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lunedì 12 aprile 2010

マエストロがウィーンで苦労した時

マエストロ・ムーティがウィーン国立歌劇場で上演した《リゴレット》の楽譜は、いわゆるリコルディのクリティカルエディションで、スカラ座来日公演で聴いたような感じのもの、ひとつの特徴としては、歌手の高音なし、でした。
手元に録音がありますが、グルベローバのジルダは大喝采、でも、プロダクションとしては不評でした。当時、音楽雑誌の海外ニュースを苦々しく読んだことが想い出されます。

今、ウィーンでマエストロが初演した《リゴレット》のプロダクションが上演されていて、プレッセ紙は、評では当時のマエストロの公演にちらりと触れ、また別の論評では、《リゴレット》に関連して、ベルカントということで、マエストロが《ノルマ》をウィーンで上演したときの苦渋が書かれています(《ノルマ》はプライベート盤があります)。

その論評によれば、1977年春にマエストロと会話をかわしたが、その頃《ノルマ》をウィーンで上演したのは、マエストロにとって人生で最も困難な時間になった、とのこと。マエストロは、自分の故郷南イタリアのオーケストラが、ベッリーニが歌手のベルカントを支える伴奏として書いた三和音を、どんなふうに演奏するかを、くりかえし、くりかえし、訴えかけたそうです。マエストロがいたずらっぽく言うには、彼らにはそれしかできないのだけれども、柔軟性があり情熱をもって演奏していた!、とのことでした。

マエストロの中には、いろいろな記憶があります。料理人の舌の記憶のようなものでしょうか。
たとえば、ウィーン・フィルとの共演から、モーツァルト、シューベルトなどの伝統を記憶したように、です。

マエストロのオペラでは、スカラ座で実現しなかった《清教徒》、《アイーダ》、そして、生涯の夢《メディア》がいつ上演されるのか、その日がとても待ち遠しいです。

2010年4月12日 Die Presse
Nur die teuersten Besen kehren gut

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domenica 11 aprile 2010

ホーレンダーのフェアウェル

6月26日のウィーン国立歌劇場総裁ホーレンダーのフェアウェルに、マエストロ・ムーティも出演する予定です。そのほかに、Placido DomingoからVladimir Malakhov、 Zubin Mehtaまで、ゲストが予定されています。

また、6月には本も出版されるとのこと。

2010年4月10日 Kurier
Holender: "Ich geh mit gutem Gewissen"

国立歌劇場のサイトには詳細は載っていません。

2010年6月26日
Konzert Musikalische Rückschau 1991-2010

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mercoledì 24 marzo 2010

《アイーダ》!

マエストロ・ムーティがウィーン国立歌劇場に、ヴェルディ記念年の2013年に登場することが、イタリアでも報じられています。

演目は《アイーダ》か、とトップシークレットながら、書かれています。

フリットリが歌えると素晴らしいのですが。

2010年3月23日 il sussi diario ANSA
Musica: Riccardo Muti all'Opera di Stato di Vienna

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ウィーン国立歌劇場新シーズン

ウィーン国立歌劇場新シーズンが発表になりました。

マエストロ・ムーティは新シーズン、および、2011年も登場予定がないとのことですが、2013年のヴェルディ・ワーグナー記念年には、ティーレマンともども、出演が考えられているとのことです。

2010年3月23日 Kurier
Meyers erster Staatsopern-Spielplan

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martedì 11 novembre 2008

pro:log 10月号

ウィーン国立歌劇場機関誌10月号には、来日公演成功第一報が載っています。

国立歌劇場のサイトで読めます。

また、次の来日公演は2012年だと、紹介している方のブログがあります。
教えてくださって、ありがとうございます。
新しい総裁はマエストロとも深い親交のある人なので、あるいは...。

オーストリアこぼれ話
2008年11月9日
ウィーン国立歌劇場来日公演 フィナーレ
http://wien.cocolog-nifty.com/operette/2008/11/post-71e5.html

pro:log 2008年10月号
Ovationen fürs Wiener Ensemble
Die Staatsoper wurde in Japan bejubelt

http://www.wiener-staatsoper.at/Content.Node2/home/prolog/Staatsopernmagazin-Prolog.php

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martedì 4 novembre 2008

日経の評

マエストロ・ムーティとウィーン国立歌劇場来日公演の評が出ました。

2008年11月4日 日経夕刊
ウィーン国立歌劇場「コシ・ファン・トゥッテ」――口説き口説かれ一夜の夢(オペラ)

指揮者のリッカルド・ムーティにとってこのオペラはいわば「十八番」。むだのない棒さばきにもますます磨きがかかり、実は複雑きわまりないモーツァルト音楽の心の襞(ひだ)を描ききった。

ともあれこれはウィーンならではの完成度の高い舞台であった。

(この記事に続きはありません)

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sabato 1 novembre 2008

アンサンブルの楽しみ

マエストロ・ムーティとウィーン国立歌劇場来日公演の《コシ・ファン・トゥッテ》は、オペラの楽しみ方が、アリアだけでなく、アンサンブル、重唱にもあることを、日本のファンにあらためて気づかせてくれました。

スカラ座来日公演でも、マエストロは重唱の素晴らしさを《リゴレット》などで披露してくれましたが、今回の《コシ》は格別でした。
ドラベッラがもう少し暗めのメゾソプラノだったら、と残念に思うほど、フィオルディリージとの二重唱はわたしの心の琴線に触れるものでした。

最終日まで毎回、終演後、遅くまで我慢強く待っていたファン達のためにサインしてくれたマエストロには、深く感謝しています。
マエストロのファンは、来日を重ねるごとに本当に増えてきています。
終演後のマエストロの体調を気遣い、ファンとして、あるいは、ファンのあり方について、強い自負を抱いている人達もいることでしょう。それは素晴らしいことです。

それでもわたしは、3時間に及ぶ演奏後、ファンのために時間を割いてくださるマエストロに感謝したいです。
マエストロは日本のファンにも関心を持っていますし、時間があれば、ファンのために足を止めてくれます。そのことを心から喜んでいます。

前回のウィーン・フィルとの来日公演時、ちょうど、衛星放送でマエストロのオペラが特集されていましたが、マエストロはその内容にとても関心を持っていました。

また、今回のウィーン・フィル来日公演では、日本のジャーナリストとして、おそらくはじめて本格的に、しかも、マエストロのザルツブルク邸でインタビューを行った池田さんの記事の公表に、非常に関心を抱いていました。

そして、国立歌劇場との来日では、それが、20回目の来日にあたるということで、過去の内容にとても興味を持っていました。

このように、日本で自分の存在や自分の音楽が、どのように関心を持たれているかを気にかけているマエストロにとって、多くの日本のファンと触れあう機会が持てるのは、お疲れであっても、少しは楽しいことではないでしょうか。
わたしたちファンにとっては、演奏の感動を、短い言葉や、感激の面持ちによって伝えられる、得難い機会です。

そういう時間を持てるようにしてくれるマエストロには、どんなに感謝してもしつくせません。
1975年から始まるマエストロと日本の音楽ファンのつながりを、これからも大切に続けていけるよう、ファンとして力を尽くし、心をこめてマエストロを応援したいと思います。

来日公演でお目にかかったマエストロのファンの方達からは、ご好意の気持ちをいただきました。
マエストロの写真をくださった方、マエストロの記事や記事コピーをくださった方に、お礼を述べたく思います。
素敵な想い出となり、資料となるものです。どうもありがとうございました。

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domenica 26 ottobre 2008

たとえレジーテアターでなくとも

オペラの演出でもレジーテアター(演出家主導の舞台劇)がすっかり主流になっている昨今、マエストロ・ムーティとウィーン国立歌劇場来日公演の《コシ・ファン・トゥッテ》が、物足りなく思えるであろう音楽ファンが少なからずいることは、十分予想できます。

マエストロの《コシ》はオーソドックスな舞台で、ある意味、初心者でも、あるいは、初心者が十分楽しめるようになっています。そこでは、音楽が雄弁にすべてを語りつくしていて、モーツァルトの世界を心ゆくまで味わうことができます。

そういう物足りなさがあることに触れている東条さんのブログがあります。

東条碩夫のコンサート日記
10・23(木)ウィーン国立歌劇場来日公演「コジ・ファン・トゥッテ」
http://concertdiary.blog118.fc2.com/

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フリットリのサイトの写真!

フリットリのサイトに来日公演中の写真が載っています。

デ・カローリスはカメラをいつも抱えているので、ファンの様子は彼が撮ったものかもしれません。

マエストロ・ムーティは、出演者全員集合写真と、(おそらく佐々木さん邸のゲストルームでの)フリットリとの写真が載っています。

http://www.frittolibarbara.com/cms/index.asp?cmd=OUTSTAGE

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sabato 25 ottobre 2008

今日もフリットリに魅せられた

マエストロ・ムーティとウィーン国立歌劇場来日公演も3公演日目。

初日、二日目は席のせいもあってか、歌手の声が細く聴こえたり、輝きを欠いているように感じられ、重唱のバランスも危うい時があったように思えました。
それが、今日はフリットリの、クリームのようにまろやかでとろけるような歌声が聴こえてくるではありませんか。全然、重くないですよ。
その上、シャーデも声のコントロールがよく効いていて、フィオルディリージが遂に陥落してしまい、二人が抱擁しあう二重唱は、愛の喜びに溢れていました。
フリットリは、カーテンコールで聴衆へ感謝の投げキッスを何度もするほど、満足げでした。

今日のカーテンコールは、フィオルディリージとフェッランド、ドラベッラとグリエルモというペアでも行われ、一度は終わった恋が、また新たに始まったかのような気持ちにもとらわれてしまいました。

特筆すべきは、ハンマークラビアを弾いていたスカップッチ。フリットリがカーテンコールで必ず彼女に称賛の拍手を送るのは、本当にそれだけの価値があるからです。
フリットリのサイトに載っている、マエストロ達との食事写真にも出ている、ブロンド、小柄でとてもとてもキュートな女性です。

マエストロは、今日も、舞台上の歌手達を食い入るように見つめながら、細やかでわかりやすい指揮をしていました。
初日に思ったのが、ハートのペンダントの授受をめぐる、ドラベッラとグリエルモの愛の二重唱が、これほどまでに洗練されていていいのか、という新鮮な感動でした。
二人の官能的な歌をここまでやわらかく、繊細な気持ちの動きにおきかえてしまうとは。ザルツブルク・ライブに慣れた耳には、歳月の流れがマエストロに与えた素晴らしい成熟が深い驚きでもありました。

二日目も今日も、マエストロは終演後、ソリスト達と並行して、ファンのためにサイン会を行ってくれました。
その時に見られるマエストロのリラックスした笑顔は、何物にもかえがたい、大切な大切な宝物です。

最終日は、さらに一層素晴らしい上演となり、マエストロとファンの心に残る一夜となりますように。

さて、席ですが...。
初日は3階L最奥でずっと立って聴きました(本当のロッジョーネ)。二日目は3階R真ん中あたり。今日は2階L舞台寄り。
前売り時には公演へ行く予定が全く立てられなくて購入できず、ここ2~3週間で譲っていただいた席ばかりですが、その方たちには、本当に感謝しています。
ピットの中のマエストロの指揮を見ていると、そこから音が立ち昇ってくるのが感じられます。

このように何も言うことのない《コシ》ですが、Soave sia il ventoを聴くのが悲しい。マエストロはaldila'へ旅立つときに、この音楽を聴いていたい、と言っていて、それほどまでに美しい音楽なのですけれども...。

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