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92 post da febbraio 2007

mercoledì 28 febbraio 2007

ケルビーニ管創立2周年

ケルビーニ管がもうすぐ創立2周年になるのを記念して、3月上旬のミニ・ツアーが行われることが報じられています。
サイトがオープンしたのもその一環でしょう。

上記ニュースでも、今回のツアーにはスペインのサラマンカ公演が含まれています。

2007年2月28日 ANSA通信
Orchestra Cherubini compie due anni
Partira' la tournee dal primo marzo a Piacenza

http://www.ansa.it/site/notizie/awnplus/musica/news/2007-02-28_12841092.html

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ケルビーニ管サラマンカ公演

ケルビーニ管のサイトのニュースによれば、3月8日はスペインのサラマンカで公演予定となっています。プログラムは3月7日と同じ。

ただ、サイトのカレンダーには載っていません。

Orchestra Giovanile Luigi Cherubini, News
Marzo:

da Piacenza a Salamanca la nuova tournée della Cherubini con Riccardo Muti

http://www.orchestracherubini.it/news/pagina22.html

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ケルビーニ管のスケジュール

ケルビーニ管のサイトはまだまだ工事中です。
でも、写真の項やおそらく記事引用の項も予定されていて、とても楽しみです。

とりあえずは、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭のページとマエストロ・ムーティのページ、財団・スタッフのページ、支援グループのページ、オーケストラの中の室内楽メンバーのページなどが公開されています。

何よりも嬉しいのがスケジュールのページで、とりあえず、デビューから追うことができます。

ニュースレターの申込を早速しました。

http://www.orchestracherubini.it/

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ケルビーニ管のサイト、オープン

ケルビーニ管のサイトがやっとオープンしました。

とても嬉しいです!

http://www.orchestracherubini.it/

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アレッツォ、カターニアの音楽ファンの熱心さ

マエストロ・ムーティとケルビーニ管の公演について、カターニアとアレッツォの熱心な様子が報じられています。

3月7日のカターニア公演は先週チケットが売りに出され、すでに売り切れとなっているそうです。

2007年2月26日 ANSA通信
Tutto esaurito per Riccardo Muti a Catania
Il concerto il 7 marzo nel Teatro Bellini

3月2日のアレッツォ公演については、26日朝10時に入場券が出される予定のところ、朝7時から人がもう並び始め、10時には瞬時にはけてしまったとのこと。
人々がこのような素晴らしい機会のコンサートを聴くことを特に熱望している様子がうかがわれ、また、入場券を求める人々の過熱ぶりから、Chiesa di San Domenicoで大型画面での演奏会中継が予定されることになりました。

アレッツォの熱心な様子が写真からも伝わってきます。

2007年2月26日 Arezzo Notizie
Concerto di Muti: ressa per gli inviti, travolto l'ufficio dell'Apt

http://www.arezzonotizie.it/Servizi/Notiziario/googlenews.asp?IDN=43150

2007年2月26日 Arezzo Notizie
Concerto Riccardo Muti in diretta su maxischermo

http://www.arezzonotizie.it/Servizi/Notiziario/googlenews.asp?IDN=43158

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妥協しない理想主義者

フィルハーモニア管のサイトに、フィルハーモニア管のメンバーとして、そして、同管のChairman of the Councilとして音楽監督時代のマエストロ・ムーティと接した Basil Tschaikov が著した、回想記へのリンクが載っています。
マエストロとの写真も載っています。
著作はまだ印刷物にはなっていません。リーダーの反応次第だそうですので、本になるといいと思うと、メールを出しました。

マエストロの項には、若かったマエストロが厳しく理想を追求する姿が描かれています。
どんなにオーケストラがベストを尽くしてもマエストロは満足することがなかったほど、当時は苛烈な人だったとのこと。オーケストラはほめてもらわなくてもいいから、何か自分達の努力がむなしいものではなかったという反応がほしいものだ、といった具合にまで書かれています。マエストロは世の完璧主義者同様、自分の理想とするもの以外は受け入れず、オーケストラが何かひとこと欲しがっている、ということをわかってもらうのはむつかしかったそうです。
オーケストラのレベルが非常に上がったという成果は残したとのこと。
後年、ウィーン・フィルとのニューイヤーコンサートを聴いて、そこにあるのはフィルハーモニア管当時の彼の音楽ではなく、その演奏の美しさ、エレガントさ、チャーミングさに驚いた、と述べられています。
若い頃の様子で、40歳に満たない指揮者を判断してはいけないという教訓のひとつだ、とこの項は結ばれています。

肯定はしませんが、とても興味深いマエストロ観です。

2007年2月26日 The Philharmonia News
The Music Goes Round and Around

http://www.philharmonia.co.uk/news/The_Music_Goes_Round_and_Around/?PHPSESSID=p8taro935ad8ijkn6u0vhc3m14

http://www.musicweb-international.com/Tschaikov/index.htm

10 The Great and the Good

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martedì 27 febbraio 2007

文化財省補佐官のピアチェンツァ訪問

今日のピアチェンツァの新聞によれば、文化財務省はケルビーニ管を2007年も支援するとのことです。

昨日、同省補佐官Montecchiが同相Rutelliの代理でピアチェンツァを訪れ、その際、Teatro Municipale でケルビーニ管とリハーサル中のマエストロ・ムーティと、さしで短い話し合いの場をもったそうです。マエストロは指揮台を離れ、指揮棒をおいて話し合いのほうへ臨み、また、話し合いは扉を閉ざして人を入れずに行われたとのこと。

Montecchiはピアチェンツァでの会見でケルビーニ管についても触れ、文化財省としては、マエストロ・ムーティとは二重のコラボレーションのプランを描いている、ひとつはすでにザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭を支えているし、さらにひとつは、2005年、2006年に続き、2007年もケルビーニ管を文化的、経済的に支援していく、と語ったと報じられています。

2007年2月27日 Liberta' 紙
A colloquio con il maestro Muti
E' riconfermato l'impegno per l'orchestra Cherubini

2007年2月28日6時54分追記
補佐官の予定が26日に報じられていました。
それによれば、11時45分にTeatro Municipaleにマエストロ・ムーティを訪れて会い、続けて、ケルビーニ管の理事たちやスタッフたちもその会見に加わる予定になっていました。

2007年2月26日 Sesto Potere
A PIACENZA LA SOTTOSEGRETARIA ALLA CULTURA ELENA MONTECCHI

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シエナ大学のニュース

シエナ大学のサイトに、マエストロ・ムーティの名誉学位授与のニュースが載っています。

3月3日にアレッツォ・キャンパスで授与式が行われます。

http://www.unisi.it/eventi/muti/

3 marzo
LAUREA "HONORIS CAUSA" IN LETTERATURA E SPETTACOLO AL MAESTRO RICCARDO MUTI
UNIVERSITÀ DEGLI STUDI DI SIENA
FACOLTÀ DI LETTERE E FILOSOFIA - AREZZO -

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lunedì 26 febbraio 2007

PMF東京公演のちらし

マエストロ・ムーティとPMFオーケストラ東京公演(7月11日)のちらしが届きました。

チケット発売日は3月24日。
本公演が、「日本におけるイタリア2007・春」の催しに含まれていることをはじめて知りました。
ちらしにシンボルマークが印字されていますが、上記催しのサイトにはまだ載っていません。

http://www.primavera-italiana.net/event/culture.html

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エヴァ・メイのインタビュー

東京のオペラの森でマエストロ・ムーティと共演する、エヴァ・メイのインタビューが同サイトに載りました。

2007年2月23日 東京のオペラの森 ニュース
「スターバト・マーテル」はロッシーニの既存のイメージを変える、深い信仰心に溢れた傑作です~~エヴァ・メイに聞く

http://www.tokyo-opera-nomori.com/interview/mei.html

4月の落ち着かない時期ですが、こんなに素敵なインタビューを読ませてくれた彼女とマエストロの共演を聴くためにも、是非会場に足を運びたいと思います。

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A. Lange & Söhne訪問

昨日のミラノの新聞に、23日行われた記者会見の記事が載っていました。

その中で、マエストロ・ムーティが、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭のスポンサーになっているA. Lange & Söhneに対して篤く感謝した、という一文がありました。
同スポンサーのサイトには、マエストロが訪問した折(2月19日)の写真と記事が載っています。
日本語版もあるので、いずれそちらにもニュースが載ることと思います。

http://www.alange-soehne.com/en/news/besuch_ricardo_muti.php

“A. Lange & Söhne” News 2007年2月23日
“A. Lange & Söhne” becomes official sponsor of the Salzburg Whitsun Festival

また、新聞記事によれば、マエストロがナポリ楽派の楽譜に出会った図書館の歴代館長には、サルバトーレ・ディ・ジャコモもいたとマエストロが語ったそうです。

2007年2月25日 Il Giorno 紙
Cherubini a Salisburgo
La soddisfazione di Riccardo Muti

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domenica 25 febbraio 2007

スカラ座に戻ってくるフリットリ

26日に開くリサイタルで数シーズンぶりにスカラ座へ戻ってくるフリットリへのインタビューが、今日のレプッブリカ紙に載っています。
スカラ座に戻ってくることを非常に大切に思っていると語る彼女のインタビューを、いつものように興味深く読みました。

かつては激しいスポーツが好きだったけれども、今は乗馬やアイス・スケートをするくらいで、もっと落ち着いた時間の過ごし方をしている、10歳になる娘のそばで刺繍をしてリラックスしている、歌の勉強が終わるとすぐに刺繍をしているほどだ、と語っています。
また、ミラノで生まれた彼女のスカラ座との結びつきは強く、おそらくみずからも天井桟敷席で観たこともあって、多くのロッジョニストを知っているし、彼らに愛情を感じるとのことです。

スカラ座ではマエストロ・ムーティの時代に多く出演していましたが、2008-2009シーズンにイタリア・オペラの2作品に出演するとのこと。作品名はトップシークレットだとか。バレンボイムとは、トスカニーニ記念コンサートのヴェルディ《レクイエム》で共演するのがはじめてで、予定されているイタリア・オペラはどちらも彼の指揮ではないとのこと。

インタビュアーは、もちろん、スカラ座やマエストロ・ムーティについてたずねています。
マエストロについて次のように話しています。

ムーティ?彼とはラベンナ、マドリッド、ウィーンで非常に多くの演奏を続けてきました。彼はとてもいい状態にあります。波に乗っています。素晴らしい人です。

Muti? Con lui ho continuato a fare tantissime cose fra Ravenna, Madrid e Vienna. Sta benissimo, non perde un colpo. È una grande persona.

彼女がシカゴ響のガラコンサート、トスカニーニ記念コンサートでマエストロと共演することは、ここでも紹介しました。何年先までも予定が埋まっているフリットリが、このようにマエストロとの共演に労を惜しまないことを、ファンとしてとてもとても嬉しく思います。

マエストロとフィルハーモニア管のマドリッド公演を調べていて、フリットリの言う、昨夏のマドリッド公演を紹介するコムーネのサイトをとても楽しく眺めました。パソコンを替えたために保存していた写真などを失ってしまいましたが、また同サイトを探して紹介します。

2007年2月25日 la Repubblica 紙
Il soprano milanese domani fa il suo ingresso al Piermarini dove mancava da qualche stagione
"Torno e non vado più via" Barbara Frittoli alla Scala
Ora il recital, poi il Requiem e due opere

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チマローザのオペラのピアチェンツァでの上演

マエストロ・ムーティとケルビーニ管がザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭で上演するチマローザ《カランドリーノの帰還》は、ラベンナで12月14日~16日に上演されるのに続き、ピアチェンツァでは12月29日、30日に上演されるそうです。

2007年2月24日 La Stampa 紙
Muti porta a Salisburgo la Napoli del Settecento

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sabato 24 febbraio 2007

ナポリでナポリ楽派を上演できない嘆き

ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭について、ナポリ楽派の音楽をナポリで上演できないマエストロ・ムーティの嘆きも大きくとりあげている報道、インタビューがあります。

文化が国や都市を結びつけるという理想を高くかかげ、ナポリ楽派の作品の上演を通じてその理想を追求しようとしながら、その実現が自分の祖国、その音楽の発祥の地ナポリでなしえないことへのマエストロの嘆きには、深く深く心を揺り動かされます。

せんだって、ニューズウィーク誌がナポリ・サンカルロ歌劇場の財政破綻状況をリポートしていました。

状況はどうであれ、理想を追い求める姿勢をかえないマエストロの言葉に、リッカルド・ムーティという人の純粋さ、孤高、どこまでもついていこうとほれこんでしまう、たまらない魅力を感じます。

«All’estero - ha detto - ho trovato e ho provato più entusiasmo che in Italia a presentare questo progetto. Continuo a pensare che la grande cultura sia un ponte che unisce l’Europa, ma da questo punto di vista ho trovato più sensibilità in Austria che non in patria. Continuo ad essere un idealista cretino».

「海外では、このプロジェクトを発表するにあたって、イタリアにおいてよりも熱心さが感じられました。素晴らしい文化はヨーロッパを結びつける架け橋だと、今後も考えていくつもりです。けれども、この点については、私の祖国においてではなく、オーストリアで一層強い関心を感じました。これからも愚直な理想主義者であり続けます。」

2007年2月24日 Il Mattino 紙
«A Salisburgo le opere rifiutate in Italia»

追って下記のインタビュー記事とともに紹介します。

2007年2月24日 Avvenire 紙
Muti: «Ora salverò la musica di Napoli ma a Salisburgo»

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チマローザのオペラはラベンナでも上演

23日に行われたザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭の記者会見について、今日のラベンナの新聞も写真入りで報じています。

マエストロ・ムーティとケルビーニ管は、今年12月14日、15日、16日にラベンナのTeatro Alighieriでもチマローザ《カランドリーノの帰還》を上演し、それは同劇場のシーズン開幕になります。その後、サンクトペテルブルク、パリでも上演するそうです。

聖霊降臨祭音楽祭のリハーサルは2ヶ月間にわたってラベンナで行われます。ピアチェンツァの新聞によれば、5月4日~14日はピアチェンツァのMunicipaleでリハーサルとなっています。

マエストロは会見で面白い話をしています。

オーストリア人であるサリエーリがスカラ座で《見出されたエウローパ》を上演していた同じ年代に、チマローザはナポリで《カランドリーノの帰還》を作曲していて、両者の音の響きの違い、オーケストレーションの差異、音色の違いは印象深いと同時に素晴らしいものがある。モーツァルトができるだけ速くナポリに行きたい、到着したいと思っていたことは偶然ではない。

このように話しています。マエストロのオペラの上演との関連性、オーストリア・ナポリのつながり、ナポリの素晴らしさを語るエピソードです。

記者会見の出席者は、ザルツブルク音楽祭総裁Flimm、同音楽祭芸術監督Hinterhaeuser、 ラベンナ市長Matteucciのほかに、マエストロの友人でもあり、会見が行われたBiblioteca Ambrosianaの現館長であるRavasiです。

2007年2月24日 Il Resto del Carlino 紙
Il Festival di Salisburgo "nasce" a Ravenna

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マエストロの会見の映像

マエストロ・ムーティの会見の映像がCorsera 紙のサイトで見られます。

Corriere, Media Center
Salisburgo Muti: porterò le opere del '700 partenopeo

http://mediacenter.corriere.it/MediaCenter/action/player?rcsrid=tcol_video

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23日の記者会見の様子

昨日ミラノで行われた記者会見の様子が、ピアチェンツァの新聞でも報じられています。

写真は、Ravasiがマエストロたちに美術品の説明をしている様子と、記者会見の様子。前者の写真はオンラインの記事でも見られます。きりっとしたいつものマエストロの様子に安堵。

http://www.liberta.it/asp/default.asp?IDG=702247510&H=

2007年2月24日 Liberta' 紙
Presentato a Milano il progetto del Ravenna Festival, "Il calandrino" arriverà anche a Piacenza
Muti porta la sua Napoli a Salisburgo
Sul podio della Cherubini aprirà il Festival con Cimarosa

記事については項をあらためて紹介します。ファンの様子がここでも書かれていました。

クリスティーナさんがインフルエンザで欠席したとありました。早く回復されますように。

会見場には、記者のほかファンたちもいたとのことで、「マエストロ、ミラノにはあなたが必要です!」と声をあげたところ、マエストロは笑って、洗練されたやり方で受け流したとのこと。「次の質問は?」

a un certo punto si è levata una solitaria invocazione: «Maestro, ti vogliamo a Milano!»; e lui, ridendo, ha glissato con eleganza: «La prossima domanda?»

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ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭

昨日、マエストロ・ムーティが出席して、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭のプレゼンテーションがミラノで行われた、と報道されています。

記者会見場所はBiblioteca Ambrosiana di Milano で、聖職者Gianfranco Ravasi、ラベンナ市長も同席しました。この音楽祭はラベンナ音楽祭とのコラボレーションによるものであり、また、ラベンナは2019年のヨーロッパ文化都市にすでに立候補したことがあらためて報じられたばかりです。

2007年2月21日 ANSA通信
Ravenna forse capitale cultura Ue
Sindaco avanza candidatura per il 2019 in lettera a Prodi

プログラムについては、すでに、2008年のものが決まっていて、2009年についても計画中だとのこと。
2008年は、Paisielloのオペラ"Il matrimonio inaspettato "と、Hasseのオラトリオ "Oratorio I pellegrini al sepolcro di Nostro Signore "の予定です。

また、サンクトペテルブルク、モスクワ、パリから客演の依頼もきているとのこと。

記事には、マエストロの信条を表したプロジェクトがどう説明されたかが書かれています。

すなわち、

マエストロの説明によれば、ナポリ楽派の作品蘇演の構想は、1992年にすでにはぐくまれていたもので、「イタリアで一度出港し、その後、難破していた夢です。」2005年にザルツブルク音楽祭首脳が、この古くから温めてきたプロジェクトに行き着き、「銀の皿に載せてそれを差し出しました。このことを夢見ていたように思います。ヨーロッパ統一支持者である私は、(このラベンナとザルツブルクのように:訳注)都市の間をつなぐ縁戚関係を強調するために生まれたプロジェクトが、計画され描かれるのを夢見ていました。」

さて、ミラノで記者会見となれば、スカラ座のことが質問されるのは避けて通れないでしょう。この日も、スカラ座辞任に関する遠まわしな質問もあったようですが、マエストロは晴れ晴れとした様子で意に介せず、強固に残る「ミラノにはあなたが必要だ」«ti vogliamo a Milano»という声もさらりとかわしただけだとのこと。
けれども、マエストロの痛烈な一撃がありました。「ケルビーニ管については、イタリア国外でのほうが熱心にやられています。ここイタリアではたくさんの言葉が費やされていますが、実現するのはわずかです。」

記事冒頭のPensato, detto, fatto は、いわずと知れたカエサルの言葉veni, vidi, vici のもじりであり、また、記事にあるイタリアへの嘆き(言葉は多く、実行は少ない)と対照をなす言葉でもあります。カエサルの実質的な帝政がなしとげた偉業を思うとき、共和的ではない、帝国主義者だとマエストロを非難したフォンタナをはじめ、かつてスカラ座で反旗を掲げた人々に対する、歴史の評価がいろいろ想像されます。

2007年2月24日 Il Giornale 紙
Muti: tre anni a Salisburgo

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デュトワの新ポスト

フィラデルフィア管のサイトに、デュワの新ポスト就任のニュースが載りました。2011-2012シーズンまで続くとのこと。

また、今年の夏、音楽監督探しを正式な形で発足させるそうで、シカゴ響のように委員会を作って、その過程を公けにしていくのかもしれません。

2007年2月23日 The Philadelphia Orchestra News Release
CHARLES DUTOIT NAMED CHIEF CONDUCTOR AND ARTISTIC ADVISER OF THE PHILADELPHIA ORCHESTRA

http://www.philorch.org/styles/poa02e/www/index2.html

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オーマンディのファンの方によるニューヨークの様子

オーマンディとフィラデルフィア管のファンの方が、マエストロ・ムーティのニューヨーク・フィル公演の様子を紹介していらっしゃいます。

デュトワとのつながりで、フィラデルフィア管への客演が実現すると嬉しいのですが。
フィラデルフィアの街でよく留学生に間違えられ、そうやって気軽に話しかけてくる雰囲気に驚いたことが思い出されます。

Fantastic Philadelphians
Memorandum
http://www5a.biglobe.ne.jp/~philorch/

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デュトワがフィラ管のチーフ・コンダクターに

2008年秋から、デュトワがフィラデルフィア管のchief conductor and artistic advisorという新しいポストに就任することが、昨朝、発表されたそうです。
でも、音楽監督ではなく、音楽監督探しは続く、とのことです。

2007年2月23日 Musical America
Philadelphia Names Dutoit Chief Conductor

Il Sole 24 Ore紙のディスクについているブックレットには、マエストロ・ムーティがフィラデルフィア管と喝采を受けている写真が、見開き2ページで載っています。
他に大きく載っているオーケストラの写真はケルビーニ管。

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最も危機だったのは《椿姫》でのストライキ

フォンタナの本を読みましたが、マエストロ・ムーティに関する記述には、心を鎮めるのがむつかしい箇所が多かったです。

この本は、役職を去った人がよく書くような暴露本ではなく、たとえば、歌手たちについてもさらりと触れられているに過ぎません。フレーニ、テバルディ、ゲンチャといった歌手について、今悪く言うオペラ関係者はおそらくいないでしょうし、フォンタナも深い敬意を表しています。本の重点は、スカラ座総裁に至るまでの道のり、そして、スカラ座での成果におかれています。

その中で例外的といっていいでしょうが、マエストロ・ムーティについてはその指揮者・音楽家としての力量を認めながらも、人物に関しては手厳しく描いています。
特に、「スカラ座で働くほとんどすべての人たちが、芸術家としてのムーティに対してではなく、人間としてのムーティに立ち向かい、反対した」というくだり、マエストロがどういう人間だから彼らの抵抗にあったかを書いている部分には、当時同様、猛反論したい気持ちを抑えることができませんでした。

この本の紹介記事でもとりあげられていましたが、フォンタナが総裁としてのキャリアの中で最も危機を感じたのが、スカラ座での《椿姫》上演がストライキに遭遇したときだったそうです。
1995年6月2日のことで、マエストロの楽屋で芸術監督Roman Vladもまじえて3人で解決策を話し合い、マエストロのピアノのもと、歌手が衣装をつけて舞台にのぼり、合唱団も舞台にいる、そうすれば、上演について正当な権利をもつ聴衆も満足する、という結論になりました。マエストロは寛容にもそれを受け入れ、スカラ座の歴史に残る上演となった、と記述されています。

結局、マエストロ・ムーティとの「確執」については、これまで報道されていた以上のことはこの本では知りえませんでした。

A scena aperta
Carlo Fontana
Ecleta, 2006

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venerdì 23 febbraio 2007

ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭の紹介

マエストロ・ムーティがナポリ楽派の作品を演奏するザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭について、biblioteca Ambrosiana di Milanoで、今日、プレゼンテーションが行われた、というニュースが流れています。3月からリハーサルに入ると以前報道されていました。

マエストロ出席のプレゼンテーションだとしたら、Juan Diego Flórez がスカラ座のオペラ上演でアンコールを歌ったことについても、何かコメントが求められたかもしれません。

2007年2月23日 ANSA 通信
Muti porta Napoli a Salisburgo
Maestro dirigera' inediti di Scarlatti, Cimarosa e Paisiello

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スカラ座でのアンコール

ドニゼッティ《連隊の娘》のスカラ座公演で、アンコールが行われたことが大きな話題になっています。
スカラ座のオペラ上演ではアンコールを行わないという不文律があり、それをマエストロ・ムーティは2度破っているが、歌手によるアンコールは74年ぶり、という報道です。

マエストロ・ムーティのアンコールについては、また機会をあらためて紹介します。

2007年2月22日 PlaybillArts
Juan Diego Flórez Sings First Encore Heard at La Scala in 74 Years

http://www.playbillarts.com/news/article/6059.html

(この記事に続きはありません)

Continua a leggere "スカラ座でのアンコール"

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次期ウィーン国立歌劇場総裁候補

水曜日にIoan Holenderが、ウィーン国立歌劇場の2010-2011のシーズンについては、十分な水準をもったまともな計画を論議することが許されなかったとして、総裁のポストを去ることを事実上表明しました。

そのシーズンからの後継者については、彼自身は指揮者の Franz Welser-Möstを好ましく思っていると言われてきています。
ザルツブルクの新聞は、マエストロ・ムーティの名前への期待も欠かせないとしていますし、ウィーンの新聞も、マエストロの名前も漏れてきていると書いています。
新たに動き始めたメリーゴーランドにある名前の例は次のとおりです。

Franz Welser-Möst、Neil Shicoff (音楽監督 Christian Thielemann、マネジャー Georg Springerがセット)、Gérard Mortier、 Peter Ruzicka、Alexander Pereira、Roland Geyer、Brigitte Fassbaender、 Christine Mielitz、Simone Young、 Pamela Rosenberg、Riccardo Muti、 Placido Domingo

2007年2月21日 AP通信
Ioan Holdender to Exit Vienna Staatsoper

2007年2月22日 Salzburger Nachrichten 紙
Der Kutscher steigt vom Bock

2007年2月22日 OOE Nachrichten 紙
STAATSOPER: Holender ist weg ab 2010

2007年2月22日 Musical America
Who Will Succeed Ioan Holender in Vienna?

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giovedì 22 febbraio 2007

桜の開花予想

東京の桜の開花予想は靖国神社では3月19日とのこと。
マエストロ・ムーティのサイトの桜はとても美しいのに、実際には3月末には満開を過ぎているかもしれません。

2007年2月22日 朝日新聞朝刊
桜開花、東京は3月19日 4~5日早め予想 民間会社

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Enciclopedia della Musica Riccardo Muti

Il Sole 24 Ore 紙から出ているマエストロ・ムーティのディスクは、ブックレットが素晴らしいです。

マエストロの白黒写真がたくさんたくさん載っています(Silvia Lelli撮影)。
本の構成は、前半は、マエストロにとって大切な年を時系列でとりあげて、何があったかを記述しています。
後半は、いろいろな人たちがマエストロについてどう語っているかを載せています。

追って紹介していきます。

大きさは辞書を少し大きくしたくらいのもの。イタリア国内のエディコラでしか入手できないとは、本当に残念です。

Enciclopedia della Musica
Riccardo Muti

Il Sole 24 Ore, 2007

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キアラさんのクルト・ワイル

キアラさんがローマのTeatro Nazionaleでクルト・ワイルの作品のタイトル・ロールを務めています。《マリー・ギャラント》で、歌はフランス語、レチタチーヴォはイタリア語という上演形式をとっています。20日が初日でしたが、マエストロ・ムーティも喝采していたという評がありました(ただし、キアラさんの名前をクリスティーナさんととり違えていますが)。

記事を見つけたら、紹介します。

2007年2月20日 Amadeus Online
"Marie Galante" di Kurt Weill all'Opera di Roma
http://www.amadeusonline.net/news.php?ID=1171990524

2007年2月21日 il giornale della musica, recensioni on line
Un Weill riscoperto
Marie Galante di Kurt Weill

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mercoledì 21 febbraio 2007

7年ぶりのアレッツォ公演

マエストロ・ムーティが前回アレッツォのBasilica di San Francescoを訪れたのは、『聖十字架伝説』の修復が終わった時のことで、そのときのハイドンの演奏、《十字架上のキリストの最後の七つの言葉》はDVDにもなっています(スカラ・フィル、2000年11月20日収録)。

そのことを今日のアレッツォの新聞も報じていました。久しぶりに映像を観たくなりました。

2007年2月21日 La Nazione 紙
Da Muti un grande omaggio a Piero

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アレッツォで授与される学位

マエストロ・ムーティは3月2日にアレッツォでケルビーニ管と演奏し、3日にはシエナ大学アレッツォ・キャンパスで名誉学位を授与されます。

20日にマエストロ・ムーティのアレッツォ訪問に関する記者会見が行われ、速報がいくつか出ています。それによれば、assessore alla cultura 文化評議員Camillo Brezzi(文学哲学部学部長)がこの名誉学位について、次のように語っているそうです。

名誉学位は‘Letteratura e spettacolo’に関するもので、シエナ大学は通常はこの分野の学位は授けないけれども、イタリア音楽とイタリア文化を最も代表している人物のひとりに対してであれば、例外にも説得力がある。リッカルド・ムーティは、実際、ケルビーニ管との体験によって、最高の芸術家であることを証明しただけでなく、最良の教官、地位にあることも証明していて、それは大学のこの選択を妥当なものにしている。

また、同評議員は、アレッツォ・キャンパスで名誉学位が授与されるのはこれがはじめてだということも、強調していました。

マエストロがケルビーニ管を、2年でモーツァルトの聖地、音楽の重要な拠点であるザルツブルクの音楽祭で演奏できるまでにしたことが、高く評価されています。5月の聖霊降臨祭音楽祭が待たれます。

おめでとうございます、マエストロ!

なお、記者会見の写真には、マエストロの公演のポスターも写っています。ピエロ・デッラ・フランチェスカの偉業をたたえる文化イベントの一部をになうマエストロ(『聖十字架伝説』の前で演奏します)は、その横顔が彼の描いたウルビーノ公を思わせると言われたこともあります。このポスターがまさにそれのように感じられ、思わず笑みがこぼれてしまいました。

2007年2月20日 Arezzo Web
Il concerto di Riccardo Muti: le dichiarazioni dell’assessore alla cultura Camillo Brezzi

http://www.arezzoweb.it/notizie/speciale.asp?anno=&idnotizia=3758

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シカゴ響オープニング・ナイト・ガラ

シカゴ響の来シーズン・オープニングを担うマエストロ・ムーティによる、ガラ・コンサートの内容が同オーケストラのカレンダーに載っていました。

2007年9月15日19時
Chicago Symphony Orchestra
Opening Night Gala

Symphony Center
Riccardo Muti, conductor
Barbara Frittoli, soprano
Verdi - Selected opera arias
Falla - Suite No. 2 from The Three-Cornered Hat
Ravel - Rapsodie espagnole
Ravel - Boléro

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martedì 20 febbraio 2007

近づく東京のオペラの森

モストリークラシック誌最新号では、マエストロ・ムーティの東京のオペラの森出演が盛り上がっています。

ひとつは、バルチェッローナへのインタビュー。

モストリークラシック誌 2007年4月号
STAGE! ダニエラ・バルチェッローナ

インタビュアーは、「ムーティはロッシーニよりもヴェルディを得意としていると思いますが、その辺りの不安はないですか。」と、びっくりするようなことをたずねています。
バルチェッローナは、こんな質問をされて、どう思ったでしょうか。

「略)偉大でクレバーな指揮者ですので、素晴らしい指揮をして頂けるのではないかと期待しています。ムーティとは、(略)いつも音楽的な深い表現を獲得することが出来ているので、今回もとても楽しみにしています。」

もうひとつは、4月のおすすめ公演にあがっていること。星三つをつけた人たちもいます。

モストリークラシック誌 2007年4月号
音楽生活投資委員会
4月の公演、これが買い!

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イタリアEMIのディスク

昨年末に、イタリアEMIがマエストロ・ムーティの録音の編集盤を出しています。イタリアへ行く機会があったら、何冊かの本とともに買おうと思っていましたが、予定が立ちそうになく、オンライン店で購入しました。
ひとつは、プラチナ・コレクションその2。もうひとつは、2000年のニューイヤーコンサートのCDとDVDをまとめたもの。
届いて、何か目新しい記述や写真があったら、紹介します。

RICCARDO MUTI: THE PLATINUM COLLECTION 2
24/11/2006
http://www.emimusic.it/emimusic.it/b2c_album_detail.asp?id=47616

CONCERTO DI CAPODANNO - THE MILLENNIUM COLLECTION
RICCARDO MUTI

15/12/2006
http://www.emimusic.it/emimusic.it/b2c_album_detail.asp?id=47811

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lunedì 19 febbraio 2007

ケルビーニ管カターニア公演のマルタ報道

今日のマルタの新聞が、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の3月7日のカターニア公演について報じています。
マルタのRenaissance Productions Ltdが公演のスポンサーのひとつであることから、土曜日の記者会見に同行したものです。

記事はカターニアで起きたサッカーをめぐる事件に随所で言及していて、カターニアとその人々が、マエストロのコンサートにいろいろな想いと気負った気持ちを抱いているようにもみえるとも読めます。
でも、そういった個別の事件から離れて、音楽は、マエストロが常々言っているように、人々の心を近づけさせるものです。記事にも、スポンサーであるRenaissance Productions Ltdが、文化は国々をひとつにするし、この企画を通じて、マルタとシチリアの生来のつながりがただ一層強まっていく可能性があるだけだ、とコメントしているのは、(このコンサートの企画の思惑がどうであれ)喜ばしい、とあります。

カターニアがマエストロに独占的なまでの愛着を感じ、また、このコンサートの象徴的意味合いが強いのは、マエストロがこの劇場で1968年にデビューし、また2001年にBellini d'Oroを受賞しているからだ、と記事は結ばれています。

マエストロほどの人についてならば、どのような機関、団体であっても、そのつながりを強調したいと考えることでしょう。

2007年2月19日 The Times of Malta 紙
Local firm represents Riccardo Muti in Sicily

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カターニア公演へのマエストロのメッセージ

17日午前にカターニアのTeatro Massimo Bellini で行われた、マエストロ・ムーティとケルビーニ管公演についての記者会見のニュースは、同劇場のサイトにも載っています。

そのニュースによれば、マエストロは6年ぶりにこの劇場に戻ってきます。1968年にこの劇場でデビューを飾り、2001年にはここでBellini d'Oroを受賞しています。

また、公演について、マエストロが公演先のイスラエルからメッセージを書いて寄せています。

「私たちは、来る3月7日のコンサートを可能にしてくださった機関と団体に対して、ありがたく思い、感謝しています。ケルビーニ管を私が指揮するそのコンサートは、至高なる作曲家で、カターニア出身のVincenzo Belliniの名前を刻印した劇場で行われます。彼は、もちろん、私のお気に入りの作曲家のひとりです。私とLuigi Cherubini 管がこうやってシチリアに戻ってくるのは、昨年の素晴らしいMonreale公演以来のことです。ケルビーニ管には、多くのシチリア出身の才能ある人たちの存在が貢献しています。 私たちは、エトナ山のもとにいる聴衆が音楽に通じていて、音楽への情熱を持っていることに再び出会えるという喜びを胸に、カターニアに戻ってきます。」

Teatro Massimo Bellini
Primo Piano
2007年2月17日

IL RITORNO DI RICCARDO MUTI AL "BELLINI", IL 7 MARZO CON L'ORCHESTRA CHERUBINI
http://www.teatromassimobellini.it/sezione.asp?id=1

Comunicati Stampa
2007年2月17日

RICCARDO MUTI SUL PODIO DEL "BELLINI" IL 7 MARZO ALLE 21: “TORNO A CATANIA COL PIACERE DI RITROVARE QUEL PUBBLICO". LEANZA, GELARDI E MUNZONE: “SEGNO DELLA VITALITÀ DEL TEATRO”
http://www.teatromassimobellini.it/dettcom.asp?idnew=324

記者会見写真をクリックして大きくすると、公演のポスターがよく見えます。

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金管はバルコニーに

レコ芸誌最新号によれば、マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの1月の公演で、《ローマの祭り》では金管がバルコニーから演奏されたそうです。
マエストロのヴェルディ《レクイエム》来日公演を想い出しました。からだを斜め半身客席に向けながら指揮したのでしょうか。終演時の歓声の大きさに納得がいきます。
でも、録音で聴くニューヨーク・フィルとの《ローマの祭り》は、とても洗練され、バランスのとれた演奏、きめこまかな音色で驚きました。エブリーフィッシャーホールの天井をひきはがしたかのような音のとどろきは、やはり、ホールにいて音をからだで感じないとわからないのかもしれません。

レコード芸術誌 2007年3月号
海外楽信 ニューヨーク
エイブリー・フィッシャー・ホールのムーティ&NYP

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カターニア公演のスポンサー

3月7日にマエストロ・ムーティとケルビーニ管はカターニアで公演を行いますが、スポンサーにRenaissance Productions が名を連ねていることが報道されていました。マエストロとケルビーニ管のマルタ公演を後援しましたし、そのサイトにマエストロに関する記事、写真が多数載っていることも、以前、紹介しました。地中海の縁といったものも感じます。

また、ケルビーニ管にはシチリア出身の優秀なメンバーたちもいる、とマエストロはメッセージを寄せたそうです。
イタリア各地で公演することは、メンバーにとっては凱旋公演になり、当地にとっては誉れになるのかもしれません。

マエストロのエピソードなどは夜にまた。

Renaissance Productions
http://www.rplmalta.com/gallery.htm

http://www.rplmalta.com/mutievent.htm

http://www.rplmalta.com/articles.htm

2007年2月18日 La Sicilia Online
Teatro «Bellini» di Catania
Il concerto-evento del 7 marzo
Riccardo Muti, ritorno al futuro Anche Munzone punta sui giovani

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domenica 18 febbraio 2007

シカゴ響の音楽監督探し

今日のシカゴの新聞が、シカゴ響の音楽監督探しは決してもたついているのではない、時間をかけて21世紀にふさわしい、そして、音楽監督という比類なきヘッドにふさわしい人を選ぶのに時間をかけている、として、法王ならぬ音楽監督決定の白い煙がシカゴ響の本拠地から上がる前の、十分な分析の存在を書いています。

音楽監督、特にUSAのオーケストラの音楽監督の重責、特殊性については、前任のバレンボイムもマエストロ・ムーティも語っていました。国からの潤沢な補助金なくして、あれだけのラインナップを各シーズンそろえる仕組みにはどれほどの資金・努力が必要かは、十分想像できます。

記事にもあるように、この指揮者難(現在、条件のそろった指揮者は片手を数えるしかいない)について、歴史的、社会学上、芸術上の議論がなされているのには興味を覚えます。でも、筆者が言うように、フィラデルフィア管もニューヨーク・フィルも音楽監督探しをする状況の中、シカゴ響も決断しなければならなくなっています。
そして、この記事で名前のあがっているのが、ハイティンク、ブーレーズはさておき、マエストロ・ムーティとあのDudamel(4月客演)であるのが面白いです。現在ポストに就いていないと記事が書くマエストロについては、スカラ座辞任は芸術的、音楽演奏上の理由というよりは、イタリアの政治的・気質的なものであり、健康状態も良好、とまで判断されています。

音楽現代誌最新号も、フィラデルフィア管の音楽監督後任探しについての考察を載せていました。

2007年2月18日 Chicago Sun-Times 紙
CSO wisely taking its time to find 21st century music director

音楽現代誌 2007年3月号
ペンシルヴァニアを去るC・エッシャンバッハ

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ニューヨーク・フィルとのチャイコフスキー

15日のタイムズ紙がGustavo Dudamelについて論評を載せていました。
26歳にして、既に世界中の著名オーケストラの指揮台に登場している小柄な若者を、その生まれから簡単に紹介した記事です。結婚したばかりで、大家族を作るんだと私生活も充実している彼が、ニューヨーク・フィルのマゼール後継者のひとりにもあげられていることも書いています。the New York Philharmonic already has him lined up, it’s said, to replace the unloved Lorin Maazel in 2009

2007年2月15日 The Times 紙
True class: South America’s lightning conductor
Conductor Gustavo Dudamel, 26, is the product of a revolutionary musical training system

ニューヨーク・フィルとはマエストロ・ムーティも幸福な時を過ごしていて、1月の演奏会の模様を、とてもいい状態で聴くことができました。そのご厚意をくださった方に、心から感謝しています。

チャイコフスキーのバイオリン協奏曲をくりかえし聴いています。
第一楽章後の拍手については、いくつかのブログでも触れられていましたが、驚きました。それほど大見得をきった楽章フィナーレではないのに、この拍手。
そして、バイオリンのはずなのに、大きな弦楽器のような豊かな響きにも驚きました。
聴きなれた超有名曲にもかかわらず、控えめといっていいほどのフィナーレ、演奏後の大きなブラボーの声!
ニューヨーク・フィルのシャープな反応もいいし、クリアで清新な音色にチャイコフスキーの別の面を見たように思います。
マエストロのこの協奏曲はレコードがないので、貴重な音源ができて、本当に嬉しいです。

次は、あのエブリー・フィッシャー・ホールの大きな大きな空間の天井をひきはがしたという《ローマの祭り》を聴きます。

来シーズンのマエストロのニューヨーク来演も楽しみです(ブルックナーの6番!)。

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クライバーへのbaccetta d'oro 黄金の指揮棒の授与

昨年イタリアで出版されたクライバーの本に、マエストロ・ムーティとの親交を記述した章があります。
クライバーが「黄金の指揮棒」、トスカニーニの指揮棒を模したものを授与された際の、マエストロの言葉とクライバーの言葉が、当時のCorsera 紙記事(1995年2月19日付)から引用されています。クライバーの膨大な追悼記事の中で、写真とともに紹介されていたエピソードのひとつでもあります。

Mauro Balestrazzi
Carlos Kleiber  Angelo o demone
L'Epos, 2006

Baccetta d'oro

1995年2月18日、クライバーはミラノに戻ってきた。「黄金の指揮棒」、トスカニーニの指揮棒を模したものを授与されるためである。それは、「あらゆる条件から自由で、完全に自立したキャリアをくりひろげていること」に対する賞である。その機会に、リッカルド・ムーティは彼に、非常に愛情のこもった言葉を贈った。

「カルロスは自分にもたらされた数限りない称賛をわきまえています。彼は、絶滅途上にある演奏家人種の世代の中で、もっとも稀な例のひとりです。私は度肝を抜かれています。彼の演奏はすべて、湧き出る泉の水のような驚きをもたらすからです。我々は、彼が演奏の準備に細かく心をくだいているのを知っています。それでいて、即興性があり、解放的で、到達不可能な演奏になっていることを知っています。私は彼には無理強いしてきませんでした。彼の独立性を称賛しているからです。けれども、私がプライベートに彼に言ってきたことを、公けの場で再び繰り返して言います。スカラ座はあなたの歌劇場です。La scala e' casa sua.」

そして、さらに。「私は自分の友情の気持ちを強要として使いたくありません。けれども、彼には、スカラ座がいつも自分を待っていることがわかっています。」クライバーは短い言葉で感謝した。「この賞の意義に感謝するだけでなく、賞の素晴らしさにも感謝します。イタリアとスカラ座を愛しています。私を招いてくれた、友人であるリッカルドにも感謝します。」
脚注:La Scala corteggia Carlos Kleiber. Muti: "E' la tua casa, ti aspettiamo" ,in Corriere della Sera, 19 febbraio 1995

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フィルハーモニア管の新シーズン

フィルハーモニア管の新シーズンのパンフレットが同管のサイトに載っています。
マエストロ・ムーティの同管デビュー35周年コンサートは、秋のシーズンのハイライトのひとつになっています。

Philharmonia Orchestra
Highlights
Download the Autumn-Winter 2007/2008 South Bank Concert Season Brochure now!
http://www.philharmonia.co.uk/

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sabato 17 febbraio 2007

アレッツォ公演詳細の記者会見

マエストロ・ムーティとケルビーニ管は3月2日にアレッツォで演奏しますが、主催者側の記者会見は2月20日に行われるそうです。

concerto straordinario diretto da Riccardo Muti, 2 Marzo 2007

Banca Etruria
Sono lieti di invitarla alla CONFERENZA STAMPA Concerto straordinario del festival I Grandi Appuntamenti della Musica
RICCARDO MUTI
ORCHESTRA GIOVANILE “LUIGI CHERUBINI”
JOHANNES MOSER, violoncello
Martedì 20 febbraio ore 12
Banca Etruria Centro Direzionale - Sala Arretium (Arezzo,Via Calamandrei 255)

http://www.entefilarmonicoitaliano.it/view.php?pid=54

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音楽現代誌もクライバー特集

音楽現代誌最新号もクライバー特集で、ドイツとイタリアで最近出た2冊の本を短く紹介しています。

イタリアの本は本当に興味深い内容です。記事や関係者のコメントでクライバーの足取りをたどっています。
フレーニはクライバーと、ヴェルディ レクイエム、プッチーニ《マノン・レスコー》もやりたかったそうです。クライバーにそう語ったところ、彼の答えは、《マノン・レスコー》はとても気に入っている、ただ最終幕によく理解したい部分がある、というものだったとか。上演されていれば...。

マエストロ・ムーティとクリスティーナさんのコメントも、心を動かされるものです。
クリスティーナさんの、彼はイエスかノーかの男だ、というコメントは、彼女の魅力のひとつがどこにあるか、人の心をぎゅっとつかむキャラクターであることをよく表しているかもしれません。だからこそ、クライバーがラベンナ音楽祭に出演したのだ、と思ってしまいました。

音楽現代誌 2007年3月号
特集・クライバー 巡礼の旅へ
クライバー 関連書籍・海外出版情報

Mauro Balestrazzi
Carlos Kleiber   Angelo o demone
L'Epos, 2006

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テル・アビブ公演の成功

15日にテル・アビブで行われたマエストロ・ムーティとイスラエル・フィルの演奏会(ソールド・アウト)の成功が、ANSA通信で報じられています。

2007年2月16日 ANSA通信
Concerto Muti a Tel Aviv: applausi
Omaggio per 50/o anniversario morte di Arturo Toscanini

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venerdì 16 febbraio 2007

ベルリオーズのプライベート盤

ベルリオーズ 幻想交響曲 
1987.9/7,ベルリンLive,    
リッカルド・ムーティ指揮 
フィラデルフィア管弦楽団               
KAPELLMEISTER

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giovedì 15 febbraio 2007

クライバーの本とフォンタナの本

注文していたクライバーの本とフォンタナの本が届きました。

クライバーの本は、とりあえず、ラベンナ音楽祭の項と黄金の指揮棒授与の項をまず読みました。
ラベンナ音楽祭の項では、クライバーがショルティにかわって同音楽祭に出演するに至った経緯を、クリスティーナさんの言葉を引用しながら紹介しています。
黄金の指揮棒授与の項には、マエストロ・ムーティとの親交も書かれています。

バイエルン国立歌劇場でマエストロが《アイーダ》を上演したときに、リハーサルにクライバーが来ていたことが二人が知り合ったきっかけ、というクリスティーナさんの言葉に始まり、クリスティーナさんとクライバーが交わしていた手紙も紹介されるなど、とても興味深い内容です。

クライバーをとりあげたイタリアの新聞記事も掲載され、資料的価値は高いといえるでしょう。

後でマエストロに関係する部分を訳してみます。

Carlos Kleiber Angelo o demone?
Mauro Balestrazzi
L'epos, 2006
28,80 euro

フォンタナの本は薄く、ざっと目を通しただけでも、マエストロに関することのみならず、他にも興味をひかれる記述があるのに気づきます。
これも、この本に関する記事とともに、後で紹介します。

A scena aperta
Carlo Fontana
Electa, 2006
19 euro

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朝日新聞の広告

朝日新聞の今日の夕刊の広告特集に、マエストロ・ムーティの東京のオペラの森公演が載っていました(4分の1紙面)。

2007年2月15日朝日新聞夕刊 広告特集
ムーティの感動が、春の夜に花を咲かせる!
R.ムーティ指揮東京のオペラの森2007オーケストラ公演

隣が宮川泰メモリアルコンサートの広告なのも、ちょっと嬉しいです。

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3月2日のアレッツォでのコンサート

マエストロ・ムーティとケルビーニ管は3月2日にアレッツォで演奏しますが、プログラムが同時期のイタリア・ミニ・ツアーとは異なって、特別のものになるようです。
シューマンのチェロ協奏曲(チェロ:ヨハネス・モーザー)とシューベルトの交響曲第4番だそうです。

また、その晩、マエストロはil Premio del Festival "Il Filarmonico"を受賞します。

音楽祭のサイトには、マエストロのコンサートのページができるようですが、まだオープンしていません。

http://www.entefilarmonicoitaliano.it/

Ente Filarmonico Italiano Festival
concerto straordinario diretto da Riccardo Muti, 2 Marzo 2007

翌日3日には、 Università di Arezzo から文学と芸能の名誉学位を授与されます。

venerdì 2 marzo ore 21.15
CONCERTO STRAORDINARIO
Basilica di San Francesco di Arezzo
ORCHESTRA GIOVANILE "LUIGI CHERUBINI"
RICCARDO MUTI direttore
Premio "Il Filarmonico" a Riccardo Muti con Prolusione di Lorenzo Arroga

sabato 3 marzo ore 11.00
Università di Arezzo
Conferimento al Maestro Riccardo Muti della Laurea honoris causa in Letteratura e Spettacolo


2007年2月15日 Amadeus Online

Riccardo Muti ad Arezzo
Gli sarà assegnata una laurea honoris causa e terrà un concerto con l'Orchestra Luigi Cherubini
http://www.amadeusonline.net/news.php?ID=1171519200

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ニューヨーク・フィル新シーズン

13日にニューヨーク・フィルの新シーズン発表の記者会見が行われました。
演奏会をヨーロッパのラジオでも放送する企画は来月から始まるそうです。無料のインターネットラジオでも聴けると嬉しいのですが。

2007年2月14日 Musical America
2007-'08 at the NY Phil Offers Few Surprises

マエストロ・ムーティの来シーズンの演奏会は次のとおりです。2008年の1月と3月に登場します。オープンリハーサルは新シーズンについてはまだ発表されていないようです。

http://nyphil.org/attend/season/index.cfm?page=eventsByMonth&dateRequest=9/01/2007&seasonNum=7

Thursday, Jan. 17, 2008, 07:30 PM
Friday, Jan. 18, 2008, 08:00 PM
Saturday, Jan. 19, 2008, 08:00 PM

Soloist: Leif Ove Andsnes
Conductor: Riccardo Muti
Brahms: Piano Concerto No. 2
Liszt: From the Cradle to the Grave
Scriabin: The Poem of Ecstasy

Saturday, Jan. 19, 2008, 02:00 PM
Soloist: Leif Ove Andsnes
Conductor: Riccardo Muti
Brahms: Piano Concerto No. 2
Mendelssohn: Octet

Wednesday, Jan. 23, 2008, 07:30 PM
Thursday, Jan. 24, 2008, 07:30 PM
Friday, Jan. 25, 2008, 02:00 PM

Saturday, Jan. 26, 2008, 08:00 PM
Soloist: Radu Lupu
Conductor: Riccardo Muti
Bruckner: Symphony No. 6
Schumann: Piano Concerto

Thursday, Mar. 27, 2008, 07:30 PM
Friday, Mar. 28, 2008, 11:00 AM
Saturday, Mar. 29, 2008, 08:00 PM

Soloist: Pinchas Zukerman
Conductor: Riccardo Muti
Copland: Symphony No. 3
Elgar: Violin Concerto

Saturday, Mar. 29, 2008, 02:00 PM
Conductor: Riccardo Muti
Copland: Symphony No. 3
Schubert: Octet

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mercoledì 14 febbraio 2007

テル・アビブでのコンサートは特別なもの

マエストロ・ムーティのサイトはAvvenire紙の記事を引用して、15日のイスラエル・フィルとのコンサートを紹介しています。

マエストロはこのコンサートが特別なものであるよう、望んでいるそうです。

イスラエル・フィル創立70周年記念であり、同管をデビューさせたトスカニーニ没後50周年記念であり、人々を互いに近づけさせることを願うコンサートであり、ということなのでしょう。

マエストロのサイトへは、コンサートの成功を祈り、マエストロとサイトのスタッフの方々へハッピー・バレンタインのメッセージを伝えるメールを出しました。

notizie
14 febbraio 2007

Muti dedica a Toscanini il concerto per il 70° dell'orchestra d'Israele

http://www.riccardomuti.com/Notizie.aspx?idNews=76

2007年2月14日 Avvenire 紙
Muti dedica a Toscanini il concerto per il 70° dell'Orchestra d'Israele

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テル・アビブでのコンサートをトスカニーニに捧げる

マエストロ・ムーティが13日にテル・アビブの記者会見で、スカラ座のドレス・コードについてコメントしたことは紹介しました。
「下着にも関心が持たれるというのでしょうか。」と微笑したそうです。

また、15日のイスラエル・フィルとのコンサートをトスカニーニに捧げるそうです。
トスカニーニは1936年12月26日に指揮台に立って同フィルをスタートさせました。
マエストロによれば、当時と同じく現在も、「世界は様々な苦しみや争いによって打撃を受けていて、音楽によって人々は一層親密になることができるといっていいでしょう。」

2007年2月14日 Corriere della Sera 紙
Muti: «La cravatta alla Scala? Ci sono problemi più seri»

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ニューヨーク・フィル2007-2008シーズン

ニューヨーク・フィルの2007-2008シーズンが発表になりました。
マエストロ・ムーティのブルックナーの交響曲第6番がプログラムに入っていて、さらに楽しみです。

同管のサイトにプログラムが載っていますので、後で紹介します。

New York Philharmonic
The 2007-08 Seasen is announced
!

http://www.newyorkphilharmonic.org/

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若者には気楽に聴いてもらおう

今シーズン、スカラ座のチケットの裏側に服装への注意が印刷されることになったというニュースを、以前、紹介しました。
マエストロ・ムーティのそれへのコメント(テル・アビブでとられたもの)が、ANSA通信で報じられていました。

「重要な問題よりもむしろ、無用なことがらについて、我々はしばしば気をとられるものです。」というのが、スカラ座版「かつてへ戻ろう」に対するリッカルド・ムーティのコメントである。ミラノの歌劇場の総裁はチケットの裏側にこう印刷した。「初日にはブラックフォーマル、普通の上演では上着とネクタイを着用、女性は適宜な服装を」というコードがある、と。「若者には、音楽の最も古く歴史ある場所で、ネクタイやソックスに煩わされることなく、くつろいで聴いてもらわなければなりません。」とムーティは言った。

2007年2月13日20時4分 ANSA通信
Muti, inutile cravatta all'Opera
Dobbiamo accogliere i giovani, non preoccuparci dei calzini
(ANSA)-TEL AVIV,13 FEB

思い出すのは大好きだったテレビドラマ『マイアミ・バイス』です。スーツ(アルマーニ、セルッティ)に靴下なしの裸足のファッションが、とてももてはやされました。でも、ビジネスでも礼装でも、靴下との組み合わせは重要なファッションになっているようです。

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ハッピー・バレンタインズ・デイ!

Buon San Valentino al Maestro Muti!!!

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martedì 13 febbraio 2007

Micha van Hoecke

マエストロ・ムーティのオペラ上演に振付で登場することの多いMicha van Hoeckeのインタビューが、今日のトスカーナの新聞に載っています。
彼の評伝”Micha van Hoecke”がちょうど出ていて、マエストロへのインタビューもその本には載っているそうです。いずれ入手するつもりです。

彼は、クリスティーナさんとのコラボレーションも多く、また、キアラさんの舞台にも関わっています。そういったことが今日の記事のインタビューでも語られています。
この芸術方面にはあまり詳しいとはいえず、この記事ではじめて知ったのですが、彼の伴侶(結婚はしていませんが)はMiki Matsuse という日本人女性だそうです。(マエストロと間接的に関わりのある日本人女性がここにもいることに、不思議な気持ちになりました。)

Micha van Hoeckeは女性にインスピレーションを受け、いつも女性に恋をしていて、女性への愛は人生の神秘だ、と言っています。
そして、記事のインタビューでいちばんに名前を挙げているのがクリスティーナさんでした。自分にとって非常に大切な意味を持った女性で、彼女に魅せられているけれども、それはセクシュアルな意味での愛ではなく、魂における愛だ、と語り、ほかの人にはない熱烈さを彼女の中に見ている、とその深い気持ちを表現しています。
さらに、クリスティーナさんの家族全体を愛していて、マエストロ・ムーティやキアラさんとも一緒にたくさんの仕事をしている、と続けています。

2007年2月13日 Il Tirreno 紙
Per amore, solo per amore
I cinquant’anni di danza, le donne, i progetti di un protagonista
Cristina Muti conta molto per me: è una che sa andare oltre. Il mio sogno è una scuola per formare ballerini

Carmela Piccione
Micha van Hoecke
edito da IlA Palma

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マエストロのコンサート日程

マエストロ・ムーティがトスカニーニ没後50周年記念コンサートを、スカラ座と演奏しないことをとても残念に思っています。これは、マエストロを想うファンならば言うべきことではないのかもしれません。

でも、命日に近い日にニューヨークでニューヨーク・フィルを振ってマルトゥッチを演奏しました。
また、イタリアの上院でも演奏しますし、パルマでヴェルディ《レクイエム》を演奏します。
さらに、イスラエル・フィルとも記念の演奏をします。

マエストロのトスカニーニへの深い深い敬意がこのように表されることを、心から嬉しく思います。

ところで、マエストロのサイトでコンサート日程が随分追加されました。

7月15日のイスラエル・フィルとのテル・アビブ公演はなくなりました。トスカニーニに捧げられたものだったのかもしれません。2月15日に移ったのでしょうか。

ラベンナ音楽祭の6月25日公演についてはマエストロのサイトに照会していましたが、25日はウィーン・フィルとワルシャワにツアー中だとの返事が届きました。今のところ、マエストロのサイトにはコンサート予定として載っていません。

また、マエストロのサイトでは7月21日にケルビーニ管との演奏会が入り、フィレンツェ五月音楽祭管との演奏会が7月22日になっています。

いずれ、はっきりすることと思います。
たくさんのメールが届くでしょうに、きちんと返事をくださるオフィシャル・サイトに本当に感謝しています。

http://www.riccardomuti.com/concerti.aspx

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テル・アビブでのトスカニーニ記念コンサート

マエストロ・ムーティのサイトによれば、15日にテル・アビブで、イスラエル・フィルとトスカニーニ記念コンサートを開きます。

イスラエル・フィルは、70年前にトスカニーニがお披露目コンサートを開いたオーケストラです。また、テル・アビブの小児科病院支援のための慈善コンサートにもなります。
曲目はモーツァルトの二台のピアノのための協奏曲とシューベルトの《グレイト》交響曲。二人のピアニストにも注目。

本当にオフィシャル・サイトができてよかった!
祝福のメールを出す喜びがまたできました。

Program: Special Concert

Mozart: Concerto for two pianos
Schubert: Symphony no. 9 ("The Great")

Artists:
Riccardo Muti, conductor
Saleem Abud Ashkar, pianist Itamar Golan, pianist
Series: Special Events
Hour: 20:30
Place: Tel Aviv, Mann Auditorium

http://www.riccardomuti.com/Notizie.aspx?idNews=75

notizie
12 febbraio 2007

Gala Concert in onore di Arturo Toscanini a Tel Aviv

http://www.ipo.co.il/

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lunedì 12 febbraio 2007

官能の響き

マエストロ・ムーティとバイエルン放送響のコンサートについては、ミュンヒェンとドルトムント双方について評が出ています。
ミュンヒェンのは南ドイツ新聞掲載で有料購読のため、図書館にペーパーの新聞がはいったら紹介します。

インターネットで聴いた9日の公演はブラボーの嵐でした。もちろん、ウィーン・フィルの来日公演で感動した『死と変容』の音色がインターネットで聴けるとは思いませんが、透明で高みに昇っていく清らかさがありました。

ドルトムントの公演については、幸福な一晩だった、と書かれています。
その中で、《未完成》についての一文を興味深く読みました。

マエストロの演奏から、大好きなフランドル派の絵画を想うことがしばしばあります。それは光のコントラストと緻密さが共通しているからなのかもしれません。
ドルトムントでの演奏評にもそういう対照が書かれていました。

《未完成》交響曲では、オーケストラの強い輪郭が描かれる中、透明で対照に満ちた演奏がなされ、それによって、感傷におぼれることが避けられていた、と評されています。シューベルトに典型的な憂愁が、非常に美しいと同時に峻厳な音楽の中にひらめいていた、透明な管の優雅さから低弦の暗鬱さへの変遷がみられるシューベルトであった、と書かれています。

また、《至高の幻想》についても、対照が描かれています。うっとりするような、強烈な音の鋭さを展開させた、それは苦味とともに官能のあるものだった、とのことです。

一昨秋のマエストロのウィーン・フィル来日公演は、本当にいいプログラムだったとあらためて思うとともに、マエストロの《至高の幻想》と《死と変容》がディスクにならないかなあ、と期待しています。
バイエルン放送響との演奏がNHK-FMで放送されますように。

2007年2月11日 Westfaelische Rundschau 紙
Riccardo Muti: Betörende Klänge in Dortmund

マエストロ・ムーティのサイトでも紹介されている、Il Sole 24 Ore 紙のディスクについて、個別のディスクを日本へ送付することはできないと、同紙から回答が届きました。
残念です。
別のルートで入手すべく努力中ですので、届いたら紹介します。ディスクそのものはメジャーレーベルで既発売のものです。

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フィッシャーホールの屋根を引きちぎった《ローマの祭り》

マエストロ・ムーティのサイトでも紹介されていた、Peter G. Davisによるマエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの演奏評を紹介します。
ニューヨークにとっては(メトロポリタンにとっても)、スカラ座の失は我らの得、ということなのでしょうが、マエストロの「音楽の部分」を真摯に評価しているのが、とても嬉しいです。

次は3月のフィルハーモニア管との演奏について、ロンドンの辛辣なクリティックがどう書くのか、待ち遠しいです(読むより聴きに行け、という言葉には、ファンとして本当に心がちくちく痛みます...)。

2007年2月8日 notizie
Finally, a Little Fire in Avery Fisher Hall ...

http://www.riccardomuti.com/Notizie.aspx?idNews=73

2007年2月8日 Musical America
Finally, a Little Fire in Avery Fisher Hall
By Peter G. Davis

ここのところリッカルド・ムーティは、自分のやりたいことを非常にたくさん行っている。それだけが、古参といわれる年代に今はいりつつある名高い指揮者にとっては、正しくふさわしい。2005年4月にスカラ座で彼の音楽監督職は故意に妨げられたが、そのような悪意に満ちた政治的陰謀は彼を傷つけた経験だったに違いない。けれども、ムーティは音楽界での口論・いさかいははじめてではないし、そういったことに対処すること以上にもっと素晴らしい能力をもっている。実際、スカラ座での崩壊以来彼が指揮するのを聴いてきているが、音楽を演奏することほど幸せなことはないように見えた。特に、1月後半にニューヨーク・フィルハーモニックと2週間客演の仕事をしていた間は、そうだった。このオーケストラと理解しあっていることは言うまでもない。もっとも、もっと永続的な将来の関係を望んでいる人はみな、ひたすら夢をみているのかもしれないと私は考えているのだが。

ムーティの二つ目のプログラムは1月27日に聴いたのだが、ユニークなオール・イタリアンの夕べで、彼の継承しているものとその特別な関心を反映していた。ジュゼッペ・マルトゥッチのボリュームたっぷり40分のピアノ協奏曲第2番変ロ短調、ヴェルディ《マクベス》からバレエ音楽、レスピーギのローマ交響詩三部作中、最も演奏されることの少ない《ローマの祭り》というプログラムである。同じ世代のイタリア人作曲家の中で、ほとんどもっぱら器楽とオーケストラに焦点をあてた、数少ないひとりであるマルトゥッチ(1856年~1909年)には、ムーティにちょっとした理由がある。その音楽に1枚まるまる捧げたCDを録音しているのである。この協奏曲はニューヨーク・フィルハーモニックにもつながりがある。1911年2月に遡るが、グスタフ・マーラーがその指揮した最後のコンサートでこの作品を紹介した。彼が亡くなるちょうど3ヶ月前のことである。トスカニーニもやはり、NBC交響楽団との最後の年代にこの協奏曲をプログラムに入れている。ムーティはいい仲間の一団を見つけた。

ブラームスのピアノ協奏曲第3番に思いこがれているコンサートゴーアーたちは、マルトゥッチの第2番を聴くのも悪くないと思っているといわれている。この曲は同じように骨太にできていて、ロマン派の構造が広がり、抒情的なアイデアも、大規模で明瞭な輪郭をもった骨組みの中に横たわっている。主題の創出は特に注目すべきものではないかもしれないし、集中力を失ってぼんやりしたくなるような誘惑に時には抗しがたくなる。けれども、作品には、その技巧的名人的要求に応えることができるまでの、どんなピアニストの関心もひく価値がある。Gerhard Oppitzはブラームスの独奏曲をすべて、自分の録音群の中に数え上げていて、彼にはこの音楽を正当に取り扱い演奏する全面的な資格がある。ただ、マルトゥッチの音をやや鈍感でないものにする助けになったかもしれないタッチ、多分それはファンタジーに満ちたタッチであろうが、それはなかった。

ファンタジーはプログラムの後半で最高位にあった。さらに、優雅さ、神秘、本当の器楽の魔術が、我々の多くがかつて思い描いていた以上に、《マクベス》のバレエ音楽にはある。けれども、ムーティはそれらをすべて見出し、それ以上のものを見出した。レスピーギのつまらない《ローマの祭り》でさえ、プロパガンダというよりはむしろ詩だとみなされ、このようにずば抜けた技量で演奏されると、傑作のように鳴り響いた。確かだ。フィナーレの轟音をたてる主顕現祭「ピファニア」はフィッシャー・ホールの天井を引きちぎった。けれども、ムーティはその前にすでに、アドレナリンが突出するのを促進させながら、オーケストラのあらゆる部分、緻密で詳細な部分について賞味し、非常に精巧にバランスをとっていた。フィルハーモニックは最近、音楽監督のLorin Maazelのもと、どちらかといえば冷ややかな音を奏でがちであるが、このコンサートでは間違いなく熱かった。

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domenica 11 febbraio 2007

上院でのトスカニーニ記念コンサート

マエストロ・ムーティのサイトによれば、5月6日に上院で、トスカニーニ記念コンサートが行われます。

2007年5月6日
Concerto in Senato per le celebrazioni di Arturo Toscanini

http://www.riccardomuti.com/Concerti_Visualizza.aspx

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ラベンナ音楽祭はレバノンへ

パソコンを替えてから、アップツーデートやセキュリティソフトを修正して、購読していたいくつかの新聞がやっと読めるようになりました。ほっとしました。

ラベンナ音楽祭2007が昨日発表になりました。
今年はレバノンへの道が『友情の道・架け橋』として選ばれるようです。1998年のベイルートに続き、二度目です。昨夏、ベイルートで再び起きた戦火についてマエストロが言及していましたが、それがきっかけになったのでしょうか。

2007年2月11日 Il Resto del Carlino 紙
Sulla via del Livano
Ravenna Festival porta la musica in Oriente

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ラベンナ音楽祭では5晩演奏

ANSA通信にラベンナ音楽祭2007のニュースが載りました。

そこでも、マエストロ・ムーティは5晩振る、となっています。
6月25日については詳細発表を待ちます。

2007年2月10日 ANSA 通信
Musica: la 'Pietra di Diaspro' al Ravenna Festival
In programma anche Muti, Mattew Bourne e Paolo Conte

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sabato 10 febbraio 2007

シカゴ響ヨーロッパ・ツアーの日程

シカゴ響のサイトに、新シーズンについてのプレスリリースが載りました。

2007年2月9日 Chicago Symphony, Press Release
CHICAGO SYMPHONY ORCHESTRA ANNOUNCES 2007-2008 SYMPHONY CENTER SEASON

http://www.cso.org/main.taf?p=7,1,2,4,78

それによれば、マエストロ・ムーティのヨーロッパ・ツアー(スポンサーは旧ブリティッシュ・ペトロリアム、BP)の日程は次のとおりです。

9月26日 トリノ、Lingotto
プロコフィエフ 交響曲第3番
ファリャ 三角帽子組曲第2
ラベル スペイン狂詩曲
ラベル ボレロ

9月27日 ベローナ、Teatro Filarmonica
チャイコフスキー 交響曲第6番
ヒンデミット 至高の幻想
スクリャービン 法悦の詩

9月28日 ローマ、Parco della Musica
27日と同

9月30日 エッセン、Philharmonie Essen
プロコフィエフ
ファリャ
ラベル

10月1日 ミュンヒェン、Philharmonie Gasteig
30日と同

10月2日 パリ、Salle Pleyel
チャイコフスキー
ヒンデミット
スクリャービン

10月3日 パリ、Salle Pleyel
プロコフィエフ
ファリャ
ラベル

10月5日 ロンドン、Royal Festival Hall
チャイコフスキー
ヒンデミット
スクリャービン

10月6日 ロンドン、Royal Festival Hall
プロコフィエフ
ファリャ
ラベル

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ラベンナ音楽祭2007

ラベンナ音楽祭2007のプログラムが同サイトに載りました。(まだ進行形です。)

http://www.ravennafestival.org/index.php

マエストロ・ムーティは6月24日にウィーン・フィル、7月3日にケルビーニ管とイタリア・ユース管、7月21日にフィレンツェ五月音楽祭管を振ります。
また、マエストロのデュファイを聴ける(6月25日)なんて、ラベンナの人たちが羨ましいです。マエストロのこれまでにない珍しいレパートリーを聴ける機会はとても貴重だし、興味深いことです。

6月25日はウィーン・フィルとのツアーの予定ですが、ラベンナ音楽祭のほうはまだ未確定ということなのでしょうか。

domenica 24 giugno, ore 21
Palazzo Mauro de André
WIENER PHILHARMONIKER
direttore RICCARDO MUTI
Franz Schubert: Ouverture da Die Zauberharfe (L'arpa magica) D 644
Wolfgang Amadeus Mozart: Sinfonia in re maggiore KV 385 "Haffner"
Maurice Ravel: Rhapsodie espagnole
Manuel de Falla: El sombrero de tres picos, suite dal balletto

lunedì 25 giugno, ore 21
Sant'Apollinare in Classe
In Templo Domini
Guillaume Dufay
MISSA SANCTI JACOBI
direttore RICCARDO MUTI
Ensemble LaReverdie

lunedì 2 luglio, ore 21
Teatro Alighieri
PROVA D'ORCHESTRA DI RICCARDO MUTI
Orchestra Giovanile Luigi Cherubini

martedì 3 luglio, ore 21
Palazzo Mauro de André
ORCHESTRA GIOVANILE LUIGI CHERUBINI
ORCHESTRA GIOVANILE ITALIANA
direttore RICCARDO MUTI
violino Leonidas Kavakos
Felix Mendelssohn: Concerto per violino e orchestra in mi minore op. 64
Hector Berlioz: Symphonie fantastique op. 14

Sabato 21 luglio
Palazzo Mauro de André
Un ponte di fratellanza per le vie dell'amicizia attraverso l'arte e la cultura ORCHESTRA E CORO DEL MAGGIO MUSICALE FIORENTINO
direttore RICCARDO MUTI
programma da definire

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venerdì 9 febbraio 2007

カターニア公演のプログラム

マエストロ・ムーティとケルビーニ管のカターニア公演のプログラムは、シューベルトの《ロザムンデ》序曲、シューベルトの交響曲第4番、ベートーベンの交響曲第7番です。

Mercoledì 7 marzo 2007 ore 21,00
Teatro Massimo Bellini
Concerto straordinario
RICCARDO MUTI direttore
Orchestra giovanile "Luigi Cherubini"
Programma
Franz Schubert: Ouverture da “Die Zauberharfe” (Rosamunde), D 644
Franz Schubert: Sinfonia n. 4 in do minore, “Tragica”, D 417
Ludwig van Beethoven: Sinfonia n. 7 in la maggiore, op. 92

http://www.teatromassimobellini.it/dettopera.asp?id=315&data=2007/3/7

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シカゴ響とのガラコンサート、ヨーロッパ・ツアー

マエストロ・ムーティとシカゴ響のガラコンサートでは、フリットリがシカゴ響デビューを飾ります。彼女とマエストロの絆は本当に強いです。
9月15日のガラコンサートでは、ファリャ、ラベルのほか、フリットリがヴェルディのオペラ・アリアを歌います。

ヨーロッパ・ツアーについては、詳しい日程はまだサイトで確認できませんが、報道によれば次のとおりです。
9月23日から10月7日の間に7都市で公演します。トリノ、ベローナ、ローマ、エッセン、ミュンヒェン、パリ、ロンドンです。シカゴ響がイタリアで演奏するのは25年以上なかったことだそうです。

マエストロがシーズン開幕を振り、ヨーロッパ・ツアーを率いるのは、もちろん、オーケストラとシカゴの聴衆が、マエストロがシカゴ響に適当かどうかを見極めるものでもありますが、ほかのバレンボイム後継者候補もシーズンに登場します。

2007年2月9日 Chicago Tribune 紙
Muti takes center stage Italian maestro to open the CSO's new season

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シカゴ響の新シーズン

シカゴ響の新シーズンが発表されました。

マエストロ・ムーティは9月にシーズン開幕とガラコンサートを振ります。その後、ヨーロッパ・ツアーに出ます。

プログラムはプロコフィエフの交響曲第三番、ファリャの三角帽子組曲第2番、ラベル《ボレロ》、チャイコフスキーの悲愴交響曲、ヒンデミット《至高の幻想》、スクリャービン《法悦の詩》。 

シカゴ響との《ボレロ》だなんて、期待でゾクゾクします!

Friday September 14, 2007, 8:00 p.m.
Sunday September 16, 2007, 3:00 p.m
.
Chicago Symphony Orchestra
Riccardo Muti, conductor
Prokofiev - Symphony No. 3
Falla - Suite No. 2 from The Three-Cornered Hat
Ravel - Bolero

Wedensday September 19, 2007, 6:30 p.m.
Chicago Symphony Orchestra
Riccardo Muti, conductor
Tchaikovsky - Symphony No. 6 (Pathétique)
Hindemith - Nobilissima visione

Thursday September 20, 2007, 8:00 p.m.
Friday September 21, 2007, 1:30 p.m.

Chicago Symphony Orchestra
Riccardo Muti, conductor
Tchaikovsky - Symphony No. 6 (Pathétique)
Hindemith - Nobilissima visione
Scriabin - The Poem of Ecstasy

http://www.cso.org/main.taf?p=3,11,6&CategoryID=cso&SeasonID=0708

2007年2月9日 Chicago Sun-Times 紙
Stars to lead CSO's 2006-07 season

(この記事に続きはありません)

Continua a leggere "シカゴ響の新シーズン"

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PMFニュース 最新号

PMFニュース最新号が出ました。表紙はマエストロ・ムーティのメッセージです。
同音楽祭のサイトでダウンロードできます。

現物が届くのを待っているところです。

PMF News 2007.2.9

http://www.pmf.or.jp/jp/about/news/index.html

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ケルビーニ管カターニア公演

マエストロ・ムーティとケルビーニ管が3月7日にカターニアを訪れます。RAI DUEで収録放映される予定とのこと。プログラムはベートーベンとシューベルト。
セリエAのニュースに心を痛めていただけに、明るいニュースです。

続きは夜にまた。

2007年2月7日 Teatro Massimo Bellini di Catania, Comunicati Stampa
CONCERTO DI RICCARDO MUTI AL TEATRO MASSIMO BELLINI DA DOMANI, 8 FEBBRAIO, LA VENDITA DEI BIGLIETTI PRELAZIONE PER GLI ABBONATI ALLA SINFONICA FINO AL 21 FEBBRAIO

http://www.teatromassimobellini.it/dettcom.asp?idnew=319

2007年2月8日 La Sicilia Online
Teatro «Bellini» di Catania Riccardo Muti il 7 marzo, via alla prevendita

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hot なニューヨーク・フィル

New York Magazine誌でクラシック音楽を担当しているPeter G. Daivisが、別のところでマエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルについて、素晴らしい評を書いていました。

ムーティはスカラ座を辞任して以来、今まで以上に音楽を演奏することを享受しているようにみえるけれども、辞任以来、今回のニューヨーク・フィルとの公演ほどそうであるものは聴いたことがない、と称賛しています。
最近はマゼールの指揮のもと、冷え冷えした演奏をしがちなフィルハーモニックも、1月27日のコンサートでは熱くなっていた、と言葉を極めていて、嬉しかったです。

また後でゆっくり紹介します。

2007年2月8日 Musical America
Finally, a Little Fire in Avery Fisher Hall
By Peter G. Davis

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東京のオペラの森がトップに!

マエストロ・ムーティのサイトのトップが、東京のオペラの森公演の予告になりました!

桜がとても素敵です。嬉しくて、またお礼のメールを出しました。

http://www.riccardomuti.com/Homepage.aspx

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giovedì 8 febbraio 2007

フィレンツェ市立図書館の催し

2月15日から毎週木曜日、フィレンツェ市立図書館で6人の演奏家のドキュメンタリーが上映されます。
初回の15日はマエストロ・ムーティで、RAI TREで放映され、ここでも紹介した"ritratto"で、ケルビーニ管とのベートーベンの交響曲第5番や、フィレンツェ歌劇場との《メフィストフェレ》などを観ることができます。

そのほか、リヒテル、マエストロ・アッバード、ジュリーニ、マエストロ・ポリーニなどの映像が上映されます。
フィエーゾレ音楽学校のサイトに日程が載っています。

Ascoltare per non dimenticare
Ciclo di documentari sui protagonisti della musica classica del Novecento Riccardo Muti
2007年2月15日17時
Biblioteca Comunale di Via Sant’Egidio n. 21 - Firenze

http://www.scuolamusica.fiesole.fi.it/smf/appuntamenti.shtml

2007年2月8日 la Repubblica 紙
Nasce "Ascoltare per non dimenticare" con sette appuntamenti
Troviamoci in biblioteca si parla di grande musica
Film, incontri: la classica per tutti

2007年2月8日 Il Tirreno 紙
Sette perle di grande musica
Al via ciclo di incontri Il primo è dedicato a Muti

(この記事に続きはありません)

Continua a leggere "フィレンツェ市立図書館の催し"

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演奏家のための理学療法

6日の朝日新聞にレオン・フライシャーの記事が載っていました。右手のマヒが快方に向かい、復活後、来日公演をはたしたというものです。
彼へのインタビューの中で、「音楽家は小さな筋肉を酷使する運動選手。野球やフットボールなどの選手は入念にストレッチをするが、3,4時間も練習し続ける演奏家に、それを勧める教師はあまりいない。」と語っていて、とても興味をひかれました。

2日のピアチェンツァの新聞が、スカラ座と縁の深い、ピアチェンツァの理学療法士へのインタビューを掲載していたからです。マエストロ・ムーティとも親交のあるその理学療法士たちが、スカラ・フィルの弦楽奏者、マエストロと一緒に収まった写真も載せています(サン・パウロ公演のときのもの)。
音楽家の理学療法のためにあらゆる楽器について徹底的に研究した、という彼らは、スカラ座と関わって13年になるそうです。
スカラ座のオーケストラの素晴らしい演奏を陰で支えている人たちがここにもいる、というだけでなく、演奏家の身体の酷使、同じ姿勢で長時間いなければならないことへのケアについて、音楽家への敬意とともに語っている、いいインタビューでした。

マエストロがどうケアしているかも興味津々なのですが...。おからだをお大切に、といつも心の中で祈っています。

2007年2月6日 朝日新聞夕刊
両手復活のピアニスト フライシャー
「音楽への愛に支えられた」

2007年2月2日 Liberta' 紙
Intervista ai due piacentini che si occupano delle patologie posturali e da "over-use" dei più grandi orchestrali d'Italia
«Con noi i musicisti in forma perfetta»
Spotti e Tamborlani sono i fisioterapisti del Teatro alla Scala

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ヴィチェンツァの新しい劇場建築予定

ヴィチェンツァに新しい劇場が建設される予定で、次の12月か1月に完成の暁には、マエストロ・ムーティに演奏してもらおうという話が持ち上がっているそうです。

新しい劇場のための財団は設立に向かっています。また、市の工事は既に行われていて、劇場の道路整備、交通事情の整備のために、向かい合う銀行所有の建物をロータリーと公園にする必要が生じ、その解決のための折衝がもたれていることも報じられています。市長の側は解決に楽観的です。

新しい劇場や劇場の再開があると、マエストロに記念の公演が依頼されていると報道されるのを、とても興味深く思います。実際、開場の指揮をよくしています。マエストロの存在がそれだけイタリアで象徴的なものであり、また、イタリアのすべての都市にひとつの劇場を、というマエストロの信条にふさわしいできごとだからなのでしょう。もっともマエストロは、ハコだけでなく、その街のオーケストラの設立も訴えていますが。

2007年2月7日 Il Gazzettino 紙
«Bpvi, abbatti quella casa: serve la rotatoria»

2007年2月7日 Giornale di Vicenza 紙
Teatro, Hüllweck chiama Zonin «Va demolita la casa dei Busato»

(ココログの状態が最悪です。何度も投稿が消えてしまいます。この時間帯にイライラすることは避けたいのですが...)

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ロストロポービッチ、快方へ

AP通信によれば、モスクワに戻ったロストロポービッチは、快方に向かっていると、彼の広報担当が語っているそうです。

2007年2月7日 AP通信
Rostropovich Improving: 'He Will Be OK'

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mercoledì 7 febbraio 2007

ロストロポービッチ、重病?

スカラ座「騒動」の後、マエストロ・ムーティへの支持を表明してくれたロストロポービッチが重病だとのニュースが、ORFのサイトに載っています。過去数週間、パリで入院治療していたとのこと。
心配です。

彼を見舞ったニューヨークのエージェント、ロナルド・ウィルフォードは、快方に向かったためモスクワに戻ったが、それでもロストロポービッチの容態はよくない、と語ったそうで、ロシアの大統領プーチンもモスクワの病院にロストロポービッチを見舞ったとのこと。

先だっては、彼がケルビーニ管を指揮する予定だった4月20日の公演を、マエストロが指揮するかもしれないとのニュースも流れました。

2007年2月7日 ORF
Cellist und Dirigent Rostropowitsch schwer erkrankt

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やっぱり、スカラ座

フォンタナが5日にスカラ座で、自分の新刊を披露したことが報じられています。
本が届いたら、またまとめて記事を紹介します。

今、フィレンツェでの《フィガロの結婚》と並行してみている映像が、スカラ座での《仮面舞踏会》です。
ちょうどこの頃はリチートラが彗星のように現れて、グレギーナ、フリットリとともにスタンダードなレパートリーをマエストロ指揮のスカラ座で歌っています。初日の公演はインターネットで中継され、レナートが途中で交代するというハプニングがありました。NHKとの共同制作とクレジットにあるので、たぶん、日本でも放映されたと思うのですが...。
また、当時隆盛をきわめていた投資家アルベルト・ヴィラーの資金があって実現した上演のひとつであることも、クレジットからわかります。インターネットでは幕間に彼のインタビューが流れました。そういえば、フリットリのサイトにも、リチートラと3人の写真が載っています。そういう頃があったのでした。

演奏は、先日のスカラ座《アイーダ》公演の放送で物足りなかったものが、すべてあるような、そいういう上演だと感じました。
のびのびと演奏されていた《アイーダ》という形容もなされるでしょうが、それは、マエストロの引き締まってきらめく鋼のような演奏と対極をなし、緊張感の度合いも全く違う。たたきつけるような乱暴さ、荒い演奏は、ヴェルディの雄渾さ、解放感、推進力とは別物だと、あらためてマエストロの演奏の洗練度を思い知らされました。

ここでも、第二幕が始まる前にピットに登場したマエストロに、多くのブラボーの声がかけられています。声の主が浮き上がってしまうようなブラボーかけではなく、劇場全体が称賛していることがわかる地響きのようなブラボーと拍手で、ファンにはとても嬉しいものでした。

この《仮面舞踏会》も商品化されないかなあ、と思うのですが、レナートが渋すぎるかもしれません。

ヴェルディ 《仮面舞踏会》
2001年 スカラ座
Salvatore Licitra, Bruno Caproni, Maria Gureghina, Mariana Pentcheva, Ofelia Sala
演出 リリアーナ・カヴァーニ

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martedì 6 febbraio 2007

バルチェッローナのメッセージ

東京のオペラの森でマエストロ・ムーティと共演するバルチェッローナのメッセージが観られます。

「東京のオペラの森」出演、ダニエラ・バルチェローナさんよりe+独占メッセージ!
http://blog.eplus.co.jp/mv_classic/0701_053

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フィレンツェでの《フィガロ》

上演のニュースに接して以来、ずっと観たい、聴きたいと思ってきたマエストロ・ムーティのフィレンツェでの《フィガロの結婚》の映像を、やっと観ることができました。昨晩から夢中になって観ています。

初日の1979年12月20日の映像ですが、マエストロがピットに現れたときから雷鳴のようにとどろく拍手とブラボーのかけ声。映像も、舞台と同じくらい、マエストロの指揮姿をとらえていて、流麗で無駄のない、スタイリッシュな動きにはみほれてしまいます。指揮台上で機敏に動き回るのは、今と同じ。その生き生きとした動きにぴったりの音がオーケストラから出てきます。

マエストロのすぐ右手にいるヴィオラのトップは店村さんでしょうか。マエストロの指揮から目をいっときも離さず、懸命に弾いている姿が頻繁に登場します。

マエストロのはじめてのモーツァルトのオペラの映像を観ることができて、とても幸せです。キャストなどの上演記録はまた項をあらためて紹介します。

モーツァルト 《フィガロの結婚》
1979年12月20日 フィレンツェ歌劇場
Thomas Allen, Margaret Marshall, Helen Donath, James Morris, Rohangiz Yachmi
演出 Antoine Vitez

ちょうど、PR誌『図書』の2月号にダ・ポンテの生涯をかいつまんで紹介した文が載っていて、興味深く読みました。

図書誌 2007年2月号
ロレンツォ・ダ・ポンテという男―十八世紀ヨーロッパを流離した自由人
山之内克子

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lunedì 5 febbraio 2007

映像の追加

マエストロ・ムーティのオフィシャル・サイトで映像が二つ増えていました。昨秋のPratoでの公開リハーサルでのものです。嬉しいです!

http://www.riccardomuti.com/Video_Visualizza.aspx

Prova Aperta: "La sinfonia Incompiuta di Franz Schubert"
Prova aperta al pubblico tenuta nel settembre 2006 al Teatro Politeama di Prato, con la "Camerata Strumentale Città di Prato" Regia Gabriele Cazzola

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自分のベッドはひとつ

マエストロ・ムーティのフィラデルフィア管時代の記事をインターネットで読むのは、とても懐かしく、楽しいひとときです。
インターネットのなかった頃は、ブリティッシュ・カウンシルやアメリカン・センター・ライブラリーに通って記事を見つけるのが、大きな喜びでした。

かつて日本の音楽雑誌でも紹介され、随所で笑いながら読む一方で、あまり社交性があるとはいえなかった若いマエストロの気持ちを思い、心がきゅっと締めつけられてしまった記事を再び原文で読んでいて、こんな時間になってしまいました。
フィラデルフィア管の音楽監督としてシーズンを送りはじめたマエストロについて、その人柄やフィラデルフィアでの様子、オーケストラのメンバーや周囲の反応などを、メニューインとのリハーサル・コンサートのレポートとともに書いた記事です。
大好きなコンサートマスターだったノーマン・キャロルの、ある意味有名な言葉、妻は私が人生ではじめて男性に恋したと言っています、というマエストロへの敬意と愛情あふれる言葉もあります。

もちろん、記事は後で紹介します。

中に、今もマエストロはきっとこう思っているだろう、プーリアへ帰ってカステル・デル・モンテのそばで静かに夜空を見上げるときに、何が心に去来するのだろうか、と考えてしまった部分がありました。

...それでも今は、「スーペル・リッカルド!」と呼びかけて、楽しく応援したいです。

I don't need to look around. My home is in Ravenna. In a year, I can sleep in 200 beds, but I must have one that is mine.

(フィラデルフィアのアパートメントの素っ気ない室内について)
部屋の中を見回す必要はないのです。私の家はラベンナですから。1年に200ものベッドで寝ることでしょうが、自分だけのが必要なのです。

When I become old, if I am lucky to become old, I want to be Riccardo Muti who was born in Naples in 1941 and who had a life. When you are old, you are only with yourself. The past goes; what you have done disappears.

年老いたときには、幸運にも老齢を迎えることができたら、ですが、1941年にナポリで生まれ、その後の人生を送ったというリッカルド・ムーティでありたいと思います。年老いたら、自分そのものしかいないのです。過去は去っていきます。自分が成し遂げたことは消えてしまうのです。

1982年3月14日 The New York Times 紙
THE NEW PHILADELPHIA SOUND

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domenica 4 febbraio 2007

Il Sole 24 Ore紙に相談するしかない

マエストロ・ムーティのオフィシャル・サイトに、Enciclopedia della Musica del Maestro Riccardo Mutiの写真掲載のお礼と、エディコラでしか入手できないのは残念、日本のファンはため息が出てしまいます、とメールを出したところ、返事が戻ってきました。

やはり、Il Sole 24 Ore 紙のサイトを勧められました。
200ユーロ近くかかっても、全巻購入するほうがいいのかもしれません。同紙の返事待ちです。

マエストロのオフィシャル・サイトに深く感謝しました。ありがとうございました。

http://www.riccardomuti.com/homepage.aspx

http://musica.ilsole24ore.com/

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ナポリに戻って小さな劇場でナポリ楽派を上演する夢

今春マエストロ・ムーティは、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭でナポリ楽派の音楽を上演します。
それにあたって、ナポリ楽派についていろいろ調べていますが、フィラデルフィア管時代のインタビューを興味深く読みました。今後、ナポリ楽派関連記事が少なからず出てくるでしょう。できれば、ザルツブルク音楽祭の機関誌も入手したいと思っています(残念ながら会員ではないのですが)。

上記インタビューは、マエストロがスカラ座でペルゴレージ《妹に恋した兄》を上演したあと、フィラデルフィア管とカーネギーホールでペルゴレージとケルビーニの声楽曲を演奏するにあたって、とられたものです。

その中でマエストロは、ナポリの音楽院でナポリ楽派の精神を呼吸するように教育された、と語り、ペルゴレージのオペラ《妹に恋した兄》は1972年にフィレンツェで上演したいと考えていたけれども、かなわなかった、と実現を喜んでいます。でも、夢はキャリアの後年にナポリへ戻って、小さな歌劇場でナポリ楽派のオペラを上演することで、おそらく10年後くらいだろう、ナポリ音楽院にある自筆稿を上演したい、つまり、自分はナポリから出て、ナポリに戻ることになる、とも言っています。

ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭でナポリ楽派の音楽を演奏することについて、それが長年の夢であったとマエストロは話していましたが、ここでも、まさに、その夢が語られています。

また、マエストロがこのインタビューで話す、スカラ座でのオペラ《妹に恋した兄》のリハーサルは、まるで、ケルビーニ管との《ドン・パスクァーレ》のそれのようでした。若い歌手達との40日間に及ぶリハーサル、シンプルな舞台..。

ケルビーニ管創設といい、ナポリ楽派の作品の上演といい、マエストロが自分の夢の実現に向けてどのように歩んできたか、どれほど長く熱い心を持っていられる人かが、とてもよくわかります。本当に尊敬できる、素晴らしい人です。

インタビューは後で紹介します。

1990年2月10日 The New York Times 紙
MUSIC; Riccardo Muti's Journey To 'the Father of Us All'

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トスカニーニ神話

パルマの新聞がトスカニーニの特集をした際、ある記事で、マエストロ・ムーティのインタビューをいくつか引用しています。

この3週間近くずっと、その引用されたひとつにとらわれています。
マエストロについてもトスカニーニと同じように、ステレオタイプ的なとらえ方がなされていて、ひとことでその人を表して、わかったつもりでいてはいけない、という強い自戒ともしています。
もっとも、トスカニーニについても、マエストロについても、原典との乖離についてはそれなりの合理的な理由があるということなのだ、と理解しています。その部分を考慮せずに、絶対的・原理主義的に○○ととらえることの無意味さを考えなければ、と思っています。むつかしいことですが。


同記事はトスカニーニの神話をひとつひとつ検証しています。マエストロは「原典に忠実」«fedeltà al testo» というトスカニーニ神話の、ステレオタイプなとらえ方に疑問を投げかけています。

厳格、客観主義、速さ、などなどといったトスカニーニ観は、もっと深く掘り下げた省察で反証される。誤った神話だ。それにはブラームスの交響曲の録音を聴けば十分だ。そこでは、ドイツのある種の指揮者たちよりも非常にゆったりとして遅いことに気づく。

このようにマエストロは語っていました。

2007年1月16日 Gazzetta di Parma 紙
Il tempo rafforza il mito

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sabato 3 febbraio 2007

Il Sole 24 Ore紙の2枚組CD

マエストロ・ムーティのサイトに、Il Sole 24 Ore 紙の2枚組CDボックスの写真が載りました。

入手すべく努力していますが、イタリアに行く予定は当分ないし...。
単品購入できないか、同紙にメール照会しているので、回答まちです(希望薄)。

http://www.riccardomuti.com/storiacultura_visualizza.aspx?idStoria=26
storia e cultura
SoleEnciclopedia Sole 24 Ore
Enciclopedia Riccardo Muti 

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2007年3月のスケジュール

3月1日21時 ピアチェンツァ、ケルビーニ管
ピアノ ダヴィッド・フレイ
G. Puccini, Preludio sinfonico in la maggiore
N. Rota, Concerto per pianoforte e orchestra in mi minore "Piccolo Mondo Antico"
D. Dvořák, Sinfonia n. 5 in fa maggiore op. 76
Teatro Municipale

3月2日21時15分 アレッツォ、ケルビーニ管
Festival I Grandi Appuntamenti della Musica
ピアノ ダヴィッド・フレイ
N. Rota, Concerto per pianoforte e orchestra in mi minore "Piccolo Mondo Antico"

シューマン チェロ協奏曲
チェロ ヨハネス・モーザー
シューベルト 交響曲第4番《悲劇的》
サン・フランチェスコ教会
『典雅なるピエロ   ピエロ・デッラ・フランチェスカとイタリア宮廷』展 Nobilta' di Piero ― Piero della Francesca e le corti italiane へのオマージュ
「聖なる十字架伝説」の前で演奏
Premio "Il Filarmonico" 授与

3月3日11時 アレッツォ、Università degli Studi di Siena
名誉学位授与式
Laurea Honoris Causa in Letteratura e Spettacolo

3月3日21時 ペルージア、ケルビーニ管
Fondazione Perugia Musica Classica, Amici della Musica
プッチーニ 交響的前奏曲
ニーノ・ロータ ピアノ協奏曲ホ短調
ピアノ ダヴィッド・フレイ
ドボルザーク 交響曲第5番
Teatro Morlacchi

3月4日21時 パヴィーア、ケルビーニ管
G. Puccini Preludio sinfonico in la maggiore
N. Rota Concerto per pianoforte e orchestra in mi minore "Piccolo Mondo Antico"
pianoforte solista David Fray
A. Dvorak Sinfonia n. 5 in fa maggiore op. 76
ピアノ ダヴィッド・フレイ
N. Rota:Concerto per pianoforte e orchestra in mi minore “Piccolo Mondo Antico”

Teatro Fraschini

3月7日21時 カターニア、ケルビーニ管
シューベルト 《ロザムンデ》序曲
シューベルト 交響曲第4番《悲劇的》
ベートーベン 交響曲第7番
Teatro Massimo Bellini

3月8日20時30分 サラマンカ、ケルビーニ管
7日と同じプログラム
Centro de Las Artes Escenicas di Salamanca

3月14日19時30分 ロンドン、フィルハーモニア管
フィルハーモニア合唱団設立40周年記念ガラ
ヴェルディ レクエイム
フィルハーモニア管
フィルハーモニア合唱団
Philharmonia Voices
Tatiana Serjan
ジュゼッペ・サッバティーニ
オリガ・ボロディナ
Petri Lindroos
Westminster Cathedral

3月21日19時30分 ブダペスト、フィルハーモニア管
ブダペスト春の音楽祭
モーツァルト ハフナー交響曲
リスト 交響詩《前奏曲》
チャイコフスキー 悲愴交響曲
Palace of Arts - Béla Bartók National Concert Hall

3月22日20時 オビエド、フィルハーモニア管
Mozart:  Symphony No. 35, K385 Haffner
Liszt:  Les Preludes, Symphonic Poem No. 3
Tchaikovsky:  Symphony No. 6
Palacio de Congresos de Oviedo(Auditorio Principe Felipe, Oviedo)

3月24日20時15分 サラゴサ、フィルハーモニア管 
モーツァルト  ハフナー交響曲
リスト レ・プレリュード
チャイコフスキー 悲愴交響曲
Auditorio de Zaragoza(Sala Mozart)

3月25日19時30分 バレンシア、フィルハーモニア管
モーツァルト  ハフナー交響曲
リスト レ・プレリュード
チャイコフスキー 悲愴交響曲
Palau de la Música de Valencia、Sala Iturbi

3月26日19時30分 マドリッド、フィルハーモニア管 
Ciclo de Conciertos Extraordinarios de Juventudes Musicales de Madrid 2006-2007
ロッシーニ  《ウィリアム・テル》序曲
モーツァルト ハフナー交響曲
チャイコフスキー 悲愴交響曲

Auditorio Nacional de Música

(フィルハーモニア管のサイトでは
モーツァルト  ハフナー交響曲
リスト レ・プレリュード
チャイコフスキー 悲愴交響曲
というプログラム)

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2月1日発売のディスク

マエストロ・ムーティのサイトのニュースに載っている2月1日発売のディスクは、以前紹介しましたが、次のものです。

全巻購入しない限り、イタリアにいないと入手は無理のようです。もっとも、メジャーレーベルから出ている既発売盤を使用しています。

http://musica.ilsole24ore.com/

http://www.riccardomuti.com/Notizie.aspx?idNews=72

notizie
01 febbraio 2007
Il Sole 24 Ore presenta l'Enciclopedia della Musica; da febbraio Riccardo Muti

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ナポリにおける音楽文化(2)―ナポリの声楽の伝統

ナポリの音楽を扱った本に載っているマエストロ・ムーティへのインタビューから、ナポリにおける声楽の伝統について語った部分を紹介します。

ファリネッリについては映画『カストラート』を観ましたが(ファリネッリの描き方には落胆しました...)、その頃、関連してカストラートやナポリの本を何冊か読みました。いつかまた紹介します。

ナポリの歌手について書かれた本が出され、マエストロが称賛のコメントをしていたことを新聞で読みましたが、オンライン書店で見つけることができず、イタリアへ旅行するまで待とうと思っていました。ところが、昨秋、ウィーンのアルカディアで見つけ、大喜びで購入してきたことは、ここでも紹介しました(後に、音楽関係のイタリアのオンラインショップで購入できることを、教えていただきましたが)。
ナポリの歌手総覧であるばかりでなく、その記述を通じてナポリの詩人や芸術家についても知ることのできる、興味深い本です。
マエストロがミラノ音楽院でピアノ伴奏者として助手をしていた、Carboneについての項も、もちろんあります。

All'ombra del Vesuvio
Vincenzo Ramon Bisogni
Azzali, novembre 2005

また、マエストロがスカラ座で、アカデミアを設立して若い歌手たちの育成に力を注いだことは、よく知られています。

Le Capitali della Musica   NAPOLI
Amici della Scala, 1987

Intervista a Riccardo Muti
Aspetti della civilta' musicale nella Napoli dei nostri tempi

ナポリ楽派は過去、声楽芸術において素晴らしい特徴を見せています。
1900年代のナポリの歌手が象徴しているものは何ですか。現代の期待される若い歌手たちについてどう思いますか。

ナポリの歌手について話すときは、ひとりを引用すれば十分です。Carusoカルーゾです。カルーゾは現在でも伝説を代表しています。それはテノールにとってだけでなく、発声器官を使っているすべての音楽家たちの象徴です。カルーゾはナポリでした。女性ではMaria Canigliaカニーリアがナポレターナでした。

確かに声楽のナポリ楽派は存在します。我々の世紀について話す前に、1600年代のナポリの歌手が、世界中の歌劇場の代表だったことを思い出す必要があります。Giuseppe Farinelliについて話さなければなりません。彼はナポリの音楽院、Conservatorio della Pieta' dei Turchiniで勉強しました。Caffarelliについて話さなければなりません。彼はビトントBitonto出身で、Porporaと一緒に勉強しました。二人は1600年代の声楽芸術を代表する偉大な人で、おそらく彼らに匹敵するような人は世界にはいないでしょう。現在、ナポリでまだこう言われていることを考えてください。「Non fare il Farinelli. ファリネッリのようになるな。」俗語のナポリ語ではこう言います。《Nun fa' o farenello》人々はこれが何を意味しているか、知っています。恋に浮かれて女性を追い回してばかりいるな、気どるな、といった意味です。けれども、人々は、farenelloという言葉がどこから来たかは覚えていません。まさに、図抜けたこの音楽家、声楽家の名前から来ているのです。彼は当時の音楽界に大きな影響を与え、その結果、彼自身の性格や彼が出演していた歌劇の一部をなす、ある種のキャラクターの象徴となるほどだったわけです。こういう歌劇場が再登場することはないでしょう。けれども、この歌手達はベルカントにまで伝承されていくような根本的な影響を及ぼし、別の道が始まったのです。確かに、現在のプリマドンナのいくつかの態度、すなわち、ある種の突飛さ、華やかさを求めて主役でありたがるある種のスタイル、あるいは、ときどき音楽を必要以上にしのぐことは、この歌手たちから生まれています。本当にたいしたことのないことがらですが、歌手がこの社会に存在し、影響力をもっていたことの印でもあります。

期待すべき歌手かどうかはわかりませんが、若いナポリ生まれの歌手たちを知っていますし、彼らが再び、栄華を作り上げることができるよう、願っています。現在は、スカラ座やサン・カルロ歌劇場に至るまでの、昔の偉大な栄光の時代とは非常に異なっています。歌のための大きな一連の研修所を創設する精神がみられません。そこでは、才能ある声が支援され、まさに歌劇場の内部で上達が促進され、若者たちがこういう特別な雰囲気を呼吸できるような、そういう場所です。それはアメリカの大きな大学や、海外の歌劇場では再提案することは無理であり、状況を変えることはほとんどできません。

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法王がスカラ座を訪れたとき

マエストロ・ムーティのサイトの写真は、撮影時のことが少しずつ補足されていっています。手元の資料(特に、マエストロ自身の2冊の写真集の資料的価値は最高のものです)でそのときのことがわかると、嬉しくなります。

同サイトには法王との写真が何枚か載っていますが、スカラ座でのものについて、紹介します。

http://www.riccardomuti.com/gallerie.aspx
Muti e gli ospiti
Papa Giovanni Paolo II

先日購入した、Corsera 紙紙面でスカラ座の歴史をたどった本はとても興味深いものです。同紙サイトで、マエストロに関する過去記事を全部読みたいと思っていますし、それは楽しみでもあります(もっと早くからイタリア語を勉強していれば、といつも後悔していますが)。

この本には、上記写真にある、前法王Karol Wojtyla、Papa Giovanni Paolo II がスカラ座を訪れたときのことも、短く載っています。

これは1983年5月21日のことで、過去教皇・法王がスカラ座に足を踏み入れたことは一度もなかったという意味で、歴史的なものです。法王はロイヤル・ボックスに座り、1600人の招待客たちと一緒に演奏を聴きました。
プログラムは、ヴェルディ《ジョバンナ・ダルコ》序曲、ヴェルディ《テ・デウム》から《スターバト・マーテル》が、マエストロとスカラ座のオーケストラ・合唱団によって演奏されました。
演奏会は45分間で、最後に法王が挨拶しました。「今晩、この世界的に有名な歌劇場にいることは、私にとって芸術文化上の魅惑的なひとときであるとともに、名誉でもあります...」

なお、この本の一章はマエストロ・ムーティとマエストロ・アッバードの時代にあてられていますし、Corsera 紙に載った両マエストロの別れの言葉も掲載されています。心がざわめくことなしには読めないものです...。

IL SECONDO NOVECENTO
Gli anni di Abbado e Muti

L'ADDIO DI ABBADO
31 marzo 1984

LA SCALA DEL TERZO MILLENNIO
Il Teatro degli Arcimboldi e la Scala restaurata

L'ADDIO DI MUTI
8 marzo 2005

UN PALCO ALL'OPERA
Pierluigi Panza
Fondazione Corriere della Sera, 2006

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venerdì 2 febbraio 2007

日本におけるイタリア2007・春

『日本におけるイタリア2007・春』のサイトができていました。

マエストロ・ムーティと東京のオペラの森公演も、このイベントのひとつです。

以前紹介したように、スカラ座関係の催しやプーリアの催しもあります。
前回は記念切手も発売されましたが、今回はどうでしょうか。

日本におけるイタリア2007・春
http://www.primavera-italiana.net/index.html

アルファロメオ・ジャパンがこの催しについて機関誌を出すとも聞いています。実現するのが楽しみです。
かつて、マエストロ・ムーティとスカラ・フィルの日本ツアーのスポンサーになり、スカラ・フィルについてパンフレットも出しました。

http://www.alfaromeo-jp.com/index.html

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giovedì 1 febbraio 2007

マルトゥッチには辛口なFT紙

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの二つ目のプログラムについて、1月28日付フィナンシャル・タイムズ紙の評を紹介します。

一読して辛口(「酷評」というのとはもちろん異なります)だったので、ここに載せるのがずっとためらわれました。それでも、(スクリャービンと)マルトゥッチについて、今回のマエストロの演奏がもたらしたものは大きいといえるでしょう。そのような意味から、紹介することにしました。

2007年1月28日 Financial Times 紙
Muti, Oppitz/NY Philharmonic, Avery Fisher Hall, New York

リッカルド・ムーティは貴族的な洗練さで有名かもしれないが、自分は押し出しが強く大げさな風にもなれるということを、ニューヨークに対して一心に示そうとしているように見えた。もちろん、彼の洗練されたやり方によってだが。

先週は、ロシア系のプログラムを集め、スクリャービンの終わりのない狂騒で頂点に達した。今週は祖国のイタリア系のプログラムに戻ったように見えたが、通俗的な狂乱は残っていた。

セールスポイントのよびものは、ジュゼッペ・マルトゥッチのとりとめなく続くピアノ協奏曲第2番という形をとった。イタリアのロマン派音楽で、彼以前にアルトゥーロ・トスカニーニがそうしたように、ムーティはマルトゥッチの音楽を擁護した。フィルハーモニックはこの作品に、随分以前に2回挑んだだけだった。グスタフ・マーラーが1911年2月21日に紹介したが、そのコンサートは彼の最後のものになった。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、「インフルエンザの軽い襲撃」に苦しみ、再演については助手に指揮棒をゆだね、3ヵ月後に細菌性心内膜炎で死去した。

ムーティは1886年というマルトゥッチの大きな結び目を、見事なまでに平然とオーケストラにほどかせた。Gerhard Oppitzはバイエルン出身の果敢なピアニストで、障害コースによるフィルハーモニック・デビューをあわてることなくやってのけた。スコアにもしかしたら少し精妙さが認められたかもしれないような稀な機会にも、力量と情熱を奮いたたせていた。このような骨董品、時代遅れで暗示や幻想に満ちた独墺系的作品を聴くことには価値があった。それでも、マルトゥッチが蔑ろにされていたことは正当ではないと異議を申し立てるのは、馬鹿正直にも無理がある言っていいだろう。高邁な意図にもかかわらず、がんがんと40分鳴り響く見世物はがらくたの暗い泥沼を通ってとりとめなく続く。

《マクベス》のためのヴェルディのはではでしいバレエ音楽は、このような演奏の状況の中では完全にエレガントに鳴り響いた。特に、Judith LeClair が真実のベルカント技巧でもってバスーン・ソロの主役を浮かび上がらせたときには、そうだった。演奏に誘導された歓呼の最中でコンサートを終えるにあたって、ムーティは、底抜けの活気があり、ぱちぱちはじけるようなレスピーギ《ローマの祭り》を通じて、騒ぐ人々を交通整理した。マエストロは無頼さを弱めることはできなかったが、ある種の抑制を強いることはできた。祭りの陽気な弛緩はぴんと張り詰めていき、清潔ですがすがしいものが現れ出てきた。人はこのようにささやかな恩恵であっても感謝しなければならない。

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2月5日のNHK-FM

2月5日にNHK-FMで、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの演奏が放送されます。
サリエーリでのウィーン・フィルの名人芸を再び聴けて、とても幸せです。
山尾敦史さんの解説も楽しみです。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2007-02-05&ch=07&eid=4773

2007年2月5日19時30分 NHK-FM

- リッカルド・ムーティ指揮
      ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会 


「交響曲 第39番 ト短調」          ハイドン作曲
                      (18分04秒)
「交響曲 第25番 ト短調 K.183」  モーツァルト作曲
                      (20分51秒)
「歌劇“見出されたエウローパ”のためのバレエ音楽」
                       サリエーリ作曲
                      (17分25秒)
「交響曲 第89番 へ長調」          ハイドン作曲
                      (20分54秒)

        (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                (指揮)リッカルド・ムーティ
  ~オーストリア・ウィーン楽友協会で収録~
                   <2006/10/8>
  (オーストリア放送協会提供)

「歌劇“コシ・ファン・トゥッテ”K.588 から」
                      モーツァルト作曲
 1.序曲                  (4分26秒)
 2.第2幕から“黒い髪の人が好き”     (2分49秒)
  フィオルディリージ…(ソプラノ)マーガレット・マーシャル
      ドラベルラ…(メゾ・ソプラノ)アグネス・バルツァ
        (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                (指揮)リッカルド・ムーティ
          <東芝EMI CE30-5353~55>

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