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67 post da agosto 2006

giovedì 31 agosto 2006

マエストロのエトスとは

トリノ9月音楽祭に出演する8人の指揮者を紹介する記事が、各指揮者から我々はどんなことを学ぶか、ということについて書いていました。
音楽を演奏するということは才能を意味するだけでなく、確固なエトス、指針を持っていることでもあり、それは、政治家たちにとってだけでなく、我々、普通の死すべき人々にとっても偉大な教訓である、としています。

政治家についてこの記事が言及することになったのは、6月にブダペストで反ブッシュを表明するプログラムが組まれ、求む:知性ある政治、ということがテーマになったからであり、また、この記事掲載誌の前号で、イタリアの若くて興味深い作曲家Nicola Campogrande が我々の(イタリアの?)政治について、10種類のプログラムを提供したからのようです。

さて、マエストロ・ムーティはどのような教訓を見せてくれるかというと、参加と説得というものだそうです。
「演奏についての考えをもち、それを他の人々を参加させながら伝えていく人が必要です。オーケストラはひとつの社会であり、従って、指揮者は人々をひとつにすることを追求しなければなりません。あらゆる人たちを融合すべく、努力しなければならないのです。」

Muti, ovvero l´arte di coinvolgere e convincere. Un segreto ha reso possibili i grandi trionfi del direttore napoletano. «Ci vuole qualcuno che abbia un´idea interpretativa e la trasmetta coinvolgendo gli altri. Un´orchestra è una società e quindi chi dirige deve cercare di mettere insieme, di amalgamare tutti».

オーケストラはひとつの社会であるとは、マエストロが頻繁に口にしている考えです。
しかも、マエストロにはカリスマ性もあります。
労働党党首になったばかりの頃、他国の政治家ながら、我々の時代のチャーチルかととても期待したブレアも、なすべきことだと期待されたことをなさぬまま、去っていこうとしているのには、ため息をついてしまいます...。

Sistema Musica 2006年9月号
torino settembre musica
Torna all'indice dei contenuti Chung, Muti, Christie, Haitink, Herreweghe, Ughi, Accardo, Rilling L´ethos sublime dei grandi direttori

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mercoledì 30 agosto 2006

2006年ペキン音楽祭

10月にマエストロ・ムーティはペキン音楽祭に出演し、中国におけるイタリア記念年の一環として、中国のオーケストラを指揮しますが、内容が発表になりました。
ロッシーニ ウィリアム・テル序曲、ブゾーニ トゥーランドット組曲、チャイコフスキー 交響曲第5番を演奏します。

2006年10月20日19時30分 Forbidden City Concert Hall
An Italy Year in China Riccardo Muti and China Philharmonic Orchestra Concert
Gioachino Antonio Rossini: William Tell Overture
Ferruccio Busoni: Turandot Suite, Op.41
Peter Tchaikovsky: Symphony No. 5 in E minor, Op.64
China Philharmonic Orchestra
Riccardo Muti, conductor

http://www.bmf.org.cn/table/f2006e.html

http://www.bmf.org.cn/e_content.asp?id=450

http://www.bmf.org.cn/english.asp

竜か筋斗雲のようなポスターが素敵です。
(第9回ということで9の数字であることに、いまごろ気づきました。2006年9月3日23時4分追記)

2006年8月30日Radio Chine Internationale
Le 9ème festival international de musique de Beijing aura lieu en octobre

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martedì 29 agosto 2006

アル・ガッロ

マエストロ・ムーティのお気に入りのレストラン、ラベンナのアル・ガッロについては、おそらくいろいろな本や記事が紹介していることでしょう。

手元のイタリア関係本をあれこれひっくりかえしていて見つけたのが、マリ・クレール誌日本版1994年10月号でした。
ちょうどワールドカップ・アメリカ大会の頃(記事にもその様子が出てきます。サッキとバッジョの不穏な雰囲気に、やきもきしたのを思い出します)にベネチア、ボローニャ、ラベンナを訪れた記事で、ラベンナのアル・ガッロが短く紹介されています。

「ラヴェンナでは是非ともアル・ガッロAL GALLOを訪れたい。趣味のいい店内できちんとした上に気の置けないサービスと、季節の素材の良さを生かした独創的な料理が味わえる(盛りつけも芸術的)。」

ラベンナの写真でとても美しかったのが、近郊のどこまでも続くひまわり畑の写真でした。

なお、記事によれば、このときのアリタリアの機内誌には、マエストロ・ムーティが寄稿していたそうです(『私のラヴェンナ』)。ちょうどラベンナ音楽祭で《ノルマ》を振る予定だったときでした。

マリ・クレール誌日本版 1994年10月号
イタリアの誘惑
ヴェネツィア、ボローニャ、ラヴェンナ 3都市物語

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lunedì 28 agosto 2006

ジェリー・マリガンについて

マエストロ・ムーティがジェリー・マリガンのドキュメンタリーに登場していることを教えていただき、先日、そのDVDを観ました。

マエストロへのインタビューは、1995~1996シーズンのスカラ座開幕公演、《魔笛》の上演中に、1996年1月のマリガンの死去を受けて行われているようです。公演ポスターの映像も登場します。
マエストロは10年前にスカラ座音楽監督になった頃、リハーサルを聴きにきていたマリガンと夫人(イタリア人)と知り合ったとのことです。
ドキュメンタリーにあるように、当時、マリガンはズービン・メータに勧められてシンフォニー・オーケストラのために作曲をしていて、マエストロも、彼はスカラ座のリハーサルに何度もやってきて、イタリアの作曲家たちの作曲法を学んでいた、彼の存在意義は、その演奏だけでなく、作曲家としての部分にもある、と言っています。

マリガンの音楽には、音楽の未来、希望があった、とマエストロは語っています。
マリガンのコラボレーションの広範囲さは驚くほどで、彼の音楽が文化の違い、音楽の違いを超えて新しい世界と音楽を生み出していく様子が、ドキュメンタリーでもわくわくするような形で描かれています。

マリガンの1993年の日本公演の様子ははずむような感じで、そのメロディーとリズムは一度聴いたら誰でもすぐに覚えてしまうのではないか、と思えるほどです。

ドキュメンタリーのことを教えてくださって、ありがとうございました。

Gerry Mulligan   The Age of Steam
Documentary

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domenica 27 agosto 2006

ラベンナのレストラン

マエストロ・ムーティがぺペロンチーノをお気に入りらしいことは以前にも紹介しましたが、ラベンナの老舗レストランでもお気に入りの一品になっているようです。

イタリアの新聞では、マエストロが公演に訪れると、ホテルはどこそこで、食事はどこそこで何を食べた、ということが普通に報じられています。イタリアのサッカーのナショナルチームが来日した折も、日本の報道では宿泊先は伏せられていましたが、イタリアの新聞では出発前からどのフライトかとともに報じられていて、とても面白く思ったのを思い出します。

マエストロをお得意客とし、その好きな料理(ぺペロンチーノとハーブ入りのソラマメのピューレ)があるのは次のレストランです。住所からすると、S.Vitaleのそばでしょうか。
(イタリア語の料理用語、料理はうまく日本語に直せません。こればかりは実物を見ないとどうしようもないのかもしれません。マエストロのお気に入りをきちんと日本語にできなくて、情けないです。)

Antica Trattoria al Gallo 1909
Via Maggiore 87

2006年8月27日 Il Resto del Carlino 紙
Al Gallo, Ravenna Dove la zucca sposa il peperoncino

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ザルツブルク音楽祭《魔笛》の放送

8月21日4日に上演された、マエストロ・ムーティによるザルツブルク音楽祭《魔笛》の上演が、28日にインターネットで放送されます。

http://www.br-online.de/bayern4/

2006年8月28日20時5分(日本時間29日3時5分)Bayern 4 Klassik
Wolfgang Amadeus Mozart: "Die Zauberflöte"

SALZBURGER FESTSPIELE
Oper in zwei Akten
Sarastro René Pape
Tamino Paul Groves
Königin der Nacht Diana Damrau
Pamina Genia Kühmeier
Papageno Markus WerbaChristian Gerhaher
Papagena Irena Bespalovaite
Monostatos Burkhard Ulrich
Sprecher Franz Grundheber
und andere
Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor
Wiener Philharmoniker
Leitung: Riccardo Muti
Aufnahme vom 21. 4.August 2006

Noriさんに教えていただいたバルトークラジオに比べると、接続速度が非常に遅く、従って音質もよくないでしょうが、ブロードバンドに対応できていないわたしには、ちょっと助かります。

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sabato 26 agosto 2006

来年はベルリオーズの作品をザルツブルクで

今日のザルツブルクの新聞に、次のザルツブルク音楽祭からコンサートの監督になるMarkus Hinterhäuser のインタビューが載っていて、そのプロジェクトについて語っています。

興味深く、意欲的なプロジェクトになるようです。
マエストロ・ムーティはベルリオーズの作品だけによる演奏会をもつことになりそうです。幻想交響曲を演奏して、ベルリオーズの交響曲群について広く考察し、さらに、その続編ともいわれるモノローグ《レリオ、または生への回帰》を演奏する予定です。せりふはジェラール・ドパルデューが語ります。
後者はザルツブルク音楽祭としても力を入れた上演になります。

ドパルデューはわたしにとって大好きな俳優で、のめりこむようにしてその出演作品を観た時期がありました。
彼が持っているパリのレストランをマエストロが訪れたことが、ニュースになったこともあります。
正式発表がとても楽しみです。

2006年8月26日 Salzburger Nachrichten 紙
Stars in einer Schule des Hörens

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venerdì 25 agosto 2006

2006FIFAワールドカップのDVD

帰宅して、とるものもとりあえず観たのが、ワールドカップドイツ大会のイタリア・チームの映像でした。イタリア国内で制作されたものとどちらにしようか迷ったのですけれども、日本で制作されたものをまず購入しました。

いろいろと感慨にふけりましたが、ひとつ残念だったのが、イタリア国歌の演奏が収録されていなかったこと。

マエストロ・ムーティによる国歌の演奏の映像もいくつか持っているのですけれども、やはり、決勝戦で最初と最後に聴いたイタリア国歌は、感動をよびました。
マエストロがケルビーニ管とイタリア国歌のリハーサルをしている映像(6月末にイタリアで放映された"La Storia siamo noi"に出てきます)は、爆笑ものです。指揮しながら、ちょっといたずらっぽい、皮肉っぽい笑顔をうかべているマエストロは、案の定、終了後、彼らの演奏の様子をハミングしてみせて、愛国心が少ない国歌の演奏だね、ポコ、ポッキッシモ、といってのけて、メンバーの失笑をかっていました。
確かに覇気があまりないようにも感じられる演奏でしたが...。

マエストロは2000年にスカラ・フィルを伴って、オリンピックの開催されていたシドニーを訪れています。
空港かどこかでジャーナリストたちに囲まれてインタビューを受けているところや、クリスティナさん(アッズーリのユニフォームを着ていました)と一緒に選手村を訪れたときの様子とインタビューが、当時、ニュースサイトに載っていました。
せめて録音しておけばよかったなあ、と後悔しきりです。

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ウィーン少年合唱団にとけそうな笑顔

今朝紹介した、スイス人の音楽ジャーナリストのサイトに、ザルツブルク音楽祭でのマエストロ・ムーティの写真が載りました。

《魔笛》のカーテンコールのほか、ウィーン少年合唱団とにこやかに挨拶するマエストロの笑顔が、一日の疲れをとってくれました!

いつもこのジャーナリストには心から感謝しています。

FESTIVAL DI SALISBURGO - AGOSTO 2006
Alcune fotografie del Maestro Muti al Festival di Salisburgo

http://www.muti.ch/muti/attualita-Salzburg-foto-2006.html

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ザルツブルク音楽祭のプログラムの写真

スイスの音楽ジャーナリストのサイトに、今年のザルツブルク音楽祭でのマエストロ・ムーティのプログラムの写真などが載っています。

FOTOはまだ工事中なので、演奏の写真などが観られると嬉しいのですが。

Festival di Salisburgo 2006

http://www.muti.ch/muti/attualita.html

また、旧祝祭小劇場に飾られているマエストロの色紙の写真を知らせてくださった方がいます。
ありがとうございました。
この曲はマエストロがこの世を去るときに聴いていたい、と言ったこともあるので、淋しい気持ちになるのですけれども...。

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スカラ座弦楽四重奏団

6月末にイタリアで放映された《リッカルド・ムーティの肖像》”Un ritratto di Riccardo Muti ”に、Il Quartetto d'archi della Scala スカラ座弦楽四重奏団のメンバーが登場し(第一バイオリンのマナーラは出てきませんが)、マエストロについて語っています。

このカルテットのホームページには、マエストロと一緒に撮った写真や、マエストロが書いた推薦文が載っています。

http://www.quartettodellascala.com/gallery_ita_16.html

http://www.quartettodellascala.com/presentazione_ita.htm

マエストロがスカラ・フィルを再び振るかもしれない、というニュースを嬉しく読みましたので、このホームページも紹介しておきます。

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giovedì 24 agosto 2006

9月2日は全プロ放映

マエストロ・ムーティが1月27日に指揮したモーツァルト生誕250周年記念コンサートは、全プログラムが9月2日に放映されるようです。

NHK ハイビジョン クラシック館
モーツァルト・ザルツブルク・コンサート
~ ウィーン・フィルとリッカルド・ムーティ ~
9月2日(土) 23時00分20秒 ~ 翌 01時27分50秒 [2時間27分30秒]

第1部 : 23時00分20秒 ~ 翌 00時28分20秒
第2部 : 00時30分50秒 ~ 01時27分50秒

1. ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503
ピアノ: 内田 光子
2. シェーナ 「どうしてあなたを忘れられよう」 K.505
ロンド 「恐るるな、愛する人よ」 K.505
メゾ・ソプラノ: チェチーリア・バルトリ
3. 彼をふりかえりなさい K.584
バリトン: トマス・ハンプソン
4. バイオリンとビオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364
バイオリン: ギドン・クレーメル
ビオラ: ユーリ・バシュメット
5. 交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
6. モテット「踊れ、喜べ、幸いな魂よ」 K.165
メゾ・ソプラノ: チェチーリア・バルトリ
7. 歌劇「フィガロの結婚」 から    
“もうあんたの勝ちだと言ったな”   
“ため息をついている間に”
バリトン: トマス・ハンプソン
8. 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 から    
“お手をどうぞ”
メゾ・ソプラノ: チェチーリア・バルトリ
バリトン: トマス・ハンプソン
9. 歌劇「魔笛」 から フィナーレの合唱
( 以上 モーツァルト作曲 )

合 唱 : ウィーン楽友協会合唱団
管弦楽 : ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指 揮 : リッカルド・ムーティ
[ 収録: 2006年1月27日, ザルツブルク祝祭大劇場 ]  

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Part #1 誌

今年のザルツブルク音楽祭を扱った雑誌、Part #1を入手しました。

雑誌といっても、暑さ2センチ近く、新聞半面大の高級社交写真雑誌。内容は、同音楽祭出演者の紹介、ネトレプコの特集、カラヤンの特集もありますが、全体として、ヴォーグ誌などのパーティーシーンの拡大版。

ザルツブルクの超高級ホテル、ゴールドナー・ヒルシュを過去訪れたVIPの写真の中に、マエストロ・ムーティとジェシー・ノーマンが親しげに挨拶をかわしている写真もありました。

Part #1
Salzburger Festspiele 2006
Kulturverlag Polzer

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旧祝祭小劇場のロビー

ザルツブルクの旧祝祭小劇場ロビーに、演奏家などがモーツァルトに寄せるメッセージが飾られていることは、既に紹介しました。
教えてくださった方には、心から感謝しています。

その様子を、マエストロ・ムーティの色紙を中心に、またブログで紹介している方がいらっしゃいます。
嬉しく読ませていただきました。ありがとうございました。

上月光のオペラ日記
2006年8月23日 ザルツブルクにて3
http://blog.excite.co.jp/lattesa/

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mercoledì 23 agosto 2006

《魔笛》の上演録音

8月22日のコメント欄で、Noriさんが、マエストロ・ムーティのザルツブルク音楽祭での《魔笛》の上演録音が聴けることを、教えてくださいました。
ありがとうございます。とても嬉しいです。
週末はまだ録音が残っているようなので、ゆっくり聴きます。

http://il-figlio-del-sud.cocolog-nifty.com/bravomuti/2006/08/post_8f73.html#comments

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フィルハーモニア管Klara音楽祭公演

インターネットラジオについては勝手のわからないことが多く、オペラキャストのサイトを参考にさせていただくことがあります。ありがとうございます。
8月22日はKlara音楽祭のオペラ中継を紹介していらっしゃいました。

http://blog.livedoor.jp/sakag510/

マエストロ・ムーティとフィルハーモニア管が9月7日に出演するベルギーのKlara音楽祭についても、インターネットでの中継があるようです。番組は7日19時10分(日本時間8日2時10分)開始ですが、コンサートは7日20時(日本時間8日3時)からです。
(今、ライブストリーミングを聴きながら、ラジオ局のプログラムと一致していることを確かめています...)
ブラームスの2番を聴けるとしたら、とても嬉しいです。

2006年9月7日19時10分(日本時間8日2時10分) Klara
KlaraFestival met Fred Brouwers
Klarafestival. Rechtstreeks vanuit het PSK in Brussel: een bijzondere reunie: het Philharmonia Orchestra en zijn vroegere chef-dirigent Riccardo Muti.
Presentatie: Fred Brouwers
Samenstelling: Bart Van der Roost
19.10 uur: Fred Brouwers praat met publiek en uitvoerders.
Om 20.00 uur: rechtstreeks uit de Grote Zaal.
Franz Schubert: Ouverture Rosamunde D. 644 (Philharmonia Orchestra o.l.v. Riccardo Muti.) - Klara-opname
Wolfgang Amadeus Mozart: Symfonie nr. 35 in D : « Haffner-symfonie" KV. 385 (Philharmonia Orchestra o.l.v. Riccardo Muti.) - Klara-opname
Johannes Brahms: Symfonie nr. 2 in D Opus 73 (Philharmonia Orchestra o.l.v. Riccardo Muti.) - Klara-opname

http://www.klara.be/index.html

http://www.klara.be/html/fs_kalender_XP.html

http://www.klara.be/html/06090769300.html

なお、Klara音楽祭はこちらです(すさまじい直訳英語...)。

Klara Festival

Concert
Riccardo Muti & Philharmonia Orchestra (London)

Star conductor Riccardo Muti turns the KlaraFestival into the perfect excuse to celebrate his reunion with the Philharmonia Orchestra, one of London’s finest orchestras, whose conductor in chief he once was.
Date
07/09/2006 Start 20.00u
Concert venue
Paleis voor Schone Kunsten/Palais des Beaux-Arts - Ter Arken
City Brussel/Bruxelles
Programme
Franz Schubert, Rosamunde: Ouverture, D.644
Wolfgang Amadeus Mozart, Symphonie no. 35 in D 'Haffner', KV 385
Johannes Brahms, Symphonie No.2 in D, op. 73
Artist(s)
Philharmonia Orchestra (London)
Riccardo Muti, dir
Coproduction
Festival van Vlaanderen Brussel/Bruxelles & BOZAR

http://www.klarafestival.be/index.php?id=349&L=2&tx_festival_pi2[date]=1157198400&tx_festival_pi3[date]=1157580000&tx_festival_pi1[uid]=226

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martedì 22 agosto 2006

ジェリー・マリガンのドキュメンタリー

昨日はマエストロ・ムーティからたくさんの元気をもらい、仕事の疲れも吹き飛びました。心からのお礼をマエストロへ!

バリトン・サックス奏者ジェリー・マリガンのドキュメンタリーに、マエストロのインタビューが登場する、と教えていただいたことは紹介しました。昨日、そのDVDを入手し、夢中になって観ました。
音楽好きにとって十分楽しめるドキュメンタリーで、こんなに親しみやすく、心に訴える音楽と演奏を知ることができ、教えてくださった方には、その意味でも感謝しています。ありがとうございました。

マエストロは、マリガンのイタリアへの憧憬の文脈の中で登場します。スカラ座で1990年代なかばにインタビューされています。

詳細は今夜以降に。取り急ぎ。

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アエラ誌が選ぶモツ・レク

アエラ誌最新号の特集でクラシック音楽がとりあげられていて、モーツァルトのレクイエムには、マエストロ・ムーティがベルリン・フィルを指揮したものが選ばれていました。
記事では、宇多田ヒカルが6月にNHKの『トップランナー』に出演したときのコメントがとりあげられていて、彼女にとって元気の出る音楽は、モーツァルトのレクイエム、その後半部分、と言ったそうです。
その番組は見ていないのですが、後半の昂揚感のある部分かなあ、と思います。

AERA 誌 2006年8月28日号
「ベストクラシック」から通へ
コンピの先ゆく初心者ガイドお薦め24枚

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lunedì 21 agosto 2006

モーツァルト記念コンサートの放映

1月27日にザルツブルクで行われた、マエストロ・ムーティ指揮のモーツァルト生誕250周年記念コンサートが、放映されます。モストリークラシック誌最新号で知りました。
9月2日にNHKのハイビジョン クラシック館での放映になります。
観られなくて、とても残念です。ご覧になった方のご連絡、お待ちしています!

http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvkan/hvkan-2006-09.html

2006年 9月2日(土) 23:00 ~ 翌 01:30 NHK BS ハイビジョン クラシック館
モーツァルト ザルツブルク・コンサート

1. ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調
2. レチタティーヴォとロンド  
「どうしてあなたを忘れられよう」 K.505
3. モテット「踊れ、喜べ、幸いな魂よ」 K.158a (165)
4. アリア「彼に目を向けなさい」 K.584
5. バイオリンとビオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.320d (364)
( 以上 モーツァルト作曲 )

ソプラノ : ルネ・フレミング (チェチリア・バルトリの誤り)
バリトン : トマス・ハンプソン
バイオリン : ギドン・クレーメル
ビオラ : ユーリ・バシュメット
ピアノ : 内田 光子
管弦楽 : ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指 揮 : リッカルド・ムーティ
[ 収録: 2006年1月27日, ザルツブルク祝祭大劇場 ]

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ムターの回想

昨日のレプッブリカ紙がムターのインタビューを載せていました。レコード芸術誌最新号にも彼女のインタビューが載っていて、サッカーの話なども興味深く読みました。

レプッブリカ紙では彼女にとって重要な人であるカラヤンの話に関連して、彼と同じように、深い関係を築いたスカラ・フィルを辞任したマエストロ・ムーティのことに、少し触れていたので、紹介します。

昨日はちょうどまた、マエストロがスカラ座に戻ってコンサートを指揮するかもしれない、という記事を嬉しく読みました。
ザルツブルク音楽祭でマエストロの演奏をお聴きになった方たちから、メールをいただいています。ありがとうございます。
あんなに微笑しているムーティを見たのは初めて、というメールをくださった方がいます。イタリアのオペラ・ファンたちのサイトに載っている15日のコンサート評にも、そういうようなくだりがありました。
あのサイトの掲示板では、過去何度もマエストロをめぐって喧々諤々のやりとりがあり、決して好意的には見られていないということがよくわかります。そのような中、掲示板の主要メンバーによる肯定的な評を嬉しく読みました。
リッカルド・ムーティは生まれ変わったように見えた。リラックスし、微笑し、オーケストラとほぼ完璧な一致を確かめ合っていた。そして、激烈な喝采の中、ウィーン・フィルからはムーティのやり方に対して絶対の献身を受け、ここのところ感じられなかったチームワークがもたらされていた、と称賛しています。
スカラ座への復帰の可能性も含めて、マエストロをめぐる状況がますます好転していることのひとつのあらわれかもしれません。

opera click 2006年8月15日公演評
Salisburgo - Großes Fesspielhaus: Mozart e Vacchi diretti da Muti

http://www.operaclick.com/pagpn/vrec.php?id=1080


2006年8月20日 la Repubblica 紙

L´INCONTRO
Primedonne

「イタリアについての最近の思い出といえば、2004年にムーティとミラノで共演したことが思い起こされます。このとき、オーケストラは最高のレベルだったと思いました。6ヵ月後にスキャンダルが突然起こり、マエストロが20年近くいたスカラ座を辞任するに至りました。オーケストラのメンバーたちが彼を遇する様子には、身が凍りました。36年間の協力の後、ベルリン・フィルとカラヤンの関係が終わったときにほっと安堵したような、ひどい雰囲気を思い出しました。特別な状況で長い間活動をしていると、いらいらするようなことが時には起こるものです。偉大な指揮者が現実に対して防御感覚を見せることはありえますし、そうなれば、オーケストラのメンバー達は抵抗し始めます。」

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domenica 20 agosto 2006

スカラ座に戻ってくるかもしれない

今日のイタリアのいくつかの新聞が、マエストロ・ムーティがスカラ座に戻ってくる可能性について報じています。
ミラノ市の文化評議員 Vittorio Sgarbiが語るところでは、スカラ・フィルの25周年記念(2006年終わり~2007年)、あるいはトスカニーニの没後50周年記念(2007年)、スポレート音楽祭50周年記念(2008年)などが、候補にあがっているようです。
評議員によれば、ムーティは我々の時代のトスカニーニだ、記念のときに戻ってくるとしたら嬉しい、とのこと。

とても嬉しいです。とてもとても嬉しいです。どうか実現しますように。

2006年8月20日 Corriere della Sera 紙
Sgarbi: Muti alla Scala nell'anniversario di Toscanini

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指揮について語る(1)

13日のレプッブリカ紙日曜版に載った、指揮に関するマエストロ・ムーティのインタビュー部分を、何回かに分けて紹介します。

音楽に集中してくると、指揮の身振りで解釈を伝えることが煩わしく思えることがある、精神、魂のようなもので伝えられたらいいのに、と語っていたマエストロですが、ガンダムに夢中になったファン(ただし、ファーストガンダム、《Zガンダム》、《逆襲のシャア》までのファンですが)としては、思わず、ニュータイプの創造する世界を思ってしまいました...。

2006年8月13日 la Repubblica 紙
Gesti da maestro

「出発点は身振りがどう機能するかということですが、身振りは常に手段であるべきで、目的であってはいけません。ところが、一方では、残念ながら、目下しばしばそのようになってしまっています。オーケストラに対しては、身振りの柔軟性、表現性を通じて解釈についての考えを伝えるメッセージが、発せられています。解釈に関しては、響きやフレージング、音色についての解釈はリハーサルで指揮者によって既に説明され、要求されています。腕は精神の延長の役割を果たしています。このように私は師であるアントニーノ・ヴォットーから教わりました。彼はトスカニーニの元で長い間仕事をしていました。」

右腕はリズムを刻み、左腕は表現するといわれています。この枠組みについてあなたはどう実践していますか。
「そのような分担は大方において受け入れ可能です。けれども、絶対的な法則として採用することはできないでしょう。両利きのように、両腕を非常に簡単に操れる指揮者もいます。その場合は、リズムを明確にすることが、時には右腕に、またある時は左腕にゆだねられることがありえます。ある人たちは、演奏中に、指揮棒を片方の手からもう片方の手に移します。時には、荒々しい和音や力強い響きを持とうとして、両手を合わせて拳で指揮棒を持ち、剣のように振り回す人もいます。」

したがって、前もって決められたことは何もないということですか。
「決められたことは何もありません。ある法則から出発して、対照的なことをすることも可能でしょう。強い視線をもった目だけで指揮することもできるでしょう。ブラームスの交響曲第4番を始めるにあたって、アウフタクトlevareはどう指揮しますか。学校では誰も教えられないでしょう。オーケストラを指揮するのは理論であり、また理論でないのです。正確に指示することに基礎をおきながら、同時に非常に曖昧な活動です。厳格な法則にのっとりながら、個人個人の解釈に対して開かれています。1600年代のリュリがやったように、あるいはトトがその映画で見せたように、上下の垂直な身振りで、ステッキを使って拍子を刻むことから出発して、何世紀もの間に、楽団を指揮することのしきたりはできあがっています。4拍子のリズムをある様式で刻む技術、3拍子のリズムを刻む様式、2拍子のリズムを刻む様式などなどの技術は決められてきました。世界中のオーケストラは、コペンハーゲンからシドニーまで、バンクーバーからブエノス・アイレスまで、ニューヨークからローマまで、4拍子のリズムの身振りについて、まず最初に指揮棒を下に振り、二番目は左に、三番目に右に、四番目がアウフタクトとなって、十字を描くようにし、次の拍子を再度始める、という合意があることを知っています。」

したがって、指揮には共通の出発点があります。リズムを刻むということです。
「ミラノ音楽院のオーケストラ指揮のコースで、ヴォットーはほんの数分、次のように我々に説明しただけでした。4拍子はこう振る、3拍子はこう、2拍子はこう。5拍子はリズムの細分化に応じて、2拍子プラス3拍子、あるいは3拍子プラス2拍子となりえると。そして、付け加えました。諸君、これでこのコースはおしまいです、残りはあなたがた自身が、実際の壁を前にして、判断に悩みながら、打開し、体験していかなくてはなりませんと。けれども、バイオリン奏者やピアニストは部屋にこもって、技術的な困難さを克服するまで、何時間、何日間、何週間、何年とある楽節を繰り返すのに対して、指揮者は常に100人からの人たちと練習する必要があります。私の仕事には本来的に暗黙の矛盾があり、それはこうです。理論上は、オーケストラに対してこうせよと言わなければなりませんが、実際は、どうすればいいのかをオーケストラによって教えてもらわざるをえないのです。」

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Mein Mozartの展示

今年のザルツブルク音楽祭の様子を、ファンの方々のメールやホームページ、ブログなどで、興味深くうかがっています。

以前にも紹介した、Mein Mozartという本に載っている演奏家や音楽祭首脳、法王のモーツァルトに寄せるメッセージが、ザルツブルク音楽祭で展示されているようです。
貴重な情報を、ありがとうございました。

旧祝祭小劇場、新装なったモーツァルト劇場に飾られているようで、マエストロ・ムーティのものも、おそらくあることでしょう。見てみたかったです。

27日には、そこで上演された《フィガロの結婚》が早速NHK-FMで放送されます。《魔笛》も早く聴きたいです。

Mein Mozart
58 persoenliche Glueckwuensche zum 250. Geburtstag des Komponisten
Residenz Verlag GmbH
2006年4月

2006年8月21日6時44分追記
色紙とメッセージは、モーツァルト劇場 Haus fuer Mozartの2階ロビーに飾られていて、マエストロのものあるそうです。
教えてくださって、ありがとうございました。

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sabato 19 agosto 2006

《魔笛》再演

今日のザルツブルクの新聞に、ザルツルク音楽祭次期総裁Flimmの長いインタビューが載っています。

その中で、《魔笛》の再演にも触れています。2007年ではないけれども再演を考えているそうです。指揮者もマエストロ・ムーティだといいのですが。

取り急ぎ紹介まで。

2006年8月19日Salzburger Nachrichten 紙
Kein Mozart für das Große Haus

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Portrait Riccardo Muti

ザルツブルク音楽祭で上演される22のモーツァルトのオペラをDVD化するプロジェクトは、 Unitel、Bernhard Fleischer Moving Images (BFMI)の制作によるもので、 共同制作者として ORF、 Bayerischer Rundfunk、 3sat 、 Classica がザルツブルク音楽祭とともに関わっています。
Classica というテレビ局のサイトには、これまでに放映されたもののひとつとして、マエストロ・ムーティのPortrait Riccardo Mutiが載っています。ORFの制作なので、たぶん、ウィーンを心のふるさとだと語る、あの有名な、マエストロの番組ではないかと思います。
2004年のニューイヤーコンサートのときも、ニューイヤーコンサート中継前にはこの番組が放映されていて、ムジークフェラインに行く時間が迫ってきて、冒頭部分しか観られなかったのがとても口惜しかったことを思い出します。
日本でも放映されるときが来るかもしれません。あるいは、映像商品化されるととても嬉しいのですが。

Portrait Riccardo Muti
Oesterreich 2001, Regie: Haide Tenner, Thomas Bogensberger

http://www.classica.de/show.cfm?action=sendung&SID=8961&ZIEL=19.08.2006&REF=suche

2006年8月17日Actuelle Klassik  
Projekt "Mozart 22" der Salzburger Festspiele 2006 wird auf DVD veröffentlicht

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venerdì 18 agosto 2006

1983年の《コシ・ファン・トゥッテ》国内盤DVD

大手輸入盤のサイトによると、海外では発売されたばかりの、マエストロ・ムーティの1983年ザルツブルク音楽祭《コシ・ファン・トゥッテ》の日本盤DVDが、10月25日にリリースされるようです。

http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1240425

モーツァルト:歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』全曲

・フィオルディリージ:マーガレット・マーシャル
・ドラベッラ:アン・マレイ
・グリエルモ:ジェイムズ・モリス
・フェランド:フランチェスコ・アライサ
・デスピーナ:キャスリーン・バトル
・ドン・アルフォンソ:セスト・ブルスカンティーニ

ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)

画面:カラー、4:3(スタンダード)
音声:リニアPCMステレオ
字幕:日本語、イタリア語
NTSC
Region 2

発売日: 2006年10月25日
カタログNo: TDBA0124
レーベル: Tdkコア

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モントルー・ヴェヴェイ9月音楽祭

マエストロ・ムーティとフィルハーモニア管は9月10日にモントルーを訪れます。
それが、今年第60回を迎えるモントルー・ヴェヴェイ9月音楽祭に出演するものであることが、昨日のスイスのニューサイトの報道でわかりました。

2006年8月17日 24 heures
La fête musicale de Tobias Richter

マエストロは9月7日から11日まで連続してツアー公演を行います。健康に気をつけてほしいと思いました...。

Septembre musical
http://www.septmus.ch/index.php?id=home

2006年9月10日20時 STRAVINSKI
PHILHARMONIA ORCHESTRA
Riccardo Muti, direction
Schubert: Rosamunde, ouverture et musique de scène /
Mozart: Symphonie no35 en ré majeur «Haffner» /
Tchaïkovski: Symphonie no6 en si mineur «Pathétique»

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ザルツブルク音楽祭のDVD

今年のザルツブルク音楽祭で上演されているモーツァルトの22のオペラは、11月にはDVDとして店頭に並ぶそうです。最初のものはすでに編集を終えていて、11月20日までにはDVDとして発売(デッカあるいはDG)されるとのこと。

いくつかの作品はDGのサイト Mozart Foreverに予告が載っています。
マエストロ・ムーティの《魔笛》のDVDが待ち遠しいです。

http://www.mozartforever.com/dvd.php

2006年8月17日 Salzburger Nachrichten 紙
Alles zum Sehen
Die DVD-Edition "Mozart 22" kommt im November

2006年8月16日 Salzburger Festspiele 2006
51 Stunden Mozart

http://www.salzburg.com/sn/schwerpunkte/festspiele/

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giovedì 17 agosto 2006

指揮者としてのマエストロ・ムーティの位置づけ

音楽の友誌最新号が、指揮者の特集を行っています。

3人の評論家の座談会にはマエストロ・ムーティについてのコメントもあり、それはとても興味深いものでした。ちょうど、ザルツブルク音楽祭に関する欧米の報道で、アーノンクールとマエストロ、ハーディングとマエストロ、という対比を行う記事を日々いくつか読んでいるところだったので、ますます面白く思いました。
現在、アーノンクールやハーディングを先端をいく指揮者とみなすのが有力のようですが、はたして、演奏家に先端も流行も先見の明もあるものだろうか、というのがわたしの考えです。マエストロについては、偉大なるスタンダードとみなされても大いに結構、と思っています。

東条硯夫さんが同じような意見を披露していて(東条さんはハーディングのモーツァルト派ですが)、とても嬉しく思いました。
また、東条さんは国際化の中、オーケストラの個性が失われることを憂えていました。

音楽の友誌 2006年9月号
特集 「指揮者の時代」
座談会 巨匠の時代から国際化の時代へ

柔軟さの中に、自分たちの個性的な音色をどれだけ保てるかが大切ですね。この場合「個性」というのは「お国柄」と言い換えてもよいと思うんですが、国際化の現代にあって、そうした個性は残念ながら失われつつあります。そんな中にあって、ウィーン・フィルやベルリン・フィルは比較的ましな方だと思いますけどね。

僕は断然ハーディング派なんですが、だからといって世の中の好みがハーディングの古楽的アプローチ一辺倒にはなってほしくはないですね。そんなことになったら、音楽というものの幅が狭くなって、つまらなくなってしまいます。ムーティの路線にもまだまだ展開のしようがあると思うし、(略)「今の時代はこうだ、こうあるべきだ」と決めつけるのは僕は嫌いだし、客観的にも危険だと思います。好きな音楽を好きなように聴く、それでいいんじゃないかと思いますね。

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アルベルト・ガザーレ

音楽の友誌最新号で、ガザーレが師ベルゴンツィについて語っています。
その中で、マエストロ・ムーティについて、次のようにとても面白い言い方をしていました。

ベルゴンツィは”おろかなテノール”というイメージを与えるような振る舞いを厳しく避けてきました。対照的にデル・モナコは、まるで頭がおかしくなったのではないかと見えるような表現方法もしばしば使いましたが、ベルゴンツィはけっしてそうはしない。指揮者でたとえるなら、オーレンとムーティの違いとでも言うばよいでしょうか。オーレンはショーマンですし、ムーティは生真面目で厳格なイメージです。オペラは真剣勝負で、サーカスではありません。

音楽の友誌 2006年9月号
My Favorite Player オペラ歌手が語るオペラ歌手論
カルロ・ベルゴンツィ

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ケルビーニ管アンカラ公演

イタリア・トルコ外交樹立150年を記念して、アンカラでマエストロ・ムーティとケルビーニ管がコンサートを開くことは紹介済みですが、もう少し詳しい情報が発表になっていました。

Sevda-Cenap And Music Foundation (SCAMV)のプレスリリースによれば、9月30日にアンカラで開かれ、チェロはJohannes Moser 、とのことです。

2006年8月17日 Turkish daily news
Italian youth orchestra to perform in Ankara

http://www.biletix.com/eng/live/wtsevent.php?Eventcd=GSC01

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アンコールのアナウンス

大停電で真っ暗になった駅のコンコースを、エーベルバッハ少佐のように突っ走った14日の朝でしたが、夜のNHK-FMで聴けた、マエストロ・ムーティによる昨秋ウィーン・フィル来日公演は、そんな一日の疲れを癒してくれました。

いろいろ楽しい発見があったのですが、いちばん驚いたのが、指揮台上のマエストロの鋭い踏み込みをとらえた「音」でした。
演奏会としては、モーツァルトの二重協奏交響曲の日こそ、放送してほしかったのですが、こうして珍しいレパートリーが放送局に記録として残ることになったのは、ファンとして幸せなことかもしれません。

そして、いちばん嬉しかったのが、アンコールを告げるマエストロの声が放送されたこと。もしかしたら、何かひとこと添えたかったのかもしれませんが(30年前にも演奏しましたね、覚えていますか(ウィンク)、といったふうに)...。

昨日の朝日新聞朝刊に、クラシックのディスクが、臨場感の疑似体験をねらって拍手を収録しているということをテーマにした記事が、載っていました。
マエストロのこのような客席へのアナウンスも、「音楽だけでなく息づかいまで余すところなく演奏家の『人間』を聴きたいというファン」(同記事。輸入盤会社プロデューサーの、拍手収録に関するコメント)には、心に残るもののひとつでしょう。

2006年8月16日 朝日新聞朝刊
「拍手」でライブ体験
クラシック名盤 目立つ独立トラック扱い

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mercoledì 16 agosto 2006

クラシック・ジャパン・サイトの《魔笛》評

ウィーン・フィルに関する論評の多い野村三郎さんが、マエストロ・ムーティのザルツブルク音楽祭での《魔笛》(7月29日公演)について、評を寄せています。
ダムロウの夜の女王を絶賛しています。

2006年8月16日 クラシック・ジャパン 海外プレミエ情報
ザルツブルク音楽祭モーツァルト:歌劇《魔笛》
野村三郎

http://classic-japan.cocolog-nifty.com/premiere/2006/08/post_8b51.html

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フィルハーモニア管オビエド公演

フィルハーモニア管とマエストロ・ムーティの2007年3月25日のオビエド公演の記事が、昨日のスペインの新聞にまた載っていました。

会場であるEl auditorio Príncipe Felipe のサイトにはまだ詳細は載っていません。

http://www.palaciocongresos-oviedo.com/esp/frameset.htm

2006年8月15日 La Nueva España 紙
El auditorio Príncipe Felipe afronta su temporada de conciertos más ambiciosa

Domingo 25 marzo 2007
CICLO DE CONCIERTOS DEL AUDITORIO Y JORNADAS INTERNACIONALES DE PIANO. TEMPORADA 2006 / 2007:
Concierto de la Philarmonia de Londres con dirección de Ricardo Muti

このホールでは2007年2月に、グルベローヴァのコンサートがハイダーの指揮のもと、行われますが、ちょうど、NBSの2007年公演のリストにも、4月の彼女のリサイタルとハイダー指揮オビエド・フィラルモニア公演が載っていました。
NBSの2007年のオペラ公演はバレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場です。

NBSニュース 2006.8
2007年豪華ラインナップ発表

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martedì 15 agosto 2006

ザルツブルク音楽祭の雑誌

ザルツブルク音楽祭では、メジャーレコードのPR紙誌をはじめ、いろいろな雑誌、新聞が配られているようで、いらした方から、マエストロ・ムーティが表紙になったものをいただいたことが何度かあります。

先日のスタンダード紙に載っていた新しい雑誌PART 1誌は、とても面白そうです。ファッション雑誌の関係者がたずさわったもので、第一号はNetrebkoがカバーストーリー。カラヤンについての記事もあるそうです。
発行元に照会していますが、入手できると嬉しいのですけれども...。

2006年8月12日 der Standard紙
Edelmagazin mit Tiefgang
Ehemalige "Vogue"-Chefin kreiert eine neue Festspiel-Publikation

http://derstandard.at/?url=/?id=2549068

http://www.polzer.net/kulturverlag/german/index.html

Inside FESTSPIELE - SPECTAKEL誌

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ミラノ スカラ座物語

先日、マエストロ・ムーティによるスカラ座再開公演《見出されたエウローパ》の映像を見て、今度は、手元の『ミラノ スカラ座物語』を再度読みました。

1995年に出された本で、トスカニーニが第二次世界大戦後のスカラ座改修公演で指揮をし、その年の12月のシーズン開幕公演が始まるところで、物語は終わっています。
ここには、1778年のサリエーリの《見出されたエウローパ》公演も登場すれば、1943年のヴェルディ週間における「ロマン主義三部作」(《椿姫》、《リゴレット》、《トロバトーレ》)の上演も登場しますが、終章の、トスカニーニによるスカラ座再開公演はマエストロによる1995年の公演を思い出させ、胸に迫るものがあります。
この本に述べられている壮大な物語がマエストロの背後にあり、その肩にのっていたのかと思うと、マエストロの音楽監督としての20年近い月日に、あらためて畏敬の念を抱きます。

ミラノ スカラ座物語
浅子啓子
朝日選書
1995年7月25日

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lunedì 14 agosto 2006

チャイコフスキーのプライベート盤

マエストロ・ムーティのチャイコフスキーのプライベート盤が出るようです。

チャイコフスキー
交響曲第1番 「冬の日の幻想」
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
1980ウィーン / 1982ロンドン Live (Stereo)
リッカルド・ムーティ指揮 VPO / フィラデルフィアO
KAPELL MEISTER

手元の資料によれば、このときのプログラムは以下のとおりです。
ディスクに収められているフィラデルフィア管のチャイコフスキー《ロメオとジュリエット》は、フィルハーモニア管によるものではないかと思うのは、以前にも紹介したとおりです。

1980年1月12日、13日ウィーン、ウィーン・フィル
チャイコフスキー 交響曲第1番
ムソルグスキー 展覧会の絵

1982年9月7日ロンドン、フィラデルフィア管
チャイコフスキー 交響曲第6番
プロコフィエフ  ロメオとジュリエット

1982年11月2日ロンドン、フィルハーモニア管
チャイコフスキー ロメオとジュリエット
ストラビンスキー 妖精のキッス
プロコフィエフ  アレクサンドル・ネフスキー

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音楽は人々を結びつけることができる

12日にザルツブルク音楽祭で行われたマエストロ・ムーティとウィーン・フィルの演奏速報が、今日のプレッセ紙に載っています。

音楽が人々を結びつけることができるという効果をもつことはよく知られているけれども、それを実践してみせたこのコンサートは、現在のような状況の中、歓迎された、として、パレスチナとイスラエルのピアニストによって、モーツァルトのピアノ協奏曲が演奏されたマエストロの演奏会が、称賛されていました。
二人のピアニストは敏捷に巧みにボールをやりとりし、結果として、陽気で軽やかな雰囲気が漂う演奏になったそうで、マエストロの速くて活き活きとして、洗練された演奏のもと、抜きん出たモーツァルトの才能が素晴らしい瞬間をかもしだしていた、とのこと。マエストロお得意のモーツァルト演奏になったようでした。
日本で放送される日があるよう、願っています。

なお、Vacchiの作品のフィナーレは8分の12拍子の快活なタランテラになっていて、自由思想の明るい礼賛を描いてみせることになった、とのことです。
マエストロのタランテラは、さぞ、素晴らしいことでしょう!

毎年のことですが、そこにいてマエストロに拍手を送れないのが、ファンとして本当に残念です(情けないです)。

2006年8月14日 Die Presse 紙
Salzburg: Wenn Pianisten Ball spielen
Philharmonie: Muti erneuert, nuancenreich und kultiviert.

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domenica 13 agosto 2006

マエストロが考えるモーツァルト

今日のCorsera 紙が報じていたザルツブルクでのモーツァルト論争の記事中、Vacchiの新しい作品などについて述べた、マエストロ・ムーティのコメント部分を紹介します。

差別と専制に反対する精神を持つモーツァルトに、特定の主義主張のレッテルを貼ることは無駄だとはっきり言っています。思想として根源的なものの持ち主だから、ということなのでしょう。

2006年8月13日 Corriere della Sera 紙
Il «compagno» Mozart infiamma Salisburgo

「作品はとてもよく書けています。大きなインパクトがあり、感動をよびます。オーケストラにもすぐに気に入られています。ザルツブルクで8月15日、16日に再演奏します。ウィーン・フィルは、この作品を2007-2008年のシーズンに載せたいとすでに要請してきました。」ムーティはこう報告する。彼がVacchiの音楽を指揮するのは二度目だ。マエストロは続ける。「この新しい作品の精神に合わせて、ほかにモーツァルトの二つの作品を並べました。二台のピアノための協奏曲は、ソリストはパレスチナ人とイスラエル人です。ジュピター交響曲は、あらゆる専制と差別に反対したモーツァルトが祈願したような、道徳的、社会的、宗教的な、giusta「正しい」調和、ハーモニーの最高の頂点にあります。私は、小学校で音楽教育がなされるよう、どれほどの年数を戦ってきたことか。人々の間の障壁が逆にますます深くなっていっているように見える中、小学校での音楽教育が、人々の間の障壁を克服するための道になりうると信じているからです。」
ムーティはこう結論づける。「モーツァルトは最も人間的で、最も神のようである作曲家です。我々の理解を超えた存在で、狭くて、時としてばかげているカテゴリー分類はできません。彼の上着をあっちにひっぱったり、こっちにひっぱったりしても無駄です。彼はコミュニストでもなければ、聖職者擁護者でもありません。ウィーンの大司教に関しては...司祭も他の人同様、非常に知的な人もいれば、そうではない人もいる、ということです。」

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Vacchiの作品が投げかけたもの

昨日、マエストロ・ムーティがウィーン・フィルを指揮して演奏されたVacchiの作品が、ほかのできごととともにまきおこしたモーツァルト論争が、今日のCorsera紙に載っていました。とても興味深いものです。

記事の趣旨はこうです。ウィーンの大司教によれば、モーツァルトはフリーメーソンにあらず。Liberazione紙によれば、モーツァルトはコミュニスト。Vacchiによれば、モーツァルトは、ある意味、原初的なコミュニスト、平等を追求するユートピア社会主義者のようなもの、彼の属したフリーメーソンはイルミナティ、秘密結社としてマルクス主義につながっていく。マエストロによれば、モーツァルトは何かの主義に属するようなラベル貼りとは無縁の、われわれの理解をはるかに超えた天才。このように、モーツァルト論争がザルツブルクで燃え上がる、というものです。

マエストロによれば、この作品はウィーン・フィルの気に入り、2007-2008年のシーズンにも再演をとの要請があったそうです。
Vacchiがこの作品にこめたのは、平等、宗教的寛容といったものだとのこと。
マエストロは、こういうコンセプトによる作品を、イスラエルとパレスチナの二人のピアニストによるモーツァルトのピアノ協奏曲、ジュピター交響曲と組ませ、あらゆる圧政、差異に対抗するメッセージをもった演奏会にもっていったようです。

きちんとしたコンセプト付けをしたがる人たちの多いことを面白く思う記事でしたので、追って、少なくともマエストロの、いちばん正論をついているコメントだけは、紹介します。

2006年8月13日 Corriere della Sera 紙
Il «compagno» Mozart infiamma Salisburgo
«Liberazione»: forse era comunista. Muti: genio inafferrabile, senza etichette

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指揮について語る

今日のレプッブリカ紙の日曜版に、マエストロ・ムーティの長いインタビューが載っています。指揮について語った、とても興味深いものです。
マエストロの指揮姿の写真が、どういう指示かのキャプションをつけて何枚も載っているのも、面白いです。

指揮者の国別系列化には懐疑的。指揮者には、カルロス・クライバーの定義に従って言わせてもらえば、3タイプある。ドライバー型、メカニック型、ドライバーでありメカニックである型。ドライバー型は他の人が用意したオーケストラを操作するだけ、メカニックは説明はできてもコンサートは成り立たない、ドライバーでありメカニックであるタイプだけがいい指揮ができるが、現在はほとんどがドライバー型の君臨タイプ。指揮者は音楽に深くはいりこむにつれて、ジェスチャー、指揮の動きが煩わしくなる。精神的なもの、心的なもので伝えられないものかと思う。指揮台上で完璧に満足したことはない。自分の望んでいることを100%実現するのは不可能だ。

このようなことを語っています。これまでにも、マエストロのこういう考えを紹介してきましたが、あらためて深く感嘆しながら読みました。

追って紹介します。

マエストロ・ムーティはこのインタビューをはじめ、映像番組やインタビュー記事でトトに触れたことが何回もあり、どんな映画なのか、どういう俳優だったのか知りたくていくつかDVDを購入してきましたが、言葉はわかりません!でも、面白さは伝わってきます。
イタリア語がすっと苦もなくわかる日を、早く迎えたいです...。

2006年8月13日 la Repubblica紙 La Domenica
Il codice Muti, le mani del maestro

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スカラ座のディスク

スカラ座ブックストアのサイトに次のようなディスクがありました。スカラ座のオリジナル制作盤です。
ここ1年のうちのリリースではないかと思います。
マエストロ・ムーティの演奏もあります。

カード不可で送料が超高額なので、迷っています。

http://www.lascalabookstore.com/excat/product_info.exml/products_id/1574

I GRANDI INTERPRETI del Teatro alla Scala

LA SCALA BOOKSTORE

2CD ADD/DDD MONO/STEREO
12,50euro

Great voices at La Scala
Maria Callas, Enrico Caruso, Toti Dal Monte, Mario Del Monaco, Giuseppe Di Stefano, Carlo Galeffi, Beniamino Gigli, Tito Gobbi, Giacomo Lauri-Volpi, Giuseppe Lugo, Galliano Masini, Tancredi Pasero, Aureliano Pertile, Tito Schipa, Giulietta Simionato, Mariano Stabile, Renata Tebaldi, Alessandro Ziliani.

Great conductors at La Scala
Leonard Bernstein, Guido Cantelli, Victor De Sabata, Wilhelm Furtwangler, Carlo Maria Giulini, Herbert von Karajan, Riccardo Muti, Tullio Serafin, Arturo Toscanini.

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sabato 12 agosto 2006

Netrebkoとスカラ座

昨日のANSA通信が報じたNetrebkoのコメントを興味深く読みました。スカラ座で歌うことが夢、というものです。是非実現させてほしいです。

2006年8月11日 ANSA通信
La Netrebko al Festival di Cortona
L'artista, 'il mio sogno e' cantare alla Scala'


彼女のバイオグラフィの中には、スカラ座でジルダを歌ったとしているものもあります。2001年のヴェルディ記念年なのですが、実際には、2月9日の初日はロストが歌っています。

スカラ座のヴェルディ記念年をとりあげた素晴らしい写真集が、スカラ座来日公演で販売されていました。
各公演の写真、上演記録とともに、マエストロ・ムーティのオペラ誌でのインタビューの伊訳も載っています。いつか紹介するつもりです。
なお、この本にはマエストロの素敵な写真が何枚も載っていますが、師のAntonino Vottoと一緒に写っている写真は、とても貴重なものです。スカラ座の楽屋に飾ってあった写真はこれかもしれません。

Il Verdi del Centenario
Edizioni Teatro alla Scala, 2003年6月

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ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭

今日のザルツブルクの新聞によれば、新しいザルツブルク音楽祭総裁のもとでも、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭の絆は今後も続くようです(2007年~2011年についての契約が月曜日に締結されるそうです)。
マエストロ・ムーティとの演奏会もあることでしょう。楽しみです。

記事の中でとても気になったのが、マエストロ・アッバードとウィーン・フィルの関係でした。
ウィーン・フィルのチェロ奏者Franz Bartolomey とコントラバス奏者Alois Poschが、去年(両名)、今年(Alois Posch)とソリストとしてルツェルン音楽祭に出演し、Clemens Hellsberg楽団長によれば、これは、ウィーン・フィルの関心の一面を示したものだとのこと。そうだとしたら、ウィーン・フィルと同音楽祭、マエストロ・アッバードとの間接的な絆、連帯感のサインになると記事は書いています。

マエストロ・アッバードとウィーンの関係は、マエストロ・ムーティのファンとしても無関心ではいられない事柄です。

楽団長の談話には、このようにザルツブルク音楽祭の最中に他の音楽祭に出演する楽団員の自主性に関わる部分(やっかいな問題でもあるとのこと)もあり、とても興味深く思いました。

2006年8月12日 Salzburger Nachrichten 紙
Neuer Vertrag mit Philharmonikern

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venerdì 11 agosto 2006

ダムラウと《見出されたエウローパ》

帰宅して聴くことには間に合いませんでしたが、インターネットカフェで、ダムラウのオーロラのような夜の女王のアリアに息をのみました。

帰宅して、我慢できずに、ついに観たのがスカラ座の《見出されたエウローパ》でした。ザルツブルク音楽祭の《魔笛》にも出演しているダムラウとキューマイヤーが歌い、バルチェッローナ、ランカトーレ、サッバティーニが非常に高い水準の歌を披露していた公演です。インターネットで中継を聴き、FM放送も聴きました。
映像は、日本で放映されたものと、フランス語字幕のものとを持っていたのですが、観るのははじめて。この上演の数ヵ月後に起きたこと(マエストロのスカラ座辞任)を考えると、とても映像を観る気持ちにはなれなかったのです。

でも、今は、一刻も早く商品化してほしいという気持ちでいっぱいです。
カーテンコールの感動は口にはできないほどです。スカラ座って、こんなに小さかったんだな、とあらためて思い、スカラ座の裏方たちも舞台に上がって、スカラ座のみんなが客席と一緒になってスカラ座再開を祝い、拍手をしている姿には、涙さえ出てきます。マエストロは重責がその肩にあるせいか、こういう場面でもいつも表情をかえずに、かすかに微笑むだけですが、スタッフたちに惜しみない拍手を送っています。

フィナーレでは舞台の後ろが全面鏡となり、客席が映るようになっていて、その合わせ鏡のようになる舞台効果とアイデアには、非常に感嘆します。
上演中も鏡が垣間見えることがあり、マエストロの指揮姿も映っています。

それにしても、タイトルロールのダムラウの透き通るような容姿と声、ランカトーレの情熱に満ちたコロラトゥーラ、そして、6人目の主役歌手であるオーボエのFrancesco Di Rosa (キャストとしてきちんと名前が出てきます!)は、もっともっと多くの人に堪能してもらいたいと、心から思います。
わたしにとって傷口はいつまでも癒えませんが、それでも、このとき成し遂げたことの素晴らしさは、きちんとした評価を受けるに値いするものだと考えています。

本当にいい上演をマエストロは残してくれました。

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ザルツブルクのリハーサル

12日から3回行われるウィーン・フィルとの演奏会の9日のリハーサルの模様(Vacchiの作品のリハーサル)が、ウィーン・フィルのメンバーの方のブログに載っていて、とても興味深く読みました。

K&Kの生活
http://kwien.exblog.jp/

また、赤い(カシミヤの?)セーター姿が素敵なマエストロのリハーサル風景を、知らせていただきました。本当にめがねがよく似合うようになりました。
hさん、どうもありがとうございました。マエストロのお元気な様子を教えていただき、心から感謝しています。

(夏休みからは遠い日々を送っているので、マエストロ・ムーティのザルツブルクでの様子を知ることは心の慰めです。)

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アーノンクールの考える演奏家の使命

9日のORFのザルツブルクのサイトやザルツブルクの新聞が、アーノンクールの刺激的なインタビューを紹介していました。News誌最新号に載ったインタビューです。

ザルツブルク音楽祭で22のモーツァルトのオペラを上演するというプロジェクトで問題なのは、その水準だ、と言っています。

また、彼の演奏が細かなギアチェンジを行うものだったことは、評からもうかがわれました。彼が言うには、この作品には35の異なったスピードがあり、それはモーツァルトが設定したとおりのものだ、と述べ、作品に従った演奏であったとみなしているようです。
そして、演奏家の使命は、この稀有の天才作曲家モーツァルトがのこしたものを発見し、それをほかの人に共有してもらうことだ、探究をやめてはいけない、と語っています。《フィガロの結婚》序曲について、指揮者たちは非常に速く演奏するけれども、彼らはそのテンポが間違いであることを知っている、と言っています。そういうモーツァルトの明白な誤りも含めて、探究することをやめてはいけない、誤りを明らかにすることも演奏家の使命だということなのでしょう。

《フィガロの結婚》序曲は、マエストロ・ムーティも超高速で駆け抜けていく演奏をしています。それが間違いなのかどうか、マエストロの考えにも興味があります。

アーノンクールはプレミエで自分にもブーイングが飛んだことについて、シュターツオーパーやその他の劇場で多くの間違った《フィガロ》の演奏が行われていることはどうなんだ、いずれにせよ、ブーイングをする人たちがいたということは、関心がもたれているということだろう、と言っています。
シュターツオーパーを引き合いに出したのは、おそらく深い意味はないのでしょうが...。

何かと対照されることの多いマエストロとアーノンクールなので、ちょっと興味をもってインタビューを読みました。

2006年8月9日 Salzburger Nachrichten 紙
Harnoncourt kritisch zu "Mozart 22"

2006年8月9日 Salzburg・ORF
Harnoncourt-Kritik an Mittelmaß

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giovedì 10 agosto 2006

今年のザルツブルク音楽祭の模様

今年のザルツブルク音楽祭でのモーツァルト演奏の模様を、ORFのインターネット・ラジオが11日に放送します。
マエストロ・ムーティの演奏では、《魔笛》から第二幕の夜の女王のアリア《わが心に地獄の復讐が煮えたぎり》、Vesperae solennes de confessore から Laudate Dominum が放送されます。

2006年8月11日10時5分(日本時間17時5分) OE1・ORF
Intrada - Festivalmagazin

Komponist/Komponistin: WOLFGANG AMADEUS MOZART (1756-1791)
Textdichter/Textdichterin, Textquelle: Emanuel Schikaneder (1751-1812)
Titel: Die Zauberflöte KV 620 Deutsche Oper in zwei Aufzügen
* 2.Akt, Nr.14 Arie der Königin der Nacht "Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen" mit Dialog Königin - Pamina davor
Solist/Solistin: Diana Damrau, Sopran (Königin der Nacht
Solist/Solistin: Genia Kühmeier, Sopran (Pamina)
Orchester: Wiener Philharmoniker
Leitung: Riccardo Muti
Label: Bärenreiter NMA
Länge: 06:12 min

Komponist/Komponistin: WOLFGANG AMADEUS MOZART (1756-1791)
Textdichter/Textdichterin, Textquelle: Bibel AT
Titel: Vesperae solennes de confessore KV 339
* Laudate Dominum

Solist/Solistin: Julia Kleiter, Sopran
Chor: Wiener Sängerknaben
Chor: Herren der Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor
Orchester: Mitgliederder Wiener Philharmoniker
Leitung: Riccardo Muti
Label: Bärenreiter NMA
Länge: 05:40 min

http://oe1.orf.at/programm/20060811100500.html

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mercoledì 9 agosto 2006

The Charlie Rose Show

The Charlie Rose Showで、マエストロ・ムーティがこの著名インタビュアーに語っている映像があります。
インターネット上の無料映像もありましたが、とりあえず、映像を購入することにしました。
1999年3月9日のものです。
無事入手できたら、紹介します。

The Charlie Rose Show 1999年3月9日
Riccardo Muti talks to Charlie Rose about the cultural role of traveling orchestras and how orchestras become ambassadors of the cultures.

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メクネス公演の写真と一瞬のビデオ

マエストロ・ムーティ指揮のラベンナ音楽祭メクネス公演の写真と、一瞬のビデオが観られます。
映像全編は、イタリア国内のIPアドレスでないと観られないようです。

http://speciali.rossoalice.alice.it/speciali/vie_dellamicizia/foto.html?id_foto=1

http://hp.rossoalice.alice.it/hp/jump/terza_pagina.html#

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ホーフムジークカペレとの素晴らしい演奏会

6日にザルツブルク音楽祭で行われた、マエストロ・ムーティとホーフムジークカペレの演奏会の評を読みました。

6日にウィーン・フィルは、マエストロとノリントンという二人の指揮者と一日のうちに共演したことになり、1月のザルツブルクでも、マエストロとアーノンクールの二人と一日のうちに共演していたことに、プレッセ紙は触れていました。
しかも、6日はガランチャも両公演に出ています。彼女は、DGがザルツブルク音楽祭で行ったモーツァルト・プレゼンテーションに、三美神ならぬ、3人のディーヴァのひとりとして出ていたことが報じられています。スカラ座で計画されていたマエストロ・ムーティとの《コシ・ファン・トゥッテ》が、別の形で実現する日が待ち遠しいです。
ザルツブルクの新聞は、ウィーン少年合唱団の出演を書いていました。ホーフムジークカペレですから女声パートを同合唱団が歌うのは当然のことだったのですけれども、放送を聴くのが楽しみです。
マエストロのナポリ気質を通じて、帝国時代ウィーンの宗教音楽の響きとローマ・カトリック音楽の響きというふたつが結びつけられたと書かれている様子は、12月のウィーンでも再現されます。聴ける人が羨ましいです!

この公演の素晴らしい写真を見せていただきました。hさん、本当にありがとうございます。

2006年8月8日 Die Presse 紙
Salzburger Festspiele: Der Klang inszeniert sich selbst
Die Philharmoniker unter Riccardo Muti und Roger Norrington

2006年8月8日 Salzburger Nachrichten 紙
Heilige Tradition
Riccardo Muti präsentierte mit der Wiener Hofmusikkapelle geistliche Musik

2006年8月6日 der Standard 紙
Drei Sopran-Superstars und eine Geburtstagstorte für Mozart
Anna Netrebko, Elina Garanca und Magdalena Kozena auf Salzburger Empfang der Deutschen Grammophon

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martedì 8 agosto 2006

スカラ座時代のオペラ上演一覧

マエストロ・ムーティがスカラ座で上演したオペラ一覧が、スイスの音楽ジャーナリストのサイトに載りました。感謝します。

マエストロの本にももちろん詳細な記録が載っていますが、スカラ座のサイトが以前は掲載していた上演記録を消去してしまったので、こうやって、簡略化された形とはいえ、ウェッブで見られるのは楽しいです。

LE OPERE DIRETTE DAL MAESTRO RICCARDO MUTI AL TEATRO ALLA SCALA DI MILANO

http://www.muti.ch/muti/attualita-opere-Muti-Scala.html

Riccardo Muti alla Scala 
Rizzoli、2001

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l'Orchestra Giovanile Italiana とのプロジェクト

マエストロ・ムーティとl'Orchestra Giovanile Italiana、ケルビーニ管のプロジェクトProgetto Speciale Cherubini-OGI のことが、l'Orchestra Giovanile Italianaの新シーズン概要に少し載っていました。
以前にもお知らせしましたが、来年のラベンナ音楽祭で、両オーケストラをマエストロが指揮するようです。
l'Orchestra Giovanile Italianaのサイトのポップアップニュースにも載っていました。

http://www.scuolamusica.fiesole.fi.it/

2006年7月31日 Amadeus Online News
Orchestra Giovanile Italiana - 1° Progetto Speciale Mezzogiorno

L'ATTIVITA' 2006/2007
I DIRETTORI
Numerose le novità. Riccardo Muti - che torna dopo tanti anni - sarà alla guida del Progetto Speciale Cherubini-OGI che raccoglie i giovani talenti delle due realtà formative. I dettagli del programma, che avrà l'onore di essere ospite del Ravenna Festival, è attualmente in via di definizione.

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lunedì 7 agosto 2006

昨年のウィーン・フィル来日公演の放送

14日にNHK-FMで、マエストロ・ムーティによる昨年のウィーン・フィル来日公演が放送されます。

2006年8月14日19時30分 NHK-FM

- リッカルド・ムーティ指揮
         ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 -

「“ロザムンデ”序曲」           シューベルト作曲
                      (10分36秒)
「交響曲 第35番 ニ長調 K.385“ハフナー”」
                      モーツァルト作曲
                      (22分06秒)
「スペイン狂詩曲」               ラヴェル作曲
                      (16分54秒)
「バレエ組曲“三角帽子”第2部」        ファリャ作曲
                      (12分50秒)
「歌劇“運命の力”序曲」           ヴェルディ作曲
                       (7分15秒)

        (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                (指揮)リッカルド・ムーティ
  ~東京・サントリーホールで収録~
                  <2005/10/11>


http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2006-08-14&ch=07&eid=4635

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domenica 6 agosto 2006

モーツァルトと神への畏敬

7月29日のイタリアの新聞に載った、マエストロ・ムーティのインタビューを紹介します。

音楽家は天上への憧れ、神への畏敬を常に心に抱き、最後には天、無限性の世界、超越性の世界へ戻っていくのだろうか、と思って、心がしん、と静まり返ってしまったインタビューでした。

わたしの中では、1981年来日公演ではじめてその姿に間近に接したときの、アポロンのような、それでいて繊細な感じの青年(といっても、39歳だったのですが)の姿が、強烈な印象とともに残っています。でも、音楽家として、若い世代へ苦言を呈するまでの人になったのだなあ、と本当に感慨深いです。

2006年7月29日 Avvenire 紙
INTERVISTA AL MAESTRO
Muti: «Ora sono libero di vivere la musica»

受け取れうる限りの最も素晴らしい誕生日の贈り物は、ザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルを率いて《魔笛》を指揮すること。リッカルド・ムーティは昨日、65歳に達し、今夜、モーツァルトの最高傑作のためにオーストリアの指揮台に立つ。ザルツブルクではムーティは身内同然だ。「1971年に《ドン・パスクァーレ》を指揮してから36年間、ここに戻ってきています。」こう語るマエストロは、2008年にはヴェルディの《オテロ》に取り組む。それは最後に指揮したのがカラヤンである傑作だ。「モーツァルトをやると我が家にいるかのように感じます。でも、ヴェルディなら、ホームグランドです。」このようにマエストロは言い、8月6日にはウィーンのホーフムジークカペレの指揮台に登り、フェッラゴストの祝祭期間に渡って3回ウィーン・フィルを指揮し、モーツァルトの音楽とFabio Vacchiの新しい作品Giusta armoniaを演奏する。

マエストロ・ムーティ、今年ザルツブルク音楽祭で指揮する唯一のイタリア人指揮者であることにはどんな効果がありますか。
「もちろん、非常に喜ばしいことです。けれども、私だけがイタリアを代表しているという事実は、我々の祖国がどのように見られているかについて、長くこう語られていることを意味します。我々イタリア人は自分達のとりでの中に閉じこもって、自分たちがどれほど素晴らしいかを語りあっていますが、そうこうしているうちに、世界は我々なしで進んでいっているのです。幸いなことに、冒険精神に満ちた、意欲的な隠れた大きな動きや、このように文化を存続させようとするイタリアのあらゆる独創性が、制度の埒外にも存在しています。」

あなたは、スカラ座を去る前、昨年までは組織の中で生きていました。
「私は常に戦っていました。事態を変えられたら、と考えていたからです。進まない様子を見ながら、政治の主義主張にこだわることなく、すべての文化相を批判しながら、いつも自分の意見を聞かせていました。」

あなたにとって犠牲を伴う選択でしたか。
「私の生き方と首尾一貫した態度です。政治的な強権側やロビーイスト、サロンに参加したことは一度もありません。私はいつも全く独立した気概を持ってきました。それは、時として、頑固さや傲慢さだと思い違いされました。また、常に自由を持ち続けてきました。毎日そのことで、この世界に住んでいる小文字で始まる多くのsignoreに対してではなく、Signore神に感謝の言葉を述べさせてもらっています。」

現在多くの歌劇場があなたに音楽監督を、と申し出ていますが、あなたは感謝しながらも断っています。
「27歳のときにフィレンツェ五月音楽祭の音楽監督になりました。その後、同じ職を、ロンドン、フィラデルフィア、ミラノで再び引き受けてきました。常に深い情熱と熱心さで仕事をしましたし、プロとしての関係を超越してきました。真の音楽監督とは、必要とあれば、厳しく、愛情をもって接する父のようなものだと考えていたからです。今私は、音楽の喜びを味わうために音楽を演奏する、最高の喜びを楽しんでいます。」

あなたを招聘しているところへ行くことについては...
「確かに、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場から招かれたばかりです。2009年にメトではじめて指揮する予定です。ヴェルディ《アッティラ》を選びました。ニューヨークのその歌劇場では一度も上演されたことのない作品です。」

もしも音楽家になっていなかったら、リッカルド・ムーティはどんなふうになっていたと思いますか。
「私は5人兄弟です。医者、大学で経済を修めた者、二人の双子は技師です。父は私には法律を修めることを考えていましたが、ナポリでいわれている「勝ち目のない訴訟のために弁護すること」はやめたのです。子供のころは、宇宙旅行について語られ、遠い世界への探究者として将来を夢見ていました。そして、求めてもいなかった偶然の一致が続き、私の人生はここ、音楽に到達したのです。」

今、あなたにとってこの芸術活動はどういう意味がありますか。
「歳月を経るにつれて、芸術家である私たちが属している無限性というものをめぐる切迫感、私たち芸術家がそれをめざして旅している無限性をめぐる切迫感が、ますます頻繁に感じられるようになっています。私の日々は、ゆっくりと黄昏色を帯びてきています。偉大な作品についての私の解釈には必然的にあこがれの気持ちがあり、それを私は賞味していますし、音楽は、超越性をめざす私の旅に同行する船のようになっています。激しい軽蔑感をもって無神論を宣言するような指揮者たちが理解できません。神は存在しないと断言しながら、どうやってモーツァルトの《レクイエム》を指揮するというのでしょうか。」

モーツァルトの登場人物で最も近いと感じるのは誰ですか。
「特にこれが、といったものはありません。モーツァルトはそのすべての登場人物を通じて、人間の状況を語っています。道徳家を演じているのではなく、日々の、平凡でさえある状況を語りながら人生を描写し、我々を天上へ連れていくのです。」

最も緊密感を覚える作品のタイトルは?
「《コシ・ファン・トゥッテ》です。ヴェルディの《ファルスタッフ》のように、ある隠喩をみごとに要約しています。劇場は人生のようであり、人生は劇場のようである、というメタファーです。」

あなたの立場にある若い世代に望むとしたら、どんなことですか。
「音楽に鍛錬と厳格さが戻ることがあれば好ましく思います。今日では無視されている二つの言葉です。オペラがだめになっています。若い指揮者たちがほとんど勉強しないからです。とりわけ、舞台のほこりの中で呼吸していません。演出家によるリハーサルに通った、過ぎ去った時間を思い出します。ピアノを弾きながら歌手達とどれほどの時間を過ごしたかも思い出します。今日では事実上、失われてしまった実践です。すべてを早く、という規則が支配しているからです。50歳になるまでは指揮者が取り組むべきではないようなタイトルの作品を、若い指揮者たちが指揮しているのを見かけます。」

悲観的になりすぎてはいないのですか。
「でも、大きな歌劇場の状況はこんなふうです。けれども、音楽を愛する人生を送りながら仕事をしている市民達を信頼しています。合唱団、楽団といった組織は大きな財産だと思っています。そこでの経験はテレビを通ることはありませんし、政治たちの関心をひくことはありませんが、音楽の将来に対する希望を象徴しているといっていいでしょう。」

モーツァルトの記念年を世界中が祝福している様子については満足していますか。
「当初は、私の願いはヴェルディ記念年についてのものと同じように表明されました。モーツァルトのような音楽家が、2006年の我々に対して何が言えるのかを理解する機会となりうるように、という願いです。けれども、ヴェルディのときに起きたように、状況は質の面ではなく、量の面で準備されています。来年は、すべての人がモーツァルトをこれまでのようなしかたで演奏することに戻り、記念年が遠い思い出になるだけではないかと恐れています。」

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sabato 5 agosto 2006

ケルビーニ管のプロフィール

トスカニーニ財団のサイトの中にケルビーニ管のページができていますが、わたしのパソコンでは写真がずっと観られませんでした。
さきほどアクセスしたら、マエストロ・ムーティ指揮の写真が観られました。

同管のホームページが早くできないかなと楽しみです。

ORCHESTRA GIOVANILE “LUIGI CHERUBINI”

http://www.fondazione-toscanini.it/Bio%20Cherubini.htm

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プラートのオーケストラ

プラートのオーケストラ、CAMERATA STRUMENTALE CITTA’ DI PRATOの新シーズンが、発表になっていました。

マエストロ・ムーティは既報のとおり、9月23日にシューベルト未完成交響曲のレクチャーコンサートを開きます。

CONCERTO STRAORDINARIO
Sabato 23 settembre 2006
direttore: RICCARDO MUTI
Lezione Concerto
Schubert: Sinfonia n.7 in si minore D.759 "Incompiuta"
TEATRO POLITEAMA PRATESE 

http://www.cameratastrumentale.it/Stagione.htm

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venerdì 4 agosto 2006

イタリアの地方菓子

イタリアの小説や随筆を読んでいると、読み方もよくわからなければ、どんなふうなものなのかもよくわからない菓子に、たくさんぶつかります。
そんなときに、もしかして、と探してみるのがこの本です。
ちょうど今日の朝日新聞朝刊にも、サラーメ・ディ・チョッコラートが載っていました。

マエストロ・ムーティもカルテッラーテを食べるのでしょうか。

イタリアの地方菓子
須山雄子
料理王国社
2005年3月 1600円

2006年8月4日朝日新聞朝刊
逸品ものがたり

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今年の《魔笛》演出へのクールな反応

マエストロ・ムーティが指揮するザルツブルク音楽祭の《魔笛》の上演については、Audiの演出に好意的でない評をドイツ語圏で見かけていますが、今日、英語圏のものでも皮肉っぽいコメントを読みました。

Audiの1995年のアムステルダム版の焼き直しであり、古臭いし浅薄(聴衆の中にもそれに気づいている人たちがいる)、去年のヴィックの演出はどこかの劇場が救い出してくれるだろうと、保守的な聴衆に対して辛辣です。今年の上演のために資金を出したスポンサーは、むしろ、祝祭大劇場の冷房にその金を投じるほうがよかった、とまで皮肉られています。
なお、この記事にあるように、そして、既にいくつか紹介したように、マエストロは去年のプロダクションにも、今年のプロダクションにも、好意的で、ヴィックの演出への明確な批判はしていません。

2006年8月4日 Bloomberg.com
Salzburg Festival Sparks Queries Over Sponsors' Investment

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ランカトーレのインタビュー

ランカトーレが先日来日して非公開のリサイタルを開いたことを、行かれた方たちのブログで読みました。
彼女へのインタビューがasahi.comに載っています。とてもチャーミングな彼女の、チアフルな様子がうかがえる非常に楽しいインタビューです。

マエストロ・ムーティが指揮した2004年のスカラ座再開公演、サリエーリ《見出されたエウローパ》でSemeleを歌いましたが、そのときのオーディションについて、少しだけ触れていました。

Semeleはこのオペラで1時間も歌っているそうですが、それよりもオーディションのほうが苦しい試練だったとのこと。
楽譜をはじめて見たときには、オペラというよりも悪夢のようで、不可能な技術が求められていたそうです。けれども、見事にやってのけ、オーディションに合格。感銘をうけたマエストロ・ムーティがステージにやってきて、誰に教わったのか、師は誰かとたずねたので、母です、と誇らしげに、嬉しく答えたとのこと。

来年、1月と4月に来日するのが楽しみです。

2006年8月4日 asahi.com
In Sight/Music & Arts: Diva has dreams for coloratura

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Schwarzkopf亡くなる

Schwarzkopfが昨日、木曜日の夜(未明)、91歳(90歳という報道も)で亡くなったそうです。

マエストロ・ムーティとは、フィルハーモニア管のことでもつながりのあった歌手でした。

わたしは、マエストロにいつかウィーン・フィルと《ばらの騎士》を上演してほしいと心から願ってきましたが、そのときには是非客席にいてほしいと思っていた人でした。

ご冥福をお祈りします。

2006年8月3日 ORF
Elisabeth Schwarzkopf (91) ist tot
Eine Sopranistin mit unverkennbarem Timbre

2006年8月3日 ANSA
Musica: morta Elizabeth Schwarzkopf
Definita da von Karajan 'migliore cantante d'Europa'

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René Pape のインタビュー

今日のオーストリアの新聞に、ザラストロを歌うRené Papeのインタビューが載っています。
27歳でザラストロを歌って以来、何度歌っているのかわからない、と本人が語るくらい、多く歌ってきている役です。
昨年のVickの演出はそんなに悪くなかった、とも語っています。これはKühmeier も同じような答えでした。
彼によれば、マエストロ・ムーティとの仕事はリラックスした陽気なものだそうです。
全般にちょっと皮肉っぽい、ドライな感じのするインタビューでした。

なお、4日、今日の上演は、ザルツブルク音楽祭で《魔笛》が上演されるのが200回目にあたる、記念的なものです。

このインタビューをはじめ、《魔笛》の記事の紹介がたまってしまっています。週末にできたら、と思います。

2006年8月4日 Nachrichten 紙
Abonnement auf Sarastro

2006年8月3日 Wiener Zeitung 紙
Populärstes Werk Mozarts im TV
"Die Zauberflöte" von den Salzburger Festspielen

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giovedì 3 agosto 2006

ウィーン・フィル来日50年の歴史

今年のウィーン・フィル来日公演におけるヘルスベルク楽団長講演のテーマは、『ウィーン・フィル来日50年の歴史』だそうです。1956年初来日から50年を迎えるということで、講演の内容が楽しみです。

楽団長はマエストロ・ムーティをテーマにしたテレビ番組『リッカルド・ムーティの肖像』にも登場して、マエストロとウィーン・フィルの関係について語っています。はじめて登場したときから、若い指揮者とは恋におちた、とその友情と愛情に満ちた間柄に関してコメントしていました。
11月の講演でも、何か聞けるかもしれません。

2006年11月10日19時サントリーホール
「ウィーン・フィル来日50年の歴史」
クレメンス・ヘルスベルク楽団長講演会

http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/perform/list0611.html#P10M1

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mercoledì 2 agosto 2006

フィラデルフィア管とのヴェルディ《レクイエム》

マエストロ・ムーティとフィラデルフィア管によるヴェルディ《レクイエム》(1980年4月14日)のLPを入手しました。
同一シリーズの、他の日のプライベート録音のテープは持っていますが、LPではメゾソプラノがバルツァではないのが残念です。

1980年4月11日、12日フィラデルフィア
15日ニューヨーク
ヴェルディ レクイエム
Katia Ricciarelli, アグネス・バルツァ, Veriano Luchetti, Simon Estes
フィラデルフィア管
メンデルスゾーン・クラブ・オブ・フィラデルフィア

1980年4月14日the Basilica of Sts. Peter and Paul, Philadelphia
ヴェルディ レクイエム
Katia Ricciarelli, Florence Quivar, Veriano Luchetti, Simon Estes
フィラデルフィア管
メンデルスゾーン・クラブ・オブ・フィラデルフィア

WFLN/Philadelphia Orchestra Marathon V

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誕生日インタビュー

マエストロ・ムーティの誕生日インタビューは、今年はAvvenire紙ぐらいしか、見つけられていません。
とりたてて、新しいことは話していないようですが、追って紹介します。

2006年7月29日 Avvenire 紙
Muti: «Ora sono libero di vivere la musica»

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重なるお祝い

今日のオーストリアの新聞がザルツブルク音楽祭次期総裁Flimmの談話を載せていました。

今年のザルツブルク音楽祭は、特にマエストロにとってはお祝いムードに満ちたものになっています。
《魔笛》のプレミエ、ウィーン・フィル、ホーフムジークカペレとの4回のコンサート、マエストロの65歳の誕生日、カラヤンに招かれて1971年の《ドン・パスクァーレ》を指揮して同音楽祭デビューを飾ってから35年。

Flimmも特にマエストロ・ムーティのことについて触れています。
夏の音楽祭、聖霊降臨祭音楽祭も含めて、2011年まで、マエストロとの緊密な関係、卓越した演奏計画が予定されているとのこと。
2008年の《オテロ》は既報ですが、聖霊降臨祭も含めてどんな内容なのか、2011年まで楽しみです。

2006年8月2日 Nachrichten
Im Konzept rot angestrichen
Jürgen Flimm, ab 1. Oktober neuer Intendant der Salzburger Festspiele, verrät im OÖN-Gespräch einige seiner Zukunftspläne.

(昨日はニュースが読めなかったので、今夜、昨日の分も一緒に紹介できれば、と思います。)

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martedì 1 agosto 2006

東京のオペラの森公演の歌手達

4月のヴェルディ《レクイエム》に出演した歌手たち(サッバティーニを除く)の、ホテルのロビーでの写真が、フリットリのサイトにありました。

マエストロ・ムーティの《レクイエム》公演にはテレビカメラが入っていましたが、東京MXテレビのニュース用だったのでしょうか。その場で確かめておけばよかったと後悔しています。
同音楽祭の《オテロ》は9月30日放映です。

http://www.frittolibarbara.com/cms/index.asp?cmd=OUTSTAGE

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