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Thursday, 10 December 2009

アラッシオを訪れるべきだ!

マエストロ・ムーティは、ニューヨーク・フィルとの11月公演でエルガー《南国にて》を演奏しましたが、リンカーン・センターでのリハーサルでアラッシオを称賛し、リハーサルをたまたま聴いていたリグーリア州出身者を感激させました。

マエストロはリハーサルの最中、オーケストラのメンバーおよびリハーサルを見学していた人たちのほうへも振り返りながら、エルガーがリグーリアでのバカンス中に、この曲想をどのようにして得たかを述べました。

その中で、人々は、イタリアというと、ベネチア、フィレンツェのことを口にするが、あまり知られていない地ではあっても、美しいところがイタリアにはある、ベネチアやフィレンツェを訪れるかわりに、アラッシオを訪れるべきだ、と話したとのことです。

マエストロは、当然のこととはいえ、本当にイタリアを愛しているのですね。飛行機に乗ると、イタリアへ帰れる喜びに満たされる、と語っていたことがあります。
(わたしにとっては、はじめてのときから、休暇ではマエストロの演奏以外の目的などありえない、飛行機搭乗、海外渡航なのですが。)

2009年12月9日 Il Secolo XⅠX
«Invece di Venezia dovete visitare Alassio»

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Tuesday, 01 December 2009

ニューヨーク・フィル公演をオンラインで

マエストロ・ムーティの今回のニューヨーク・フィル公演が、オンラインでやっと聴けます。

マエストロの指揮の静と動のみごとなコントラスト、指揮台での跳躍、ダンス、バレエを、ニューヨークのプレスまでが書いています。

目ではエンタテーメント、でも、聴こえてくる音楽は真摯な、高い芸術性を備えた、至高のもの。

新聞評も読みごたえがありました。ワシントン公演のスタンディングオベーションは、写真で見ても感激します。

Fri, Dec 4 - Fri, Dec 18 2009

Liszt     Les Préludes
Elgar     In the South
Prokofiev  Romeo and Juliet (selections)

http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastDetail&broadcastKey=256

Fri, Dec 11 - Fri, Dec 25

Honegger    Symphony No. 2
Beethoven   Symphony No. 3, Eroica

http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastDetail&broadcastKey=257

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Monday, 23 November 2009

ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントン

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの11月公演には、フィラデルフィア、ワシントンでの演奏会も含まれています。
ワシントンでの公演は18年ぶりとのこと(23日付ワシントン・ポスト紙)。

フィラ管の公演を聴きに海を渡っていた頃、アムトラックでニューヨークへ、ワシントンへと追いかけ、新聞のインクで手や服が真っ黒になるので、広告で分厚い新聞数紙を包んで脇に抱えていたことが想い出されます。
なんだか、いろいろ想い出すことの多い、今定期公演です。

今公演では、エルガーの評に読むべきところが多いように思います。

フィラデルフィアでの評がまさにそれ。こんな感じに書かれています。

その晩の驚きはエルガーの《南国にて》だった。温かな情緒とシュトラウスの雄々しさとがかわるがわる現れる様は、この演奏において理想的に表現されていた。ムーティが、このように温かで人間味溢れるやり方で心地よさを演奏してみせたのは、私の記憶にない。多分、彼は幅が広がったのだ。

マエストロは、ニューヨーク・フィルは来シーズン以降、振らないのでしょうか。きっと、記念的な公演で振ることでしょうが。

2009年11月23日 Philadelphia Inquirer
They're still mad for Muti

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Saturday, 13 June 2009

ニューヨーク・フィル、首席クラリネット奏者

記事では読んでいたのですが、映像を観る時間がなかったのが、ニューヨーク・フィルの首席クラリネット奏者の退職を祝うビデオでした(1929年生まれ、在60年)。

もちろん、マエストロ・ムーティも感謝の言葉を述べています。

ニューヨーク・フィルのサイト(からリンクされたサイト)で映像が観られます。

http://nyphil.org/index.cfm

A Tribute to Stanley Drucker

http://www.youtube.com/watch?v=sZh1k-OaWyg

2009年6月5日 broadway world.com
NY Philharmonic Principal Clarinet Stanley Drucker Sets Guinness World Record

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ニューヨーク・フィル2010年4月公演

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの、2010年4月公演のプログラムが確定したようです。

2010年4月14日、15日19時30分
2010年4月16日、17日 20時

モーツァルト  交響曲第34番
ボッケリーニ  チェロ協奏曲
シューベルト  交響曲第4番「悲劇的」

チェロ Carter Brey

http://nyphil.org/attend/season/index.cfm?page=eventsByMonth&dateRequest=4/01/2010&seasonNum=9

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Saturday, 25 April 2009

マエストロの演奏に対する視点の違い

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルハーモニックの演奏について、二つのプログラム両方に新聞評が出ました。

日本でも同じようにイタリアものを演奏し、評も出ていますが、ウィーンやニューヨークでの評を読むと、その視点の違いの大きさに驚かされます。

日本でのマエストロ観は、やはり、「感情に支配されやすい演奏家」なのだなあ、と思いました。
現在のマエストロほど、知性と感情のバランスがとれて、しかも、様式性を備え、きめが細かく美しい演奏をする人はいないと思います。「『熱血漢』で荒い演奏をする人」という誤った先入観を、いつまでも、いつまでたっても消せない人達は、ある意味、不幸なのかもしれません。

とりあえず、ニューヨーク・タイムズ紙の音楽評の顔、Anthony Tommasiniのつかみ、ポイントは、こんなふうです。

2009年4月24日The New York Times
Ballet Score From Verdi, Insights From Muti

ムーティ氏の芸術性の深さを理解したい人達にとって、15日のプログラムよりもさらに意義深いと思われるのが、22日の夜、エブリー・フィッシャー・ホールでニューヨーク・フィルハーモニックと披露した、電撃的なプログラムだ。

当然のことだが、彼にはイタリア・オペラにおける膨大な経験があるから、ニューヨーク・フィルからひきだした演奏には鋭い識見がもたらされていた。それ以上に、ムーティ氏は、自分が追求している音楽的な知性を総動員して、これらの作品に取り組んでいた。ヴェルディのむらのある、エピソード風な作品《ジョヴァンナ・ダルコ》序曲が、これほど厳格な正確さとスタイリッシュな感じを備えて演奏されたのを聴いたことは、天からもたらされた啓示だった。

ムーティ氏がニューヨーク・フィルの音楽監督を退け、シカゴ響ののみを引き受けたことをいまだに嘆いているメンバー達は、もうそういったことを乗り越えるべきだ。アラン・ギルバートは素晴らしいことをしようとしているように見える。しかしながら、確かに、ニューヨーク・フィルのメンバー達は、完璧主義者であるこのイタリア人マエストロのためにいい演奏をしている。

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Saturday, 18 April 2009

NYフィル4月公演はオンラインで

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルハーモニックの4月公演の様子は、オンラインで5月に聴けます。

New York Philharmonic This Week
2009年5月1日~5月15日
Muti, Uchida, Ravel and Schubert

Ravel: Piano Concerto in G
Schubert: Symphony in C major, Great

http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastDetail&broadcastKey=220

2009年5月8日~5月22日
Verdi
Overture to Giovanna d'Arco
Ballet music from I vespri siciliani
Puccini
Preludio sinfonico
Respighi
Pines of Rome

http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastDetail&broadcastKey=221

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Monday, 30 March 2009

NYフィル2010年4月のプログラム

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの2010年4月公演のプログラムが、発表になっていました。

ハイドンとシューベルトのプログラムです。
Cocert Searchの指揮者で検索するとプログラムが出てきますが、カレンダーには載っていません。
To be determinedです。

http://nyphil.org/attend/search/index.cfm

Wednesday, Apr. 14, 2010, 7:30 PM
Thursday, Apr. 15, 2010, 7:30 PM
Friday, Apr. 16, 2010, 8:00 PM
Saturday, Apr. 17, 2010, 8:00 PM

Soloist: Carter Brey
Conductor: Riccardo Muti

Haydn: Symphony No. 39
Haydn: Cello Concerto TBD
Schubert: Symphony No. 4, Tragic

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Saturday, 31 January 2009

NYフィル、二つ目のプログラム

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルハーモニックの二つ目のプログラムについて、評が出ました。

評はマエストロのことを、コンサートにおいても録音においても、スクリャービンに関しては力強い王者だと書いています。そして、NYフィルハーモニックがスクリャービン交響曲第2番を演奏するのは、1969年以来とのこと。

マエストロの演奏は、荘厳ともいえるような強烈さを備えた、ダイナミックなものである一方で、規律に則った解釈を行い、目のくらむような色彩の表面下にある対位法を、くっきりとさせて、それに光をあてたものでもあったそうです。
火が噴くような強烈なフィナーレが終わるのを待てないかのように、聴衆は拍手をした、とのこと。

マエストロの演奏の特徴をよくとらえた書き方です。マエストロの演奏は透明で、綾というか、織物の糸が浮かび上がってくるような、内声の見えてくるような演奏を見せてくれることがとても多いです。

プログラムには、ルプーとのベートーベンピアノ協奏曲第3番もあり、オーケストラとソリストの間の生き生きとしたやりとりは、鋭敏で感覚の研ぎ澄まされた反応によるものだったそうです。

オーケストラ演奏の間、ピアノはお休みのルプーが左手で指揮しているという描写を、興味深く読みました。

今日の演奏を終えると、マエストロはイタリアに戻り、いよいよナポリへ里帰り、帰還となります。

2009年1月31日 The New York Times
A Swirling Symphony From the Vault

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オン・ラインで聴くNYフィルハーモニック

ニューヨーク・フィルハーモニックの嬉しいところは、オン・ラインでマエストロ・ムーティの演奏会が聴けることです。
1月、4月のコンサートが聴けます。

1月のコンサートについては下記のとおりです。

Muti, Quasthoff, Haydn and Brahms
Haydn: Symphony No. 89
Haydn: "Se dal suo braccio oppresso" from Armida
Haydn: "Teco la guida" from Armida
Haydn: "Il pensier sta negli oggotti" from L'anima del filosofo ossia Orfeo ed Euridice
Haydn: "Chi spira e non spera" from L'anima del filosofo ossia Orfeo ed Euridice
Brahms: Serenade No. 1

Online: Fri, Feb 13 , 12:00 Noon ET - Fri, Feb 27, 12:00 Noon ET
http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastDetail&broadcastKey=209

Muti Conducts Bruckner and Scriabin
Bruckner: Symphony No. 6
Scriabin: Symphony No. 2

Online: Fri, Feb 27 , 12:00 Noon ET - Fri, Mar 13, 12:00 Noon ET
http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastDetail&broadcastKey=232

4月のコンサートについては下記のとおりです。

Muti, Uchida, Ravel and Schubert
Ravel: Piano Concerto in G
Schubert: Symphony No. 9, Great

Online: Fri, May 1 , 12:00 Noon ET - Fri, May 15, 12:00 Noon ET
http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastDetail&broadcastKey=220

Muti Conducts Pines of Rome
Verdi: Overture from Giovanna d'Arco
Verdi: Ballet music from I vespri siciliani
Puccini: Preludio sinfonico
Respighi: Pines of Rome

Online: Fri, May 8 , 12:00 Noon ET - Fri, May 22, 12:00 Noon ET
http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastDetail&broadcastKey=221

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