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71 post da giugno 2008

lunedì 30 giugno 2008

マエストロへの感謝

ケルビーニ管の中には、3年間の研鑽を終えて巣立っていくメンバー達もいます。
28日にはラベンナ音楽祭でマエストロ・ムーティの指揮する公演が行われましたが、そのゲネ・プロでは彼らによって大きなケーキが用意されました。それにはGrazie Maestroと書かれ、指導してくれたマエストロへの感謝の気持ちをそのようにして表したそうです。

2008年6月30日 Liberta'
Muti-Depardieu, coppia da sogno

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ブラスバンドからイタリアを見る

Amadeus誌2007年7月号に載ったマエストロ・ムーティのインタビューには、イタリア文化への警鐘部分もあります。
ケルビーニ管が大都市に根拠を置いていないことを問われ、イタリアには非常にたくさんのオーケストラや合唱団、室内楽団が隠れた存在としてある、として、その文脈の中でDelianuovaのブラスバンドとの出会いを語っています。

こまぎれな紹介でなく、いずれ、インタビュー全文を紹介します。

Amadeus誌 2007年7月号
Il colore del cuore

「イタリア半島は、音楽を愛している人々、報酬のためではなく、演奏する喜びのために音楽を一緒に演奏している人々で、あふれています。そして、こういう人達に誰も関心を払っていません。私にとって嬉しい思い出となっているエピソードがあります。ケルビーニ管とはじめてレッジョ・カラーブリアに滞在したときにさかのぼるものです。ある人達が私に、アスプロモンテのこじんまりした地域出身の若者達によるブラスバンドについて、話してくれました。非常に美しい地方ですが、むつかしくて危うい問題もたくさん抱えています。その地で、ある人達がきっかけを作って、若者達を恵まれない環境から引き離し、彼らに楽器を持たせ、80人からなるブラスバンドを作ってきているというのです。私はその若者達と、レッジョ・カラーブリアのチレア歌劇場で行きあいました。その劇場でケルビーニ管とリハーサルを行いましたが、最後に客席から彼らを見たのです。ブラスバンドのユニフォームを着た80人の若者達が粛々と、各々が最高に素晴らしいパートを分担しながらリハーサルをしていました。私は彼らのマエストロに、このバンドを聴くのは心地よかったし、彼らは非常に規律のとれた、とても優雅な様で舞台にいた、と言いました。なぜなら、軍隊的な規律からそうしていたのではなく、一緒に演奏するということの意義を自覚していることから生まれた規律によって、そうしていたからです。私には、彼らは全く素晴らしい技術を持っているように聴こえ、本当に感動しました。これなのです。イタリアという国が、服がどうこう言われたり、あれやこれや、どうでもいいようなことに関心が持たれているようなだけの国ではないことを理解してもらうために、こういう現実が、新聞やテレビでとりあげられるべき価値のあることだといっていいでしょう。誰の助けも借りることなく、単独で素晴らしい状況を創出することができる人達がいる、という事実が実際にあるのです。」

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domenica 29 giugno 2008

28日の公演の写真

ラベンナ音楽祭におけるマエストロ・ムーティ指揮28日公演の写真が、同音楽祭のサイトに載りました。

舞台を覆う青いライト(と字幕)が見えますが、昨年のザルツブルク音楽祭と同じような舞台美術のようです。

ドパルデューとのこの共演はまだ続きますが、是非、記録として残してほしいと思います。

それにしても、大好きな俳優のドパルデューがマエストロと共演しようとは、『終電車』や『隣の女』を夢中になって観はじめた頃には、思ってもみませんでした(今はくまのプーさんみたいですが)。

Ravenna Fetival Galleria fotografica
Elenco spettacoli del 2008:
ORCHESTRA GIOVANILE LUIGI CHERUBINI
ORCHESTRA GIOVANILE ITALIANA
KONZERTVEREINIGUNG WIENER STAATSOPERNCHOR
direttore RICCARDO MUTI
28 giugno - Palazzo Mauro de Andrè

http://www.ravennafestival.org/galleria_fotografica.php?data=2008&spettacolo=1082

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シカゴ響会長もラベンナに

28日にラベンナ音楽祭で行われたマエストロ・ムーティの演奏会には、シカゴ響のDeborah Card会長も聴きに来ていたことが、ラベンナのニュースで写真とともに報じられています。
2010年のシカゴ響音楽監督就任まではまだ2年もありますが、こうやって、マエストロの公演を見守り続けるのでしょう。

来年はラベンナ音楽祭も20年目を迎えます。体育館のようなところではなく、コンサートホールで演奏会を聴けたらいいのに、とも思いますが...。

2008年6月29日 Ravennanotizie
Un trionfo per Muti al Pala De André con ospiti prestigiosi
http://www.ravennanotizie.it/index.php?option=com_content&task=view&id=18378&Itemid=2

漫画『花より男子』を、連載開始から、まさか、これほど長く読み続けるとは思ってもみませんでした。
大好きなキャラクター花沢類への大きな共感だけで、今日まで読者でい続けたようなものです。彼の藤堂静への想い、牧野つくしへの想いは、わたしのマエストロへの想いと同じ。
コミックの最新刊ではトスカーナも舞台になり、つくし(と道明寺司)への想いがどんなものなのかを明らかにしています。
ワインが醸造できるような収穫はおそらく10年後なのですが、そのときでも依然としてつくしを大切に思っているであろうことを吐露しています。
最後のセリフは、ありふれたものかもしれませんが、心に響く、とてもいい言葉です。

類には心から共感します。
ファンとして同じようにマエストロを見守ってきたし、これからも見守り続ける、とあらためて思いました。

花より男子
神尾葉子
集英社 マーガレット コミックス 第37巻
2008年6月
「俺の話をしようか」

俺の役割はあの2人を見守ることだ
そしていつかこのぶどう畑から醸造できたら
トスカーナを見渡せるあの丘で
大切な人達のためにワインをあけよう

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今日のインターネット放送

今秋の来日公演を聴きに行けるかどうかがはっきりしない中、こうやってインターネット放送を聴けるのが唯一の慰めです。
3月のフランス国立管との演奏会からハイドンの89番が聴けます。

RAI RADIO 3 2008年6月29日11時50分(日本時間18時50分)

I CONCERTI DEL MATTINO
Concerto Euroradio
Orchestre National de France
direttore, Riccardo Muti
Franz Joseph Haydn
Sinfonia n. 89 in fa maggiore
Registrato al Théâtre des Champs-Elysées di Parigi il 13 marzo 2008
http://www.radio.rai.it/radio3/cartellone/mostra_evento.cfm?Q_EV_ID=254568

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《オテロ》の放送

ザルツブルク音楽祭における8月1日のマエストロ・ムーティ指揮《オテロ》公演が、RAI RADIO3の8月オペラ放送予定に入っています。
ORFでは8月放送予定はまだ白紙のままです。

Agosto 2008
Venerdì 1, ore 19.30
Salzburg Festival
OTELLO di Giuseppe Verdi
in diretta Euroradio da Salisburgo
Wiener Philharmoniker
direttore, Riccardo Muti

http://www.radio.rai.it/radio3/opera/index.cfm

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感情は共通のもの

Amadeus誌2007年7月号を入手しました。購入の機会を何度か逃してしまい、やっと同誌のサイトで購入できました。
同号で、マエストロ・ムーティがザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭について語っていることを知り、読みたく思っていました。さらに、先日、ラベンナ音楽祭でマエストロがDelianuovaのブラスバンドを振った際、同インタビュー記事で、そのブラスバンドとの出会いについても語っていることがニュースになり、ますます読みたくなったのです。

マエストロの最後の言葉が心に残りました。これまでにもマエストロが何度も語ってきたことです。マエストロが日本のファンに心を開いてくれるのも、こういう考えを持っているからなのだなあ、と一層敬意を深めました。

「音楽というのは純然たる感情であり、人間の気持ちです。イスラム教徒であれ、カトリック教徒、プロテスタント教徒、ユダヤ教徒、仏教徒、儒教徒であれ、すべて同じです。心の中は皆同じです。肌の色によっても、政治によっても、異なった人間になったりしません。様々な考えを持つことは可能ですが、感情というものは全くひとつです。この瞬間、少し雄弁になることが許されるよう望んでいいのならば、あらゆる人にとって、心の色は同じだということを言うべきでしょう。」

Amadeus 2007年7月号
Il colore del cuore

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venerdì 27 giugno 2008

26日の公開リハーサルの写真

26日のラベンナ音楽祭でマエストロ・ムーティが行った公開リハーサルの写真が、同音楽祭のサイトに載りました。

Ravenna Festival  Galleria fotografica
Elenco spettacoli del 2008:
PROVA D'ORCHESTRA DI RICCARDO MUTI
26 giugno - Teatro Alighieri Prova d'orchestra di Riccardo Muti Orchestra Giovanile Luigi Cherubini Orchestra Giovanile Italiana
http://www.ravennafestival.org/galleria_fotografica.php?data=2008&spettacolo=1080

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楽団長講演会プレオーダー

ウィーン・フィル来日公演中に行われる楽団長講演会について、プレオーダーがあります。
ゲストにはマエストロ・ムーティが出演します。

講演会では、キュッヒルさんの参加する室内楽演奏もあるとのことで、来日公演のコンサートマスターは、キュッヒルさんのようです。

イープラス プレオーダー
2008 クレメンス・ヘルスベルク楽団長講演会(室内楽付)
08/6/27(金)12:00~08/6/28(土)18:00 プレオーダー受付
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002023352P0050001P006001P0030002

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ピアチェンツァの新シーズン

ピアチェンツァの新シーズンには、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の公演も含まれているそうです。

2008年6月27日 Liberta'
Via libera in commissione alle stagioni di lirica e prosa

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giovedì 26 giugno 2008

フィレンツェ五月音楽祭管80周年

フィレンツェ五月音楽祭管80周年を振り返る短い映像に、マエストロ・ムーティの指揮姿も登場しています。

80 anni dell'Orchestra del Maggio Musicale

http://jp.youtube.com/profile_videos?user=maggiofiorentino&p=r

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mercoledì 25 giugno 2008

トリュフォーやアラン・レネのような

今日のイル・ジョルナーレ紙にマエストロ・ムーティとドパルデューのインタビューが載っています。

ドパルデューはマエストロのどこに魅かれているのか、この共演の中でどう評価しているのか、とても興味があります。
もちろん、マエストロにはあらゆる人をひきつける魅力があるのですが。

2008年6月26日 Il Giornale
Muti e Depardieu, l'intervista doppia

ドパルデューさん、あなたから見てムーティは、監督と指揮者のどちらのほうとして行動しているでしょうか。
「リッカルドは指揮者ではありません。制作者です。映画におけるトリュフォーやアラン・レネのような感じです。彼らのように、その周りには、ある雰囲気がかもし出されています。彼が創りだす芸術作品の中に身を置いているのです。一方、舞台装置については、私に話させないでください!」

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フェニーチェ座での公演

ラベンナ音楽祭で28日にマエストロ・ムーティとドパルデューによって演奏されるベルリオーズは、30日にフェニーチェ座でも演奏される、という報道もあります。

フェニーチェ座のサイトには載っていません。

2008年6月25日 Il Giornale
Muti e Depardieu, l'intervista doppia

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モストリー・クラシック誌のサイト

モストリー・クラシック誌のサイトで最新号の一部が読めます。

8月号では、マエストロ・ムーティ指揮、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭公演のレポートを見ることができます。

モストリー・クラシック 立ち読み
http://mostly.jp/browse/

モストリー・クラシック 2008年8月号

聖霊降臨祭音楽祭のパイジェッロ「予期せぬ結婚」
舞台を盛り上げたムーティの締まった音楽

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martedì 24 giugno 2008

フランス国立管とのプライベート盤

RAI RADIO3でも放送されますが、マエストロ・ムーティとフランス国立管の今年3月の演奏会がプライベート盤になります。

ハイドン    交響曲第39番
モーツァルト 交響曲第25番
サリエリ   歌劇 「見出されたエウローバ」よりバレエ音楽   
ハイドン   交響曲第89番
ムーティ指揮 
フランス国立管 
2008.3.13
DIRIGENT                

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落合務さん

落合務さんのイタリア料理AtoZが文庫本になりました。

「ナポリ風」の項目が傑作。

「ナポリ人みたい=良い意味でも、悪い意味でも人をかつぐ(だます)のがうまい」(略)
人をあっと驚かせたり、楽しませたりするのが好きなお祭り好きな奴というニュアンスも含んでいるのだろうか。
(略)(イタリア人が)その実、一緒に働いてみてこんなによく働く人達だとは思わなかった。
(略)一見軽薄そうでいながら、陰では一生懸命に仕事をする。なんて、カッコよくて、粋な生き方なんだろうと思う。

落合シェフの美味しすぎるイタリア料理
落合務
ワニ文庫 KKベストセラーズ
2008年6月 876円

キアラさんがマエストロについてこんなふうに語っています。

「指揮台で息をひきとることでしょう。彼のような人達は、止まったら、死んでしまいます。音楽は彼の人生です。66歳にあって、光り輝いています。」

キアラさんはマエストロ・ムーティを父として、ひとりの男性として、心から愛しているのだなあ、ということがとてもよくわかります。

Vanity Fair 2008年6月4日号
Chiara Muti
Lezioni di Piano

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Vincenzo Vitale生誕100年

マエストロ・ムーティのナポリ時代のピアノの先生、Vincenzo Vitaleは、今年生誕100年を迎えるとのことです。

26日には記者会見が行われ、ナポリのUniversità degli Studî Suor Orsola Benincasaの発案による il Centro di Studi Pianistici Vincenzo Vitale の創立が、発表されるそうです。センター長はMichele Campanella。

2008年6月19日 Amadeus Online
Napoli ricorda Vincenzo Vitale, a 100 anni dalla nascita

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父娘の写真

マエストロ・ムーティによる22日のラベンナ音楽祭公演における、マエストロとキアラさんの写真などが、音楽祭のサイトよりも少し大きく見られます。

2008年6月23日 Ravennanotizie
Riccardo Muti dirige una 'matura' Cherubini e sul palco sale anche la figlia Chiara
http://www.ravennanotizie.it/index.php?option=com_content&task=view&id=18179&Itemid=2

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lunedì 23 giugno 2008

話題の一方はやはりユーロ2008

ユーロ2000決勝戦の敗北とその後の喪失感を思えば...といっても、イタリアが負けたのがつらい、今朝の出勤でした。
ラベンナ音楽祭22日のマエストロ・ムーティのコンサートで、マエストロとSollima、キアラさん、ケルビーニ管がそろって拍手喝采を受けながらも、やはり、聴衆の中には試合の行方を案じるざわめきがあったようです。

Anche se naturalmente alla fine tutti si domandano: “Ma cosa ha fatto l’Italia? È finita? Ha vinto?”.

2008年6月23日 Ravennanotizie
Riccardo Muti dirige una 'matura' Cherubini e sul palco sale anche la figlia Chiara

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贅沢な料理本

注文の多い地中海グルメ・クルージング
デイヴィッド・シャレク エロール・ムヌス
早川書房 2008年6月20日
2300円

食べたり料理したりすることはともかく、料理の本や料理番組は大好きです。

本書に登場するシェフの創造性にはほれぼれします。さらに、ヨットのオーナー、ラ・シニョーラの見事なフランス語、そして、料理の腕(一流のシェフにオーダーできるだけの食体験はもちろんのこと)、エレガントさには、感嘆します。

本書でも触れられている、グラハム・カーの『世界の料理ショー』は、わたしも楽しく再放送を観ていました。

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22日の公演の写真

22日にラベンナ音楽祭でマエストロ・ムーティが指揮した公演の写真が、同音楽祭のサイトに載りました。

キアラさんとのはじめての共演の写真もあります。

Ravenna Festival
Galleria fotografica
Elenco spettacoli del 2008: ORCHESTRA GIOVANILE LUIGI CHERUBINI direttore RICCARDO MUTI
22 giugno - Palazzo Mauro de Andrè

http://www.ravennafestival.org/galleria_fotografica.php?data=2008&spettacolo=1075

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domenica 22 giugno 2008

はじめての共演

マエストロ・ムーティは22日、キアラさんとはじめて共演します。

そのことについて、キアラさんはインタビューでこう答えています。

「6月22日にラベンナ音楽祭ではじめて共演します。チェロ奏者でシチリア出身のGiovanni Sollimaが書いた協奏曲です。オーケストラのほかに、叙述的な語りがいて、それが私の役です。最高にワクワクしています。」

「父は厳格です。私については、プロとして自立して成功することを期待してきました。コンサートでは常に彼の背中から観てきました。今回ははじめてその目を見ることになります。私が言葉を失うようなことがないように、と思います。」

7月14日のキアラさんの結婚を控えて、この共演がどのようなものになるのか、報道が待ち遠しいです。

マエストロの視線を受けとめるには、勇気とエネルギーが求められます。
でも、きっとファンには優しいのでしょうね。日本でこれほど人気があるのも、それが一因なのでしょう。

Vanity Fair 2008年6月4日号
Chiara Muti
Lezioni di Piano
Vi presento mio marito

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sabato 21 giugno 2008

「友情の道」コンサートのサイト

今年のラベンナ音楽祭「友情の道」コンサートは、マエストロ・ムーティとフィレンツェ五月音楽祭管によって7月7日にMazala del Valloで行われますが、そのサイトができています。

同地を当時の法王ヨハネ・パウロ2世が訪れてから15年になるのを記念して、ラベンナ音楽祭「友情の道」コンサートが行われることになりました。

Le vie dell'amicizia

http://www.mutimazara.com/

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venerdì 20 giugno 2008

プーリア特集

雑誌『旅』(新潮社)来月号(9月号、7月19日発売)はプーリア特集です。

旅 2008年9月号
イタリアのかかと、プーリアへ行こう!

http://www.shinchosha.co.jp/tabi/next.html

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フィレンツェの歴史をグラビアで

図説 フィレンツェ
「花の都」2000年の物語
中島浩郎 中島しのぶ
ふくろうの本 河出書房新社
2008年6月20日 1800円

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フィレンツェ五月音楽祭の写真

モストリー・クラシック誌最新号に、マエストロ・ムーティのフィレンツェ・デビュー40周年を祝う、大きな垂れ幕の写真が載っています。

モストリークラシック誌 2008年8月号
世界の話題 フィレンツェ
フィレンツェ市立歌劇場デビュー40周年のムーティ
メモリアルコンサートでケルビーニなどを指揮

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giovedì 19 giugno 2008

《コシ》の放送

マエストロ・ムーティがウィーン国立歌劇場で上演した《コシ・ファン・トゥッテ》が放送されます。

ぶらあぼ誌 2008年7月号
7月TV&FMクラシック

NHK-FM 2008年7月13日14時
サンデークラシック・ワイド
モーツァルト コシ・ファン・トゥッテ
リッカルド・ムーティ
バルバラ・フリットリ
アンゲリカ・キルヒシュラーガー
ウィーン国立歌劇場管・合唱団

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mercoledì 18 giugno 2008

宮廷人は音楽家であれ

イタリア貴族養成講座
彌勒忠史
集英社新書 700円
2008年6月17日

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Delianuovaの名誉市民に、という申し出

マエストロ・ムーティは14日にラベンナ音楽祭で、Delianuovaのブラスバンドを指揮して(2曲とアンコール)大成功を収め、イタリアにおけるブラスバンドの重要性をあらためて知らしめました。

そして、マエストロとの友愛の気持ちから、市長よりマエストロに対してDelianuovaの名誉市民の申し出がなされました。

既にマエストロは同市名誉市民であるという先行報道も一部ありましたが、今回、その申し出がなされたことがわかりました。
また、マエストロには同市歌劇場のシーズン開幕公演の招待もなされました。

マエストロは、いつか必ず訪れます、と感謝の気持ちを述べています。

詳しくは夜にまた。

2008年6月17日 Reggio TV
RAVENNA FESTIVAL, IL MAESTRO MUTI: "FARE MUSICA INSIEME PER RAGGIUNGERE UN BENE COMUNE".

イタリアのユーロ2008決勝トーナメント進出が決まりました。
Viva! ピルロ!
でも、ピルロのいないスペイン戦なんて...。

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martedì 17 giugno 2008

ストレーレルを偲んだ演奏会映像

昨年12月、マエストロ・ムーティはストレーレル没後10年を記念してローマでコンサートを開きましたが、そのニュース映像が観られます。
スカラ座でのカーテンコールの映像も嬉しいです。

Musica

Una serata per ricordare Giorgio Strehler

news centrodiascolto.it
http://news.centrodiascolto.it/view/222202/musica

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lunedì 16 giugno 2008

シカゴの首席クラリネット奏者をひきつけたもの

1978年からシカゴ響の首席クラリネット奏者を務めているLarry Combs が、印象を受けた指揮者のひとりにマエストロ・ムーティを挙げています。(他に、Janos Ferencsik、Erich Leinsdorf、Bernard Haitink )

リッカルド・ムーティはシカゴ響とこのようにとても深い関わりを築きました。感じあうものが生まれたとき、彼にはそれがわかりましたし、我々もわかりましたし、すべての人がわかりました。全く申し分ありませんでした。この状態が今後も続くことを望みます。

2008年6月15日 Chicago Tribune
Conductors who made an impression

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シカゴ響のサイトで聴く演奏とインタビュー

マエストロ・ムーティとシカゴ響の演奏が、1月に引き続き、6月27日からまた同響のサイトで聴けます。
CDは《運命の力》序曲が欲しいな、と思っています。自主レーベルの2枚目に期待しています。

BP CSO Radio Broadcasts
http://www.cso.org/main.taf?p=15,1

June 27, 2008
Program # CSO 08-26
During Riccardo Muti’s residency in the fall of 2007, he conducted several concerts and took the orchestra on tour to Europe. This music is from those performances.
Verdi
Overture to La Forza del Destino
Hindemith
Suite from Nobilissima Visione
Tchaikovsky
Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74 (Pathetique)
Scriabin
The Poem of Ecstasy, Op. 54

1月のフリットリとの演奏はもう聴けないようですが、マエストロのインタビューは聞けます。

January 18, 2008
Program # CSO 08-03
Opening weekend 2007: Riccardo Muti opens the 2007-2008 season in Chicago before taking the orchestra on tour to Europe.
Verdi
Overture to La Forza del Destino
Verdi
Tacea la notte placida from Il trovatore
Puccini
Vissi d'arte from Tosca
Prokofiev
Symphony No. 3 in C Minor, Op. 44
Falla
Suite no. 2 from The Three-Cornered Hat
Ravel
Rapsodie Espagnole
Ravel
Bolero

BP CSO Radio Broadcasts
2008 Programs - Interview and Audio Archive
http://www.cso.org/main.taf?p=15,1,65

Radio Program 08-03
Conductor Riccardo Muti discusses Prokofiev's Symphony No. 3 »

Conductor Riccardo Muti discusses Verdi's Forza del Destino »

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ブラスバンド礼賛

14日にラベンナ音楽祭でDelianuovaのブラスバンドを指揮したマエストロ・ムーティは、アンコールの演奏前にマイクロフォンを手にしてスピーチをしたそうです。
ラベンナ音楽祭のサイト掲載の写真にも、マエストロがマイクロフォンを手にしているものがあります。

「ブラスバンドはクラシックのオーケストラより劣った様式ではありません。音色の組み合わせとしてはそれとは別のものなのです。ブラスバンドにはオーケストラにはもはや存在しない楽器や、消えてしまうかもしれない楽器があります。万が一ブラスバンドが消滅するようなことでもあったら、それは文化にとって許しがたい侮辱だといえるでしょう。」

2008年6月16日 Il Resto del Carlino
Muti porta in scena l’Aspromonte

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最後はイタリア国歌

ラベンナ音楽祭で14日、マエストロ・ムーティはDelianuovaのブラスバンドを指揮して、2曲前奏曲を演奏しました。1曲目の《ノルマ》、最終曲の《ナブッコ》ですが、さらに、最後にイタリア国歌を指揮しました。アンコールで再度演奏され、客席にいたラベンナ、Santa Sofia、Mondainoのブラスバンド3隊も一緒に合奏したそうです。

10年ほど前だったか、マエストロのブラスバンド傾倒を知って、中沢けいさんの小説『楽隊のうさぎ』(続編が『うさぎとトランペット』)を読んだことが思い出されます。

2008年6月15日Ravenna Notizie
Ravenna Festival, applausi e commozione per il concerto delle bande
http://www.ravennanotizie.it/index.php?option=com_content&task=view&id=17952&Itemid=2

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domenica 15 giugno 2008

ブラスバンドへの敬意

ラベンナ音楽祭で6月14日には、ブラスバンドへの敬意を表したコンサートがありましたが、同音楽祭のサイトに写真が載りました。マエストロ・ムーティの写真もあります。
(写真が7月14日とあるのは間違いでしょう)

Ravenna Festival
Galleria fotografica
Elenco spettacoli del 2008: OMAGGIO ALLE BANDE D'ITALIA
14 Luglio - Palazzo Mauro dè Andrè Omaggio alle Bande d'Italia
http://www.ravennafestival.org/galleria_fotografica.php?data=2008&spettacolo=1105

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sabato 14 giugno 2008

ヒルヴェルサム放送フィルとの録音

マエストロ・ムーティが1974年にオランダのヒルヴェルサム放送フィルハーモニックと共演した演奏会は、NHK-FMでも放送されたことがあります。手元にあるのは、6月29日のヴィヴァルディ 弦楽合奏とチェンバロのための協奏曲イ短調です。

今回、別の演奏が録音されたLPをお譲りいただきました。どうもありがとうございました。

1974年オランダ音楽祭
ヒルヴェルサム放送フィルハーモニック管弦楽団・同合唱団
ヴェルディ Quattro Pezzi Sacri から
Laudi alla Vergine Maria
Te Deum

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venerdì 13 giugno 2008

ウィーンでのヴェル レクの写真 

スイスの音楽ジャーナリストのサイトに、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルによるヴェルディ レクイエムの、カーテンコールの写真が載りました(6月8日)。
マエストロは赤いバラを手にしています。
他にも何枚か載っています(altre fotoをクリック)。

muti.ch
FOTO RICCARDO MUTI - WIENER PHILHARMONIKER
WIEN - MUSIKVEREIN - GIUGNO 2008
http://www.muti.ch/muti/attualita-2008-Vienna-Verdi-Requiem.html

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ラベンナ音楽祭開幕

ラベンナ音楽祭が13日に開幕します。

ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭とマエストロ・ムーティのオペラ上演で提携していることもあって、オーストリアのニュースでもとりあげられています。
マエストロがケルビーニ管について、3年間で全部入れ替えるわけではない、核になるように一部は残す、と数秒間語っているのも聞けます。全部入れ替えたら、生命を使い果たしてしまう、というのは全くジョークだとしても、80パーセントのメンバーが新しくなったケルビーニ管が、もう、今年の冬にはオペラを上演するのですから、マエストロの大変さは十分想像できます。本当に素晴らしい音楽家です。

OE1・ORF
2008年6月12日
Musik
Ravenna-Festival mit Salzburg-Bezug
http://oe1.orf.at/inforadio/92051.html?filter=5

また、マエストロがブラスバンドを指揮することも大きな話題になっています。
クリスティナさんによると、ミラノ音楽院時代にすでにマエストロは彼女に、自分の故郷へ連れて行ってブラスバンドを聴かせてあげる、と言っていたほどに、ブラスバンドに特別の関心と愛情を抱いていたそうです。当時、厳格で勉強熱心で真面目な学生だったマエストロが、ブラスバンドについて語ったのには唖然とした、というクリスティナさんは、マエストロの古くからのブラスバンド愛を知っているひとりです。

2008年6月12日 Ravennanotizie
Il Porto sostiene le bande con Muti

http://www.ravennanotizie.it/index.php?option=com_content&task=view&id=17851&Itemid=2

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giovedì 12 giugno 2008

ラベンナ音楽祭開幕記念講演

ラベンナ音楽祭開幕記念講演をマッシモ・カッチャーリが行うそうです。テーマは今年の音楽祭のテーマである「女性」です。女性はさすらい、異端であり、エロティックであり...。

ヒラリー・クリントンの健闘が報われず、わたしは非常に落胆していますが、カッチャーリは女性、フェミニズムについて何を語るのでしょうか。

Ravenna Festival
Notizie 2008年6月10日
L'incontro d'apertura del Ravenna Festival 2008 con il filosofo Massimo Cacciari di venerdì 13 giugno è stato anticipato alle ore 17.00

ちょうど、雑誌に掲載されていたイタリアの現代思想に関する論考が本にまとまり、カッチャーリも紹介されています。

イタリア現代思想への招待
岡田温司
講談社選書メチエ
2008年6月10日 1575円

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mercoledì 11 giugno 2008

ウィーン国立音楽大学からの栄誉

10日、マエストロ・ムーティはウェーベルン交響楽団(ウィーン国立音楽大学のオーケストラ)を指揮しましたが、同日、ウィーン国立音楽大学副学長から、同大学のゴールデン・メダルを授与されています。

2008年6月11日 APA
Muti erhielt Medaille der Musik-Uni Wien

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キアラさん、結婚

キアラさんは、7月14日にピアニストのDavid Frayと結婚するそうです。

キアラさんはラベンナ音楽祭で22日に、マエストロ・ムーティとはじめて共演します。

結婚式はラベンナのSant'Agata教会で行われます。マエストロも、そして、クリスティナさんのお父さんもそこで結婚式を挙げているそうです。

マエストロの感動や如何に...。
おめでとうございます。

プライベートなことではありますが、ラベンナにカードを出しました。

Vanity Fair 2008年6月4日号
Lezioni di Piano

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2010年ザルツブルク音楽祭

2010年ザルツブルク音楽祭では、マエストロ・ムーティはロッシーニ《モイーズとファラオン》を上演することが、報じられています。

2008年6月11日 OE1・ORF
Festspiele: Opernprogramm für 2009 steht

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martedì 10 giugno 2008

今年のラベンナ音楽祭「友情の道」コンサート

今年のラベンナ音楽祭「友情の道」コンサートは7月7日、Mazara del Vallo で開かれ、プログラムはロッシーニ Stabat Mater と、ヴェルディ Quattro pez­zi sacri から Te Deum だそうです。

2008年6月10日 Avvenire
Muti, note sacre sul mare di Mazara del Vallo

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Tatiana Lisnic

マエストロ・ムーティと共演の多いTatiana Lisnicのサイトが、今年はじめにできています。
その中で、マエストロとスカラ座で共演した《フィガロの結婚》のDVDがTDKからリリースされたばかり、とあり、ずっと待っているのですが...。
ストレーレルによる《フィガロの結婚》は、是非、映像に残しておいてほしいと思います。

Tatiana Lisnic
Biography
http://www.tatianalisnic.com/index.php

She has also recorded Gianni Schicchi on the Naxos Label and a live performance from La Scala’s Nozze di Figaro under Riccardo Muti has just been release commercially on DVD by the TDK label.

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lunedì 9 giugno 2008

レクイエム公演の聴衆には演奏家達も

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルによる、カラヤン生誕100年を記念するヴェルディ レクイエム公演は、演奏家達も聴きに来ていたそうです。

マエストロ・ポリーニ、ウィーン国立歌劇場次期総裁Dominique Meyer、歌手のSalvatore LicitraやMichael Schade、そして、カラヤンのお嬢さんIsabelさんの姿などがあったとのことです。

2008年6月9日 Il Giornale
Muti ricorda Karajan con il Requiem di Verdi

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フリットリとの写真

フリットリのサイトに、マエストロ・ムーティとのヴェルディ レクイエムの成功のニュース(ANSA通信と同文)とともに、写真が載っています。クリックすると別ウィンドウで開きます。

二人とも、とても素敵に映っています。でも、いつの写真なのでしょうか。

Barbara Frittoli
2008年6月8日
VIENNA : Trionfo nel concerto di Vienna per il centenario della nascita di H.V.Karajan
http://www.frittolibarbara.com/cms/index.asp

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RAIでの再放送

マエストロ・ムーティの演奏がRAIで再放送されます。
3月13日のフランス国立管との演奏(モーツァルト交響曲第25番、サリエリ《見出されたエウロパ》よりバレエ音楽)と、1月17日のニューヨーク・フィルとの演奏(ブラームス ピアノ協奏曲第2番)です。

RAI RADIO 3 2008年6月20日12時(日本時間19時)
I CONCERTI DEL MATTINO
Concerto Euroradio
Orchestre National de France
direttore, Riccardo Muti
Wolfgang Amadeus Mozart
Sinfonia n.25 in sol minore K.183
Antonio Salieri
musica del ballatto dall'Opera "L'Europa riconosciuta"
Registrato al Théâtre des Champs-Elysées di Parigi il 13 marzo 2008
http://www.radio.rai.it/radio3/cartellone/mostra_evento.cfm?Q_EV_ID=253561

RAI RADIO 3 2008年6月21日11時50分(日本時間18時50分)
I CONCERTI DEL MATTINO
Concerto Euroradio
New York Philharmonic Orchestra
pianoforte, Leif Ove Andsnes
direttore, Riccardo Muti
Johannes Brahms
Concerto n. 2 in si bemolle maggiore op. 83 per pianoforte e orchestra
Registrato alla Avery Fisher Hall di New York il 17 gennaio 2008 http://www.radio.rai.it/radio3/cartellone/mostra_evento.cfm?Q_EV_ID=253562

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ヴェルディ レクイエムの大成功

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルのヴェルディ レクイエム公演について、イタリアで速報が出ています。

聴衆にはVIPがいて、終演後は10分間の拍手喝采とブラボーの声、マエストロへは赤いバラ、とあります。

オーストリアでの報道はあと少しでネット版が読めるでしょう。カラヤン夫人のエリエッテさんが聴きに来ていたのではないかと思いますが。

2008年6月8日ANSA
Muti, requiem Verdi per Karajan

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domenica 8 giugno 2008

新しい音楽監督の抱負(2)

シカゴの新聞が、マエストロ・ムーティの記者会見後に、あらためてマエストロについて分析している記事の続きを紹介します。

手元にあるフィラデルフィアの新聞の過去記事でも、音楽監督就任前に、これほど深くはマエストロへの熱意を示していないように思います。この30年近くの間に、それだけ、マエストロのよって立つところが高くなっていることの証明かもしれません。

2008年6月8日 Chicago Tribune
Dreams and visions of the CSO's new maestro

摩擦の可能性?

ヨーロッパで修練を積んだ音楽監督の確固たるアイデアが、Deborah R. Cardが率いる運営サイドの、最近のプログラミングや商業的なイニシアチブにどう適合するのかは、まだ明確ではない。シカゴ響協会会長Cardとダニエル・バレンボイムとが、これらの問題やその他の争点について、彼の音楽監督時代の最後の頃には仲たがいをしていたことは秘密でも何でもない。そして、彼の時代は2006年に終わった。

同様にムーティとCardの間にも、潜在的な摩擦となる問題点があるのだろうか。Cardが3年以上にわたって熱心にスカラ座前監督を口説いたことが、この交渉を決定づけるに際して重要だったが、私は彼女にそう質問した。

「私達は、互いに非常に率直かつ正直に理解しあい、話しあうことに関しては、実際、とてもうまくやっていけると思っています。」オーケストラのCEOは語った。「レパートリーをどう拡大するか、人々が本当に進んでやってきてチケットを購入するには、どのようにレパートリーを提示するかについて、私達の見解の間には全く相違点がありません。彼は、どうすればもっと多くの人達を演奏会に引き寄せることができるかについて、非常に夢中になっています。」

その日遅く、ムーティと熱心に話していて、彼が活発な知性を持っていて、機転の利くウィットの持ち主で、広範な教養を備え、音楽的にも道徳的にも深い信念を持っていることに気づいた(彼の心中では両者は同じ意義である)。

彼が精通している広範なオーケストラ曲のレパートリーやオペラのレパートリーについて探っていようと、イタリア社会の複雑な問題について探っていようと、彼は完璧に落ち着いている(「私の国にはたくさんの欠点があります。しかし、それでも、食べ物以外にも多くの良いものがあります。」ムーティは微笑しながらそう言った。)

ムーティは、自分のプログラミング計画やオーケストラを連れて行きたいと望んでいる他の方向性については、詳細を話し合うことを避けた。彼とCardはすぐに、2010年およびそれ以降の彼のレパートリーについて、精密な計画を立てることにとりかかる予定だと、彼は言った。

それでも、世界中から最高の現代曲をシカゴにもたらす一方で、シカゴや他のUSA在住の作曲家による新しい作品を演奏することは、必須となる。「USAの作曲家だけに関心を持つような閉鎖性は、避けるべきです。」とムーティは言った。実際、彼がUSAの音楽を演奏することにしっかりと関わっていることは、バレンボイムがほとんど全くそれを避けていたことと、強烈なコントラストをなしている。

シカゴ響の新しいマエストロは、シカゴ響がコミュニティとの関わりを広げること、社会参加を拡大することについて、自分は特に熱意を持っていると語った。オーケストラを街のいろいろな界隈に連れていき、シカゴ響の様々な室内楽グループを「学校や病院へ、そして刑務所にさえ」連れて行くというのである。

サラエボやエルサレムといった困難な街で、人々の間に何世紀にもわたって存在する敵意に橋をかける手助けがムーティにできるとしたら(彼は19年間、イタリアのラベンナ音楽祭と連携して『友情の道』コンサートを開いて、そうしてきた)、シカゴでもうすぐ最強の音楽家となる人間に、音楽を通じてシカゴの様々な区域を一層親密にすることが、どうしてできないといえるだろうか。

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新しい音楽監督の抱負(1)

シカゴでの記者会見を終えたマエストロ・ムーティについての、シカゴの新聞記事を紹介します。

イタリア語を読むのに以前ほど苦労しなくなったとはいえ(話す機会はなし)、英語の記事がまた増えるのは、とてもうれしいです。

ただ、記者会見の様子を快適にダウンロードすることができなくて、イタリア語の習得よりも何よりも、まず、インターネット接続の向上が課題か、と深刻に受け止めています。

2008年6月8日 Chicago Tribune
Dreams and visions of the CSO's new maestro

オーケストラ・ホールの外では、ショーウィンドーの中でポスターが一息に叫んでいた。「ようこそ、マエストロ!」

ホールの中では、リッカルド・ムーティがシカゴ交響楽団の第10代音楽監督に指名されてから、シカゴではじめての記者会見を開いていた。オーケストラ評議会とのディナーとオーケストラのメンバー達とのランチの間に、メディアとの会見及び挨拶がさしはさまれていた。

カリスマ性を備えた66歳のイタリア人指揮者は、これらの音楽とは関係のない任務に、魅力と思いやり、謙虚さをもちながら従っていた。これよりももっとはるかに威厳ある集会でスピーチをしたことのあるような、クラシック音楽界における古参で高名な人について、人々が予想するよりももっと大きな忍耐がそこにはあったことは言うまでもない。

ナポリ生まれらしい陽気なリズムで語っているムーティは、先月引き継いだシカゴ響を偉大なオーケストラだと称賛し、同様に、音楽コミュニティと街もほめあげ、それらについてもっとよく知ろうとし始めた熱心な様子が明らかにうかがわれたが、それら一連の姿は、シカゴの熟練政治家のように思えた。

途中、マエストロは自分自身を茶化すようなジョークを飛ばしていたが、それは、ミラノ・スカラ座音楽監督時代に、一度はスカラ座労働者達によって専制君主だという烙印を押されたことのある、強い意志を備えた音楽監督とは、およそ結びつかないようなジョークだった。

彼は、2005年に、著名な歌劇場を騒乱の中で離れたことについてのデリケートな質問を、鮮やかに切り抜けた。ムーティは冷静に考察しているのだが、彼の辞任前に、劇場の100人の案内係が彼への不信任投票をしていた。「案内係は音楽と非常に関わっていると言えますが、しかし...。」こめられた思考を一般的な笑いの中にとけこませ、パンチの利いた皮肉を放った。

みずからについては、「素朴で、基本的には南イタリアの田舎者です。」と語り、i Podは持っていないと言い、まさに先日まで、i Podは競走馬の名前だと思っていたとのことだった(シカゴ響の広報担当は後に、彼にi Podを贈ると主張した)。

公式の立場では、2010年9月に5年間の契約の最初のシーズンを始めることで、ムーティはシカゴにやってくるが、その凱旋行進はこうやって始まった。音楽監督に指名された者として、来年1月にヴェルディ レクイエムの公演を3回行う。同様に、2009-2010年のシーズンには2週間の定期公演を持つ。

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ウィーン・フィルとのヴェルディ レクイエム

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルのヴェルディ レクイエムがインターネット中継されます。

OE1・ORF 2008年6月8日11時3分(日本時間18時3分)
Wiener Festwochen 2008 - Matinee
Wiener Philharmoniker,
Dirigent: Riccardo Muti;
Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde in Wien;
Barbara Frittoli, Sopran;
Luciana D'Intino, Alt;
Ramon Vargas, Tenor;
Thomas Quasthoff, Bass.
Giuseppe Verdi: Messa da Requiem
(Übertragung aus dem Großen Musikvereinssaal in Wien)
http://oe1.orf.at/programm/200806086101.html

また、リハーサルでのマエストロの様子を紹介してくださっているブログがあります。ありがとうございました。
マエストロの真剣な様子が写真からも伝わってきます。

2008年6月7日K&K+k&aの生活
マエストロ・ムーティとのVerdi Requiem
http://kwien.exblog.jp/

6日には公開リハーサルもあったそうです。教えてくださった方に心から感謝します。

秋の二度の来日公演に行けるかどうか、あやしくなってきて、不安でいっぱいですが、それでも、こうやってインターネットで聴ける時代になったことは、とてもうれしいです。

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シカゴの期待

マエストロ・ムーティが6月2日にシカゴで記者会見を終えたのを受けて、あらためてマエストロについて検討している記事が出ました。

i Podは本当に楽しい話題を提供したようで、CSOの広報では、マエストロにプレゼントするとのことです。
でも、何を聴いてもらうのでしょうか?
実は、マエストロへのプレゼントを考えたのですが、マエストロは自分の演奏を聴くことには興味がないと公言していますし、指揮者としてのマエストロに他の演奏家の演奏を録音で聴いてもらうことには、ためらいがあります。詩の朗読?
マエストロにはi Podのかわりにミサンガをプレゼントできたら、と思っています。

マエストロがシカゴに何をもたらせるか、が記事の主眼であるのは間違いありません。最後の音楽監督をシカゴで務めるつもりだというマエストロにとって、そして、マエストロとその音楽の偉大性があまねく知れ渡っている現在、自分を誇示するためにシカゴへやってくるのではないことは、記事が指摘するまでもなく、当然のことです。

指揮をしているときにはただ音楽を表現していると感じるだけ、と書かれているマエストロは、シカゴの偉大さをもっと多くの人達に知ってもらうこと、音楽の素晴らしさをもっと広めること、それを目的のひとつにしていることは、その言葉から明らかです。

どのようにマエストロがその目的を遂行していくのか、シカゴの人々や記者とともに、見守っていきたいと思います。

記事は追って紹介します。

2008年6月8日 Chicago Tribune
Dreams and visions of the CSO's new maestro

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sabato 7 giugno 2008

ラベンナ音楽祭Mazara del Vallo

7月7日にマエストロ・ムーティとフィレンツェ五月音楽祭管・同合唱団は、ラベンナ音楽祭の一貫として、Mazara del Valloで演奏会を開きます。これはRAI UNOで放映されるとのこと。

このコンサートは司教による要望で、亡くなった法王パオロ2世が同地を訪れてから15周年になるのを記念する演奏会だそうです。
場所はPiazzale Quinci。

今日、同地で記者会見が開かれます。ラベンナ音楽祭側からは、市長、音楽祭支配人、フィレンツェ歌劇場支配人が出席するとのことです。

2008年6月6日 marsala it
Concerti: il 7 Luglio Riccardo Muti a Mazara

(ココログの状態が悪く、書いた記事が消えてしまう被害にあっています。落胆と怒り。)

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venerdì 6 giugno 2008

ウィーン・フィル来日公演のプログラミング

マエストロ・ムーティが、ウィーン・フィル来日公演のプログラミングについて語っています。

「ブルックナーの交響曲は、どれも大好きで、全曲やりたいと思っています。」

(2番は)「特にアダージョは美しく、抒情的です。」

「(ハイドンの)交響曲第67番をブルックナーの2番の前に置くというアイデアは、ウィーン楽友協会資料館館長のオットー・ビーバ博士からのご提案でした。
ハイドンの中でも、とてもユニークな始まりの部分をもったこの交響曲は、その始まりと構成において、ブルックナーの2番と、とても似ているところがあるのです。」

「今年、生誕100年を迎えたカラヤンが、1990年にウィーン・フィルと日本ツアーを計画しながら、その実現前に他界されたという話を伺いました。そのとき予定されていたのがチャイコフスキーの5番です。《カラヤンが実現できなかった夢のコンサート》の一端を担わせていただけて、とても光栄です。私はカラヤンに深い畏敬の念を持っています。」

「ストラヴィンスキーの『妖精の口づけ』も、カラヤンが晩年によく演奏していた美しい曲です。ストラヴィンスキーはロッシーニから随分と影響を受けていて、一見、両者は遠く離れた存在に思えますが、リズム、アゴーギグなど似ている点が多々あります。...そんな考えからロッシーニの『セミラーミデ』とストラヴィンスキーを一緒のプログラムに取り上げました。」

「ロータの音楽的な偉大さを皆さんにもっと知っていただくのが私の使命だと思っています。今日、私があるのも、すべてロータのおかげなのです。」

MUSE 2008年夏
リッカルド・ムーティが語るプログラムへの思い

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ウィーン・フィル楽団長講演のゲスト

ウィーン・フィル来日公演の際に、楽団長の講演が行われますが、マエストロ・ムーティが特別ゲストとして出席します。
テーマはカラヤン。
とても楽しみです。行けるといいのですが。

ウィーン・フィル楽団長講演会
2008年9月17日19時サントリーホール
カラヤンとウィーン・フィル
ウィーン・フィルハーモニー協会 創立100周年を迎えて
特別ゲスト リッカルド・ムーティ

MUSE 2008年夏
クレメンス・ヘルスベルク楽団長インタビュー

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giovedì 5 giugno 2008

芸術家としての責任

マエストロ・ムーティのフィラデルフィア管時代のインタビューにも、芸術家の責任に触れているものがあります。

「ステージでは、音楽は感情を表現するものであり、政治上の意見を表明するようなものではありません。けれども、オフ・ステージでは、芸術家が社会の一員として、心と知性と政治的考えを持って貢献するのは、その義務です。」

Classical 1990年5月号
Riccardo Muti
The Philadelphia Story

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mercoledì 4 giugno 2008

ようこそ、シカゴへ

シカゴ響のサイトで、2日のマエストロ・ムーティの様子と記者会見ビデオが観られます。

Benvenuto Maestro!
http://www.cso.org/main.taf?p=17,11

報じられていた、ホールのファサードに飾られたマエストロを歓迎するボードも、やっと写真で見ることができました。

シカゴの人々が、どうかマエストロを大切にしてくれますように。

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キアラさんとiPod

マエストロ・ムーティはシカゴでの2日の記者会見で、iPodが何なのか、シカゴへのフライトの機内で読んだヴァニティ・フェア誌に載っている、キアラさんのインタビュー記事で知った、と言っています。彼女はジョギングしながら聴いているとのこと。

記者会見で大爆笑を誘った話題のiPod、その名前をマエストロが耳にするのは3度目と記事にあります。
おそらく、1度目はイタリアの雑誌のインタビューでたずねられたとき、2度目が先日のフィレンツェで、そして3度目がこの記者会見でしょう。

キアラさんの記事は次のものです。
入手することになっていたので、マエストロの記者会見でも登場して、ちょっとびっくりでした。

Vanity Fair 2008年6月4日号
Lezioni di Piano

マエストロの記事は週末に時間を見つけて紹介したいです。

2008年6月3日 Il Messaggero
Muti a Chicago: applausi e stipendio da rockstar
Il maestro: «Pensavo che l'iPod fosse un puledro»

2008年6月3日 Il Mattino
L’INCARICO

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martedì 3 giugno 2008

ウィーン・フィル来日公演、プレオーダー間近

イープラスのクラシック・サイトに、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの来日公演のニュースが載りました。

「ムーティはしばしばニーノ・ロータの音楽をレコーディングしているが、ムーティが学んだ、ナポリ音楽院、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院の先生がニーノ・ロータ、フランコ・フェラーラという映画音楽の巨匠たちだったことを考えると、その熱意もわかるというもの。」という部分には、あれっ?と思いましたが...。

e+ CLASSIX
2008年6月3日 
ニーノ・ロータの映画音楽を世界最高のオーケストラで聴く贅沢[公演情報]
http://classical.eplus2.jp/article/98983279.html

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社会への貢献

マエストロ・ムーティが2日にシカゴで行った記者会見では、マエストロへの敬意がますます深まるような言葉がいくつも聞かれました。

キーワードは貢献。音楽家という自分の立場でできることをして、社会に貢献するということです。

2008年6月2日 Chicago Tribune
CSO, city welcomes new conductor Riccardo Muti

シカゴ響とシカゴの街にどんなふうに自分の印を残したいかとたずねられて、ムーティはこう答えた。「今の私にとって最も大切なことは、音楽を通じて街を一層よくした音楽家、そういうふうに記憶されることです。」

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シカゴ響に対する感嘆

マエストロ・ムーティの6月2日の24時間シカゴ滞在は、たくさんの記事と写真、映像をもたらしてくれて、嬉しい悲鳴をあげています。

マエストロの笑顔の写真には、仕事の疲れも忘れて、とろけてしまいそうになります。
シカゴ響のサイトに載るのが楽しみです。

Chicago Tribune
Riccardo Muti meets the media Monday at Symphony Center. (Tribune photo by Chris Walker / June 2, 2008)
http://www.chicagotribune.com/entertainment/chi-muti20080602121117,0,4268869.photo

マエストロがシカゴ響とはじめてプロコフィエフ交響曲第三番のリハーサルをした際の話は、とても興味深いものでした。

2008年6月2日 Chicago Sun-Times
Muti says performances will speak for him

ムーティはシカゴ響に関して、そのテクニックについても芸術性についても、最高の称賛の言葉を用いて語った。プロコフィエフ交響曲第三番のあるフレーズは、大方のオーケストラの場合には通常、特別なリハーサルが必要なのだが、そのフレーズについて回想しながら彼は言った。「シカゴ響はそれを完璧に演奏しました。、もちろん、最初のリハーサルにおいてでです。それで私は、そのことが偶然だったのかどうか、彼らを再度試してみることにしました。そして、オーケストラは再度、完璧に演奏し、毎回そうだったのでした。」

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大盛況の記者会見

マエストロ・ムーティのシカゴでの記者会見について、少し詳しいものが出てきているとともに、イタリアのメディアももう報じています。
記者会見で市長からの祝福のメッセージが読まれるほどに、シカゴでは大きなできごとになっています。

朝で時間がないのが残念。詳しくは夜紹介します。

マエストロがiPodを知らないとイタリアのメディアで語ったことは、シカゴでは新聞がとりあげるほど、ひとつの楽しいエピソードとして話題になっているようですが、記者会見でも質問が出ました。Opera chicさんのブログがユーモラスにこの話題をとりあげたことも、大きく影響しているのでしょう。

シカゴの記事には、馬のことかと思った、とマエストロはジョークを飛ばしたとあります。マエストロは先日、フィレンツェでこの名前を耳にして、その響きから馬かと思った、とイタリアの報道にあります。iPod、ipud とイタリア語では聞こえ、puledro、イタリア語の子馬と響きが似ているからだそうです。

マエストロが言及している、キアラさんのインタビューが載っているヴァニティ・フェア誌イタリア版最新号は、届くのを待っていますので、読んだら、また紹介します。

2008年6月2日 Time Out Chicago
Muti speaks in Chicago

2008年6月2日 Il Messaggero
Muti a Chicago: applausi e stipendio da rockstar Il maestro: «Pensavo che l'iPod fosse un puledro»

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音楽をコミュニティの中へ

シカゴの新聞に、マエストロ・ムーティの記者会見速報が載りました。
ライブストリーミングでも聞けるとのことですが、朝で時間もないので、とりあえず、記事のほうを紹介します。

ちょうど、大統領選挙の予備選がホットになっている時期ですが、マエストロは、自分は音楽家であって政治家ではないから、それほどたくさんの約束はできないが、とも言っていたそうです。

それでも、ラベンナ音楽祭『友情の道』コンサートにおいて、音楽は言語や人種・宗教の違いを越えて人々をひとつに結びつける、という主張を実行していたマエストロらしく、音楽をコミュニティへ、と考えを表明しています。

2008年6月2日 Chicago Tribune
New CSO chief reaches out to the city

シカゴ響の音楽監督に指名されたリッカルド・ムーティは、月曜日にこう語った。音楽をシンフォニー・センターの境を越えて街のコミュニティの中へ持ち込みたいと。

彼は、シカゴの人達への接し方は次のようなものにする意向だとのことである。「彼らに私のところへ来てください、と頼むのではなく、私がコミュニティのほうへ行くつもりです。学校、病院、そして刑務所にも行きます。」と、いくつかの可能な場所を挙げながら言った。「刑務所に入ることをエンジョイするわけではありませんよ。」

「生活をもっと生き生きとしたものにするために、コミュニティに音楽を持ち込むのです。」

ムーティはシンフォニー・センターにおける記者会見で考えを表明した。彼はここでクラシック音楽の聴衆を拡大したいと言った。コミュニティのグループと一緒に活動する用意があるし、シカゴ響を助けて、寄付の見込みのある人達や基金を集めるイベントのために活動する心づもりがあると言い添えた。

「出される食事がおいしいのなら、それくらいのことはするでしょう?」と冗談を言った。

この点に関しては、ムーティのスタンスはシカゴ響音楽監督前任の、ダニエル・バレンボイムとは距離を置く。バレンボイムは、音楽に関係のない活動、指揮台を離れた活動にはほとんど興味を示さなかった。

ムーティは自分のレパートリーは、バロックから現代音楽まで広がっていると語った。シカゴ響のレパートリーを広げたい、特に、USA以外の現代作曲家についてレパートリーに加えたいと言った。

ムーティは、公式には、音楽監督指名者としての任務を来年1月から始めることになっている。そして、2010-2011年のシーズンから、音楽監督として5年間の契約が始まる予定だ。

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シカゴでの記者会見

2日にシカゴを訪れたマエストロ・ムーティの記者会見の様子が、写真とともに報じられています。

マエストロは、シカゴ響とともに、コンサートホールの外に出て、コミュニティのほうへ積極的に歩んでいく、と表明しています。

また、レパートリーについても広範なものを持っていると語ったそうです。

2008年6月2日 AP
CSO's new music director meets with media, musicians

写真は次のものが出ています。

http://news.yahoo.com/nphotos
/slideshow/photo//080602/482/9f9d7ef4a69a42c58769c71d4ef0ad00/

http://news.yahoo.com/nphotos
/slideshow/photo//080602/482/089188cb7dfb4a3a9e8115ac83241201/

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lunedì 2 giugno 2008

「8月2日」国際作曲コンクール

マエストロ・ムーティのヴェルディ レクイエムの演奏には、スコットとのフィルハーモニア管版や、フリットリとの東京のオペラの森公演版、バルツァとのスカラ座来日公演版など、印象に残る演奏がたくさんあります。今週末のウィーン・フィル公演もインターネット中継が待ち遠しいです。

1980年8月2日のボローニャ駅爆弾事件の犠牲者を悼む、マエストロ指揮によるヴェルディ レクイエムの公演は、映像がとても有名ですが、犠牲者の遺族の発案から創設された作曲コンクールがあります。爆弾の音ではなく、音楽を、というメッセージの伝わってくるコンクールです。第1回の1995年にはマエストロが審査員を務めていて、コンクールのサイトには写真も載っています。

The International Composing Competition “2 Agosto”
http://www.concorso2agosto.it/about-us/#section1

Past Edition
I EDIZIONE - 1995
http://www.concorso2agosto.it/edizioni-passate/

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シカゴという新しい世界へ

マエストロ・ムーティは今日シカゴを訪れ、記者会見なども行われる予定ですが、今日のシカゴの新聞が、5月にザルツブルクでとったマエストロへのインタビューをまじえた記事を載せています。

記者はアニフのマエストロ宅の晩餐にも招かれていますが、マエストロはその折に、シカゴでは、ケルビーニ管創設の趣旨に似たものも試みたい、と語っています。

新しいものに挑戦し続けるマエストロの姿が、ここにも出ています。

2008年6月2日 Chicago Sun-Times
CSO | Conductor looks ahead to 'a new phase' in the Windy City
BY ANDREW PATNER

「人々はこう言っています。『ムーティはこういった教育的ものには関わりたくないでしょう。こういうことは彼の眼中にありません。』明らかに、彼らは別のムーティを知らないのです。人々に音楽をもたらしたくないと思う音楽家はどんな人達でしょうか。音楽が人々の生活をどう変えるか、見たくないという音楽家とはどういう人達でしょうか。音楽が自分の人生をどのように変えられるのか、知りたくないのでしょうか。もしも、私がブラームスの交響曲やベートーベンの交響曲を違った形で指揮したことがなかったら、世の中は今もって背を向けていたでしょう。今は人生の新しい局面にあります。新たなことをする時ですし、新たな挑戦をする時です。」

ムーティの言葉には行動の裏付けがある。ザルツブルクで際立っていたオーケストラは、ムーティ自身のルイジ・ケルビーニ・ユース・オーケストラである。「ゼロから始めて3年間で作り上げたグループです。」ムーティは言った。「イタリアは音楽や芸術へ関わることを手に負えないものとして放棄しました。私の修練はすべてイタリアからのものでしたから、それを返したかったのです。こういったようなことを、シカゴでどうやれるのかを見せたいとも思っています。」

「シカゴにやって来るのは挑戦・冒険なのです。」ムーティはその晩の終わりに言った。

「『新世界』、全く新たな世界です。」40年近く連れ添っている妻の Cristina Mazzavillani Mutiは言った。彼女はオペラの演出家であり、ラベンナ音楽祭を統括している。「そしてわくわくするようなことです。」

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domenica 1 giugno 2008

シカゴの新聞が検証するスカラ座離任(3)

マエストロ・ムーティがシカゴを訪れる前に、シカゴの新聞記事を全部紹介したかったのですが、間に合いませんでした。
でも、紹介はします。

最後は、フリットリのマエストロ擁護です。
週末にはウィーンでヴェルディ レクイエムを歌い、10月には《コシ・ファン・トゥッテ》で来日公演に加わり、来年1月にはシカゴでヴェルディ レクイエムを歌います。
残念なのは、彼女のはじめてのアイーダが、持ちかけたマエストロの棒ではなく、ガッティの指揮で歌われること。でも、きっと、ベルカント・オペラでの共演がまたあることでしょう。

2008年5月25日 Chicago Tribune
La Scala scandal

ソプラノのBarbara Frittoliは、ムーティの強力な仕事の進め方と彼がUSAでの大きな第二弾にどうとりかかるかについて、鋭い判断力を持っている。彼女は、数ある劇場の中で、とりわけスカラ座とウィーン国立歌劇場とで15年以上、彼と共演してきた。彼女の熱烈な想いはいまだに衰えていない。彼女は依然として、ムーティと共演するためにスケジュールをひっくり返すことをしている。

「偉大な指揮者はとても特別な仕事をします。彼らが素晴らしいのはそのためです。ムーティは、音楽を理解している人達、作曲家が望んでいることを理解したい、正確に発見したいと思っている人達と共演することを望んでいます。」Frittoliはモスクワからの電話でそう語った。

「彼は素晴らしいと思います。そして、ムーティは時には、歌手にあまり親切ではなくなります。彼は、こんなふうに言う人が好きではないのです。『これはできません。あの音は出せません。そんなふうには歌えません。』彼は、作曲家が書いたことを正確にやる人達と一緒に働きたいと思っているのです。」Frittoliは言った。

彼女は20代半ばの時に、はじめてムーティと仕事をした。今年の冬にはウィーンで、モーツァルト《コシ・ファン・トゥッテ》で共演した。「彼とは何度となくこの作品を演奏しました。けれども、私は、いまだに彼から何かを学んでいます。」Frittoliは語った。「彼は、音楽の力と台本の力を見せることに注意を払っています。...彼は音楽というメッセージが、作曲家から私達に、時を経て伝わってくることを求めているのです。」

「言うのは簡単です。実行するのはむつかしいことです。」

音楽がムーティにとって関心のあることであり、彼は自分の仕事に献身的だ、と彼女は言った。それが、どういうわけか、スカラ座の煽りたてられたような騒乱のクライマックスにおいて、道からはずされた。信任投票の結果を聞いて、Frittoliはスカラ座で歌うのを2年間やめ、抗議の気持ちを示した。

「私はミラノ出身です。すべてわかっていますし、この話のすべての説明を知っています。」彼女は穏やかに言った。

「ムーティがどういう人か知っています。彼は私達の世紀における、最高のマエストロの一人です。音楽の歴史に名を残すでしょう。」

「シカゴにとっては―最高レベルのオーケストラとムーティの組み合わせ?とても興味深いものになるでしょう。」

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シカゴの新聞が検証するスカラ座離任(2)

今日のシカゴの新聞は、USAの音楽監督の報酬、オーケストラのマネージメントを司る会長の報酬について報じています。
身も蓋もない記事ですが、それがメディアというものなのでしょう。

2008年6月1日 Chicago Tribune
Music directors' salaries are definitely on the upswing

マエストロ・ムーティのスカラ座辞任について書いている、シカゴの新聞記事の続きを紹介します。
Mauro Meliの言葉には頷くばかりです。

2008年5月25日 Chicago Tribune
La Scala scandal

その骨折りは結局、何人かから批判を受けた。

ムーティは保守的過ぎた、とみなした者達がいた。レパートリーにおける無難な選択を批判したのである。一方、ムーティ自身が音楽的にも歴史的にも魅せられた作品でありながらも、聴衆はしばしば感動しないままだったような、そういう、あまり知られていないイタリア人作曲家の作品を探求する傾向を彼がますます深めていったことに、我慢できない人達もいた。

2004年12月までには、ムーティとスカラ座総裁Carlo Fontanaの関係は崩壊していた。同劇場は、ステージを改良するという、長い間待たれていた改修を祝うための素晴らしいシーズンを待ち焦がれていた。2005年のはじめ、組合による抗争が燃え上がって上演はキャンセルされ、ムーティとFontanaはもはや会話を持たなくなっていた。

プロダクションの選択、レパートリー、そしてセットのデザインについてまで、小さな論争が巻き起こった。2月までには、ムーティの求めにより、Fontanaはほぼ追い払われていた。春までには、ムーティと、Mauro MeliというFontanaの後釜でありムーティの盟友である人物は、スタッフによる不信任投票において敗北した。

ムーティは厳格な手法を持つ人種であることを貫く人間だが、すぐにスカラ座から退いた。そして、ウィーン、ザルツブルク、ロンドン、ニューヨーク、シカゴを含むクラシック音楽界で縦横に契約することに身を投じた。昨年、本紙Tribune紙によるインタビューでは、この騒乱についてほとんど何気ない様子で語っていた。詳細へ踏み込むことは拒んだ。

「あらゆることが政治的になり、すべてが統御を失っていました。特に、芸術とは何の関係もないことがそういう状態でした。こういうことは(イタリアの外では)理解することが非常にむつかしいのです...私は頑固ではありません。」こうムーティは言った。「しかし、ある時点で、妥協するよりは離任することを選びました。」

ミラノでもどこでも、この話についてインタビューされた人は誰も、この喪失を非常にさりげなく語ることはできないだろう。ムーティの記録について言い放とうとするだけの人達もいた。伝説的なArturo Toscaniniの音楽監督時代さえも凌ぐ音楽監督であった、この人間との経験について語ろうとすると、多くの人はため息をついた。

「そういった経験、そして人々がマエストロ・ムーティについて話そうとするやり方は、安っぽくて悲しいものでした。それらはムーティのような人間には受け入れがたいものでした。」友人のMeliは電話インタビューでそう語った。彼は今、パルマ王立歌劇場の芸術監督である。「おそらく、19年たてば、崩壊が訪れるのは普通のことです。けれども、どちらにも敬意が残っているべきです...スカラ座は今の彼にとっては全く過去のものです。」

「今日まで、私はこの悲しみを感じ続けています。」とCarlo Fontanaは語った。スカラ座前総裁は劇場とまた契約する前の2年間、イタリア議会で仕事をしていた。「私は支配人と音楽家すなわち芸術家との長い関係を信じています。そこにはいつも摩擦と緊張があります。それは仕事の一部です...」

「今もムーティに最高の敬意を抱いています。けれども、関係が壊れたことで、私は大きな傷を負いましたし、現在もまだそうです。」彼はルガーノへの電話インタビューでこう言った。「私にとっては、まさしく本当の切断でした。」

スカラ座はまだ、常任の音楽監督を指名していない。Daniel Barenboimはシカゴ響の前音楽監督だが、彼が事実上の音楽監督として、地位を埋めている。スカラ座当局が言うには、ムーティに代わる者は当分は見込めない、とのことである。

対照的にムーティは、どんどん進んでいくことに何の障害もなかった。ニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督の申し出を、少なくとも一度は断っている。シカゴ響を引き継ぐという彼の決断は、文化上の大きな一撃として、広く知れ渡っている。

「たぶん、ニューヨークのオーケストラよりはシカゴのほうが少しいいのではないかと思っていますけれども」とJurgen Flimmは、電話インタビューでややいたずらっぽく語った。彼はザルツブルク音楽祭の芸術監督で、ムーティと何年も一緒に働いてきた。

「シカゴはとても幸福だといえます。...彼は世界で最高の指揮者のひとりですし、とてもとても素晴らしい人です。」Flimmは言った。

66歳のムーティは若者達を指導することに深く関わっていて、ルイジ・ケルビーニ・ユース・オーケストラを創設した。同管はピアチェンツァとラベンナでリハーサルと公演を行っている。彼は自ら若い音楽家達を選び、一緒に勉強している。彼らの最初のコンサートは2005年6月だった。ムーティと妻のCristina Mazzavillaniはラベンナで暮しているが、彼女はそこで夏の主要音楽行事であるラベンナ音楽祭を統べている。

「スカラ座を離れたことで、ムーティは大きな解放感を得ました。」とMario Salvagianiは言った。彼はケルビーニ管を統轄している。「ムーティはいつもこう言っていました。『人生と世間から私はたくさんのものを受け取りました。偉大なマエストロ達に学ぶという幸運を得てきました。若い人達を指導するという道徳的・倫理的義務を感じています。』」

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シカゴの新聞が検証するスカラ座離任(1)

マエストロ・ムーティをシカゴ響音楽監督に迎えることになったシカゴの新聞が、マエストロのスカラ座離任を検証している記事を紹介します。

ウィーンやザルツブルクでマエストロがどれほど愛されているかを見るとき、その魅力の様々な面が十分発揮されているであろうことは、想像にかたくありません。
ミラノを離れることになったのは、その抗しがたい魅力も、密度の濃い時間が長く継続することはありえない、という芸術における法則(すべてにおける法則?)には敵わなかった、ということなのでしょうか。

わたしは、鈍くさくて、さえないやり方でしか気持を示せないファンですが、ミラノやウィーン、ザルツブルク、そしてシカゴとの関係がどうであれ、マエストロとその音楽には、真情をこめて、いつまでもいつまでもついていきます。

Chicago Tribune 2008年5月25日 
La Scala scandal

ミラノという北部イタリアの中心部で彼の名前を口にしたり、伝説的なオペラ劇場における彼の統轄についてたずねると、いまだに、静まりかえってしまう。ムーティ。リッカルド・ムーティ。この言葉には影響力がある。

スカラ座の後援者達の中には、シカゴ交響楽団が新しく任命した音楽監督についてたずねられて、ただちに祝福の言葉を述べた人達がいる。半拍おいて、彼らはそれ以上話すことは拒む。一方、ムーティについて、反射的に身構えるようにしながら、疑問を呈する人達もいる。3年前にスカラ座音楽監督を追い出されているからだ。

「シカゴは幸運です。」とイタリア環境財団会長Giulia Maria Mozzoni Crespiは言った。ムーティが離任後、2005年にスカラ座に戻って最後の唯一のコンサートを行ったのは、この慈善団体のためだった。

「彼は並はずれた指揮者できわめてきちんとした人です。...私は、スカラ座のために、ミラノのために、そして我々すべてのために、とても悲しんでいます。」世界中で、イタリアのような形でオペラに夢中になっているところはない。ヴェルディやプッチーニの音楽がローマの共同住宅地区で聴こえてくる。それらはヴェニスではゴンドラの漕ぎ手によって歌われているし、世界で最も偉大なオペラ劇場の本拠地であるこの街にも縄張りを持っている。

現在チケットの売り上げは鈍化している。インターネット世代は、途方もなく高いチケット代とアリアが続く4時間もの夕べに、明らかにひるんでいる。けれども、オペラ愛好者はいまだにスカラ座に忠誠を誓っている。金色かつクリーム色のホールは、オペラ愛好者達が最高のイタリア・オペラを聴きたいと期待し、最も素晴らしい歌手達を見ることを期待しているところである。そして、著名な指揮者の激動に満ちた最終楽章をすべての人が目撃したのが、2005年、そのホールにおいてであった。

「永遠に続くことはないというのは、ほとんど芸術の法則のようなものです...劇場を離れるということはラブ・ストーリーに似ています。愛し合っていた二人が別れるのは、とてもつらいことだと言えるでしょう。」Anna Crespiは言った。彼女はスカラ座友の会財団を監督するスカラ座後援者であり、ムーティが退いたことをいまだに嘆いている。

ムーティは1986年に音楽監督、指揮者としてスカラ座にとりかかった。19年後、スカラ座の約700人の労働者が彼の解任に投票した際(3人はそう投票していない)、出て行った。

強固な解任支持者達が言うには、ムーティは非常に苦い想いを抱いて離れたため、3年たってもまだスカラ座のメンバー達に会っていない。非難していた人達はしばしば、ムーティの遺産を考慮する会話を拒む。「スカラ座は彼については何も感じません。それでおしまいです。」Sandro Malatestaはそう言った。トランペット奏者で、ムーティの統括にいらいらしていた組合の代表である。

混乱の中での終焉について、他の人達はもっと慎重だった。「そのことについて20時間話しても、何が起きたのかを正確に伝えることはできないでしょう。」とDanilo Rossiは言った。彼は42歳の首席ヴィオラ奏者で、ムーティとともにそのほとんどのキャリアを過ごしてきた。

Rossiは、一時は自分のメントール指導者であった人に言及するとき、依然として、「マエストロ・ムーティ」と敬意をこめて言うが、スカラ座の状況は、すべての人々の感情に傷を残して壊滅に向かったと語る。「単純なことではありませんでした。また、ある人達が書いていたような、戦いでもありませんでした。もはや機能しなくなった、まさしく機械のようなものでした。」Rossiはこう言った。「みんなは彼を、偉大な人格の持ち主だとはもはやみなくなっていました。誤謬に満ちた人だとみなしていたのです。」

「長くて熱烈な関係はどんなものでもそういうものです。サッカーのチーム、バスケットボールのチーム、そして歌劇場も同じです。20年間留まっているコーチはいますか?」Rossiはこう疑問を呈した。

ムーティはスカラ座での晩年は、自分の音楽的要求に徹しすぎたことで知られている。スカラ座とムーティは1世代の間、離れがたくあった。彼はこの名声ある歌劇場にとって、颯爽としてきらめくような代表に見えた。歌劇場のデリケートな内政をどう把握するかも知っていた。

ナポリで生まれたムーティは、南イタリア人としてミラノ社交界、閨閥・ビジネス・政治による濃密なレーヤーケーキのような世界を魅了した。彼は誰にどう笑いかければいいかを知っていた。パーティでも上手だった。彼を称賛する者も非難する者も認めるが、ムーティは、スカラ座で本当に問題なのは音楽でありそれがすべてだと信じていた。

ムーティはスカラ座のむらのあるオーケストラを再編し、若年化することにとびぬけた努力をした。メンバー達が言うには、その在職中、ムーティは演奏能力、オーケストラの音と構造、そして、すべての楽譜のすべての音を表現することに焦点をあてた。

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ウィーン・フィルとのブルックナー2番

プライベート盤です。

バルトーク ヴィオラ協奏曲   
ブルックナー 交響曲第2番
2008.4.13
ムーティ指揮 
ウィーン・フィル
トバイアス・リー (Va)                  
Dirigent

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スカラ座の《椿姫》は2013年に新演出

マエストロ・ムーティが1990年にスカラ座で上演し、来日公演でも披露された《椿姫》のプロダクションは、スカラ座では6月3日からの今回の上演が最後となり、2013年には新しい演出が予定されているそうです。

マエストロは《椿姫》をスカラ座に25年ぶりに登場させましたが、このプロダクションは6回再演されました。

以上は昨日のレプッブリカ紙の記事からですが、演出のCavaniの短い回顧が載っていました。

わたしは、ヒロインの声にはいまもって「う~~む」となってしまうのですが、映像は何度観ても感動します。

2008年5月31日 la Repubblica
Alla Scala con il nuovo direttore poi Violetta si rifarà il trucco

Liliana Cavaniは、《椿姫》のよさにはすぐには気づかなかった、と言っている。「《椿姫》には子供のころの思い出があります。カプリではじめて観ましたが、私にはなじめませんでした。リッカルド・ムーティがわからせてくれたのです。彼はラベンナでピアノを弾きながら、全曲歌ってくれました。ヴェルディの頃には非常に斬新なものであったに違いなかったということが、その際にわかったのです。あまりに大胆であったとみなされたため、フェニーチェ座では非難の嵐にあったのでした。」1990年のデビューを良き思い出として持っているという。「マエストロGavazzeniは私にこう言いました。『わかっていることでしょうが、最悪の結果になったとしても、それには理由づけがあります。カラスとのヴィスコンティ版の後なのですから...。』でも、うまく行きました。二人の若くてフレッシュで非常に信頼のおける歌手(Tiziana FabbriciniとRoberto Alagna)のおかげでもありました。」

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