リツコフスキー、フェアウェル
バイエルン放送響のホルン奏者、Johannes Ritzkowskyが引退します。
30年間、同響に在籍した彼は、歴代の音楽監督と共演してきました(ミュンヒェン・フィルには、チェリビダッケの棒でソリストとして数多く出演したのこと)。
マエストロ・ムーティは1981年に同響にデビューし、そのときの素晴らしい公演、ヴェルディ レクイエムは日本でも放送され、わたしもエアチェックしました。その後、もっと状態のよいエアチェックテープをいただき、また、プライベート盤も入手しています。
リツコフスキーは、そのインタビューによれば、マエストロのデビュー公演には出演していませんが、その後、すぐにその指揮棒を仰ぎ、以来、同響とマエストロとの固い音楽的絆がもたらす演奏を享受してきました。
彼は、マエストロからはスカラ・フィルへの来演を要請され、その演奏体験がとても幸せな想い出になっているそうです。
リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲は、彼が語るところによれば、過去の音楽監督、サバリッシュ、コリン・デイビスなど、偉大な指揮者のもとで演奏してきましたが(テル・アビブで1995年に演奏したのが、特別な想い出、とのこと。それはそうでしょう!)、それに、今回、マエストロとの共演が、フェアウェルとして加わるはずでした。
Strauss' Hornkonzerto Hat Mich Ein Leben Lang Begleitet
Johannes Ritzkowsky
思い起こせば、わたしがマエストロの演奏を聴き始めたころに、マエストロとの素晴らしい共演を放送などで聴くことのできた、有名オーケストラ・メンバー達の多くが引退してしまっています。
ベルリン・フィルは、マエストロ・アッバード時代に大幅な世代交代が進んだとはいえ、マエストロとの共演がはじめての奏者が多数、というのは、印象的でした。
マエストロも68歳なんですよ!信じられないほどの若さとエネルギーです。よく、退官教授連の60歳と比べていましたっけ。


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