文化相まで出てきた
マエストロ・ムーティやマエストロ・アッバードがスカラ座に戻ってくるよう、スカラ座が依頼することは望ましいことなのではないか、とついにはSandro Bondi文化相までが言いだしました。
なぜスカラ座なのでしょうか。
文化活動に対する援助については、スカラ座やサンタ・チェチリアなどへ限定して、と団体の格付けをしようとしているイタリア政府の方針が思い出されます。
マエストロは、イタリアは各地の団体が各々対等に文化活動を行っていて、ヒエラルキーはない、と発言していましたし、フィレンツェ歌劇場音楽監督メータが発した、文化活動への援助を求めるアピールにも賛同していました。
マエストロがイタリアの文化状況について常に積極的に発言していることを、文化相は忘れているのでしょうか?閉鎖されていく劇場を救おう、若い音楽家達の活動できる場を創ろう、学校教育の中に音楽をとりいれよう、とこれまで何十年も言い続け、そのために自分の立場でできることを懸命にしてきたマエストロなのに...。
Sandro Bondi文化相のアピールは次のようなものです。
イタリアの文化状況に関しては、二人のような巨匠に助力を求めるべきではないか。マエストロ・ムーティはケルビーニ管を除くとイタリアの団体では音楽活動を行っていなかったけれども、ローマ歌劇場の威信を再確立した。同じように、スカラ座も、スカラ座の新しい芸術監督を選任することのほかに、マエストロ・ムーティにもマエストロ・アッバードにも、スカラ座でコンサートやオペラを指揮するよう、依頼することが望ましいように思える。
2009年1月9日 ANSA
Scala: Bondi, tornino Muti e Abbado
Appello del ministro pubblicato su Libero


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