クライバーへのオマージュ
6月20日のマエストロ・ムーティとウィーン・フィルのプログラムについて、マエストロが休憩時間に楽屋で語ったことも報じられています。
6月20日のウィーンのあと、21日から23日はツアーに出ますが、それは7月3日に生誕80年を迎えるクライバーのためのものであることを、明らかにしています。
はじめに演奏した二つの交響曲(リンツ交響曲、未完成交響曲)は、非常に親しかったクライバーがしばしばとりあげていた作品であることから、選んだこと。
一方、悲愴交響曲は、クライバーへの追悼における、オマージュ、そして悲しみと惜別の作品だ、と語っています。
さらに、マエストロは、クライバーは惜しまれ、これからもずっと惜しまれ続けることだろう、唯一無二、今後も出てこないような指揮者で、彼との友情を誇りに思う、しばしば自分のコンサートに姿を見せ、音楽や作曲家について、独特の鋭い皮肉をこめて語っていた、とも話しています。
マエストロへのカードには、マエストロの2004年のニューイヤーコンサートで、クライバーがマエストロに祝福のFAXを送ったことを、わたし自身の忘れがたいエピソードとして書きました。
ウィーンを訪れるたびにマエストロの感銘深い演奏に接することができ、ファンとして本当に幸せです。マエストロに心から感謝します。
ウィーンの人々、ウィーンをしばしば訪れている方たちが、とても羨ましいです。
終演後は、サインを求め、祝福の言葉を述べるファンの長蛇の列で、イタリア人のグループももちろん、いました。
4月の来日公演でサインをいただきそこなった、マエストロのフィレンツェ時代の公演の評論記事を集めた本に、サインをいただきました。
また、ちょうどワールドカップの時期にあたり、さらに、自伝では慈善試合に出たことにも触れる、とのことでしたので、ユニフォーム姿のマエストロが、その試合でボールを蹴っている新たな写真を新聞記事から見つけたばかりだったのを、"Il calciatore Riccardo Muti"とキャブションをつけ、自伝を楽しみにしています、と書いたハートの色紙に貼り、お贈りしました。
喜んでいただけたのだといいのですが。
2010年6月20日 Blitz Quotidiano
Vienna. Muti dirige Wiener in concerto in memoria di Kleiber


Commenti
お久しぶりです!
先日、ウィーンフィルファンの友達からウェッブラジオで録音したCDが届きました。
本当に素晴らしい演奏で感動しまくりです。
「悲愴」には、そんな思い出があったんですね。
マエストロらしいエピソードですね・・・。
感動的です。
「悲愴」は11月に定期演奏会でやるのでとても勉強になります。
「悲愴」のミニチュアスコアは、「カルミナ・ブラーナ」を見に行った時にマエストロにサインをして頂いたので、頑張り甲斐があります!
Scritto da: パン子 | lunedì 19 luglio 2010 a 21:12:19