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lunedì 16 agosto 2010

グルックに対する視点

マエストロ・ムーティがシカゴの新聞のインタビューに答えて、《オルフェウスとエウリディーチェ》については、演出家と完全に同じ道を歩いているとはいえないかもしれない、といったことを暗に語っています。

マエストロにとって、このオペラの台本作家は、偉大な詩人(同じくナポリ生まれ)でもあるけれども、演出家Dornにはその視点がなく、はじめての会合においても、彼がイタリア語版も見たことがある、というようなことを示すものは何もなかった、と乖離を示しています。

妥協しない、幅がない、と言われていることについて、マエストロは、自分は芸術に真剣に取り組んでいるのであり、どうして、69歳の今になってこのオペラをとりあげるのか、それ以外の理由があるものか、と語っています。

シカゴへの想いが、マエストロの人柄のすべてを語っています。率直で裏表がない。

「シカゴをとても楽しみにしています。そこでは人々は率直に語り、オーケストラにはたくらむところが見られず、むしろ真剣さが感じられます。そして、シカゴの人々はわかっています。芸術と音楽に真剣に取り組むことは、演奏する作品の中にある大きな喜びや音楽を演奏することに対する愛情、そういったものを感じたり、経験したり、人々に伝えたりすることを、決して排除するものではないと。こういうことのみられるシカゴが待ち遠しいのです。」

マエストロの真っ直ぐで強い意志を感じさせる瞳が目に浮かぶようです。

2010年8月16日 Chicago Sun-Times
Muti, fighting for his art

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