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75 post da giugno 2007

sabato 30 giugno 2007

《さまよえるオランダ人》

ドイツの音楽ライターによるマエストロ・ムーティのインタビューを読んで、久しぶりにマエストロとフィラデルフィア管の《さまよえるオランダ人》のテープを聴きました。1986年10月9日、11日、14日にコンサート形式で演奏されたものです。
手元にある当時の新聞記事には、次のようなマエストロの短いコメントが載っています。

ムーティは《オランダ人》をワーグナーの作品中、最もイタリア的なものに属しているとみなしていた。「ワーグナーの叙事詩は、各場面が境目なく連続してまじりあっているような、より一層長いタペストリーとなっているものですが、このオペラは、合唱、アリア、各場面から構成されています。おそらく、こういう構成が、ヴェルディの初期中期の作品に見られるナンバー区分による構成と類似していることも、要因のひとつでしょう。」

Philadelphia Daily News 紙 1986年10月9日
MUTI PICKS 'DUTCHMAN' FOR THE OPERA CONCERT

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venerdì 29 giugno 2007

フィレンツェ・デビュー40周年

フィレンツェ歌劇場のサイトにも来シーズン概要のニュースが載りました。

来年、フィレンツェ・デビュー40周年を迎えるマエストロ・ムーティは、フィレンツェ五月音楽祭に出演して、同管を振ってモーツァルトとシューベルトを演奏するとのこと。

2007年6月28日 Teatro del Maggio Musicale Fiorentino, Ultim'ora
"DONNE CONTRO" IL TEMA DELLA PROSSIMA 71^ EDIZIONE DEL FESTIVAL
http://www.maggiofiorentino.com/cgi-bin/news/gi_pub_det_lun.cgi?id=693

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giovedì 28 giugno 2007

来シーズンのフィレンツェ

フィレンツェ歌劇場は今日記者会見で来シーズンの発表を行いますが、メール・ニュースによれば、マエストロ・ムーティは、フィレンツェ五月音楽祭管を振って、モーツァルトとシューベルトを演奏するそうです。

サイトは更新中なので、詳細が載ったら、また紹介します。

2007年6月28日 Teatro del Maggio Musicale Fiorentino, Comunicati Stampa VERDI, PUCCINI, STRAUSS, GRANDI BACCHETTE E COPRODUZIONI PER LA STAGIONE 2007 / 2008 DEL MAGGIO FIORENTINO

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mercoledì 27 giugno 2007

ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭の写真

ザルツブルク音楽祭のサイトのニュースに、マエストロ・ムーティとケルビーニ管のオラトリオ演奏時の写真と、2008年のプログラム発表時の写真が載っています。

http://www.salzburgfestival.at/newsletter/06_07/news06_07.html#nachlese

Newsletter Salzburger Festspiele 2007
Muti incanta Salisburgo – Muti verzaubert Salzburg

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2001年ウィーンの《フィガロ》

マエストロ・ムーティの指揮した《フィガロの結婚》の映像は、1979年フィレンツェ上演のものではじめて観ました。
どうやら、2001年にウィーンで上演した映像が入手できそうです。状態はよくないでしょうが、楽しみです。

LE  NOZZE DI FIGARO
Vienna 2001
C. Alvarez, Diener, Lisnic, Kennlyside, Kirchschlager, Daniel

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1990年のドイツ紙のインタビュー

ドイツの音楽ライターが、新聞の雑誌あるいは日曜版(フランフルター・アルゲマイネ紙の雑誌、ディー・ヴェルト紙日曜版)に掲載した何人かの音楽家へのインタビューを本にまとめていて、マエストロ・ムーティへのものもありました。
マエストロへは1990年1月にザルツブルクで行われています。まだワーグナーの作品をあまり指揮していない頃で、《さまよえるオランダ人》をまず指揮したのは、ワーグナーの全作品の中では、イタリア的だから、と答えています。
ちょうど、ベルリン・フィル後継者が取り沙汰されていた頃で、自分は手を挙げなかった、とはっきり言っています。これ以上の苦労は買わなかった、と当時、スカラ座、フィラデルフィア管の音楽監督に全力投球だったことを理由にしているようです。

Felix Schmidt
Hat man Toene?

Kindler, 1994

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martedì 26 giugno 2007

ヨーロッパはひとつという意味のプログラム

24日にラベンナ音楽祭で行われたマエストロ・ムーティとウィーン・フィルの演奏会は、マエストロの意図するところでは、ヨーロッパはひとつだという意味を持ったプログラムなのだそうです。
マエストロ・ムーティは指揮台から、音楽家達は政治家達よりも何百年も前からひとつのヨーロッパになれていた、と語ったとのことです。1時間半の演奏会で、ウィーンを出発し、スペインを経て、また、ウィーンに戻ってきたと記事は書いています。アンコールはヨハン・シュトラウス2世の《インディゴと40人の盗賊》序曲だったのです。

2007年6月26日 Avvenire 紙
Tifo da stadio per Muti e i Wiener

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ワルシャワのリハーサル写真

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの、ワルシャワでのリハーサル写真が1枚、ワルシャワのニュース・サイトに載っています。拡大鏡をクリックすると大きくなります。

2007年6月26日 Gazeta.pl Warszawa
W Teatrze Wielkim zagrali "Wiedeńczycy"
http://miasta.gazeta.pl/warszawa/1,34862,4252309.html?skad=rss

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ラベンナ音楽祭24日の写真

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの24日の演奏会の写真が、ラベンナ音楽祭のサイトに載りました。
クリックすると、少し大きくなります。

Ravenna Festival, Galleria fotografica
Elenco spettacoli del 2007: WIENER PHILHARMONIKER

http://www.ravennafestival.org/galleria_fotografica.php?data=2007&spettacolo=766

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北海道新聞のPMF特集

23日の北海道新聞が、PMFへの期待を記事にしています。

ペーター・シュミードルがインタビューで、マエストロ・ムーティは7月5日に到着する、と語っています。ラベンナ音楽祭を指揮して、すぐに来日するようです。シュミードルによれば、マエストロも『とても楽しみにしています』と言っているとか。

また、3人の北海道出身のアカデミー生のコメントが載っていますが、一様にマエストロとの共演への熱い期待を口にしています。

2007年6月23日 北海道新聞
<PMF2007>妙なる音色 心に響く夏(2の2)
*ペーター・シュミードルPMF芸術主幹に聞く
*若手には得難い経験 自然の森で家族と

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lunedì 25 giugno 2007

PMFおにぎりボックス

PMFおにぎりボックスができました。

教えてくださった方に感謝します。ありがとうございます。

でも、サイトの写真では旗はユニオンジャックなんですが...。イタリア国旗もあるとの情報も...。

http://www.ekiben-sapporo.net/pmf.htm

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コンサートは超満員

昨晩、ラベンナ音楽祭で行われたマエストロ・ムーティとウィーン・フィルの演奏会が、成功のうちに終わったことが報じられています。4000人の観客が押し寄せたとのことですが、すべての聴衆を会場に入れるのに時間がかかり、開始が30分遅れたそうです。
詳細は明日の新聞でしょう。ラベンナ音楽祭のサイトに写真が載るのが楽しみです。

2007年6月25日 ANSA通信
Successo per i Wiener a Ravenna
L'orchestra e' stata diretta da Riccardo Muti
http://www.ansa.it/site/notizie/awnplus/musica/news/2007-06-25_12574405.html

2007年6月25日 Il Resto del Carlino 紙
Un fiume di spettatori-acclama Muti e i Wiener

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ザルツブルク音楽祭ライブ中継

ザルツブルク音楽祭におけるマエストロ・ムーティとウィーン・フィルの演奏会(8月15日)が、インターネット中継されます。

2007年8月15日11時(日本時間18時) OE1・ORF
Salzburger Festspiele 2007 - Matinee live

Wiener Philharmoniker;
Dirigent: Riccardo Muti;
Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor;
Gérard Depardieu, Sprecher;
Paul Groves, Tenor;
Ludovic Tézier, Bariton.
Hector Berlioz:
a) Symphonie fantastique, op. 14;
b) Lélio ou Le Retour à la vie, op. 14b
(Übertragung aus dem Großen Festspielhaus in Salzburg)
http://oe1.orf.at/programm/festspielsender/200708156101.html

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ウィーン・フィル新シーズン全貌

ウィーン・フィルのサイトのカレンダーでしか拾えないと思っていた新シーズンの内容が、PDFで公開されていました。

夜にあらためて内容を紹介します。

Wiener Philharmoniker
Gesamtübersicht aller Konzerte der Saison 2007/2008

http://www.wienerphilharmoniker.at/index.php?set_language=de&cccpage=concerts_overview

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domenica 24 giugno 2007

ウィーン・フィルの教育プログラム

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの21日の演奏に関するスタンダード紙の記事が、Wien-Floridsdorfの生徒達のためのコンサートについて触れていたのは、ここでも紹介しました。
ウィーン・フィルのサイトに照会したところ、返事が来ました。
教えてくださったことに心から感謝します。

ウィーン・フィルのメンバー達が楽器を持って学校を訪れて演奏することがあり、それはウィーン・フィルの教育プログラムで、記事にあったとおり、passwort:klassik と呼ばれているそうです。今回はマエストロとウィーン・フィルがファリャ《三角帽子 第2組曲》のゲネプロを行ったというものです。

2007年6月22日 der Standard 紙
Eleganz mit Tiefe
http://derstandard.at/?url=/?id=2931329

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ラベンナ音楽祭にマエストロ登場

ラベンナ音楽祭に24日の今日、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルが登場することもあって、ラベンナの新聞は数ページにわたって音楽祭をとりあげ、マエストロは2ページに登場します。
記事の内容は、音楽祭のサイトのニュースと同様、今日のウィーン・フィルとの演奏会のプログラムの紹介、マエストロが振る4回のコンサートの紹介です。
それでも、1ページの3分の1をマエストロの大きな指揮姿のカラー写真が占める紙面はとても嬉しいです。朝、新聞を開いてこんなページが出てきたら、通勤電車の中でも歓声をあげるだろうなあ、と羨ましく思いました。

マエストロのサイトに成功をお祈りするメールを出しました(これまでは返事がイタリア語で来ていたのに、英語で来るようになりました。スタッフが増員されたのでしょうか)。

2007年6月24日 Il Resto del Carlino 紙
Muti e i Wiener: concerto per la memoria 

In viaggio con i signori della musica

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フィラデルフィアのクリティックが見たラン・ランとの共演

マエストロ・ムーティとラン・ラン、ニューヨーク・フィルの《皇帝》の演奏(6月7日)を、フィラデルフィアのクリティックがどう見たかを紹介します。どちらかといえば、好意的で、好奇心をもって演奏を見守っています。
結局はテンポに両者の大きな差異があるとしているのは、ニューヨーク・タイムズ紙(ウサギとカメという、編集部がつけた比喩タイトル)と重なるところがあります。

《皇帝》といえば、池田理代子さんの漫画《オルフェウスの窓》で素晴らしいシーンを作り出していますが、ニューヨーク・フィルのサイトで聴くと、そういうドラマチックな雰囲気よりは、もっと柔らかで、楽天的な感じなのがラン・ランのピアノのように思えます。

2007年6月9日 Philadelphia Inquirer 紙
A super-hair team-up: Muti and Lang Lang

ピアニストのラン・ランと指揮者のリッカルド・ムーティが、ベートーベンのピアノ協奏曲第5番ではじめて共演すると考えたとき、たとえ、フィラデルフィア管で、この二人のアーティストがメロディーの上に浮かび上がったり沈んだりするのを追ったことがなかったとしても、インスピレーション!過剰!髪が舞う!といったような様々な可能性に戸惑うだろう。

この組み合わせならば、リンカーン・センターのエブリー・フィッシャー・ホールが満員になることがほとんど保証される。そのホールで彼らはニューヨーク・フィルハーモニックを火曜日中召し上げた。かなり差異のあるこの二人の巨人がどう衝突するのか、その可能性が考えられるのだから、木曜日の公開リハーサルは、本番がどうなるのかを見せるのも同然であることは確実だった。

しかし、同じ舞台に現れる前にして既に、ムーティとラン・ランはベートーベンについて似たような考えを見せていた。広大で太くて大胆なライン、力強いリズム、そして、名人芸的な要素について恥じないことである。テンポに問題の可能性があった。ラン・ランは自在で、ムーティはたいていはそうでないからである。

そのリハーサルは、誰が誰に従うのか、という質問を刺激した。すべての音楽家達が絶えず交渉する問題である。ウラジミール・ホロビッツがアメリカで協奏曲のデビューをしたとき、まさに指揮者を置き去りにして逃走したが、その心構えなのか、ラン・ランとオーケストラはしばしば分離していた。誰も気にしていないように見えた。ピアニストと指揮者は、ある意味、即興演奏をし、即座に様々な可能性をためしているように見えたが、演奏時間についてはお互い合意に達しているようだった。

確かに、ベートーベンが生きて出てきた。実際、全くそこにいた。隠れた要素である髪の毛がそう思わせたのでさえなかった(ラン・ランはムースなし、ムーティのは乱れなし)。

出だしの装飾楽句から、ラン・ランの響きは堂々としていて、かつきらきら輝き、ムーティのリズミカルな推進力は印象的な雄々しさを備えていた。ラン・ランの両極端な音量のレベルに異議を唱えることもできるが、彼の入れ込みの強さにはレベルを転換できる力があった。音楽監督であるロリン・マゼールがドイツ音楽で好む、容赦なく前に押し出される、押し出しの強い、俗悪な響きについては、うまく抑えることができ、和ませることができているのを、ムーティは見せた。

両者とも、瞬間的に品のよさを越えることもある。ムーティはオーケストラの移り気、気まぐれを見せたし、ラン・ランは最終楽章の陽気なフレージングでは幾分キュートすぎた。問題はなかった。聴衆は、ゲームを決定付けたタッチダウンを見たかのような反応を示していた。

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sabato 23 giugno 2007

Wittが語る指揮者

ベルリン・フィルの首席コントラバス奏者を務めていたヴィットが、ブログで指揮者について語っています。

わたしの劣悪なインターネット環境ももう限界で、ストリーミングはもちろん、高速ダウンロードとなると、全く手に負えません。そのようなわけで、彼の語る、指揮者とは、は今のところ聞けていません。
マエストロ・ムーティとの写真が観られるのが、せめてもの喜びです。

Ein Kontrabass spielt (selten) allein
Die Rolle des Orchester-Dirigenten
http://www.friedrich-witt.de/

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マエストロの十八番

21日のマエストロ・ムーティとウィーン・フィルのプログラムは、ウィーン・フィル来日公演、北米ツアーと重なりますが、特にスペインものは以前からマエストロの十八番だと、プレッセ紙が書いています。青池保子さんの漫画《アルカサルー王城ー》最終回掲載号(プリンセスGOLD誌 2007年7月+8月号)が先週発売され、チェーザレ・ボルジアとドン・ペドロに導かれて長い長い間スペインに抱いてきた興味もひと息つきましたが、マエストロとスペインのつながりは思った以上に強く、まだまだわたしのスペインへの道は続きそうです。

プレッセ紙の評で、ハフナー交響曲におけるマエストロとウィーン・フィルの演奏が大きく成し遂げたことがらについて、同じ頃に作曲された《後宮からの誘拐》のオスミンのアリア „Ha, wie will ich triumphieren.“ 《勝利の声を挙げたい》が今回は聞けた、と書いているのが、とても興味深かったです。最終楽章におけるマエストロのオーケストラの追い込み方、オーケストラをぐいぐい前に進めていく爽快感が、蘇ってくるようです。

2007年6月23日 Die Presse 紙(オンラインは22日)
Kritik: Musikverein: Auf in den Süden!

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ラベンナ音楽祭とウィーン・フィル

ラベンナ音楽祭のサイトに、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの演奏会予告が載りました。

マエストロとウィーン・フィルの絆は強く、両者の組み合わせがイタリアで何度も聴けるのがラベンナ音楽祭であり、特に、マエストロとウィーン・フィルによるモーツァルトのダ・ポンテ三部作のオペラが、オーストリア国外で聴けたのはラベンナだけ、とあります。
来年は、そこに、日本も加わります!!!!

2007年6月22日 Ravenna Festival, Comunicati Stampa
Muti e i Wiener: un programma tra Austria Spagna
http://www.ravennafestival.org/comunicati.php?id=227

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ラン・ランとの《皇帝》

ニューヨーク・フィルとのサイトで、マエストロ・ムーティとラン・ランの《皇帝》やヒンデミット《聖スザンナ》の演奏が聴けます(7月6日まで)。

《皇帝》はずっとバックハウス(特に、シューリヒト、ハンス・シュミット・イッセルシュテットとウィーン・フィル)を聴いてきました。彼以外のものは受け入れられないと言っていいほどです。
数年前、マエストロ・ムーティとマエストロ・ポリーニの《皇帝》(スカラ・フィル)の映像を観る機会があり、その美しく均整のとれた明るい《皇帝》に魅せられてしまいました。こういう演奏もあるのか、と、特に、第二楽章のメランコリックさと音のきらめきにうっとりしました。

そして、ラン・ラン、ニューヨーク・フィル。マエストロにしては緊迫感と推進力がほんの少し足りないかな、と思いますが、ラン・ランのピアノの柔らかな雰囲気に合わせたのかもしれません。

評の紹介が遅れていて申しわけありません。もうマエストロの来日が目の前に迫ってきました...。

New York Philharmonic This Week
Lang Lang Plays Beethoven's "Emperor" Concerto

http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastsByMonth

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ウィーンのマエストロの様子

ウィーン・フィルと21日に演奏したマエストロ・ムーティのプローべ(19日から始まったそうです)の写真が、楽団員の方のブログで観られます。ウィーン・フィルやウィーンの様子が手に取るようにわかり、いつも本当に感謝しています。

K&K+kの生活
2007年6月23日 2007年6月 マエストロ ムーティ
http://kwien.exblog.jp/

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素晴らしいヌッチ

昨晩から感動の嵐に見舞われているのが、スカラ座来日公演《セビリアの理髪師》の映像です。

1981年9月16日のもので、この日の実演に接し、その後の放映放送も堪能していますし、数年前には海賊盤のCDも出ました。その映像に魅せられています(状態はよくありませんが)。
マエストロ・アッバードのアクセントの効いた指揮、アライサ、バレンティーニ・テラーニのうまさ、何よりも、ヌッチ!その後、彼を、マエストロ・ムーティとの共演でこんなに長く聴き続けることになるとは、当時、思ってもみませんでした。

ちょうど、朝日新聞夕刊で赤川次郎さんがオペラについて連載していますが、そこでも、スカラ座初来日公演での感動を何度も書いています。

音楽の幸福な記憶に酔っています。

NHKが商品化してくれると嬉しいのですが。

ロッシーニ セビリアの理髪師
スカラ座来日公演 1981年9月16日

朝日新聞連載
オペラに行こう 赤川次郎

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ウィーン・フィルとの深い理解関係

21日のマエストロ・ムーティとウィーン・フィルの演奏評を読みました。

あらためて気づいたのが、そうか、マエストロに肩書きができたんだった、ということでした。ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭音楽監督です。

ハフナー交響曲もシューベルトのロザムンデ序曲も、ウィーン・フィルとならばこうだろう、と過去に聴いたそれらの演奏が蘇ってきます。
ハフナー交響曲の演奏について、音の強弱、ダイナミズムは鋭く、アーティキュレーションが明確・自在で、しかも、エレガントさを備え、まるで、マエストロそのもの、と書かれているのには、にっこり。
シューベルトについては、ウィーン・フィルとの35年間に及ぶ親密なつながりのおかげで、マエストロの見事な職人芸が、成功裡に音楽演奏に反映されているように感じられる、と書かれています。

なお、マエストロの社会活動として、Wien-Floridsdorfの生徒達150人のために、ファリャの三角帽子だけの演奏会がなされたとのことです。ラベンナ音楽祭のモットーである友情の道や、若い世代に機会を与えるためにケルビーニ管を創設したのと同じ意義をもった活動だと書かれています。

こういう社会性を持った音楽交流が、ウィーン・フィルのメンバーが来日したときにも学校を訪れるなどして行われていることは、新聞の報じているところです。

2007年6月23日 der Standard 紙(オンラインは22日)
Eleganz mit Tiefe
Die Philharmoniker mit Riccardo Muti im Musikverein

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venerdì 22 giugno 2007

ケルビーニの新録音

マエストロ・ムーティとバイエルン放送響によるケルビーニの新録音が、EMIより8月6日に発売されます。

リッペルトがマエストロとケルビーニを録音する、と言っていたのは、このことだったようです。

ケルビーニ:
ミサ・ソレムニス ホ長調 
ルート・ツィーザク(ソプラノ) 
マリアンナ・ピッツォラート(アルト) 
ヘルベルト・リッペルト(テノール) 
イルダー・アブドラザコフ(バス)

モテット『アンティフォナ』
モテット『Nemo gaudeat』 
バーバラ・フレッケンシュタイン(ソプラノ) 
バーバラ・ミュラー(アルト) 
ベルンハルト・シュナイダー(テノール) 
アンドルー・マイヤー(テノール) 
クリストフ・ハートコップ(バス) 
ハラルド・フェラー(オルガン) 
マックス・ハンフト(オルガン)  
バイエルン放送合唱団(コーラス・マスター:ペーター・ダイクストラ) 
バイエルン放送交響楽団 
リッカルド・ムーティ(指揮)

大型輸入ディスク店のサイトの情報です。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2583770

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ウィーン国立歌劇場来日公演

来年秋にマエストロ・ムーティがウィーン国立歌劇場(《コシ・ファン・テウッテ》)と来日するそうです。
NBSが会員向けに知らせたようです。

情報、ありがとうございます。
ちゃむのバレエとオペラ観劇日記
2007年6月21日 2008年秋のウィーン国立歌劇場日本公演
http://plaza.rakuten.co.jp/abc0012009/

ここで紹介してきたいくつかのインタビューでもそう語っていました(来年秋にはもうひとつ楽しみなこともあります。正式発表が待ち遠しいです)。
マエストロは《コシ・ファン・トゥッテ》を来日公演で上演したいと何度も言ってきましたが、ようやく実現することになり、ファンとしてもとても嬉しいです。

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DVDになる《ドン・カランドリーノの帰還》

ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭でMonsieur Le Blondeを歌ったMarco Vincoのインタビューを読みました。

その中で、《ドン・カランドリーノの帰還》がRAI TRADEによってDVDになる、と語っています。ピアチェンツァのリハーサルにRAIが来ていたことは記事になっていましたから、楽しみです。放映されるだけでなく、市販されるといいのですが。

また、同作品は今年秋以降、確実なところでは、Las Palmas、 Ravenna、 Piacenza、 Pisa 、さらに、おそらくは、パリ、モスクワで再演されるだろう、とも語っています。

ムーティとの共演はどんなふうですか。
「私にとっては最も刺激的で、キャリアの形成に最も効果のあった経験のひとつとなりました。ムーティは、全くもって、最高に素晴らしいトレーナーです。」

個人的にどのようにいい恩恵に預かりましたか。
「彼に非常に高い評価をもらいました。このことが、声の技術の面においても、舞台芸術性の面においても、さらにいい演奏をすることへの刺激になりました。彼のレッスンのおかげで、結果について確かな手ごたえを感じることができました。共演者達とともに良い結果をすぐに出しましたし、聴衆に関しては非常に大きな成功を収め、新聞評もよいものでした。」

2007年6月20日 L'Arena 紙
Il basso del belcanto
Marco Vinco diretto da Muti a Salisburgo

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giovedì 21 giugno 2007

ダムラウの夢

7月末にGuenzburgで、イタリア・オペラのアリアの野外コンサートを開くダムラウのインタビューが、アウグスブルグの新聞に載っています。

彼女がインタビューを受けている映像をいくつか観たことがありますが、声も表情も本当に魅力的。また、この記事も、彼女が言葉には何の問題もないこと(独語は当然、さらに英仏伊西語がわかっている)に触れています。
売れっ子の彼女ですが、その財産、すなわち喉と声帯をとても大切にしていて、自分の体が言っていることに耳を傾ける、と語っています。バイオリン奏者ならば新しい楽器を買えばすむことでも、声については、気を配らないと壊れておしまいになる、体の声に従えば、万事オッケー、とのこと。

その彼女でも、決してノーと拒絶しないだろうというのが、マエストロ・ムーティから《ラ・トラヴィアータ》のヴィオレッタの申し出があった場合だそうです。ゼッフィレッリの映画で観たヴィオレッタは彼女のすべての出発点、原体験だとのこと。しかも、マエストロについては、彼は他の誰よりも舞台を鼓舞してくれる、と称賛しています。

次の共演が待たれます。

2007年6月21日 Augsburger Allgemeine 紙
Eine Günzburgerin erobert die Welt

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ぶらあぼ誌の表紙

ぶらあぼ誌最新号の表紙はPMFで、表紙にはマエストロ・ムーティの写真もあります。

月刊 ぶらあぼ 2007年7月号
第18回 PMF

http://www.mde.co.jp/

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mercoledì 20 giugno 2007

ケルビーニ管マルタ公演

マエストロ・ムーティのサイトによれば、マエストロとケルビーニ管は9月初めにマルタで演奏します。
9月2日が《ドン・パスクァーレ》(コンサート形式)、9月5日がポルポラのサルベ・レジーナとペルゴレージのスターバト・マーテルです。なんと、フリットリがケルビーニ管とはじめて共演します!
素晴らしいプログラムです。

http://www.riccardomuti.com/homepage.aspx

2007年9月2日 20:00
Don Pasquale – Donizetti
Riccardo Muti
Orchestra Giovanile “Luigi Cherubini”
Coro del Teatro Municipale di Piacenza.
Laura Giordano, Mario Zeffiri, Mario Cassi, Nicola Alaimo, Gabriele Spina.
Mediterranean Conference Centre - Valletta
concert-version performance

2007年9月5日
Salve regina – Porpora
Stabat Mater - Pergolesi
Riccardo Muti
Orchestra Giovanile “Luigi Cherubini”
Soloists: Soprano Barbara Frittoli and mezzo-soprano Monica Bacelli.
St. John’s Co-Cathedral in Valletta

(この記事に続きはありません)

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martedì 19 giugno 2007

プーリア物産展

「Terrae d'Italia プーリアの味覚と喜び」

<展示日時> 2007年6月18日(月)-21日(木)11:00-19:00

<会場> Shiodomeitalia クリエイティブセンター 2階 EXPO700 
〒105-0021東京都港区東新橋2-14-1 コモディオ汐留

http://www.shiodomeitalia.com/modules/eventi02/index.php?id=24

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ウィーン・フィル新シーズンの定期公演

ウィーン・フィル定期公演のパンフレット(6月9日、小澤さん指揮)が届きました。
2007-2008定期公演が掲載されていて、マエストロ・ムーティは2008年4月12日、13日の第8回公演であることが、あらためてわかります。

Die Philharmonischen Abonnementkonzerte 2007/2008
8. Konzert
2008年4月12日、2008年4月13日
Antonio Vivaldi: Concerto g-Moll, Nr. 2, RV 439, "La Notte”
Herbert Willi: Konzert für Flöte und Orchester
Anton Bruckner: Symphonie Nr. 2, c-Moll, WAB 102

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ケルトとイタリア

シリーズを楽しみにしていましたが、イタリアも訪れています。

イタリア「ケルト」紀行
武部好伸
渓流社、2007年6月
2200円

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NYフィル、二つ目のプログラムへの評

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの二つ目のプログラムについて、待っていたフィナンシャル・タイムズ紙の評が出ました。

昨日出た二つの評は、個々のプログラムへの演奏については好意的に書いていました(特に、ロッシーニ セミラーミデ序曲)。
しかしながら、プログラムがいかんせん、地味、と不満を述べたり、もともとマエストロに対しては手厳しいと明言していたりして、紹介するのにあまり気が進みませんでした。(そもそも、コンサートの評に、いまだに、スカラ座辞任について書かなくてはならないとは。全く、カラヤンを語るとき、ある時期、ベルリン・フィルとの訣別の話が必ず出ていたことを思い出させます。)

フィナンシャル・タイムズ紙もプログラムの地味さへの不満の可能性に触れていますが、二つのプログラムがマエストロの二面を見せている、としています。

ニューヨーク・フィルとの演奏会で、プログラムがいろいろな意味で刺激的であることが重要だと考えている人たちが、どれほど多いかがよくわかって、とても興味深いです。

夜に、あらたためて紹介します。

2007年6月18日 Financial Times 紙
NY Philharmonic/Muti, Avery Fisher Hall, New York

2007年6月18日 The New York Sun 紙
A Taste of Muti's Talent

2007年6月18日 The Star-Ledger紙
A glimpse of the future?

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lunedì 18 giugno 2007

1970年のモーツァルト

マエストロ・ムーティが1970年3月26日に演奏したモーツァルト交響曲第34番が、放送されます。

2007年6月23日24時(日本時間 24日7時) RAI RADIO3
ESERCIZI DI MEMORIA - SUONI DALL'ARCHIVIO DELLA RADIO
MOZART, LE ULTIME SINFONIE
Wolfgang Amadeus Mozart
Sinfonia in do maggiore K 338
Orchestra Alessandro Scarlatti di Napoli della Rai
Direttore, Riccardo Muti
Registrato il 26 marzo 1970

http://www.radio.rai.it/radio3/cartellone/mostra_evento.cfm?Q_EV_ID=219295

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この1週間の喜び

マエストロ・ムーティのニューヨーク公演を気にしながら、密かに気にかけていたのが、ナポリのセリエA昇格でした。
この週末は怒涛の凱旋ニュースのBNを読みながら、マエストロも喜んでいるかなあ、と心を馳せていました。ラベンナに戻ったら、インタビューで何か語ってくれるかもしれません。
チャンピ前大統領も気にかけてくれたことのある、ナポリのチーム!そういえば、同夫人が南イタリアに好意的だったことを紹介した本もあります。

イタリア キレイに生きる秘訣
タカコ・半沢・メロジー
中公文庫
2007年5月、720円

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domenica 17 giugno 2007

ピアチェンツァへの感謝(2)

ザルツブルク聖霊降臨祭前にとられた、マエストロ・ムーティへのインタビューの続きを紹介します。

ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭の意図の中に、汎ヨーロッパ的なもののほか、イタリアへの強烈な想いと誇りがあることが、このインタビューからあらためて感じられます。

また、マエストロのファンならば、マエストロが音楽を愛する人々にはとても人懐っこく接してくれることを、よく知っていると思います。とても偉大で遠い遠い存在の人ですが、ファンに優しいところが本当に嬉しいし、そんなところも尊敬しています。いつか、是非、ピアチェンツァに行きたいと思うのですが。

2007年5月24日 Liberta'紙
Il "grazie" di Muti a Piacenza
«Ha abbracciato con calore la Cherubini»

現在、そして、オーケストラの近い将来には、非常に重要な国際体験が迫っていて、その中には、1700年代ナポリ楽派に関連した音楽プロジェクトである、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭への参加があります。ケルビーニ管のこの新しい重要な『ステップ』について、何か語っていただけませんか。
「長い間深めてきた昔からのプロジェクトです。私はナポリで生まれ、ナポリ音楽院でピアノを勉強し、卒業したからです。この町で、1800年代、1900年代ナポリ楽派の偉大なマエストロ達の空気を吸いました(原文どおり。In quella città ho respirato l'aria dei grandi maestri della scuola napoletana dell'800 e del '900)。歴史と栄光ある音楽院、conservatorio di San Pietro a Maiellaにおいて、そして、世界で最も絶大な図書館のひとつが入った歴史的建造物のひとつにおいて、その息吹に触れたのです。若い頃からこの図書館を閲覧でき、多数の眠っている書の数々に常に魅了されていました。すべて、偉大な音楽家達によるものです。Paisiello、 Traetto、 Pergolesi、 Cimarosa、 Iomelli といった人達で、非常に重要な音楽を書いていて、モーツァルトやハイドンを含む、ヨーロッパの重大な音楽家達に影響を与えました。この音楽院には多数の楽譜が眠っていて、いつもこう思っていました。1700年代にナポリとオーストリアの間に存在した、歴史的文化的に優れた関係を強調するために、これらの楽譜をいつか、何らかの光のもとに戻すことができたらどんなにいいだろうか、と。ナポリ王妃はオーストリアのマリー・カロリーヌ(マリー・アントワネットの姉)で、その時代、彼女はナポリの音楽と文化に強い影響を与えました。金融・経済・通貨の観点からだけではない、ひとつのヨーロッパを築こうとしている現在の世界において、過去様々な国が一体になって築いていたこの関係に気づくことは、今、大きな好奇心と興味の要素になると思います。ナポリ楽派の音楽家達がヨーロッパに君臨し、チマローザを含むイタリアの音楽家達がオーストリア、ドイツ、ロシア、フランス、イギリスに滞在し、イタリア文化の輝きを持ち込んだことを忘れてはいけません。その結果、彼らはヨーロッパ文化に影響を与えたのです。この要素を光の下に引き出すことは、イタリアにとって重要だと考えています。イタリアはしばしば、自分達の文化の由来を忘れています。」

あなたは既にピアチェンツァを我が家のように思っていて、この地の渓谷や城のことも知っています。世界の数々の主要都市の有様に慣れていますが、地方のこの小さな存在がどのように気に入っていますか。
「私はナポリに生まれ、そこは中心都市です。また、半分はプーリア人で、17歳までモルフェッタで育ちました。そこはGaetano Salveminiの故郷であり、従って、過去の偉大な文化を持った町です。1年の大部分をベルリン、ウィーン、ロンドン、パリ、東京、ニューヨークといった重要な中心都市で過ごし続けてきていますけれども、こういう小さな町の人間的な面を非常に愛しています。道を歩けばまだ自分の足音が聞こえ、道でその人だと顔の見分けがつけられる、といった面です。従って、ここにいると、私は我が家にいるような感じがします。結局のところ、とはいっても、私はラベンナに住んでいますが、そこもエミーリア・ロマーニャ州の町で、ピアチェンツァの側からポー川の向こう、アドリア海に面したラベンナに至る部分をひとつにつなげる、理想的な虹の橋を考えています。」

ピアチェンツァ生まれは、性格的には、最初は少しとっつきにくいけれども、時がたつと非常に穏和で、実際的だ、と言われています。あなたはナポリ生まれですが、音楽家としては国際人です。ここの人々との関係は寛いだものですか。
「人々が多く集まるようなところへ行く時間はそれほどありませんし、ケルビーニ管の若者達のために特に時間を割いています。けれども、道を歩いているときでも、人々は私に気づき、心をこめた優しい挨拶をしてくれます。従って、こう言うべきでしょう。この町の人々は音楽に関することに興味があり、このことは当然のことながら、私を非常に力づけてくれます。私とこの町のそういう人々との間には温かな人間味ある関係が生まれている、と。」

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ピアチェンツァへの感謝(1)

マエストロ・ムーティが札幌を訪れるまで、あと20日ほどになりました。
本来ならば夏休みがとれたのに、と残念です。それでも、指揮者とオーケストラの間には愛情の交流があると言っていい、というマエストロの言葉どおりに、マエストロとPMFオーケストラとの間にかわされる愛情を少しでも感じることができる時間があれば、と思います。
そんなことを一層強く感じさせてくれた、マエストロ・ムーティの聖霊降臨祭音楽祭前のインタビューを、遅くなりましたが、何回かに分けて紹介します。

2007年5月24日 Liberta' 紙
Il "grazie" di Muti a Piacenza
«Ha abbracciato con calore la Cherubini»

2004年にあなたはこう言いました。「偉大なマエストロ達から受け取ったものを、私は自分の祖国に返したいと思っています。つまり、イタリアの素晴らしいオーケストラを再編成するということです。」ほぼ3年がたち、使命は果たされたと言っていいでしょうか。
「芸術の分野では使命が達成されることは決してありません。使命に終わりはないのです。フィレンツェ五月音楽祭創設者であるマエストロ・ヴィットリオ・グイが、90歳になろうかという時に、私に言ったことを思い出します。その時若かった私はフィレンツェにいました。『指揮するということを習得しつつあったその時には、まもなく死が近づいているとはなんと残念なことでしょう。』彼は、指揮するということについて、それは拍子をとるのではなく、演奏家達から最大限の可能性を得ることだと理解していたのでした。芸術における我々の仕事では、向上すれば、ますます視野・限界が広がるということに気づきます。けれども、この数年間、我々がたくさんの種をまいたことは明らかです。ケルビーニ管の若者達は交響曲のレパートリーに取り組み、《カプレーティとモンテッキ》、《ファウスト》、ヒンデミットの《聖スザンナ》を演奏して、オペラのレパートリーにも取り組みました。また、1700年代ナポリ楽派のオペラを上演して、2007年、2008年、2009年に招聘されている聖霊降臨祭音楽祭にも参加します。若者達は室内楽の活動も熱心に展開しています。それは、自分達の芸術性や楽器演奏の質を磨くのに非常に前向きで好ましいことです。」

この2年間のブートニエール、勲章は何だと考えていますか。最も誇るべきものは何ですか。
「興味深い演奏会がありました。コンサートではどの瞬間も、ブートニエールとして誇らしく思うと言っていいでしょう。リハーサルから本番まで。オーケストラが創設された当初は同じことをするのに数ヶ月を要したのに対して、3日間でおそらくそれを達成し、さらにステップを上がったことに気づいたとき、などです。私は、ひとつのフレーズをどう演奏するかを語り、演奏者同士の関係をどう聴くかについて語り、オーケストラの中ではどうあるのかを語っています。なぜなら、このオーケストラがどうして生まれたかを忘れてはならないからです。世界中を巡っている指揮者の経験から、若者達が何かを学ぶために生まれました。ケルビーニ管は、たとえ、この国のたくさんのプロのオーケストラよりも素晴らしい演奏をしているとしても、それらと競合するようなオーケストラではありません。任務は若者達に経験を与えることであり、経験の結果を出すことに置かれています。」

あなたは、確かにこの若者達に自分の並はずれた経験のすべてを吹き込んでいますが、彼らはリッカルド・ムーティに何をもたらしたのでしょうか。
「指揮者と演奏家達の間の仕事というものは、演奏家達が若かろうが、それほどでなかろうが、熟練していようが、それほどでなかろうが、常に、言ってみれば、『愛情の交流』です。私は特別のことを求め、彼らはそれに応えます。ある時には彼らは私を驚かすような『反応』を見せます。それらは、オリジナリティ、情熱、新鮮さ、純真さといったものです。だから、私は彼らに与えていると同時に、彼らからも受け取っているのです。」

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sabato 16 giugno 2007

明るく、健全で、率直な演奏

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの二つ目の演奏について、ニューヨーク・タイムズ紙に評が載りました。

ヒンデミットの凄惨なテキストに基づいたオペラを演奏したプログラムに比べれば、マエストロの十八番ともいえるプログラム(ロッシーニ セミラーミデ序曲、シューベルト 交響曲第3番、ドボルザーク 交響曲第5番)で、同紙の批評もそこをまさしくポイントにしています。作曲家がこれから世界へかけのぼっていこうとしている、名声を得ようとしている、その人のキャラクターが生まれつつある、そういう時期の作品であることが、マエストロの演奏にみられる白昼の輝く光のようなキャラクターにぴったりだ、とのこと。

称賛はとても嬉しいです。でも、マエストロにはメランコリックな部分もあり、もしかしたら、USAのオーケストラと共演すると、明るさが相乗効果を生むのかもしれません。

また後で紹介します。

2007年6月16日 The New York Times 紙
A Program to Match the Personality of Its Conductor

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デズデモナを歌ったChiara Taigi

フィレンツェ五月音楽祭に出演するChiara Taigi が、インタビューでマエストロ・ムーティについて短くコメントしていました。

マエストロ・ムーティによるスカラ座《オテロ》でデズデモナを歌っています。
自分を信頼してくれたムーティと出会えたことを、とても嬉しく思っている、彼は、オペラを究めようとすることにおいては傑出した原動力になる人だと思うし、厳しい人だけれども、あのようなことは彼にはふさわしくなかった、と語り、スカラ座からマエストロが去るに至ったことに暗に疑問を呈していました。

Alla Scala ho cantato per quattro anni di seguito, sono molto felice di aver incontrato Riccardo Muti che ha creduto in me. Lo reputo uno straordinario motore di ricerca della musica lirica; è severo e rigido, ma non ha meritato il trattamento che ha avuto.

マエストロは、今はもう、スカラ座時代に成し遂げたことを誇りに思っているだけで、それは当然のことです。でも、わたしは、いまだに、マエストロがスカラ座を去るに至った経緯に、大きな大きな心の痛みと関心を持っています。
スガルビのコメントを読み、このインタビューを読み、またいろいろ考えてしまいました。

2007年6月16日 Biblio-net Musica Classica
Una soprano dai mille volti
Chiara Taigi interpreta Ismene nell' Antigone di Ivan Fedele

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MITO Settembre Musica発表記者会見

新しい音楽祭MITO Settembre Musicaの発表記者会見の記事が大量に出ています。

マエストロ・ムーティはシカゴ響とトリノの方へ出演します。

マエストロをミラノに招聘すると語っていた文化評議員スガルビは、レプッブリカ紙によれば、マエストロに断られたことについて、こうコメントしていました(彼によるこれまでのマエストロ・ムーティ・ミラノ来演のプランは、ことごとく実現していません。2013年のヴェルディ記念年にマエストロをスカラ座へ、というスカラ座総裁の希望はどうでしょうか)。
マエストロがミラノに来るつもりのないことを15日前に聞いたとのことで、スカラ座の《ドン・ジョバンニ》で、ドンナ・エルビラがランブレッタに乗ったりするような上演がこれ以上観られなくなれば、戻ってくるだろう、と語ったそうです。

«Non vuole venire. L´ho sentito 15 giorni fa: tornerà solo quando alla Scala non si vedrà più un Don Giovanni con Donna Elvira in Lambretta».

マエストロが「アルプスの向こう側」の演出にあまり肯定的でないのはこれまでのインタビュー通りですが、そういうような演出を繰り出すスカラ座には戻るつもりはない、ということだとしたら、現体制中は無理だという意味になるでしょう。

2007年6月15日 la Repubblica 紙
MiTo, c´è musica per tutti
Moratti: "Meno soldi alla Scala, più a chi aderisce al festival"

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venerdì 15 giugno 2007

アカデミア・フィラモニカ・ディ・ベローナの機関誌

マエストロ・ムーティがシカゴ響と9月27日に公演を行う、Accademia Filarmonica di Veronaの機関誌最新号にマエストロの経歴紹介が載っています。

Cadenze 誌 第11号 2007年6~8月号

http://www.accademiafilarmonica.org/rivista/rivistaultimo.php

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giovedì 14 giugno 2007

フィレンツェ歌劇場のサイトにもブックショップ

フィレンツェ歌劇場のサイトにもブックショップがオープンしました。

http://www.giannischicchi.it/

上記ブックショップには同歌劇場に関する本が2件ありますが、どちらも手元にあり、重宝しています。

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ニューヨーク・フィルとの二つ目のプログラム

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルハーモニックの二つ目のプラグラムの演奏が、同管のサイトでダウンロードできるそうです。

New York Philharmonic Podcast
June 7, 2007
Riccardo Muti conducts Rossini, Schubert, and Dvorak
Download Podcast

http://nyphil.org/broadcast/podcasts/index.cfm

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新しい音楽祭MITO Settembre Musica

トリノ9月音楽祭が形を変えて、MITO Settembre Musicaとなり、今日、サイトがオープンしました。
マエストロ・ムーティはミラノではなく、トリノの閉幕コンサートにシカゴ響と登場します。プログラムはプロコフィエフ交響曲第3番、ファリャ三角帽子組曲、ラベル スペイン狂詩曲、ボレロです。

2007年9月26日
Auditorium Giovanni Agnelli Lingotto
ore 21
Concerto finale
Sergej Prokof’ev Sinfonia n. 3 in do minore op. 44
Manuel de Falla Danze da El sombrero de tres picos
Maurice
Ravel Rhapsodie Espagnole
Boléro
Chicago Symphony Orchestra
Riccardo Muti, direttore

http://www.comune.torino.it/settembremusica/programma/26settembre.htm

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ザルツブルク音楽祭放送

ORFはザルツブルク音楽祭を32回インターネット中継する予定で、そのうちの8回はライブ、8月15日(ザルツブルク音楽祭のクライマックス)のマエストロ・ムーティとウィーン・フィルの公演はライブ放送に含まれているとのことです。

2007年6月13日 Wiener Zeitung
Musik kommt ins Haus

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mercoledì 13 giugno 2007

ブダペスト春の音楽祭2008

ブダペスト春の音楽祭2008が発表になっています。
マエストロ・ムーティは2008年3月16日にフランス国立管と参加し、プログラムはハイドン、モーツァルトの交響曲とサリエーリ《見出されたエウローパ》よりバレエ音楽です。

Budapest Spring Festival 2008
March 16th

Palace of Arts - Béla Bartók National Concert Hall, 7:30 pm
Riccardo Muti and Orchestre National de France
Haydn symphony
Mozart symphony
Salieri: Dances from Europa riconosciuta

http://festivalcity.hu/btf2008/?id=2992
http://festivalcity.hu/btf2008/?l=en

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ウィーン国立歌劇場新総裁

ウィーン国立歌劇場の2010年新シーズン着任新総裁が、シャンゼリゼ劇場現総裁Dominique Meyerに決まりましたが、彼の話の中にマエストロ・ムーティが登場するのはいつのことかと待っていたところ、マエストロに触れた記事が出ました。

Meyerはケルビーニ管を創設するにあたって力を尽くしたひとりですし、シャンゼリゼ劇場でケルビーニ管が公演するという話が出たこともあります。
雑誌NEWS誌(木曜日発売)のインタビューによれば、彼と真の友情で結ばれているマエストロも国立歌劇場に来演するし、マエストロがヴェルディのオペラを上演してくれるのが新総裁の夢だとのこと。

これで、さらに一層、マエストロのウィーン傾斜が強まることになりそうです。

2007年6月13日 networld.at
Dominique Meyer im NEWS-Interview: Seine Pläne für die Wiener Staatsoper

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ザルツブルク音楽祭ライブ1996

プライベート盤です。

ベートーヴェン
交響曲第5番
ピアノ協奏曲第4番 
エグモント 序曲 
1996年8月3日
ザルツブルク・ライブ      
リッカルド・ムーテイ指揮 ウィーン・フィル 
ラドゥ・ルプー ピアノ             
BELSONA CLASSICS

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martedì 12 giugno 2007

Ambrogio Sparagna

ラベンナ音楽祭の情報によれば、音楽祭に出演し、24日にレバノンでも演奏するイタリア民族音楽演奏者Ambrogio Sparagnaを紹介するイベントが、明日、ラベンナであります。
今年初めまでTelecom ItaliaのProgetto Italiaを監督していたAndrea Kerbaker が、イタリア文化を発見する旅について本を著しましたが、それを披露する場にクリスティナさんも出席し、ラベンナ音楽祭及びAmbrogio Sparagnaを紹介するものです。

Duna dei Libri
2007年6月13日 Aspettando...Ravenna Festival edizione 2007
http://www.dunadeilibri.com/index_in.html

Ambrogio Sparagna
24 luglio - Libano - Orchestra Pizzicata
http://www.ambrogiosparagna.it/spettacoli.php

2007年6月12日 il Resto del Carlino 紙
L’INTERVISTA

Telecom Italia, Progetto Italia
Libano, 22 luglio 2007
Le Vie dell'Amicizia
http://www.telecomprogettoitalia.it/cgi-bin/portali/progettoitalia/iniziativa.do?initiativeKey=c_LeviedellAmicizia&lang=it

ラベンナ音楽祭のサイトにも載りました。(2007年6月13日4時43分追記)
2007年6月12日 Comunicati Stampa
LA DUNA DEI LIBRI 2007 (settima edizione)
http://www.ravennafestival.org/comunicati.php?id=218

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Naquora公演

ラベンナ音楽祭に照会したところ、7月24日のNaquora公演はマエストロ・ムーティの指揮によるものではない、とのことでした。

夜にまたお知らせします。

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焦点の定まらない《皇帝》

フィナンシャル・タイムズ紙もマエストロ・ムーティの7日の公演評を載せましたが、ラン・ランとの《皇帝》については、焦点が定まらず、ぐらぐらした感じのぼやけた演奏だとしています。
たとえそうであったとしても、聴いてみたいです。

評は、ヒンデミットの《聖スザンナ》から書き出し、多くを割いています。マエストロ・ムーティのこの作品への情熱の源がどこにあるのか、スカラ座公演前に聞けたはずだと思うのですが。

記事はまた夜に紹介します。

2007年6月11日 Financial Times 紙
Muti/Sancta Susanna, Avery Fisher Hall, New York

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《聖スザンナ》の演奏への称賛

「カメとウサギの出会い」という、ニューヨーク・タイムズ紙編集部のつけたタイトルにばかり気持がとらわれてしまいましたが、ラン・ランとマエストロ・ムーティの共演に勝るとも劣らず、いい評が書かれているのが、マエストロのヒンデミット《聖スザンナ》の演奏です。

今日、別のニューヨークの新聞が評を載せましたが、フィラデルフィアのと同様、ヒンデミットにも大いに着目しています。

どちらの新聞評も、やはり、この作品からリヒャルト・シュトラウスの《エレクトラ》と《サロメ》を想起し、あるいはそれをしのごうとしているかのような登場人物たちだと書いています。

オーケストラの演奏に関しては、卓越した演奏を見せたフルート(サイド・バルコニー席に配置)、ソロを弾いたコンサート・ミストレスについて特筆しています。
また、《皇帝》の演奏評で、ドイツ音楽で音楽監督好みの俗悪無法な音を出しているフィルハーモニックを、マエストロが上品に仕立て上げていたことを褒めていたように(インクワイアラー紙)、ヒンデミットでも、そのスコアを完全に自分のものとしていたことを証明してみせたマエストロのもとで、フィルハーモニックは非常にいい演奏をしていた(ニューヨーク・サン紙)と、言葉を極めています。

称賛しているのか、大げさに驚嘆しているのか、戸惑ってしまったのが、インクワイアラー紙の評の結びでした。この衝撃的な内容の作品をカソリックの国イタリアでもプログラムに載せたマエストロを、ナチに抗してヒンデミットを擁護したかつての偉大な演奏家たちになぞらえて、治安思想などものともせず、あっぱれだとさえ書いているのです。確かに、わたしも、スカラ座であのまま上演されたら、どうだっただろう、といまだに惜しく思っていますが。

いずれにせよ、最高に満足できた晩、という次のような結論をもらえた演奏を、フィルハーモニックのサイトで聴けるのが、待ち遠しいです。

All in all, Thursday was a most satisfying night of music-making — and, to a degree, of theater.

2007年6月11日The New York Sun紙
A Triple Threat

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lunedì 11 giugno 2007

ウィーン・フィルのシーズン閉幕コンサート

ウィーン・フィルのサイトに、シーズン閉幕コンサートを4公演振るマエストロ・ムーティのニュースが載っています。

35年を超えるウィーン・フィルとのつながりの中、マエストロは、ウィーン(21日)、ラベンナ(24日)、ワルシャワ(25日、26日の2回)の4公演で、シーズンを閉幕させます。

楽友協会の会員には来シーズンのプログラムブックが届いていますが、マエストロの美しい写真が来シーズンは多く載っていて、嬉しいです。もちろん、Riccardo-Muti-Zyklusがあるからです。ウィーンの人たちが羨ましいです。

Wiener Philharmoniker
Saisonabschluss unter Riccardo Muti
http://www.wienerphilharmoniker.at/

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domenica 10 giugno 2007

パルマ公演関連写真

来シーズンのマエストロ・ムーティとケルビーニ管の公演を調べていて、2005年パルマ公演に関連した写真が載っているサイトに気づきました。

クリックすると少し大きくなります。

eventi.parma
Stagione concertistica 2005 - 2006 del Teatro Regio di Parma
Riccardo Muti dirige l'Orchestra Cherubini
Giovedì 17 novembre al Teatro Regio. (Turno C)
http://eventi.parma.it/page.asp?IDCategoria=27&IDSezione=107&ID=56687

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sabato 9 giugno 2007

ゲームを決めたタッチダウンに送るような喝采

マエストロ・ムーティとラン・ランの《皇帝》の演奏について、フィラデルフィアの新聞も面白い評を書いていました。

問題はテンポの主導をどちらがとるかであったこと、二人がまるでジャズにおける即興のような演奏をしていたこと(それぞれが独立して見せ場を展開していた、ということでしょうか)などは、ニューヨーク・タイムズ紙と同じです。

ベートーベンについてコンセプトは一致していた、という基点から、二人の演奏ではベートーベンが蘇っていた、とし(二人の豊かな髪の様子が、ベートーベンの肖像にある蓬髪、振り乱しを想像させることから、タイトルが生まれたとも言えます。記事では、ラン・ランはムースレス、マエストロのは乱れず、となっています。そう書かれても、マエストロの髪はとても柔らかで非常にしなやかに見えます)、結局、何も問題はなく、聴衆はゲームを決めたタッチ・ダウンを観たかのような反応を示した(スタンディングオベーションで熱狂的に喝采を送ったということ?)、と肯定的に結んでいるのが、フィラデルフィアの新聞です。

文をいくつ読んでも、聴きに行けなくて残念、という思いが強くなるだけなのが口惜しいです。
それでも、FT紙の評も出ないかな、と楽しみです。

2007年6月9日 Philadelphia Inquirer 紙
A super-hair team-up: Muti and Lang Lang

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季刊ゴーシュ誌最新号

こういう詩的でロマンティックで気負いに満ちた言葉を、久しぶりに音楽雑誌で読みました。

季刊ゴーシュ誌 2007年夏号第10号
特集 PMF2007 ムーティ登場 ようこそ皇帝。

「地球を駆けめぐる超人と、この星のここかしこで燃えていた若き演奏家たちの夢が、夏の札幌で交差する。」

季刊ゴーシュ誌の最新号では、PMFに登場するマエストロ・ムーティが短く紹介されています。
今年のオーディションには1374人が挑んだとのこと。
シューベルトのグレイト交響曲をプログラムに選択したことは、わたしにとっては、少しも不思議ではなかったのですが、奇妙に思った人たちも少なからずいたようです。

「ご存知のようにウィーン・フィルとムーティさんの絆はとても強い。せっかくウィーンの教授陣と組むのだから、学生たちにウィーン音楽の神髄を、というマエストロの思いがありました。さらに、札幌の皆さんのためには、キタラで2回演奏しよう、と。」
出会い頭の音楽体験に期待
PMF組織委員会芸術企画部長 川本伸治さん

あと1ヶ月ほどです。札幌に何とかして行きたいです。

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ラベンナ音楽祭はNaquoraでも演奏

今日のCorsera紙のラベンナ音楽祭関連記事によれば、マエストロ・ムーティはバールベック(7月22日)、ベイトエッディーン(7月23日)のほか、レバノン南部のNaquoraでも演奏するそうです(7月24日)。

2007年6月9日 Corriere della Sera 紙
Da Muti a Metheny E in scena c'è Cacciari

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風変わりな取り合わせ

マエストロ・ムーティとラン・ランが共演した木曜日のニューヨーク・フィルでの《皇帝》評を、興味深く読みました。いろいろな意味にとれるタイトルで、面白いと思う反面、ちょっとむっとしています。タイトルだけを読んだとき、ラン・ランがウサギかと思ったのですが。
(若くてスピーディなラン・ランがウサギで、じっくり構えて演奏を進めていくマエストロがカメなのか、迷いがふっきれないため、当初の書き込みを削除しました。2007年6月10日4時17分追記)

ニューヨーク・タイムズ紙の評どおりだとすれば、予想通りの演奏でした。二人の火花は散らず、ラン・ランはマエストロの演奏にしずしず従い、でも、最後には、ちらっ、ちらっと奔放な炎を垣間見せる、といったものだったようです。両者が全く別の作品を演奏していたかのようでさえあった、という記述には、う~~ん、とうなり、苦笑してしまいました。
マエストロはラン・ランをどうみたのでしょうか。最近よくみられる、外見的な効果だけをねらった演奏だとみなしたのでしょうか。そうでないからこそ共演したのだと、わたしもニューヨーク・タイムズ紙の評のように考えていましたし、考えています。

記事に添えられている写真のラン・ランは、あのお決まりのポーズではありません。
評の一部(《皇帝》の部分)を紹介します。

2007年6月9日 The New York Times 紙
Tortoise Meets Hare at Lincoln Center

これは一風変わった共演だった。おそらく、今シーズン、最も妙な共演である。

ムーティはバランスと正確さを伴ったアポロン的な感覚で演奏し、ドラマティックになる傾向を楽譜に忠実になることで相殺している。ラン・ランはディオニッソス的に燃え上がる者で、彼の聴衆を喜ばすスタイルはスピードとショー的なものにルーツを持ち、その若々しい旺盛さに気づかせられるようなジェスチャーや表情の総体に、彼のルーツがある。

公演の前には、最高のものを望む聴衆は、この取り合わせが果たしてどういう結果になるかについて、たくさんの場合を考えていた。ムーティは、ラン・ランが修正できないとなれば、結局のところ、共演を承諾しなかっただろう。そして、ラン・ランは、ムーティが指揮台にいる限り、ジェスチャーをトーン・ダウンすべきであるということに気づかねばならなかった。ラン・ランの最近の公演では一層深い成熟が見られた。突飛なジェスチャーをより抑え、音楽的な炎そのものをさらに大きくしていた。だから、おそらく彼は、いずれにせよ、ムーティの方向に向かいつつあったのだろう。

起こりうるかもしれなかった列車の衝突がなかった演奏だとしたら、それは、衝突がなかったにもかかわらず当惑する演奏であり、考えうる限り最も退屈な《皇帝》である、というのはよくできた考察だった。ラン・ランの音は、特に第一楽章では抑えられて無味乾燥に響き、解釈が非常にビジネスライクだったため、彼の初期の奔放なスタイルをほのめかすものを願わざるをえないほどだった。

それは結局のところ表面化した。ラン・ランはムーティの厳然と進むテンポに我慢できないように見え、音楽を前に進めようと最善を尽くした。けれども、ムーティにはそのかけらもなかった。

フィナーレでは、ラン・ランがついにムーティの背後にいることが現れだしたように見えた。テンポの闘いに勝つことはなかったとしても、少なくとも彼が好んでするジェスチャーのいくつかは復活させることができた。それは、一方の手では弾きながら、一方の腕をバレエの所作のように鍵盤の上方でウエイブさせ、“Wow, this is fun!” (もう、サイコー!)というような笑みをさっと浮かべるといったものである。ラン・ランの素晴らしいところは、速いパッセージでのピアニシッモはある意味、目くらましなところがあったけれども、全開での演奏には全体としてそれがないことであった。

ムーティとフィルハーモニックは、ラン・ランの突っ走るような音に調和するところへ、時々達してはいたが、ほとんどの間は彼らは別の演奏をしていたように見えた。あるいは、別の作品を演奏しているようにさえ感じられた。フィナーレの始めのほうでは、ある箇所で、ムーティはオーケストラのトゥッティに、《ラ・トラビアータ》からもぎとってきたかのように聴こえさせる、イタリア的なひねりを与えていた。

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venerdì 8 giugno 2007

ベルリン・フィルの本

ベルリン・フィルの本が邦訳され、とても楽しく読みました。原書よりも柔らかな雰囲気の感じがする、いい訳です。

マエストロ・ムーティも登場します(いい写真もあり)。
おきまりの「水」の皮肉はともかく、オルフがマエストロの《カルミナ・ブラーナ》の演奏に深く感動したことのほか、カラヤンの後継者選びの件などでも出てきます。カラヤンが首席客演指揮者にしたい(マゼール、小澤さんの3人)と考えていたことや、外見的にも性格的にもマエストロにカラヤンと似たところがあるという著者の記述を、あらためて興味深く読みました。

マエストロ・アッバードについて非常に好意的に書かれているのがちょっと嬉しいです。ただ、マエストロ・アッバードはマエストロ・ムーティを最大のライバルだとみなしていた、と書かれていますが。

ベルリン・フィル
アンネマリー・クライネルト
最上英明 訳
アルファベータ、2007年6月
1700円

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森田アナウンサーも大ファン

NHKの森田アナウンサーが、マエストロ・ムーティの大ファン(追っかけ)であることを、あらためてインタビューで語っています。大歓迎です!

2007.06.02 北海道新聞夕刊
道産子の視点で伝えたい*NHK札幌局復帰2カ月 森田美由紀アナ*「少しでも現地行き体感」

--七月には札幌などで国際教育音楽祭「パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)2007」も始まります。  

「一九九○年にスタートして以来、いまや世界の若手演奏家がPMF参加を経歴に加えたいと願うほどだそうです。折を見て伝える機会があればと思います。個人的には、今年、首席指揮者を務めるイタリアのリッカルド・ムーティの大ファンで、追っかけもしていたくらいなので、せめて一メートルくらいに近づく機会があれば、と」

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giovedì 7 giugno 2007

A.ランゲ&ゾーネの日本語サイト

マエストロ・ムーティのプロジェクト、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭でスポンサーを務めるA.ランゲ&ゾーネの日本語サイトにも、音楽祭の成功を伝えるニュースが載りました。

A.ランゲ&ゾーネ、ニュース 2007年6月1日
A.ランゲ&ゾーネが後援するザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭が好調にスタート
http://www.alange-soehne.com/jp/news/index_news.php
http://www.alange-soehne.com/jp/news/pfingstfestspiele.php

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季刊ゴーシュ

季刊ゴーシュという音楽雑誌が、PMFに登場するマエストロ・ムーティの記事を載せていることを、次の方のブログで知りました。どうもありがとうございました。

すぽんじのこころで教育を考える
2007年6月7日 今いるところでどれだけ自分を生きられるか・・・6月の雑誌から
http://suponji.cocolog-nifty.com/blog/

季刊ゴーシュ 2007年6月1日発売 第10号
[特集]PMF2007 ムーティ登場 ようこそ皇帝。
http://homepage2.nifty.com/classic-hokkaido/

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聖霊降臨祭音楽祭は好評

マエストロ・ムーティのプロジェクト、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭が、好評と興行的成功をかちえたことが報道されているのは、ここでも紹介しましたが、昨日のIl Mattino紙は、その結果、さらに新たな3年間のプロジェクトが加わり、2012年までとなるだろう、と報じています。

2007年6月6日 Il Mattino 紙
NAPOLI PROTAGONISTA FINO AL 2012
Superfestival a Salisburgo e Muti fa il bis
http://www.ilmattino.it/mattino/view.php?data=20070606&ediz=NAZIONALE&npag=41&file=AA.xml

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mercoledì 6 giugno 2007

ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭2008

ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭2008が、音楽祭のサイトで発表になっています。

マエストロ・ムーティは5月9日、11日のオペラと5月12日のオラトリオを指揮します。キャストはまだ発表になっていません。

http://www.salzburgfestival.at/pfingsten.php?lang=de&id=4179

http://www.salzburgfestival.com/pfingsten.php?lang=de&id=4183

Giovanni Paisiello (1740–1816)
OPER: IL MATRIMONIO INASPETTATO

Dramma giocosa in zwei Aufzügen, 1779
Neuinszenierung
Riccardo Muti, Musikalische Leitung
Andrea De Rosa, Regie
Salzburger Bachchor
Orchestra Giovanile „Luigi Cherubini“
Koproduktion mit dem Ravenna Festival
Spielstätte: HAUS FÜR MOZART
Premiere: Freitag, 9. Mai 2008, 19.30 Uhr
Weitere Aufführung: Sonntag, 11. Mai 2008, 19.30 Uhr

Johann Adolph Hasse (1699–1783)
KIRCHENKONZERT: I PELLEGRINI AL SEPOLCRO DI NOSTRO SIGNORE

Oratorium für fünf Singstimmen, Bläser, Streicher und Basso continuo, 1742
Riccardo Muti, Dirigent
Orchestra Giovanile „Luigi Cherubini“
Spielstätte: KOLLEGIENKIRCHE
Aufführung: Montag, 12. Mai 2008, 11.00 Uhr

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Peter G. Davis 、NY magazine誌を去る

批評家Peter G. DavisがNew York magazine誌を去ることになったそうです。解雇だとのこと。近年、同誌のクラシックのページは縮小されてきていた、と報じられています。

インターネットなどなかった頃、マエストロ・ムーティのフィラデルフィア、ニューヨーク公演の記事を、New York magazine誌のPeter G. Davisの筆で読むのが楽しみでした。

2007年6月5日 Musical America
New York Magazine Fires Peter G. Davis

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聖霊降臨祭音楽祭の成功とスポンサー

ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭でマエストロ・ムーティのプロジェクトを後援したA. Lange & Söhneのサイトに、公演の成功を伝えるニュースが写真とともに載っています。
しばらくすれば、日本語のサイトにも載るでしょう。

2007年6月1日 A. Lange & Söhne、News
Successful start for Salzburg Whitsun Festival with support from "A. Lange & Söhne"

http://www.alange-soehne.com/de/news/index_news.php
http://www.alange-soehne.com/en/news/pfingstfestspiele.php

2007年6月5日 newsropa
Salzburger Pfingstfestspiele mit Unterstützung von „A. Lange & Söhne"erfolgreich gestartet.
http://www.newsropa.de/index.php?id=115&tx_ttnews%5Btt_news%5D=3210&tx_ttnews%5BbackPid%5D=7&cHash=1b4df525d4

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martedì 5 giugno 2007

ウィーンについての本

音楽の友誌最新号もウィーン特集ですが、ウィーンの文化についてたくさんの著書がある野村三郎さんが、また本を出しました。
ウィーン(ザルツブルクもあり)の文化観光案内2007年版(2005年版もあります)で、マエストロ・ムーティのニューイヤーコンサートの切手や写真が載っています。

ウィーン三昧 ウィーンを聴く観る歩く
野村三郎
ショパン、2007年5月
1260円

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lunedì 4 giugno 2007

10月10日はヴェルディの誕生日

マエストロ・ムーティは10月10日(と12日)に、パルマ王立歌劇場管・合唱団とヴェルディ レクイエムを演奏しますが、フェスティバル・ヴェルディのサイトのカレンダーでは、ヴェルディの194回目の誕生記念日になっています。大きな名誉です。

2007年10月10日20時
194° compleanno di Giuseppe Verdi
Messa da Requiem/Muti

http://www.teatroregioparma.org/verdifest/calendario.htm

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カナリア国際音楽祭2008

来年2月にマエストロ・ムーティとフィルハーモニア管が参加するカナリア国際音楽祭の、詳細なプログラムが発表になっていました。

ヴェルディ レクイエムについてはキャストが公表され(Serjan、Gubanova、Sabbatini、 Lindroos)、オーケストラ公演については、シューベルト 《ロザムンデ》序曲、シューベルト 未完成交響曲、ヒンデミット 至高の幻想、スクリャービン 交響曲第4番です。

24 Festival de Musica de Canarias

http://www.festivaldecanarias.com/festival_2007/es/bienvenida.php

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domenica 3 giugno 2007

ケルビーニ管パドヴァ公演

FAI後援のコンサートに、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の公演が含まれています。
2007年11月16日のパドヴァ、サント聖堂公演です。

Venerdì 16 novembre 2007, ore 21
Padova, Basilica del Santo
Riccardo Muti, direttore
Orchestra Giovanile Luigi Cherubini
(Il FAI ringrazia Mediaset)

http://www.fondoambiente.it/eventi/concerti-fai-2007.asp

(この記事に続きはありません)

Continua a leggere "ケルビーニ管パドヴァ公演"

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ナポリ民謡ナポリターナも好き

イタリアの女性誌のバックナンバー(1991年のもの)が、「イタリアの象徴」というタイトルのもと、各界の代表者を数人ずつ、写真とともに紹介していました。そのAMICA誌はワールド・マガジン・ギャラリーにも入っていて、マエストロ・ムーティ夫妻が自宅暖炉の前で寛ぐ写真などを、いつもため息をつきながら見ていました。

音楽界のトップはマエストロで、スカラ座で《椿姫》、《パルシファル》の上演が控えている頃の記事です(当時、マエストロ・アッバードとの双方から抜擢されたファブリッチーニも、この特集のひとりに選ばれています)。

当時ならではもの、というのが、マエストロ・アッバードについてその少し前に語ったことの引用でした。「アッバードを超えようとして自分のキャリアを刻んできたのではありません。彼への羨望は自分のキャリアの中に動機としてありません。彼も同じだと思います。」

ナポリターナも好きだと言っているそうです。古いナポリ民謡が大好きで、はるか彼方のことだが、年老いたら、カプリの小さな家にでも隠居して、もっと聴きたいと願っている、とのこと。

この頃はティナ・ターナーに魅せられていたようですが、それでも、やはりジャズのほうが好きだと言っています。

今のマエストロは、カプリではなく、プーリアに隠れ家を築いていますが...。

AMICA 誌 1991年2月25日号
Speciale Immagine Italia
Musica
Riccardo Muti

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sabato 2 giugno 2007

バンパイアの映画が好き

1987年のイタリアの映画雑誌に、マエストロ・ムーティのインタビューが載っていました。ちょうど、スカラ座開幕公演で《ドン・ジョバンニ》を振る頃のものです。
去年、ローマ国際映画祭で演奏した折に、マエストロは映画について随分語っていましたが、この雑誌でも興味深い話をしています。もっとも、20年前のことなので、今は違うかもしれませんが。

こんなふうに語っています。

最初の映画は、定かではないが、おそらく、6歳の頃に観た、キリストの生涯を描いた無声映画。もっと記憶がはっきりしているのは、ソフィア・ローレンが出た《アイーダ》で、テバルディが歌っていた。いちばん鮮明に覚えていて自分にとって大切なのは、若い頃の1957年にナポリで観たDreyerの"Dies Irae"。
イタリアのネオレアリズモのものがいちばん好き。監督ではフェリーニが大好きだし、ベルイマンも好き。俳優ではゲーリー・クーパー、グレゴリー・ペック、ジェームズ・スチュアート。ジョン・ウェインはあまり好きではなく、理由がわからなかったのだが、今ならわかる、ランボーのようなところがあるからだ。女優では、キム・ノバク、リタ・ヘイワース、マリリン・モンロー。イタリアではアンナ・マニャーニ。
オペラのフィルムはそれほど観ない。オペラは舞台にかけるものだと思う。ロージーの《ドン・ジョバンニ》のコンセプトは好きになれない。よくできた映画だが、モーツァルトの《ドン・ジョバンニ》は映画ではない。何人かの映画監督とはオペラの演出で一緒に仕事をしてきた。フィレンツェの《オテロ》では、映画監督である演出家はオペラと闘ったが、音楽が勝った。

といったふうな感じですが、いちばん面白かったのが、ホラーにはわくわくする、特に、バンパイアの映画、古い映画の《吸血鬼ノスフェラトウ》からクリストファー・リー主演の《吸血鬼ドラキュラ》まで、どれも大好きだと言っていることでした。変身の様子の技巧(歯や血が目立てば目立つほど)を堪能している、とのことです。

マエストロがバンパイアの映画が大好きだ(1987年当時のことですが)とは...。
漫画《ポーの一族》や大好きな漫画家真東砂波の吸血鬼の漫画は好んで読んでいますが、ホラー映画は全く観ないわたしには、超驚きです。

CIAK 1987年12月号
Io e il cinema - Riccaro Muti

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2007年6月のスケジュール

6月1日19時 モスクワ、フランス国立管
リヒテル没後10年記念コンサート
シューベルト
ロザムンデ 序曲
交響曲第8番
交響曲第9番
Kolonny Zal
the Second International Festival of Symphonic Orchestras.

6月7日~9日、12日、14日、16日 ニューヨーク、ニューヨーク・フィル
Thur, Jun 7, 2007, 7:30 PM
Fri, Jun 8, 2007, 8:00 PM
Sat, Jun 9, 2007, 8:00 PM
Tues, Jun 12, 2007, 7:30 PM

Open Rehearsal Jun 7, 9:45 AM
Cherubini: Overture in G major
Beethoven: Piano Concerto No. 5, "Emperor"
Hindemith: Sancta Susanna
Lang Lang, Piano
Tatjana Serjan, Soprano(Susanna)
Brigitte Pinter, Mezzo-Soprano(Klementia)
Jane Gilbert, Mezzo-soprano (the Old nun)
New York Choral Artists, Joseph Flummerfelt, director
Avery Fisher Hall

Thur, Jun 14, 2007, 7:30 PM
Sat, Jun 16, 2007, 8:00 PM
Open Rehearsal Jun 14, 9:45 AM

Rossini: Overture to Semiramide
Schubert: Symphony No. 3
Dvorák: Symphony No. 5
Avery Fisher Hall

6月15日20時 ニューアーク、ニューヨーク・フィル
ロッシーニ  《セミラーミデ》序曲
シューベルト 交響曲第3番
ドボルザーク 交響曲第5番
the New Jersey Performing Arts Center

6月21日19時30分 ウィーン、ウィーン・フィル
ムジークフェライン
Saison-Abschlußkonzert
Franz Schubert
Ouverture zur Zauberharfe D 644 «Rosamundenouverture» (1820)
Wolfgang Amadeus Mozart
Symphonie D-Dur K 385 «Haffner-Symphonie» (1782)
Maurice Ravel
Rhapsodie espagnole (1895-1907)
Manuel de Falla
Suite (El sombrero de tres picos / Der Dreispitz)

6月24日21時 ラベンナ、ウィーン・フィル
ラベンナ音楽祭
Franz Schubert: Ouvertüre zu "Die Zauberharfe", D 644
Wolfgang Amadeus Mozart: Symphonie D-Dur, KV 385, "Haffner"
Maurice Ravel: Rapsodie espagnole
Manuel de Falla: El Sombrero de tres picos (Der Dreispitz)
Palazzo Mauro de André

6月25日20時(19時?)、26日20時(19時?) ワルシャワ、ウィーン・フィル
Franz Schubert: Ouvertüre zu "Die Zauberharfe", D 644
Wolfgang Amadeus Mozart: Symphonie D-Dur, KV 385, "Haffner"
Maurice Ravel: Rapsodie espagnole
Manuel de Falla: El Sombrero de tres picos (Der Dreispitz)
TEATR WIELKI - POLISH NATIONAL OPERA
Moniuszko Auditorium

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venerdì 1 giugno 2007

ベイト・エッディーン・フェスティバル

ベイト・エッディーン・フェスティバルのサイトが更新されていました。

マエストロ・ムーティは7月23日に登場します。
ピアノ伴奏者として、ラベンナ音楽祭でヴェルディ レクイエムも歌うソリスト達と共演します。
RAI UNOでライブ放送されるとのこと。

2007年7月23日 20時 Al Midane
Beiteddine Festival
soprano Alexia Voulgaridou
mezzosoprano Olga Borodina
tenore Mario Zeffiri
basso Ildar Abdrazakov
http://www.beiteddine.org/main.html

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