Viva Toscaniniのサイトに、マエストロ・ムーティが2月15日にイスラエル・フィルとトスカニーニ記念公演を行った際の模様が、載っています。2月14日のマエストロのリハーサル、シュナイダー小児病院訪問などの様子を興味深く読みました。何回かに分けて紹介します。
http://www.vivatoscanini.it/
Viva Toscanini
マエストロ・アルトゥーロ・トスカニーニ没後50周年記念国際委員会は、トスカニーニ・イヤーの幕開けとなる、イスラエルにおける企画に参加した。名誉総裁Donna Emanuela di Castelbarcoと総幹事長Paola Severiniは、イスラエルのイタリア大使館とテル・アビブのイタリア文化会館に招かれて、マエストロ・リッカルド・ムーティが指揮するイスラエル・フィルの素晴らしいコンサートを聴いた。それはアルトゥーロ・トスカニーニ没後50周年を偲ぶものである。詳しくは、その数日間の備忘録と写真ギャラリーで。
Il Comitato Internazionale per le Celebrazioni dei 50 anni dalla scomparsa del Maestro Arturo Toscanini ha partecipato alle iniziative israeliane che hanno aperto l'anno toscaniniano. Il Presidente Onorario, Donna Emanuela di Castelbarco, e il Segretario Generale, Paola Severini, ospiti dell'Ambasciata d'Italia in Israele e dell'Istituto Italiano di Cultura di Tel Aviv, hanno partecipato allo straordinario concerto dell'Orchestra Filarmonica di Israele, diretta dal Maestro Riccardo Muti, per commemorare il 50° Anniversario dalla morte di Arturo Toscanini. Negli approfondimenti il diario di quei giorni e la galleria fotografica.
Israele
Tel Aviv 14 febbraio 2007
Paola Severini
(略)我々は記念すべきコンサートを聴くためにテル・アビブに着いたばかりだった。トスカニーニが1937年に取り組んだのと同じプログラムを、リッカルド・ムーティが指揮するのである。
ムーティは感動していた。ここの人々にとって、トスカニーニの思い出がどれほど重要かを彼は知っているからだ。(略)我々はまさにアルトゥーロ・トスカニーニ道路をたどって、テル・アビブ・オーディトリアムに着き、リハーサルを聴くために中に入った。アルトゥーロ・トスカニーニの孫Donna Emanuela di Castelbarco、マエストロの妻でありラベンナ音楽祭主催者Cristina Muti Mazzavillaniが、私Paola Severiniたち一行と一緒である。
ムーティのリハーサルは、聴きに来ているものすべてにとって、当然のことながら、素晴らしいレッスンである。
トスカニーニと全く同じく、英語の言葉とイタリア語の言い回しを交互にまじえている。イタリアのシエナ出身の若いトロンボーン奏者に、快活な合図を送る。彼はここで暮らし、仕事をすることを選んだ。また、第二バイオリンにはユーモアあふれる注意をした。出だしが早かったのである。「私のキャリアをだいなしにしたいのですか?残念ですが、もうこれ以上出だしをうまくやれそうにありません。私の出だしがあまりに遅すぎました!」オーケストラはどっと笑い出した。ほっとさせるようなやりとりは、我々のこの指揮者のような巨匠と一緒に仕事をしようとする緊張を、やわらげる。すっきりとして最高のコンディションにあり、ムーティは自分の最高のものを見せている。ピンクのセーターを着て、ばねのように、かかとで身を折り曲げたりのびあがったりしながら、バレリーノのように跳ねたり身をかがめたりしている。腕や手だけでなく、からだ全体を使って指揮している。トスカニーニのスタイルと似ているのは振りジェスチャーの大きさだけでなく、カリスマ的なところもそうである。平土間にいる我々をとりこにするだけでなく、特にオーケストラをとらえてはなさず、彼らは一致してムーティに従っている。
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