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95 post da gennaio 2007

mercoledì 31 gennaio 2007

オンラインでニューヨーク・フィルの演奏を聴く

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの演奏が、2月に入るとオンラインで聴けます。

フィナンシャル・タイムズ紙とニューヨーク・タイムズ紙双方が、両プログラムとも評を掲載したことを本当に嬉しく思っています。

http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastsByMonth

2月2日~2月16日 Online
Riccardo Muti, conductor
Vadim Repin, violin
Tchaikovsky: Violin Concerto
Scriabin: Le divin poème

2月9日~2月23日 Online
Riccardo Muti, Conductor
Gerhard Oppitz, Piano
Martucci: Piano Concerto in b-flat
Verdi: Ballet Music from Macbeth
Respighi: Feste romane

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トト

久しぶりに読み返してみて、トトやカッチャーリに触れていることに驚いた本があります。10年近く前の本です。マエストロ・ムーティに関するイタリア語の記事が読めるようになってはじめて、マエストロと接点があることがらがこの本に出てきていることに、気づきました。

イタリア・都市の歩き方
田中千世子
講談社現代新書
1997年3月20日

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martedì 30 gennaio 2007

フィルハーモニア管スペイン・ツアー

マエストロ・ムーティとフィルハーモニア管の3月のツアーが、同管のサイトに載りました。来日公演直前になります。

http://www.philharmonia.co.uk/concerts/

3月21日がブダペスト、22日がオビエド、24日がサラゴサ、25日がバレンシア、26日がマドリッド。
プログラムはモーツァルトのハフナー交響曲、チャイコフスキーの悲愴交響曲、リストの交響詩《前奏曲》です。

Wed 21 Mar 2007 7:30pm
Palace of the Arts, Budapest, Hungary

Thu 22 Mar 2007 8:00pm
Auditorio Principe Felipe, Oviedo, Spain

Sat 24 Mar 2007 8:15pm
Auditorio de Zaragoza, Zaragoza, Spain

Sun 25 Mar 2007 7:30pm
Palau de la Musica, Valencia, Spain

Mon 26 Mar 2007 7:30pm
Auditorio Nacional Madrid, Madrid, Spain

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Salvatore di Giacomo

マエストロ・ムーティがスカラ座開幕公演で《ナブッコ》を指揮するにあたって、スカラ座でのこれからの抱負(とても気概に満ちたものです!)、《ナブッコ》についてなどを語ったインタビューを読みました。

EPOCA 誌 1986年12月5日号 
Muti, I Fatti Sono Musica

その中で、指揮者が歌手のリハーサルにつきあうことの大切さを訴え、自分はみずからピアノを弾いて、たくさんの美しい声と一緒にリハーサルをしてきた、と語っています。
その「美しい声」という話の枕になっているのが、サルバトーレ・ディ・ジャコモの詩でした。自分はナポリっ子で、サルバトーレ・ディ・ジャコモがこう言っていた街の出身です、と、マエストロは彼の詩の次の一節を口にしてみせています。

Quanto na bella voce
vurria sentì cantà!

上記はナポリ語で、イタリア語では

Quanto una bella voce
vorrei sentire cantare!

これは、満天の星と月が輝き、甘くやさしい風のふく美しい真夜中にピアノが聴こえてきて、美しく優しい声が聴けたらどんなにいいだろう、と思いながらも孤独の中に沈んでいく、というような詩です。

ナポリ生まれのサルバトーレ・ディ・ジャコモへの興味がますます深まりました。

Pianefforte e notte

Nu pianefforte 'e notte
sona, luntanamente,
e 'a museca se sente
pe ll'aria suspirà.
       
E ll'una: dorme 'o vico
ncopp a sta nonna nonna
'e nu mutivo antico
'e tanto tiempo fa.
       
Dio, quanta stelle ncielo!
Che luna! E c'aria doce!
Quanto na bella voce
vurria sentì cantà!
      
Ma sulitario e lento
more 'o mutivo antico;
se fa cchiù cupo 'o vico
dint'a lI'oscurità.
       
Ll'anema mia surtanto
rummane a sta fenesta.
Aspetta ancora, e resta,
ncantannose, a penzà.

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lunedì 29 gennaio 2007

12月2日のコンサート

マエストロ・ムーティの12月2日のコンサートの内容が、フィルハーモニア管のサイトにも載っています。

同管に1972年12月2日にデビューして35年になることを祝うコンサートであることが、ここでも述べられています。

Riccardo Muti 35th Anniversary Concert
Sun 2 Dec 2007, 7:30pm
Royal Festival Hall, London
Riccardo Muti conductor
Radu Lupu piano

Beethoven Overture, The Consecration of the House
Schumann Piano Concerto
Mussorgsky (arr. Ravel) Pictures at an Exhibition

http://www.philharmonia.co.uk/concerts/Muti_35th_Anniversary_Concert/

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スカラ座の歴史をCorsera紙とともに振り返った本

Corriere della Sera 紙はミラノの新聞で発刊は1876年ですが、スカラ座の歩みをCorsera 紙の紙面、記事、写真でたどった本が出ています。
先日紹介したこの本を入手し、ざっと目を通しました。

マエストロ・ムーティももちろん、登場します。
スカラ座におけるマエストロについては、既に素晴らしい本が2冊出ていて、そちらのほうが、もちろん充実しています。しかしながら、それ以降の、アルチンボルディから辞任に至るまでの歩みを、早足でこの本は追っていますし、別のスカラ座の歴史の本と異なり、写真がふんだんに使われています。

UN PALCO ALL'OPERA
Il Teatro alla Scala nelle pagine del Corriere della Sera
Pierluigi Panza
Fondazione Corriere della Sera, 2006
30euro

http://fondazionecorriere.corriere.it/it/pubblicazioni/11_list_db_details/db_detail112.php?sez=Pubblicazioni&id=112

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北イタリアの美術を扱った本

イタリア12小都市物語
小川煕
里文出版、2007年1月
2500円

ラベンナの美術についても書かれています。

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Mの系譜

朝から大笑いした文化ジャーナリストのブログがあります。

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルハーモニックの27日の公演を聴いて書いたもので、最後のウィットに拍手。
フィルハーモニックのマゼールの後継者について、音楽監督の姓がMで始まっていることが決め手だとして、マゼールのバレンボイム指名に対抗しています。
すなわち、メータ、マズア、マゼール、そしてマーラーを忘れてはいけない、と28日のブログを結んでいます。

What clinches this appointment is the undeniable importance of the music director's last name beginning with "M": Mehta, Masur, Maazel...and let us not forget, Mahler!

これだけでなく、27日の公演が見せたオーケストラのマエストロに対する称賛、敬意についても書いています。
カーテンコールでマエストロがオーケストラを立たせようとしたけれども、最初はマエストロへの敬意を表し、栄光はマエストロのために、としてオーケストラは立とうとしなかった、と。

聴衆がここまでエネルギッシュになったのも見たことがない、とも書いています。
マエストロのレスピーギならば、さもありなん、と、このブログに同感です。
嬉しい「コラム」でした。

2007年1月28日 Culture Grrl Lee Rosenbaum 's cultural commentary
Who Should Succeed Maazel at the NY Philharmonic?

http://www.artsjournal.com/culturegrrl/

わたしは、マエストロの姓について、M is for Mozart, Music...と言うのが好きです!

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domenica 28 gennaio 2007

27日付NYタイムズ紙の評

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルハーモニックの25日の演奏評を、ニューヨーク・タイムズ紙から紹介します。

ニューヨーク・フィルの側からの感想を聞いてみたいほどの評でした。
この演奏も同管のサイトで2月に聴けるので、とても楽しみです。正規のディスクが出ないものか、と思っているのですが。

2007年1月27日 The New York Times 紙
Music Review | New York Philharmonic Italian Romanticism From a Rarely Heard Source

リッカルド・ムーティの露・独レパートリーにおける流れるような解釈は、後天的なものである(習得する価値のあるレパートリーだが)。そして、説得力のない音楽であるならば、相対的に稀にしかアメリカ音楽に介入しないことには意味があった。けれども、イタリア音楽で彼の域に達することのできる者は誰もいない。木曜日の晩、ニューヨーク・フィルにもたらしたのはそれである。Avery Fisher Hallにおけるフィルハーモニックとの定期公演の、第二週の始まりだった。

ムーティ氏のメッセージは、イタリアのロマン派音楽にはオペラ以上のものがある、というものである。もっとも、彼はオペラも同じくらいに扱っているが。その目的のために、プログラムの前半をGiuseppe Martucciの巨大なピアノ協奏曲第2番変ロ短調作品66に捧げた。独奏者はGerhard Oppitzである。マルトゥッチはニューヨークでは珍しかった。フィルハーモニックが前回この作品を演奏したのは1911年である。しかし、ムーティ氏はこの曲を1995年にソニー・クラシカルで録音している(マルトゥッチの回想的な"Canzone di Ricordi"と一緒に録音している)。そして、レパートリーにもしていて、偶然の出会いによってこの作曲家の新しい聴衆が獲得されることに、おそらく賭けているのだろう。

彼はよい結果を出している。これは名人芸を要する協奏曲で(驚くべきことではないが、マルトゥッチはピアニストではなかった)、爆発的で向こう見ずなまでのピアノ書法がぎっしり詰まっていて、第一楽章のゆうに20分を超えるまで、オーケストラは実質的にはほとんど演奏しないほどである。オーケストラが自分の立場をしっかり見せたとき、それは抒情の潮流、あるいは名状しがたいけれども耳をとらえて離さない音色の変遷となって寄与する。それは、ピアノの華やかで目を引くような書き方とは対照をなしている。

それでも、耳を引きつけるのはピアノである。表面の吹き荒れる層を通り過ごして見れば、素晴らしい細部と、時々ほとんどブラームスを思わせるようなピアノ書法に気づく。

Oppitz氏は理想的な独奏者だった。作品が求める限りの勢いをもって取り組み、強健さ、明晰さをもって演奏し、ラルゲットを主にして、詩的なタッチで演奏した。彼とムーティ氏とは強力な例を作り出した。この協奏曲はベートーベンの《皇帝》ではないかもしれないが、いや全く、チャイコフスキーの第一番の歓迎すべき代替にはなる。

休憩の後、ムーティ氏はヴェルディの《マクベス》からバレエ音楽のよくできた仕事を導いた。後半の真打であるレスピーギの《ローマの祭り》のための、いいウォーム・アップである。イタリア音楽に深く流れる絵画主義はモンテヴェルディにまでさかのぼり、レスピーギはそれにふけった。ここではオーケストラは、古代のチルコ・マッシモで咆哮するライオンから、巡礼者たちが歌いながら行進する様、酔っ払いたちのくつろぎきった姿まで、あらゆることを、すべて生き生きと思い起こさせる。

ムーティ氏は、音色も精確さも失わせることなく、フィルハーモニックを全開状態で演奏させた。オーケストラの金管は完全な仕上がりで、これ以上に素晴らしい演奏は稀だった。

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カラヤン、フルトベングラー

カラヤンとフルトヴェングラー
中川右介
幻冬舎新書
2007年1月、840円

著者はあとがきで、人々の内面、感情については、想像して書いた部分がある、とはっきりと「解釈」であることを断っています。「事実」は検証済みのものを使用しているとしながらも、「物語」であることを認めています。そのような「評伝」であるならば、もっと、主観、視点を明確に出してもよかったのではないか、と思うのですが。

マエストロ・ムーティについてこのような本が出されることを想像すると...
やはり、心は嵐です。

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19日付FT紙のニューヨーク公演評

もう10日近く前のことになってしまいましたが、マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの18日の公演について、フィナンシャル・タイムズ紙が即行で載せた評を紹介します。
マエストロのサイトでも紹介されているものです。

http://www.riccardomuti.com/Notizie.aspx?idNews=70
23 gennaio 2007 Riccardo Muti/New York Philharmonic, Avery Fisher Hall, New York

Financial Times FT.com Published: January 19 2007

マエストロのディスコグラフィーに、協奏曲が少ないのは本当に残念です。けれども、この評でもオペラにおける歌手同様、独奏者のために黄金のカーペットを用意するマエストロの姿が書かれています。

2007年1月19日 Financial Times 紙
Riccardo Muti/New York Philharmonic, Avery Fisher Hall, New York

リッカルド・ムーティは、ニューヨーク・フィルハーモニックの客演指揮者として非常に称賛されているが、低俗な人間だとは全く見られていない。安っぽい感傷の洪水という落とし穴を避けるべく、いつも最善を尽くす。わなが避けられないときには、彼は素晴らしいセンスの見られる注意深さでもって歩んでいこうとする。他の指揮者ならば安易な感傷におぼれるところで、ムーティは激情を鎮める。で、リンカーン・センターでの今シーズンのデビューに彼がロシアのプログラムを選んだのは、木曜日のことだった。

始めに、Vadim Repin と共にチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を演奏した。指揮者もソリストもどちらも、表情に富んだ豊かな表現をすることをすがすがしく上品に続け、作曲家が大事にしていた清らかさに、金メッキが施されるようなことがあってはならないことについて、確信を持っていた。レーピンは、華やかで複雑に入り組んだ部分と情感に満ちた悲しみの部分を、なんなく演奏した。外見的には無頓着に見えながら、そのときどきの悲哀を彼はうまく伝えていた。ムーティは過度といっていいほどに控えめで、きびきびとしたテンポと透明な音の綾を保ちながら、素晴らしい独奏者のために華やかな舞台を提供した。小気味よい、小粋なチャイコフスキーだった。演奏のコンセプトが矛盾ということを暗示しているのなら、この素晴らしい演奏では、それはすがすがしく、輝くようでさえある矛盾にもなっていた。

ムーティは休憩のあと、さらに引いてしまうような、豪華な作品にとりかかった。Alexander Scriabinの交響曲第3番、別名、《神聖な詩》である。それはとりとめなく50分続く、神秘主義にのっとった宗教儀式のようにわけのわからないもので、輝かしいオーケストレーションが施された通俗作品である。ダイナミックで演奏の強弱の幅は広大、クライマックスの構造は冗長、色彩が惜しみなく飛び散るような作品である。ムーティは、この魅力溢れる、半ば影の薄い、手ごたえのある作品を、長い間自身の得意ものとしてきたが、出だしから緊張感あふれるラインを保つことに成功していた。曲が進むにつれて、彼は装飾に満ちた細部を賞味し、緊張を精一杯作り上げ、抑制を統べ、神秘的であることの長所さえもたらした。彼は、また、ニューヨーク・フィルのメンバーが、これまでにない力と精密さをだして自分のために演奏するよう、鼓舞していた。けれども、ついには、熱狂的で繰り返されるもがきが、彼に打ち勝った。スクリャービンはムーティの演奏のたがをとり、感情あふれるセンチメンタルなものにさせたのである。

そのすさまじさの面は素晴らしいものだった。

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sabato 27 gennaio 2007

イタリアで発売されたクライバーの本

クライバーのファンの平澤さんのサイトで、イタリアでクライバーの本が出版されたことを知り、注文しました。
27日のブログでも再び紹介されています。

まだ届いていませんが、目次からマエストロ・ムーティについても触れられているのがわかり、読むのがとても楽しみです。

http://www.thrsw.com/

Mauro Balestrazzi
Carlos Kleiber
Angelo o demone?

L'Epos
2006 € 28,80

http://www.lepos.it/home/php/schede/scheda_libro.php?id_lepos_libro=947

(ココログの調子が悪く、サーバーダウンが続いています。原因は個人的なものなのか、ココログそのものにあるのか、わかりませんが、サーバーダウンで画面が消えてしまったときには本当に言葉を失いました。)

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ガランチャとの共演はいつ?

マエストロ・ムーティがその声を熱をこめて称賛していたガランチャのインタビューが、オーストリアの新聞に載っていました。ちょうどウィーンで《コシ・ファン・トゥッテ》を歌っています。とても楽しく読みました。

若くしてこれだけのスターでありながら、おごったところのない素直な語りで、ますます好感をもちました。チョコレートが大好きで、特に、ナッツ入りのミルクチョコ(ミルクが入っていないのは苦いので)がお気に入りとのことですが、家にいるときにもフィットネスを欠かさず、マイケル・ジャクソンのリズムが自分が走るのにはぴったり合う、と語る、美しい人です。

インタビュアーがネトレプコ、マエストロ・ムーティ、ティーレマンについてたずねているので、マエストロのところを紹介します。
マエストロへのよく聞かれる否定的な評価とは全く逆の言葉が語られていて、とても嬉しく思いました。でも、マエストロについてこう語る歌手は多いと思うのですが...。
マエストロのオペラや声楽曲の上演に接すると、どれほど歌手を支え、よく歌えるようにしているかが、非常によくわかり、マエストロの容量の大きさに尊敬の気持ちをますます深めてしまいます。

2007年1月27日 OOE Nachrichiten 紙
Opernstar läuft zu Michael Jackson

最近はたくさんの素晴らしい指揮者と共演しています。たとえばリッカルド・ムーティとはどうですか。

「多くの人が彼について、仕事では独裁者だと注意してくれました。とんでもないことで、それどころか、親しみやすくて感じのいい人です。仕事に非常に熱心で、細部にわたって時間をかけ、あらゆるフレージングを非常に精密に練り上げます。そうやって、彼は黄金の絨毯を敷くことで、共演者が十分に自由に演奏できるようにするのです。」

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フル・スロットルの演奏

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの二つ目のプログラムの演奏評が、ニューヨーク・タイムズ紙に載りました。

これも手放しの称賛。
《ローマの祭り》では、フル・スロットルでエンジン全開状態なのに、音の質・響きも正確さも全く失うことがなく、特に、ブラス・セクションはこれ以上になく素晴らしい仕上がりだった、と書かれています。

マルトゥッチのピアノ協奏曲について適正な作品評価が行われていて、マエストロも満足なのではないでしょうか。

全文の紹介は後で。
記事は写真付です。

2007年1月27日 New York Times 紙
Music Review | New York Philharmonic
Italian Romanticism From a Rarely Heard Source

スカラ・フィルの来日公演で《祭り》を聴いたとき、イタリアというよりも、もっとけだるくエキゾチックなスペインの夜の官能を感じました。

ニューヨークから戻って、やっと、ラベンナ音楽祭2007の発表、となるのでしょうか。いつ発表なのか、待ち遠しいです。

海外公演での楽しみのひとつが毎日の新聞です。
朝食をとりながら置いてある新聞を次々と読み、スタンド、エディコラに行って、新聞を買う。いい評や写真に出会ったときの喜びたるや、旅の疲れも忘れさせてくれます。
ウェッブで読むのも同じようなものですが、でも、マエストロは遠い、遠いところです...。

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クリスティナさんがメルビン・ジョーンズ・フェロー受賞

クリスティナさんが25日午後、ラベンナのライオンズ・クラブからメルビン・ジョーンズ・フェローを授与されました。
同クラブ創設者の名前を冠した同クラブ最高の栄誉で、人道主義的な仕事を評価するものです。『友情の道・架け橋』コンサートなども行っているラベンナ音楽祭総裁としての仕事などが評価されたのでしょう。
おめでとうございます。

2007年1月27日 Il Resto del Carlino 紙
Lions hannno ricevuto il Melvin Jones Fellow
Premiate: Mazzavillani Muti e Signorino

昨晩はプラティニのUEFA会長選勝利のニュースを読むのに追われました。ユベントス、そして、アニエッリを通じて祖父の国イタリアとの縁の深いプラティニならば、2012年のユーロ選手権開催をイタリアへもってくるかもしれません。W杯イタリアの雪辱を是非!

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venerdì 26 gennaio 2007

シカゴ響の2007年ヨーロッパ・ツアー

マエストロ・ムーティとシカゴ響の今秋のヨーロッパ・ツアーは、9月末から10月上旬の2週間近くにわたって、ベローナ、ローマ、パリ、ロンドンを訪れるものであることが、シカゴ響のパトロン・ツアー日程からわかります。

Chicago Symphony Orchestra
Events and Activities
Patron Tours
http://www.cso.org/main.taf?p=13,13

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スカラ座の服装コード

今日のレプッブリカ紙の第一面には驚かされました。

今シーズン、スカラ座がチケットの裏面に服装への注意を印刷するというのです。
初日はフォーマル、他の上演ではネクタイと上着着用。女性はスカラ座の品格にふさわしい服装で、とのこと。
将来は、服装を控え目ながら看視していき、出て行くようにとは言われないまでも、ルールを守るように求められる見込みとか。

マエストロ・ムーティのコメントはどのようなものでしょうか。

わたしには、シニカルに笑うしかない記事でした。
きっと、全世界で通信社が配信するでしょう(オーストリアでは既に報じられています)。

2007年1月26日 la Repubblica 紙
l sovrintendente ripristina un obbligo inosservato da anni. Chailly: giusto onorare il luogo. Dario Fo: è discriminazione
La Scala vietata senza cravatta
Lissner fa stampare la regola sui biglietti.
E Milano si divide Molti temono che la decisione allontani il grande pubblico e soprattutto i giovani

2007年1月26日 ORF
Nur mit Anzug: Mailänder Scala erlässt Kleiderordnung

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シカゴ響ロンドン公演

ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールの新シーズンが発表になりましたが、シカゴ響のロンドン公演もあります。

2007年10月5日、6日で、プログラムは5日がチャイコフスキー悲愴交響曲、ヒンデミット《至高の幻想》、スクリャービン《法悦の詩》、6日がプロコフィエフ交響曲第3番、ファリャ《三角帽子》組曲、ラベル《スペイン狂詩曲》《ボレロ》です。

http://www.southbankcentre.co.uk/festivals-series/shell-classic-international-07

2007年10月5日19時30分 ロンドン、シカゴ響
Peter Ilyich Tchaikovsky: Symphony No.6 (Pathetique)
INTERVAL
Paul Hindemith: Nobilissima Visione
Alexander Scriabin: Le poeme de l'extase, Op.54

2007年10月6日19時30分 ロンドン、シカゴ響
Sergey Prokofiev: Symphony No.3 in C minor .
INTERVAL
Manuel de Falla: El sombrero de tres picos (Three-Cornered Hat)
Maurice Ravel: Rapsodie espagnole
Maurice Ravel: Bolero

サッカーの背番号10番は試合でハーモニーを奏でるファンタジスタ、指揮官、コンダクターの象徴です。ガーディアン紙の主幹スポーツ記者が10番について書いた本の邦訳が出ました。
とても嬉しかったのが、ネッツァー、プラティニをとりあげていたこと。ルイ・コスタやピルロが割愛されていたのは残念でしたが。

背番号10のファンタジスタ
リチャード・ウィリアムズ
ベースボール・マガジン社
2007年1月、1800円

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フィルハーモニア管2007-2008

ロイヤル・フェスティバル・ホールの改装が終わり、ロンドンのオーケストラがサウスバンクに戻ってきます。

フィルハーモニア管の新シーズンもそこで繰り広げられますが、マエストロ・ムーティにとって、記念すべき素晴らしいコンサートが新シーズンにはあります。
マエストロがフィルハーモニア管にデビューして35周年を祝うコンサートです。そのときと同じ、《展覧会の絵》を演奏します。プログラムは他にベートーベン《献堂式序曲》、シューマン ピアノ協奏曲(ルプー)です。ロンドンにも行きたくなりました。

2007年12月2日19時30分ロンドン、フィルハーモニア管
Ludwig Van Beethoven: Overture, The Consecration of the house
Robert Schumann: Piano Concerto in A minor
INTERVAL
Modest Petrovich Mussorgsky: Pictures at an Exhibition arr. Ravel
Riccardo Muti conductor
Radu Lupu piano

http://www.southbankcentre.co.uk/calendar/productions/philharmonia-1012

2007年1月25日 Musical America
Refurbished Royal Fest Hall Season a Winner

なお、デビューのとき(1972年12月2日)は、ベートーベンは一緒ですが、シューマンではなく、ブラームスのピアノ協奏曲第2番(ラファエル・オロスコ)でした。

1972年12月2日 Croydon, Fairfield Hall
New Philharmonia Orchestra
ベートーベン 献堂式 序曲
ブラームス ピアノ協奏曲第2番
ピアノ Rafael Orozco
ムソルグスキー 展覧会の絵

マエストロはこのときは、ウィーン国立歌劇場とパリ管のスケジュールの合間を縫ってのコンサートでした。
このドレス・リハーサルの折に、ニュー・フィルハーモニア管の首席指揮者になってほしいとオーケストラ首脳から依頼されています。マエストロは興味を示したけれども、考える時間が必要だったそうです。
この演奏はオーケストラと聴衆に考え深いものを残しました。口やかましい批評家でさえ、当時眠っていたかのようなオーケストラに再び火をつけることに成功した、とマエストロについて書いたほどだったとのことです。

Philharmonia Orchestra
Stephen J.Pettitt
Hale, 1985

なお、上記パリ管のコンサートはキャンセルされたようです。ウィーン国立歌劇場というのは1973年2月4日からの《アイーダ》でしょうか。

(この記事に続きはありません)

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giovedì 25 gennaio 2007

ラウラ・ジョルダーノ来日

新国立歌劇場の新シーズンが24日発表になり、ラウラ・ジョルダーノがスザンナを歌う、と教えていただきました。ありがとうございます。

マエストロ・ムーティとケルビーニ管の《ドン・パスクァーレ》でノリーナを歌い、今春ザルツブルクでも共演するラウラ・ジョルダーノが、新国の《フィガロの結婚》でスザンナを歌います。

http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000008.html

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ロストロポービッチに代わってマジョルカへ

ロストロポービッチが、健康上の理由から今後数ヶ月間のスケジュールをキャンセルするそうで、その中のひとつ、4月20日のケルビーニ管との演奏会は、マエストロ・ムーティが指揮する予定とのことです。

マジョルカのパルマにあるTeatro Principalの改装工事が2月末に終了し、4月20日に開場コンサートがロストロポービッチ、ケルビーニ管によって行われるはずでしたが、マエストロの指揮になりそうです。

4月20日はバイエルン放送響との演奏会だとばかり思っていましたが、とっくに変更になっていたようです。

2007年1月24日 EFE
Riccardo Muti sustituye a Rostropovich en el concierto inaugural del Teatro Principal de Palma

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mercoledì 24 gennaio 2007

ロスト!

フィレンツェ歌劇場での《オルフェオとエウリディーチェ》のキャストが決定していました。
未定だったエウリディーチェはロスト!
びっくりしました。
フィレンツェに行きたいです。

http://www.maggiofiorentino.com/ita/maggio/m_calendario.shtml

70mo Maggio Musicale Fiorentino - "Mito e Contemporaneità"

Opere In forma di concerto
Opera in tre atti di Ranieri de' Calzabigi
musiche di CHRISTOPH WILLIBALD GLUK
ORFEO E EURIDICE
direttore RICCARDO MUTI
personaggi e interpreti
Orfeo DANIELA BARCELLONA
Euridice ANDREA ROST
Amore JULIA KLEITER
luogo Teatro Comunale
28-04-2007, ore 20.30 (Gold)
29-04-2007, ore 20.30 (Silver)

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martedì 23 gennaio 2007

《ドン・パスクァーレ》について

ケルビーニ管と上演した《ドン・パスクァーレ》について、マエストロ・ムーティのインタビューがプログラム・ブックに載っていますが、Teatro Alighieriのサイトにその全文が掲載されています。嬉しいです!

後で紹介します。

Teatro Alighieri
http://www.teatroalighieri.org/stagione_opera_balletto/dentro_opera/

DENTRO L'OPERA
DON PASQUALE
Riccardo Muti sul "Don Pasquale"
a cura di Franco Masotti
Ravenna, ottobre 2006

http://www.teatroalighieri.org/stagione_opera_balletto/dentro_opera/pagina26.html

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チャイコフスキー協奏曲でのマエストロの素晴らしさ

マエストロ・ムーティのトスカニーニについてのインタビューと格闘していた昨晩でしたが、昨日は、ニューヨーク・フィルとのコンサートについて、またいい評が出ています。

評者はチャイコフスキーのバイオリン協奏曲におけるマエストロの演奏を称賛していて、この作品でこれほどまでにオーケストラが大きな役割を果たせるとは思ってもみなかった、とオーケストラの存在感(マエストロの力量)をあらためて認識させられています。単なるサポートに終わらないところは、声楽曲でのマエストロと同じだということでしょう。
スクリャービンでもオーケストラを細かくほめていて、これを読むと、ニューヨーク・フィルがこれまでになく、どれほどマエストロに反応していたかが、とてもよくわかります。もちろん、スクリャービンの作品からくる限界もあることが指摘されていますが。

あとは、ニューヨーク・マガジン誌やニューヨーカー誌の評、あるいはInquire紙の評が読めれば嬉しいのですけれども。

評は、他の2紙とともに、後で紹介します。

2007年1月22日 The New York Sun 紙
Far From Wearing Out His Welcome

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lunedì 22 gennaio 2007

CLASSIC Voice 誌1月号

トスカニーニについてのマエストロ・ムーティのインタビューが載っている、CLASSIC Voice 誌を入手しました。
表紙はマエストロで、トスカニーニの後継者としてのマエストロが語る、4ページもの長文インタビューです。師であるVottoから聞いたトスカニーニのエピソードをいくつも語り、それを通じてトスカニーニについて考察しています。

トスカニーニといえば、オーケストラの若いチェロ奏者が《アイーダ》で突然指揮したことがいつもセンセーショナルに語られるけれども、彼が作曲とピアノのコースを卒業していて、その上で弦楽器についても知識があるという、音楽の基本を備えていたことが忘れられている、と、指揮者ならではの視点を提供しています。

また、カラスを見たときのトスカニーニのコメントも紹介していました。
"Signora, le parole."
マエストロにとって、それはとても印象深いコメントで、トスカニーニが指揮したNBC響による《オテロ》では、そこで発せられている言葉の明瞭な発音は強烈で、まるでミケランジェロの彫刻のようだ、と語っています。

また少しずつ紹介していきます。

CLASSIC Voice 誌 2007年1月号
Un direttore di POLSO
Segreti svelati dall'erede di Arturo, Riccardo Muti


なお、同誌はすでに、スカラ座の《アイーダ》でアラーニャが退場したこともニュースとして載せています。
また、スカラ座のロッジョニスティによる野次についての記事も載っています。
2世紀にわたるブーイングの歴史の中には、マエストロ・ムーティの上演に対するものも挙げられています。1982年開幕公演《エルナーニ》、1989年開幕公演《シチリア島の夕べの祈り》です。
スカラ座でのブーイングについては、スカラ座に関する本にも、1965年から1987年の主なものが載っています。

CLASSIC Voice 誌 2007年1月号
FISCHI per fiaschi

Due secoli da loggionisti


La Scala RACCONTA

Giuseppe Barigazzi
SB Saggi 2001年11月
Serate calde, fischi, beccate: ce n'e' per tutti

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domenica 21 gennaio 2007

フィラデルフィア管2007-2008シーズン

Christoph Eschenbach が音楽監督を務める最後のシーズンとなる、フィラデルフィア管2007-2008シーズンが発表になっています。

フィラデルフィアの新聞掲載のスケジュールによれば、やはり、マエストロ・ムーティの登場はありません。昨秋、病気でキャンセルした後、依頼されているにもかかわらず、再登場を断っているとのことです。

2007年1月21日 Philadelphia Inquirer 紙
Passing the baton

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ANSA通信も報じるNYでの成功

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの公演の成功について、ANSA通信もNYタイムズ紙を引用する形(チャイコフスキーのバイオリン協奏曲を絶賛)で報じています。
昨秋マエストロの演奏を聴きそこなったフィラデルフィア、シカゴの聴衆は、さぞ残念がっていることでしょう。

2007年1月21日 ANSA通信
Muti, successo con filarmonica NY
Ha debuttato nel primo dei concerti al Lincoln Center

この演奏は、ニューヨーク・フィルのサイトで後日聴けます。
(今同管サイトが重くて開けません...)

http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastsByMonth&dateRequest=2/01/2007&seasonNum=6

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ナポリにおける音楽文化(1)―ピアノのナポリ楽派

ナポリの音楽史を扱った素晴らしい本に、マエストロ・ムーティへのインタビューが載っていることは、以前書きしました。

その中から、まず、冒頭にあるマエストロのピアノの師であるVitale(1984年ナポリ没)に関する部分を紹介します。マエストロへのインタビューで、ピアノのナポリ楽派の概要がとてもよくわかりました。

なお、ピアノのナポリ楽派、ナポリのピアニズム、ナポリ派ピアノ、ナポリピアノ奏法など、いろいろな表現をウェッブで見つけましたが、とりあえず、ここではピアノのナポリ楽派としておきます。

Le Capitali della Musica - Napoli
Amicare Pizzi 1987

Intervista a Riccardo Muti
Aspetti della civilita' musicale nella Napoli dei nostri tempi

ピアノのナポリ楽派は何世紀にもわたる重要な伝統を持っています。おそらく、オペラのナポリ楽派に比べれば、それほど多くの聴衆に知られているとは言えないでしょう。19世紀~20世紀に、ピアノのナポリ楽派は卓越したソリスト・教育者を輩出しています。それは、一般に流布しているナポリ的なものという概念とは対照をなしている、洗練された様式に従ったものです。しかし、一方では、ナポリ文化の最も真正な特徴を備えています。ピアノのナポリ楽派について話していただけませんか。

統一の後、ナポリは2世紀にわたる首都としての役割を失い、落胆の時代を生きています。けれども、ブルボン王朝の衰退とピエモンテによる征服に伴ってまどろんでいた文化活動が、ナポリの典型的な活力のおかげで、1870年代はじめにはすでにあらゆる面で誇らしく再開していました。ナポリの真の情熱は、とりわけブルジョア階級のもとでは音楽に残っていました。絶え間なく増していく教育の要求に応じ、Coservatorioという名前のもとにピアノ楽派が再組織されました。それはとりわけ、Mercadanteの後継者であるPietro Plataniaの功績によるものです。楽派の整備は若いナポリ生まれのピアニストBeniamino Cesiに託されました。彼はSigismund Thalbergの教えを活用しました。Thalbergは30年以上にわたって世界的な活躍をした非常に有名なピアニストで、1871年に亡くなったナポリで活動を終えました。

Cesiの天賦の才に、次にThalbergを通じて、とりわけRubinsteinによって知られているような、ヨーロッパの非常に傑出した文化教育面が加えられました。RubinsteinはCesiを、ペテルブルク音楽院の教師に招いています。

Cesiの弟子は次のとおりです。
Martucciはナポリで器楽音楽の普及に何よりもいちばんに貢献しました。もちろん、Coservatorioの教師さらに学院長としての貢献、また、コンサートの開催者としても貢献し、ドイツ音楽文化特にワーグナーの普及者として貢献したのに加えて、ということです。
次にRossomandi、Longo、Cileaなどたくさんの音楽家、ピアニストが続き、他のピアノ楽派に生涯を捧げた音楽家たち(Finizio、Aprea、Romaniello、Palumbo)もいて、ヨーロッパにどれほど生まれていたか、いつも興味深く見ています。

Paolo DenzaはBusoniの弟子で素晴らしいピアニストですが、早いうちにコンサート活動から隠退し、ナポリで非常に興味深い20世紀ピアノ楽派を始めています。彼の弟子で、いまだに教師としてあるいはコンサート面で活動している人たちがいます。Ciccoliniはパリで活動していますし、フィレンツェ人やスペイン人の弟子がナポリで、そのほかたくさんの人たちが教育面で重要な価値を担っています。

ナポリではここ数十年間、Vincenzo Vitale の熱心な仕事が特に重要でした。彼は、ピアノのナポリ楽派教授方法全体における共通の特徴を、強固なものにしました。それは、ナポリの外から、そしてイタリアの外から到来する多くの有効な方法と、常に比較されることになっています。ナポリでRossomandiに師事したあと、パリでCortotと学びました。Vitaleは素晴らしい教養の持ち主で、Martucci、 Cesi、 Thalberg、 Longoの伝統と同じ道を歩みました。教育にとどまらず、ナポリ派音楽の普及という面では、研究者やオルガナイザーのような仕事もしました。(スカルラッティ管の創設者のひとりです。)ナポリ派音楽は、1世紀以上も前から既に、非常に重要な発案をすることや国際的な体験という面では、地方に限定されることなく、むしろ開放的であったのです。

この特徴が現在どれほど残っているかを述べるのは困難です。今はCoservatorioにおける音楽教育が危機に瀕しているからです。ナポリ人の天才的な好奇心と豊かな想像力については、地方の領域に限定されることなく、多くの素晴らしい例が尊重されうるならば、成果を生み続け、ピアノ文化とピアノ教育において貢献し続けていくことは間違いないでしょう。

この伝統的なピアノのナポリ楽派を、あなたは特に身近に感じていますか。

Vincenzo Vitaleが師でした。『血統』を下がっていけば、それゆえに私はこの伝統に源を持っていたことになります。この系統ではVitaleはおそらく、最高の代表者のひとりだったでしょう。完成した技術への苦闘に満ちた探究に土台を置いていた楽派というだけでなく、ピアニズムを真の完全な音楽へ到達するための手段だと考えていた楽派でもあります。ピアノのためのピアニズムではありません。音楽文化という星雲、迷路の中に入っていくための道具、楽器としてのピアノです。

この意味で私はしばしばこう言っています。私の指揮者としての準備や音楽的方針は、このナポリ楽派に由来する教授法に負っていると。ピアニストが演奏するように指揮するということではありません。でも、私が受けた教育は、ひとつの楽器を通じて表現されていた音楽文化を、深く掘り下げていくことに根ざしたものであることは確かです。

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次期ウィーン国立歌劇場総裁探し

次期ウィーン国立歌劇場総裁は4月終わりまでに明らかになるだろう、と文化相が語ったそうです。
これまでに後継者としてマスメディアに登場している名前は、Franz Welser-Möst 、Neil Shicoff 、そして、Gerard Mortierです。

2007年1月20日 ORF
Staatsoperndirektor bis April finden

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ロンドンでのヴェルディ レクイエム

マエストロ・ムーティとフィルハーモニア管の3月のヴェルディ レクイエムについて、同管サイトでソリストが発表になっていました。

バスが変更になっています。Lindroosも、《ドン・パスクァーレ》に出ていたMario Cassi同様、2005年のラベンナ音楽祭に出演していた歌手です(グノー 《ファウスト》、メフィストフェレス)。

http://www.philharmonia.co.uk/concerts/14mar07/

Riccardo Muti conducts Verdi's Requiem
Wed 14th Mar 2007, 7:30pm

Philharmonia Orchestra at Westminster Cathedral, London
Riccardo Muti conductor
Tatiana Serjan soprano
Olga Borodina mezzo-soprano
Guiseppe Sabbatini tenor
Petri Lindroos bass
Verdi Requiem

(この記事に続きはありません)

Continua a leggere "ロンドンでのヴェルディ レクイエム"

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sabato 20 gennaio 2007

スクリャービンの冗長さを補う

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの公演について、ニューヨーク・タイムズ紙(Tommasiniの文は言いたいことが明確で、いつも読みやすいです)も評を載せました。FT紙と視点が同じなのをとても興味深く思います。

スクリャービンについて、ゆうにあと10分は刈り込める作品だけれども、この演奏を聴けば、ムーティが共同作曲家だったらと思うだろう、とマエストロの演奏、読み込みを称賛しています。

こちらも追って紹介します。
写真付。

2007年1月20日 NY Times 紙
Music Review | New York Philharmonic - Riccardo Muti
Muti Takes the Reins, a Classicist at His Core

スカラ・フィルのUKツアー評とスカラ座開幕公演《アイーダ》評(両者ともシャイー指揮。評の中でマエストロに触れています)をFT紙に書いたアンドリュー・クラークも、このTommasiniも、マエストロの力量を実質的に、実態に即して評価しています。独裁者だとか、傲慢だとか、そういった(バイアスのかかった)文学的前置きをおかず、ストレートに、マエストロがどれほどオーケストラと真摯に対しているかを評価していて、本当に嬉しいです。
トスカニーニの命日の後に、そのゆかりのオーケストラを振るマエストロの心に去来するものを、たずねてみたいです。

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冷静と情熱のあいだ

マエストロ・ムーティとニューヨーク・フィルの演奏評がフィナンシャル・タイムズ紙に載りました。チャイコフスキーでの控えめさ、淡々ぶりと、スクリャービンで突如訪れる熱狂。評をとても面白く読みましたので、後で紹介します。

2007年1月19日 FT紙
Riccardo Muti/New York Philharmonic, Avery Fisher Hall, New York

マエストロのニューヨーク訪問を追って、英米のニュースにいつもより熱心に目を通していて悲しかったのが、Art Bachwaldの死去のニュースでした。朝日ジャーナル誌を通じて彼を知り、その著作やコラムを読むのをどれほど楽しみ、その慧眼を称賛していたことか。

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ウィーン・フィル定期公演の放送

モストリークラシック誌3月号によると、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの10月8日の演奏が、2月5日にNHK-FMで放送されます。
サリエーリでのオーボエ演奏の素晴らしさをまた聴けるのが、楽しみです。

2007年2月5日19時30分 NHK-FM
ベスト・オブ・クラシック
ウィーン・フィル定期演奏会
指揮 リッカルド・ムーティ
ハイドン 交響曲第39番
      交響曲第89番
モーツァルト 交響曲第25番

2006年10月8日 ウィーン楽友協会大ホール

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ピアチェンツァでのマエストロの笑顔

モストリークラシック誌最新号に、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の《ドン・パスクァーレ》の様子が載っています。
添えられているカーテンコール写真のマエストロの笑顔がとても嬉しいです。

先月号に続きピアチェンツァの様子を知らせてくれる同誌に感謝。

モストリークラシック誌2007年3月号
ピアチェンツァ発
指揮者リッカルド・ムーティ、若者たちと育む真の音楽
ドニゼッティ「ドン・パスクァーレ」をイタリア2都市

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フランス国立管とのプライベート盤

プライベート盤の新譜です。

ハイドン「交響曲第48番 Mテレジア」
1994.9/9,ルツェルン
モーツァルト「交響曲第34番」
1980.3/11, Paris Live,
リッカルド・ムーティ指揮 VPO / 仏国立O
KAPELLMEISTER

フランス国立管とはこれがデビュー公演です。

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venerdì 19 gennaio 2007

やっと発表になったペルージア公演プロ

今日のウンブリアの新聞でも、マエストロ・ムーティとケルビーニ管のペルージア公演(3月3日)のプログラムが発表されています。
プッチーニの交響的前奏曲、ニーノ・ロータのピアノ協奏曲ホ短調、ドヴォルザークの交響曲第5番です。

2007年1月19日 Il Messaggero 紙(ウンブリア版)
Amici della Musica, Muti svela il programma

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スカラ座についての本

書評を読み、ミラノに行く機会があったら内容を見て購入しようと思っていた本があります。Corsera 紙に書いているジャーナリストによるもので、この2~3年はマエストロとスカラ座をめぐって随分彼の記事を読んでいます。

届いたら、また紹介します。

Un palco all’opera:
il Teatro alla Scala nelle pagine del Corriere della Sera

Collana: Il Corriere racconta
Pierluigi Panza
Rizzoli
2006、30ユーロ

http://fondazionecorriere.corriere.it/it/pubblicazioni/11_list_db_details/db_detail112.php?sez=Pubblicazioni&id=112

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トスカニーニ没後50周年記念行事

マエストロ・ムーティによるヴェルディのレクイエムを含む、トスカニーニ没後50周年を記念する行事は、下記のサイトでPDFで見ることができます。
パルマの新聞に掲載されていたのは、このカレンダーです。

2007年1月16日 Notizie Parma
Un anno nel nome di Toscanini
Il Comitato presenta il calendario degli eventi

http://notizie.parma.it/page.asp?IDCategoria=209&IDSezione=0&ID=98626

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ケルビーニ管ペルージア公演

マエストロ・ムーティとケルビーニ管のペルージア公演(3月3日)のプログラムが発表になっていました。

http://www.perugiamusicaclassica.com/amici.cfm?mese=3

Sabato 3 Marzo - Ore 21,00 Teatro Morlacchi
Orchestra Cherubini
Riccardo Muti, direttore
Puccini: Preludio sinfonico in la maggiore
Rota: Concerto per pianoforte e orchestra in mi minore "Piccolo Mondo Antico" (David Fray, pianoforte)
Dvorak: Sinfonia n.5 in fa maggiore op. 76

有料購読が当たり前になってきたイタリアの主要新聞をすべて読むことは無理なので、マエストロのサイトができたことをとても嬉しく思っています。
イル・メッサジェーロ紙はまだテキスト版は無料で読めますが、いつ有料になってしまうことやら。
欧米のホットな公演にたくさん通っていらっしゃり、いろいろな情報をくださる方が、記事を読むより、1公演だけでもいいから海外の公演を聴いてきたほうがよほどいい、とアドバイスしてくださっているのですが...。

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giovedì 18 gennaio 2007

番組Porta a Portaの写真

マエストロ・ムーティのサイトでも紹介されているように、クレモナの新聞が番組”Porta a Porta” の様子を写真入りで紹介しています。PDFでも見ることができます。

http://www.laprovinciadicremona.it/index.asp?id=4511&sezione=CULTURA_SPETTACOLI&edizione=20070118&EdizioneGiornale=

2007年1月18日 La Provincia di Cremona
Ieri sera anche Vespa è sceso in campo Toscanini/2.
Tra gli ospiti, Simionato, Muti, Fracci e Pavarotti


http://www.riccardomuti.com/Notizie.aspx?idNews=67

18 gennaio 2007 "Porta a Porta"
Riccardo Muti
In collegamento da Ravenna, Riccardo Muti ha ricordato "il carattere deciso di Toscanini, senza ipocrisie". Poi ha aggiunto che il modo migliore per celebrarlo, al di là dei concerti ed eventi vari, è rispettare le sue lezioni"
La Provincia di Cremona 18/01/2007

ラベンナからの接続で出演したリッカルド・ムーティはこう回想した。「トスカニーニの決然とした性格には、偽善的なものはありません。」そして、言い加えた。「トスカニーニを祝う最高の方法は、コンサートや様々なイベントを超えて、彼の教えを尊ぶことです。」

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Viva Toscanini

番組の様子を観ることができます。

http://www.raiclicktv.it/raiclickpc/secure/folder.srv?id=2098#

VIVA TOSCANINI - 16/01 Puntata del 16 gennaio
Luciano Pavarotti, Riccardo Muti, Carla Fracci, Riccardo Muti, Barbara Frittoli nello studio di Bruno Vespa per una puntata dedicata ad Arturo Toscanini nel cinquantenario dalla scomparsa dell'artista italiano

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Porta a Porta

16日にRAI UNOで放映されたPorta a Porta は、18.6%の視聴率で、178万人の人が番組を観たそうです。

2007年1月17日 Il Velino
Ascolti tv: il ruggito di Canale5


フリットリのサイトには、そのときの彼女の写真が載っています。

http://www.frittolibarbara.com/cms/index.asp

http://www.frittolibarbara.com/cms/index.asp?cmd=OUTSTAGE

マエストロ・ムーティが番組の中でトスカニーニについて語ったことの一部が、今日のパルマの新聞や、マエストロのサイトで紹介されています。

クレモナの新聞はまだウェッブで読めないので、パルマの新聞記事のほうを先に紹介します。

2007年1月18日 Gazzetta di Parma 紙
TV PORTA A PORTA
Il commosso ricordo di Simionato e Valdengo

リッカルド・ムーティはVottoに学んだが、一方Vottoのほうはトスカニーニの弟子であり、そういうムーティをトスカニーニの後継者だと指摘する向きもある。彼は、歴史的な大切さを強調した。ナポリ生まれの有名な指揮者はこう言った。「歌手や指揮者が我が物顔にしていた時代に、トスカニーニは、オペラにおける様々な要素の間にバランスをもたらしました。歌の独立性と劇の登場人物、そしてオーケストラの重要性の間のバランスをとりました。彼を祝賀するには、コンサートで演奏することでは不十分です。トスカニーニがどういう人で、現代とどういう関係を持っているかについて、音楽学者たちが研究する必要があります。」

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mercoledì 17 gennaio 2007

ニューヨーク・フィル(再掲)

(2007/1/17(水) 6時43分の記事です)

マエストロ・ムーティの写真が、ニューヨーク・フィルのサイトのトップに大きく載りました。

ニューヨーク・タイムズ紙のコメントどおりです。マエストロは本当にアポロンです。

http://www.newyorkphilharmonic.org/home.cfm

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ニューヨークで続くキャンセル(再掲)

(2007/1/17(水) 4時35分の記事です)

ニューヨークで健康を理由のキャンセルが続いています。
16日のニューヨーク・フィルのRenée Fleming(Toscanini tribute) 、17日のthe Opera Orchestra of New York のRamón Vargas(コンサート形式でのロッシーニ《オテロ》) に続き、フィラデルフィア管のThomas Quasthoff(23日カーネギーホール、マーラー《亡き子をしのぶ歌》)もキャンセルになりました。
18日のニューヨーク・フィルのマエストロ・ムーティは、お元気でありますように。

2007年1月17日 Musical America
Quasthoff Cancels Carnegie Concert

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パルマの新聞のトスカニーニ特集(再掲)

(2007/1/17(水) 4時12分の記事です)

昨日のパルマの新聞が16ページのトスカニーニ特集を組んでいて、マエストロ・ムーティのインタビューも引用されています。おそらく、雑誌Classic Voice誌のインタビュー記事からのものだと思います。記事については、ココログのほうで改めて紹介します。

2007年1月17日 Gazzetta di Parma 紙
Il più grande
Il tempo rafforza il mito
Il rigore che non annullava la libertà: in questo è la vera portata della sua rivoluzione musicale Fu il contatto con l'arte di Wagner ad aprirgli

また、トスカニーニについて様々な人が語ったものを掲載した本の中から、マエストロのインタビューを以前にココログで紹介しましたが、パルマの新聞でもその本が紹介されていました。
いくつかのイタリアの報道では、トスカニーニ→Vottoいうラインがマエストロ・ムーティに引き継がれ、(演奏スタイル・心構え・信条のみならず、その意味からも)マエストロはトスカニーニの継承者といえる、と書かれています。同紙は、そういうマエストロだけでなく、上記本から何人かの指揮者について、そのカラー写真とともにトスカニーニに関するコメントを並べて紹介しています。
掲載されている指揮者は、マエストロ・アッバード、ブーレーズ、ゲルギエフ、メータ、小澤さん、プレートル、バルトレッティ、シャイー、マゼール、マエストロ・ムーティ、パッパーノ、テミルカノフ。

マエストロのコメントは次のように引用されています。
«Il suo lascito più importante è l’atteggiamento etico verso la musica: fedeltà al testo e ri­spetto per il compositore»
「彼が遺したもの、その遺産で最も大切なのは、音楽に対する姿勢です。すなわち、原典に忠実であることと、作曲家への尊敬です。」

To­scanini secondo me
Il più ce­lebre direttore d’orchestra in un secolo di testimonianze
Mauro Balestrazzi
L’Epos Ed.

2007年1月17日 Gazzetta di Parma 紙
I grandi di oggi ispirati a lui
Modello citato da tutti

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フェニーチェ座の音楽監督はインバル(再掲)

(2007/1/17(水) 2時58分の記事です)

フェニーチェ座の音楽監督は2009年までインバルが務めることになりそうです。ただ、それは過渡的なもので、フェニーチェ座は若い指揮者にターゲットをしぼっているとのこと。
また、市長のカッチャーリはマエストロ・ムーティの音楽監督就任にこだわり、2005年の選挙キャンペーン中にその名前を挙げていたほどですが、その線も消えたようです。マエストロに関しては、ギャラが非常に高額で、プログラムにも特異なものがあるとされていました。もっとも理事会では、だからといって、マエストロがフェニーチェ座でコンサートを指揮する可能性までなくなったわけではない、と言っているそうです。

以上、昨日の報道からでした。

2007年1月17日 Il Gazzettino 紙
L’israeliano è stato nominato nuovo responsabile musicale: sarà una «carica di transizione», perché i vertici vogliono puntare sui giovani
La Fenice si affida a Eliahu Inbal
Alla direzione artistica in arrivo Ortombina. Sfumata l’ipotesi Riccardo Muti

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トスカニーニへのオマージュ番組(再掲)

(2007/1/17(水) 2時34分の記事です)

16日はトスカニーニが亡くなって50年にあたり、演奏会、関連記事のほか、イタリアのRAIの放送放映などが特集を組んでいます。

RAI UNOの番組Porta a Portaでは、ブルーノ・ヴェスパが演奏家などにインタビューしたものが放映され、マエストロ・ムーティへのものも含まれ、マエストロのサイトによれば、それはマエストロのラベンナの自宅で撮られたものだそうです。日本にいると、観られないのはセリエAの放映だけではありません...。

2007年1月16日 la Repubblica 紙
LE CELEBRAZIONI
Oggi concerti e dibattiti tv nel cinquantenario della morte
Musica per Toscanini ma si litiga sulle feste


http://www.riccardomuti.com/Notizie.aspx?idNews=66

16 gennaio 2007 Porta a Porta RaiUno 23.10 Intervista a Riccardo Muti
Bruno Vespa ricorda Arturo Toscanini. Ospiti: Riccardo Muti (interverrà mediante intervista registrata dalla sua casa di Ravenna ). Luciano Pavarotti, Franco Zeffirelli, Carla Fracci, Barbara Frittoli, Piero Melograni, Giulietta Simionato.

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レストラン『ナブッコ』(再掲)

(2007/1/16(火) 19時14分の記事です)

サッカー雑誌でイタリアの歌劇場の様子などを連載しているものがあります。

今月発売の2月号はスカラ座で、《アイーダ》公演を聴いた模様が書かれていました。
その中で、ブレラ美術館近くのレストラン『ナブッコ』も紹介されています。店内にはスカラ座のオペラ公演のポスターが貼られ、マエストロ・ムーティもよく訪れているらしい、とライターは書いています。もちろん、サッカーの選手もよく訪れるとのことで、ヴィエリやガットゥーゾの名前が挙げられていました。

カルチョ2002誌 2007年2月号
始まりはボローニャから(5)
《アイーダ》とミラノ料理

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歌うことを愛しているヌッチ

歌手としてのキャリア40周年、スカラ座デビュー30周年を祝ったヌッチは、2013年までスケジュールが入っているそうです。でも、彼の妻と娘は、声のがたつきに気づいたときにはヌッチに言わなければならないことになっていて、そのときには引退するとのこと。

ヌッチは心筋梗塞になったときのことをインタビューでたずねられています。

心筋梗塞の後、マエストロ・ムーティの指揮するヴェルディを歌ったことに比べれば、ほかのことなど何でもない、野次を受けて逃げることどころではない、と言っているのは、アラーニャのことが頭にあるのでしょうか。

心筋梗塞になったときは、もう今度こそは危険だ、と思ったそうですが、土曜日に手術をし、火曜日にはスカラ座で、マエストロ・ムーティの《運命の力》のリハーサルに出ていたとのこと。マエストロはオーケストラのリハーサルをやめて、歌手達のほうを向き、ヌッチをたたえたそうです。
出演する歌手たちはみんな若いけれども、大声で歌っていない、ところが、ヌッチは自分と同い年だし、2日前に手術をしたというのに、まるで本番のときのように歌っている、と歌手達に言ったのだとか。
ヌッチは、それは、歌手という仕事への自分の愛情だ、と答えています。だから、記念リサイタルで13ものアリアを歌って、まるで一晩に二つのオペラに出るようなことをするのも、その愛情の表れなのだとか。

2007年1月14日 Avvenire 紙
Nucci: «Canterò alla Scala i miei 40 anni di passione»

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martedì 16 gennaio 2007

'Premio Gentleman dell'anno 2006'受賞理由

マエストロ・ムーティが'Premio Gentleman dell'anno 2006'を受賞した理由が報じられていました。

賞は雑誌'Gentleman'が設けたもので、マエストロが最初の受賞者になります。受賞理由は次のように書かれていました。

真のジェントルマンであり、同様に、世界で最も偉大で素晴らしい人物のひとりであるほか、世界で最もすぐれた指揮者のひとりである。ケルビーニ管のメンバーとなった若い音楽家たちの師となるためにイタリアに戻ってきた。彼は秀でた芸術家としてケルビーニ管を整え、向上させ、指揮し、あらゆる有力劇場へ率いていっている。

2007年1月15日 Adnkronos
MUSICA: A RICCARDO MUTI IL PREMIO 'GENTLEMAN' 2006

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メンテナンス

ココログのメンテナンスは次のとおりです。
期間中、閲覧だけはしていただけます。

2007年1月16日15時~2007年1月17日15時(予定)

なお、その間、更新は次のところで行っています。よろしければ、ご覧ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/delpippoit

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lunedì 15 gennaio 2007

14日のACミランの採点簿

14日のミランの試合(対レッジーナ、3対1)について、採点簿が出ました。
有名なテレビコメンテーター、採点者Paolo Zilianiのブログにマエストロ・ムーティの名前が登場し、拍手!得点者のひとりピルロの項ではなく、別の得点者、かつ、ルイ・コスタ去りし後、背番号10を志願したセードルフに7.5、そして、マエストロの名前が冠せられました!

ニュース検索をしていて、この採点簿を引用する記事にぶつかり、びっくりしました。

この試合のセードルフはヒョウのようで、敏捷で反射神経にすぐれ、輝くものに引き寄せられていき、サン・シーロの目を釘付けにした、90分間、自分が最高の存在であることを見せつけた、ワン・ツー・ゴールでスタンディングオベーションをさらった、絶頂時のルイ・コスタでもこうはいかないだろう...
といったふうに書かれて、マエストロの名前を冠していました。

セードルフは経歴の素晴らしさに見合うだけの最高のクラスを見せて、スタンディングオベーションをさらった、ということで、マエストロの名前を出したのでしょう。

マエストロの指揮は、プロストの走りかなあ、とかつて思ったことがありました。

2007年1月15日 Tiscali Sport
La pagelle di Paolo Ziliani "Pirlo mago del biliardo, Kalac Steve McQueen"

http://www.paoloziliani.it/
Le pagelle di domenica Milan 3-1 Reggina

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ローマ歌劇場の教育プログラム

今朝のNHKラジオ第一の『ラジオあさいちばん・ワールドリポート』はローマからで、ローマ歌劇場の教育プログラムをとりあげていました。

オペラを多くの人に聴きに来てもらうために、幼稚園から大学まで、歌劇場が様々なプログラムでもって普及に努めている、という内容でした。
学校でのレクチャーや出張演奏だけでなく、たとえば、実際に上演されるオペラに合わせて、学校で生徒達がオペラの擬似制作をする、歌を覚えて、客席で舞台の歌手たちと一緒に歌い、しかも、そのときには、客席にもスポットライトがあたるようにする、両親がオペラを楽しんでいる間、劇場で子供を預かり、ベビーシッターは、上演されているオペラを童話仕立てにして子供達に話して聞かせる、オペラの舞台裏を見せて、こういうときには裏ではこういうことをしていると教える、などなど。
将来の聴衆を増やそうと、様々、試みられている、とのことです。

リポーターの話では、イタリアの歌劇場にはどこでも教育セクションがあるとのことですが、確かに多くのサイトにはそのページがあります。
マエストロ・ムーティもスカラ座時代に熱心に大学でレクチャーしたり、青少年向けの公開リハーサルをしていましたし、ケルビーニ管についても、頻繁にレクチャーコンサート、講演、公開リハーサルをしています。

ラベンナで《ドン・パスクァーレ》を上演したとき、演出家Andrea De Rosaの10歳にならない娘も聴きに来ていて、彼が言うには、娘は今や、オペラの大ファンだ、オペラには若い聴衆も必要だ、とのことでした。

マエストロはローマ歌劇場でも公開リハーサルを予定しています。どんな「教育プログラム」が組まれるのか、楽しみです。

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クラシカジャパンのスカラ座公演放映

クラシカ・ジャパンでマエストロ・ムーティの待望のオペラ公演が放映されます。《二人のフォスカリ》です。初日をインターネットで聴きましたが、テオドッシュウの大きな存在感にガッリーナ!との掛け声(野次)が飛んだほど。映像が商品化されると嬉しいのですが。

http://www.classica-jp.com/sp2/index.html

イルダー・アブドラザコフ
ロッシーニ:歌劇『モーゼとファラオ』
2007年2月10日(土)21:00
[出演]
イルダー・アブドラザコフ(モーゼ)
エルヴィン・シュロット(ファラオ)
ジュゼッペ・フィリアノーティ(アメノフィス)
バルバラ・フリットリ(アナイ)
ジョルジョ・ジュゼッピーニ(オシリスの祭司)
ソニア・ガナッシ(シナイーデ)
[演出]ルカ・ロンコーニ
[指揮]リッカルド・ムーティ [
演奏]ミラノ・スカラ座管弦楽団及び同合唱団
[収録]2003年12月アルチンボルディ劇場(ミラノ)
(字幕/第1幕&第2幕:約1時間40分、第3幕&第4幕:約1時間23分)

ディミトラ・テオドッシュウ
ヴェルディ:歌劇『2人のフォスカリ』
2007年2月17日(土)21:00
[出演]
レオ・ヌッチ(フランチェスコ・フォスカリ)
フランシスコ・カサノヴァ(ヤコポ・フォスカリ)
ディミトラ・テオドッシュウ(ルクレツィア)
ジョルジョ・ジュゼッピーニ(ヤコポ・ロレダーノ)
アントネッロ・チェロン(バルバリーゴ)
ティツィアナ・トラモンティ(ピザーナ)
[演出]チェーザレ・リエヴィ
[指揮]リッカルド・ムーティ
[演奏]ミラノ・スカラ座管弦楽団及び同合唱団
[収録]2003年5月22日アルチンボルディ劇場(ミラノ)
(字幕/第1幕&第2幕:約1時間22分、第3幕:約38分)

Continua a leggere "クラシカジャパンのスカラ座公演放映"

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Elina Garanca

マエストロ・ムーティとスカラ座の《コシ・ファン・トゥッテ》で共演するはずだったガランチャは、プレッセ紙によれば、2010年にウィーン国立歌劇場の《カルメン》でタイトルロールを歌う予定です(Mariss Jansons指揮 、Franco Zeffirelli演出、 Anna Netrebko、Rolando Villazón共演という豪華さ) 。

30歳の彼女を21世紀の歌手だと称賛する記事には、ウィーンのケルビーノやザルツブルクで共演したマエストロの言葉もありました。心に深くとめている歌手だそうで、そのことを語るマエストロの瞳は喜びに輝き、情熱を帯びていたとのこと。次の共演もウィーンかザルツブルクでしょうか。とても楽しみです。

2007年1月12日 Die Presse 紙
Produktionen für Stars - und eine neue Oper

2007年1月14日 SonntagsZeitung 紙
Eine Stimme wie Kasarova, ein Sexappeal wie Netrebko: Elina Garanca ist der neue Stern am Opernhimmel

2台のパソコンと格闘し、精魂疲れ果てた週末でした。貴重な資料を失ってしまっているかもしれません。

それでも、スカラ座《アイーダ》の放送は聴きました。
スカラ座の合唱団は本当に素晴らしい!オーケストラについては、マエストロ・ムーティの演奏ならばいつも感銘を受け、心が熱くなるような、ヴェルディの雄渾さとか情熱といったものがあまり感じられない、シンフォニックな演奏だったなあ、と思います。指揮者の資質、キャラクターの違いが如実に出ていて、面白かったです。

ちょうど、バーリのオーケストラ、オペラと22年ぶりに共演するというパルンボのインタビューが、昨日のレプッブリカ紙に載っていました。
世界中のオーケストラと共演しているけれども、どこでも、その歴史やキャラクターの対照に注意を払い、大切にしている、オーケストラもピアノと同じく、誰が弾くかによって違ってくる、イタリアのオーケストラはドイツやスペインのオケとは決して同じではないが、演奏者たちと協働する指揮者の能力が非常に大きく関わってくる、として、スカラ座におけるマエストロを引き合いに出していました。
もちろん、バーリということもあるのでしょうが(マエストロについてプーリアの子あるいは養子と形容しています)。マエストロの20年近いスカラ座との関係が、あのオーケストラを世界の優れたオーケストラと同じレベルにした、と語っていました。

2007年1月14日 la Repubblica 紙
"Così al Piccinni vi raccontiamo il Romanticismo"

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domenica 14 gennaio 2007

トスカニーニについて語る

イタリアの音楽雑誌 Classic Voice 1月号でマエストロ・ムーティがトスカニーニについて語っている、ということを前に紹介しましたが、マエストロのサイトにもそのニュースが載りました。

http://www.riccardomuti.com/Notizie.aspx?idNews=63

13 gennaio 2007: Muti ricorda Toscanini: " Non disturbare l'orchestra"

要約引用されている記事にはこう書かれています。

ムーティはトスカニーニの指揮法の秘密について明かし、面白いエピソードを通じてトスカニーニとオーケストラの関係を語っている。それは、助力を求めるという中に要約される関係である。「トスカニーニは、指揮するときにはオーケストラをうんざりさせないようにしていました。それは、『オーケストラの好きにさせる』という意味ではありません。そうではなく、一度エンジンをかけてある程度の状態までもっていってしまうと、指揮者自身も目指していたような途上にある演奏家たちの歩みを、邪魔してはいけないということです。」

2007年1月13日 La Gazzettino 紙
Muti ricorda Toscanini: «Non disturbare l'orchestra»

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トスカニーニを偲ぶヴェルディ レクイエム

マエストロ・ムーティがトスカニーニ没後50周年を記念して、ヴェルディ レクイエムを振ります。ソリストは、全員がマエストロと信頼関係のある人たちです。

2007年10月10日、12日20時 パルマ、パルマ王立歌劇場
ヴェルディ レクイエム
フリットリ
グバノワ
サッバティーニ
ダルカンジェロ
パルマ王立歌劇場管・合唱団
ヴェルディ音楽祭2007

2007年1月13日 Gazzetta di Parma
Eventi

(1ヶ月ほど調子の悪かったパソコンが、数時間修復を試みましたが、ついにダウンしました。もう1台のほうを1年半ぶりに使っていますけれども、不自由なことばかりです。休日だったのが、せめてもの救いです。)

2007年1月14日2時49分追記
マエストロのパルマ公演について、他にも報じている記事がありました。フリットリがバレンボイム指揮によるヴェル・レク(テノールはアルバレス、スカラ座管・合唱団、11月17日パガニーニ・ホール)でも歌うことに触れています。
PDF版でも見られます。
http://www.laprovinciadicremona.it/index.asp?id=3185&sezione=CULTURA_SPETTACOLI&edizione=20070113&EdizioneGiornale=

2007年1月13日 La Provincia 紙
Toscanini, un anno di celebrazioni

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sabato 13 gennaio 2007

クライバーの本

11日はマエストロ・ムーティからたくさんの元気をもらいました。いったい、どれだけの人をマエストロは幸せにしていることか!

また、出版が遅れていたクライバーに関する本が11日に届きました。
コンパクトで、白と黒にまとめられたシンプルな本で、ほぼ各ページにある指揮姿の白黒写真が、どれもとても魅力的。
ディスコグラフィでは、やはり、平沢透さんのクライバーのサイトに触れていました。
http://www.thrsw.com/

ユーモアの項では、有名な、「天国のトスカニーニからチェリビダッケに宛てた手紙」がここでも紹介されていました。
また、リハーサルでこういうように演奏してほしい、と表現する際の比喩もクライバーは有名ですが、スカラ座での、オテロとデズデモナの第一幕二重唱の冒頭についての模様も紹介されていました。その無重力の中を浮遊するような透明な響きについて、クライバーは、クリスマス・ツリー上に飛び散る雪の結晶のように演奏して、と言ったそうです。(クライバーのロマン溢れる表現をうまく訳せないのが情けないです)

マエストロには触れられていませんでしたが...。

Carlos Kleiber - der skrupuloese Exzentriker
Jens Malte Fischer
Wallstein 2007

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ウィーン国立歌劇場へのプレミエでの登場はなし?

昨日のPresse 紙が、ウィーン国立歌劇場の2009-2010シーズンまでのプレミエ予定を載せていました。つまり、Holender総裁在任中のプレミエ予定です。

残念ながら、新演出でのマエストロ・ムーティの登場はなさそうです。《アドリアーナ・ルクブルール》は、やはり断ったようです。
ヴェルディでは《運命の力》はメータ、《マクベス》はガッティが指揮する予定です。

2007年1月12日Die Presse 紙
Produktionen für Stars - und eine neue Oper

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il premio di Gentleman

マエストロ・ムーティのサイトのニュースによると、雑誌Gentleman誌で、スタイルとエレガンスに関する賞を受けたようです。授賞式は12日夜。

同誌は日本にも提携誌がありますが、クラス・エグゼクティブ向けの男性誌(びっくりするほど大判)で、2006年7月号にインタビューが掲載されていたことはここでも紹介しました。

マエストロの言葉が引用されています。
イタリアへの恩返し、という言葉に感銘を受けました。

http://www.riccardomuti.com/Notizie.aspx?idNews=62

Il premio di Gentleman dell'anno ai campioni di stile ed eleganza
Stasera a Milano (Palalazzo Clerici) sarà consegnato il riconoscimento

私はナポリで生まれ、イタリアのマエストロたちに師事し、2000年にはウィーンでニューイヤーコンサートを指揮し、2006年にはザルツブルクで、モーツァルト生誕250周年開幕コンサートを指揮しました。現在はイタリアに恩返しをしています。そのために、若くて才能ある人たちを自分の元で育成しています。
2007年1月12日 Milano Finanza 紙

(マエストロのサイトでは、ニューイヤーコンサートは200年となっているので、ミレニアムの2000年のほうで訳しました)

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venerdì 12 gennaio 2007

Classic Voice 誌最新号

イタリアの音楽雑誌、Classic Voice 誌1月号は、マエストロ・ムーティがカバーストーリーです。トスカニーニについて語っているとのこと。

Classic Voice 誌 2007年1月号
Toscanini secondo Muti

入手できたら、紹介します。

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日本サッカー史の本

待望の改訂版が出ました。

後藤健生
日本サッカー史 日本代表の90年
双葉社 2007年1月9日 2100円

ネルソン吉村、森孝慈、西野朗、木村和司。彼らに憧れ、日本代表がオリンピックそしてW杯に出ることを夢みてきました。
一方で、1978年W杯では当然イタリア・チームに目が行き、セリエAに傾倒していきました。

マエストロ・ムーティがチャーリー・ローズによるインタビューで、当然のことのようにサッカーの話に触れ、比喩として持ち出すのを、とても面白く思いました。身を乗り出すようにし、それまでのニコリともしない表情とはうってかわったような話しぶりでした。

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マエストロのサイトの紹介記事

昨日のピアチェンツァの新聞が、マエストロ・ムーティのサイトを紹介していました。storia & culturaの項に、ピアチェンツァのIl Teatro Municipale di Piacenzaが載っていることに、特に触れていました。
このstoria & cultura では、マエストロのオーストリアでの切手も紹介しています。スカラ座再開の記念切手もわたしは好きなのですが。
このニューイヤーコンサートの切手は、ちょうどマエストロのニューイヤーコンサートに日本からでも間に合い、ハート形にトリミングした黒の台紙に飾って差し出したところ、そばにいたCorsera紙の記者にとても嬉しそうに見せていました。

http://www.riccardomuti.com/storiacultura.aspx

E Riccardo Muti sale sul francobollo

2007年1月11日 Liberta'紙
Il Municipale sul sito di Muti Una foto del nostro teatro e notizie storiche

ここ数日、マエストロの今春のスペイン公演とフランス公演を調べるためにスペインとフランスのサイトを巡っていて、頭の中で文法がごちゃごちゃになりそうな日々です。マゼールやバレンボイムは本当にすごいなあ、と思います。
楽しいサイトがいくつかありますので、追って紹介していきます。

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giovedì 11 gennaio 2007

スカラ座デビュー30周年のヌッチ

1977年に《セビリアの理髪師》でスカラ座にデビューしてから30周年のヌッチについて、インタビューが今日のレプッブリカ紙に載っています。

1981年スカラ座来日公演《セビリアの理髪師》での、ヌッチの素晴らしいフィガロが忘れられません。《私は町の何でも屋》の後、拍手がずっと鳴り止みませんでした。あの公演ではじめてアライサを知り、ルチア・バレンティーニ・テッラーニを堪能しました。

また、スカラ座で《マクベス》再演を聴いたとき、初日の公演後、楽屋口のフロアでファンたちと乾杯をしていた気さくな人柄も、強く印象に残っています。

彼はマエストロ・ムーティとの共演が多く、このインタビューでも次のように少し触れています。

これまでのキャリアの中で、最も助けてくれた人たちは誰ですか。
「当時スカラ座合唱団の指揮者だったRomano Gandolfi。Paolo Grassi、クラウディオ・アッバード。イタリアから出て行きたいと思っていましたが、彼らが私の素質を見抜いてくれました。さらに、リッカルド・ムーティ。彼とともに10年間、仕事をしました。ヴェルディ没後100周年記念では、あらゆる作品を演奏させてもらいました。でも、クライバー、ショルティ、シャイーもいます。指揮者たちにとって信頼できる存在であるのは明らかだと思います。」

スカラ座でいちばん素晴らしい思い出は?
「1994年のムーティとの《リゴレット》です。最初の3公演はブルゾンが歌い、《悪魔め、鬼め》の後には拍手は全くありませんでした。4公演目では、ところが、ムーティは、たとえ自分では幕が開いたら中断されるのは決して好きではないと考えていたとしても、そのときは、聴衆が拍手するのを認めて一瞬演奏を止めたのです。」

2007年1月11日 la Repubblica 紙
"Baritoni vil razza dannata" Leo Nucci le canta a tutti
IL TROVATORE

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記事の切り口

先日紹介したボローニャ歌劇場でのストについて、付随部分でマエストロ・ムーティに関して、ロイターとAPAとが対照的な記事を書いていて、とても面白く思いました。日本の記事はもちろん、ロイターを引用しているようです。

ロイターは、イタリアの歌劇場ではストライキは珍しくないとして、スカラ座でマエストロがオーケストラなどの抗議のストライキに遭って、公演をキャンセルせざるをえなかったことがある、と書いています。

2007年1月9日 Reuters
Bologna opera musicians strike over pay

Teatro Comunale superintendent Marco Tutino said he was replacing roughly 160 striking musicians and chorus members with a single pianist.

"I believe that the lyric theatre is a public service that should be maintained out of respect for the city and the artists that have taken part in the production," he told Reuters.

He said performance-blocking strikes were rare in Italian opera. However, Riccardo Muti, musical director at La Scala, quit after striking orchestra members and workers forced the cancellation of many shows.

一方、APAは、イタリアの歌劇場ではストライキは珍しくないとして、スタンパ紙と同じく、マエストロがストライキに遭い、自分でピアノで弾いて《ラ・トラビアータ》を上演し、拍手喝采を浴びた、と書いています。

2007年1月9日 APA
Bologna: Krach im Opernhaus

Proteste der Orchester sind in Italien keine Neuigkeit. Um dem Mailänder Opernpublikum trotz eines Orchester-Streiks Verdis "La Traviata" zu präsentieren, hatte Stardirigent Riccardo Muti 1995 zur Selbsthilfe gegriffen. Die Gäste im "La Scala"-Opernhaus reagierten mit tosendem Applaus, als Muti die Aufführung selbst am Flügel begleitete.

2007年1月10日 共同
楽団・合唱団スト決行…ピアノ1台でオペラ伴奏の珍事

同劇場はイタリア屈指の歌劇場。イタリアでは2005年、ミラノのスカラ座で世界的指揮者リッカルド・ムーティ氏との確執から劇場総裁が解任されたことに抗議し、楽団が公演をボイコットした例がある。

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フィルハーモニア管サラゴサ公演

マエストロ・ムーティとフィルハーモニア管のサラゴサ公演は次のとおりです。モーツァルトのハフナー交響曲、リストのレ・プレリュード、チャイコフスキーの悲愴交響曲です。

2007年3月24日20時15分Auditorio de Zaragoza(Sala Mozart)
Sinfonía nº 35 “Haffner”  W. A. MOZART.
Les Preludes  F. LISZT.
Sinfonía nº 6, Op. 74 en Si m. “Patética”  P. I. TCHAIKOVSKI
フィルハーモニア管

http://www.auditoriozaragoza.com/ES/indexe.htm

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フィルハーモニア管マドリッド公演

スペインの文化イベントを調べていたら、マエストロ・ムーティとフィルハーモニア管のマドリッド公演が文化省のサイトに載っているのを見つけました。

マドリッドの青少年向けの演奏会組織のチクルスに含まれているようです。

http://www.juvmusicales-madrid.com/prop.htm

2007年3月26日19時30分 マドリッド、Auditorio Nacional de Música
ロッシーニ  歌劇《ウィリアム・テル》序曲
モーツァルト 交響曲第35番《ハフナー》
チャイコフスキー 交響曲第6番《悲愴》
フィルハーモニア管
Ciclo de Conciertos Extraordinarios de Juventudes Musicales de Madrid 2006-2007
Concierto nº 11: Philharmonia Orchestra. Riccardo Muti, director

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mercoledì 10 gennaio 2007

非正規盤の収集

先日紹介したマエストロ・ムーティについての1971年の記事に載っている上演オペラ、《マレキアーロの居酒屋》、《ラ・ディリンディーナ》、《清教徒》、《群盗》、《ドン・パスクァーレ》、《アイーダ》、《アッティラ》、《アグネス・フォン・ホーエンシュタウフェン》は、どれもプライベート盤が出ています。もっとも、《マレキアーロの居酒屋》は、愛好家が放送録音をLPにした、という程度のものですが。

マエストロのプライベート盤(オペラ)はすべて入手していると思っていますが、それを確認するのに、かつてとても重宝した本があります。

オペラ ディスク コレクション 新版
野崎正俊
アートユニオン 1999年9月15日

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martedì 9 gennaio 2007

Charlie Roseによるインタビュー

やっと、このインタビューDVDを観ることができました。帰宅して、何よりもまずこれ、でした。1999年3月9日にCharlie Roseが、ウィーン・フィルとのカーネギーホール公演を控えたマエストロ・ムーティにインタビューしたものです。ちょうど、ウィーン・フィルと日本にやってくる前のものです。
オペラのプライベート録音を販売しているところで、数年前カタログに載ったのですが、結局、発売中止。インタビュアーが正当な権利関係を持った形のものが、このように観られて、本当に嬉しいです。

内容はとても面白いものです。ただ、時間の関係でしょうが、もっと、つっこんでたずねてほしいと思う部分がさらりと流されてしまって、残念です。

カーネギーホールには様々な演奏家たちの魂が存在する。100人からのオーケストラの存在感はとても大きい。彼らは指揮者が指揮台に向かって歩いてきて、そこに乗ったときに、もう、その指揮者を見抜いている。ベートーベンの第九を演奏する前の晩は眠れない。ひとつの宇宙が自分の前に開けていくのだから。

などなど、マエストロの興味深い考えと深みのある声と魅力的な表情に、30分弱はあっと言う間でした。

スカラ座の天井桟敷は特別で、イタリアのサッカー・ファンがレフェリーよりもサッカーをよく知っているようなもの、演奏がよくないとワイルドな反応も見せる、と言って笑っていました。
でも、いちばん感銘を受けたのは、ウィーン・フィルを率いてカーネギーホールを訪れながら、やはり、スカラ・フィルを称賛し、誇ったことでした。もちろん、ウィーン・フィルやムジークフェラインも称賛しています。でも、インタビュアーから、今成し遂げたいと燃えていることは何かとたずねられ、スカラ・フィルをヨーロッパ一、世界一のオーケストラにすることだ、と語っていたのには、本当に感動しました。

少しずつ内容を紹介していきます。
今夜はいい映像が観られて、とても嬉しいです。

http://www.charlierose.com/

Charlie Rose
An interview with Riccardo Muti

(amazonで購入できます)

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lunedì 8 gennaio 2007

1971年のマエストロ(2)

マエストロ・ムーティの1971年のインタビューについて、残りの部分を紹介します。
このインタビューにみられた素晴らしい将来が、現在、すべて現実になっているのはとても興味深く、感動的なことです。

カバリエとの《ジョヴァンナ・ダルコ》のディスク録音が実現しなかったのは残念です。そのかわりに、あの歴史的名演の《アイーダ》が世に出ました。
パリ管へのデビューは、わたしが個人的に作成してきたスケジュール表にもありますが、キャンセルされたようです。

記事にあるマエストロのフィレンツェでのコンサート、オペラは次のものです。

1968年6月18日 テアトロ・コムナーレ
モーツァルト 交響曲第34番
モーツァルト ピアノ協奏曲K450
ブリテン ピアノ協奏曲
ブリテン 《ピーター・グライムス》から四つの海の間奏曲
ピアノ スビャトスラフ・リヒテル
フィレンツェ五月音楽祭管

1968年10月27日 テアトロ・コムナーレ
Ghedini: Appunti per Un Credo
モーツァルト クラリネット協奏曲
R.シュトラウス イタリアから
クラリネット Detalmo Corneti
フィレンツェ五月音楽祭管

1969年12月16日、18日、21日、28日 テアトロ・コムナーレ
ヴェルディ 《群盗》
フィレンツェ五月音楽祭管
同合唱団
同バレエ団
合唱指揮 Adolfo Fanfani
演出 Erwin Piscator(realiazzazione: Giulietta Seylaz)
装置 Paul Walter
衣装 Ursula Walter Aman
振付 Marianne Wick
Massimiliano: Carlo Cava
Carlo: Renato Cioni
Francesco: Licinio Montefusco
Amalia: Luisa Maragliano
Arminio: Dino Formichini
Moser: Graziano Del Vivo
Rolla: Valiano Natali

Teatro Comunale di Firenze
Maggio Musicale Fiorentino
Catalogo delle manifestazioni  1928-1997

Casa Editrice Le lettere
1998年11月

Radio TV Corriere誌 1971年5月16-22日号
Muti ha battuto tutti i record

だが、ムーティがはじめて聴衆の前でオペラを指揮したのは、1965年にOrchestra dell'Angelicumとである。フランコ・アッビアーティをして、これまでにない評価と熱烈な評価を書かせた、コンサート形式のものである。それどころか、会場にはFrancesco Sicilianiもいた。スカラ座芸術監督に再び就いて数ヶ月たっていた。おそらく、その晩彼は有名な「タレント・スカウト」の品定めを再び現していて、誰もが素晴らしくよく言っていた、この蒼白でやせたナポリ出身の青年に目を定めていただろう。そして、ムーティの正真正銘のキャリアが始まった。非常に速く進んで評価の高いキャリアで、今では、彼のその頃が信じられないくらいである。1967年にはオーケストラ指揮者のためのカンテッリ賞を勝ちとり、それが、あらゆる歌劇場の関心を彼にひきよせた。すでにフィレンツェ五月音楽祭は1968年にリヒテルとの協奏曲のためにムーティを招いていて、オーケストラは聴衆とともに熱烈に彼に喝采を送り、自分たちの常任指揮者に早くなれるよう望みはじめていた。このオーケストラはそういう指揮者を長い間求め、探していたのである。その成功は素晴らしく、ムーティは10月にフィレンツェに戻って、さらにコンサートを指揮したほどである。テアトロ・コムナーレの聴衆は、そのときも、普通は「偉大な名前の演奏家たち」に対して見せるような特別な歓迎を、彼に捧げた。

これまでに、ムーティはスカルラッティの《ディリンディーナ》でナポリ9月音楽祭を開幕させた。1969年7月にはラジオで《清教徒》をパバロッティ、フレーニの出演で、評価が高まってきているローマRAI管弦楽団を指揮して上演した。そして、フィレンツェでの《群盗》によって、彼は正真正銘の新星登場だと言われた。ムーティは、はじめての舞台上演の仕事において、まるで何年も経験があり、古参のベテランであるかのように見えた。その間に、フィレンツェ五月音楽祭管の常任指揮者になり、ミラノ音楽院の同窓生と結婚した。1969年6月からフィレンツェに住んでいる。テアトロ・コムナーレと近い地区である。フィレンツェではじめてオーケストラと関係をもっているが、ここでは「硬骨漢」で、威信があり、御しがたい性格のように見えた。いくつか不和もあった。しかし、当初は不可避な摩擦があったが、今では、テアトロ・コムナーレにおいても、ムーティは熱烈な愛情に囲まれている。オーケストラについてだけでなく、劇場組織のすべての関係者についても同様である。「まじめな人です。」とすべての人が言う。「そして、何という力量、何という天性でしょう!...その上、それを鼻にかけようとしません。」ムーティは今、「自分の」オーケストラについて感動とともに語っている。「この奏者たちの優秀なところは、音楽を演奏する喜びをあらゆるメンバーがもっている数少ないオーケストラの中で、いまだにそのひとつでいるということです。」オペラを演奏するには、オーケストラ曲を演奏するよりももっと普通に、品位と正確さが求められているといえるだろう。「歌劇場ではまだスター主義が過剰で、我が物顔にふるまいたがっているようです...。」で、彼のこれからの仕事の予定は?たくさんの重要な仕事がある。スケジュール帳はもう1974年までいっぱいに埋まっている。フィラデルフィア管、フィルハーモニア管、ベルリン・フィル、パリ管、ザルツブルク音楽祭、プラハ音楽祭、ルツェルン音楽祭。ザルツブルクでは来年夏、《ドン・パスクァーレ》、ウィーン国立歌劇場では1973年に《アイーダ》の新演出、1972年にはカバリエと《ジョヴァンナ・ダルコ(ジャンヌ・ダルク)》のディスク録音、などなど。これまでに、「海賊盤」でローマRAI管弦楽団との《アッティラ》と《アグネス・フォン・ホーエンシュタウフェン》が出ている。だが、フィレンツェにとどまるのか?多くの人がしている質問である。おそらく、イエス、だろう。よく言われているように、まだまだ研鑽を積むのが可能な街だからである。「電話や仕事から切り離され、何ものにも強制されずにいます。そういったことがこの街では心から感じられます..ここでは最高に素晴らしい仕事をしています。それにもうたくさんの友人がいます。オーケストラの中にもです。」

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ワルシャワ公演の会場

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルのワルシャワ公演の会場は次のところです。テアトル・ヴィエルキ、すなわち、オペラ・ナラドヴァ(ナショナル・オペラ)です。開始時間は19時になっていますが。

http://www.teatrwielki.pl/index.php

TEATR WIELKI - POLISH NATIONAL OPERA
SELECTED GUEST PERFORMANCES
25 and 26 June 2007
RICCARDO MUTI and WIENER PHILHARMONIKER

Manuel de Falla THE THREE-CORNERED HAT
Wolfgang A. Mozart HAFFNER SYMPHONY IN D MAJOR KV 385
Maurice Ravel SPANISH RHAPSODY
Franz Schubert OVERTURE to DIE ZAUBERHARFE

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ウィーン・フィル、ワルシャワ公演

ウィーン・フィルのサイトによると、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの今年6月の公演はワルシャワで行われるそうです。

Konzert auf Reise

Datum: 2007-06-25, 2007-06-26, 20:00

Ort: (Warschau)
Dirigent: Riccardo Muti

Programm:

Franz Schubert: Ouvertüre zu "Die Zauberharfe", D 644
Wolfgang Amadeus Mozart: Symphonie D-Dur, KV 385, "Haffner"
Maurice Ravel: Rapsodie espagnole
Manuel de Falla: El Sombrero de tres picos (Der Dreispitz)

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マエストロがピアノで《椿姫》を上演したとき

マエストロ・ムーティがスカラ座でストライキが起きた際、自分でピアノを弾いて《椿姫》をアリアで上演したときのことは、写真や日本での報道で多くのマエストロ・ファンが感銘を受けています。1995年6月2日のことです。

マエストロはそのことについて、こう答えています。

"Non sono stato un eroe, l' ho fatto solo per la gente che sta in fila dall' alba per un biglietto e per gli stranieri che sognano tutta la vita una serata alla Scala".

「英雄だったというわけではありません。私はただ、早朝からチケットを求めて列を作った人々や、スカラ座で一晩観ることをその人生で夢見てきた海外からの人々のためにしただけです。」

昨日のスタンパ紙が、ボローニャ歌劇場で9日、10日の《ラ・ボエーム》の上演がストライキで中止になるはずだったが、スト破りがあり、おそらく上演されるだろう、と報じています。その中で、マエストロ・ムーティがスカラ座で行った、ピアノによる《椿姫》の上演について触れていました。

このスタンパ紙の記事については、マエストロのサイトのニュースでも紹介されています。

07 gennaio 2007 "La Traviata" - Quando Muti si mise al pianoforte Riccardo Muti.
Il maestro suonò la prima "Traviata" senza orchestra della storia della Scala. E fu subito trionfo.
LA STAMPA 07/01/2007
http://www.riccardomuti.com/Notizie.aspx?idNews=61

スタンパ紙はこう書いています。

ポスターには《ラ・トラヴィアータ》とあった。けれども、20時5分にCarlo Fontana総裁が舞台前部に現れて、オーケストラの一部のストライキのため、ヴェルディが上演できなくなった、と言った。聴衆は爆発した。怒鳴り、轟音をたて、野次をとばした。30分後、舞台にピアノが置かれ、ピアノの前で、前もってリッカルド・ムーティがスピーチをした(「とても悩みました。こういったことは初めてです。」)。マエストロはスカラ座の歴史上、はじめてオーケストラなしで《トラヴィアータ》演奏した。そして、すぐに成功を勝ち得た。

以上のような記事を読みながら、ずいぶん前にアメリカのオペラ・ファンの掲示板で、そのときのことが話題になっていたのを思い出しました。その場にいた人が幕間に知人に電話し、スカラ座に来るよう呼びかけていた、という投稿もあったと記憶しています。
全く、スタンパ紙が形容しているように、superRiccardoでした。もちろん、今でもスーペルリッカルドです!
(スーペルピッポもベルルスコーニ杯でゴールしました!7日のスタンパ紙は、デル・ピエロを抱擁するベルルスコーニの写真を大きく大きく載せていましたが...。)

2007年1月7日 La Stampa 紙
La Bohème crumira del sindaco Cofferati
Quando Muti si mise al pianoforte

1995年6月5日 Corriere della Sera 紙
Muti: " Non sono un eroe, alla Scala abbiamo perso tutti "

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domenica 7 gennaio 2007

スカラ座《アイーダ》の放送

14日にNHK-FMで、スカラ座今シーズン開幕公演《アイーダ》が放送されます。
スカラ座での《アイーダ》上演がかなわなかったマエストロ・ムーティですが、ローマ歌劇場で上演できないかなあ、と夢見ています。

2007年1月14日15時 NHK-FM
ヴェルディ 《アイーダ》
エジプト王…(バス)マルコ・スポッティ    
アムネリス…(メゾ・ソプラノ)イルディコ・コムローシ         
アイーダ…(ソプラノ)ヴィオレタ・ウルマナ         
ラダメス…(テノール)ロベルト・アラーニャ       
ランフィス…(バス)ジョルジョ・ジュゼッペーニ         
アモナズロ…(バリトン)カルロ・グェルフィ    
エジプト王の使者…(テノール)アントネルロ・チェロン            
巫女の長…(ソプラノ)イム・セギョン                
(合唱)ミラノ・スカラ座合唱団             
(管弦楽)ミラノ・スカラ座管弦楽団                
(指揮)リッカルド・シャイー  
~イタリア ミラノ・スカラ座で収録~                   
<2006/12/7>  (イタリア放送協会提供)

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1971年のマエストロ(1)

1971年春にマエストロ・ムーティとマエストロ・アッバードが、フィレンツェ歌劇場に相次いで登場したことに関する記事(Due Giovani in Cattedra)を、以前紹介しました。
その記事のインタビューでマエストロは、自分の学生時代を振り返っています。60歳の誕生日インタビューなどでも語っていますが、あらためて載せます。
この記事は二人のマエストロへのインタビューを併載しています。この頃から、すでに、ライバルと目されていたのですね。

Radio TV Corriere 誌 1971年5月16-22日号
Muti ha battuto tutti i record

(略)ナポリの方言で話さないときには、彼のイタリア語はプーリアのアクセントになる。(略)男ばかりの5人兄弟で、芸術を勉強してプロの芸術家になることは、誰もありえないような家族だった。現在、ムーティの5人の兄弟はイタリア中に散らばっている。ひとりは精神神経医、もう一人は会計士、リッカルドより年下の双子は電子工学技師である。「南イタリアの家族にはよくあるように」とマエストロ・ムーティは微笑しながら言う。「私は弁護士になるように仕向けられていました...南イタリアの家族には、少なくとも一人は弁護士が必要だったのです!...」実際のところは、母親によってモルフェッタの素晴らしい女性ピアノ教師のもとへ送り込まれる一方で、後期中等学校に通い、1957年にバーリ音楽院に現れて、ソルフェージュと第五年のピアノ・クラスの試験を非常に優秀にやってのけたので、ニーノ・ロータが両親に音楽家にならせるよう助言したというわけである。

特に、母親はロータの言葉に感銘を受けた。そうこうするうちに、父親がナポリに移ることになり、リッカルドはVitaleに学びはじめる機会ができた。しかし、高校の卒業証書は間違いなかったとはいえ、とらなければならなかった。そして、実際、1959年に「高校卒業資格試験」を受け、ナポリ大学の文学・哲学学部に入学した(彼を弁護士にするという家族の計画からすれば、すでに小さな裏切りだった)。1961年にピアノの卒業証書をとった。Vitale教室は、その頃、しかし、非常に苛烈な厳格さをもっていた。(「今でも」、とムーティは言う、「マエストロVitale家の階段を昇ると、レッスンに行っていた頃のように、その厳しさが意識しなくても蘇ってきます。」)その教室に熱中し、彼のおかげで、本当に音楽を「発見」した。音楽家になれるかもしれないと考えた。ピアニストである。しかし、1962年に両親を説得してミラノへ行ったのは、それはJacopo Napoliのおかげである。彼はナポリ音楽院院長時代にすでに、ムーティの中に指揮者としての天分があるのを直感していた。

ミラノでムーティは、1966年まで老婦人の部屋をひとりで借りていた。10年間の作曲コースを5年で終え、オーケストラ指揮者の卒業証書もとった。ピアノでは10点満点プラス最優秀賞をとって卒業し、作曲と指揮のコースは10点満点だった。「ほとんどお金がありませんでした。」と言う。「何をやりたかったというのでしょう?日曜日でさえ、かばんに五線譜を少しつめて、公園のベンチに座って、午後中、対位法の勉強をしていました。《iustis intervallis》の無限のカノンに夢中になって興じ、《ノルマ》をテーマにフーガを発展させることに夢中になり...次から次へとノートを書きつくしました..私は青白い顔色をしていて、自転車に乗ることさえできませんでした...。」ミラノでは、しかし、音楽院の学生の中では、後のムーティ夫人、Cristina Mazzavillaniと知り合った。ラベンナ出身の生き生きとして知的な若い女性で、歌を勉強し、まだ学生だった頃、ムーティがTeatro dell'Arteではじめて指揮したオペラに出演した。パイジェッロの《マレキアーロの居酒屋》である。

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シカゴ響ヴェローナ公演

今秋、マエストロ・ムーティとシカゴ響はヨーロッパ・ツアーを行い、イタリアも訪れますが、ヴェローナでも公演するらしいことが、昨日の同地の新聞に載っていました。
Il Settembre dell'Accademia のFestival 2007に参加するようです。正式発表が待たれます。
以下は2006年のサイトです。

http://www.accademiafilarmonica.org/manifestazioni.htm

2007年1月6日 l'Arena紙
«Il mio sogno? Avere i Berliner»
Luigi Tuppini, presidente dell’Accademia Filarmonica: sarà un 2007 di sorprese Nostra intervista
«Al meglio non c’è mai un limite: il "Settembre" del 2006 è stato ricco di qualità e generi diversi, quest’anno spero di avere Muti e la Chicago Symphony»

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sabato 6 gennaio 2007

PMF2007

PMFから、2007年のカレンダー、ポスター、パンフレット、ステッカーが届きました。ステッカーは早速トランクに貼ります。

嬉しかったのがパンフレット!マエストロ・ムーティの写真とともに、2006年10月付けメッセージが、イタリア語(邦訳付き)で載っていました。
マエストロの言葉で特に印象的なのが、次の部分でした。

I giovani sono il futuro del nostro mondo e la cultura e la musica sono fondamentali per una maggiore comprensione e un piu' profondo Amore tra i popoli.

Amore と大文字になっています。

添付されている邦訳には

若者たちは私たちの世界を作り上げていく未来であり、文化と音楽は、異民族間の理解を高め、そしてより深い愛を築く基盤です。

とあります。

マエストロを招聘してくれたPMFには、本当に心から感謝しています。

PMF 2007 Sapporo
概要パンフレット

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トスカニーニから学んだこと

マエストロ・ムーティのサイトに載っている写真に、ファンがボックス席にバナーを掲げて、マエストロのスカラ座での10年間を感謝しているものがあります。

http://www.riccardomuti.com/gallerie.aspx

immagini
Riccardo Muti durante i concerti
Decimo Anniversario come Direttore Artistico e celebrazioni al termine della rappresentazione del Nabucco il 3 Marzo 1996.

同じバナーの写真を載せていた記事については、以前、《コシ・ファン・トゥッテ》に関連して紹介しました。Bruno Vespa によるインタビューが載った、1996年4月のイタリアの雑誌です。
この1996年3月3日には、マエストロ・ムーティのスカラ座音楽監督就任10周年を祝うイベントが《ナブッコ》上演後に行われていて、マエストロの写真集などにもその様子が載っています。

このとき、1986年12月7日の《ナブッコ》上演時同様、《Va' pensiero》《行け、我が思いよ》がアンコールとして繰り返して歌われました。
Vespaはそのことについてマエストロにインタビューし、練習が重要であるという言葉を最後に引き出し、それが、Vespaも同行した前年のスカラ座来日公演での、東京における《トラヴィアータ》の入念なピアノ・リハーサルの記述につながり、そこでは作品を非常に尊重したリハーサルが行われ、それが、トスカニーニの指揮のあり方に関するマエストロのコメントへ進んでいく、という見事な記事展開になっています。
以下にその部分を紹介します。

10年後、3月3日の初日に、アンコールが新たに許可された。「1986年のときと同じような雰囲気に再び遭遇しました。」とムーティは言う。「当時の子供たちは若者になり、その頃の若者は既に立派な大人になっています。感動の重みは一緒でしたが、演奏は10年間のlavoro 練習、研鑽の影響を受けています。lavoro 練習という言葉をあえて使います。洗練さと完璧さとを備え、徹底的な厳格さでもって行われた lavoro 練習がなければ、芸術は生まれ得ないといっていいでしょう。」

私は、成功に終わった昨夏終わりのスカラ座東京公演で、ムーティがlavoro リハーサルをしているのを見た。なかでも、《トラヴィアータ》が上演された公演である。それは、マリア・カラスの亡霊によって非常に長い間スカラ座に欠けていたもので、マエストロ・ムーティが再びスカラ座にもたらしたオペラである。ムーティは当時Tiziana Fabbricini を見つけ出した。彼女には美しい声と素晴らしい演劇的気質があった。それで、5年後、最新の再演を何度かこなした後、ムーティとFabbriciniが(La Scola とConiがオペラの男性歌手として一緒に)午後中ずっと、ピアノ・リハーサルでレチタティーヴォを次から次へと見直しているのを、私は見た。長い話し合いと度重なるリハーサルが、あらゆる言葉、あらゆる息継ぎ、あらゆる間合いについて行われた。ムーティはヴェルディがありきたりのものになることを常に恐れている。彼はヴェルディの演奏を、いわばトスカニーニから学んだ。「もちろん、直接に、ということではありません。」とマエストロは言う。「彼を直接知っている時代には間に合いませんでした。けれども、彼の指揮方法はAntonino Votto によって理解しています。トスカニーニと1920年代を通じて一緒に仕事をし、スカラ座オーケストラを長い間指揮していた人です。トスカニーニは音楽に、規律という面を強固に刻印しました。何と言えばいいのでしょう?作曲家にとってかわることはしない演奏の、最高の模範を示した、という意味です。それはすべての人にとって模範になると思います。」

Chi 誌 1996年4月19日号
Riccardo Muti
Il suo amore per la Scala

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NYフィルの楽しいオークション

ニューヨーク・フィルの1月のEメールニュースによれば、25日のコンサートの聴衆は、自分のTシャツにマエストロ・ムーティとGerhard Oppitzにサインしてもらう機会を得る、そういうオークションに参加できるそうです。ニューヨーク・フィルのチャリティ目的です。
スタートは100ドルから。落札者には、サインの真正さを同フィル会長Zarin Mehtaが保証する文書も、届けられるとのこと。

New York Philharmonic e-Notes 2007年1月
Let the Bidding Begin!

マエストロのコンサート予告が、ニューヨーク・フィルのサイトのトップ・ページに出ました。
http://newyorkphilharmonic.org/

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venerdì 5 gennaio 2007

トスカニーニ没後50周年記念行事

トスカニーニ財団のサイトによると、トスカニーニ没後50周年を記念する行事について、8日12日に記者会見が開かれるそうです。

マエストロ・ムーティのパルマ王立歌劇場での上記記念公演も、その際に発表されるのかもしれません。

Fodazione Arturo Toscanini, news
8 12 gennaio 2007 ore 11.00: Conferenza stampa celebrazioni toscaniniane

http://www.fondazione-toscanini.it/index.asp?lang=it

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フォンタナの本

以前から言われていましたが、スカラ座前総裁のフォンタナが、自身の劇場での歩みを振り返った本を出します。イタリアでは1月25日23日発刊。スカラ座にも2月5日にお目見えします。

マエストロ・ムーティとの不和についても記述されていると、今日のレプッブリカ紙は報じています。
記事では次のように紹介されています。

フォンタナによれば、「ムーティと共に自分の夢を実現できる、彼のかたわらで、多くの人が共有できるプロジェクトを遂行できると思っていたといっていいだろう。彼とチームを組んで、変革を実行できると考えていたといっていいだろう。」けれども「彼とチームを組むことを私は望んでいたけれども、それはムーティからは、いわば干渉として解釈されていたということがわかった。」対立の理由は、フォンタナによれば、「個性の違いというよりも文化的なもの」であり、「スカラ座を統率するにあたって、絶対君主のような存在が必要である」という立場の中にあった。リッカルド・ムーティは「自分自身を組織と一体化する域へ達していた。彼によれば、ムーティがスカラ座だったのである。」

以上のような記事の内容は、すでに、フォンタナの口から何度も言われていましたし、ほかにも、そのようなことを言っていた人たちがいました。

オンライン書店や出版社のサイトにはまだ出ていません。

読んだら、また紹介するかもしれません。マエストロの良きファンは無視すべき本なのでしょう。
でも、わたしは何があっても、いつでも、いつまでも、いつまででも、マエストロ・ムーティの側です。

A scena aperta
Carlo Fontana
Electa, 19euro
2007年1月25日発売

2007年1月5日 la Reppublica 紙
L´ex sovrintendente ha raccolto in un volume i suoi quindici anni alla guida del teatro lirico
Fontana, segreti e bugie sulle onde della musica

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ラベンナでの《ドン・パスクァーレ》

グーグルのブログ検索で、ミラノ在住のUSAの音楽愛好家が、ブログでマエストロ・ムーティとケルビーニ管の《ドン・パスクァーレ》公演をはじめ、スカラ座やヨーロッパの音楽の様子などをウィットをきかせた文章で紹介しているのを知りました。

特に、マエストロのラベンナ公演は、はじめてマエストロがオペラを指揮するのを観た、という先入観のない目で、情熱をこめて描かれています。
写真もたくさん載っています。
ピットの中のオケの配置について、やはり注目しているのを面白く思いました。
ありがとうございます!

とにかく、盛りだくさんのブログで、重いです。

マエストロの公演については12月19日のブログと、アルバムとで紹介されています。
Opera Chic Catches Muti Fever
http://operachic.typepad.com/opera_chic/2006/12/index.html

Don Pasquale at Ravenna's teatro Dante Alighieri
http://operachic.typepad.com/photos/don_pasquale_at_ravennas_/index.html

トラックバックするにせよ、リンクするにせよ、こちらのブログは日本語なので、とりあえずメールで感想を伝えてみました。返事がこなくて、だめかなあ、とあきらめていたところ、2週間近くたって、返事をいただけました。
それで、やっとここでも紹介できることになりました。
また、わたしのメールアドレスをとても気に入ってもらえたようで(bravo muti です!)、マエストロの写真もいろいろ見せていただけることになりました。嬉しいです!

このブログには、クリスティナさんがボックス席にいる写真もあります(演出家と一緒でしょうか)。また、カメラも入っていたとのことで、DVDになると嬉しいのですが...。

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giovedì 4 gennaio 2007

ジーノ・ストラダ(エマ-ジェンシー)

3日の朝日新聞に、イタリアの戦争・紛争地医療支援組織、エマージェンシーと創設者ジーノ・スタラダの記事が載っていました。昨年10月、アフガニスタンで拉致されたイタリアのフォトジャーナリストを、エマージェンシーが仲介役となって解放に尽力した、というものです。

エマージェンシーはミラノに本部をおき、スカラ座もその資金援助のためにコンサートを開いています。2004年には、マエストロ・ムーティがマエストロ・ポリーニとそのために共演しました。このことは、二人によるモーツァルトのピアノ協奏曲の項でも紹介しました。
このコンサートに来た人々へのインタビューを、インターネットで観たことがあります。子供が、どうしてこのコンサートに来たの?ポリーニは好き?ムーティは好き?エマージェンシーを知ってる?といったようなことを、たどたどしい言い回しで、次々とたずねてまわっていました。

プログラムは次のとおりでした。

2004年11月17日Concerto a favore di Emergency
アルチンボルディ
指揮 リッカルド・ムーティ
ピアノ マウリツィオ・ポリーニ
スカラ・フィル
Wolfgang Amadeus Mozart : Concerto in do magg. K. 467 per pianoforte e orchestra
Arthur Honegger : Sinfonia n. 2
Igor Stravinskij : L’oiseau de feu, suite

2007年1月3日 朝日新聞朝刊 
平和をつくる 2
戦場医 人質も救う

(2007年1月4日23時13分追記
上記インタビューのビデオがまだインターネット上に残っていました。インタビュアーがストラダの子供だというのは、勘違いでした。ストラダへのインタビューは含まれていました。)

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リハーサルの放送

以前紹介したように、日本時間の今夜10時から、マエストロ・ムーティとバイエルン放送響のリハーサルがインターネットで放送されます。
昨年6月に演奏されたケルビーニの荘厳ミサ曲のリハーサルです。副題どおり、マエストロがまた、リハーサルの指導で歌っているようです。

http://www.br-online.de/bayern4/

2007年1月4日14時(日本時間22時)Bayern 4 Klassik
Dirigenten bei der Probe mit dem Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks (III)
Da hört man hin - Riccardo Muti singt in Cherubinis Messe solenne in E-dur

Mit Ruth Ziesak, Marianna Pizzolato, Herbert Lippert, Ildar Abdrazakov und dem Chor des Bayerischen Rundfunks
Im Anschluss: Luigi Cherubini: Messe solenne E-dur
Aunahme vom 23. Juni 2006 im Münchner Gasteig
Eine Sendereihe von Renate Ulm und Karlheinz Steinkeller

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mercoledì 3 gennaio 2007

満面の笑み

今日のピアチェンツァの新聞が、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の《ドン・パスクァーレ》について、チケットが素晴らしい売れ行きだったことを報じていました。

ピアチェンツァは、ポー川を越えてミラノからインターシティで1時間程度と、旅行ガイドには書いてあります。
そのとおり、スカラ座のロッジョニストたちが200人ほどかけつけたと記事にはありました。
また、パリのシャンゼリゼ劇場、ルクセンブルク歌劇場、フェニーチェ座歌劇場首脳も公演を聴きにきていたし、海外からの旅行客もいたそうです。

記事には、公演後のパーティでのマエストロとDesderiの笑顔の写真も載っていました。

1000人収容の歌劇場で900枚のチケットがすべて売り切れ、3回公演の2700枚が売れた、とは、マエストロならば当然のことだと思いますが...。

2007年1月3日 Liberta' 紙
Per il Don Pasquale di Muti è record di presenze: tre recite, 2700 spettatori

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モーツァルトをイタリアへ戻す(3)

Opera Now 誌に載ったマエストロ・ムーティのモーツァルトに関するインタビューの、残りの部分を紹介します。

モーツァルトのオペラは人間を糾弾しない、とマエストロはよく語っています。一昨年スカラ座で信じられないできごとが起きたとき、マエストロもモーツァルトのように考えたのでしょうか。そのときのことを黙して語らないマエストロに、あらためて深い尊敬の気持ちを抱くとともに、そういう想いを強くします。

Opera Now 誌 1991年1月号
Bringing Mozart back home to Italy
Riccardo Muti talks to Nigel Jamieson

ムーティがスカラ座のオーケストラから引き出す、モーツァルトの豊かな響きには、どんなオリジナル楽器奏者たちも本当に卒倒させられそうである。しかし、ムーティ自身の立場は、人々が彼について考えているかもしれないものと比べて、それほど非妥協的ではない。

「私は、原点の正しさを推し進める動きの拡大を関心をもって追ってきましたし、オリジナル楽器を使用する可能性を排除していません。それは、オリジナル楽器の使用によって、もはや存在しない世界を、それゆえに再構築している、というようなことを思い描くのではない限りにおいて、ですが。どんな楽器を使用しようと、私たちは、私たちの表現によって音楽を再生させなければならないのです。」

「現代の楽器は、かつてよりも大きな幅にわたる音の質を備えていて、指揮者が、古楽器による演奏の実践を可能な限り完璧に知った上での解釈に基づいていれば、現代の楽器も選択肢として受け入れられるものだと私は考えています。」

ムーティは続ける。「私は《皇帝ティトスの慈悲》が、多くの人が見ているように後退した作品だとは考えていません。この作品は、第一幕フィナーレに見られるように、グルックを昇華させたもので、ベートーベンに進展していくものです。これは新しいモーツァルトであり、将来を見据えているものです。演奏するのが非常にむつかしい作品です。おそらく、最も大きな問題は次のようなことです。作品がアリア、二重唱といったものの連続となってしまって、いわば、美しいけれども、全体としては関連性のない絵が飾られたギャラリーのようなものになるのを避けること。そして、多くがモーツァルトの手によったものではないレチタティーヴォを、すべてひとつのつながりにまとめあげて、全体として首尾一貫性のあるものに作り上げる手法を見つけること。これらが最も大きな問題でしょう。」

「《皇帝ティトスの慈悲》は本来、確実に傑作であるものです。たとえ、ダ・ポンテ作品のような即時性・直接性を備えていなくても、です。ダ・ポンテ作品は台本自身が絶対的な傑作なのです。この台本がモーツァルトの三つのオペラにどれほど貢献しているか、それは飛びぬけたものです。メタスタジオ(マッツォーラ)による台本はもっと複雑です。その台本では言葉はきれいですが、自然で自発的という点では、非常に劣っています。」

「私たちは、モーツァルトのオペラを精神的な、魂の遺言だとも考えていいかもしれません。ティトスが、すべての人が自分を裏切ったことを糾弾したとき、モーツァルトがその人生の終わりに語った声が聞こえてくるを、想像できるでしょう。『あなたたちは私を裏切りました。けれども、私の赦しの気持ちはあなたたちの邪悪さよりも強いのです。』」

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ウィーンのお正月

今朝のNHKラジオで、ウィーンの「お正月」の様子をキュッヒル真知子さんがリポートしていました。
ウィーンではハイライトはクリスマスの12月24日ですが、31日は教会の「除夜の鐘」の後、《美しき青きドナウ》に合わせてワルツを踊り、1月1日はウィーン・フィルのニューイヤーコンサートがある、とのこと。

イタリアで、RAI UNOによるウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの視聴率が落ちてきていることが報じられています。
1939年から始まったニューイヤーコンサートを、RAI は1959年から中継していて、忘れられないのが1987年のカラヤン、そして、2000年の名誉を得たマエストロ・ムーティ。そのときは、650万人が視聴し、40.1%の視聴率だったとのこと。2003年は610万人と37%、2004年はフェニーチェ座のニューイヤーコンサートが始まって(今年は大野さんが代役)35.5%、550万人をかっさらい、今年のニューイヤーは29.2%、400万余人が視聴したに過ぎなかったそうです。

2007年1月2日 Il Sole 24 Ore
Il declino d'audience del «concerto di Capodanno»

2007年1月3日6時15分 NHKラジオ第一 
ラジオあさいちばん
6:16 世界の正月「オーストリア・ウィーン」

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モーツァルトをイタリアへ戻す(2)

Opera Now 誌のバックナンバーに載っていた、マエストロ・ムーティのインタビューの続きを紹介します。
マエストロがスカラ座で上演したオペラがすべてDVD商品化されるといいのに、と思います。

Opera Now 誌 1991年1月号
Bringing Mozart back home to Italy
Riccardo Muti talks to Nigel Jamieson

モーツァルト・オペラのイタリア性という要素について、ムーティは確信を持っているにもかかわらず、彼の上演や録音では英米の歌手たちが強い特徴になっている。というのも、イタリア人歌手にはモーツァルトのスペシャリストが非常に少ないからである。

「イタリアの音楽院はこういう状況に責任があります。多くの教師がモーツァルトを歌った経験のない元歌手であり、だから、彼らは自分たちが知っていること、まさにそのことを教えていて、それはしばしば、19世紀レパートリーに捻じ曲げられたものです...でも、それは別の話です。」

「イタリア人歌手で、テクニックも自由に駆使できるし、モーツァルトを歌う様式も持っている人たちが歌うのを聴くと、輝かしい効果をあげているのがわかります。なぜなら、言葉と声の関係が完璧だからです。すべての言葉が持っているといえるニュアンス、言葉の陰影に対して、彼らが感受性を持っていることがすぐに明らかになります。これは根本的なことです。彼らの多くがイタリア語の響きを正確に表現することができます。彼らが言葉の意味を心と魂とで本当に『感じている』と、説得されるまでもないことです。」

《コシ・ファン・トゥッテ》に言及する彼の見解が多く例証しているのが、おそらく、それがモーツァルトのオペラの中で、ムーティがいちばん愛しているものだ、ということである。

「私がザルツブルクではじめて《コシ・ファン・トゥッテ》を演奏したとき、多くの人が『衝撃を受けた』―『衝撃を受けた』というのが、おそらくふさわしい言葉でしょうが―ことに驚きました。衝撃を受けたのは、イタリア・オペラの愛と裏切りもののように扱ったからです。それが、そのオペラのありのままの姿です。けれども、我々の世紀においては、このオペラはドイツのオペラと化していました。それは発音すら異なっているほど、全く別の代物です。」

「そして、指揮も異なっていたのは確かです。ドイツの指揮者の中には、第一幕を非常に重々しいペースで演奏する人たちがいます。純粋な音という意味において、できるだけ美しくしようとしているのです。けれども、第一幕では、まだ劇は深刻になっていません。第一幕のフィナーレは基本的にはオペラ・ブッファです。そして、彼らによれば、そのまま最初から何も起きなかったかのように第二幕のフィナーレへ、すっと進んでいきます。実際には、すべてが変わり、誰もがもはや何者も信じられなくなっている、自分自身さえも信じられなくなっている、そういう状態なのです。そこは、私がゆっくり進めていく部分です。」

「そして、言葉と音楽の関係の問題があります。《Per pieta'》《お願い許して恋人よ》というアリアを例にしましょう。カール・ベームがかつてよくやっていたように、ゆっくりしたテンポでやるとしたら、Schwarzkopfのような歌手でさえ、言葉の意味を理解するのは困難だったでしょう。この歌は嘆願であり、嘆きではないのです。スコアはアダージョの指示ですが、その文字上の意味は『くつろいで』、ということです。『非常にゆっくりと』という意味だと考えている人たちもいますが。」

「ベームは次のような理論を提示したことについても責任があります。《コシ・ファン・トゥッテ》全体が、メトロノームにしたがった理想的なテンポでもって、すべてのアンダンテとアレグロを演奏できるし、そうすべきだとまで言っているのです!これ以上に詩的でなく、劇的でないことを想像できますか?スカラ座でのモーツァルト・オペラの全チクルスの中で最も詩的な瞬間は、《Soave sia vento》《風よ穏やかに》が終わるときでした。ビオラが高まり、その高まりが、心安らかに慰められる波の中に引いていく。これこそ、私がこの世を去るときにほしい音楽です!」とムーティは言った。"E' il piu' bell'addio."「最も美しい別れです。」

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martedì 2 gennaio 2007

モーツァルトをイタリアへ戻す(1)

マエストロ・ムーティがスカラ座でモーツァルトを盛んに演奏していたことを、非常に好意的にとらえた記事とインタビューを、古いものですが、紹介します。モーツァルト記念年の2006年は終わりましたけれども、マエストロのスカラ座への貢献の一端を知ることができます。

Opera Now 誌 1991年1月号
Bringing Mozart back home to Italy
Riccardo Muti tlaks to Nigel Jamieson

リッカルド・ムーティが、スカラ座における4年間の音楽監督としてなしとげた最も顕著な功績は、モーツァルトのオペラをプログラム作りの中心に持ってきたことである。モーツァルトのオペラがそのような位置におかれたことは、実際、以前にはなかった。たとえば《ドン・ジョバンニ》は、19世紀には6回上演されただけであり、ムーティが職務に就いたときには、20年間スカラ座で聴かれたことがなかった。

彼のオペラへのアプローチは、とりわけ、劇に重きをおいたものであり、オーケストラの貢献が常に離れがたく舞台と結びついている。そして、ムーティが特に親密な関係をもっている歌手―たとえば、Ann Murray、 Thomas Allen ―が舞台に乗っているときには、声とオーケストラの状況がなす完璧な造形には、飛びぬけて素晴らしいものがある。

オーケストラは、何時間も果てしなく続くリハーサルに対して、第一級のモーツァルト奏者集団として応じ、スカラ座の弦の自然な暖かみが、木管の美しく刻まれた正確さと結合して、非常に類いまれなキャラクターを生み出す。けれども、その過程は段階的で、彼らが1987年~1988年のシーズン・オープニングに慣れない《ドン・ジョバンニ》を上演したときは、演奏は印象的だったけれども、ムーティが自分のアイデアの実現に向けて、まだ奮闘中であるような感じがあった。2年後に再演されたとき、オーケストラのスコアへの展望と指揮者への感度は全くみごとだった。

《イドメネオ》で今シーズンをオープンさせるが、ムーティはモーツァルトのイタリア語による五つの傑作オペラすべてを、スカラ座で2年間にもならないうちに指揮することになる。モーツァルト・オペラの様々な上演チクルスの中で、ムーティはそれらの作品をどう観ているかについて語った。

「モーツァルトのほとんどのオペラはイタリア語で書かれていますし、それらの初演のほとんどはイタリア人によって歌われています。だから、それらはオーストリア文化の表現であると同時に、イタリア文化の表現でもあるわけです。けれども、それらのほとんどが我々イタリアの歌劇場から長い間消え去っていました。それは、イタリアの関心の焦点が、ベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディに第一に置かれていた期間であり、そのとき無視されていたのはモーツァルトの音楽だけではなく、18世紀ナポリ派のすべての作品が無視されていたのです。18世紀ナポリ派音楽はイタリア音楽の最も偉大な栄光であり、見過ごされてもいました。」

「ですから、このモーツァルトによるイタリア・オペラはドイツ、オーストリア、英国の歌劇場の特権となり、言葉の重要性が非常に無視された上演の種類になっていました。多くの歌手は自分が歌っている言葉の意味を本当には理解していませんでした。そして、作品は劇というよりも交響曲のように扱われたのです。もちろん、例外はありました。たとえば、Ezio Pinza、 Cesare Siepi は二人とも素晴らしいドン・ジョバンニでした。」

「イタリアでは、モーツァルトの上演は稀で、人々が劇場に群がることは確かにありませんでした。今は状況が全く変わりました。私たちスカラ座は《ドン・ジョバンニ》を13回、どれも満員で上演できました。この変化は、我々が今、イタリア的な面に一層大きな重点を置いていることに反応したからに違いないと思っています。そのようにイタリア的な面を強調するようになったのは、ブッシュ、カラヤン、グイド・カンテッリといった別種類の指揮者たちが全面的な貢献したからです。」

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2008年はプレートル

2008年のニューイヤーコンサートは、やはり、プレートルが振るそうです。

2007年1月1日 ORF
Georges Pretre dirigiert Neujahrskonzert 2008

ウィーン・フィルのサイトにも載っています。
サイトが、ニューイヤーコンサート放送アクセス過剰のあおりでダウンし、英語表記のみ、一部の機能のみになっています。

New Years Concert 2008
The Vienna Philharmonic New Year's Concert 2008 will be conducted by George Prêtre
http://www.wienerphilharmoniker.at/

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lunedì 1 gennaio 2007

完璧な傑作は《コシ・ファン・トゥッテ》

昨年12月のFamiglia Cristiana誌に載ったマエストロ・ムーティのインタビューから、同じ時期にとられたもの(ケルビーニ管との《ドン・パスクァーレ》について、多くの紙誌で語っています)にはないような部分を紹介します。

昨年最も嬉しかったことのひとつが、マエストロのザルツブルク音楽祭での《コシ・ファン・トゥッテ》のDVDが、商品化されたことでした。当時NHKで放映されたものを何度も何度も観ていますし、FMで放送されたものも繰り返し聴いています。その後、スカラ座で同じプロダクションが上演されてやはりDVDになり、ラベンナ音楽祭のプロダクションも放映されています。
それでも、このザルツブルク版には、若いマエストロの弾むような、鋭角的で、生気溢れる音楽と、若い歌手たちの素晴らしい演技があり、笑いと涙とほろ苦さを心に残して演奏が終わります。《コシ・ファン・トゥッテ》の世界が、まさしく歌手たちにもピットにもあった、と感じられます。そういう上演をより多くの人に、きちんとした映像で観てもらえるのは、ファンとして、大きな喜びです。
特に、FMでも何度も笑いが聞こえてきたバトルの演技と愛らしい声を聞くたびに、今は失われてしまったものを思います。

スカラ座来日公演でも上演の話があったと噂では聞いていた、マエストロの《コシ・ファン・トゥッテ》が、日本にやってくる日が楽しみです。

Famiglia Cristiana 誌 2006年12月10日号
RICCARDO MUTI DIRIGE L’ORCHESTRA GIOVANILE LUIGI CHERUBINI NEL "DON PASQUALE"
I RAGAZZI DEL MAESTRO

ケルビーニ管との仕事の時間は長期間にわたるのですか。
「ええ、いつも準備期間だといっていいでしょう。リラックスしながら、つぶさに詳細にわたってリハーサルする必要があります。そして、長い生命を保ち、非常に多くの人々の間を伝播してきている作品について作り上げていくのです。けれども、こういったことは、歌劇場やオーケストラではいつも起こるはずのことだと思います。スビャトスラフ・リヒテルのような偉大なピアニストと、私が自分のキャリアの始まりにおいてした仕事のことを思い出します。あらゆる小節が研究の対象であり、手直し・再考の対象でした!」

で、演出は?オペラの準備をするというのは劇をやることを意味します...
「私はいいものをもっています。それは、芸術の極致のような立派さや美しさに関する感覚を私に伝えてくれた、教師やマエストロたちによって形作られたものです。残念ながら、劇場では、自分自身についてだけ語ろうとする演出家たちをしばしば見かけます。それは扇情的な舞台だったり、台本に関連のないような舞台装置を伴っています。こういったことは、多くの場合、アルプスの向こう側、とりわけドイツで起きていると言わなければなりません。でも、新聞の第一面を制することは、劇を上演することとは違うのです。」

あなたはしばしば、楽団、楽器といった我々の音楽的遺産がなおざりにされていることについて、忠告してきました...
「イタリアの遺産は巨大だと、想いをはせ続けています。イタリアは音楽に非常に負うところがあります。しかし、もしも、それを忘れたら。作曲家や音楽院だけのことではありません。楽団や楽器、演奏される音楽について考えていきましょう。完全に忘れられている楽器もあります。でも、どうしてザンポーニャのような楽器を忘れてしまえるのでしょうか!パイジェロはオペラ《ニーナ、または恋ゆえに狂った娘》でその楽器を使いました。スカラ座でこの作品を指揮したとき、ザンポーニャのいちばんすぐれた奏者をオーケストラにほしいと思いました。名前をPiero Ricciといいました。その演奏のおかげで彼は有名になり、楽器について語ることが復活しました。楽器は絵画のようなもの、素晴らしい美術品です。保護されるものです。」

で、音色は?イタリアの響きについてはたくさんのことが語られています...
「ブルックナーが演奏されるとき、イタリアの音色は生じえません。イタリアの若者たちに、弦楽器の弓の先でばかり演奏するよう教えている音楽院が時々あります。響きは形造ることができますし、変化させることもできます。」

2006年はモーツァルト年でした。モーツァルトに会ったら、何を話したいと思いますか。
「私はモーツァルトを演奏してきましたし、モーツァルト演奏家としての名声も個別に切り抜かれています。モーツァルトに寄与してきました。でも、彼に会うことには少し恐れがあるといっていいでしょう。何か間違っているところがあったと批判されたら、と想像してみてください!」とムーティは微笑した。「でも、実際は、モーツァルトは人間に向かって、人間について、神の声でもって語りかけています。そして、彼の完璧な傑作は《コシ・ファン・トゥッテ》です。人間について表現しています。判断するまでもありません。普遍的なものなのです。」

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オフィシャル・ウェッブサイト開館の辞

毎日アクセスするのが楽しみなマエストロ・ムーティのオフィシャル・ウェッブサイトの、開館の言葉を紹介します。

厳格・規律・原典の尊重・信念の人というのは、音楽家としてのマエストロを的確に表現している言葉です。でも、個人としてのマエストロは、人の心をとてもとてもこまやかに気遣う方だというのが、多くの人の思うところでしょう。

http://www.riccardomuti.com/homepage.aspx

editoriale

リッカルド・ムーティにはじめて捧げられたサイトへ、ようこそ。
ひとりのマエストロとしての人生を、いくつかの面にわたってご案内します。それは今ではもう、音楽と演奏の歴史に属している部類のものです。
厳格の人であり、規律の人であり、音楽作品の原典を尊重する人であり、自分の芸術活動についての信念を実行してきているような、そういうひとりのマエストロの姿を、このサイトで見ることでしょう。
マエストロ・ムーティの数々の輝かしい演奏を通して、はじめて聴く音楽もあれば再び聴く音楽もあり、はじめて体験する演奏のタイプもあれば、再度体験する演奏のタイプもあります。
大学の著名な講堂でもコンサート・ホールや歌劇場でも、演奏はしばしば多数の聴衆のみに閉ざされています。それが、このサイトではじめて、彼のプロジェクト、リハーサル、オペラ、コンサート、ディスコグラフィ、レクチャー、放送・放映といったものを手に入れることが、可能となるのです。

Benvenuti nel primo sito dedicato a Riccardo Muti.
Vi condurremo attraverso alcuni aspetti della vita di un Maestro, che appartiene ormai alla storia della musica e della interpretazione.
Osserverete un Maestro che ha fatto del rigore, della disciplina, del rispetto dei testi musicali, il credo della sua attività artistica.
Musica da ascoltare e riascoltare, fatta vivere e rivivere attraverso esecuzioni illuminanti.
Progetti, prove, opere, concerti, discografia, lezioni, riprese sia in prestigiose aule universitarie che in sale da concerto e teatri, esecuzioni spesso precluse al grande pubblico e qui per la prima volta rese accessibili.

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ピアチェンツァの様子

マエストロ・ムーティとケルビーニ管の30日の公演を紹介しているブログがありました。
おのーるさん、ありがとうございます。

ケルビーニ管の成長がうかがえたのが嬉しかったです。

悪魔の神々の黄昏を待たずに 12月31日
http://onor.exblog.jp/

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マエストロの教え

リチートラのインタビューは、いつもとても興味深く読んでいます。

南フロリダの新聞に彼のインタビューが載っています。フレーニとの親交とそのアドバイスを大切にしているので、キャリアをだいなしにすることはないと思いますが、スカラ座にフリットリやリチートラが戻ってくる日が楽しみです。

(名前の発音について、「チーズ」と言うように、リーチートラと言う say "lee-CHEE- tra," like cheese と、アクセントがチーにあることも話しています。)

邦訳の出たパバロッティについての本には、彼がパバロッティに代わってメトロポリタン歌劇場に出たときの様子が書かれています。このメトへのデビューの話は、どんなインタビューでも避けて通れません。

また、ヴォーグ誌で働いていたことがあることや、現在のガールフレンドの話、オペラのマネージメントをめぐる面倒な話など、いつものようにフランクな内容のインタビューですけれども、それに常に加わるのが、マエストロ・ムーティについてのコメントです。
作曲家がこの作品で何を言っているのか、主張したいのかを考えること。それがリチートラにとってのマエストロの教えだそうです。

《ドン・パスクァーレ》に出演したMario Cassiのコメントも、歌手に対するマエストロの真摯な態度を語るものでした。

「マエストロ・ムーティはリハーサル会場でのときからずっと、忍耐と愛情をもって私たちへの関心と心遣いを見せてくれました。彼はドニゼッティについての解釈に目を開かせてくれ、得がたい経験でした。リハーサルが終わらなければいいのに、とさえ願ったほど、強い関係がしっかり定まっていました。だから、舞台でも安心でき、的確な導き、指揮だと感じるのです。今はもう、この経験がありますから、ボローニャで偉大なブルゾンとともに《ファルスタッフ》に出演してフォードを歌うことにも、立ち向えます。」

マエストロについて語る若い歌手たちのコメントが、これまでにもっと多く紹介されていれば、歌手をだめにする指揮者、という日本での大いなる誤解が生まれることもなかっただろう、とよく思います。

王様と私
ハーバート・ブレスリン アン・ミジェット
集英社

2006年12月31日 Palm Beach Post 紙
Salvatore Licitra brings his tenor voice to the Kravis Center

2006年12月31日 Liberta'紙
«Guidati da Muti, esperienza che segna una carriera»

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幸福な2007年を!

Buon Anno!

Auguro al Maestro Muti un felice 2007.

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