カッチャーリの対談について、その一部を載せている新聞がありました。
ココログが回復したら、週末に紹介します。
対談中の写真が載っています。
2006年7月12日 Corriere Romagna 紙
“Don Giovanni”, seduttore tragico
http://www.corriereromagna.it/isapi/presstoday.exe?mail=ok&desk=RAVENNA&id=420537
ラベンナ音楽祭で7月11日に、マエストロ・ムーティが思想家、政治家マッシモ・カッチャーリと、ドン・ジョバンニたちをテーマに対話します。
是非、対話録を入手したいです。
2006年7月9日 Ravenna Festival, Comunicati Stampa
"I Don Giovanni" conversazione sul tema di Massimo Cacciari e Riccardo Muti Martedì 11 luglio ore 12 alla Sala Muratori della Biblioteca Classense
http://www.ravennafestival.org/comunicati.php?id=187
彼が温厚な選手だという中継者たちのコメントには同意しかねますが、ジダンにレッド・カードが出ました!
(2006年7月11日5時22分追記
ジダン退場に、もしかしたらセンシティブなことがらが関わっているかもしれない可能性が出てきました。当初の表現を変えて書きました。)
6月5日にバーリを訪れたマエストロ・ムーティの写真が、スイスの音楽ジャーナリストのサイトに何枚か載っています。
マエストロの写真をクリックすると、バーリでの一連の写真が観られます。
http://www.muti.ch/muti/attualita-bari-cittadinanza-mezzogiorno-cinema.html
バーリの名誉市民授与式の写真には、鍵も写っています。
非公式サイトとはいえ、いつも、このようにいい記事や写真を提供してもらえて、本当に嬉しいです。e-mailでお礼を出します。
MUTI.CH HOME PAGE
BARI - 5 giugno 2006 Cittadinanza onoraria al maestro Riccardo MUTI
ウィーン市庁舎広場7月1日から9月3日に開かれる映画祭のプログラムが、発表になっていました。
うらやましい演目が並んでいます。
マエストロ・ムーティのを抜粋します。
http://www.nethotels.com/release20/eventdetail_new.asp?EventID=21814&Group=7&idlng=2057
20. 7. Wiener Philharmoniker: Festkonzert aus Salzburg; Dirigent: Riccardo Muti. Solisten: Cecilia Bartoli, Thomas Hampson u.a. (Mozart)
30. 7. Riccardo Muti dirigiert Mozart (Wiener Philharmoniker; Salzburg 1991)
15. 8. W.A. Mozart: Così fan tutte (Ochester der Wiener Staatsoper, Dirigent: Riccardo Muti; Solisten: Barbara Frittoli, Angelika Kirchschlager, Bo Skovhus, Michael Schade u.a.; 1996)
20. 8. W.A. Mozart: Don Giovanni (Orchester der Wiener Staatsoper, Dirigent: Riccardo Muti, Solisten: Carlos Alvarez, Michael Schade, Angelika Kirchschlager u.a.; 1999)
ウィーン市庁舎広場で行われる映画祭で、今夏マエストロ・ムーティのモーツァルトのオペラも上映されるそうです。期間は7月1日~9月3日で、アン・デア・ウィーンでのダ・ポンテ三部作とのことです。詳細な日程はまだわかりません。
Film Festival 2006 auf dem Wiener Rathausplatz
Datum: 1.7.2006 - 3.9.2006
Ort: Wiener Rathausplatz 1010 Wien
Der Schwerpunkt im heurigen Jahr ist dem 250. Geburtstag W. A. Mozarts gewidmet und so auch ein Großteil der Vorführungen. Dabei spannt sich der Reigen vom zeitgenössischen Tanz des Nederlands Dans Theater unter Jiri Kylian zu Musik von Mozart, über klassisches Ballett mit La Sylphide. Klassiker wie „La Traviata” mit Anna Netrebko und Rolando Villazon (Salzburger Festspiele 2005), Puccinis La Boheme und Verdis Aida sind heuer genauso vertreten wie das Crossover-Projekt „Spirits of Mozart“.
Rhythmisch kubanisch wird es mit Weltmusik von Omara Portuondo und dem Jazz-Star Peter Cincotti. Aus dem Theater an der Wien wird es für alle Klassikfans den Da Ponte-Zyklus unter Ricardo Muti geben, wie eine Reihe von Mozart-Konzerten aus Wien, Prag und Salzburg.
http://www.wien-event.at/stadtWienEvents/eventDetail.cmi?cmi.eventId=4346
5日にバーリで行われた映画祭でのマエストロ・ムーティの写真が載っています。
クリスティナさんの姿もあります。
2006年6月5日 Mezzogiorno di cinema
http://www.telecomprogettoitalia.it/cgi-bin/portali/progettoitalia/iniziativa.do?initiativeKey=MezzogiornodicinemaaBari_1138732646795_it&lang=it
上記ページ画面右側のFotogallery 5 giugno をクリックしてください。
各写真は、クリックすると大きくなります。
銀座・和光ホールで開かれている木之下晃さんの写真展に行きました。
6日のギャラリートーク(聞き役は大原哲夫さん)では、1時間を超える興味深いお話をうかがえました。以下、印象深かった部分をまとめました。記憶違いがありましたら、申しわけありません。
演奏家とファンの架け橋となるような写真を撮る、と語る木之下さんは、演奏家がいやがるような写真は撮らないそうです。演奏家が気に入ってくれるかどうか確かめるために、演奏家に自分の撮った写真を見せているのですが、演奏家のほうがみずからサインをはじめいろいろなメッセージを書き込んでくれるのだとか。
批評家はけなすような演奏評も書くけれども、自分はどんな演奏家、演奏にも必ずいいところがあると思う、いい写真が撮れて音楽に感動しなかったことはない、とクラシック音楽を愛する者としての演奏への敬意および、写真と演奏の関係を語っていました。
シャッターチャンスの美学、と形容されるその写真は、何よりも、木之下さんの集中力によるものであることが、何度も語られていました。
そして、技術的には、まず、全くトリミングを行わないもので、展示されている写真、雑誌などに載っている写真は、木之下さんが撮った写真そのものだそうです。目で見て、ここだ、と思った瞬間があっても、それがシャッターに伝わるまでには当然物理的に時間がかかりますが、木之下さんはそれが非常に短く、それだからこそ、トリミングなしで、あのような瞬間がぴったり枠の中に収まる写真が撮れるのだとか。ご本人が言うには、中学、高校時代に100メートル走者としてスタート練習を繰り返し行ったこともそれに影響していて、フライングではなく、まさに音と一緒にスタートできた、とのことです。だから、《トスカ》の銃殺シーンは煙ではなく火花が撮れる、と語っていました。
また、そんなふうな集中力による一発撮り、弓矢で射るような写真の撮り方(シューティングそのもの)だから、デジタルカメラ(散弾銃型、多数の連続写真が可能)は使用しない、とのことです。
また、写真の技術としては、現像液をみずから調合していて、それは、ずっと入れ替えることなく使用し(大原さん曰く、ウナギのタレ)、その現像液が木之下さんの写真に特徴的な、そして、美しい背景色となっている黒を出させているのだそうです。背景の黒と燕尾服の黒との微妙なトーンの違いも、フィルム、カメラ、現像液などに投入された木之下さんの技術のたまものだとのことです。
ジャズやポピュラーの演奏家を撮るのも好きだったけれども、そして、彼らの演奏場面のほうがずっと絵になるけれども、クラシックの演奏家を撮ることが今の自分に残ったのは、クラシックの演奏家がだんだん大きくなっていく、成長していくからだ、ポピュラーの演奏家たちは時がたつと、いつのまにか消えて行ってしまう、クラシックの演奏家を撮っていると写真には演奏家その人が出てくる、と語っていました。アニー・フィッシャーは木之下さんの写真のおかげでヨーロッパで有名になったと本人が言ったそうで、それは、彼女がどのような演奏家かがその写真に表れていたからだそうです。また、ブレンデルは当初、写真を見て絶句してしまいましたが(木之下さんが言うところの、マネジャーなら絶対にノーという写真)、マルセル・グリリさんと話しながら、だけれども、これはピアニストとしての自分を撮った最高の写真だ、と結局は認めてくれたのだそうです。バルトリは木之下さんの写真を見て、しばらくの間口がきけなかったほど、感銘を受けていたとか。
演奏家のいい写真が撮れる理由は、一方では、演奏家が自分の演奏について常に努力していることが木之下さんにも影響を与えているからだ、とも語っていました。
どんな場面を撮るかは、音が終わった瞬間、フィニッシュの瞬間のほうが勿論絵になるけれども、自分は、音が造りあげられていくところを撮る、コーダでフィニッシュに向かっていく演奏家の中にはいりこめるときは、必ずいい写真になっている、今はラトルを撮ると、そういう状態になれる、とのことでした。
なお、演奏中の写真をどう撮るかについては、シャッター音を消すものを夫人が手作りしたり、ホールの建設時・改築時にカメラ用の穴を反響板にあけてもらうように交渉したり、演奏家にフォトセッションを設けてもらったりするなど、大変な努力をしてきたそうです。
以上、木之下さんのお話をわたしなりにまとめてみました。
過去、瀕死の状態になったことのある木之下さんは、今も完璧なご健康状態とは言えないそうですが、エネルギッシュに、ユーモアたっぷりに語り、写真と演奏家への真心、愛情、尊敬の気持ちが大いに感じられる興味深いお話を、次から次へとされていました。
こういう方だからこそ、演奏家との間に信頼関係ができ、あのように素晴らしい写真を残せているのだと、あらためて納得しました。
これからも、どうかご健康にお気をつけて、音楽の感動を撮るという写真を撮り続けていただきたいと心から思います。
和光の建物の晴海通り側のショーウィンドーには、マエストロ・ムーティとブレンデルの大きな写真が飾られていて、ショーウィンドーのガラスにはメッセージが金色で載っています。
あと二日間、帰宅途中にせめてこのショーウィンドーをながめようと思いました(夜のライトアップも楽しみです)。
木之下晃写真展 Dear Maestros ―写真と自筆が語る世界の音楽家たち―
銀座・和光ホール
和光の雑誌、チャイム・銀座誌2006年5月号にも写真展の紹介が載っています。ウェッブの紹介と同じです。
http://www.wako.co.jp/hall/0605/hall1.htm
なお、木之下さんはマエストロ・ムーティについては、ギャラリートークの中で、演奏家の気に入る写真を撮る(でも、アイドル・タレントのようなきれい・かわいいだけの写真は撮らない、その人が何かがわかるような写真を撮る)という文脈の中で、前回の音楽の友誌表紙のことを話していました。あの表紙のおかげでファンを300人失った、とムーティが言っていたと語り、ギャラリーにいた人たちの爆笑を誘っていました。
また、ギャラリートークの前にサインをいただくことができました。その際に、4月のヴェルディ《レクイエム》の写真をたずねたところ、人見記念での写真をムーティはとても気に入ってくれて、自分のことをグラン・マエストロと呼ぶ、家族の写真を撮っていいと言われた、と嬉しそうでした。ただ、木之下さんが撮ったものはプライベート用とのことで、とても残念です。もっとも、プレスがそのときも撮っていたよ、とのことですから、木之下さんによるものではない写真は、もしかしたら、雑誌などで見ることができるかもしれません。
マエストロ・ムーティが24日に、ウィーンのTheatermuseumのEroica-Saalでモーツァルトに関する講義を行ったことについて、27日のプレッセ紙だけでなく、28日のイル・ジョルナーレ紙も報じていました。
主催者のサイトでは詳細が探せないので、メールで照会しました。
Da Ponte Institut
http://www.daponte.at/
マエストロはウィーンでは以前、カラヤン・センターでストレーレルについて話したことがありますし、楽友協会ではクライバーについて話しました。そういう機会に触れることができた人をとても羨ましく思います。
2006年4月28日 Il Giornale 紙
Applausi per Muti all’opera di Vienna
映画上映の場として蘇るTeatro Petruzzelli の内部の様子の写真が、今日のイタリアの新聞に載っています。マエストロ・ムーティがいちばん心待ちにしているのが、この歌劇場の再開です。
写真をクリックすると、少し大きくなります。
2006年4月20日La Gazzetta del Mezzogiorno 紙
Mezzogiorno di cinema.
Nel cratere del Petruzzelli Bari, il Sud ricomincia da un vuoto visionario
Stasera «I basilischi», presenti Wertmüller, De Masi e Patruno
昨日のイタリアのいくつかの新聞が、テレコム・イタリアのバリにおける、映画をめぐるプロジェクトを紹介しています。
工事中のTeatro Petruzzelli の平土間に250席が用意され、南イタリアを扱った映画が上映されます。かつての同劇場のような金箔の装飾や赤いビロードで覆われた座席はありませんが、被災前の同劇場の夢の詰められた、そして、再開への希望をこめた催しです。
もちろん、マエストロ・ムーティもゲストとして、主催者のひとりと最終日6月5日に登場します。
その日に上映され、マエストロがコメントするのはヴィスコンティの《若者のすべて》。マエストロがミラノへやってきたときの中央駅の風景は、この映画の家族がミラノ駅へ到着したときのようだったのだろうか、といつも想っていた映画です。マエストロがこの映画をどう思っているのか、とても興味があります。ちょうど今年は、ヴィスコンティ生誕100年、没後30年にあたります。
映画の内容には悲痛な部分が多いですが、《揺れる大地》とともに南的なものを扱ったヴィスコンティの作品として、印象深い映画です。手元にあるのは、オリジナル完全版がはじめて日本で上映された折のパンフレットです(1982年6月1日発行 東宝東和株式会社・株式会社東和プロモーション)。このころは、ミラノへマエストロの演奏を聴きに行くことなど、イタリア語と全く無縁の身には本当に夢の世界でした。
Telecom Italia, Progetto Italia
Bari, 20 aprile 2006 - 05 giugno 2006
Mezzogiorno di cinema a Bari
05/06/06 Riccardo Muti Oscar Iarussi Rocco e i suoi fratelli
2006年4月19日 la Repubblica 紙
Nuovo cinema Petruzzelli
2006年4月19日La Gazzetta del Mezzogiorno 紙
Mezzogiorno di cinema Rassegna da domani a Bari
Visioni in corso nel cantiere del Petruzzelli
2006年4月19日La Gazzetta del Mezzogiorno (dalla Puglia) 紙
Il Petruzzelli «contenitore di contenuti»
音楽現代誌最新号に、木之下晃さんの写真展の紹介が載っています。
演奏家のサイン・メッセージ入りの写真を展示するもので、マエストロ・ムーティのもあるようです。同誌にはマエストロのメッセージ入りの写真が載っています。
音楽現代誌 2006年5月号
トピックス 木之下晃写真展
木之下晃写真展
「Dear Maestros~写真と自筆が語る世界の音楽家たち」
2006年5月2日~9日 銀座・和光ホール
6日にはギャラリー・トークとサイン会があるそうです。
http://www.wako.co.jp/hall/index.html
サイトはまだ4月の案内になっています。
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