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martedì 24 agosto 2010

ウィーン・フィルがいたから40年

今日のザルツブルクの新聞に、マエストロ・ムーティのインタビューが載っています。

取り急ぎ、紹介します。

回数を数えるのが好きではなく、200回と聞いたときにはショックを受けたけれども、ウィーン・フィルとの関係があったからこそ、ザルツブルクで40年間演奏してきた、とウィーン・フィルとの強い絆を語っています。

妥協しない人であるのにどうして続くのか、とインタビュアーがたずねると、ウィーン・フィルも同じ、と答えています。

《イワン雷帝》の成功はウィーン・フィルが中欧のメルティング・ポット的キャラクターを持っていることによる、とスラブからイタリアまで、あらゆる文化を融合しているオーケストラである、と称賛しています。

カラヤンの後、ザルツブルクでは3人の芸術監督の時代をすごしてきたマエストロですが、それぞれについても触れています。
モルティエの時代はオペラの演出が原因で降板したこともあったが、今は友人で、彼が支配人を務めるマドリッドでケルビーニ管とのプロジェクトも予定している、ルツチカとは普通の関係で深まることはなく、フリムとは交流が深い、とも語っています。

来年は《マクベス》を上演するマエストロですが、演出家のシュタインは音楽をよく知っている、と信頼を寄せているようです。
笑ってしまったのが、スカラ座でのあの立方体を使った演出を印象深く覚えている、とても現代的なものだった、このコメントにアンダーラインを引いておいてください、と語っていたこと。
マエストロは現代的な演出を好まない、と評されているので、そんなことはないぞ、とユーモアたっぷりに言ってみせたのでしょう。

マエストロはこの世で大切なのは美と調和だと語り、自分はそれに満ち溢れている南イタリアで育った、と語っています。
ウィーン・フィルの響きも美を備え、自分にとっては理想的な響きだ、と言っています。
いろいろなオーケストラと接していても、ウィーン・フィルが最高のようです。
美だけでなく、さまざまな文化の溶け合ったオーケストラなのですから。

マエストロのインタビューが読めて、嬉しいです。

回数や年数はあまり言わないほうがいいのかな、と心配になりましたが、200回、40年の素晴らしいザルツブルク音楽祭になりました。

2010年8月24日 Salzburger Nachrichten
„Nie die Existenz von Schönheit kritisieren“

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