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60 post da agosto 2009

lunedì 31 agosto 2009

ガランチャ

クラシカ・ジャパンの9月放映予定の中に、ガランチャをとりあげた番組があります。
マエストロ・ムーティも登場するようです。

2009年9月3日9時 クラシカ・ジャパン
ポートレート『エリーナ・ガランチャ』
[演目]
モンサルバーチェ:カタロニア民謡「鳥の歌」によるマドリガルより
マスネ:歌劇『ウェルテル』~手紙の場「ウェルテル…ウェルテル…だれに言い当てることができたでしょう」より
ブラームス:歌曲『永遠の愛について』より、
グノー:歌劇『サン=マール』~「光り輝く静かな夜よ」より
ロッシーニ:歌劇『アルジェのイタリア女』~「愛する彼のために」より
R・シュトラウス:楽劇『ばらの騎士』より
チャピ:サルスエラ『ゼベーデオの娘たち』~「牢獄の歌」より
モーツァルト:アリア『あなたを愛している人の望みどおり』K577より
モーツァルト:歌劇『皇帝ティートの慈悲』K621より
ビゼー:歌劇『カルメン』~「ジプシーの歌」より

[出演]エリーナ・ガランチャ、アニタ・ガランチャ、サー・ロジャー・ノリントン、リッカルド・ムーティ、ジェラール・モルティエ 他
[監督]クレア・アルビー
[制作]2006年
■字幕/約56分
http://www.classica-jp.com/document/index.html#t_01

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ナポリターノ大統領も聴きにくる

ナポリターノ大統領は9月6日にラクイラを訪れますが、同日行われる、マエストロ・ムーティによるコンサートにも足を運ぶ予定であることが、イタリア国内ニュースとして報じられています。

2009年8月30日 ANSA
Sisma: Napolitano il 6 all'Aquila
Partecipera' al concerto di Muti a Coppito

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domenica 30 agosto 2009

ラクイラでのコンサートの意味するもの

マエストロ・ムーティは、イル・ジョルナーレ紙のインタビューで、ラクイラでのコンサートが意味するところを述べています。

マエストロは、人々のために、社会のために、本当に骨惜しみすることなく働く人です。いろいろな立場の人を思いやれる、その立場を想像できる人です。

2009年8月29日 Il Giornale
L’INTERVISTA RICCARDO MUTI

もしもし。マエストロ・ムーティ、よろしいですか?
「ええ。ヴェルディが少し書いたロマンスの譜を読んでいました。コロンナ家生まれのトルロニア公爵夫人に捧げられたものです。終わりましたよ。」

(電話で耳をそばだてる。マエストロが演奏している。素晴らしい歌唱だ。アジリタを伴う一節。ピアノがイタリア・オペラのなめらかな調べを描写する。)
素晴らしい。知られていないけれども、華麗です。
「室内楽風のロマンスでさえ、ヴェルディだと常に演劇のように感じるでしょう?言葉で、歌の身ぶりで、たくさん話しているような状態だといっていいでしょう。」

マエストロ、インタビューなのですが。ラクイラでのあなたのコンサートについて、今、話をしましょう。リハーサル直前です。町中が沸き立っています。熱狂し、進んで熱心に取り組んでいます...ラクイラを訪れたことがありますか。
「2回だけあります。最初はコンサートを指揮しにでした。遅く到着し、とっぷり暮れていて、観たのは少しでした。けれども、町の様子を感じ、受けとめました。2回めは、娘が歌うのを聴くためでした。場所と芸術家のつながりは、たくさんの期待の結果です。重要な瞬間瞬間が思い出されます。けれども、次のような場合はとりわけです。人々を襲った不幸によって傷ついた人達の場合は、誰もがそうでしょう。」

敬意の気持ちから、当地の演奏家達に対して統合を求めるよう、あなたに要請したのは誰ですか。
「これが真相です。コンサートの要請が私のほうへありました。けれども、承諾する前に、条件を出しました。ラクイラの演奏家グループと一緒に仕事をするという条件です。すべてのグループです。葬儀でひとつになるのとは違います...」

...けれども、祝賀のようですが。
「違います。この状況下では、そういった言葉に危惧を抱きます。シンプルにもっと正確に、仕事のことを話し合いましょう。音楽を演奏すること、すべてがそこから始まります。この悲惨なできごとについて考えたとき、自然と、すぐに音楽家達を思い浮かべました。彼らの蒙った被害はどうだろうか。家を失った人がいるでしょうし、大切な人を失った人もいるでしょう...。楽器や自分達の音楽の場がだめになったのを見たことでしょう。たとえ国際的に優れた著名な演奏家達だとしても、ラクイラのために歌い、演奏するように仕向けるのは道理にかなわないように思えました。そうではなく、ラクイラの演奏家達に寄り添うような気持ちを見せることが、ふさわしいように思えたのです。」

ラクイラの演奏家達を統合し、彼らに活動を続けていくための奮起とエネルギーをもたらす、ということですね。
「とりわけ、まだ損害を被ったままの状態にあるラクイラのために、彼らが活動できるような状況をすぐに整えることです。」

Società Aquilana dei Concerti Barattelliから、Solisti AquilaniやCoro Gran Sassoなどに至るまで、現地のすべての音楽団体が参加します。
「プロの演奏家や音楽院の生徒もいます。一緒に仕事をしますし、聴きたい人達に対して、すべてのリハーサルが公開されます。」

プログラムは特別に配慮されました。ベッリーニとヴェルディの有名な序曲、伝説に彩られた作品で、《清らかな女神よ》から《行け、我が想いよ》に至るまで、用意されています。Teresa Romanoの感動的な声や、素晴らしい声の持ち主で、高く評価されている Ildar Abradzakovが共演します。
「そのとおりです。オペラからの作品で、イタリア人の演奏家達にとっても聴衆にとっても、その血の中に流れている作曲家によるものです。モーツァルト、ベートーベン、シューベルトといった偉大な音楽家達同様、絶え間なく、非常によく研究されていることは確かで、その卓越性や楽譜印刷の質の高さ、ラクイラで演奏する作品としての審美的・精神的な重み、そういったものを重要視することについては、いずれにしても、同意します。確かに、それらを演奏するには、深い注意と気遣いが必要です。そうでなければ、しかしながら、非常にいい加減な水準のものにつながってしまう可能性があるからです。私達の歴史を作ってきた作品であり、大きな責任と価値を同時に持った作品です。けれども、直接大きなインパクトをもたらす作品でもあり、あらゆる分野の人にとって、よく知られているといえるような作品です。」

芸術面で、演奏家達は同じレベルでしょうか。
「この状況下で集められ、たとえ、個々には称賛されるレベルにあるとしても、合体された合唱団やオーケストラが、洗練度を高めるために人生を捧げているような団体、そして、全員が円熟し、何年にもわたって選ばれてきたようなメンバーからなるような団体と、同じような出来を持てるだろうと想像することは、イタリアのプロの音楽家達にとっては、侮辱といえるかもしれません。けれども、演奏においては、どの瞬間もどの状況も、すべてが二度と同じものがなく、繰り返せないものです。今回のような機会では、当然のことながら、芸術上の品位は守られ、霊感と参加意識、うまく演奏しようという意欲が生まれ、音楽にそれが感じられ、技術上完璧でないところがあっても、それらがとって代わりうることでしょう。」

改まったものになりすぎる危険はないのでしょうか。はたして、イタリアや海外からどういった人達が聴きにくるのでしょうか。大統領が列席することすらあるとのことですが。
「そうは思いません。ラクイラでの悲惨なできごとは、全ての人にとって、心から、深く、感じとられてきました。そして、私達のナポリターノ大統領にとっては、政治家としてや人間としてのあり方は別にして、芸術的な催しに参加することは、常に自然な行為です。彼は、教養ある人間として、音楽を愛しています。つまり、こういうことです。このコンサートは、すべての人にとって、自然な出来事だと私には思えます。」

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シカゴとローマが最優先となっても、ウィーン・フィルは特別

マエストロ・ムーティへのレプッブリカ紙のインタビューを紹介します。

マエストロは、結局、また、これまでのように、働きすぎの状態に戻ってしまうようです。音楽に対する妥協しない姿勢と熱意には、いつものことながら、本当に深い敬意を払います。

これまでも健康そのもののマエストロですが、どうか、いついつまでもお元気で。毎日お祈りしています。

モストリークラシック誌最新号がイタリア・オペラの特集をしていて、ローマ歌劇場についてもとりあげられています。
そういえば、1981年来、スカラ座来日公演にはじめて行かないことになりました...。

モストリークラシック 2009年10月号
特集 イタリア・オペラの快楽

2009年8月29日 la Repubblica
"Dirigerò per l´Abruzzo poi punto al rilancio dell´Opera di Roma"

「9月3日から、リハーサルを公開します。最大限にまで身を粉にする演奏家達と一緒に仕事をすることになるのだと、わかっています。とりわけ私にとっては、非常に実りある出会いになることでしょう。」

これほど困難な状況はないと思われるような人々を率いることは、大変ではありませんか?
「地震の被害者達のためのコンサートを指揮するよう依頼を受けたとき、既製の、多少の差はあれ、名の知れたオーケストラとではなく、当地の音楽集団自身と音楽を演奏するよう、望むことができたら、と直ちに考えました。このような条件では逆に、時として、最高の表現力を伴った結果に到ります。悲惨な状況に苦しめられている現地の演奏家達と聴衆は、《ノルマ》の《清らかな女神よ》、《ナブッコ》の《行け、我が想いよ》のような、ベッリーニやヴェルディのいくつかの作品を演奏し、聴くことに、心から同意することでしょう。イタリア人のからだにしみこんでいる音楽であり、文化面のみならず、イタリア人の感性に関するアイデンティティにおいて意味のある音楽です。」

繰り返してきた質問があります。ローマ歌劇場に行くことを、どうして承諾したのですか。
「オーケストラと合唱団の強い希望に応えたのです。それについては、市長が熱意をもって伝えてきました。ここのところ、私の芸術人生は平穏で、成功に満ちています。ローマ歌劇場のようなところを引き受けることが、大きな責任であるのは間違いありません。けれども、非常に強い求めによって説得されてしまいました。」

正確にはどういう役職ですか。
「『ローマ歌劇場指揮者』 "Direttore dell´Opera di Roma" です。けれども、役職名が仕事をするわけではありません。むしろ、仕事が役職名に意味をもたらすのです。演奏家達の集団の質について、まず何よりも専念することになります。また、大筋において、1年に二つのオペラと2回のコンサートを指揮します。国際的な視野を持った支配人や芸術監督と共同して仕事をし、新風をもたらせたら、と考えています。ローマのような首都には利点があります。また、ローマ歌劇場では、第一級の人々を歓待してきましたし、トスカニーニやヴィスコンティのような芸術家達が、そこで仕事をしてきましたが、そのような栄光に彩られた歴史がここにはあります。私の理想とするところは、交流やツアーを行えるほどの水準に到達することです。また、カラカラのような素晴らしい場所で演奏するといったような、壮大な可能性についても、考えています。」

あなたは指揮者であり、常に政治と距離を置いてきました。過去、ヴェルトローニとの明白な友情から、ローマで指揮をしたことがあります。アレマンノのような右派の市長の招きを受け入れることに、困惑はなかったのですか?
「私は政争とは無縁です。いつもそうでした。フィレンツェ時代もスカラ座での19年間も、そうでした。政治に屈伏したことは一度もありません。芸術の論理は独立して存在しますし、そうあり続けることでしょう。それが私の姿勢であり、私を招いた人は、それが最良だとわかっています。」

ザルツブルク、ウィーン、シカゴ、ニューヨーク、ミュンヒェンでの活動、ケルビーニ管との仕事、その他にもありますが、あなたのスケジュールは猛烈に密度が濃くなっています...
「私よりももっと仕事をしている指揮者達がいます。マゼール、ゲルギエフ、バレンボイムといった人達です。いずれにしても、2010年から、シカゴとローマが最優先になります。けれども、ウィーン・フィルとの関係も第一義的なものとして続きます。来年は、彼らと40年間、絶えることなく共演し続けてきたことを祝います。」

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sabato 29 agosto 2009

ローマ歌劇場の水準をもっと上げるために

マエストロ・ムーティへのインタビューが、今日のいくつものイタリアのニュース・メディアを席巻しています。

ラクイラの人々へのメッセージにもあったとおり、ラクイラでのコンサートに対するマエストロの真摯な姿勢には、心を打たれます。
日本の阪神淡路大震災に対する気持ちもうかがえるインタビューでした。

2009年8月29日 Corriere della Sera
Muti, musica per l’Abruzzo «A Roma dirigerò 5 anni Nessuna sfida con la Scala»

「そのとき、ラベンナの自宅にいました。」リッカルド・ムーティは回想する。「夜の間、ずっと目を覚ましていました。地震の小さな衝撃があったのです。家が揺れました。4月6日の朝、テレビをつけて、アブルッツォで起きた悲惨なできごとを観ました。」彼は、9月6日、地震からちょうど5ヶ月後、ラクイラ、CoppitoにあるGuardia di Finanzaの職員宿舎で、民間の支援グループと文化相によって計画準備されたコンサートを指揮する。それは、«Campi sonori - Prologo della rinascita»の一連の催しを締めるもので、ナポリターノ大統領が出席する予定である。

連帯感を示したたくさんのコンサートが続々と行われたが、それに関しては新規面がある。ムーティは語る。「招かれたとき、提示した条件があります。それは、当地のオーケストラ、合唱団のグループを指揮すること、ということです。彼らも地震に襲われ、ホールと楽器を失ったのです。」Solisti Aquilani alla società Barattelliから、音楽院の生徒たちによるIstituzione sinfonica abruzzese まで、実在する10のグループが参加し、ベッリーニとヴェルディの作品を組み合わせた、よく知られたプログラムを演奏する。

「地震の被害に遭った人達が、名門オーケストラや交響曲のコンサートを求めているとは思いません。それは、豪奢なもてなしがそこに持ち込まれるようなもので、彼らを緊張させるようなものです。私がそこに存在することによって、次のような意義と深い心情を伝えることができたら、と思います。あなた方と一緒に、あなた方のために音楽を演奏するために、私はここにいるのです、と。」

文化も損害を被り、心を楽しませられない状態が続いている...「戦争中のようなものです。このような状況は、決して上出来なものではありません。緊急で必要なものについて、また、日々の最も基本的な要求と戦いながらテントで暮らさざるをえないことについて、いつも配慮が足りません。私には、1度ならず、地震の体験があります。青年の頃にナポリで、そして、日本に関連してです。我々にただちに無気力感をもたらし、ただちに全く無力感に陥らせてしまうようなこと、そして、そういった無気力・無力とともに生活していくかもしれないことは、いちばん恐ろしいもののひとつです。」

マエストロ、あなたは、2010年12月からローマ歌劇場の指揮者になることについて、「イエス」と最近答えましたが、まだそのことについてコメントしていません。「私は見直しについて話すつもりはありません。この歌劇場をもっと国際的な水準に引き上げることが重要です。契約は5年の予定です。オーケストラを完全なものにすることとツアーの他に、1年にオペラを2作品、2回以上のコンサートを行います。」

スカラ座への挑戦だと言っている人がいます。「挑戦だなどと言えるのは、愚か者だけでしょう。私は仕事をするためにローマへ行くのであり、他の歌劇場と戦うために行くのではありません。スカラ座で19年間を過した後では、そのようなもの言いは、自分自身に戦いを挑むと言っているようなものです。」

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ラクイラ公演の放送

マエストロ・ムーティが指揮するラクイラ公演は、RAI RADIO UNOで9月6日18時から放送されるそうです。

プログラムは次のとおりです。

In programma:
da «Norma» di Vincenzo Bellini
«Sinfonia»
«Ite sul Colle»
«Sediziose voci»
«Casta diva»

di Giuseppe Verdi
«La forza del destino»
«Sinfonia»
«Finale II»
le arie «Il santo nome»
«La vergine degli angeli»

i «Vespri siciliani»
«Sinfonia»

«Nabucco»
«Sinfonia»
«Va’ pensiero»

2009年8月29日 Il Giornale
Bellini e Verdi in diretta su RadioUno

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マエストロの地震体験

今日のCorsera紙にもマエストロ・ムーティのインタビューが載っています。

ラクイラでのコンサート、ローマ歌劇場へ行くことについて語っています。

マエストロの地震体験は、たとえば、若いころナポリでと日本でとのこと。日本では何度か(最近では2度)体験していると思いますが、ウィーン・フィルと演奏中のがありましたね、マエストロ!
ベーム翁が、来日公演中に遭遇して、滞在中のホテルでびっくりしたエピソードも有名。

ラクイラの地震の際には、マエストロはラベンナの自宅にいて、揺れを感じたとのこと。

ローマ歌劇場とはツアーも予定に含まれているらしいですが、来日公演が仮にあるとしたら、しっかりした招聘元であるよう、心から願っています。

ローマ市長はミラノを大いに意識しているかもしれませんが、マエストロは自分にはそういう意図がないことを、ここでも明言しています。当然です。

夜になりますが、後で紹介します。

2009年8月29日 Corriere della Sera
Muti, musica per l’Abruzzo «A Roma dirigerò 5 anni Nessuna sfida con la Scala»

(この記事に続きはありません)

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バカンスといってもインタビュー

今日のレプッブリカ紙とイル・ジョルナーレ紙に、マエストロ・ムーティのインタビューが載っています。

どちらもラクイラでのコンサートに触れていますが、レプッブリカ紙では、ローマ歌劇場へ行くことについても、はじめて語っています。歌劇場のオーケストラと合唱団の懇願と熱意に応えたもの、という理由を明かしています。

9月3日からはラクイラでリハーサルを公開するとのこと。
ラクイラには2回行ったことがあり、そのうちの1回は、キアラさんの公演を聴きに訪れたものである、とも言っています。

来年(来シーズン)は、ウィーン・フィルとの共演40周年になる、とここでも言っています。

二つとも追って紹介します。

朝、新聞を開くとマエストロのインタビューが載っているなんて、今まで数えきれないほど思ってきたことですが、うらやましい!

2009年8月29日 la Repubblica
"Dirigerò per l´Abruzzo poi punto al rilancio dell´Opera di Roma"

2009年8月29日 il Giornale
L’INTERVISTA RICCARDO MUTI

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過去のウィーン・フィル公演の放送

9月30日に、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルによる、プロコフィエフ 古典交響曲の録音が、インターネットで放送されます。

2009年9月30日19時30分(日本時間10月1日2時30分) OE1・ORF
Philharmonisches in Ö1
"Neoklassizismus und Shakespeareouvertüren aus Russland - mit den Wiener Philharmonikern".

Sergej Prokofjew: Symphonie Nr. 1 D-Dur, op. 25, "Symphonie classique" (Dirigent: Riccardo Muti)

http://oe1.orf.at/programm/200909309701.html

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venerdì 28 agosto 2009

レーピンの夢

今日のレプッブリカ紙に、Ravello音楽祭に出演するレーピンのインタビューが載っています。

彼の夢は、ナポリ、サン・カルロ歌劇場でマエストロ・ムーティと一緒に演奏することだそうです。

ベートーベンのバイオリン協奏曲をマエストロ、ウィーン・フィルと録音したレーピンですが、マエストロについて、プロの演奏家としても、人間としても、最も立派な人のひとりだ、2年前の録音体験は、決して忘れることはないであろうというような、強烈なものだった、と語っています。

実現するのが楽しみです。

2009年8月28日 Il Repubblica
"Il mio sogno: suonare al San Carlo con Muti"

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ラクイラでのコンサートのソリスト

マエストロ・ムーティがラクイラで開くコンサートについて、プログラムは発表されていましたが、ソリストについて触れている記事がやっと出ました。
バスはIldar Abdrasakov、ソプラノはTeresa Romanoです。

2009年8月27日 Il Messaggero
Il 6 settembre a Coppito Muti con Bellini, Verdi e tutti i musicisti abruzzesi

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mercoledì 26 agosto 2009

ラクイラの人々へのメッセージ

マエストロ・ムーティは、ラクイラに向けて、ザルツブルクからメッセージを出しています。

「ラクイラを訪れることを嬉しく思います。私にとっては、ラクイラの人々のための音楽祭であり、また、ラクイラの人々とともに行う音楽祭でもあります。ラクイラの音楽院の生徒達と一緒に音楽を演奏することは、私には、建物を再建することと同じくらいに、重要な印です。文化相からの提案をすぐに受け入れ、この音楽祭を閉幕するための協力を申し出た理由は、ここにあります。そのために、リハーサルを公開することも希望しました。民間人の護官や消防士といった勇敢な方々、この地の再興のために、何ヶ月も働いてきたすべてのボランティアの方々に対して、祝意を述べ、握手を求めることを許していただければ幸いです。」

2009年8月26日 apcom
Abruzzo/ 'Campi sonori', il 6 settembre Muti chiude a L'Aquila

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ラクイラで《行け、我が想いよ》

マエストロ・ムーティは9月6日18時にラクイラでコンサートを開きます。

震災からの復興を祝し、復興に心血を注いだ人達をねぎらうもので、ラクイラ出身の音楽家達による団体を指揮して、ベッリーニとヴェルディを演奏します。もちろん、《行け、我が想いよ》も指揮します。

また、ナポリターノ大統領も出席する予定とのことです。

リハーサルもマエストロの希望により、公開されます。

ザルツブルクからマエストロがコメントを出しています。

2009年8月26日 asca
TERREMOTO: CONCERTO MUTI 6/9 A COPPITO, 'PER' E 'CON' GLI AQUILANI

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martedì 25 agosto 2009

ザルツブルクとの深い絆

ザルツブルク音楽祭の機関紙Daily 第26号は、マエストロ・ムーティが表紙です。25日に今年のザルツブルク音楽祭出演公演を終えるマエストロと、ザルツブルクのつながりを、そのキャリアの中で考察しています。

ローマ歌劇場音楽監督になることが、ザルツブルク音楽祭を訪れたローマ市長との間で決まり、シカゴ響音楽監督の契約サインが、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭の時期にザルツブルクでなされ、1971年にザルツブルク音楽祭デビューを飾ったけれども、それはウィーン・フィルとの出会いでもあり...と、マエストロのキャリアにおいて、ザルツブルクがいわば、キーストーンになっていることを紹介しています。

マエストロはシカゴ響をザルツブルク音楽祭に連れてくる可能性があるそうです。

また、ローマ歌劇場との契約は、まだ正式な内容は発表されていませんが、このDailyによれば、最初に3年間、そして、オプションとしてそれに続く2年間、という期間になっているようです。

マエストロのキャリアの始まりにおけるリヒテルの重要さを記述し(ここでも紹介しましたが、協奏曲について、マエストロがオーケストラ・パートのピアノ、リヒテルがソリストのパートのピアノを弾くリハーサルを、はじめての出会いで行ったこと)、スカラ座でのキャリアにおけるルビンシュタインの存在に触れています。

そして、来シーズンの聖霊降臨祭音楽祭で、モーツァルトとJommelliをとりあげることに触れて、ザルツブルクでのマエストロ・ストーリーは終わっています。

ドイツのメディアが今年の音楽祭について、マエストロを皇帝(王)、Netrebkoを女王、ラン・ランを王子、と面白くキャラクター付けしていました。

人が皇帝と呼ぼうが、王と呼ぼうが、そして、実際にもそういう立場にあるのだとしても、わたしにとってマエストロは、ファンには誠実に優しく接してくれる、心から憧れ、尊敬してやまない演奏家です。

夜、ゆっくり紹介します。

Salzburg Festival
2009年8月25日
Daily 26
Demnächst wieder Mozart

http://www.salzburgerfestspiele.at/

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lunedì 24 agosto 2009

イタリア国歌(1)

マエストロ・ムーティが、イタリア国歌について語っている記事を紹介します。ブルーノ・ヴェスパによる寄稿です。

フィレンツェ歌劇場管やケルビーニ管と、イタリア国歌についてリハーサルを行っている映像が手元にあります。冒頭の太鼓の連打にこだわり、また、勇壮で早めのテンポできびきびと演奏することにこだわっている様子が、とてもよくわかります。

2009年8月21日 Il Quotidiano
Muti e l’inno di Mameli a passo di carica

《行け、我が想いよ》?リッカルド・ムーティは2011年1月に、ジュゼッペ・ヴェルディの《ナブッコ》でローマ歌劇場のシーズンを開幕させる。イタリア統一150周年祝賀の始まりで、北部同盟は、有名な《行け、我が想いよ》を国歌に格上げすることを提案してはいたが、祝賀はできれば弱めの調子でやりたいと望んでいるようだ。けれども、《行け、我が想いよ》を国歌としてふさわしくない、とみなしているのは、世界で最も偉大なヴェルディ指揮者である、ムーティその人である。他はいざ知らず、そこには実際的な理由がある。ムーティは言う。「国歌は、とりわけ、サッカーの試合の前に演奏されます。フランチェスコ・トッティが《行け、我が想いよ》を歌った後、ピッチに向かって走りだすところを、想像してみますか?」リッカルド・ムーティは申し分のないナポリっ子で、卓越したパントマイムの才能の持ち主であり、彼の素晴らしいザルツブルク邸での食事の際、爆笑してテーブルに突っ伏した。「《ナブッコ》の合唱は素晴らしく、よろしいですか、偉大な音楽なのです。」マエストロは続ける。「けれども、国歌としては軟弱です。敗北したヘブライ人達は座ったままで、『美しく、そして失われた...』故郷を嘆き悲しんでいます。それから、ヴェルディは楽譜において、ピアニッシモで演奏し、歌うよう提示しています。雰囲気は、ささよくようなものでなければならないのです。ささやいているトッティを想像してみますか?」また大笑い。

ムーティは再び続けた。「けれども、まあ、よくみてみれば、《マメーリの賛歌》は、うまく演奏されたときには、やはり美しい音楽です。私がやっているようにすれば...」既に、彼はそうやってきた。随分前に、国歌の演奏が小さな論争をまきおこしたことがあった。フランチェスコ・コシガ大統領の頃で、彼のドイツ人同僚に栄誉を表したコンサートをサンタ・チェチリアで催した。セルジュ・チェリビダッケが指揮をした。ドイツの市民権を持ったルーマニア生まれの素晴らしい指揮者だった。《マメーリの賛歌》を、弦楽器だけで、苦痛なほどの緩慢さで演奏した。自分はそのとき好きになれなかった、と私はムーティに語ったが、彼は、軽蔑と面白そうな皮肉の入り混じった視線を私に浴びせかけた。それはこういう意味を伝えたかったようだった。「何ひとつわかっていない...。」

今、ザルツブルクで話を再び続けている。彼は、《マメーリの賛歌》を非常に遅く演奏した他の有名指揮者達を列挙し、こう言った。「でも、違います。《マメーリの賛歌》は断固とした急ぎ足で演奏されるものです。」そして、冒頭を振って見せた。「太鼓の連打で始めます...」妻のクリスティーナが加わってきた。ローマ市長ジャンニ・アレマンノとの話し合いに立ち会っていた。ローマ歌劇場を率いることについてムーティと決めるために、ここまで乗り込んできたのだった。長い間、チェリビダッケに関してはムーティに一理あると確信している。

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domenica 23 agosto 2009

ラベンナ側の祝福

マエストロ・ムーティがローマ歌劇場を率いていくことについては、マエストロが暮らしている、ラベンナ県、ラベンナ市のトップからも祝福されています。

ラベンナ市長は、マエストロのイタリアでの音楽活動が、ラベンナ、ナポリ、ローマで集中的に行われていくことについて、マエストロから確認を得ている、マエストロはナポリ生まれだが、ラベンナにとっては養子、と語っています。
ラベンナ音楽祭のことです。

なお、記事の結びに、ザルツブルクで26日にコンサートがあり、その後、短いバカンスを過ごし、9月6日はラクイラでコンサート、とあります。

新たに、情報源不明の、ザルツブルクでの26日のコンサートが登場、といったところです。

Intanto, Muti sarà in concerto a Salisburgo il 26 agosto e, dopo qualche giorno di vacanza, il 6 settembre terrà un concerto per i terremotati all’Aquila.

2009年8月21日 Il Resto del Carlino
Muti a Roma, applausi da Ravenna

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venerdì 21 agosto 2009

マエストロのウィーン公演?

今日のメッサッジェーロ紙が、マエストロ・ムーティの今後の予定を列挙しています。

他紙ではすでに、マエストロがザルツブルク音楽祭の後、ラクイラ公演まで短いバカンスを過ごす、と報じられています。

メッサッジェーロ紙が、8月23日と25日のザルツブルク音楽祭《モイーズとファラオン》公演の合間、8月24日に、マエストロ・ムーティがウィーンで、ウィーン・モーツァルト管を指揮する、と書いていて、びっくりしました。

本当?

オーケストラの予定には、別の指揮者によるコンサートが入っているのですが。
http://www.mozart.co.at/date_de.htm

2009年8月21日 Il Messaggero
Una bacchetta globale

Il 24 agosto, fra un Mosé e l’altro, a Vienna per un concerto con la Wiener Mozart Orchester.

今井美樹と薬師丸ひろ子の声が大好きで、疲れて帰宅して聴くと、本当に癒されます。80年代は薬師丸ひろ子とずっと一緒だったような気がします。Womanなんて、マエストロを想いながら聴いていたなあ、と想い出されます。

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《行け、我が想いよ》の後にトッティは試合なんてできないと爆笑

ブルーノ・ヴェスパの記事を読みながら、マエストロ・ムーティの笑い声が、そのいたずらっぽい笑い顔が心によみがえってくるかのようでした。

以前にもマエストロは、サッカーの試合を《行け、我が想いよ》の後にするのは、士気の面で無理、と語ったことがあります。

もちろん、マエストロは第二の国歌とはしています。
でも、国歌としては適当だとは考えられない、それは、他でもない、実際的な理由があるから、として披露した比喩に、ザルツブルクのマエストロ邸の食事のテープルは、大爆笑に包まれたとのこと。

サッカーの試合の前に国歌が歌われることを考えると、トッティが、《行け、我が想いよ》を歌った後、さあ、行こうか、と走り出すのを想像できる?

《行け、我が想いよ》は打ちひしがれたヘブライ人達が、座ったまま、失ってしまった美しい故郷を想いながら歌うもので、ささやくように、ピアニッシモで演奏される曲だ、トッティがひそひそささやくなんて、想像できる?

ローマ歌劇場だから、ローマのトッティを引き合いに出したのでしょうが、いかにもマエストロらしいジョークです。

2009年8月21日 Il Mattino
Muti e l’energia di Mameli che batte il Va’ pensiero

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《ナブッコ》は2011年1月

ブルーノ・ヴェスパが寄稿している記事があります。

マエストロ・ムーティのザルツブルクの別荘に、ローマ市長とともに訪れていたヴェスパですが、マエストロがローマ歌劇場で《ナブッコ》を指揮するのは、2011年1月だと書いています。イタリア統一150年を祝うものであり、当然、《行け、我が想いよ》も合唱団によって歌われます。

マエストロがイタリア国歌について語ったことも書いています。

2009年8月21日 Il Quotidiano
Muti e l’inno di Mameli a passo di carica

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giovedì 20 agosto 2009

ローマ市長の熱意

マエストロ・ムーティをローマ歌劇場音楽監督に、というアイデアはブルーノ・ヴェスパから始まった、とローマ市長は語っています。

8ヶ月間にわたってマエストロにアプローチし、ラベンナ音楽祭サラエボ公演、そして、今公演中のザルツブルクへと足を運んで、承諾をもらえた、とのことです。

ローマ市長はローマ歌劇場の栄光を再び取り戻すことに燃え、マエストロは、南イタリアのオペラ音楽文化の素晴らしさを、人々に再認識してもらうことに燃え、とマエストロ自身は北イタリアをライバル視することなど全くなくても、ローマ市長の心中はなんとなく推察できます。

また、イタリア統一150周年にマエストロはローマで《ナブッコ》を上演することになりそうです。

2009年8月20日 Il Tempo
Roma conquista Muti

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《モイーズ》評

ザルツブルク音楽祭の機関紙が、マエストロ・ムーティが上演している《モイーズとファラオン》のメディア評から、マエストロや合唱団、歌手達への称賛を抜粋して紹介しています。

もう時間がないので、夜にまた。

マルタの音楽院をめぐるニュースもここ1週間ほど気がかりです。今週末こそ、まとめていろいろ紹介できたら、と思います。

Salzburg Festival
Daily 22
Eleganz und Präzision

http://www.salzburgerfestspiele.at/

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マエストロの条件

マエストロ・ムーティが、ローマ歌劇場の音楽監督を2010年12月から引き受けることになりました。

マエストロは、ローマ歌劇場の労働組合が平穏であることを望み、また、ローマ歌劇場とナポリ、サン・カルロ歌劇場との間で、中央・南イタリアの歌劇場のゆるやかな連盟、交流が行われることをあらためて重要視している、と文化省政務官Francesco Giroに述べたそうです。

南イタリアを愛し、大切にするマエストロが思い描いていることが、とてもよくわかり、そのナポリへの深い想いに、感動しました。

2009年8月19日La Stampa
Muti nuovo direttore dell'Opera di Roma

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mercoledì 19 agosto 2009

ケルビーニ管パリ公演は2公演

マエストロ・ムーティとケルビーニ管による《ドン・パスクァーレ》のパリ公演は、11月9日、10日の2日間です。10日も加わっていました。

Gaetano Donizetti
Don Pasquale

lundi 9 novembre, 20h,
mardi 10 novembre, 20h (Nouvelle date)
Production Théâtre des Champs-Élysées
Concert chanté en italien, surtitré en français.

Riccardo Muti, direction
Nicola Alaimo, Don Pasquale
Laura Giordano, Norina
Mario Cassi, Malatesta
Francisco Gatell, Enrico
Gabriele Spina, Notaro
Orchestra Giovanile Luigi Cherubini
Choeur du Teatro Municipale de Piacenza

http://www.theatrechampselysees.fr/saison-detail.php?t=2&s=18

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壮絶なベルリン・フィル史

2007年に出たベルリン・フィルの125年の歴史についての本が、邦訳されました。
ドイツ語版をざっと読んだとき、マエストロ・ムーティについての記述は少しだし、知られている内容だったのに対し、歴代の音楽監督およびオーケストラについては、遠慮ない書きっぷりで、びっくりしたものでした。

邦訳をこうやってあらためて読むと、マエストロの記述は少なくて、しかも、ニュートラルで、本当によかった、と思うほど、他の部分は率直。

ベルリン・フィル あるオーケストラの自伝
ヘルベルト・ハフナー
春秋社 2009年8月
2500円

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ローマ歌劇場では1年に二つのオペラ

ローマ市のサイトに、マエストロ・ムーティがローマ歌劇場の指揮者になるニュースが載っています。

年間、オペラを少なくとも二つと、コンサートを2回、指揮することになりそうだ、とのことです。

2009年8月19日 Comune di Roma
Teatro dell'Opera, Riccardo Muti nuovo direttore

http://www.comune.roma.it/was/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_21L?menuPage=/&targetPage=/Homepage/Area_Content/Primo_Piano/info675718352.jsp

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ローマ歌劇場へ

マエストロ・ムーティが2010年12月から、ローマ歌劇場の指揮者を引き受ける、というニュースが出ています。

ザルツブルク音楽祭を訪れた、ローマ市長とブルーノ・ベスパが情報源です。ローマ市の公式ニュースとなっています。

2009年8月19日la Repubblica
Dal 2010 Riccardo Muti sarà il direttore dell'Opera di Roma

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martedì 18 agosto 2009

ウィーン・フィルの意欲的な試み

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルのザルツブルク音楽祭公演について、独墺メディアの評が随分出ていますが、絶賛されているのは言うまでもありません。

興味深い記述がみられました。今年の音楽祭で、ウィーン・フィルがどれほど意欲的に、これまでの領域を超えた作曲家、作品に挑戦していることか、それは、今の音楽祭首脳の芸術的スタンスの表れ、というものです。さらに、その文脈の中で、マエストロの公演もとらえられているのです(まあ、プログラミングが音楽祭の方針を表したものになるのは、当然のことなのですが...)。

マエストロのプログラムにあるArcanaは、フィラデルフィア管が初演を行っており、その大編成、大音量は、写真で見られる、ステージ中に広がる楽器群からもわかります。

インターネット中継では、残念ながら、ウィーン・フィルのつややかさまでは聴きとれず、この一見アンビバレントなオーケストラと作曲家の組み合わせを、マエストロがどのようにドライブしたのかが、評ほどにはわかりませんでした。ウィーン・フィルの大のお気に入りの指揮者だからこそ、とか、気品ある演奏、とあっても、会場にいたならば味わえたであろうものは無理でした。

2009年8月17日 Abendzeitung
Radikale Klangvision

マエストロの公演を聴かれた方のブログが、もうひとつあります。
ザルツブルクの町の様子もわかり、嬉しいです。

ありがとうございます。

FANTASY
2009年8月17日
Riccardo Muti in Salzburg

http://pub.ne.jp/marilyna/

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lunedì 17 agosto 2009

フィルハーモニア管のある時期を振り返った本

フィルハーモニア管で、マエストロ・ムーティが音楽監督だった頃についても一部振り返った本が、やっと、ネット書店に出ました。

マエストロと同世代の指揮者で、カラヤンとの接点のない指揮者はおそらくいないでしょう。
マエストロは、この本でとりあげられているフィルハーモニア管のほか、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、スカラ座、そして、ザルツブルク音楽祭、といった音楽シーンでカラヤンとつながりがあります。

マエストロの、ザルツブルク音楽祭におけるウィーン・フィルとのコンサート評には、カラヤンの後継者としての面も書かれています。
アニフに別荘があるから、といったことではなく、音、響きの造り方に関する概念・ポリシーから、後継者とみなされているようです。

来年、再来年のザルツブルク音楽祭でのマエストロが、どれほどまでに大きな存在となるのか、想像もつきません。

The Music Goes Round and Around
Basil Tschaikov
Upfront Publishing
1 Jun 2009
£12,99

2009年8月17日 Salzburger Nachrichten
Eleganz kann auch der Moderne nicht schaden

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ベルリン・フィルについてのサイト

ベルリン・フィルについてのサイトを、大手CDショップがたちあげました。

マエストロ・ムーティによる、ベルリン・フィルとのヨーロッパ・コンサートのディスク発売は、来春なのかなあ、と待ち遠しいです。

ドイツ発のニュースには、マエストロによるザルツブルク音楽祭公演の短信もあります。

ベルリン・フィル・ラウンジ
ドイツ発最新音楽ニュース
2009年8月16日 
ザルツブルク音楽祭、《モーゼとファラオ》プレミエ

http://www.hmv.co.jp/news/article/907310063/

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domenica 16 agosto 2009

イタリアのシャツ

作家としての村上龍はほとんど知らないのですが、わたし自身がF1とサッカーが大好きなので、自然とその方面での彼の文を読むことになってしまっていました。

朝日ジャーナル誌を読んでいた頃、田中康夫の連載は、内容が全く理解できないことが多かった。当時(今も)、ファッションにも、キャビンクルーにも、グルメにも縁がなかったので、仕方がなかったのですが。
村上龍のことを、田中康夫と同じタイプかと思っていましたが、実は全然違っていたのだと連載エッセイで知り、驚きました。

マエストロ・ムーティは、フォーマルな場ではなくてもシャツ姿が本当に多くて、ビジネスとは異なる分野で働いているのになあ、といつも思っていました。そんなところへ、村上龍がそのエッセイで、イタリアはシャツが基本、という持論を展開していたのを読んだのでした。
漫画『王様の仕立て屋』を読んでもわかることかもしれませんが。

古い本ですけれども、今読み返しても、楽しい。

案外、買い物好き
村上龍
幻冬舎 2007年11月
1400円

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sabato 15 agosto 2009

opernwelt誌最新号

opernwelt誌最新号に、マエストロ・ムーティのインタビューが載っています。

イタリア語が皆目読めなかった頃(フランス語の文法・語彙知識でしか読めなかった...)、ドイツのオペラ雑誌にたまに載る、マエストロのオペラについてのインタビューや記事に、本当に助けられました。
本誌にインタビューが載るのは、ずいぶんひさしぶりです。

《メディア》を上演するために、新しいカラスを探しているらしいことがよくわかります。
スカラ座のときの《椿姫》のように、若い歌手を見つけることができるといいのですが。

オンラインでももちろん読めます。
入手したら、また紹介します。

opernwelt 2009年8月号
Interview
Viva Napoli!
Das Herz Riccardo Mutis schlägt für die italienische Oper – nicht nur für Verdi und Puccini, sondern auch für Komponisten, die nördlich der Alpen kaum bekannt sind. Im Gespräch mit Jörg Königsdorf erzählt er, was ihn daran fasziniert.

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ウィーン・フィルのメンバーの写真集

1週間以上前に届いていたのですが、やっと荷物を開けることができました。

以前にも紹介しましたが、ウィーン・フィルのメンバーの何人かをとりあげて、話を聞くとともに、プライベートを含めた練習風景などの写真を収めた、とても素敵な本を入手しました。
マエストロ・ムーティが序言を書いています。

メンバー達の個人的な練習風景や自宅の様子は、とても興味深いです。
キュッヒルさんの姿をしたかわいい人形には、思わずにこにこしてしまいました。
書棚の写真も多く、その所有楽器の写真とともに、目が釘付け。
料理風景を撮られているメンバーもいますが、二人とも、日本公演グッズのエプロンをしています。

ザルツブルクや来日公演でもきっと販売するのでは?

ZU GAST BEI DEN WIENER PHILHARMONIKERN
Walter Dobner
Styria Verlag, 2009

http://www.styriapichler.at/index.php?template=index&open=&content=fa4ae8f6ae230e9a81f1a63970d6b289

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ザルツブルクの様子

来年のザルツブルク音楽祭の内容について、パトロン会員の方が紹介していらっしゃいます。

マエストロ・ムーティの上演は、7月31日から8月24日の7公演、とのことです。

《モイーズとファラオン》の初日の様子も書いておいでです。

ありがとうごございます。

Diary for Classical Music
2009年8月13日
「SALZBURG FESTIVAL 2010」

「モイーゼとファラオン(8/8)」 

http://air.ap.teacup.com/classical_diary/ 

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venerdì 14 agosto 2009

コンサートの写真

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルのザルツブルク音楽祭でのコンサートの写真が、音楽祭のサイトに載りました。

Salzburg Festival
Fotos
Concert Vienna Philharmonic 3

http://www.salzburgerfestspiele.at/dasprogramm/dienste/fotoservice/

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2010年開幕は《オルフェオとエウリディーチェ》

2010年ザルツブルク音楽祭は、マエストロ・ムーティの《オルフェオとエウリディーチェ》で開幕します。

マエストロにとっては、ザルツブルク音楽祭デビュー40年目のシーズンであり、おそらく誕生日も開幕とともに祝うことになり、いつもにもまして素晴らしい音楽祭になりそうです。

演出はDieter Dornです。

2009年8月13日 ORF Salzburg
Festspiel-Freunde als wichtigster Sponsor

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giovedì 13 agosto 2009

AFP通信のザルツブルク報告

AFP通信も、マエストロ・ムーティのザルツブルク音楽祭における《モイーズとファラオン》について、マエストロの写真入りで報じています。

ただ、内容としては、既に独墺のメディアで報じられたマエストロとフリムのインタビュー記事を、英語で紹介しているものです。

イタリア人による演出という当初の選択はうまくいかず、予算面から、結局はフリムとなり、フリム自身は報酬をほとんど得ていない、というオーストリアでの報道を再度書いています。

マエストロの記者会見での発言も報じていますが、既にここで紹介した内容です。

ここでも、マエストロ、オーケストラ、歌手、合唱の大勝利が報じられています。

プレミエに続く二日目の公演も(演出も含めて)、うまくいったのだといいのですが。

週末に、他の記事と合わせて、邦訳できたら、と思います。
(休みがとれなくて、本当に情けない)

2009年8月12日 AFP
Riccardo Muti unearths Rossini rarity in Salzburg

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martedì 11 agosto 2009

モナコ公演もキャンセル

マエストロ・ムーティとイスラエル・フィルは、ツアーで9月9日にモナコを訪れる予定でしたが、キャンセルになりました。

Grimaldi Forum Monaco
CONCERT LORIN MAAZEL ET LE PHILHARMONIA DE LONDRES
Changement de programmation pour le concert du 9 septembre au Grimaldi Forum Monaco
Lorin MAAZEL et le Philharmonia de LONDRES remplacent Riccardo Muti et l’Orchestre d’Israël

http://www.grimaldiforum.com/culturel/calendrier.aspx?ID=409

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出演者の写真

ザルツブルク音楽祭のニュースペーパーDailyに、マエストロ・ムーティが指揮した《モイーズとファラオン》出演者達の写真が載りました。

初日終演後の模様でしょうか。
歌手達は若く、素晴らしかった。マエストロと共演を重ねてきた若い歌手達もいて、今後が楽しみです。

Salzburger Festspiele
Daily 15

http://www.salzburgerfestspiele.at/

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lunedì 10 agosto 2009

イタリア文化にとって大きな成功

ザルツブルク音楽祭でマエストロ・ムーティが指揮した《モイーズとファラオン》について、上演後のマエストロのコメントはまだ出てきていません。

リハーサルの最中のマエストロの言葉を、今日のCorsera紙が報じています。10件をはるかに超えるドイツ語圏の(演出に対する)酷評を読み、沈み込んだ心にはほっとする記事でした。

ザルツブルク音楽祭でロッシーニのオペラ・セリアが舞台上演されるのは、はじめてのことです(2002年に《湖上の女》がコンサート形式で演奏されていますが)。マエストロはウィーン・フィルにこう説明したそうです。「ロッシーニの響きはヴェルディの音とは違います。皆さんは、スポンティーニ、ケルビーニ、グルック、モーツァルトをごっちゃにしています。ロッシーニのスコアはヨーロッパ的であり、勇ましい太鼓が主体である、といった意味でのイタリア風のところはありません。ウィーン・フィルのこれまでのスタイルにはないもので、その結果に対して、私は大変満足しています。」

また、「今回の上演はイタリア文化の大きな成功です。」とも語っています。

ラベンナ音楽祭サラエボ公演には、ローマ市長Alemannoと、ナポリ、サン・カルロ歌劇場管財人Nastasiが姿を見せましたが(二人が最前列にいることが写真からもわかりました)、《モイーズとファラオン》の18日公演も、二人は聴きにくるそうです。
ザルツブルクでのマエストロの公演では、イタリアからやってくるマエストロの多くのファン達が、惜しみなく喝采をおくっているとは、よく言われていることです。
新たに、この二人VIPが加わるわけです。
ローマ歌劇場も、ナポリ、サン・カルロ歌劇場も、どちらもマエストロを非常に大切にしていることが、このことからもわかります。

2009年8月10日 Corriere della Sera
Muti convince tutti, la regia no

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朝岡さんの感想

マエストロ・ムーティがザルツブルク音楽祭で上演した《モイーズとファラオン》について、ドイツ語圏のメディアによる評が続々と出ていますが(スタンパ紙のサイトも演出には好意的ではありません)、演出に対しては酷評としか言いようがありません。読むのがつらいです...。

目をつぶって音楽を聴け、とは、まるで、マエストロのザルツブルク音楽祭旧版の《魔笛》評か、と思えたほどです。
舞台後方に投影した聖書からの引用や、群衆の動かし方に厳しい評。
歌手、オーケストラ、合唱、そして、何よりも第一にマエストロに対しては、手放しの称賛です。が、演出をマエストロがフリムに依頼し、両者が完全に演出について合意していたとなると、マエストロからプレスに対して、少し摩擦が生じるかもしれません...。

朝岡さんがちらりと感想を書いています。

朝岡聡の音楽日記「コンサート・ソムリエ東奔西走」
2009年8月9日 ザルツブルク音楽祭

http://d.wyco.jp/7477/2009/08/09/1.html

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domenica 9 agosto 2009

ANSAが報じるマエストロの成功

ANSA通信が、マエストロ・ムーティがザルツブルク音楽祭で《モイーズとファラオン》を上演して大喝采を受け、成功を収めた、と報じています。

このプロダクション、ザルツブルク音楽祭だけでおしまいなのでしょうか。ナポリへ持っていけないかなあ、とちょっともったいない気がします。

リハーサル写真で見る限りは、それほど特異な演出ではないようですけれども(後方のスクリーンがロンコーニの《ウィリアム・テル》を思い出させますが)、フリムの演出へのブーイングについては、舞台を見ないことにはわかりません。
ザルツブルクの新聞が長文の評を載せているので、読んでみます。

2009年8月9日 ANSA
Salisburgo: trionfo Rossini con Muti

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Moise et Pharaon (3)

マエストロ・ムーティのザルツブルク音楽祭における《モイーズとファラオン》は、演出への聴衆の反応が割れた他は、大成功でした。短信が出ているとおりです。

2009年8月9日 ddp
Neuinszenierung - Geteiltes Echo auf Flimms Salzburger Rossini-Inszenierung

特に、アナイが喝采をさらっていました。

スカラ座公演のフリットリのアナイについては、初日のインターネット放送では、ガナッシ(出産を控えて、ザルツブルク音楽祭では降板)のロッシーニ歌いとしての卓越性に比べて、聴衆の戸惑いが聞こえてきましたが、それでも、歌唱に見られる音楽性は素晴らしかった。マエストロが彼女を選んでくれたことに、彼女が歌ってくれたことに、今でも感謝しています。

さて、ザルツブルク音楽祭年鑑に載った、マエストロのインタビューの残りの部分を紹介します。

作曲家の創作欲とはなんだろう、評価されたいという望みはどういうものなのだろう、と考えさせられます。

そして、イタリア音楽の伝統がヨーロッパに伝播していったことを、またしてもマエストロのインタビューから認識させられ、マエストロの中にある、偉大なヨーロッパ音楽の伝統にあらためて畏れおののき、一層深い深い敬意を捧げることとなりました。

本当に、マエストロ・ムーティは、先生、導き手、il mio Maestroです。

Unterwegs 2009
"Like a fresco by Raphael"

音楽学者達は、ロッシーニの二つのモーゼ・オペラのうち、どちらが重要かを討議し続けている。ひとつは、ナポリ、サン・カルロ歌劇場のために書かれ、1818年に初演された、3幕ものの宗教音楽劇 Mose' in Egitto  である。もう一方は、4幕ものの  Moise et Pharaon ou Le Passage de la Mer Rouge  で、1827年にパリで初演された。ムーティの答えは明確である。「Mose' in Egitto  は、美しい音楽といくつかの輝かしいアイデアを持った『普通の』 オペラです。ロッシーニの独創的な作品を参照するに際しては、散見される短所と素晴らしい箇所との結び付きが重要です。Moise et Pharaon は、徹頭徹尾、完璧なグランドオペラ形式で、まるでラファエロのフレスコ画のようです。」ムーティは、二つの作品についてそれ以上の比較をすることは拒んだ。たとえ、ロッシーニが Mose' in Egitto  の一部を Moise et Pharaon に使用したとしても、そのほか、 Armida、 Ciro in Babylonia、 Adelaide di Borgogna、 Bianca e Falliero といったような初期の作品からも、一部を選んで一緒に使用しているが、たとえそうだとしても、それにもかかわらず、コンセプトの面では、両者は全く別の作品である。従って、二つのバージョンが同じ作品だとは言えない。さらに、前者の作品が、イタリアの歌劇場を想定しているのに対して、Moise et Pharaon はフランス嗜好に適合したものである。バレエが作品の中心に登場するのは、そういった理由による。

また、作品の主題の重要さも展望すべきだ。Moise et Pharaon は聖書の世界の出来事であると同時に、ラブ・ストーリーにも足を置いている。若いユダヤ人女性Anaiは、Pharaohの息子Amenophisと恋におちる。評者の中には、これをアイーダとラダメスの先駆とみなす者達もいる。そこにも、背景として、二つの敵対する国とラブ・ストーリーがあるからである。ムーティにとっては、「ラブ・ストーリーはラブ・ストーリーにすぎません。」ロッシーニにしてみれば、このプロットはオペラの着想を得るためのひとつにすぎない、と彼は見る。ロッシーニの目的は、「密度の非常に濃い、強い音楽を書くことであり、素晴らしい効果を創出することにあるのです。それはグルックのオペラに比べうるといえるでしょう。グルックのオペラは、本当のところ、何の筋書きももっていないのですから。」このような見通しに立てば、どちらかといえば偶然にだが、1世紀後になってやっと、Moise et Pharaon を次のフィナーレにおいて発見することになる。プッチーニの《マノン・レスコー》で、砂漠における愛の二重唱だ。

ムーティにとって第一に重要なのは、Moise et Pharaon において、ロッシーニがオーケストラと合唱をソリスト達とともに同じ地位においていることである。「ロッシーニはそのことによって、自分が持っている、管弦楽作曲家としての優れた技量を披露したかったのです。合唱は主役としての役割を与えられています。どのパートもむつかしくて、テノールの音域は非常に高く、バスにとっては、チャレンジが多く用意されているとしか言いようがありません。ロッシーニはそのオペラ・セリアの創作において、『巨大な聖堂』を築き、その結果として、その後に続くイタリア人作曲家達に非常に大きな影響を与え、それはヴェルディにまで至るもので、また、フランス人作曲家達に対しても同様でした。ロッシーニはフランスの雰囲気を吸収し、フランスのオペラ様式について知りつくしていました。それだけでなく、ベートーベンとモーツァルトの音楽も知っていました。彼はそれらすべてを、グランド・オペラの様式で表現したいと考えていたのです。その意図していたところは、大傑作の創作でした。ロッシーニは、その素晴らしい喜劇作品においては大成功を収めていましたが、それでも、まだ、オペラ・セリアの作曲家として承認されることを望んでいました。モーツァルトもやはり、《イドメネオ》を自分のオペラ作品の中で、最高峰とみなしていました。」 

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フィルハーモニア管バレンシア公演

マエストロ・ムーティとフィルハーモニア管の来春のバレンシア公演の情報が、バレンシアの音楽ホールのサイトに載りました。

Palau de la Musica

http://www.palaudevalencia.com/concierto.php?ID=4404&lang=c

2010年3月26日19時30分
Sala Iturbi
PHILHARMONIA ORCHESTRA
Riccardo Muti, director
Joshua Bell, violín
L. van Beethoven: Concierto para violín y orquesta en re mayor, op. 61;
Sinfonía nº 3 en mi bemol mayor, op. 55 “Heroica”

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Daily 14

ザルツブルク音楽祭の機関紙14号に、6日に行われたマエストロ・ムーティの記者会見の紹介が、写真とともに短く載っています。

http://www.salzburgerfestspiele.at/

2009年8月9日 Salzburger Festspiele
Daily 14

それは、公式の国歌とヴェルディの《ナブッコ》からの《行け、我が想いよ》に次ぐ、第三のイタリア国歌です、とザルツブルク音楽祭で行われた記者会見で、リッカルド・ムーティは語った。《Moïse et Pharaon》初日の2日前に、ユルゲン・フリムとともに開いたものである。

イタリアの第三の国歌というのは、リッカルド・ムーティが意味しているのは、《Moïse et Pharaon》第四幕における、ヘブライ人達の祈りのことである。ロッシーニのこの主要音楽劇は、祝祭大劇場においてユルゲン・フリムの演出で上演される。リッカルド・ムーティはこう語った。このむつかしくで重要な作品が、今回ザルツブルク音楽祭で上演されることになって、嬉しいです、と。さらに、彼は続けた。イタリアとフランスでは、ドイツ語圏に比べて、ロッシーニのオペラ・セリアは非常によく知られ、評価されています、と。ムーティにとって、《Moïse et Pharaon》は巨大な聖堂で、ロッシーニが最先端の音楽的考察を注ぎこんだものであり、前代未聞の次元をもったフレスコ画である。合唱団は主役のひとりとして動き、それは芸術的な革命に至りました、とリッカルド・ムーティは指摘した。ユルゲン・フリムも、《Moïse et Pharaon》における合唱団の重要な役割を強調した。ウィーン国立歌劇場合唱団との仕事は素晴らしい機会でした、彼らは、《コシ・ファン・トゥッテ》、《Al gran sole》においてもうまくやってのけましたが、表彰ものです、とフリムは語った。

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記者会見の別の写真

マエストロ・ムーティがザルツブルク音楽祭で8日、オペラの初日を迎えることについて、ANSA通信も報じています。

リッカルド・ムーティは、2週間にわたる骨の折れるリハーサルを経て、今夜、ザルツブルクでロッシーニの《 Moise et Pharaon 》の初日を迎える。ムーティはこう語っている。このオペラ・セリアは現在、世界の様々な地域で起きている最中であるところの、「宗教的、社会的対立についての予想」が非常に多く含まれている。次に、マエストロは、文化基金に対してもコメントしている。「国によってたっぷり出したり、少なかったり、とありますが、すべての国でもっと行われるべきです。」

2009年8月8日 ANSA
Salisburgo: Muti oggi prima Rossini

http://www.ansa.it/site/notizie/awnplus/cultura/news/2009-08-08_108399488.html

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sabato 8 agosto 2009

ザルツブルクでマエストロが語っていること

マエストロ・ムーティがザルツブルクで語っていることを、いくつか抜粋して紹介します。

録音で聞ける記者会見の模様が基本のようです。

そのひとつ、シチリアの新聞は、マエストロがローマとナポリの両歌劇場に出演することに、イタリアの歴史との相似性を見ています。マエストロも、我が意を得たり、とのようですが。

2009年8月7日 La Sicilia
Muti: «La Preghiera di Mosè in Egitto è il terzo inno d’Italia»

「ザルツブルク音楽祭との愛情は40年間続いています。そして、私は40年間、世界に向かってこう語ってきました、音楽は娯楽ではなく、共同社会的体験だと。音楽にはイデオロギー的な概念はありません。音楽にあるのは、美しいか、醜いか、です。美しければ、敵対者でさえ、出会いと愛を見つけることができます。」

Moise et Pharaon はGioacchino Rossiniのオペラ・セリアで最後のものではないが、フランスで愛され、イタリアで崇拝され、そして、ヨーロッパのドイツ語圏では無視されていた。それが、ザルツブルク音楽祭ではじめて受け入れられることになった。明日8日、祝祭大劇場でデビューを飾る。演出家はJurgen Flimmで、ほぼ100年前にリヒャルト・シュトラウス、ラインハルト、フォン・ホーフマンスタールによって創立された同音楽祭の、芸術監督である。音楽における正真正銘の革新である Moise et Pharaon に関し、ムーティは1827年のパリ版、第二版を上演する。

「1818年の Mosè in Egitto を、Moise et Pharaon に比べると『卓越した素描』だとみなしたのはロッシーニが最初であり、不幸ではないことに、リッカルド・ムーティではありません。Moise et Pharaon はとびぬけた規模を持つフレスコ画で、ロッシーニ流のフィナーレを持った作品に抗し、ヨーロッパ音楽の集大成に逆らうものです。」

マエストロ・ムーティは第4幕の伝説的な"Preghiera"を、Fratelli d'ItaliaVa pensiero に次ぐ第三の国歌とみなしている。

「革新的な作品です。合唱は現代的なダイナミックさをもち、主演者です。オーケストラは複雑でヴェルディ風です。洗練された管弦楽法は、ナポリのサン・カルロ歌劇場に割り当てたもので、当時、優れた管楽器を備えていて、ロッシーニはそれらを存分に『駆使』したがっていました。」

けれども、革命は別のところにあるように思えます。
「そうです。ロッシーニの精神の中には、良いか悪いか、といったようなことは存在していません。そうではなく、絶望の中にいる二つの民族だけが存在し、群衆や個々の人間を介して接点を求めています。けれども、勝負の場、出会いの場は失われました。彼らが自分達の原理に囚われたままだからです。おそらく、より現代に近いものではないでしょうか。」

革命的といえば。ローマとナポリの友好とともに、シチリアもあなたの南イタリア音楽連合の中で承認されているのでしょうか。
「こう言ってよいでしょう。私はナポリ生まれですが、数世紀前は、シチリアはナポリ王国に参加していました。祖国の歴史の一部を忘れることはできません...」

あらゆるものを侵食する危機的状況と、演劇と音楽の息の根を止めるような助成カットが影響をもたらすかもしれず、その結果、ピットの中にも、ぴりぴりしたものがはいりこむことがあるのでしょうか。
「ギリシア人達が次のように言っていたのを想い起こします。スパルタが涙を流すとき、アテネは笑わない。カットの悲劇が世界中をおおっています。従って、祖国イタリアのためだけに訴えるのではなく、人間としてのアイデンティティのためにアピールするのです。なぜなら、文化として理解されているもののさらに重要な影響力は、俗世的なイベントとしてではなく、あらゆる社会のテーブルにおける基本的なパン、糧としてもたらされるものだといってよいからです。」

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ザルツブルク音楽祭機関紙

ザルツブルク音楽祭でほとんど毎日のように発行され、配布されているニュースペーパーの8日付は、マエストロ・ムーティによる《モイーズとファラオン》をとりあげています。

2009年8月8日 Daily 13
Biblical Dimensions

http://www.salzburgerfestspiele.at/

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嬉しいインタビュー録音

ORFのサイトで聴けるマエストロ・ムーティのインタビューは、新聞記事と同じもので、どうやら、6日の記者会見の録音のようです。

英語ではなく、イタリア語で行われたことを素直に喜んでしまいました。まあ、別にどちらであっても構わないのですが...。
また、ドイツ語の翻訳がかぶらず、マエストロの声が聴けるのも嬉しいです。

《モイーズとファラオン》の祈りの合唱が第三の国歌となっている、と語った際に、イタリアの国歌までハミングしているマエストロ。
8日の成功は間違いないことでしょうが、東京からお祈りしています。

なお、ドイツ語の翻訳がかぶさってしまっている短いインタビューと、演奏はこちらで聴けます。

2009年8月7日 OE1 ORF
"Moise et Pharaon" in Salzburg

http://oe1.orf.at/inforadio/111062.html?filter=5

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2010年は《オルフェオとエウリディーチェ》

マエストロ・ムーティは2010年にザルツブルク音楽祭デビュー40年目を迎えますが、ガランチャとの共演で、グルック《オルフェオとエウリディーチェ》を上演するそうです。

マエストロのインタビューが聞けます。

(6日の記者会見のようで、イタリア語で行われたものです)

OE1 ORF 2009年8月7日
Riccardo Muti im Gespräch

http://oe1.orf.at/inforadio/111114.html?filter=5

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第三の国歌

7日のオーストリアの新聞に載ったマエストロ・ムーティのインタビューを、とても興味深く読みました。

マエストロによれば、フリムとの共同作業は非常にうまくいったとのこと。二人は同じコンセプトを持っていた、と語るマエストロに、ほっとしました。

《モイーズとファラオン》については、人間がイデオロギーと宗教に囚われている様を描いているのであり、対立する両者について判断は下していない、と語っています。
スカラ座上演では、そのような悲しい囚われの姿がファラオンの絶望で終わり、幕になったのですが。

また、この作品の合唱には、イタリアで第三の国歌とまでいわれる有名なメロディーがあることにも、マエストロは触れています(第二の国歌は、言うまでもなく、ヴェルディの《行け、我が想いよ》です)。

合唱団が舞台でも歌の面でも重要な役割を果たしている、と語っていますが、先に紹介した映像で観ても、合唱団の動きはダイナミックです。

インタビューは後で紹介します。

7月、8月(とかつては12月も)は、マエストロの演奏を聴きに飛んで行きたくなる、せつない時期です。

明日のインターネット中継を待つことにします。

2009年8月7日 OOE Nachrichten
„Identität hängt von der Kultur ab“

(この記事に続きはありません)

Continua a leggere "第三の国歌"

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venerdì 7 agosto 2009

《モイーズとファラオン》の映像

ザルツブルクのニュース・サイトで、マエストロ・ムーティによる《モイーズとファラオン》の映像が5分ほど観られます。

Salzburger Nachrichten Video Kultur
Salzburger Festspiele 2009: Moise et Pharaon

http://www.salzburg.com/nwas/video/

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ザルツブルク音楽祭のサイトのオペラ写真

ザルツブルク音楽祭のサイトの《モイーズとファラオン》の写真に、マエストロ・ムーティの6日の記者会見の模様が加わりました。

Salzburg Festival
Photo
Moise et Pharaon
Pressekonferenz 6.8.: Maestro Riccardo Muti

http://www.salzburgerfestspiele.at/dasprogramm/dienste/fotoservice/

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giovedì 6 agosto 2009

ザルツブルクでの記者会見写真

マエストロ・ムーティのザルツブルクでの記者会見写真が出ています。

記者会見の内容が知りたいです。

(オペラの演出優先傾向への異議申し立てかな?)

2009年8月6日AP
Italian Maestro Riccardo Muti is seen during a press conference about the Salzburg Festival on Thursday, Aug. 6, 2009 in Salzburg, Austria.

http://news.yahoo.com/nphotos/slideshow/
photo//090806/482/254a50687fb649b39d4e3b5b15b3c35c/

http://news.yahoo.com/nphotos/slideshow/
photo//090806/482/dc9848a40f4643639a4c05f88ccdc407/

http://it.notizie.yahoo.com/2/20090806/foto/pwl-austria-salzburg-festiv-e2a2d4056813.html

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mercoledì 5 agosto 2009

ザルツブルク音楽祭初のロッシーニ・オペラ・セリア上演

今日のCorsera紙に、マエストロ・ムーティのインタビューが載っています。

ザルツブルク音楽祭年鑑に載ったものと同じ内容もありますが、イタリアの新聞が強調するのは、ザルツブルク音楽祭始まって来のロッシーニのオペラ・セリア上演、ということです。

《モイーズとファラオン》には《ナブッコ》と似た設定もあります。ただ、ここでもマエストロは、ロッシーニがヴェルディであるかのように演奏されることを、問題視しています。

興味深かったのは、ナポリとローマの両歌劇場に出演することを、マエストロが肯定的にとらえ、そして、意図をもって行っているらしいことでした。

ナポリへは、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭でも上演している、ナポリ派の作品を持ってくることができれば、と考えているようです。

そして、両歌劇場への出演は、中央イタリアと南イタリアの連合、結びつきを創出し、南部の重要さを再認識させる意味も持つといえるのではないか、とまで語っています。

マエストロは、本当に生粋の、正真正銘、イタリア人、南イタリア人、地中海人です。
先日読んだ『イタリア 建築の精神史』で大きくとりあげられていた、プーリアのロマネスクのシンプルな美しさを、あらためて想い起こしました。

インタビューはまた紹介します。

2009年8月5日 Corriere della Sera
«Faccio scoprire a Salisburgo il Rossini serio e più moderno»

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ザルツブルクでのプローベ

マエストロ・ムーティがザルツブルク音楽祭で上演する《モイーズとファラオン》のリハーサル写真が、ザルツブルクのニュースサイトにも載りました。

マエストロとフリムの写真もあります。

装置の意味するところをいろいろ考えるのも楽しいです。

Salzburger Nachrichten Im Bild
2009年8月5日 Moise et Pharaon

http://www.salzburg.com/galerie/index.php?PicNr=0&ref=*2kwph3fg-618gybdae8eeb&parent=

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ザルツブルクでのリハーサル写真

マエストロ・ムーティがザルツブルク音楽祭で上演する《モイーズとファラオン》のリハーサル写真が、ドレス・リハーサルの舞台とマエストロの、両方出ています。

お元気そうで、嬉しいです。きれいな色のニット(?)。

http://news.search.yahoo.com
/search
/news;_ylt=A9j8eu4Yp3hKZiUAEwPRtDMD;_ylu=
X3oDMTBlM21mM3ZrBHNlYwNwYWdpbmF0aW9u?ei=
-8&p=riccardo+muti&datesort=1&c=images&b=11&fr=sfp&c=images&b=1

2009年8月4日Reuter

Conductor Riccardo Muti (R) and artistic director Juergen Flimm talk during a dress rehearsal of Gioachino Rossini's opera "Moise et Pharaon" in Salzburg August 4, 2009. The opera is conducted by Riccardo Muti and will premiere on August 08 as part of the annual Salzburg Festival.

http://news.yahoo.com/nphotos/slideshow/photo//090804/
ids_photos_en/r1507488310.jpg/

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martedì 4 agosto 2009

フリムが描くマエストロ像

マエストロ・ムーティがザルツブルク音楽祭で上演する《モイーズとファラオン》で、演出を担当するユルゲン・フリムへのインタビューが、今日のオーストリアの新聞に載っています。

彼はイタリア通としても知られていますが、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭の企画を共にたてたこともあり、マエストロとは良好な間柄にあるようです。

マエストロについては、そのレパートリーの非常な広さをまず挙げています。誰もが能力の高さを認めている、とも言い、また、カリスマ性もあり、それは、学べば獲得できるようなものではない、とその強みを語っています。
人間としては、非常にユーモア溢れる人であり、好感の持てる、誠実な人であり、他人ととてもうまくやっていける人間で、それは、演出家とであっても同じだ、と評しています。

インタビューは週末にでも紹介します。

《モイーズとファラオン》は、スカラ座で上演したときには、マエストロは、宗教を超えた人の和を強調していました。
今年のザルツブルク音楽祭は、テーマのひとつとして、パワー・ポリティックス、パワー・ゲームを掲げていて、このオペラが持つ、宗教と世俗権力のせめぎ合い、民族のぶつかりあいが、それに合致しているようです(対立の中でのロメオとジュリエットの愛も、このオペラにはあるのですが)。

スカラ座上演では深い感銘を与えてくれた最後のシーン、紅海が割れ、再び閉じ、人々が海にのみこまれ、ひとり呆然とファラオンが立ちつくすシーンが、ザルツブルク音楽祭ではどのように描かれるのか。
映像で観られる日がとても待ち遠しいです。
(ザルツブルクへ行けなくて、ごめんなさい、マエストロ。10月の休暇もとれなくなり、来日が去年でよかった、と悲しい安堵です...)

2009年8月4日 OOE Nachrichten
„Charisma kann man nicht lernen“

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lunedì 3 agosto 2009

プーリア、フィレンツェ

プーリアのロマネスク様式がたくさんとりあげられていて、とても嬉しいです。
バーリを案内してくれた人が建築の専門家だったおかげのようです。

イタリア 建築の精神史
池上俊一
山川出版社 2800円
2009年7月

イタリア語の語学教室は、バールとレストランと買い物と旅行のチケット購入、というテキストばかりが続いたために、わたしの通う気力は1年ももたなかった...。
それでも、この本は、フィレンツェのバールの写真が楽しい。

バールのイタリア語
奥村千穂
三修社  1500円
2009年8月

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domenica 2 agosto 2009

《モイーズとファラオン》の写真

ザルツブルク音楽祭のサイトに、マエストロ・ムーティが指揮する《モイーズとファラオン》のリハーサル写真が2枚載りました。

Salzburg Festival
Photo
Moïse et Pharaon

http://www.salzburgerfestspiele.at/dasprogramm/dienste/fotoservice/

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sabato 1 agosto 2009

In Search of Beethoven

DVDの紹介ページのリストには掲載がないのですが、マエストロ・ムーティの映像も含まれているそうです。

(テレビ放映にはあったけれども、商品化する際にはずしたのかもしれませんが)

教えてくださった方には、心から感謝いたします。ありがとうございました。

In Search of Beethoven

http://www.insearchofbeethoven.com/performers_and_interviewees.html

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