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104 post da settembre 2007

domenica 30 settembre 2007

Lebrechtの意見

マエストロ・ムーティがシカゴ響の演奏会で、聴衆の楽章間の拍手を止めたことについて、Norman Lebrechtが賛意を示していました。
マエストロは作曲家の観点を提供したというLebrechtの考えについては、わたしも同意見です。

Lebrechtの論旨はこう展開されています。

まず、楽章間の拍手を肯定する風潮を、今年のプロムスを例に紹介しています。

―今夏、プロムスのマーラー交響曲第9番で聴衆が楽章間にぱらぱら拍手したが、BBCは即座にそれを歓迎する意を表明した。「より広範囲の聴衆のために」という、音楽におけるポリティカル・コレクトネスの観点からである。
プロムスのディレクターNicholas Kenyonは、聴衆には、自分がコンサートで感じたことを表明する権利が当然ある、と支持した。指揮者Ilan Volkovは、音楽家は称賛されるのがどんな場合でも好きだ、と主張した。

次に、聴衆と演奏家の立場について、別の観点から自分の反論を書いています。

―チケットを買った聴衆は、極めて重要な音楽的瞑想を邪魔されることなく聴く権利があるし、演奏家達には集中力が途切れないよう、尊重される権利があり、それらを擁護する。

そして、上記擁護に、マエストロの提供した作曲家の観点が加わった、と続けます。

―今度はムーティが、それこそが作曲家が望んでいたことだ、という要点をついた。作曲家の望んだこと、これは音楽を演奏する第一の目的である。

さらに、聴衆は楽章間の拍手について、明確で深く重い意図をもって行っているわけではない、として、マエストロの行ったことを暗に支持しています。

―聴衆が楽章間に拍手する理由のほとんどは、音楽が止んだときには拍手することが求められている、と彼らが考えているからだ。そうしないように依頼されて、狼狽したり、カッとしたりしている聴衆はほとんど見たことがない。コンサート・ホールでは、演奏前に携帯電話のスウィッチを切るようアナウンスするのが、慣例になっている。作品の演奏が終わるまで拍手しないように、ということもアナウンスするべきである。

以上が、Lebrechtの趣旨です。

ポリティカル・コレクトネスという論点については、音楽を幼少の頃から楽しむ機会を作ったり、公開リハーサルの機会を増やすことで、広範囲の聴衆を獲得する努力をマエストロ・ムーティは惜しんでいません。決してエリート主義ではありません。
どうして楽章間に拍手しないのか、というのはむつかしい論点です。それを解決することができるのは、作曲家側の論理だけかもしれません。すなわち、聴衆が作品全体を聴いた上で、自分が作品に込めた意図を感じること、評価することを望んでいる、という論理です。
マエストロの考えは、まさしく正鵠を得ている、ということになります。

La Scena Musicale
The Lebrecht Weekly
Norman Lebrecht
2007年9月26日 A round of applause for Riccardo Muti
http://www.scena.org/columns/lebrecht/070926-NL-Muti.html

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sabato 29 settembre 2007

ローマ公演のアンコール

マエストロ・ムーティとシカゴ響のローマ公演のアンコールは、シューベルト《ロザムンデ》間奏曲だったそうです。

マエストロは聴衆に向かって、「スクリャービンの究極の、目のくらむような和音の後は、演奏会は終わりにすべきだと言っていいでしょう。けれども、皆さんに最高の状態で帰っていただきたいと思います、優れた作曲家の素晴らしい作品で。シューベルトの《ロザムンデ》間奏曲です。」と語ったとのこと。

記事は次のように書いています。
指揮者というものは知らないホールで演奏するときには、音響を知るためのリハーサルを行うものですが、マエストロはホールl'Auditorium Parco della Musica di Romaを見てみて、リハーサルをしないことのほうを選んだ、と。
そもそも、マエストロがローマで演奏しなかったことの理由のひとつが、いいホールがない、ということであり、新しいホールを建てない限りローマでは演奏しない、と1990年に言って去っているそうです。例外としてFAIのための慈善コンサートを95年、98年にしているだけです。
だから、この新しいホールが5年前にできたことにはマエストロの貢献もある、と言ってよい、とか。
そして、終演後、楽屋でマエストロはこのホールについて、こう言ったそうです。「まだいくつか改善する必要があります。そうすれば、素晴らしいホールになります。」

2007年9月29日 Il Messaggero 紙
Una Vittoria "senza rete"

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ローマ公演の成功

マエストロ・ムーティとシカゴ響の、28日ローマ公演の成功が報じられています。ナポリターノ大統領も聴きにきていたそうです。

2007年9月29日 ANSA
Musica: concerto di muti per il Fai
Applausi del presidente Napolitano all'Auditorium di Roma

2分ほど、演奏のニュース映像が観られます。(わたしのインターネット接続では連続写真のようになってしまいますが)

2007年9月29日SKY LIFE TG24

Muti all'Auditorium incanta
http://www.skylife.it/videoTg24Single/51419

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モルフェッタを美しく

クリスティナさんがモルフェッタの地方誌の9月号に手紙を寄せ、モルフェッタの環境と美観が損ねられている現況を嘆いています。

地方誌Quindici誌は、ここ数ヶ月、モルフェッタの環境・美観問題のキャンペーンを張っています。その一環として、マエストロ・ムーティともども家族で7月の末に夏のバカンスをモルフェッタで過ごしたクリスティナさんが、寄稿した、というものです。
クリスティナさんは1960年代終わりに、マエストロとの婚約に際して両親とモルフェッタを訪れてマエストロの両親と会って以来、同地を愛していて、その太陽、そして素晴らしい海の青さに完全に魅せられているとのこと。

同誌の編集長は、以前にも彼の記事をここで紹介(訳が途中ですが)しましたが、南イタリアの新聞に、マエストロがモルフェッタからスカラ座へ飛翔した記事を書いた記者Felice de Sanctisです。

2007年9月29日 Corriere del Mezzogiorno
La signora Muti: mamma mia quanto è sporca Molfetta

«Molfetta sporca e puzzolente, che delusione»

Una regista romagnola innamorata della Puglia

La polemica LA DENUNCIA DI «QUINDICI»

Quindici
http://www.quindici-molfetta.it/default.aspx#

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マエストロのイジワル

マエストロ・ムーティとシカゴ響のトリノ公演では、アンコールにシューベルト《ロザムンデ》間奏曲が演奏されました。
演奏前にマエストロは、「《ボレロ》のようなスペクタクルな作品の後では、どんなアンコール曲も演奏できません。」と語って、客席を凍らせたそうです。そして、微笑して、「それで、このように全く違う曲を演奏しようと考えました。」と言い、シューベルトを演奏し始めたとのこと。

2007年9月29日 la Repubblica
MUTI, LA PERFEZIONE NELLA BACCHETTA

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アンコールは《運命の力》序曲

27日のマエストロ・ムーティとシカゴ響のベローナ公演では、アンコール曲にヴェルディ《運命の力》序曲が演奏されたそうです。
シカゴ響による運命の音、聴いてみたいです。

2007年9月29日 L'Arena
Da Muti una lettura lucida, precisa, sofisticata

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トリノでの写真

マエストロ・ムーティとシカゴ響のトリノでの写真が、同響サイトで観られます。

リハーサルでも公演でもマエストロはお元気そうです。

(楽屋で演奏者達に囲まれている写真には、かつてのスカラ座の秘書の方が写っているように思いますが。来日公演やミラノ、ウィーンでは、わたしのような単なるファンにも親しく声をかけてくださり、ありがたく感謝しています。)

CSO Tour Europe 2007
http://www.cso.org/europe2007/

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現職・前両大統領も客席に

マエストロ・ムーティとシカゴ響は28日はローマ公演ですが、チャンピ前大統領夫妻(マエストロの友人として)、ナポリターノ大統領(プライベートで)も聴きにくる予定とのことです。

マエストロはシカゴでのシカゴ響との公演について、こう言っているそうです。

「前回の共演は1975年に遡ります。その後、私はフィラデルフィア管に全くかかりきりになることを望みました。長い間、音楽監督を務めたのです。最近数週間のシカゴ響との協調は素晴らしく、直ちに相互に理解しあえました。メンバー達は高潔無私で、すぐにでも音楽に没頭できます。オーケストラは一体感が強く、技術的に絶大なものを持っていて、管楽器が有名で、弦楽器群は最高水準にあります。」

2007年9月28日 La Repubblica 紙
Perfezione in musica il maestro dirige la Chicago Symphony

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venerdì 28 settembre 2007

MaratonArteのスポットCM

イタリア文化省がイタリア国内7ヶ所を選んで、保存のための基金を設立すべく、広く寄付を募るキャンペーンを始めることは、以前、紹介しました。

そのためのサイトができていて、また、テレビでそれを観て寄付をするためのスポットCMを、RAIのサイトでも観ることができます。

マエストロ・ムーティも数十秒登場して、クレモナの楽器修復センター設立について、呼びかけています。

わたしのインターネット接続環境では、細切れになってしまうのが残念です。

Centro del restauro strumenti ad arco (4 minuti)
Lo spot di MaratonArte per il centro mondiale della liuteria, testimonial d'eccezione Riccardo Muti
http://www.rai.tv/mpplaymedia/0,,Cittadini-MaratonArte%5E16%5E35264,00.html

2007年9月28日 Apcom
RAI/ PARTE MARATONARTE, MARATONA TV PER SALVARE BELLEZZE D'ITALIA

MaratonArte
http://www.maratonarte.it/

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昨秋のウィーン・フィル公演のCD

マエストロ・ムーティの昨秋のウィーン・フィル公演のプライベート盤が出ます。

ハイドン
交響曲第39番
交響曲第89番
モーツァルト
交響曲第25番
リッカルド・ムーティ指揮 
ウィーン・フィル
2006年10月8日 ウィーン、Live                 
KAPELLMISTER

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giovedì 27 settembre 2007

Muti "romano"

マエストロ・ムーティとシカゴ響のローマ公演を報じる記事が、2008年のローマ歌劇場開幕公演は《オテロ》で、ザルツブルク音楽祭との共同制作であること、また、ケルビーニ管のローマ公演が12月18日にあることにも触れていました。

後者は、劇場はTeatro Valleとあります。
先日も書きましたが、Teatro Valliではないようです。

Nel 2008 inizierà il suo progetto quadriennale al Teatro dell’Opera con l’Otello di Verdi, in coproduzione con il Festival di Salisburgo, dove il capolavoro sarà rappresentato la prossima estate (in precedenza si era parlato dell’Ernani). Il Muti “romano” non si ferma qui: si è saputo da pochi giorni che il maestro dirigerà un concerto di musica sacra (Pergolesi e Porpora) il 18 dicembre al Teatro Valle, con l’Orchestra “Cherubini”.

2007年9月27日 Il Messaggero 紙
Debutto all'Auditorium Parco della Musica per Riccardo Muti

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ラベンナの新シーズン

ラベンナのTeatro Alighieriの新シーズンは、10月13日に発表されるそうです。
マエストロ・ムーティとケルビーニ管の公演が12月に予定されています。

Teatro Alighieri, News
2007年9月26日
Stagione 2007/2008 Opera e Danza
http://www.teatroalighieri.org/ufficio_stampa/pagina53.html

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音楽用語の本

音楽用語のイタリア語
森田学
三修社 1700円
2007年9月

音楽記事を読むのに、助けになります。いわゆる、音楽記号だけでなく、広く音楽に関わる言葉が載っています。

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アンコール曲のピアニッシモ

マエストロ・ムーティとシカゴ響の26日のトリノ公演について、今日のスタンパ紙が大成功を報じています。

アンコール曲はシューベルトの《ロザムンデ》から間奏曲が演奏されたそうです。
コントラバスが9台舞台に乗り、他の弦楽器もそれに比例した数が載り、最大規模の編成になりましたが、マエストロが指揮すると、そういったことを感じさせず、シカゴ響の二つの面、二つの可能性を見せようとしたマエストロの意図は明らかだ、と書かれています。シカゴの新聞が記述していた、世界で一番パワフルなオーケストラだけれども、ソフトに演奏できることも見せよう、というマエストロの言葉があらためてよくわかる曲目、演奏だったようです。

2007年9月27日 La Stampa 紙
Riccardo Muti pifferaio magico con Prokofiev

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作品が終わってから拍手

マエストロ・ムーティは、作品が終わったことを、とてもわかりやすい形のジェスチャーで示してくれることがあります。
また、消えていく音を聴いているのか、また気持ちが鎮まるのを待っているのか、また作曲家への深い尊敬の気持ちをこめているのか、演奏が終わっても、指揮する腕をしばらく降ろさないことがあります。

Norman Lebrechtが、マエストロがシカゴ響の演奏会で楽章間の拍手を止めたことについて、聴衆の視点、演奏者の視点とは別に、作曲家の視点を提供し、それもひとつのポイントだ、という考えを示しています。

開演前の場内アナウンスで、モバイルフォンのスイッチを切ることのほか、作品が終わるまで拍手をしないことも、案内してはどうか、と書いています。彼一流のシニカルな言葉なのでしょうか。
でも、聴衆が楽章間で拍手するほとんど場合が、音が止まれば拍手するものだ、と彼らが思ってのことであるし、そういう拍手を止められて狼狽する聴衆もあまり見たことがない、とも記述しています。

続きは夜に。

2007年9月26日 The Lebrecht Weekly
A round of applause for Riccardo Muti

http://www.scena.org/columns/lebrecht/070926-NL-Muti.html

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マエストロを迎えるトリノ

昨日のスタンパ紙のトリノ地方版に、トリノ公演に関するマエストロ・ムーティのコメントが載っています。

マエストロの記憶力が素晴らしいのは当然のことですが、古い公演の記憶がさっと口から出てくるようなのには、いつも感嘆します。
若い頃のトリノ公演について一言、二言述べています。

時間がないので、夜にまた。

2007年9月26日 La Stampa 紙
«Sono musicisti straordinari, intesa immediata»

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ピサ公演

マエストロ・ムーティとケルビーニ管の12月22日ピサ公演のキャストが、Teatro di Pisaのサイトに載りました。

Teatro di Pisa
STAGIONE D'OPERA 2007/2008
http://www.teatrodipisa.pi.it/opera/op07_3_Calandrino.htm

2007 sab 22 dicembre ore 20.30
Domenico Cimarosa IL RITORNO DI DON CALANDRINO

personaggi e interpreti
Livietta: Laura Giordano
Irene: Monica Tarone
Valerio: Leonardo Caimi
Don Calandrino: Juan Francisco Gatell Abre
Monsieur Le Blonde: Marco Vinco

Maestro concertatore e direttore: Riccardo Muti
regia: Ruggero Cappuccio
scene: Edoardo Sanchi
costumi: Carlo Poggioli
luci :Maurizio Viani
Orchestra Giovanile Luigi Cherubini

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mercoledì 26 settembre 2007

《偽の庭師》

マエストロ・ムーティは、スカラ座で1970年春にモーツァルト《偽の庭師》を振る話もあったとのことです(スカラ座デビュー)。

1970年2月3日 Domenica del Corriere(Settimanale del Corriere della Sera)
La Carriera Lampo di Riccardo Muti

なお、その後、1971年2月19日にベッリーニ《清教徒》(フレーニ、パバロッティ、演出フランコ・エンリケス)でスカラ座デビュー予定だったのが、キャンセルされています。

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イタリア文学への誘い

NHKカルチャーアワーは10月~12月まで、フィレンツェ・ルネサンスの文学と歴史を扱います。
テキストも出ています。

NHKラジオ第2放送 2007年10月~12月
NHKカルチャーアワー 
文学の世界
イタリア文学への誘い 
フィレンツェ・ルネサンスの文学と歴史

http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=69106352007

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PMF NEWS最新号

PMF NEWS最新号が、PMFのサイトで見られます。

マエストロ・ムーティの笑顔が嬉しいです。

PMF NEWS 2007. 9. 19. Vol.49
http://www.pmf.or.jp/jp/about/news/index.html

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ヴェルディにまつわるイベント

パルマのヴェルディ音楽祭2007が近づき、マエストロ・ムーティは10月10日、12日にレクイエムを指揮しますが、イベントにも出席します。キアラさんが参加する日もあります。入場は無料。

2007年9月25日 agenzia aise
AL VIA IL "FESTIVAL VERDI 2007": A PARMA OPERE CONCERTI E GRANDI EVENTI PER CELEBRARE IL GRANDE COMPOSITORE

パルマのイベントのサイトに詳細なプログラムが載っていました。PDFで見ることができます。

Festival Verdi 2007
Verdi tra noi Le opere di Verdi raccontate in musica, parole, immagini.
Dall'1 al 28 ottobre 2007. Prenotazioni aperte

http://eventi.parma.it/page.asp?IDCategoria=26&IDSezione=94&ID=151333

マエストロは10月10日17時から(演奏会は20時から)パルマ王立歌劇場のホールで、レクイエムについて話します。
キアラさんは10月27日21時からCasa della Musicaでデズデモナの朗読。

2007年10月10日17時 Sale del Teatro Regio di Parma
Messa da Requiem Conversazione di Riccardo Muti 

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martedì 25 settembre 2007

1997年ザルツブルク・ライブ

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの、1997年ザルツブルク音楽祭ライブのプライベート盤が出ます。

シューベルト
交響曲第3番
ミサ曲第5番
リッカルド・ムーティ指揮 
ウィーン・フィル 
Aシェーンベルク合唱団               
1997年8月15日ザルツブルク祝祭大劇場 ライブ
ルート・ツィザーク(S) 
モニカ・バチェッリ(Ms)
ライナー・トロスト(T) 
ルネ・パーペ(B) 
BELSONA CLASSICS

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ピアチェンツァ商工会議所からの賞

ピアチェンツァ商工会議所が、2007年のCoppa d'oro黄金杯をマエストロ・ムーティに贈ることになりました。

授与式は10月8日に行われます。
引き続いて、夜にはケルビーニ管のメンバーによる室内楽の演奏会があり、マエストロが姿を見せるのは、そのことが強く関係しているとのことです。

2007年9月25日 marketpress.com
LA TRADIZIONE DEI SALUMI DOP PIACENTINI

Camera di Commercio di Piacenza
PIACENZA E LA SUA COPPA
http://www.pc.camcom.it/ccomm/primo_piano/2007-Coppa.asp

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カッシオを歌う歌手

ザルツブルク音楽祭でマエストロ・ムーティが指揮する《オテロ》でカッシオを歌うのは、フィラデルフィア出身の若い歌手Stephen Costello、26歳です。

2007年9月24日 Playbill Arts
Young Tenor Makes Met Debut Tonight, Steps Into Major Role Next Month

http://www.playbillarts.com/news/article/7097.html

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音楽を通じて社会とつながる

25日発売のイタリアの女性誌(週刊誌)に、マエストロ・ムーティのインタビューが載るそうです。雑誌名はDiva e donnaで、メディアグループのサイトはこちらです。

Cairo Communication
http://www.cairocommunication.it/article/articleview/37/1/14/

インタビューの抜粋が報じられていますので、紹介します。
マエストロにとって、音楽は人格を養い、社会でどう生きるかを教えてくれるものであり、そのことが、学校で音楽を教えるべきだと主張している理由のひとつにもなっているようです。

2007年9月24日 Adnkronos
Musica: Riccardo Muti, Preferisco Non Avere Istituzioni Sulle Spalle

「ニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督になるよう、申入れを受けました。けれども、これ以上、団体の責任を双肩に担うことは選びませんでした。今は、やるべきことを選択することについて、完璧な自由があるほうが好きです。」

「仕事に縛られて留守がちにもかかわらず、子供達と多くの時間を一緒にいるよう努めて来ました。このことについて、今、告白しますが、非常に誇りに思っていますし、妻にも感謝しなければなりません。彼らの成長に関して、提示できる手本として、力になれたと思っています。時とともに、私は学びました。音楽について倫理的に学ぶならば、社会組織につながるという面でも人格が養われると。」

「このことが、ケルビーニ管を創設した精神的姿勢です。創設したのは、彼らがあることを理解するのを助けたいからです。この若者達に捧げている時間は、私自身のためにとっておくことのできたであろうもの、あるいは、別の仕事のために割くことのできたであろう時間でした。私のスケジュールは既に、これ以上になく立て込んでいますが、それでも、彼らが次のように理解することの助けになるための時間を見つけています。それは、音楽は単に演奏会を行うというだけのことではなく、使命感を持って遂行すべき重大な仕事に変わるような選択なのだということです。」

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lunedì 24 settembre 2007

悲愴交響曲の拍手は終楽章で

マエストロ・ムーティとシカゴ響の19日のコンサートについての記事を紹介します。
悲愴交響曲で第三楽章の後に拍手が起き、マエストロが聴衆に向かって、この交響曲の筋を説明した、というものです。

これぞ、まさしく、音楽を、作品を尊ぶ人の姿です。スカラ座で《トロバトーレ》を上演したとき、聴衆に向かって放った言葉が思い出されます。

2007年9月21日 Chicago Tribune 紙
Muti finds the time to conduct audience
CSO's Afterwork opener has a teachable moment

リッカルド・ムーティの波乱万丈の経歴を追ってきた人ならば誰でも、強い意志を持ったイタリア人マエストロは、音楽に関する限り、自分の考えを臆さず話す、ということを知っている。彼は水曜日にシンフォニー・センターでそうした。シカゴ響の今シーズン最初のAfterwork Masterworks concert が、終わりに近づいた頃のことである。

聴衆の中の少数が、よくある罠にはまった。チャイコフスキーの《悲愴》交響曲の激しい第三楽章の後で、まだもう一楽章残っているにもかかわらず、拍手したのである。たいていの指揮者は拍手がやむまで待つが、そうするかわりにムーティは中断させて、よい聴衆とは、ということについて、穏やかで即席の入門書を授ける機会にした。

「コンサートを聴きにきたときは、常に音楽の伝えるメッセージを聴き取るようにしてください。音の大きさにだまされないようにすることです。」彼は聴衆にこう言った。この交響曲の音楽的筋道を強調した。それは、喜びが濃厚にあふれた時間を築き上げるに至ったのに、死と絶望の中で終わるしかなかった、というものである。「チャイコフスキーがこの交響曲を書いたとき、それが自分の最後のものになるだろうと知っていました。」彼はそう付け加えた(反論はあるだろうが、ここはやり過ごそう。)

ムーティの語らなかった要点は、彼らの早まった拍手が、善意からだとはしても、音楽的な持続性を壊し、チャイコフスキーが自分の最後の傑作に埋め込んだ、隠れた主題を壊した、ということだった。

聴衆の中に、彼のコメントを恩着せがましく思った人達がいたのは間違いない。けれども、彼は、新参者を萎縮させることなく正当なポイントをついた。そして、私には、その結果、このロシア人作曲家の人生が終わるにあたり、どのようにして芸術と現実が非常に悲劇的に入り混じったのかについて、すべての人が一層理解しながら、フィナーレを聴いていたように思えた。

ムーティのレクチャーの前後にあったことはすべてが驚きだった。彼は《悲愴》交響曲を、誇張もわざとらしい感傷もなく演奏した。あらゆる俗悪さを避けていた。彼による音楽の推移は非常に統御されていて、どの歯車も剥がれ落ちることなく、すべてのテーマが次のテーマに溶け込んでいったほどだった。第一楽章では、たっぷりした旋律について感傷的に言い立てるよりは、むしろ、尋常でない優しさをもって扱い、嵐の前の非常に美しい静けさの感覚を創出していた。オーケストラは彼のために素晴らしい演奏をしていた。特に、バスーンのソロとほの暗いビオラ群が美しかった。

2週間にわたる7都市訪問のヨーロッパ・ツアーへシカゴ響と出かける前の、最後の定期公演プログラムには、ムーティはスクリャービン《法悦の詩》をこの日のプログラムに付け加え、そうやって聴衆に、異なった視点による恍惚感を提示してみせる。聖なるものと世俗的なものの両者という多様性である。

ヒンデミットの《至高の幻想》組曲は、アッシジの聖フランチェスコについての1938年のバレエ曲から引き出されていて、宗教上の恍惚感を表現している。ムーティとシカゴ響はこの作品を立派にやってのけて、対位法の明確な鮮明さと琥珀色の音色の威厳の双方を出していた。私には、この素晴らしい作品がなぜこうまで無視されているのか、わからないが、しかし、この質の演奏ならば、ヒンデミットの落ち込んでいる評価を回復することに成功できるのではないだろうか。

このプログラムは、《法悦の詩》を加えて、金曜日の午後1時30分から再演される。

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自分の人生のシナリオは自分で書く(4)

シカゴのTribune紙に載ったマエストロ・ムーティへのインタビューの、残りの部分を紹介します。

社会でどう生きていくか、それは、ハーモニー、というのがマエストロの持論です。

マエストロは、常任の肩書き・仕事は持たずに自由を享受している、と頻繁に語っていますが、結局は、音楽にすべてを注ぎ込んで超過密なスケジュールとなっているのは、全く変わっていないようです。ただひとつ。管理面のわずらわしさから解放されて、本当に音楽を演奏するだけの楽しみを味わっている、ということなのでしょう。
追いかけるファンの大変さも、少しも変わりません...。

2007年9月16日 Chicago Tribune 紙
Riccardo Muti wants to conduct his own life

今後のシーズン

カードは、ムーティとは既に、次のシーズンにシカゴに戻ってくることを話し合った、と言っている。「来シーズンの発表をするときには耳にするような、計画中のものがあります。」と彼女は言う。「我々はどちらも、将来どのくらい、さらにたくさんのスケジュールを組むことになるかについて、今年の秋のこの仕事がどのように示すかを知りたいと考えていました。」

シカゴ響は番号札を持たなければいけないかもしれない。なぜなら、ムーティは今後何年間か、全く一部のすきもなく予定が入っているからである。ニューヨーク・フィルハーモニックと毎年活動するのに加えて、2009-2010のシーズンには、ヴェルディの《アッティラ》を振って、メトロポリタン歌劇場への遅れたデビューをする予定である。友人であるローマ市長Walter Veltroniの要請を受けて、2008年からはローマ歌劇場で4シーズン、毎年新しいオペラを指揮することになっている。

ムーティはthe Luigi Cherubini Youth Orchestraと共同して仕事をしていく関係について、特に熱を入れている。それはピアチェンツァとラベンナに彼が創立した、若いプロの音楽家達の合奏団で、オーストリアのザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭で毎年定期的に指揮する。彼は、自分の得がたい体験を、そのオーケストラによって代表されるような、次世代の楽器奏者達に次々と伝えることは、「道徳的な義務」だと考えている。

「大部分のメンバーが30歳以下のイタリア人です。イタリアに住むイタリア人以外の者も何人かいます。」彼は説明する。「このオーケストラは、若い音楽家達によいプロの演奏家になる可能性を与えるために存在しています。私は彼らに、音楽に対する倫理的なアプローチの心構えをさせようとしています。」

「彼らには、偉大な作曲家の素晴らしい世界を知る可能性を付与するだけでなく、社会でどう生きていくかを教えたいと思っています。それこそが究極のレッスンです。」

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自分の人生のシナリオは自分で書く(3)

シカゴのTribune紙に載ったマエストロ・ムーティへのインタビューの続きです。

PMFのリハーサル見学で、マエストロのユーモアについて随分見聞きしました。記事にあるマエストロのジョークも、それを披露している光景がありありと目に浮かんできます。

2007年9月16日 Chicago Tribune 紙
Riccardo Muti wants to conduct his own life

ムーティは今はミラノに滅多に足を踏み入れない。そして、シカゴ響のイタリア旅行日程ではその街ははっきりと除かれている。

で、ミラノの不和によって一層燃え上がった、彼が傲慢だという評判はどうだろうか?ムーティをよく知る人たちはこう言っている。彼は要求が多いかもしれないし、自説を曲げないかもしれないが、規律主義の軍人のような人間ではない、と。

「真剣であるというのは、傲慢だということではありません。プロフェッショナルであることを意味します。」ムーティは、自分の意見をこう言明した。「だから私はこう言っているのです。芸術家である前に、プロフェッショナルであろうと。質を高めようとすると、ある種の抵抗にあうことは避けられません。今の私は、権力を求めたり、個人的な成功を求めて闘っているのではありません。真剣に働くことを欲しているのです。」

シカゴ響の音楽家達が、彼の仕事への献身が倫理的なものであることを裏付ける。今週始めに行われた同響との最初のリハーサルは、伝えられるところでは、少なくとも、彼らの側からすれば、恋愛のようだったという。

ムーティは、南イタリア譲りの暖かなバリトンでもってパッセージを歌い、オーケストラにどう演奏して欲しいかを表現してみせる(この人は、結局のところ、偉大なオペラ指揮者の一人なのだ)。特に複雑なフレーズを歌ってみせる彼に、オーケストラは喝采を贈った。彼らはムーティが、毒舌をつく指揮者をまねしてみせようが、ウィンナー・ワルツがどうやったら見る影もなく形無しにされうるかをみせようが、人を止まらないほど笑わせることに気づいた。

「世界中があなたたちのことを、最もパワフルなオーケストラだと知っています。」ムーティはシカゴ響に語った。「それでは、ここで、他のどのオーケストラよりもソフトに演奏することもできることを、世界に向かって見せてみましょう。」ファリャの《三角帽子》組曲の最初の小節で、彼はオーケストラを止めて、穏やかにとがめた。「昼食をとったばかりかのような演奏をしています。」彼はたしなめた。「スペイン人は怠惰だと言われています。けれども、そういうけだるさではありません!もっともっと心地よさが必要です。」

後で、副コンサートマスターのDavid Taylorがこう言った。「(ムーティとの)最初のときから、『この人は今までの私の人生のどこにいたんだ?どうしてもっと早く会わなかったのだろう。会えてとても嬉しい。』という幸せな気持ちでした。リハーサルの間中、互いを尊重する気持ちと快適さがありました。彼の音楽作りには素晴らしいエネルギーがあります。徹底してプロフェッショナルで、自分の求めていることを、無駄な時間を費やすことなく、どうやったら達成できるかを正確に知っています。これからも、この傑出した音楽家ともっともっとたくさん会う機会があるよう、望むことにしましょう。」

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シカゴ響の切望

シカゴの新聞は、マエストロ・ムーティのシカゴ響来演について、すべての過程を追っていました。

来演前のインタビュー、14日、15日、チャイコフスキーの悲愴交響曲で楽章間の拍手についてマエストロがレクチャーした19日、スクリャービンが演奏された21日、とすべての記事が出揃い、そこにちりばめられた輝くような称賛の言葉は壮観でさえあります。

21日の演奏に関する記事には、マエストロがシカゴ響について何のタイトルも欲しないと公言しているにもかかわらず、シカゴの人々はマエストロが定期的に来演するよう望んでいるし、オーケストラのメンバー達も、その献身的な演奏ぶりによって、定期的な来演と、関係の一層の深まりを望んでいることを明確にしていた、とあります。

19日と21日の演奏に関する記事も追って紹介します。

2007年9月22日 Chicago Tribune 紙
Maestro Muti, CSO glorious

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称賛の極致

シカゴの新聞に載った、マエストロ・ムーティとシカゴ響の初日、二日目の演奏評を紹介します。

シカゴ響との《ボレロ》を聴きたいなあ、と思います。スポンサーたるBPの恩恵で、シカゴ響のサイトでいずれは聴けるのでしょうか。

ミランもユーべも引き分けで、疲れた週末でした。

2007年9月17日 Chicago Tribune 紙
Muti, CSO perfect together

週末のシンフォニー・センター発のニュースがこれ以上よいはずはなかった。シカゴ響は新しい労働協定を結び、リッカルド・ムーティと我々のオーケストラは、32年超ぶりに再び互いを確認しあった。

イタリアの精力的なマエストロは、自分は音楽監督候補ではないと主張していた。そうはいっても、金曜日と土曜日のコンサートは―1975年以来久しぶりの彼のシカゴ響登場になった―この共同関係から生まれ得るかもしれない素晴らしいことについて、わくわくするような暗示をくれた。

ムーティに対して、オーケストラは、金曜日の曲目である、プロコフィエフ交響曲第3番のバリバリ鳴る最初の和音から、ラベル《ボレロ》(両日の締めくくりの曲目)の激震的なフィナーレまで、見事なまでに献身的な演奏をしてみせた。そのことから判断すると、彼とこの名手たる音楽家達の関係は、ほとんど即座に理解し合い、心が通い合ったように見えた。それはあたかも、両当事者は、互いについて知っておくべきことすべてを、既に知っていたかのようだった。

ムーティの指揮台上の確信に満ちた指揮ぶりからも、シカゴ響のエンジン全開演奏からも、そのどちらからも、両者が互いの周りでタップダンスを踊っているというような感じはしなかった。相互理解がそこにはあった。残されていたのは、美しく、前向きな音楽を一緒に演奏すべきである、ということだった。それが残されたすべてだった。

すらっとして、小柄で敏捷で、漆黒の髪がふさふさした頭のムーティが動いている様は、100人の音楽家達を、彼らの積極的な参加にブレーキをかけることなく、ひとつの統一された音楽的意思に従わせるにはどうしたらいいか、ということの、魅力的な見本である。さっと横に掃くような彼の腕の動きは、詩的なロマンチシズムの極致を情熱的な激しさと結びつける。バランス、リズム、そして響きの濃淡に対する彼の耳は鋭い。しかし、それでも、ムーティによるそれらの追求は、無味乾燥な学者ぶったものには全くとらわれていない。

彼に関する、傲慢な規律主義者だという評判はもう十分だ、ここでおしまいだ!

ムーティの土曜日のソリストは、イタリアのきらめくようなソプラノ、Barbara Frittoliだった。ほっそりとして優美な彼女は、暖かで豊かなスピントの声を、ヴェルディ《トロバトーレ》、プッチーニ《トスカ》からのアリアにもたらして、ガラのいつもの魅力指数を持ち上げた。チレア《アドリアーナ・ルクヴルール》からのアリアで、彼女の均整のとれた《Io son l'umile ancella》(私は創造の神の卑しい僕)は例外的なものだった。残念なことに、フリットリは、劇的な効果を出すためにシフォンのスカーフを手で小道具にする必要を感じていたし、マドンナに任せておくのがおそらくいちばんいいヴォーギングに、のめりこむ必要を感じていた。

ムーティによる伴奏は、イタリア・オペラの熟練者に対してなら望むであろう、すべてであった。

プロコフィエフの交響曲第3番は、彼の凄まじいオペラ《炎の天使》の題材を基にしていて、1980年以来、シカゴ響のレパートリーから外れていた。けれども、ムーティがオーケストラから引き出した灼熱の演奏でなければ、作品の何たるかを知ることはできなかっただろう。彼は理解しにくいスコアをすっきり整理し、巨大でダイナミックなスペクトルを強調し、強烈さと単なる騒々しさとの違いを賞味した。同作品は、不協和音の攪拌、不快感を催す感情の誇張、そして気味の悪いグロテスクさの結合されたもので、輝かしい効果をもたらした。

両日のプログラムに共通していたのは、スペインものとスペイン-フランスものからなる、後半部分だった。ファリャの《三角帽子》からの第二組曲とラベルの二つの作品、《スペイン狂詩曲》と《ボレロ》である。

当方の耳には、ファリャのバレエからの三つのダンスに関する、ムーティの熱血的なやり方はスペイン風というよりもイタリア風に聴こえる。しかし、気にすることではない。それらは、先端に至るまで研ぎ澄まされたリズムでもって勢いよく演奏された。

ラベルの二つの作品は、これ以上ないくらい可能な限り、慣れした親しんだ形で演奏された。実際、各楽器のディテール、リズムの正確さ、オーケストラ・バランスについて、シカゴ響とFritz Reinerの定評ある録音の《スペイン狂詩曲》で聴けるのと同様の、きめ細かな処理をムーティはもたらしていた。

散々演奏されて摩滅しつくした軍馬である《ボレロ》を、それでもまた披瀝することに関して何か正当化するものがあるとしたら、ムーティは見つけていた。これほど新鮮で緻密な演奏、慎重な整ったペースで進み、真に興奮させられるような演奏は、ほとんど聴いたことがなかった。マエストロは、テーマのすべての繰り返し、パート間のスコア上のすべての推移について、知覚力が残るぎりぎりの程度まで緊張を絞ったため、最後の部分は圧倒的な衝撃をもたらした。

すべての独奏者、合奏グループがそれぞれ歓呼を受けた。ムーティは頼りになる小太鼓奏者Cynthia Yeh Straussをステージ前面に引き出して、彼女だけが喝采を受けられるようにした。

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気の長い話

20日にパルマのヴェルディ音楽祭2007のニュースがイタリアで報じられていました。

その中に、2013年のヴェルディ生誕200周年に向けて、同地での全作品の上演をDVDにする、という一文がありました。今年のマエストロ・ムーティのヴェルディ レクイエムも含まれているように読め、何と言う気の長い話、6年も発売を待たなければならないのか、と半信半疑でした。
同音楽祭サイトに、Mauro Meliパルマ王立歌劇場総裁の話(地元ロータリーで話したもの)の記事が載っていて、そのとおりであることが確認できました。
今年からRAIによって収録され、テレビで放映される一方、2012年12月に全作品の収録を終え、2013年の記念年にDVDで発売、という流れです。
収録はHD(初)、発売元はDeccaです。

分売がないものかどうか、続報が待たれます。

サッバティーニが9月のウィーン国立歌劇場公演をキャンセルしていますが、パルマ公演には出演できるよう、願っています。

2007年9月13日 Gazzetta di Parma
Tutte le opere del Cigno entro il 2013

2007年9月20日 ANSA
Musica: Festival Verdi, Parma rilancia in grande dal 1 al 28 ottobre; Rutelli, punto di riferimento per cultura

Festival Verdi 2007, Rassegna Stampa http://www.teatroregioparma.org/verdifest/rassegna_stampa.htm

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domenica 23 settembre 2007

ラベンナ音楽祭の放送

マエストロ・ムーティとケルビーニ管のラベンナ音楽祭での演奏会が、インターネットで放送されます。

7月3日の演奏会で、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲とベルリオーズの幻想交響曲が10月1日に放送されます。バイオリン奏者によるアンコール曲もあります。

2007年10月1日20時30分(日本時間2日3時30分) RAI RADIO 3
RADIO3 SUITE - IL CARTELLONE RAVENNA FESTIVAL

Orchestra Giovanile Luigi Cherubini
violino, Leonidas Kavakos
direttore, Riccardo Muti

Felix Mendelssohn Bartholdy
Concerto per violino e orchestra op. 64 in mi minore
Eugene Ysaye
Sonata in la minore n. 2 op. 27 - IV tempo (Les furies)
Hector Berlioz
Symphonie fantastique op.14 (épisode de la vie d'un artiste)
Registrato il 3 luglio 2007 al Palazzo Mauro De Andrè di Ravenna

http://www.radio.rai.it/radio3/cartellone/mostra_evento.cfm?Q_EV_ID=226271

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シカゴ響ツアーの写真

マエストロ・ムーティとシカゴ響のツアー写真は27日から、同響のサイトで観られるようになります。

CSO Tour - Europe 2007
http://www.cso.org/europe2007/

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自分の人生のシナリオは自分で書く(2)

Chicago Tribune紙に載ったマエストロ・ムーティのインタビューの続きを紹介します。

マエストロに接した人は、一人残らず誰もが魅せられてしまう、と言っても過言ではないでしょう。仕事においてもそうだと思います。
それが、どうしてスカラ座ではあのようなことが...。
マエストロの中では、美しい思い出と輝かしい業績が残っているだけのスカラ座で、いつかまたマエストロの演奏が聴ける日を、ひっそりとですが、心待ちしています。

2007年9月16日 Chicago Tribune 紙
Riccardo Muti wants to conduct his own life
Why the world's hottest maestro is not interested in CSO job

6~8週間はニューヨークに

ムーティは、徹底的な仕事のできるオーケストラに献身的なことで知られている。それには、フィラデルフィア管(1980年~1992年に音楽監督を務めた)、ウィーン・フィル(1971年以来、毎年指揮している)、そして、ニューヨーク・フィル(現在、彼のUSAにおける活動の第一の拠点である)が含まれる。

ニューヨーク・フィルは2ヶ月前に、2009年からムーティと1シーズンだいたい6~8週間活動する、と発表した。同オーケストラは2度彼に音楽監督を申し出、ムーティは2度それを退けた。このことは、シカゴ響のような、もっといい申し出をあくまでも要求しているのかもしれない、という推測に油を注いだ。マエストロは、ニューヨーク・フィルに関して自分の位置を明確にする一方で、そのような推測を無意味なものとして無視した。

「(ニューヨーク・フィルが)大好きですし、彼らは私を愛してくれています。」彼は言った。「けれども、私は彼らに非常にはっきりとこう言いました。完全に自由でありたい、何の肩書きも欲しくないと。」

素晴らしく知的であると同時に自尊心が強くて頑固なムーティは、自分自身や世の中と完全にうまくいっている人のような、寛いだ陽気な雰囲気を備えている。自分のやりたいところで、やりたい時に音楽を演奏するという理想を実行しているのは、明らかだ。

スカラ座というあの世界で最も名声ある歌劇場から、全従業員の不信任投票によって辞任を余儀なくされた後、彼は苦渋と苦痛を味わったと報道されたが、その気配は微塵も感じられない。

「あのことを話すには、本が3冊必要でしょう!」今ムーティは、笑いながら強い口調で語る。「あらゆるものが政治的になり、すべてがコントロールを失いました。際立っていたのが、芸術には全く関係ないということでした。こういったことは(イタリアの外にいる人たちには)非常に理解しにくいことです。私が続けることは困難になりました。自分の意見を強く主張する、と私は言われています。強情ではありません。しかし、ある時点で、妥協するかわりに、去ることのほうを選んだのです。」

常に高水準のオペラをムーティはそこで指揮し、スカラ座のオーケストラ(来月シカゴを訪れる)は、詩人肌のロマンチックな完璧主義者は高慢な専制君主だという非難を伝えた。争議が音楽上の要求よりも、内部の政治と労働組合の要求に、より大きく関係していたのは明らかだ。

ムーティは、19年間というのは、伝説的なマエストロ、Arturo Toscaniniを含めて、 スカラ座音楽監督としては最長だということを指摘した。そして、トスカニーニは監督を3度辞任したということにも皮肉っぽく言及した。「素晴らしい19年間でしたし、43の異なったオペラ作品をそこで指揮しました。」ムーティは言う。「けれども、今は別の時を歩み、ほかの道を歩んでいます。」

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sabato 22 settembre 2007

自分の人生のシナリオは自分で書く(1)

シカゴの新聞などに載ったマエストロ・ムーティの記事を順次紹介します。
まずトリビューン紙に載ったインタビューから。

マエストロのシカゴ響公演は大成功に終わり、メディアはその評価に慎重だった姿勢を覆しました。
ニューヨークもウィーンもザルツブルクも、マエストロをつなぎとめようとし、成功しました。シカゴはどうでしょうか。

2007年9月16日 Chicago Tribune 紙
Riccardo Muti wants to conduct his own life
Why the world's hottest maestro is not interested in CSO job

亡くなった伝説的指揮者Herbert von Karajanについて、広く伝わっている逸話がある。マエストロはタクシーに飛び乗った。「どこまで?」と運転手がたずねる。カラヤンは答える。「どこでもいい。どこでも私を必要をしている。」

これは、リッカルド・ムーティが最近の自分の状態について気づくことと、大体同じだ。

ナポリ生まれのカリスマ的なマエストロは、32年ぶりに今月、シンフォニー・センターでシカゴ響を指揮する。その後、同響を率いて秋のヨーロッパ・ツアーに出る。彼は自分が、クラシック界の元老達の中で、おそらく最も話題になっている宝だと気づいている。

2005年にミラノのスカラ座を離れたことは激しく、由々しく報じられたが、実際のところ、その結果、世界中のオーケストラや歌劇場によって、これまで以上に求められることになっただけのように見える。ロサンゼルス・フィルハーモニック会長Deborah Bordaが彼についてかつて述べたように、「自分自身のシナリオ書く」という自由な状態にあることの理由を、そのことは説明している。

そのシナリオにシカゴ響の今後のシーズンが際立った形で含まれているかどうかは、まだ解決されていない問題である。イタリアのラベンナの自宅にいる彼にした最近の電話インタビューは、率直で広範なもので、66歳のムーティは、自分は音楽監督候補ではないと主張する一方で、シカゴ響の比類ない芸術的質について心から称賛した。

「シカゴ響は音楽監督がいないので、ムーティがおそらく興味を持っていると考える人がいるかもしれません。」そのよく知られた、皮肉っぽいユーモアを発揮しながら、指揮者は言った。「けれども、私は、音楽監督であろうと、大統領であろうと、法王であろうと、何についても候補ではありません!」

「私は何かを求めて、あるいは、将来のことを思い描いてシカゴに行くのではありません。この偉大な名手オーケストラと音楽を演奏する喜びのために、そして、ツアーをするためにシカゴを訪れるのです。」

シカゴ響の管理サイドは、ムーティのように第一位的指揮者であり、魅力的な照明広告灯と、いつまでも続く関係を鍛え上げていきたいのはやまやまかもしれないだろうが、マエストロは今後の計画については身構えている。結局のところ、彼が前回シカゴ響を指揮したのは、はるかさかのぼって1975年のことであり、彼らが1ヶ月一緒に過ごすことからどんな種類の化学作用が起こるのか、誰がわかるだろうか。

「私はこのオーケストラを何年も聴いていませんし、彼らは、私の名前をどこかで聞いたことがあるにしても、私のことを知りません。」ムーティはこう言って、押しが強いという評判に抗した。そして、これからの1週間、シカゴ響と一緒に音楽を演奏する喜びが生まれたとしたらどうなるのだろうか。それによってより深い関係に必然的になっていくのだろうか。「私には将来を見ることはできません。」

シカゴ響会長Deborah R. Cardは次のようにムーティを説得したことに功績がある。同響に30年以上ぶりに戻ってきて、オーケストラを率いて2週間の7都市訪問ツアーを指揮する、ということについてである。そのツアーは、本拠地オーケストラ・ホールにおける2週間の定期公演に続くもので、イタリア、ドイツ、パリ、ロンドンを訪れる。

彼女は言う。「彼が仕事をしているのを見て、『何と言うこと!この人こそが、シカゴ響と一緒にやれば、素晴らしい化学作用を起こすだろう、と私が考えていたような、傑出した音楽家だ』と思いました。これらのコンサートはそれを大いに証明することになると信じています。彼は魅力のある、信じられないほど賢明な人で、素晴らしいユーモアのセンスを持っています。彼をここに迎えてオーケストラと一緒に仕事をするのを見るのは、私達にとってずっと夢のようなことでした。」

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ピアチェンツァのオペラ・シーズン

21日にピアチェンツァのオペラの新シーズンが発表になりました。
マエストロ・ムーティは既に紹介したように、12月29日、30日にケルビーニ管と《ドン・カランドリーノの帰郷》を演奏しますが、12月28日は学校向けの公開リハーサル、ゲネプロだそうです。

2007年9月22日 Liberta'紙
il cartellone
In vetrina anche l'operetta e "L'amor mugnaio" di Nicolini

Teatro Municipale
http://www.teatricomunali.piacenza.it/cm/index.asp

DATE:
28/12/2007 - ore 19.00 anteprima speciale per le scuole
29/12/2007 - ore 20.30
30/12/2007 - ore 15.30

MUNICIPALE
LIRICA - IL RITORNO DI DON CALANDRINO
Opera buffa in due atti.
Libretto di Giuseppe Petrosellini.
Musica di DOMENICO CIMAROSA.

Interpreti: Laura Giordano/Elena Tsallagova, Monica Tarone/Irina Jordachescu, Francesco Marsiglia/Enrico Paro, Francisco Gatell/Mario Zeffiri, Marco Vinco.
Maestro concertatore e direttore: RICCARDO MUTI.
Regia RUGGERO CAPPUCCIO.
Scene EDOARDO SANCHI;
costumi CARLO POGGIOLI. ORCHESTRA GIOVANILE “LUIGI CHERUBINI”
note: Nuovo allestimento di Salzburger Pfingstfestspiele 2007. Coproduzione Salzburger Pfingstfestspiele 2007, Teatro Alighieri di Ravenna, Teatro Municipale di Piacenza. -

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Muti, Muti, Muti

音楽ライター、評論家のブログを読むのは興味深いことですが、シカゴの新聞に音楽評などを書いているライターのブログが、シカゴの放送局のサイトにあります。
新聞に載せた評の全文を載せたり、コメントがストリーミングで聞けたりします。残念ながら、ソフトの関係でわたしは聞けません。
マエストロ・ムーティのシカゴ来演についても、いくつか書いています。

WFMT Andrew Patner's Blog
http://www.wfmt.com/main.taf?p=17,2

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レスプレッソ誌のインタビュー

マエストロ・ムーティのオフィシャル・ウェッブ・サイトのニュースによれば、レスプレッソ誌9月27日号にマエストロのインタビューが掲載されるようです。抜粋がマエストロのサイトに載っています。
雑誌が入手できたら、また紹介します。

「マルタ・アカデミーは、我々の西洋文化と中近東が出会う地点になることを望んでいます。マルタはその地理的位置から、この二つの文化にとって、海における理想的な十字路です。私のセミナーに参加した若者達が、たくさんの様々な国出身者であったこと、とりわけ、シリア出身者が大勢いたことをとても喜んでいます。」

「イタリアは歴史的には、世界で最も歌劇場の多い国です。けれども、その大部分は閉鎖されています。もしも、特に地方の歌劇場を若者達に任せる勇気と可能性があり、彼らに自己表現の可能性を付与するならば、新しい着想が生まれ得るのは確かです。」

「ヨーロッパ全体は、文化に対して非常に重要な貢献をしているとは言えなくなりつつあります。一方で、中国は西洋音楽に対してますます整備されてきています。そこには、3000万人のピアニストがいて、1500万人のバイオリニストがいます。アジアの他の国々が台頭してきている現時点において基金をカットするのは、無分別な態度です。」

スカラ座を去ってから、常任の仕事は持たないと決意しました。この路線を続けますか。
「ええ。私は27歳で音楽監督になり、40年近くその状態でした。現在は完全な自由を楽しんでいます。音楽を演奏するだけであり、音楽とつきあうのに何の関係もない問題を気にかける必要がありません。」

次の予定は?
「シカゴへ2週間行きます。また、ヨーロッパも周ります。ミュンヒェン、パリ、ロンドンだけでなく、イタリアも訪れるツアーです。」

Riccardo Muti Official Web Site
notizie 2007年9月21日

settembre 2007 "Muti mondiale" intervista su L'Espresso del 27/09/07
http://www.riccardomuti.com/Notizie.aspx?idNews=220

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venerdì 21 settembre 2007

澁澤龍彦と南イタリア

ゲーテの『イタリア紀行』と澁澤龍彦の『ぺトラとフローラ』はわたしにとってバイブルのような存在ですが、澁澤龍彦のイタリア紀行を写真で追った本が出ました。
ナポリやプーリア、ラベンナも出てきます。小川煕さんも解説を書いています。

とんぼの本 澁澤龍彦のイタリア紀行
新潮社 2007年9月20日
1500円

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プーリア、パンテレリア

東京カレンダー誌最新号はイタリア特集号で、南イタリアの中に、プーリアやパンテレリアも登場します。
海と空の美しい青に魅せられます。

東京カレンダー 2007年11月号
美食イタリア
580円
南イタリア夢幻の休日

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ラベンナ音楽祭の放映

モストリークラシック誌最新号によれば、10月19日NHK教育テレビ『芸術劇場』で、ラベンナ音楽祭でのマエストロ・ムーティの演奏が放映されるようです。
もしかしたら、今年のローマでのヴェルディ《レクイエム》かもしれません。

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チャイコフスキーの6番でよくあること

19日のマエストロ・ムーティとシカゴ響の公演について、シカゴの音楽ファンがブログで、興味深いことを書いていました。
もしかしたら、新聞評が出れば、そこでも触れるかもしれません。

チャイコフスキーの交響曲第6番の第三楽章は終わり方が派手なので、拍手がよく起きるようです。
シカゴ響の公演でも、そうだったらしく、マエストロは客席のほうを向き、音の大きさではなく、伝わってくる感動によって拍手してほしい、と述べたようです。

聴衆は最終楽章の後、しばらくの沈黙をおいてから、感動をこめて拍手、スタンディングオベーションをしたとのこと。

そして、マエストロは、カーテンコールでは、異例なことに、その拍手を止め、聴衆は世界でも最も素晴らしいオーケストラを舞台に見ている、として、そのパート、パートを称えたそうです。

ブログを書いた人は、自分達は生徒になったような気分だと書いていますが、確かにマエストロは教え好き...。

朝で時間がないので、続きはまた。

2 Things @ Once
2007年9月20日 World Renowned Conductor Riccardo Muti Instructs the CSO Audience NOT To Applaud...And They Do Anyway
http://twothingsatonce.typepad.com/snowglobes/

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giovedì 20 settembre 2007

フィルハーモニア管ツアー

ヨーロッパのツアーを手がけているマネージメントのサイトに、マエストロ・ムーティとフィルハーモニア管の2009-2010シーズンのツアーが載っています。

16.11.09 - 30.11.09
Philharmonia Orchestra London
Riccardo Muti

Die Konzertdirektion Schmid
http://www.kdschmid.de/deutsch/03orch/angebotsliste.htm#s09

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2007年PMFの写真

2007年PMFの写真が、同サイトに載りました。

マエストロ・ムーティの開幕式、リハーサル、コンサートでの写真もあります。

PMF2007、ヒストリー
http://www.pmf.or.jp/jp/about/history/2007/index.html

http://www.pmf.or.jp/jp/about/history/2007/index2.html

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2008年のローマ歌劇場は《オテロ》

今日のスタンパ紙に、26日にシカゴ響とトリノを訪れるマエストロ・ムーティのインタビューが載っています。

主なテーマはシカゴのイタリア文化会館での講演でも話した、イタリアの学校教育における音楽です。
そのために闘ってきたけれども、現在の仕事はイタリアから少し距離を置いている、ただ、ラベンナ音楽祭、ケルビーニ管との仕事、ローマ歌劇場での仕事はあって、同歌劇場の2008年は《オテロ》で開幕する、キャストは今は言えない、と語っています。ザルツブルク音楽祭との共同制作になるそうです。

追って紹介します。

2007年9月20日 La Stampa 紙
Riccardo Muti "La Casta non ha orecchio per la musica"

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今週のシカゴ響のリハーサル日程

シカゴ響のコントラバス奏者のブログによれば、今週のシカゴ響のリハーサル日程は次のとおりです。

マエストロ・ムーティがすべてのリハーサルに出ているのではないかもしれませんが、シカゴ響との濃密な時間を過ごしていることがうかがわれます。

CSO Bass Blog
2007年9月18日 Week 01 September 17 – 23
http://csobassblog.blogspot.com/

18日Tuesday
10-12:30 1:30-3:30 CSO rehearsals

19日Wednesday
10-12:30 CSO rehearsal
6:30 CSO concert (Afterwork Masterworks, Hindemith, Tchaikovsky only)

20日Thursday
11-1:30 CSO rehearsal
8 CSO concert

21日Friday
1:30 CSO concert

22日Saturday
CSO European tour until October 7

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mercoledì 19 settembre 2007

シカゴのイタリア文化会館での講演

シカゴを訪れているマエストロ・ムーティが、17日に同地のイタリア文化会館で、Philip Gossettを相手に、音楽についてや自分のイタリア及び海外での活動について、1時間半の講演を行ったそうです。聴衆の中にはシカゴのイタリア領事もいたとのこと。

Italian Cultural Institute, Chicago, Events
2007年9月17日
RICCARDO MUTI CONDUCTS CHICAGO SYMPHONY ORCHESTRA
http://www.iicchicago.esteri.it/IIC_Chicago/webform/SchedaEvento.aspx?id=119&citta=Chicago

内容の一部が音楽ライターのブログに載っていました。

マエストロは、三つのオーケストラで音楽監督を務めるというのは、家族を三つ持っているということだ、音楽監督は年長者として、比喩的に言えば、メンバー達のトラブルや相談を受けとめられる人が望ましい、と語ったそうです。

また、30~40のパートから成っているオーケストラが一緒に活動するということは、民主主義のメタファーである、とも語ったとのこと。
マエストロがよく口にしている隠喩ですが、この音楽ライターによれば、バレンボイムによって散々言い古されてきたそうです。それでも、この決まり文句は、もっといろいろな音楽家達によって言われていいことだ、とも書いています。

さらに、マエストロはオーケストラが普通の学校を訪問することについても話したそうです。ケルビーニ管の学校向け公開リハーサルなどと同じ趣旨でしょう。

マエストロがいつものようにジョークを振りまいた様子や、あの素敵な笑顔についても記されています。その印象として、これほど聴衆が魅了されるようなことはほとんど見たことがない、と書いています。
ただ、マエストロについては、最後の決定打での成功と見栄えだけの人、というとらえ方をする人がいても仕方がないが、それは、表面的な理解に過ぎない、と言いたいようです。

Gossettの著作Divas and Scholars: Performing Italian Opera はここでも紹介しましたし、それは、クリティカル・エディションに対するマエストロの姿勢を紹介した本でもあります。
彼はこの対談で、音楽監督というものは新しい作品を紹介すべき(should)か、とマエストロにたずね、紹介しなければならない(must)、という回答を引き出しています。

とても興味深いブログなので、また後で紹介します。

マエストロは非常に若くして音楽監督になっていますが、既に、成熟した年長者としてのキャラクターを備えていたといっていいかもしれません。それとも、マエストロ自身は、どこか足りないところがあると感じていたのでしょうか。

Deceptively Simple
Music and culture from Chicago music journalist Marc Geelhoed.
2007年9月18日 Who should they hire then, Mr. Muti?
http://deceptivelysimple.typepad.com/simple/

(マエストロのあげる音楽監督の条件を考えてみたとき、このライターのようなタイトルをつける気持ちもわからなくはありません。)

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martedì 18 settembre 2007

ベートーベンの新譜

マエストロ・ムーティとレーピンの新譜、ベートーベンのバイオリン協奏曲のCDの解説は、DGのサイトにあるものと同じです。

Waiting For The Right Moment
Vadim Repin records the Beethoven Concerto

http://www.deutschegrammophon.com/special/insights.htms?ID=repin-beethoven

ラベンナ音楽祭で、マエストロ指揮のもとケルビーニ管とベートーベンの協奏曲を演奏し、次には、マエストロ指揮によるニューヨーク・フィル定期公演で、チャイコフスキーの協奏曲を演奏し、そして、マエストロが指揮するウィーン・フィルとベートーベンの協奏曲を録音するに至った、という流れです。レーピンが指揮者としてマエストロを招いたことが書かれています。

また、マエストロが指揮する録音風景の写真も1枚、見開きページで載っています。

ベートーベン バイオリン協奏曲
バイオリン Vadim Repin
ウィーン・フィル
DG

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互いに理解しあった関係

昨日のシカゴのもう一紙が、マエストロ・ムーティとシカゴ響の初日、二日目の様子を報じています。
この両者の関係について、手放しの称賛です。
美しく、明るく前向きな音楽を演奏すべきである、すべてはそれだ、という相互理解があった、と書かれ、その関係は自然で、既に、互いにすべてを知り尽くしているかのようであった、と記述され、完璧な関係を見せていたことが伺われます。

マエストロについては、100人からの音楽家達を、何の反対もなく、能動的にひとつの意思に向かわせるにはどうしたらいいか、ということの魅力的な見本だ、とまで書き、傲慢だという評はもうおしまいだ、と覆しています。

マエストロがどれほどの力を放って、あのクールで慎重だった事前のシカゴのメディアの雰囲気を変えたかが、とてもよくわかります。

ファンとしては、まだ、ツアーが終わるまで気を抜けませんが、嬉しいです。
おめでとうございます、マエストロ!

ボレロで大活躍した小太鼓のCynthia Yeh Straussをマエストロがステージ前面に引っ張り出して、聴衆の称賛をあらためて受けさせたという記事最後の記述からも、公演の大成功の様子が十分想像されてきます。

(彼女が首席に就任した記事はここでも紹介しました。)

2007年9月17日 Chicago Tribune紙
Muti, CSO perfect together

(記事を紹介する時間がなかなかとれないのが口惜しいです。)

シカゴのビジネスニュースのサイトは、ガラ・コンサートのパトロン達、シカゴ響Card会長の写真を載せています。残念ながら、マエストロやフリットリ、オーケストラの写真はありません。ヨーロッパ・ツアーに同行するという夫妻もいますし、マエストロをシカゴに迎えることがどれほどのイベントであるかが、伝わってきます。

Chicago Business
Chicago Symphony Orchestra Gala
http://chicagobusiness.com/cgi-bin/society.pl

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lunedì 17 settembre 2007

シカゴでのフリットリの写真

フリットリのサイトに、シカゴ響のガラ・コンサートで拍手喝采を受けているフリットリとマエストロ・ムーティの写真が載りました。

Barbara Frittoli, News
17/09/2007 Chicago : Standing ovation Per Barbara Frittoli nel suo debutto al concerto di apertura della Chicago Sinphony Orchestra, diretto da Riccardo Muti.
http://www.frittolibarbara.com/cms/index.asp

シカゴのビジネスニュースのサイトにもガラ・コンサートの写真が掲載される予定なので、載ったら、紹介します(パトロンの写真が中心ですが)。

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ウィーン・フィルの写真集は10月1日

ウィーン・フィルの写真集が出版されることは紹介しましたが、発売日が10月1日に早まりました。
ウィーン・フィルのe-shopからもメールの案内が届きました。

Clemens Hellsberg · Daniel Schmutzer: Die Welt der Wiener Philharmoniker
http://wienerphilharmoniker.rosberg.at/index2.pl?language=de&id=741&nextsite=detail_prod&previous_kat=53

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ストレーレル没後10年

ストレーレルが1997年12月25日に亡くなって10年になります。マエストロ・ムーティとの共演もあり、マエストロが信頼を寄せていた演出家でした。
彼のサイトにはその言葉も載っていて、手紙の中には、マエストロ宛てのものもあります。以前にここでも紹介した、二人で構想を練っていた《アイーダ》に関するものです。

Strehler Org.
Lettera a Riccardo Muti del 1992
http://www.strehler.org/page/index.php?tipo=6&ID=103&imm=1&contatore=1#a

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ガラ・コンサートも大成功

今日のシカゴの新聞がマエストロ・ムーティとシカゴ響のガラ・コンサートの成功を報じています。

二度目のコンサート、デートでは、マエストロはあたかも古くからの友人であるかのように見えた、とのことです。
初日は通常の定期公演で、マエストロのアクションは抑え気味でしたが、それでも、シカゴの聴衆は、マエストロの指揮台上のジャンプを初めて目にしたそうです。クレッシェンドでは、マエストロは子供が縄跳びをするかのように、空を飛び上がったとのこと。

ガラ・コンサートは"Star-Spangled Banner" USA国歌で始まりましたが、マエストロはワールドカップでのイタリア国歌のように力強くスピーディに演奏した、と書かれています。
そして、この日のプログラムでは、盛装したパトロン達の前で、マエストロがショーマンであることに気づいた、とあります。
ファリャ、ラベルといったプログラム、マエストロの得意とするプログラムならではの指揮ぶりを見せたのでしょう。日本の聴衆も何度も感嘆の声をあげた、あのアクション、「ダンス」です。

音楽ライターのブログには、《ボレロ》や《スペイン狂詩曲》の出だしのピアニッシモが、オーケストラが動いていることで演奏が始まったことがわかるほどで、補聴器を調整しようとした聴衆が少なからずいたとしても理解できる、そういうシーンを想像したほどだ、とあります。

フリットリについては、新聞記事によれば、体調のせいで抑え気味の歌唱になったようです。

ジャーナリストのブログでも、フリットリが風邪を引いていたらしい様子が書かれています。

初日に続き、楽しい評でした。是非紹介したいです。

2007年9月17日 Chicago Sun Times 紙
Muti, CSO get cozier on their second date

Deceptively Simple
Music and culture from Chicago music journalist Marc Geelhoed.
2007年9月16日 Muti bangs Chicago
http://deceptivelysimple.typepad.com/simple/

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domenica 16 settembre 2007

マエストロに魅了されたシカゴ響

今日のシカゴの新聞が、一紙は、ラベンナにいたマエストロ・ムーティへの電話インタビュー、シカゴ響とのリハーサルの様子、将来も共演が続く可能性を報じ、一紙がシカゴ響開幕公演の成功を報じています。
どちらからも、両者の共演が成功に終わり、これからも大きな期待を抱かせるものであることが感じられます。

どちらも追って詳しく紹介しますが、記事で嬉しかった部分をまず前者から。

先日のザルツブルクでのインタビュー記事だけでなく、この記事からも、マエストロが傲慢だという評判が拭い去られたことがわかります。

マエストロをよく知っている人たちは、マエストロは要求度が大きくて頑固かもしれないけれども、軍隊的に規律をやかましく言うタイプではない、と言っている、と書かれています。
そして、マエストロの感銘深い、シンプルな信条と言葉を記述しています。
「真剣であることは傲慢であることとは違います。プロだということなのです。だから、私はこう言っているのです。芸術家である前に、プロであろうと。質を高めようとすると、ある種の抵抗にあうことは避けられません。今、私は、権力を得たり、個人的な成功を得たりするために闘っているのではありません。私が求めているのは、真剣に、まじめに働くことです。」

さらに、マエストロとの最初のリハーサルを体験したシカゴ響のメンバー達も、マエストロの音楽への専心献身ぶりが倫理的なものであることは間違いないと、同紙に請合っています。

メンバー達の立場からみると、マエストロとの最初のリハーサルは恋愛のようなものだったそうです。マエストロは、その暖かい南イタリアを感じさせるバリトンを駆使してフレーズを表現することで、どう演奏して欲しいかをオーケストラに伝え、メンバー達は、非常に巧妙にできたフレーズを歌ってみせるマエストロに、拍手喝采を贈ったとのことです。
マエストロがシカゴ響に言ったことには、「全世界がこのオーケストラは最もパワフルなオーケストラだと知っています。さあ、その世界に向かって、自分達は、最も優しく柔らかに演奏できるということを見せましょう。」

副コンサートマスターは後でこう言っているそうです。「ムーティとはその始まりから、いったい、これまで、この人は私の人生の中のどこにいたのだろう、どうして、彼に会わずにここまでこれたのだろう、という感嘆すべき感情を抱きました。その音楽作りには素晴らしいエネルギーがあります。彼は徹頭徹尾プロで、無駄な時間を費やすことなくしてみずからの欲するものを達成するには、どうしたらいいかを、正確に知っています。この得がたい音楽家を、これからももっと多く見てみたいと我々は望むことにしましょう。」

そして、来シーズンもシカゴ響に来演する可能性について、マエストロとシカゴ響会長は既に話し合っている、と書かれています。

マエストロはシカゴ響をも魅了したのでした。

2007年9月16日 Chicago Tribune 紙
Riccardo Muti wants to conduct his own life
Why the world's hottest maestro is not interested in CSO job

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NICOLA ALAIMO

マエストロ・ムーティと《ドン・パスクァーレ》で共演する(した)Nicola Alaimoのブログを夢中になって読んでいます。
マエストロについての記述がいくつかあり、とても興味深いです。
また、写真も載っています。たとえば
Don Pasquale a Ravenna con Riccardo Muti

とりあえずは、彼のスケジュールからマエストロとの共演予定を抜き出します。
来年のザルツブルク音楽祭は、聖霊降臨祭音楽祭にも夏の音楽祭にも出演します。Jagoです!
音楽祭のサイトでの正式発表はまだなので、お楽しみ、ということで。

彼のサイトは、また追って夜にでも紹介します。

http://nicolaalaimo.spaces.live.com/

2008
01 Aprile/14 Maggio-Salisburgo, "Il Matrimonio Inaspettato"-Dir. R. Muti

22 Giugno/20 Agosto, Salisburgo "Otello" (Jago)- Dir. R. Muti

Dicembre: Ravenna, "Il Matrimonio Inaspettato" - Dir. R. Muti

2009
Salisburgo: "Otello" (Jago) - Dir. R. Muti

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ケルビーニ管今秋公演

マエストロ・ムーティのオフィシャル・ウェッブ・サイトの公演情報が更新されています。ケルビーニ管の公演が随分追加されました。
ケルビーニ管ローマ公演はここで知りました。ただ、ローマのTeatro Valliがウェッブで見つけられません。Teatro Valleでしょうか。

マエストロとケルビーニ管、フリットリ、バチェッリによる公演がパドヴァ(既報)、ローマでも行われます。録音か録画がなされないものだろうか、と思うのですが。

モスクワ・サンクトペテルブルク公演(既報)のリハーサルは10月22日からだそうです。

2007年10月27日、28日19時 Mosca, Teatro Stanislavsky
orchestra: Orchestra Giovanile Cherubini
GAETANO DONIZETTI DON PASQUALE
Tournée MOSCA - SAN PIETROBURGO Orchestra Giovanile Cherubini
Prove dal 22 ottobre

2007年10月30日18時 San Pietroburgo, Auditorium
orchestra: Orchestra Giovanile Cherubini
GAETANO DONIZETTI DON PASQUALE
Tournée MOSCA - SAN PIETROBURGO Orchestra Giovanile Cherubini
(in forma di concerto) 

2007年11月16日21時 Padova Basilica di S.Antonio
orchestra: Orchestra Giovanile Cherubini
PORPORA Salve Regina mezzo-soprano Monica Bacelli
PERGOLESI Stabat Mater soprano Barbara Frittoli mezzo-soprano Monica Bacelli

2007年12月18日20時45分 Roma Teatro Valli
orchestra: Orchestra Giovanile Cherubini
coro: - Roma Teatro Valli
PORPORA Salve Regina mezzo-soprano Monica Bacelli
PERGOLESI Stabat Mater soprano Barbara Frittoli mezzo-soprano Monica Bacelli

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聖ヨハネ大聖堂での公演評

フリットリのサイトで引用されていたパバロッティに関する記述は、マルタの新聞からであることに、やっと気づきました。

(パバロッティの死去は本当にこたえました。ニュースを読んでいても目がすべってしまっていました。マエストロ・ムーティのシカゴでのハッピーなニュースを読んで、早く回復したいです。)

2007年9月8日 The Times of Malta
Unforgettable in every way
http://lifestyle.timesofmalta.com/article.php?id=6534

The performance by soprano Barbara Frittoli and mezzo Monica Bacelli with the Orchestra Giovanile Luigi Cherubini under the baton of the celebrated Riccardo Muti is one which we will remember for a long time to come. It was extraordinary, almost prophetic, how a conductor like Riccardo Muti who must have worked so many times with Luciano Pavarotti chose a masterpiece like the Pergolesi to be performed uncannily on the very day Pavarotti, the King of the High C's, breathed his last.

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sabato 15 settembre 2007

Stephen Langridge

2008年ザルツブルク音楽祭でマエストロ・ムーティが上演する《オテロ》の演出は、Stephen Langridgeが務めますが、ザルツブルクの新聞には、テノールPhilip Langridgeの息子とあり、それはすなわち、メゾソプラノのアン・マレイの息子ということにもなります。

なお、舞台美術と衣装は次のとおりです。

Designer: George Souglides
Costume Designer: Emma Ryott

Stephen Langridge
http://www.loesjesanders.com/clients/cvs/langridge_cv.html

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シカゴ・デビュー

マエストロ・ムーティのシカゴ響デビュー公演は、手元の資料(私製スケジュール表)では次のとおりです。

1975年3月21日、22日、23日
ヴィヴァルディ  協奏曲イ長調
ストラビンスキー  幻想スケルツォ
ブリテン  《ピーター・グライムズ》から四つの海の間奏曲
チャイコフスキー  交響曲第一番

また、シカゴ響のプレスリリースにも、マエストロが同響に来演したのは1975年3月だとあります。

Mr. Muti has appeared with the CSO at Orchestra Hall once previously, in March 1975, conducting Vivaldi’s Concerto in A major, Stravinsky’s Scherzo fantastique, Britten’s Four Sea Interludes from Peter Grimes,and Tchaikovsky’s First Symphony.

2007年8月23日 The Chicago Symphony Orchestra, Press Releases
—CHICAGO SYMPHONY ORCHESTRA OPENING NIGHT GALA—
CHICAGO SYMPHONY ORCHESTRA OPENS 117TH SEASON WITH SPECIAL PERFORMANCE CONDUCTED BY RICCARDO MUTI ON SATURDAY, SEPTEMBER 15 AT 7 P.M.
http://www.cso.org/main.taf?p=7,1,2,5,10

(1973年にラビニア音楽祭に出演、という情報もあるので、照会中です)

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venerdì 14 settembre 2007

スカラ・フィルのブルックナー

スカラ・フィルとのブルックナーのプライベート盤が出ます。

ブルックナー 交響曲第7番
1993年Live
リッカルド・ムーテイ指揮 
スカラ・フィル
VIBRATO

(プライベート盤については、マエストロ・アッバードのファンの方たちに教えていただいたところに、長い間、お世話になっています。Eメールで案内が届くので、非常に助かります。ありがとうございます。)

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シカゴ響ヨーロッパ・ツアー

マエストロ・ムーティとシカゴ響のヨーロッパ・ツアーの様子は、シカゴ響のサイトで見られるそうです。25日からアップされるとのことで、楽しみです。
フィラデルフィア管やニューヨーク・フィルのサイトでもそうでしたが、ツアーの写真や記事が見られるのは、とても嬉しいことです。

The Chicago Symphony Orchestra
Meet the Performaers
CSO on Tour - Photo Journals and Tour Information
http://www.cso.org/main.taf?p=2,10

上記サイト掲載のツアーのスケジュールです。
CSO Europe Tour – 2007
http://www.cso.org/main.taf?p=2,10,1

Wednesday 26-Sept 9:00 pm
Torino, Italy
Auditorium Lingotto
Prokofiev: Symphony No. 3
Falla: Three-Cornered Hat: Suite No. 2
Ravel: Rapsodie Espagnole
Ravel: Boléro
Thursday 27-Sept 8:30 pm
Verona, Italy
Teatro Filarmonico
Tchaikovsky: Symphony No. 6
Hindemith: Nobilissima Visione
Scriabin: Poem of Ecstasy
Friday 28-Sept 9:00 pm
Rome, Italy
Auditorium Parco della Musica
Tchaikovsky/Hindemith/Scriabin
Sunday 30-Sept 8:00 pm
Essen, Germany
Philharmonie
Prokofiev/Falla/Ravel/Ravel
Monday 1-Oct 8:00 pm
Munich, Germany
Philharmonie am Gasteig
Prokofiev/Falla/Ravel/Ravel
Tuesday 2-Oct 8:00 pm
Paris, France
Salle Pleyel
Tchaikovsky/Hindemith/Scriabin
Wednesday 3-Oct 8:00 pm
Paris, France
Salle Pleyel
Prokofiev/Falla/Ravel/Ravel
Friday 5-Oct 7:30 pm
London, England
Royal Festival Hall
Tchaikovsky/Hindemith/Scriabin
Saturday 6-Oct 7:30 pm
London, England
Royal Festival Hall
Prokofiev/Falla/Ravel/Ravel

シカゴ響のコントラバスの方のブログでは、リハーサルは次のようなスケジュールです(でした)。

CSO BASS BLOG
2007年9月13日 Week 53(?) at the CSO
http://csobassblog.blogspot.com/

9月11日(火)10時~12時、1時~3時
9月12日(水)10時~12時、1時~3時
9月13日(木)off
9月14日(金)10時~12時30分

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giovedì 13 settembre 2007

マルタでのセミナーの様子

マエストロ・ムーティがマルタのMediterranean Music Academyで行ったセミナーについての記事が、イタリアの音楽ニュースサイトに載っています。
ライターはマエストロと生徒達のプライベートなディスカッションのひとつを取材しています。オペラの事前準備では、解釈がひとりでにわきあがってくるまで作品に同化する、という深い思索の時間があることなどが語られていたそうです。
また、マエストロにインタビューもしていて、イタリアの学校教育で音楽史が教えられていないのは、イタリア国民にとって大きなマイナスだと、教育の重要性を訴えています。
聖ヨハネ大聖堂での演奏写真の遠景が1枚添えられています(クリックすると少し大きくなります)。

夜にゆっくり紹介します。

また、スイスの音楽ジャーナリストのサイトには、演奏会の大きなビルボードが立っている写真が載っていますが、音楽院建設予定地でしょうか。

どちらも、朝で時間がないので、サイトのみリンクします。

2007年9月12日 Amadeus online
La Valletta: capitale del turismo culturale al centro del Mediterraneo
http://www.amadeusonline.net/news.php?ID=1189573202

muti.ch
Riccardo Muti - Orchestra giovanile "Luigi Cherubini"
http://www.muti.ch/muti/attualita-Malta-2007.html

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mercoledì 12 settembre 2007

地中海で生まれた人間

マエストロ・ムーティはシカゴの新聞で、ラベンナやアニフに安住して寛いでいるのも好きだけれども、冒険も好きだ、それは地中海で生まれた人間の両面であり、シカゴ響は冒険だ、と語り、シカゴを訪れるのを楽しみにしているようです。

これは、マエストロがオデュッセウス、あるいは、『オデュッセイア』の特性を地中海の人間に見立てていることを思い出させます。
『オデュッセイア』の多面性はよく知られているところで、オデュッセウスは故郷イタケを目指してトロイアを出発し、数々の冒険を重ねます。望郷=安住、そして冒険。

ただ、この矛盾は果たして地中海生まれの人間だけなのかどうか。とりあえずは、マエストロの挑戦と冒険はいつまでも続きます。

ちょうど今夏、地中海文学についての本を興味深く読んだばかりでしたので、シカゴの新聞のインタビューは一層味わい深いものとなりました。

2007年9月9日 The Chicago Sun Times
It's his kind of orchestra

旅の地中海
丹下和彦
京都大学学術出版会、2007年6月
1800円

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ローマ歌劇場開幕公演は《オテロ》

今日のIl Tempo 紙にマエストロ・ムーティのインタビューが載っていて、2008年12月のローマ歌劇場開幕公演は《オテロ》になる、と語っています。

最初は《オテロ》で開幕するはずだったけれども、ザルツブルク音楽祭との共同制作の問題から、《オテロ》ではなく《エルナーニ》を選んだ、しかし、障害が取り除かれ、《オテロ》で開幕することになった、と話しています。演出家はStephen Langridge。

まだ一紙の記事しか読んでいません。情報が見つかり次第、紹介します。

インタビューは追って訳します。

2007年9月12日 Il Tempo 紙
Sarà all’Opera capitolina per 4 anni

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フリットリのサイトの言葉

フリットリのサイトには、マルタでの公演のニュースが載っていましたが、11日に、パバロッティへの文が追加されました。

素晴らしい演奏として長く記憶に残る演奏だと書かれていますが、5日という、まさにパバロッティが息をひきとろうかという頃に、彼と何度も共演したマエストロ・ムーティがペルゴレージの作品を選んで演奏したことの、予言性、神秘さ、不思議さに、言及しています。
演奏の素晴らしさに、さらに、神秘さが加わり、いっそう心に残るものになった、ということなのでしょう。

フリットリのサイトの心遣いに胸を打たれた朝でした。

Barbara Frittoli
News

11/09/2007 La Valletta(Malta) : Porpora e Pergolesi in un'abbraccio di magiche melodie.

http://www.frittolibarbara.com/cms/index.asp

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ペレス・ガルドス歌劇場

マエストロ・ムーティとケルビーニ管は今秋、オペラ・ツアーを行います。訪問地のひとつで、既に情報として紹介済みの、グランカナリアのペレス・ガルドス歌劇場のサイトが、美しく完成していました。英語もスペイン語とほぼ同じ内容になっています。

Teatro Pérez Galdós
http://www.teatroperezgaldos.com/es/index.htm

2007年11月9日、10日、11日20時30分
チマローザ 《ドン・カランドリーノの帰郷》

Director Musical: Riccardo Muti
Director de Escena: Ruggero Cappuccio
Escenografía: Enrico Sanchi
Vestuario: Carlo Poggioli
Orchestra Giovanile "Luigi Cherubini"
Reparto: Laura Giordano (Livietta), Valentina Farcas (Irene), Leonardo Caimi (Valerio), David Alegret (Don Calandrino), Marco Vinco (Monsieur Le Blonde).

http://www.teatroperezgaldos.com/es/operacalandrinoartistica.htm

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martedì 11 settembre 2007

リハーサルは11日から

シカゴ響コントラバス奏者のブログがあります。
10日のブログにある、パバロッティとショルティの《オテロ》リハーサル時のエピソード(ジョーク?)には驚きました(二人はイタリア語で会話)。

5日のブログによれば、リハーサルは11日に始まるそうです。
9・11であり、パバロッティが素晴らしい《オテロ》を歌ったオーケストラであり、マエストロにとっては、さらにまた意味の深い共演かもしれません。

CSO BASS BLOG
http://csobassblog.blogspot.com/

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lunedì 10 settembre 2007

USAは9月25日発売

マエストロ・ムーティとレーピンによるバイオリン協奏曲のディスクは、USAでは9月25日発売とのことです。大手通販サイトではそうあります。

Ludwig van Beethoven 
Violin Concerto/Violin Sonata [from US] [Import]
Vienna Philharmonic Orchestra
Riccardo Muti (指揮)
Vadim Repin (Violin)
発売予定日は2007年9月25日

ttp://www.amazon.co.jp/Violin-Concerto-Sonata-Philharmonic-Orchestra/dp/B000S0YKQ2/ref=sr_1_5/503-5420657-5640721?ie=UTF8&s=music&qid=1189422559&sr=8-5

レーピンのファンの方に教えていただきました。いつもありがとうございます。

Vadim Repin
http://www2.osk.3web.ne.jp/~wistaria/repin.htm

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シカゴを訪れる前に

パバロッティ死去のニュースを追うのは非常につらく、とても悲しいことでした。気力を奪われ、うちのめされてしまいました。

でも、日はまた昇る。

今週シカゴを訪れるマエストロ・ムーティのインタビューが、昨日のシカゴの新聞に載っています。内容はとりとめのないものですが、とても興味深く読みました。ザルツブルクのマエストロの別荘で行われています。マエストロの口にしているエスプレッソ、どんな味のものなのでしょうか...。
記事は追って紹介します。

マエストロが研究熱心で、完璧主義者であること、地位に全く拘泥しないこと、自由を享受していることがここでも語られています。

マルタの新聞に記者が、コラムのような肩のこらない形でマエストロのマルタ公演について書いていますが、そこでも、マエストロの公演における完璧性の追求に触れていました。

シカゴの新聞では、ナポリの図書館で古い楽譜の発見をしているときが幸せであり、そこが自分が幸せだと感じる場所だ、と言っています。

But do I play a piece of music without study? Without study until my bottom hurts? Never. Do you know where I am happy? In an antique music library in a monastery finding lost treasures of music.

このインタビューポイントのひとつは、マエストロに対して広く言われている誤った先入観、横柄で知的なところがあまりなく、カッとなりやすい、といったイメージが、インタビューによって払拭されたことでしょう。インタビュアーはそう書いています。シカゴの新聞が、マエストロについて懸念するところとして、上記の先入観を書いていたのには、本当に驚いたものでした。

ただ、シカゴとの確かな関係を求めているサイドにとっては、将来のことはわからない、と言われて、はぐらかされたような気持ちになったのではないかと思いますが。
もしかしたら、マエストロにとっては、ウィーンあるいはウィーン・フィル以外との確かな関係など、ないのかもしれません。

2007年9月9日 The Chicago Sun Times
It's his kind of orchestra
Why maestro Muti is spending quality time with the CSO

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domenica 9 settembre 2007

ピアチェンツァの歌劇場のサイト更新

ピアチェンツァのTeatro Municipaleのサイトが更新され、新シーズンの予定が載りました。

マエストロ・ムーティとケルビーニ管の演奏会は、既に紹介したように、3回あります。コンサートとオペラ上演です。

Teatro Municipale
http://www.teatricomunali.piacenza.it/cm/index.asp?d=MUNICIPALE

DATE: 17/11/2007 - ore 21.00 MUNICIPALE
CONCERTI - ORCHESTRA GIOVANILE “LUIGI CHERUBINI” diretta dal maestro RICCARDO MUTI
Soprano BARBARA FRITTOLI,
Mezzosoprano MONICA BACELLI -
Musiche di N. Porpora, G.B. Pergolesi

DATE: 29/12/2007 - ore 20.30
30/12/2007 - ore 15.30
MUNICIPALE

LIRICA - IL RITORNO DI DON CALANDRINO
Opera buffa in due atti.
Libretto di Giuseppe Petrosellini. Musica di DOMENICO CIMAROSA.
Interpreti: Laura Giordano, Monica Tarone, Francesco Marsiglia, Francisco Gatell, Marco Vinco.
Maestro concertatore e direttore: RICCARDO MUTI.
Regia RUGGERO CAPPUCCIO.
Scene EDOARDO SANCHI;
costumi CARLO POGGIOLI.
ORCHESTRA GIOVANILE “LUIGI CHERUBINI”
note: Nuovo allestimento di Salzburger Pfingstfestspiele 2007.
Coproduzione Salzburger Pfingstfestspiele 2007, Teatro Alighieri di Ravenna, Teatro Municipale di Piacenza. -

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sabato 8 settembre 2007

モーツァルトのフルート協奏曲の映像

スカラ・フィルの演奏会をメディアセットが毎日曜日放映していたのを、ミラノ旅行時には楽しみしていました。

スカラ・フィルのフルート奏者フォルミサーノがソリストを務めた、マエストロ・ムーティ指揮スカラ・フィル演奏会の放映録画が、彼のサイトに載っています。サイトがすっかり新しくなっていて、驚きました。
しましまうさぎさんがブログで紹介しています。ありがとうございます。

しましまうさぎBLOG
2007年9月8日 伴奏合わせ
http://blogs.dion.ne.jp/shima2usagi/

スカラ・フィル来日公演でもソリストを務め、そのときのなごやかで楽しげな雰囲気からは、マエストロ・ムーティとあのように決裂しようとは、想像もできませんでした。彼のマエストロに対する厳しい言葉は本当にショックでした。

Davide Formisano, Video
http://www.davideformisano.it/index.php?pag=video_low

映像は2003年のスカラ・フィル・シーズン開幕公演のものです。彼のサイトには、演奏評などの新聞記事も載っていて、この公演についてはCorsera 紙などの記事が添えられています。

Davide Formisano, Stampa
http://www.davideformisano.it/index.php?pag=stampa_det&id=6

Le meraviglie del concerto per Flauto di Mozart, dal "Il Giornale" del 12/11/2003

また、写真のページにも載っています。

Davide Formisano, Fotographie
Concerto Solista alla Scala Diretto da Muti.
http://www.davideformisano.it/index.php?pag=foto&album=01

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棺の前で黙祷

今日のスタンパ紙によれば、昨晩モデナのドゥオーモを訪れたマエストロ・ムーティとクリスティナさんは、パバロッティのなきがらの安置所を訪れ、棺の前で黙祷したそうです。

2007年9月8日 La Stampa 紙
L’Italia rende onore al suo Re Pavarotti

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プーリアのワイン

インポーターの宣伝文句(「現地で聞いた話によりますと、多忙を極める彼リッカルド・ムーティ氏も、幼少時代を過ごしたプーリアに度々帰省しては、このワインを楽しんでいるそうです。」)に負けて、ワインを購入しました。

カルドーネ・イル・カスティッロ・ロコロトンド
IL Castillo Locorotondo

ワイナリーのサイトはこちらです。

http://www.cardonevini.com/

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昨晩遅くパバロッティと別れ

マエストロ・ムーティは昨晩遅く、亡くなったパバロッティの元を訪れたそうです。

2007年9月8日 l'Unita
Pavarotti, 50mila per l'addio Modena si prepara ai funerali
Napolitano: «Ha reso onore all'Italia»

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モデナを訪れる

マエストロ・ムーティが今日9時、パバロッティへの弔意のためにモデナを訪れるそうです。

ゼッフィレッリがマエストロとパバロッティのスカラ座《ドン・カルロ》公演に関して、二人を比較して、マエストロを非難しています。昨日の報道です。このようなものにとりあう必要は全くありません。マエストロがどのような人かは、パバロッティを悼むその言葉を読めば十分に伝わってきます。

2007年9月7日 APcom
PAVAROTTI/ MUTI RENDE OMAGGIO AL TENORE DOMANI ALLE NOVE
Visita del direttore d'orchestra alla camera ardente

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パバロッティからの手紙

昨日のラベンナの新聞は、フォルリーでのコンサートで、マエストロ・ムーティとパバロッティが笑顔で手をとりあって、互いを称賛している大きな写真を載せています。

クリスティナさんが来年のラベンナ音楽祭でパバロッティ追悼を検討していることが、この記事でも語られています。
彼女は、去年の冬、パバロッティから心のこもった手紙を受け取ったとここで語っています。それは、これからもマエストロ夫妻の思い出に残り、人生で大切なものとして所持していくことになるだろう、とのことです。

また、1995年12月22日のフォルリーでのコンサートについても記述があります。ラベンナ音楽祭との共同によるもので、6000人の観衆が集まり、パバロッティはこれだけのために、合衆国でのツアーの最中にコンコルドでやってきたそうです。

2007年9月7日 Il Resto del Carlino紙
Al porto cantò sotto la pioggia Quel recital trionfale alla Rocca
La grande eco del concerto per beneficenza con Muti

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パバロッティを悼む(4)

ニューヨークから、出演料なしのコンサートのためにかけつけたパバロッティを称賛するマエストロ・ムーティの言葉は、今日のCorsera 紙などでも、コンサートの写真とともに紹介されています。同紙の記事も追って紹介します。

2007年9月7日 Corriere della Sera 紙
Muti: altro che «divo», era un uomo schietto e generoso

コンサートの写真は、ここでも見られます。クリックすると大きくなります。

ANSA, SUI PALCOSCENICI DI TUTTO IL MONDO/FOTO
http://www.ansa.it/opencms/export/site/notizie/rubriche/inlavorazione
/visualizza_new.html_101002683.html

Il Mattino紙が、そのときのことについてのマエストロの言葉を簡潔に紹介しています。

2007年9月7日 Il Mattino 紙
Muti e la sua «carica umana»

「パバロッティを失って、卓越した声と素晴らしい芸術家が我々から奪われただけでなく、ひとつの個性、二人といない重要な人物が奪われたのは、明らかです。」「私は彼とほぼ40年来の知り合いでした。それは1969年の《清教徒》という歴史的な上演から始まりました。キャストには素晴らしいMirella Freniもいて、私はRAIのオーケストラを指揮しました。その後、出会いは何度も新たに重ねられ、そこでは彼の秀でた人間的中身が明らかにされました。妻と私とが慈善コンサートを主催して彼を招いたときのことです。それはフォルリーにある、若者の復帰を目的とした組織のためのものでした。 パバロッティはニューヨークからコンコルドで矢のようにかけつけ、1リラたりとも要求せず、メディアの前に立つことにも関心がありませんでした。これもルチアーノ・パバロッティだったのです。」

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venerdì 7 settembre 2007

PMF演奏会の放映は16日

マエストロ・ムーティが指揮したPMFの演奏会の放映は、16日に変更されたそうです。

PMF、トピックス
2007年9月7日 PMFオーケストラ演奏会収録番組放送時間変更のお知らせ

NHK教育/デジタル教育1放送
日時:2007年9月16日(日)午後11:00~午前0:45(105分)

プログラム:
ヴェルディ作曲 歌劇「運命の力」序曲
モーツァルト作曲 オーボエ協奏曲 ハ長調 K. 314(285d)          
マルティン・ガブリエル(オーボエ)
シューベルト作曲 交響曲 第8番 ハ長調「ザ・グレイト」
ヨーゼフ・シュトラウス作曲 ワルツ「天体の音楽」

http://www.pmf.or.jp/php/jp/details/index.php?id=289

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Gavazzeniとの論争

パバロッティが1978年のアレーナでGavazzeni指揮の《トロバトーレ》に出演した際、例の"Pira"で最後の高音を歌いました。
ちょうど当時は、マエストロ・ムーティがフィレンツェで《トロバトーレ》を上演していた頃で、マエストロもアレーナに聴きにきていました。マエストロはもちろん、楽譜にない音だから、という理由で自分の上演では歌わせていません。
演奏後の晩餐会で二人の指揮者は、この高音をめぐって互いの主張を繰り広げたそうです。

なお、Gavazzeniのスカラ座での追悼コンサートは、マエストロが敬愛をこめて指揮しています。

2007年9月7日 L'Arena紙
«Era il più grande, più di Carreras e Domingo»

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パバロッティを悼む(3)

来年のラベンナ音楽祭では、クリスティナさんがパバロッティの在りし日を想う気持ちもあり、彼の冥福を祈る催しがあるようです。
パバロッティが1995年12月22日に、フォルリーのPala Fiera でマエストロ・ムーティのピアノ伴奏によるコンサートを開いたのは、Saduranoのコミュニティに貢献するためであり、連帯の気持ちから出た企画だったとのことです。

2007年9月7日 Ravenna Notizie
LA MORTE DI PAVAROTTI/1. Il ricordo del concerto al porto. Il Festival celebrerà il tenore

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パバロッティを悼む(2)

レプッブリカ紙には、マエストロ・ムーティがパバロッティの死を悼む文が載っています。

彼とすぐにわかる声に、まず触れています。

また、マエストロは、1969年のローマ(RAIのオーケストラ)での《清教徒》に始まり、フィラデルフィアでの《道化師》、マエストロのフィラデルフィアでのさよならコンサート(フィラデルフィア管のファンの方のご好意でこの映像を観ることができ、本当に、感謝しています)、スカラ座での《ドン・カルロ》、ヴェルディ レクイエムといった、パバロッティとの共演を振り返っています。

さらに、マルタの新聞でも語っていたましたが、パバロッティがクリスティナさんの招聘を受けて、わざわざニューヨークからやってきて、ギャラも受け取らず、マエストロのピアノの伴奏で歌ったコンサートのことにも触れ、その得がたい人格を惜しんでいます。

追って、訳します。

2007年9月7日 la Repubblica 紙
Con quel canto travolgeva tutti

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パバロッティを悼む(1)

マルタの新聞が、マルタでの演奏会を終えてラベンナに戻ったマエストロ・ムーティから、パバロッティを悼む言葉を聞いています。

マエストロはパバロッティを、前世紀における最も「抜きん出た」芸術家のひとりだとみなしています。マエストロの元へは、各国のメディアからパバロッティへの追悼の言葉を求める電話が殺到しているとのことです。1969年に始まるいくつもの共演があったからです。

「彼の声は素晴らしかっただけでなく、彼の声だとしっかりわかるだけのものを持っていました。通りでその声を聴けば、すぐにパバロッティだとわかる、そういう声でした!間違えようがありませんでした!」

マエストロ・ムーティはパバロッティの寛大さを回想しています。

「1995年のことですが、助けを必要とする若い人たちのために、ニューヨークから飛んできてくれました。ピアノを弾く私に、全く無料で従ってくれたのです。」「パバロッティとともに、我々の時代における最もカリスマ的で心の広い人物が消え去りました。」

2007年9月7日 The Times of Malta
Luciano Pavarotti An irreplaceable superstar - Joseph Calleja

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カルーソーの後、最も偉大なテノール

マエストロ・ムーティがパバロッティの死を残念に思い、カルーソーの後、最も偉大なイタリアのテノールだと悼んだことが、スペインで報じられています。

2007年9月6日Notimex
Llora Italia muerte de Pavarotti, el mundo envía sus condolencias.

また、素晴らしい芸術家で、二人といない重要人物だった、とも語っています。

2007年9月6日 Del Teatro
Anche l'Onu ricorda Big Luciano

ANSA通信の追悼記事には、マエストロがピアノで伴奏している写真もあります。

2007年9月6日 ANSA
ADDIO PAVAROTTI, UNA VITA MERAVIGLIOSA PER LA MUSICA
http://www.ansa.it/opencms/export/site/visualizza_fdg.html_101120049.html

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giovedì 6 settembre 2007

イタリアの詩を紹介した本

NHKラジオのイタリア語講座もイタリアの詩を紹介していて、興味深く聞いていますが、イタリアの詩を訳した本が出ました。

マエストロ・ムーティの大好きな詩、レオパルディの『無窮』の訳も載っています。
また、ヴィスコンティの映画『熊座の淡き星影』のタイトルがそこからとられた、レオパルディの詩『回想』は、わたしも岩波ホールで同映画を観た際(ジャンニが朗読)にとても心をひかれました。このとき(1982年)は、まさか、マエストロがレオパルディを好きだとは(『無窮』を好きな人はとても多いでしょうが)思いもよりませんでした。

詩の住む街 イタリア現代詩逍遥
工藤知子
未知谷、2007年7月
2000円
http://www.michitani.com/books/ISBN978-4-89642-197-2.html

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カラヴァッジオに魅せられる

今日のマルタの新聞が、マエストロ・ムーティによって昨日行われた、聖ヨハネ大聖堂での公演を報じています。1000人ほどの聴衆がいたとのこと。俯瞰写真が添えられています。

記事の中でマエストロは、ここでコンサートを行うことは、昨年訪れた際に思いついたと語っています。
マエストロはカラバッジオの絵の下でその絵に魅せられ、称賛したとのこと。
「そのときにはまだ、大聖堂でコンサートを指揮することが、はっきりとした形をとって心にあったわけではありませんでした。けれども、中に入ってみて、そこで音楽を演奏したら美しいことであろう、と感じたのです。大聖堂は、信じられないほど素晴らしい調和を備えているのです。象徴的なことですが、全ヨーロッパがそこに集結しているのですから。」

2007年9月6日 The Times of Malta
Muti brings new level of harmony to St John's
http://www.timesofmalta.com/core/article.php?id=273595

カラヴァッジオの『洗礼者聖ヨハネの斬首』は、大聖堂の付属美術館にあり、マエストロがケルビーニ管とはじめてマルタを訪れたときに、その絵をマエストロやケルビーニ管のメンバー達が鑑賞している写真が報道されていました。

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聖ヨハネ大聖堂での成功

今日のマルタの新聞の第一面に、マエストロ・ムーティの聖ヨハネ大聖堂における公演写真が大きく載っています。

2007年9月6日The Times of Malta
http://www.timesofmalta.com/core/headlines.php?section=news&date=20070906

第一面をクリックすると、大きくなります。

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パバロッティ、亡くなる

パバロッティがイタリア時間の今朝早朝、すい臓がんで亡くなったことが報じられています。

マエストロ・ムーティとは、レコーディングをはじめ、コンサートやオペラでも共演しています。
マエストロの追悼の言葉も追って出てくるでしょう。

あまりにあっけなくて、呆然としてしまいました。
ご冥福をお祈りします。

マエストロはとてもとてもご健康ですが、くれぐれもお気をつけて。

2007年9月6日 The Philadelphia Inquirer
Luciano Pavarotti dead at 71

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mercoledì 5 settembre 2007

マルタの写真

フリットリのサイトに、マルタ(聖ヨハネ大聖堂)でのマエストロ・ムーティ、バチェッリ、クリスティナさんと一緒の写真が載っています。

Barbara Frittoli
Out Stage
http://www.frittolibarbara.com/cms/index.asp?cmd=OUTSTAGE

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PMF演奏会の放映

PMFのサイトによれば、マエストロ・ムーティによる7月9日の演奏会が、9月8日に放映されます。

PMF、トピックス
2007年9月5日 PMF 2007/PMFオーケストラ演奏会収録番組放送のお知らせ

放送局:NHK教育/デジタル教育1
放送日時:2007年9月8日(土)午後3:00~午後4:45(105分)
プログラム:
ヴェルディ作曲 歌劇「運命の力」序曲
モーツァルト作曲 オーボエ協奏曲 ハ長調 K. 314(285d)          
マルティン・ガブリエル(オーボエ)
シューベルト作曲 交響曲 第8番 ハ長調「ザ・グレイト」
ヨーゼフ・シュトラウス作曲 ワルツ「天体の音楽」

http://www.pmf.or.jp/php/jp/details/index.php?id=289

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《ドン・パスクァーレ》公演の成功

昨日のピアチェンツァの新聞が、マエストロ・ムーティによるマルタでの《ドン・パスクァーレ》公演が拍手喝采、スタンディングオベーションで終わったことを報じています。
マルタの首相、観光文化相も聴きにきていたとのこと。

紙の新聞には、セミナーのピアノリハーサル時における、客席の見学者達の写真も載っています。40~50人くらいでしょうか。記事には、全日程で80人ほど許可され、生徒としては、シリア、韓国、イタリア、フランス、英国などの出身者、指揮者、歌手、楽器奏者がいる、とあります。

2007年9月4日 Liberta'紙
La "Cherubini" in trionfo a Malta
http://www.liberta.it/asp/default.asp?IDG=709047501&H=

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GlobArt2007受賞の写真

マエストロ・ムーティが8月26日にGlobArt2007を受賞したの際の写真が同サイトに載りました。オーストリア文化相Dr. Claudia Schmied と一緒に写っています。ドイツ語サイトの扉にあるマエストロの言葉には、オーストリアは第二の祖国になった、とあります。

GlobArt
http://www.globart.at/de/start.php

Es ist mir eine Ehre vor ihnen, Frau Kulturministerin meinen Dank ihrem Land gegenüber auszudrücken. Österreich ist zu meiner zweiten Heimat geworden.
Maestro Riccardo Muti

GLOBArt Awardträger 2007 Riccardo Muti
http://www.globart.at/de/events/award/award.php

„GLOBArt Award 2007“ an Maestro Riccardo Muti
http://www.globart.at/de/presse/aussendung/Muti_Presseaussendung.php

なお、英語のサイトの扉には、マエストロのスピーチとして、サラエボで演奏したときから、音楽がどれほど力を持ちうるかに気づいている、演奏しているときには、心には宗教の違いも肌の色の違いもない、気持ち、感性を通じてコミュニケーションしている、と載っています。

http://www.globart.at/en/start.php

In all this concerts that I have done since the first concert in Sarajevo,I have realised who powerful music can be. You realise in such a moment,that the heart doesn't know diffrent religions the hearts doesn't have different colours, the hearts communicate through feelings.
Maestro Riccardo Muti

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martedì 4 settembre 2007

PMFの放映番組

PMFについての放映は、同サイトによれば次のとおりです。

http://www.pmf.or.jp/php/jp/details/index.php?id=281

PMF、トピックス 2007年9月4日
PMF 2007ドキュメンタリー番組の放送

放送日時:9月8日(土)午前9:30~10:25
放送局:北海道テレビ放送(HTB)
タイトル:「PMF 2007 響き合う、未来の音色」

放送日時:10月7日(日)18:00~18:55
放送局:BS朝日
タイトル:「PMF 2007 響き合う、未来の音色」

(演奏会録画放映もドキュメンタリーも観られなくて残念です。)

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イタリア特集

ニュートラル誌 2007年9月号
特集 イタリアという美しい奇蹟
白夜書房 1500円

総花的ではありますが、イタリア大特集を組んでいます。

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ベローナの機関誌

マエストロ・ムーティがシカゴ響と来演するベローナのAccademia Filarmonicaの機関誌2007年9-12月号は、マエストロがメータと表紙を飾っています。内容はシカゴ響の紹介になっています。

Cadenze
Anno III: Numero 12
Settembre Dicembre 2007
http://www.accademiafilarmonica.org/rivista/rivistaultimo.php

また、マエストロの演奏会を含むIl Settembre dell'Accademia 2007の開幕がニュースになっています。
 
2007年9月3日 ANSA通信
Musica: a Verona festival Accademia
http://www.ansa.it/site/notizie/awnplus/cultura/news/2007-09-03_103112943.html

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2007年9月のスケジュール

2007年8月29日~2007年9月5日 バレッタ(マルタ)、ケルビーニ管
Mediterranean Conference Centre - Valletta
Seminar on Italian Opera with Riccardo Muti

2007年9月2日20時30分 バレッタ(マルタ)、ケルビーニ管
ドニゼッティ ドン・パスクァーレ
Mediterranean Conference Centre - Valletta
Coro del Teatro Municipale di Piacenza.
Laura Giordano,
Mario Zeffiri,
Mario Cassi,
Nicola Alaimo,
Gabriele Spina
concert-version performance

2007年9月5日20時30分 バレッタ(マルタ)、ケルビーニ管
St. John’s Co-Cathedral in Valletta
Salve regina – Porpora
Stabat Mater - Pergolesi
Soprano Barbara Frittoli
mezzo-soprano Monica Bacelli.

2007年9月14日20時、16日15時 シカゴ、シカゴ響
シンフォニー・センター
Prokofiev - Symphony No. 3
Falla - Suite No. 2 from The Three-Cornered Hat
Ravel-Rapsodie espagnole
Ravel - Bolero

2007年9月15日19時 シカゴ、シカゴ響
シンフォニー・センター
Opening Night Gala
ヴェルディ オペラ・アリア
Verdi - Overture to La forza del destino
Verdi - Tacea la notte placida from Il trovatore
Cilea - Io son l'umile ancella from Adriana Lecouvreur
Puccini - Vissi d'arte from Tosca
フリットリ(シカゴ響デビュー)
ファリャ 三角帽子組曲第二
ラベル スペイン狂詩曲
ラベル ボレロ

2007年9月19日18時30分 シカゴ、シカゴ響
シンフォニー・センター

Hindemith - Nobilissima visione
Tchaikovsky - Symphony No. 6 (Pathétique)

2007年9月20日20時、21日13時30分 シカゴ、シカゴ響
シンフォニー・センター
Tchaikovsky - Symphony No. 6 (Pathétique)
Hindemith - Nobilissima visione
Scriabin - The Poem of Ecstasy

2007年9月26日21時 トリノ、シカゴ響
Auditorium Giovanni Agnelli Lingotto
プロコフィエフ 交響曲第3番
ファリャ 三角帽子組曲第2
ラベル スペイン狂詩曲
ラベル ボレロ
MITO Settembre Musica閉幕コンサート

2007年9月27日20時30分 ベローナ、シカゴ響
Teatro Filarmonico
チャイコフスキー 交響曲第6番
ヒンデミット 至高の幻想
スクリャービン 法悦の詩
Il Settembre dell'accademia 2007

2007年9月28日21時 ローマ、シカゴ響
Auditorium Parco della Musica
27日と同
FAI後援
http://www.santacecilia.it/scw/servlet/Controller?gerarchia=01.22&id=1005

2007年9月30日20時 エッセン、シカゴ響
Philharmonie Essen
26日と同

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lunedì 3 settembre 2007

岩波新書10月新刊

バチカン―ローマ法王庁は、いま―
郷富佐子
岩波新書
2007年10月19日

郷さんの本、期待しています。

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domenica 2 settembre 2007

毎年マルタを訪れる計画

1日のマルタの新聞に載った、マルタでのマエストロ・ムーティの様子を報じた記事を紹介します。

マエストロは毎年マルタを訪れる計画を立てているそうです。

また、オペラの上演に関して、オーケストラは歌手に奉仕するものではなく、歌手と一体となって、指揮者が思い描いている音楽を作り出していく、という考えを、久しぶりに聞きました。マエストロの原点のひとつ(さらに、ひとつは、作曲者の意図したことを忠実に表現する、ということ)です。

2007年9月1日 The Malta Independent 紙
Making music with a view to bringing people together

世界的に有名なマエストロ・リッカルド・ムーティは、世界のほとんどのオーケストラから依頼がくるが、現在、マルタで1週間のセミナーを運営していて、彼自身の言葉によれば、「人々をひとつにすることを目指して音楽を演奏しています。」

セミナーは、観光文化省の最近の努力の結果のひとつである、新しいthe Mediterranean Music Academyの開幕にあたる。ナポリ出身のマエストロはアカデミーの名誉院長でもある。

マルタ・インデペンデント紙にマエストロ・ムーティはこう語っている。自分の音楽作りは常に社会的な伝達手段であり、人々をひとつにする方法だと彼は指摘している。それは、彼が最近受賞したthe GlobArt Award 2007 が証明しているとおりである。同賞は、彼のラベンナ音楽祭における「友情の道」に対して授与された、人道主義に関する賞である。「友情の道」は毎年マエストロ・ムーティによって開かれるコンサートで、様々な災禍や戦火に見舞われた地域で行われる。

セミナーのために選ばれたレパートリーについてはこう語っている。マエストロ・ムーティによれば、ガエターノ・ドニゼッティの《ドン・パスクァーレ》は喜劇オペラの分野では傑作なので、完璧な選択だという。「この作品には最高水準の歌手達が必要ですし、音楽的には、オーケストラも歌手もどちらも名人芸を発揮する作品で、非常に過酷なものです。」マエストロが言うには、このオペラは、18世紀イタリア・オペラにも、モーツァルトの世界にも基礎をおいている。「オーケストラと歌手とは離れた別々の活動の場ではないことに、参加者達が気づかされるような、そういう特性をすべて備えた作品です。」教授方法に関する限りは、マエストロ・ムーティはthe Mediterranean Conference Centreでオペラのリハーサルを行い、そこで明日、演奏会形式でオペラを上演する。

「私は参加者達に、どうやってオペラを立ち上げていくかを教えます。最初はピアノで、次にオーケストラで、そしてその後、ソリストを加えます。その際、オーケストラは歌手に奉仕するのではなく、一緒のものであり、一体であるということを心にたたきこみます。オーケストラは劣った存在にみなされがちですが、指揮者が求めているものを生み出すために、一緒に活動しなければなりません。この概念を提案したのはジュゼッペ・ヴェルディ自身であり、アルトゥーロ・トスカニーニは自分の仕事の中で、常にこの概念を達成しようとしていました。」

だが、どうして演奏会形式によるものを上演するのだろうか。「トスカニーニはニューヨークで、オペラの演奏会形式をたくさん上演しました。ザルツブルクでは全く普通のことです。そのような上演では、劇の上の動きが音楽上の指図によって理解されるのです。」

マエストロは生徒達にとても満足しているように見える。71人のセミナー参加者達のうち、15人は演奏に参加できる資格があり、つまり、まさにマエストロの指揮台の下に座り、彼がオーケストラ(ケルビーニ管)と歌手に出すあらゆる指示に耳を傾けることができるという、より価値の高いものである。

マルタ出身者は二人いて、ソプラノのLydia Caruana と Gillian Zammitである。彼女達が本紙に語ったところでは、これは非常に興味深い体験で、マエストロから得られるあらゆる示唆を吸収しようとしている、とのことである。

マエストロ・ムーティは、15人の参加者達と木曜日の晩、プライベートな集まりで会ったことを嬉しく思うと語っている。その集まりでは、生徒達と考えていることを交し合い、「知的な質問にもいくつか」答えた、とのことである。他にも国籍豊かな参加者達がたくさんいて、韓国、シリア、英国、イタリア人が含まれている。

マエストロは特にシリアからの参加者達に喜んでいる。世界中への橋渡しを築いていくことに対する情熱からである。

「ご存じのように」と彼は言う。「ダマスカスは非常に重要な文化的中心地であり、マルタは、東と西の間によりよい相互理解を築くことができるような橋の、まさに真ん中にあります。」

マルタの文化外交的位置への愛着は別にして、マエストロ・ムーティはこの国、特に人々にも非常に好意を抱いている。「マルタに滞在することは、私のような南イタリアの人間にとっては、我が家にいるようなものです。」と言った。彼は毎年マルタを訪れる予定である。

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シカゴ響ツアー

マエストロ・ムーティとシカゴ響のヨーロッパ・ツアーが訪問各地のメディアで話題になっていますが、サンデー・タイムズ紙は10月5日、6日のロンドン公演を、「おそらくアメリカで最も素晴らしいオーケストラ」として、「秋の芸術ベスト100」にとりあげていました。

The Sunday Times 紙 2007年9月2日
100 best autumn arts events

37 Chicago Symphony Orchestra, Festival Hall, Oct 5 and 6 Riccardo Muti and arguably America’s finest orchestra;

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北海道新聞が振り返るPMF2007

北海道新聞が今年のPMFを総括する記事を載せていました。
マエストロ・ムーティが首席指揮者を務めただけに、気になる箇所の多い記事でした。
とりあえずは、マエストロについて触れた部分だけを紹介します。

ゴーシュ誌編集委員でもある三浦洋さんの文です。

「PMF2007」が開幕して間もなく、アカデミー生の一人に「今回参加したのは、リッカルド・ムーティが首席指揮者を務めるからですか」と尋ねたら、こんな答えが返ってきた。「それも一つの理由ですが、PMFではウィーン・フィルとベルリン・フィルをはじめ、さまざまな一流奏者に習える。演奏家を目指す仲間内では有名なんですよ」

序盤は開幕三日目のムーティ登場がやはり鮮烈だった。首席指揮者がいきなりPMFオーケストラを指導する異例の日程であったが、ムーティが得意とするシューベルトの交響曲「ザ・グレイト」を若い音楽家たちは情感豊かに歌い上げた。リハーサルで楽句を歌って聴かせ直感的に音楽像を把握させた巨匠の音楽的個性がそのまま指導力になった印象を強くする。

北海道新聞 2007年8月27日夕刊
<PMF>2007を振り返る*上*三浦洋*基調になった多様性

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讀賣新聞のザルツブルク音楽祭評

讀賣新聞が今年のザルツブルク音楽祭を短く紹介しています。

マエストロ・ムーティについても触れています。

演奏会ではリッカルド・ムーティ指揮のウィーン・フィルが、ベルリオーズの「幻想交響曲」とその続編「レリオ」を披露した(12日)。後者は朗読に名優ジェラール・ドパルデューを起用、照明に工夫を凝らした。ムーティは遅めのテンポでロマンチックな曲想を丹念にたどり、長大な物語を巧みにまとめあげた。

ただ、来年についての記述で気になる形容がありました。

フリムは来年、ベルディ「オテロ」をムーティの棒に託し、巻き返しを図る。「堅実だが退屈」という下馬評を返上できるか、腕の見せどころだ。

「堅実だが退屈」というのはマエストロのオペラ上演についての下馬評でしょうか。演出の嗜好が保守的とマエストロは言われているので、そういう意味なのだろうか、と気になりました。

讀賣新聞2007年8月28日夕刊
ザルツブルク音楽祭 スター歌手は次々降板 大物指揮者が救う

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マルタの新聞の第一面

マエストロ・ムーティの指揮姿が、マルタの新聞の第一面にカラーで載っています。第一面をクリックすると、大きくなります。

2007年9月1日The Malta Independent 紙 

http://www.independent.com.mt/news.asp?newsitemid=56681

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sabato 1 settembre 2007

モスクワ公演

ロシア語が皆目読めないのが残念です。読み取れたのは次の情報です。

モスクワ公演は10月27日、28日19時、スタニスラフスキー劇場です。
キャストはНикола Алаймо, Марио Касси, Лаура Джордано, Мауро Дзеффири です。おそらく、Nicola Alaimo、Mario Cassi、Laura Giordano、 Mario Zeffiriと書いてあるのではないかと思います。

ラウラ・ジョルダーノは10月に日本でスザンナを歌う予定です(新国《フィガロの結婚》)。どこかのメディアが彼女にインタビューしてくれないかな、と期待しています。

チケット取扱サイトをリンクします。

Риккардо Мути. "Дон Паскуале" Доницетти
http://www.parter.ru/event.asp?sect=23&event=9314

劇場のサイトにはまだ載っていないようです。

Музыкальный театр им. К.С. Станиславского и Вл. И. Немировича-Данченко

http://www.stanislavskymusic.ru/

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サンクトペテルブルク公演

マエストロ・ムーティとケルビーニ管のサンクトペテルブルク公演は、マリインスキー劇場のコンサートホールで、10月30日18時に行われるようです。《ドン・パスクァーレ》をコンサート形式で上演します。
同劇場のコンサートホールの予定表に載っています。ただ、キャストはおそらく、とりあえず載せただけではないかと思うのですが。

http://www.mariinsky.ru/en/newhall/afisha02

同じ日に同劇場で、ゲルギエフによる《オテロ》のプレミエがあります(20時)。

2007年10月30日18時
Don Pasquale (concert performance)
opera buffa in three acts
Music: Gaetano Donizetti
Soloists of the Mariinsky Theatre
Soloists of the Mariinsky Academy of Young Singers
Chorus and Orchestra of the Mariinsky Theatre
Conductor: Riccardo Muti
Libretto: Giovanni Ruffini and the composer after Pavesi´s Ser Marc´ Antonio Performed in Italian
http://www.mariinsky.ru/en/afisha/20071030-2-1800

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モスクワとサンクトペテルブルク

昨日のピアチェンツァの新聞で、Teatro Municipaleの合唱団が、マエストロ・ムーティのマルタでの《ドン・パスクァーレ》公演に伴って、はじめて海外公演を行うことが報じられています。
その中で、10月終わりにモスクワ、サンクトペテルブルクでも同じ公演を行う、と書かれています。

記事にはマエストロと一緒に撮った写真が添えられています。

2007年8月31日 Liberta' 紙
«Che emozione la prima volta fuori dall'Italia»

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