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domenica 13 novembre 2016

やはり、重唱

マエストロ・ムーティとウィーン国立歌劇場来日公演《フィガロの結婚》の二日目に、行きました。

マエストロの手にかかると、重唱が主役になる、ということを再確認しました。

2階席のいちばん後ろで、マエストロの指揮姿が今日も非常によく見えました。3階席からだと、マエストロのからだがかぶさって見えなかったときの両手の動きも、わかりました。やはり、ぐぐっと手を震わせて、歌手を煽っていたのか...。

スザンナと伯爵夫人を歌った二人の歌手は、聖霊降臨祭音楽祭でも聴いていますが、こうやって成長してゆく姿を見守ってゆけるのは、本当に嬉しいです。イタリア人歌手の中核を担っていってほしい。
APAの記事にもありましたが、今回の主役はやはり、スザンナでしょう!
でも、伯爵夫人はとってもお茶目です。カーテンコールで最後にフィガロが登場するのに、おいてけぼりにしてしまうところでした。彼女の楽しげな笑い声が聞こえてきそうなエピソードです。

ケルビーノを歌っていた歌手のくりくりした瞳に、スチューダーを思い出し、少し涙。

マエストロは指揮台を降りて楽屋口に向かうとき、今日も、各演奏家に話しかけてゆきました。
ウィーン・フィルのひとりひとりの奏者の音色が聴こえるくらいの人数は、まさしく室内楽的なまとまりのオーケストラでした。
1階席であれば、もっとつややかな音が聴けたのかもしれません。

終演後にサイン会を開いてくださるのはいつものこと。いつまでもいつまでもお元気でいてくださいね、マエストロ!

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