サン・カルロ歌劇場の合唱団指揮者のインタビュー
ナポリ、サン・カルロ歌劇場の合唱団指揮者になるSalvatore Caputoのインタビューを、面白く読みました。彼のことは既にいくつかの記事で読んでいて、マエストロ・ムーティとの仕事がどうなるのか、待ち遠しく思っていました。
このインタビューによれば、彼自身もマエストロとの仕事に、非常にわくわくしているとのこと。
ブエノス・アイレスのテアトロ・コロンからナポリへ移るため、記事はスペイン語なのですが、何度読み返しても、???の記述があり、Caputoの理解が間違っているのか、少し不安です。
マエストロ・ムーティは、ナポリ歌劇場のシーズン開幕公演は指揮しても、あくまでも客演するのであり、Caputoが言うような、Muti va a ser el director musical.というようなことはなく、音楽監督になる予定はないのはずなのですが。
マエストロ・アッバードと対比させているところがとても面白いです。イタリア人とは、こういうふうに、両派に分かれて、二つのものを対比させるのが好きなのだ、として、有名なカラスーテバルディを引き合いに出しています。
たとえば、政治的には、マエストロ・アッバードは革新的、マエストロ・ムーティは保守的。二人と共演したことがあるけれども、音楽的には、マエストロ・アッバードはレガートを多用、マエストロ・ムーティはリズムに気づかせてくれる、などなど。
マエストロ・ムーティはかつて、ひとつのプロダクションを複数の歌劇場で共有することを、提唱したことがあります。ひとつには、コスト面の理由があるのでしょう。
ローマとナポリのゆるやかな連合の目的のひとつには、北イタリア偏重の文化界に対して、南イタリア・中部イタリアの素晴らしい文化の再認識を促すことがあるようですが、合唱も素晴らしい指揮者を得て、今後が楽しみです。
Coro Estable Teatro Colón 2009年9月26日
Entrevista al maestro Caputo


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