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124 post da luglio 2006

lunedì 31 luglio 2006

Jan Mojto の壮大な計画

マエストロ・ムーティの《魔笛》をはじめ、今年のザルツブルク音楽祭で上演される22のモーツァルトのオペラは、すべて、10月にDVDとして発売される予定です。

その事業に関わるJan Mojto は、ユニテルを傘下に収める(CEO)など、クラシックのメディアでは大きな存在です。
今日のDie Welt紙が、ザルツブルク音楽祭の上記DVD販売について報じていますが、その記事で、Jan Mojto の壮大な計画が語られていました。
イタリアのオペラ・ハウスと、2013年のヴェルディ生誕200年までに、ヴェルディの全オペラをDVD化する計画をたてているのだそうです。たとえば、すでにRAIとスカラ座は、クライバーの《オテロ》のDVD化権を彼に譲渡したとのこと。

記事にはありませんが、マエストロとスカラ座のオペラ映像も、この計画に含まれていると嬉しいです。

2006年7月31日 Die Welt紙
Musikgeschäft Als die Oper wieder fernsehtauglich wurde

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《魔笛》の舞台写真

ザルツブルクのニュース・サイトに、マエストロ・ムーティの《魔笛》の舞台写真が12枚載っています。

http://www.salzburg.com/freizeit/237_1214.htm

im Bild, Kultur   30. Jul 2006
"Zauberfloete"

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domenica 30 luglio 2006

VIPがひきもきらず訪れた楽屋

29日のザルツブルク音楽祭《魔笛》の公演では、マエストロ・ムーティへの拍手喝采がとりわけ大きかったことを、イタリアのメディアは、当然のことながら、報じています。

当日のマエストロの楽屋は、最後には多くのVIPたちが訪れる聖堂のようになってしまった、と書いている記事がありました。65歳の誕生日を祝ったばかりのマエストロは最高に素晴らしい様子で、(公演の成功に)祝福の言葉を述べる人たちに、自分の義務を果たしただけです、と繰り返し答えていたそうです。

わたしも、マエストロに心からおめでとうを言います!

Mi congratulo di cuore per il suo grandissimo succeso !

2006年7月30日 Il Messaggero 紙
Il "Flauto magico" di Muti incanta Salisburgo

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色彩豊かな舞台の《魔笛》

独仏墺伊の各通信社の《魔笛》報道が揃いました。
どれも、聴衆が非常に好意的に受けとめた舞台であることを報じていますが、演出に関する、前三者と伊との微妙な温度差をとても興味深く思います。
英語圏のものも、すぐに出てくるでしょう。

独墺仏のメディアは、色彩豊かな、驚きに満ちたメルヘンではあるけれども、ある意味、装飾的、ショー的で、物語の解読、謎解き面での足りなさを感じているようです。DPAは、アーノンクールによる《フィガロの結婚》組に見られる含蓄の深さとは、対極的な解釈をもった音楽であり演出、とストレートに書いています。
伊のメディアは、色彩豊かで、メルヘンチックなおとぎ話の面に目を向けています。

マエストロが言うように、子供も大人も楽しめる、幻想に満ちた《魔笛》の舞台ならば、それもいいのでは、と思います。映像が早く観たいです。

2006年7月30日 DPA
Poetisch-bunte «Zauberflöte« im Mozartjahr versöhnt
Salzburg Salzburg (dpa) - Eine opulent bunte Zauberwelt, Trolle mit langen Bärten, eine Feuer speiende Schlange: Als fantastisches Märchen erzählen Pierre

2006年7月30日 AFP
A Salzbourg, une "Flûte enchantée" à grand spectacle mais décorative

2006年7月30日 APA
Salzburger "Zauberflöte" feierte Premiere

2006年7月30日 ANSA
Salisburgo: un grande Flauto magico
Muti e Wiener da sogno, cantanti, regia e scene straordinari

2006年7月30日 Il Giornale 紙
Il flauto magico: una favola allegra diretta da Muti

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《魔笛》への拍手喝采

29日に初日を迎えたザルツブルク音楽祭でのマエストロ・ムーティ指揮の《魔笛》が、喝采を浴びたことが報じられていました。
Corsera紙によれば、イタリアのメディアのいつも書き方で、「10分間の拍手喝采」でした。
客席には、ネトレプコもいたとのこと。
演出家Audiはこの舞台を、美術を担当し、5月に亡くなったカレル・アペルに捧げたそうです。

おめでとうございます、マエストロ!

日本での放映と10月のDVD発売とでは、どちらが先でしょうか。

2006年7月30日 Corriere della Sera 紙
Ieri al Festival di Salisburgo l’atteso debutto del «Flauto magico»
La fiaba pop di Mozart entusiasma Applausi (10 minuti) per Muti e cast

なお、開幕直後の様子の速報はANSA通信が報じています。

2006年7月29日20時47分 ANSA 
FESTIVAL SALISBURGO: COLORI, FUOCHI E APPLAUSI AL FLAUTO MAGICO

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sabato 29 luglio 2006

驚きがいっぱいの《魔笛》

今日のレプッブリカ紙に載ったマエストロ・ムーティの短いインタビューを紹介します。

同記事によれば、26日のゲネプロは大成功のうちに終わったようです。
Damrauの夜の女王は出演者たちの中でも群を抜いていたそうですが、全員がそろって熱い拍手喝采を浴び、舞台は勝利を収めたとのこと。
満員の平土間の聴衆の中には小中学校の児童生徒の一群もいて、彼らはかつてないほど大いにこの上演を喜んでいたそうで、終演後はそれぞれがマエストロ・ムーティのためのバラの花を手にして、マエストロの楽屋の前に現われ、どれほどこの上演を喜んだかがよくわかる光景だったそうです。
とてもほほえましい風景だったことでしょう!

マエストロのインタビューからは、今年のザルツブルク音楽祭のアペルによる《魔笛》の舞台美術と、Audiの演出に満足している様子がよくわかります。
また、オテロを歌う歌手も楽しみです。

今日の公演がどうか成功しますように。

ザルツブルク音楽祭のサイトにある《魔笛》の舞台写真については紹介済みですが、次のとおりです。

http://www.salzburgfestival.at/fotoservice.php?lang=1#top

2006年7月29日 la Repubblica 紙
Mozart, una fiaba di follie pop
Muti: Fantasia e leggerezza per un Flauto che stupirà

「シュールレアリズムをキーにして《魔笛》を読み直し、色彩が非常に活き活きとあふれかえっているこの舞台が、大好きです。幻想的で軽妙な雰囲気が発散されていますが、それは音楽にとっても大切なことに思えます。その上、伝統にとらわれることなくテキストが尊重された《魔笛》になっています。驚きにあふれている楽しみが連続して舞台を支配しているけれども、オペラから深刻で荘厳な瞬間が奪われることはないし、深い含蓄の妨げになることも決してありません。」これはムーティにとって三度目の《魔笛》だ。「スカラ座でデ・シモーネによる舞台を二度再演し、その後、昨年夏、ここザルツブルクでグラハム・ヴィックの演出でやり、それは政治的社会的メッセージが充満したもので、それ自体は、おそらく興味深いものでしたが、モーツァルトの音楽に常によりそっているとはいえないものでした。」この新しいザルツブルク音楽祭版《魔笛》では、ムーティは演出家Pierre Audiと非常にうまく仕事ができたので、「ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で2009年に指揮するヴェルディ《アッティラ》を、彼に任せることに決めました。」2007年にはマエストロはウィーンで《コシ・ファン・トゥッテ》を再上演する予定だ。「舞台はかつてやったデ・シモーネのもので、ウィーン国立歌劇場と日本へも持っていくつもりです。」夏のザルツブルク音楽祭に関しては、ムーティは2008年に《オテロ》を上演する予定だ。「まだ構想の段階で、出演者からはじめています。オテロのキャラクターを築きあげる新しい才能を探したいと思っています。」

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オリーブオイル

マエストロ・ムーティが何度も推奨する、若さの秘訣、オリーブオイルを扱った本や記事は、有元葉子さんのものが著名ですし、本、雑誌とも収集しています。
別の作者による去年の出版で、プーリアではなくウンブリアの生活を扱ったものですけれども、オリーブオイルの苦手なわたしでも食べたくなる料理が載っている本があります。

オリーブオイルのおしいしい生活
ウンブリア田舎便り

朝田今日子
文春文庫
2005年12月10日 620円

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日本で《コシ・ファン・トゥッテ》

今日のレプッブリカ紙がザルツブルクでのマエストロ・ムーティのインタビューを載せていました。
詳細は追って紹介します。

興味深かったのが、今後のオペラの上演予定。ウィーンでの《コシ・ファン・トゥッテ》は、実現するとすれば、2007-2008のシーズンでしょう。楽しみです。

2007年にはウィーン国立歌劇場で《コシ・ファン・トゥッテ》を上演し(デ・シーモネ演出の再演)、それは日本公演にも持っていくとのこと。
また、メトロポリタン歌劇場で2009年にヴェルディ《アッティラ》を上演しますが、ザルツブルク音楽祭での《魔笛》で演出家Audiとうまく行ったので、《アッティラ》も彼に任せると決めたとのこと。

2006年7月29日 la Repubblica 紙
Mozart, una fiaba di follie pop
Muti: "Fantasia e leggerezza per un Flauto che stupirà"

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今年も自由を享受

7月28日に65歳の誕生日を迎えたマエストロ・ムーティの主な記事としては、DPAがこれまでの歩みを、マエストロの言葉を引用しながら簡単に振り返っていました。

2006年7月27日 DPA (Sued Tirol)
Triumph und Ärger mit der „Scala“ - Riccardo Muti wird 65

イタリアのメディアとしては、昨日、Corsera紙が、マエストロをいつもきちんと追いかけている記者による署名記事を載せていました。ザルツブルクでインタビューをとったようです。
自由を謳歌し、ただただ音楽を演奏する喜びのために演奏するマエストロも好きですが、今春の東京のオペラの森公演のように、新しい出会いとタイトな条件の中で、いっそう緊張感あふれるスリリングな演奏をするマエストロも見てみたい、と思っています。

ザルツブルク音楽祭《魔笛》のゲネプロでは、おおむね好意的な反応だったようで、初日の今日がどのようになるのか、とても楽しみです。
ザルツブルクの今日の新聞が《魔笛》関連の記事を多く載せていますので、後で紹介します。

Corsera 紙の記事から、マエストロのコメント部分だけ、紹介します。

2006年7月28日 Corriere della Sera 紙
Muti: nel mio futuro c’è New York
PROVOCAZIONI
LIBERTA’
A Salisburgo con «Il flauto magico», nel 2009 debutto al Met

「《魔笛》のこの新しい舞台装置はオランダ人画家・彫刻家カレル・アペルにより創造されています。想像と文化的なものに満ち溢れ、伝統的とはいえませんが、挑発的なところもありません。何も知らない子供のためにも、無垢なものを失ってしまって、そのことをいつも『考えている』大人のためにも、喜びと驚きを本当に創出したいと望んでいるような舞台です。」

「ヴィックの舞台は非常に興味深い解釈で、政治と社会への問いかけと考察に満ちていました。カレル・アペルはこの5月に85歳で亡くなっていますが、彼の舞台はPierre Audiの演出とあいまって、セリフや音楽から引き起こされる問題性と一緒にとはいえ、この劇が元々めざしていた方向に向かっています。けれども、そこには強引さはなく、自然な感じで、皮肉めいた雰囲気もあり、もちろん、モーツァルトとシカネーダーが求めていた超越感もあります。これはメランコリーなところのたっぷりあるオペラでもあります。また、人生の落胆、死にまつわる漠然とした感じにもどっぷりひたったオペラです。私の演奏は昨年のものとかけ離れたものではありません。けれども、軽やかさ、活き活きとした感じ、そして様々な色どりに取り囲まれています。」

(ゲネプロの後の楽屋にメトロポリタン歌劇場総裁のPeter Gelbもいて、お祝いの言葉をかけていたそうです。)
「2009年にはじめてメトロポリタン歌劇場で指揮します。ヴェルディ《アッティラ》を選びました。この劇場で一度も上演されたことのない作品です。」

(ザルツブルク音楽祭次期総裁Jurgen Flimmは、2008年の《オテロ》上演にマエストロを招いています)
「今、新しいヴェネチアのムーア人を探しているところです。《ファルスタッフ》に若いAmbrogio Maestriを見出したように、新しい才能を発見したいと思っています。」

(最近にぎやかに取り沙汰されている新たな任務のことについては、考えていないと語っています)
「自分が大切にし、個人的に問題もないオーケストラたちと音楽を演奏する自由を、心から、大いに楽しんでいます。」

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65歳の誕生日を迎えて

OE1・ORFのサイトで、数分ですが、マエストロ・ムーティのインタビューが聞けます。
65歳の誕生日を迎えてのもので、お元気そうな様子がうかがえてとても嬉しいです。

ザルツブルクに来たのは1971年で30歳のとき、今は65歳だから長い長い間関わってきたことになる、しかも、その大部分をモーツァルトに捧げてきた。モーツァルトにおいては、その全作品を知ることが問題であるだけでなく、ひとつの作品を理解することでさえも問題。モーツァルトを深く研究すればするほど、その真理はとてもシンプルなもので、だから、かえってそれはむつかしい、でも、あらゆる人間にとって、モーツァルトは必要なものだ。自分は南イタリア出身で、オリーブに囲まれて育った、オリーブ油は非常にからだにいい(と笑っていました)。

どうかいつまでもお元気で。

2006年7月28日11時59分 OE1・ORF
Bühne
Riccardo Muti 65

http://oe1.orf.at/inforadio/66595.html?filter=5

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マエストロをサン・カルロ歌劇場に

ナポリのサン・カルロ歌劇場の新シーズンが発表になりました。

来シーズンの同歌劇場の経営状況はよいものとはいえず、新しい理事が就任すれば、その方針にあうような総裁、音楽監督の選任へ進んでいくのは必然だろう、としている記事がありました。
そのような中、ナポリ市議会におけるフォルツァ・イタリアのリーダー Salvatore Varrialeが、一昨日ある提案をしたことが報じられていました。マエストロ・ムーティにサン・カルロ歌劇場を率いてもらおうという提案です。
「彼はナポリ出身だし、必ずや、サン・カルロ歌劇場に再び威光をもたらすことができるでしょう。彼なら、文化について深い注意を喚起しようとする意志を表明するでしょうし、かつての素晴らしい歴史をこの劇場に再び思い出させようという意図も示してくれることでしょう。」

2006年7月28日 il Mattino 紙
IL CDA DEL TEATRO
Al San Carlo apertura con «Falstaff»

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venerdì 28 luglio 2006

ザルツブルク音楽祭《魔笛》の様子

ORFのニュースで《魔笛》の模様が流れたようで、Audiとマエストロ・ムーティの短いインタビュー、演奏の一部が3分ほど、WEB上で聴けます。

マエストロが言うところの、モーツァルトはこのオペラで我々人間の様々な問題や欠点について語っているけれども、それは、決して道徳主義者ぶって、我々を糾そうとしているわけではない、というモーツァルト観は、いつもとても興味深く思います。

2006年7月28日12時 OE1・ORF
Bühne
Neue "Zauberflöte" in Salzburg

http://oe1.orf.at/inforadio/66579.html?filter=5

演出家Audiのインタビューがザルツブルクのニュースサイトに載っているので、追って紹介します。

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マエストロの誕生日

Tanti auguri di buon compleanno, Maestro Muti !

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giovedì 27 luglio 2006

シューマンの交響曲の放送録音

マエストロ・ムーティが指揮したシューマンの交響曲の放送録音が出るようです。

シューマン 交響曲第4番
フランス国立管
1980年3月11日 パリ
シューマン 交響曲第3番
ベルリン・フィル
1994年1月21日 ベルリン
KAPELL MEISTER
             
手元の資料によれば、上記の日の全体のプログラムは次のとおりです。
フランス国立管のものは同管デビューにあたり、NHK-FMでも放送されました。

1980年3月11日 フランス国立管
ファリャ  三角帽子 組曲第2
モーツァルト  交響曲第34番
シューマン  交響曲第4番

1994年1月21日 ベルリン・フィル
フォーレ  組曲《ペレアスとメリザンド》
ドビュッシー  海
シューマン  交響曲第3番 

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《魔笛》の舞台写真

マエストロ・ムーティが指揮する《魔笛》の写真が、ザルツブルク音楽祭のサイトに載りました。

去年のナルニア的、1970年代若者的描き方も、興味があったのですが、今年も強調の激しい舞台のようです。

http://www.salzburgfestival.at/fotoservice.php?lang=1#top

Salzburger Festspiele 2006, Fotoservice
OPER, Zauberfloete

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mercoledì 26 luglio 2006

マエストロ・ポリーニとのピアノ協奏曲

マエストロ・ムーティとマエストロ・ポリーニの、モーツァルト ピアノ協奏曲第22番の放送録音ディスクを入手しました。
収集してきた演奏記録にないので、真贋は不明。
カップリングはマエストロ・アッバードとのベートーベンの皇帝協奏曲で、こちらは演奏記録にもあります。

Esquire    MAURIZIO POLLINI ・ CLAUDIO ABBADO ・ RICCARDO MUTI interpretano
L.V.BEETHOVEN
ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
スカラ座管弦楽団
指揮 クラウディオ・アッバード
1970年5月28日ミラノ録音
W.A.MOZART
ピアノ協奏曲第22番
Orchestra dei "Pomeriggi Musicali"
指揮 リッカルド・ムーティ
1969年5月3日ミラノ録音

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写真は東京のオペラの森公演のもの

フリットリのサイトに、マエストロ・ムーティと共演したラベンナ音楽祭メクネス公演について、短いコメントが載りました。
ただ、添えられている写真は4月の東京のオペラの森公演でのもの。

メクネス公演のフリットリのドレスはプラム色のエレガントなもので、彼女の声も高貴な糸で紡がれ、ドレスと同じような格調高さをかもし出していたとのこと。
《ドン・カルロ》第二幕第十場は、光沢あるフリットリの声を信頼して彼女にまかされた、ともあります。

今、再放送のメクネス公演を聴きおえ、新しいホールの杮落としとなったスペイン公演はどれほど素晴らしかったことだろう、と想いをめぐらせました。

Barbara Frittoli,  News 25/07/2006
Meknes:Le Vie dell’Amicizia. Buon riscontro anche in tv: il concerto è stato visto da quasi un milione Sfida di Muti nel deserto

http://www.frittolibarbara.com/cms/index.asp

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ケルビーニ管パレルモ公演

FAIの7月21日付Eメールニュースで、マエストロ・ムーティとケルビーニ管のパレルモ公演が紹介されていました。
プログラムはマルトゥッチ《ノットゥルノ》、シューマン チェロ協奏曲、チャイコフスキー 交響曲第6番です。

FAI - Newsletter Istituzionale di Luglio 2006年7月21日
Già aperti i botteghini Orchestrando emozioni

http://www.fondoambiente.it/news/50_Concerti.doc_cvt.htm

RICCARDO MUTI dirige l’Orchestra Giovanile Luigi Cherubini

http://www.fondoambiente.it/eventi/Concerti/muti.doc_cvt.htm

Programma
Giuseppe Martucci “Notturno per orchestra op. 70 n.1”
Robert Schumann “Concerto in la minore per violoncello e orchestra op. 129” Violoncellista solista Johannes Moser
Petr Il’Ic Cajkovskij “Sinfonia n. 6 in si minore op. 74 - Patetica”

Venerdì 29 settembre 2006 alle 20.45
il Duomo di Monreale
accoglie Riccardo Muti per un concerto straordinario a favore del FAI – Fondo per l’Ambiente Italiano

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martedì 25 luglio 2006

TDK COREの新譜

TDK COREのサイトにも、マエストロ・ムーティのDVD新譜の発売予定が載りました。

2006/9/21発売予定
歌劇「マノン・レスコー」
歌劇「モーゼとファラオ」

http://www.core.tdk.co.jp/

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16日、17日の公演の映像

ラベンナ音楽祭のサイトで、16日、17日のマエストロ・ムーティの公演の様子が映像で観られます!ほんの数分ですが。

http://www.ravennafestival.org/video_sommario.php

Ravenna Festival, Video Festival

Ravenna-Meknès

Orchestra e Coro del Maggio Musicale Fiorentino direttore Riccardo Muti

ガナッシの素晴らしい歌唱が、《モイーズとファラオン》の日本版DVDで、もうすぐ多くの人に聴いてもらえるのが本当に嬉しいです。

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ザルツブルク音楽祭報告番組

8月11日にインターネットラジオOE1・ORFで、ザルツブルク音楽祭の様子が紹介される予定です。マエストロ・ムーティの《魔笛》もその中に入っています。1時間半の番組でいろいろ紹介されるので、ほんの一瞬のものになるかもしれません。

2006年8月11日10時5分(日本時間17時5分) OE1・ORF
Intrada - Festivalmagazin

http://oe1.orf.at/programm/20060811100500.html

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ラベンナ音楽祭メクネス公演再放送

17日に行われたマエストロ・ムーティ指揮のラベンナ音楽祭メクネス公演が、25日にRAI RADO3のインターネットラジオで再放送されます。
最後の曲《Te Deum》は悪天候のため、演奏されませんでした。

http://www.radio.rai.it/radio3/

2006年7月25日20時30分(日本時間26日3時30分) RAI RADIO3
RADIO3 SUITE - FESTIVAL DEI FESTIVAL
RAVENNA FESTIVAL
Orchestra e Coro del Maggio Musicale Fiorentino
Direttore, Riccardo Muti
soprano, Barbara Frittoli
mezzosoprano, Sonia Ganassi
basso, Ferruccio Furlanetto

Giuseppe Verdi
dall'Opera La forza del destino
- Sinfonia
- "Il santo nome di Dio Signore"......
-....."La Vergine degli Angeli"per basso, soprano, coro e orchestra

Giuseppe Verdi
dall'Opera Don Carlo
- "Nel giardin del bello" (Canzone del velo) per mezzosoprano, coro e orchestra
- "Ella giammai m'amò!..." per basso e orchestra
- "O don fatale" per mezzosoprano e orchestra
- "Tu che le vanità" per soprano e orchestra

Giuseppe Verdi
Dai Quattro pezzi sacri
- Stabat Mater, per coro e orchestra
- Te Deum, per doppio coro e orchestra

Registrato il 17 luglio 2005 a Meknes, Marocco

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ラベンナの名前をつけた広場がメクネスに

マエストロ・ムーティによるラベンナ音楽祭メクネス公演が終わった後のパーティで、両市の間で、メクネスの広場にラベンナの名前をつけようという話が出ました。

2006年7月19日 Corriere Romagna 紙
A Meknes nasce Piazza Ravenna

そのことが昨日再び報じられていました。ラベンナ市がヨーロッパ文化都市とユネスコの多民族フォーラム開催地に立候補することになり、それにあたって市長から披露されました。

2006年7月24日 ANSA
Piazza Ravenna a Meknes (Marocco)
Citta' romagnola si candida a Capitale europea della Cultura

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lunedì 24 luglio 2006

ザルツブルク音楽祭始まる

オーストリアでは既にニュースとして流れていましたが、NHKニュースまで報じていて、びっくりしました。
現地のニュースにあるように、日本とアメリカからの訪問者が激増しているそうなので、それもあってニュースになったのでしょう。

2006年7月23日 Kurier 紙
Salzburger Festspiele sind eröffnet
Die 86. Salzburger Festspiele wurden feierlich eröffnet - Ein glänzender Auftakt mit denkwürdigem Hintergrund.

2006年7月24日6時10分NHKニュース
ザルツブルク音楽祭 始まる

http://www3.nhk.or.jp/news/2006/07/24/d20060724000013.html

マエストロ・ムーティの《魔笛》のリハーサルの様子がとても気になります...。

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GERRY MULLIGAN

ジャズの巨人、バリトン・サックス奏者ジェリー・マリガンのドキュメンタリーに、マエストロ・ムーティへのインタビューも含まれている、と教えていただきました。
どうもありがとうございます。

DVD(CDとセットになったもの)を入手しましたら、また紹介します。

GERRY MULLIGAN - THE AGE OF STEAM
Hal Leonard Corporation

http://www.halleonard.com/item_detail.jsp?itemid=320473&order=0&catcode=00&refer=search&type=product&keywords=the+age+of+steam+

マエストロの情報はいつでもお待ちしています。
よろしくお願いします。

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ラベンナ音楽祭はできればぺトラへ

来年のラベンナ音楽祭はヨルダンのぺトラ遺跡へ行くかもしれない、という記事が出ていました。
これまでには、中近東へ、イランかイラクへ、という話も出ていました。

2006年7月19日 Avvenire 紙
Le note di Muti per la pace in Medio Oriente

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domenica 23 luglio 2006

ナポリはマエストロに協力

マエストロ・ムーティが、来春のザルツブルク聖霊降臨祭にナポリ社会が強い関心を持っていないことについて、残念に思っていることはここでも紹介しました。
その記事が載った翌日の新聞には、ナポリ社会の素早い反応、マエストロへの全面協力を申し出て、彼にはどんなときでも協力する旨のナポリ行政サイドの対応ぶりが載りました。

マエストロはナポリの誇り、という言葉には感動します。先日カンナバーロがW杯のトロフィーをもってナポリを訪れた折の大歓迎ぶりを、ニュースや写真で確かめ、拍手喝采しましたが、マエストロもこのように愛され、大切にされて、本当に幸せです。
ナポリを見てから死ね Vedi Npoli, e poi muori. と言いますけれども、生涯に訪れる機会があるかどうか...。
(いつになったら本当のファンになれるのだろう、と情けない気持ちです。)

2006年7月20日 Il Mattino 紙
IL CASO SALISBURGO
Dopo gli strali di Muti Napoli cerca il dialogo «Lavoriamo insieme»

市の文化部門評議員Nicola Oddati は言う。 「ムーティはナポリの名誉市民ではありません。ナポリで生まれたからです。彼はナポリの誇りです。彼のプロジェクトすべてに対して、我々は非常に大きな関心を払っています。それどころか、何かを一緒にやることが早く実現しうるよう、願っています。」
カンパーニア州知事のBassolinoもそう望んでいる。「彼が11月にケルビーニ管と訪れるのを待っています。彼にはすでに、その次の帰還も要請しています。不可解なことはすべて乗り越えて、別の名声ある発案において、彼の傍らにあるよう、我々は望んでいます。」
サン・カルロ歌劇場総裁Gioacchino Lanza Tommasiはさらに先を行っている。まさに今日、ムーティに手紙を書こうとしている。州知事の意向を受け、サン・カルロ歌劇場の裏方職人たちも一緒になってそのザルツブルクでのプロジェクトを実現させることを、彼に促すためだ。「ナポリの歴史的遺産を強調するためにムーティが着手した計画において、我々が協力できるならば、非常に興味深いことでしょう。その遺産は、サン・カルロ歌劇場が常に最高の関心をもって尊重し、世界中で見せてまわっているものです。そして、まさに、サン・カルロ歌劇場制作の、デ・シモーネによる《Socrate immaginario》というナポリ派のオペラ・ブッファでもって、今、スカラ座がイタリアの主要歌劇場との新たな共同を始めることを選択しました。」
では、ザルツブルクでのムーティのプロジェクトに、サン・カルロ歌劇場が参加することを想い描けるかもしれない、ということですか。
「そう願っています。我々はGary Bertiniを偲ぶコンサートにマエストロを招きましたが、彼の仕事が詰まっていて、その意図は無理でした。」
しかし、ムーティはすでにナポリでの予定が決まっている。異なった国と文化の間で平和のメッセージとしての音楽をもたらすために、ラベンナ音楽祭は『友情の道』コンサートをモロッコのメクネスで行ったが、そこへの短い旅が成功だった先日の晩を終え、マエストロは既にザルツブルクにいて、《魔笛》のリハーサルを行っている。11月27日には、しかし、ケルビーニ管とともにサン・カルロ歌劇場に登場し、ナポリ県200周年記念行事を閉幕させる。「我々が非常に大切にしている予定です。」県長官のDino Di Palmaは強調する。「マエストロのザルツブルクでのプロジェクトに協力することを、実現させる予定です。我々の文化に名誉を付与しうるような、そして、我々の伝統を最高の形で表現することが可能な、そういうイニシアチブも一方ではもちながら協力するということです。」

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ケルビーニ管ナポリ公演

マエストロ・ムーティとケルビーニ管は11月27日にナポリを訪れます。
Provincia di Napoliの200周年を祝う行事を閉幕させるもので、サン・カルロ歌劇場で行われるそうです。

2006年7月20日 Il Mattino 紙

IL CASO SALISBURGO
Dopo gli strali di Muti Napoli cerca il dialogo «Lavoriamo insieme»

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ナポリの無関心を残念に思う

マエストロ・ムーティは来春ザルツブルク聖霊降臨祭で、1700年代ナポリ派音楽をテーマにオペラなどを演奏します。
そのことに対するナポリ社会の無関心を残念に思うインタビューが、ラベンナ音楽祭メクネス公演に関連して、イタリアの新聞に載りました。

なお、途中、メクネス公演でのプログラムの説明の部分は省略しました。

最後にベイルートでの新たな戦火についての憂慮も語っています。

政治への関わり方はそれぞれの立場で異なります。
そんなことは政治家の問題だ、現実の国際政治は冷徹で云々、というような、よく言えば学究的な、悪く言えば他人事のように考え、一歩も二歩も現実の政治から身をひくような、無関心ともいえるニヒルな態度に比べれば、音楽家としてできることをするというマエストロの考えは、本当に真摯で、シンプル、民主主義の原点に立ち戻るかのような考えで、尊敬します。

百家争鳴、喧々諤々政治を論じるのは市民の務め、というイタリアの様子をとても興味深く思います。現実にはとてもしんどいことですが...。

2006年7月19日 Il Mattino 紙

«Porto i capolavori del Settecento a Salisburgo e le istituzioni tacciono»
J’accuse di Muti: Napoli mi ignora

「ええ、ナポリのものをザルツブルへ持って行きます。でも、ナポリでは、このことを誰も気づいていなくて、何の関心もないように見えます。」リッカルド・ムーティは漠然とした表現は使わない。第10回ラベンナ音楽祭友情の道コンサートが一区切りついた、モロッコでのことである。聖霊降臨祭でケルビーニ管と、これまで隠れていた1700年代ナポリ派音楽の傑作を再発見をするという、彼の3年間のプロジェクトに対するナポリ社会の強い関心の欠如について、残念な気持ちで語っている。最初の予定は来春、チマローザの作品で1778年以来上演されていない《カランドリーノの帰還》を舞台にかけることで、演出はRuggero Cappuccioに任されている。
「たとえIl Mattino 紙がこのニュースを詳細に報じていたとしても、誰も私に手紙をよこしませんでしたし、電話さえもなく、沈黙があるだけでした。残念です。好意的に扱われたくてやっているのではありません。ただ、食事に招かれるのはこれで最後といったように見えるのが気に入らないのです。」さらに辛辣な言葉が続く。「バーリでの宵では、市民権を授与されました。とてもいいものでした...。」
マエストロ・ムーティ、何年か前、1700年代ナポリ派音楽につながる別のプロジェクトもあり、それはCasa Ricordi とサン・カルロ歌劇場によって生まれたものですが、頓挫しました。覚えていますか。
「もちろんです。今度は、しかし、オーストリア人たちが加わっています。彼らは素早いです。」
ナポリでは音楽に関するものは無数の困難の中を進んでいます。
「それは別の論点です。私は、この国の文化問題に対する関心が欠けていることを訴えることから、身を隠したことは一度もありません。」
スカラ座にもはや存在しなくなってから、しかしながら、招聘が繰り返され、今は、ローマで求められているように見えます。ジェルメッティが去り、ローマ歌劇場の再生をあなたに託せたら、と望んでいるようです。
「新聞でそう言ったと聞かされました。けれども、誰も私には接触してきていません。」
つまり、Veltroni はあなたにたずねていなかったということですか。
「私は彼の友人ですし、彼が非常に好きです。けれども、私はカッチャーリの友人でもあります。」
できればヴェネチアでも、と望まれているということですか。そして、ナポリでは?市長のIervolinoはあなたにサン・カルロ歌劇場へと申し出なかったのですか。
「イタリア中をめぐって、ジーロ・ディタリアをするわけではありません。ナポリへは11月にケルビーニ管を率いていきます。ローマでは、そこはRomaを逆に読めば《Amor》を意味することに思い至らないようですが、アラコエリ教会で演奏します。以上です。つまり、常に、平和と文化に関わっているということです。
(略)
そういえば、(訳補足:メクネス公演で演奏するヴェルディ《運命の力》序曲の)forza力。レバノンとベイルートは『友情』の旅の最初の頃の場所ですが、そこではここ数日、新たな戦火が起きています。どのように考えていますか。
「さらに旅することが必要になるかもしれないと考えています。あの戦火は、我々が行ったイベントを裏切るものだといえるかもしれません。けれども、そのイベントが無駄だとは思いません。政治的役割を尊重するつもりはありません。そうではなく、今の世界にはいろいろな差異を緩和する必要があると思っています。いつも願いがあります。そのメッセージとはひとつになることです。そして、音楽がそれをかなえられるのではないかと思っています。」

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2004年ウィーン芸術週間の演奏

既に紹介済みですが、今日はマエストロ・ムーティの65歳の誕生日を前に、OE1・ORFで2004年ウィーン芸術週間の演奏が放送されます。

マエストロへのお祝いにふさわしく、イタリアで統一したプログラムです。
ヴェルディ《運命の力》序曲、同《シチリア島の夕べの祈り》からバレエ音楽、ブゾーニ《トゥーランドット》組曲、レスピーギ《ローマの祭》、マルトゥッチ《ノットゥルノ》(アンコール曲だと思います)で、2004年6月20日ムジークフェラインでの録音。

http://oe1.orf.at/programm/20060723110300.html

2006年7月23日11時3分(日本時間18時3分) OE1・ORF
Matinee
Komponist/Komponistin: GUISEPPE VERDI/1813-1901
Titel: Ouvertüre zur Oper "La forza del destino"
Orchester: Wiener Philharmoniker
Leitung: Riccardo Muti
Label: Kalmus
Länge: 07:00 min

Komponist/Komponistin: GIUSEPPE VERDI/1813-1901
Titel: Le quattro stagioni, Ballettmusik aus dem 3.Akt der Oper "I Vespri Sicliani"
Orchester: Wiener Philharmoniker
Leitung: Riccardo Muti
Label: Kalmus
Länge: 29:15 min

Komponist/Komponistin: FERRUCCIO BUSONI/1855-1924
Titel: Vier Sätze aus der Symphonischen Suite "Turandot" op.41
* 1. Die Hinrichtung, das Stadttor, der Abschied
* 2. Truffaldino (Introduzione e marcia grotesca)
* 3. Nächtlicher Walzer
* 4. In modo di marcia funebre e Finale alla turca
Orchester: Wiener Philharmoniker
Leitung: Riccardo Muti
Label: Kalmus/Breitkopf/Pero/LEIH.um 40% re
Länge: 16:15 min

Komponist/Komponistin: OTTORINO RESPIGHI/1879-1936
Titel: Feste Romane, Symphonische Dichtung
* 1. Circenses
* 2. Il Giubileo
* 3. L'Ottobrata
* 4. La Befana
Orchester: Wiener Philharmoniker
Leitung: Riccardo Muti
Label: Ricordi, UE Materi
Länge: 24:35 min

Komponist/Komponistin: GIUSEPPE MARTUCCI/1856-1909
Titel: Notturno op.70 Nr.1
Orchester: Wiener Philharmoniker
Leitung: Riccardo Muti
Label: Ricordi
Länge: 07:15 min

(Aufgenommen am 20. Juni 2004 im Großen Musikvereinssaal in Wien im Rahmen der "Wiener Festwochen 2004")

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sabato 22 luglio 2006

《魔笛》にSFX

今年のザルツブルク音楽祭でマエストロ・ムーティが指揮する《魔笛》で、SFX技術が使われるようです。
タミーノの火と水の試練で使われるそうです。
両者を同時に見せるもので、水ですぐには火を消せないということのために、4ヶ月がかりでこのやっかいな仕事に取り組み、特別な技術を開発したとのこと。技術チーフのClaus Kretschmerは、必ずうまく行く、と請け負っているそうです。
どのようなものなのか、楽しみです。

ORF NEWS
Herausforderung für Techniker

Spezialeffekte bei der "Zauberflöte"

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8月15日の公演のインターネット放送

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの8月15日のザルツブルク音楽祭での演奏会は、9月8日にOE1・ORFでインターネット放送されます。
おそらく全曲だと思うのですが、ORFのサイトには、ザルツブルク音楽祭委嘱作品である、Fabio Vacchiの作品名しか載っていません。

2006年9月8日23時5分(日本時間 9日6時5分) OE1・ORF
Wiener Philharmoniker;
Dirigent: Riccardo Muti;
Salem Abboud Ashkar und Itamar Golan, Klavier
Fabio Vacchi: "Giusta Armonia" (Uraufführung; Auftragswerk der Salzburger Festspiele)
(aufgenommen am 15. August 2006 im Großen Festspielhaus)

http://oe1.orf.at/highlights/38080.html

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カンナバーロのサイン

マエストロ・ムーティの7月28日の誕生日が近づいてきました。
今年はサッカーボールのカードしかないと、イタリア国旗で塗り分けた大きなカードを作りました。

『リッカルド・ムーティの肖像』Ritratto di Riccardo Mutiをとても興味深く観ています。
リミニの空港からラベンナ音楽祭チュニジア公演(2005年)へ旅立つ様子の映像もあるのですが、カンナバーロのサインが登場してびっくりしました。
マエストロがリミニ空港で記念のサインをしているのですけれども、白い壁にはカンナバーロのサインもあり、そのことをマエストロがたずねているのです。
ナポリっ子だし、少しは関心を持っていてくれたのか、と嬉しく思いました。

この映像を観る機会をくれたイタリアのファンの方に、心から感謝します。
Grazie mille !

(カンナバーロもスペインへ行ってしまうし、来シーズンは少し淋しくなりそうです。)

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メクネス公演の写真

ラベンナ音楽祭のサイトに、マエストロ・ムーティによるメクネス公演の写真が載りました。遠景と客席が中心。クリックすると大きくなります。

Ravenna Festival, Galleria fotografica
Elenco spettacoli del 2006: RAVENNA - MEKNÈS

http://www.ravennafestival.org/galleria_fotografica.php?data=2006&spettacolo=918

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ローマ市長の記者会見

マエストロ・ムーティがローマ歌劇場音楽監督に就任するのかというニュースが流れたことは、ここでもとりあげました。
ローマ市長の記者会見でそのことも質問されていたので、記事から市長のその答えの部分を紹介します。確定的なことは何も答えていません。

2006年7月21日 Il Messaggero 紙
Nessuna nuova sull'ipotesi, auspicata da Gelmetti, di Muti al Costanzi dal 2008. Ma la struttura "tiene"
Lo spartito dell'Opera e' la continuita'
Il sindaco Veltroni conferma: Ernani restera' sovrintendente a Roma

「マエストロ・ムーティのことは非常に尊敬しています。彼自身が言及しているように、私達は深い友情でつながっています。私が文化相だった頃からよく知っていて、論じるべきことや企画を何度も共有してきました。」

「今はムーティについて話すときではありません。ここではGianluigi Gelmettiがローマ歌劇場でなしてきたすばらしい仕事、今している卓越した仕事、ローマ歌劇場にふさわしい音楽上の威信を再び取り戻したことによる偉業について、話したいと思います。」

マエストロはローマ歌劇場へ行くのかというニュースについて、海外通信社へも頻繁に寄稿している、イタリア人音楽ジャーナリストCarlo Vitaliの推測を書いている音楽ニュースがありましたので、かいつまんで紹介します。

上記記者会見によれば、ローマ歌劇場の収支はバランスがとれたものだそうですが、このVitaliによれば、マエストロを音楽監督に招くにあたっての問題は、その報酬にあるそうです。スカラ座は年間300万ドル、マエストロに支払ってきたと言われている、と述べています。ローマ歌劇場の経営状況は良好ですが、マエストロにスカラ座が支払っていたといわれる報酬の全額はもちろん、その一部でさえ負担しきれないだろう、と推測しています。けれども、マエストロは、いつか、いわばローマ市の音楽総監督のような地位につき、ローマ歌劇場とサンタ・チェチリアの双方の音楽監督になるだろう、と結んでいます。

ドライで好意的とはとてもいえない推測で、ファンの中には不愉快に思う人も多いでしょうが、紹介しました。

2006年7月19日 Musical America
Is Muti Going to Opera di Roma?

(この記事に続きはありません)

Continua a leggere "ローマ市長の記者会見"

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音楽用語の本

ちょうど今日の朝日新聞夕刊でも紹介されていました。
とても楽しく読みました。

これで納得!
よくわかる音楽用語のはなし

関孝弘、ラーゴ・マリアンジェラ
全音楽譜出版社
1995円 2006年6月

2006年7月22日 朝日新聞夕刊
アレグロ=陽気に楽しく
音楽用語の解説をイタリア語会話で

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クリスティナさんの感謝の言葉

20日付のフィレンツェ歌劇場のEメールニュースによれば、ラベンナ音楽祭のプレジデントであるクリスティナさんが、フィレンツェ五月音楽祭管と同合唱団に対して、マエストロ・ムーティとのメクネス公演への感謝の言葉を述べたそうです。
酷暑と砂嵐、雨といった悪条件の中での演奏に、感謝の気持ちを述べたのでしょう。
同歌劇場のサイトにも載っています。
次回も文化的な幸運があるように願って、この感謝は結ばれ、今後もマエストロ・ムーティとフィレンツェ歌劇場との芸術上の関係を深め続けていくよう望んでいることの、明確な表れとともに感謝の言葉は閉じられているそうです。

2006年7月20日 Comunicato Stampa, maggiofiorentino.com
CRISTINA MUTI RINGRAZIA I MUSICISTI DEL MAGGIO FIORENTINO PER I CONCERTO IN MAROCCO: “AVETE VINTO SU TUTTO”

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16日の公演の写真

7月16日のマエストロ・ムーティとフィレンツェ五月音楽祭管、同合唱団の公演の写真が、ラベンナ音楽祭のサイトで観られます。2枚です。

Ravenna Festival, Galleria fotografica
Elenco spettacoli del 2006: ORCHESTRA E CORO DEL MAGGIO MUSICALE FIORENTINO

http://www.ravennafestival.org/galleria_fotografica.php?data=2006&spettacolo=803

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venerdì 21 luglio 2006

クレメンス・クラウス賞メダル受賞の映像

ラベンナ音楽祭のサイトで、マエストロ・ムーティ指揮による、7月10日のケルビーニ管とウィーン国立歌劇場合唱団の演奏の模様と、クレメンス・クラウス賞メダル授与の模様とが、数分の映像ですが、観られます。

Ravenna Festival, Video Festival
Orchestra Giovanile Luigi Cherubini Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor direttore Riccardo Muti

http://www.ravennafestival.org/video_sommario.php

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giovedì 20 luglio 2006

《ドン・パスクァーレ》アンコーナ公演の計画中止

マエストロ・ムーティとケルビーニ管は、12月にラベンナとピアチェンツァで《ドン・パスクァーレ》を上演する予定ですが、アンコーナでの公演計画は中止になったようです。

同市市長は確固たる理由は述べていませんが、当地の劇場の団体は、ほぼ新シーズンの概要が決まった後で出現したこの計画に関して、自分たちが開幕公演を務められなくなること、予算の重心が移ることについて疑念を呈していたので、マエストロもそういう疑念が生まれていることを懸念したのではないか、と推測しています。

2006年7月20日 il Messaggero 紙
Muti, fa male lo schiaffo alle Muse

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ヴェルディの音楽

ラベンナ音楽祭メクネス公演では天候が荒れる中、ヴェルディの《運命の力》、《ドン・カルロ》、《スタバト・マーテル》といった作品が演奏されました。それについてマエストロは、番組の中で次のように語っていたそうです。

2006年7月20日 La Provincia 紙
Sfida di Muti nel deserto

昨晩、ブルーノ・ヴェスパの向けるマイクでリッカルド・ムーティはこう説明した。「砂嵐と狂ったような風は、全くもって、この音楽によりいっそうの味わいをもたらしました。言葉の必要のない音楽、巧みをめぐらす必要のない音楽です。」ヴェルディを選択したことについて、ムーティは記者会見で言ったことをRAI UNOの番組でも再び繰り返した。「イタリアを最もよく表している作曲家です。あらゆるレトリックを超越して感動をもたらします。すべての人に共通した感情を表現することや、宗派を超えた聖なるものによって、異なった人種をひとつにすることができる作曲家です。」そして、付け加えた。「いいですか、ヴェスパさん、ヴェルディの音楽は普遍的です。世界で最もよく演奏されている作曲家です。ここモロッコで私は《ドン・カルロ》を選びました。なぜならムーア人の要素があるからです。たとえば『ヴェールの歌』がそうです。《運命の力》でさえスペインです。ここに、これらの音楽が間接的にモロッコへの敬意を示していることになります。《スタバト・マーテル》?コーランもマリアを引用していますよ。」

(この記事に続きはありません)

Continua a leggere "ヴェルディの音楽"

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ラベンナ音楽祭メクネス公演の放映

RAI UNOで放映されたマエストロ・ムーティのラベンナ音楽祭メクネス公演は、11.45%の視聴率をとり、100万人からの人が観た計算になる、との報道がなされています。
テレビ画面の写真を載せている記事がありました。

2006年7月20日 La Provincia 紙
Le Vie dell’Amicizia. Buon riscontro anche in tv: il concerto è stato visto da quasi un milione
Sfida di Muti nel deserto

PDF版の53ページ目です。

http://www.laprovinciadicremona.it/index.asp?id=4306&sezione=CULTURA_SPETTACOLI&edizione=20060720

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《魔笛》のDVDは10月に

マエストロ・ムーティがザルツブルク音楽祭で上演する《魔笛》が、8月4日にORF2で放映され、DVDも10月に出ることは既に紹介しましたが、また報じられていました。

ザルツブルク音楽祭で上演される22のモーツァルトのオペラはすべて映像化され、10月にはDVDとして市場に出回るとのこと。
とても楽しみです。

2006年7月20日 OE1・ORF Highlights
Salzburger Festspiele der Superlative
Live-Übertragungen in ORF-TV, 38 Ö1 Produktionen

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サヴィーニ

イタリアの老舗料理店
池田匡克
角川oneテーマ21
2006年7月10日
895円

マエストロ・ムーティの名前が何箇所か、出てきます。
ミラノのサヴィーニにはマエストロもよく訪れていたとのこと。

また、フィレンツェのテアトロ・コムナーレ近くの店のページでは、著者が今年2月にマエストロとフィレンツェ五月音楽祭管のモーツァルトを聴いたときのことに、短く触れています。
「全身を使って美しい音楽を導きだすマエストロの姿は、神々しい光に満ちあふれているようであった。」

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ウィーン・フィル来日公演再放送

モストリー・クラシック誌最新号によると、8月14日にNHK-FMで、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの昨年の来日公演が再放送されるそうです。
この放送は録音できなかったので、とても嬉しいです。

2006年8月14日19時30分 NHK-FM
ウィーン・フィル2005年来日公演

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マエストロの誕生日に向けて

7月28日のマエストロ・ムーティの誕生日まで、あと1週間余りになりました。

「ムーティ誕生月特集」のもと、リベラ33さんが、いつも以上に集中してマエストロのディスクを紹介しています。ありがとうございます。

守口フィラデルフィア管弦楽団研究会
http://blog.livedoor.jp/ormandy/

また、今日はOE1・ORFのインターネットラジオで、近づくマエストロの誕生日を前に、オペラや声楽曲のディスク、貴重なライブ録音が放送されます。

2006年7月20日15時6分(日本時間22時6分) OE1・ORF
Apropos Oper
Riccardo Muti zum 65. Geburtstag.

http://oe1.orf.at/programm/20060720150600.html

紹介したように、ウィーンでの《リゴレット》が聴けるだけでも、とても嬉しい番組です。

プログラムは次のとおりです。

Komponist/Komponistin: Giuseppe Verdi/1813-1901
Textdichter/Textdichterin, Textquelle: Antonio Ghislanzoni/1824-1893
Titel: AIDA / Oper in 4 Akten / Gesamtaufnahme / 2.Akt
Titel: 13. O Re, pei sacri Numi...Gloria all'Egitto / Radames, Ramfis, König,, Amneris, Aida, Amonasro (5.32)
Leitung: Riccardo Muti
Orchester: New Philharmonia Orchestra London
Solist/Solistin: Montserrat Caballe/Aida/Sopran
Solist/Solistin: Placido Domingo/Radames/Tenor
Solist/Solistin: Fiorenza Cossotto/Amneris/Mezzosopran
Solist/Solistin: Nicolai Ghiaurov/Ramfis/Baß
Solist/Solistin: Piero Cappuccilli/Amonasro/Bariton
Solist/Solistin: Luigi Roni/König von Ägypten/Baß
Chor: Chorus of the Royal Opera House, Covent Garden, CE: Douglas Robinson
Ausführende: Trumpeters of the Royal Military School of Music, Kneller Hall
Label: EMI 7472718 (3 CD
Länge: 02:55 min

Komponist/Komponistin: Giuseppe Martucci/1856-1909
Textdichter/Textdichterin, Textquelle: Rocco Emanuele Pagliara/1856-1914
Titel: La Canzone dei ricordi / sieben Lieder für Sopran und Orchester
* Nr.2 Cantava'l ruscello la gaia canzone : Allegretto con moto (3.53)
Solist/Solistin: Mirella Freni/Sopran
Orchester: Orchestra Filarmonica della Scala
Leitung: Riccardo Muti
Label: Sony Classical SK64582
Länge: 03:53 min

Komponist/Komponistin: Wolfgang Amadeus Mozart
Titel: Cosi fan tutte: Arie Fiordiligi/II
Solist/Solistin: Barbara Frittoli
Orchester: Orchester der Wiener Staatsoper
Leitung: Riccardo Muti
Label: MS Wr.StOp.20.6.2002
Länge: 07:15 min

Komponist/Komponistin: Giacomo Meyerbeer/1791-1864
Textdichter/Textdichterin, Textquelle: Eugene Scribe/1791-1861
Titel: L' AFRICANA / Große Oper in 5 Akten / LIVE_Gesamtaufnahme von 1971 / 1.und 2.Akt, AT: DIE AFRIKANERIN, AT: L' AFRICAINE
Titel: 14. Qui chiuso invan mi si trattiene / Vasco, Selica (2.32)
Titel: 15. Sei l'angiol diletto / Vasco, Selica (2.28)
Leitung: Riccardo Muti
Orchester: Orchestra del Maggio Musicale Fiorentino
Solist/Solistin: Jessye Norman/Selica/Sopran
Solist/Solistin: Veriano Luchetti/Vasco da Gama/Tenor
Solist/Solistin: Gian Giacomo Guelfi/Nelusco/Bariton
Label: Memories Echo HR 4213/15 (2 CD)
Länge: 05:00 min

Komponist/Komponistin: Giuseppe Verdi
Titel: Rigoletto: Schluß des Duetts Gilda- Rigoletto und Arie Gilda/I
Solist/Solistin: Edita Gruberova (Gilda)
Solist/Solistin: Franco Bonisolli (Herzog)
Orchester: Orchester der Wiener Staatsoper
Leitung: Riccardo Muti
Label: MS Wr.StOp.13.3.1983
Länge: 09:00 min

Komponist/Komponistin: Vincenzo Bellini
Titel: I Puritani: aus dem Duett Elvira- Arturo/III
Solist/Solistin: Mirella Freni, Luciano Pavarotti
Orchester: Orchester der RAI Rom 1969
Leitung: Riccardo Muti
Label: Frequenz 043-504
Länge: 02:40 min

Komponist/Komponistin: Vincenzo Bellini/1801-1835
Textdichter/Textdichterin, Textquelle: Carlo Pepoli/1796-1881 G : ALFREDO KRAUS - OPERNARIEN
Titel: A te, o cara, amor talora mi guido furtivo e in pianto / Quartett Arturo,, Elvira, Giorgio, Valton u.Chor a.d.Oper in 3 Akten "I Puritani / Die, Puritaner" / 1.Akt, AT: Zu dir, o Teure, führte mich manchmal die Liebe, heimlich und in Tränen
Solist/Solistin: Alfredo Kraus/Arturo/Tenor
Solist/Solistin: Montserrat Caballe/Elvira/Sopran
Solist/Solistin: Agostino Ferrin/Giorgio/Baß
Solist/Solistin: Stefan Elenkov/Valton/Baß
Chor: Ambrosian Opera Chorus
Orchester: Philharmonia Orchestra London
Leitung: Riccardo Muti
Label: EMI 7493352
Länge: 05:52 min

Komponist/Komponistin: Giovanni Paisiello/1740-1816
Textdichter/Textdichterin, Textquelle: Benoit_Joseph Marsollier/1759-1817
Textdichter/Textdichterin, Textquelle: Giuseppe Carpani/1752-1825/Übers.
Textdichter/Textdichterin, Textquelle: Giambattista Lorenzi/zusätzl.Text
Titel: NINA O SIA LA PAZZA PER AMORE / Commedia in prosa ed in verso per, musica < Oper > in 2 Akten / LIVE_Gesamtaufnahme + Dialogen / 2.Akt
Titel: 12. Oh momento fortunato ! / Nr.15 Duett Lindoro, Nina (6.21)
Leitung: Riccardo Muti
Orchester: Orchestra del Teatro alla Scala di Milano
Solist/Solistin: Anna Caterina Antonacci/Nina, Geliebte Lindoros/Mezzosopran
Solist/Solistin: Juan Diego Florez/Lindoro, Geliebter Ninas/Tenor
Label: BMG Ricordi RFCD 2010 (2 CD)
Länge: 06:20 min

Komponist/Komponistin: Vincenzo Bellini
Titel: Norma: Duett Norma-Adalgisa/II
Solist/Solistin: Montserrat Caballe, Fiorenza Cossotto
Orchester: Orchester der Wiener Staatsoper
Leitung: Riccardo Muti
Label: MS Wr.StOp.17.3.1977
Länge: 11:35 min

Komponist/Komponistin: Luigi Cherubini/1760-1842
Textdichter/Textdichterin, Textquelle: Claude_Francois Fillette_Loraux
Titel: LODOISKA / Heroische Komödie in 3 Akten / Gesamtaufnahme / 2.u.3.Akt
Titel: 23. Quoi ! t'unir a ce barbare ! / Nr.16 Quartett; Floreski, Lodoiska, Dourlinski, Altamoras (4.57)
Leitung: Riccardo Muti
Orchester: Orchestra del Teatro alla Scala di Milano
Solist/Solistin: Bernard Lombardo/Floreski
Solist/Solistin: Mariella Devia/Lodoiska/Sopran
Solist/Solistin: William Shimell/Dourlinski/Bariton
Solist/Solistin: Mario Luperi/Altamoras/Baß
Label: Sony RSCD 2450 / S2K 47290
Länge: 03:00 min

Leitung: MS Wr.StOp.13.2.1997
Komponist/Komponistin: Arrigo Boito
Titel: Mefistofele: Schluß der Oper
Solist/Solistin: Samuel Ramey (Mefistofele)
Solist/Solistin: Franco Farina (Faust)
Chor: Chor der Wiener Staatsoper
Orchester: Orchester der Wiener Staatsoper
Leitung: Riccardo Muti
Länge: 06:44 min

昨日のニュースで気になるものがいくつかありました。今夜以降、追って紹介します。

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《マノン・レスコー》国内盤DVD

既に紹介したように、マエストロ・ムーティによる《モイーズとファラオン》の国内盤DVDが9月21日に発売予定ですが、同じ日に、スカラ座でのプッチーニ《マノン・レスコー》国内盤DVDもTDKコアから発売されるそうです。

どちらもHMVのサイトの情報です。

http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?sort=date&genre=700&keyword=MUTI

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メクネス公演の写真

17日に行われた、マエストロ・ムーティ指揮によるラベンナ音楽祭メクネス公演の写真は、いずれ、同音楽祭のサイトやTelecom Italia のサイトで観られるでしょう。
様子がうかがえる写真がありました。

2006年7月19日 La Gazzetta del Mezzogiorno 紙
Il concerto per le «Vie dell'amicizia»
Pioggia e vento non fermano Muti in Marocco

http://www.lagazzettadelmezzogiorno.it/quotidiano/gazzetta_edicolanavSf.asp?IDCatGOL=633&IDNotizia=500380&Edizione=1&Pagina=27&DataPubb=20060719

写真をクリックすると大きくなります。

2006年7月19日 Il Giornale 紙
Le note di Muti in una tempesta d’amore

http://www.ilgiornale.it/a.pic1?ID=105927

PDF版で写真が観られます。

記事は追って紹介します。

なお、ローマ歌劇場をめぐる件についての文脈の中で、Romaは逆に読めばAmor、ローマへも「友情の道」は続いている、映画祭の開幕で指揮をする、と答えているのが面白かったです。

2006年7月19日 il Messaggero 紙
Meknes

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mercoledì 19 luglio 2006

リッカルド・ムーティの肖像

先日イタリアで放映された、Ritratto di Riccardo Muti の映像を観ました。
マエストロの魅力全開、200%の番組で、その機知、ユーモア、真摯さと底知れぬエネルギーが溢れでたものになっています。

演奏は、ケルビーニ管、フィレンツェ五月音楽祭管、ウィーン・フィルとのものが使われています。

特に面白かったのが、昨年ラベンナ音楽祭で行われたレクチャーコンサートをベースにして、ベートーベンの運命交響曲のフィナーレについて、ウィーン・フィルの映像(ザルツブルク音楽祭のもの)とケルビーニ管の映像双方を続けていたことでした。
テンポもフレージングも強弱も同じ。でも、両者の違いが歴然とわかるもので、本当に興味深かったです。ケルビーニ管の音はもちろん、おそらく楽器の差もあって、ウィーン・フィルにはまだまだとてもかないませんが、その鋭さ、力強さには若さがみなぎっています。

同じような対照が、フィレンツェ五月音楽祭管とケルビーニ管との間でもなされていて、今度は、イタリア国歌が小道具。フィレンツェ五月音楽祭管はラベンナ音楽祭チュニジア公演のリハーサル中のもの、ケルビーニ管は上院でのクリスマスコンサート時のものです。ここでも、フィレンツェ五月音楽祭管のほうがテンポが少し速めだし、音の揃い方も何枚も上ですが、ケルビーニ管のメンバー達が、チャンピ大統領が見守る中、全員立って演奏している姿は、それだけで、若者らしくて、わくわくするものがありました。

ラベンナ音楽祭での歌手たちとのリハーサルもとても関心をひく映像でした。
ピアノは自分で弾いたり、コレペティトゥールに弾かせたりしていますが、歌手よりも多く歌っているような感じさえする映像の切り口でした。オーケストラだけのリハーサルでは、マエストロがずっと歌っているシーンの映像を流していました。そして、最後のコメントに大笑い。カラヤンのエピソードなのですが、オペラのリハーサルをオーケストラと行って、その出来のよさに、天国のようだ、でも、それもこれで終わりだ、明日は歌手たちが来る、と言ったのだとか。

マエストロのはじけるような、とどまるところを知らないユーモアがとても印象的です。
でも、いちばん心に残ったのが、ケルビーニ管のメンバーたちの真剣なまなざしでした。一心にマエストロを見つめている、といったふうで、最高の体験を糧に素晴らしい演奏家になってほしいと思いました。

帰宅してから、今日のマエストロ関連の記事を読むのもそっちのけで夢中で観ました。
おいおい、乏しいイタリア語力ながら、インタビューの中身なども紹介していけたら、と思います。日本のテレビでも放映されるかもしれません。

La storia siamo noi
"Ritratto di Riccardo Muti"

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《モイーズとファラオン》国内盤DVD

マエストロ・ムーティがスカラ座で上演したロッシーニ《モイーズとファラオン》国内盤DVDが、TDKコアより9月21日に発売予定だそうです。

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René Pape

René Pape がDGと専属契約を結んだというニュースが流れています。

彼はザラストロを歌って、マエストロ・アッバードとの《魔笛》のDVDをリリースしたばかりですが、マエストロ・ムーティとの今年のザルツブルク音楽祭プロダクションの《魔笛》も、DVDがリリースされる予定です。とても興味深いです。

2006年7月17日 PlaybillArts
René Pape Signs Exclusive Contract with Deutsche Grammophon

http://www.renepape.com/

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ローマ歌劇場については何も答えず

ローマ歌劇場音楽監督ジェルメッティが、自分が去った後はマエストロ・ムーティに託したいと語ったことは紹介しましたが、マエストロがどう考えているかが、報じられていました。

2006年7月18日 ANSA
Roma vuole Muti direttore all'Opera
Maestro, non so nulla dell'interessamento

リッカルド・ムーティはローマ歌劇場に?提案はローマの新聞によって投げかけられ、その提案は首都でたくさんの支持者を見出している。けれども、昨年ミラノ・スカラ座の指揮者の地位から離れた著名マエストロは、微笑んで、沈黙しようとした。そして、やがてこう語った。「そのことについては何も知らないので、答えられることは何もありません。」否定して言ったが、態度は謎に満ちていた。Veltroni市長との交友関係について、ムーティはこう言っている。「そうです。知っていますし、尊敬していますし、友人です。」

2006年7月19日1時36分追記
ANSA通信の英語ニュースにも上記が補足されて載っていました。

http://ansa.it/main/notizie/awnplus/english/news/2006-07-18_1186636.html

2006年7月18日 ANSA
Muti urged to take up baton in Rome
Meastro refuses to comment on musical director's appeal

ローマ市長と友人だということは何の意味ももたない、ヴェネチア市長カッチャーリとも友人だし、彼は私がフェニーチェ座に行けばきっと嬉しいだろう、とマエストロは語っています。

カッチャーリは、わたしからみても、これまでのあり方やインタビューを読む限り、およそ保守的とはいえない政治家ですが、マエストロとの親交関係が確かめられるできごとがこれまでにもいくつもあり、とても興味深く思います。

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切り上げた理由は雨

ラベンナ音楽祭メクネス公演中継の終わりのほうは、雨のために逃げなければならなかった、とマエストロ・ムーティがインターネット中継中に演奏後のインタビューで語っていた理由が、やっとわかりました。

メクネス公演の速報が出ていて、中継中は風が強く、オーケストラのメンバー達は楽譜を押さえていなければならなかったこと(砂嵐で開始時間が遅れたことは紹介済みですが)、"Te deum"は雨のために切り上げざるをえなかったこと(あっさり終わってしまった理由はこれです)が報じられていました。

マエストロは、テレビ中継には長すぎたので、切り上げたのはよかったと冗談を飛ばしていたそうです。
何よりも、かつて同じミッションで訪れた、レバノンでのできごとに心を痛めている様子が伝わってきました。
(聞こえてきた口笛も、この時期にこういう催しが行われることへの抗議だったらしいとわかりました。)

2006年7月18日 apcom
RAVENNA FESTIVAL/ MUTI IN MAROCCO DIRIGE SOTTO LA PIOGGIA
Avventuroso concerto a Meknès con sabbia, vento e pioggia

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martedì 18 luglio 2006

マエストロはザルツブルクへ

マエストロ・ムーティはラベンナ音楽祭メクネス公演の後、今朝、、《魔笛》のリハーサルのためにザルツブルクへ飛んだそうです。

また、昨日のメクネス公演には、モロッコのOrchestre Philharmonique du Marocから、バイオリン、チェロ、コントラバスの7人が加わったとのことです。

2006年7月18日 Corriere Romagna 紙
Ravenna Festival MEKNES

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ケルビーニ管首席チェロ奏者

ケルビーニ管の首席チェロ奏者はモルフェッタ出身です。《ウィリアム・テル》序曲での彼の演奏について、マエストロ・ムーティが誇らしげにインタビューで触れていたことがあります。

そのMassimiliano Martinelliの記事が、17日の南イタリアの新聞に載っていました。32歳以下のチェロ奏者を対象にしたArturo Bonucci賞を獲得した、というものでした。この賞のおかげで、大きなオーケストラにソリストとして招かれるチャンスができたそうです。
なお、記事によれば、やはり、2008年でケルビーニ管のメンバーが入れ替わるようです。

2006年6月17日 Gazzetta del Mezzogiorno 紙
Martinelli violoncello da premio

(略)
「リハーサルであれ、コンサートであれ、マエストロ・ムーティと過ごす毎時間毎時間に恩恵を受けています。彼と一緒にやった経験は、音楽院や学校の研修過程で何年過ごそうと、彼とのほうが一層価値があります。自分の土俵であるチェロにおける音楽的成熟には、本当に飛びぬけたものがあります。1年たって、こんなにも違う自分になっていました。」
(略)
「非常に実り豊かだった今年、とても著しく成長しました。けれども、ケルビーニ管はみんなそうです。もっとも、私は自分の勉強は中断することなく続け、コンサートと両立させながら、 BasileaのMusik Akademie学校にも通っていました。 」
(略)
「(マエストロ・ムーティとの関係は)ますますうまく行っています。チェロが重要な役割を果たしているような、ロッシーニ《ウィリアム・テル》序曲での成功にみられるように、彼の評価を十分得ているほどです。マエストロは、実はいつも我々と一緒にいるとはいっても、今やますます父親のように感じられます。」
(略)
「我々オーケストラのメンバーはみんな、ひとつの大家族のように非常に結束が硬いのです。私は誰ともいい関係にありますし、我々の間には誠実な絆が確かめられます。」

2008年には規約でケルビーニ管のメンバーの交代があり、あなたも別の若者のためにそのポストを手放さなければなりません。将来の計画はもうありますか。
「計画はありません。ケルビーニ管での体験の後は、自分の前にあるものを平静に見つめることが出来ます。でも、今のところ、日々を生き抜き、自分の仕事に専念しています。
目下のところ、今このときを興奮しながら楽しみたいと思い、非常に高いレベルで音楽を演奏する喜びを味わいたいと思っています。次に予定されている名誉ある仕事について、幸福な気持ちで考えることもしています。ザルツブルク音楽祭やウィーンでの仕事であり、我々のはじめてのオペラ上演となるドニゼッティ《ドン・パスクァーレ》であり、それはムーティの指揮で12月にラベンナで行う予定です。」(略)

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メクネス公演成功

マエストロ・ムーティによるラベンナ音楽祭メクネス公演の中継が終わったところです。
意外にあっさり終わりました...。

RAI RADIO 3では、演奏が始まる前に何人かのインタビューをとっていましたが、クリスティナさんも何もかもうまくいっている、と満足そうでした。
フィレンツェ歌劇場サイドが去年に続くこの公演について、深い意義があると述べていたのが、興味深かったです。これからも『友情の道』公演での共同関係が続くのでしょうか。

演奏前に口笛が入ったのは、これまでの何度かの公演でもそうでしたが、野次ではなく、拍手のつもり???

演奏については、音楽の美しさと声の美しさだけで、どんな人々も感動させることができると、あらためて思いました。
フリットリの《運命の力》での祈りといったら!彼女でパーチェ、パーチェが聴ける日が本当に待ち遠しいです。

マエストロの高揚した感じのインタビューどおり、はいはい、言葉ではなく、音楽でもメッセージが伝わる、ですね!

ときどき、ぼわ、ぼわっと聴こえたのは、風の音(放送始まり遅れの砂嵐の名残?)なのでしょうか。何せ、インターネット接続速度が遅くて、あいかわらず、モノの音ですので...。

イタリア国歌を聴けたのも感動モノでした。

いい演奏をありがとうございました、マエストロ!
(この記事に続きはありません)

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ケルビーニ管パレルモ公演

マエストロ・ムーティとケルビーニ管のパレルモ公演の記事が載っていました。

公演については紹介済みですが、9月29日20時45分、モンレアル大聖堂、プログラムはマルトゥッチ、シューマン、チャイコフスキー 交響曲第6番。
FAI後援、Mediaset と Publitalia '80がスポンサーとなって、イタリアで最も心に訴えかける魅力的な場所でコンサートを行うという企画の、三回目。一回目が 2004年にパヴィアの Certosa 、二回目が 2005年にCattedrale di Traniで。

2006年7月17日 Adnkronos
MUSICA: A MONREALE RICCARDO MUTI SUL PODIO PER IL FAI

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lunedì 17 luglio 2006

《魔笛》のオーストリアでの放映

マエストロ・ムーティのザルツブルク音楽祭での《魔笛》が、オーストリアでは8月4日にライブで中継、放映されます。
監督はブライアン・ラージ。DVD化されるとき(10月とのこと)も、彼の映像になるかもしれません。

なお、この日の上演は、今年のザルツブルク音楽祭が、モーツァルト生誕記念250周年を祝うものであることのほかにも記念すべきもので、ザルツブルク音楽祭で《魔笛》が上演される、200回目にあたるのだそうです。

2006年7月14日 APA (der Standard 紙)
Salzburger Festspiele auf Rekord-Kurs
Size matters: Programm, Budget und Interesse so groß wie nie

2006年8月4日21時20分 ORF2
'Auftritt Kultur' 'Mozart 06'
Live zeitversetzt aus dem Großen Festspielhaus Salzburg: DIE ZAUBERFLÖTE

Mit großer Spannung wird die Aufführung der beliebten Mozart-Oper "Die Zauberflöte" in der Neuinszenierung von Pierre Audi erwartet.

Riccardo Muti leitet die Wiener Philharmoniker - auf der Bühne stehen Stars wie Paul Groves (Tamino), Genia Kühmeier (Pamina), Diana Damrau (Königin der Nacht) und René Pape (Sarastro).

An diesem Tag wird auch ein weiteres Jubiläum im Mozart-Festjahr gefeiert. Wenn sich am 4. August der Vorhang für "Die Zauberflöte" hebt, wird die 200. Aufführung dieser Oper im Rahmen der Salzburger Festspiele gefeiert.

Bildregie: Brian Large

http://tv.orf.at/program/orf2/20060804/380669501/

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リミニからモロッコへ

今日のイタリアの新聞が、昨晩行われたラベンナ音楽祭でのマエストロ・ムーティの公演について報じていました。

イタリアとモロッコの国歌の演奏で始まった、ラベンナでの昨晩の演奏会を成功裡に終えた一行は、今朝、リミニからジャンボジェット747でモロッコに向けて出発します。
その中にはL'associazione "Insieme per la pace"(NGO団体『平和とともに』)会長Mariapia Fanfaniもいるとのことです。彼女はモロッコ国王、イタリア駐在モロッコ大使との交渉に骨を折ったと記事にはありました。

マエストロ・ムーティの短いインタビューには、ラベンナ音楽祭のサイトにも載っている、このプログラムを選んだ理由のほかに、ホールではないところで演奏することへの言及がありました。

西洋音楽がとてもよく知られているとはいえない国での演奏なので、すぐに理解できる、「容易な」作品にした、とマエストロは言っています。
また、劇場ではなく、野外の広場なので、ハプニングがあることも覚悟している。エルサレムでは時をわきまえない犬の鳴き声があったし、シリアのボスラでは、乳母車をひいた母親と赤ちゃんが混乱をもたらした。けれども、妻のクリスティナはこう言っている。わかちあうこと、直接接しているということを意味しているような、そこでの演奏は感動的だ、と。それも一理ある。
このようにマエストロは語っています。

2006年7月17日 Corriere della Sera 紙
Trasferta a Meknès con l’Orchestra del Maggio Fiorentino e il programma che ieri è stato applaudito al Ravenna Festival
Muti porta Verdi in Marocco per un concerto-missione di pace

2006年7月17日 Il Giorno 紙
E Muti prende il volo sulle Vie dell'amicizia
PACE E CIVILITA'

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ラベンナ音楽祭エルサレム公演(1)

今日17日にマエストロ・ムーティは、メクネスでラベンナ音楽祭《友情の道》公演を指揮します。
どうか人々の心に何かが伝わるコンサートとなりますように。

ブルーノ・ヴェスパはマエストロ・ムーティをいつも気にかけていて、演奏会に来たり、折にふれてインタビューしたりしています。ここでもそのインタビューを紹介しています。
過去、ラベンナ音楽祭《友情の道》公演を扱ったテレビ番組のキャスターも務めています。メクネス公演でもそうなので、また、インタビュー記事が読めるかもしれません。

少し古いものですが、手元にある1999年エルサレム公演の頃の、ヴェスパによるインタビュー記事を紹介します。マエストロがラベンナ音楽祭『友情の道』公演に抱いている考え(現在もかわらないことでしょう)が、とてもよくわかります。
ここで触れられているボローニャでのレクエイム公演は、映像を観たことがあります。あの雰囲気は本当に特別なものでした。

なお、このインタビュー当時は、ちょうど、ニューヨーク・フィルが次期音楽監督探しをしていた頃でした。

(巨大匿名掲示板でも、マエストロがミランのピルロに似ているという書き込みを読み、また驚いてしまいました。ピルロはわたしにとっては、あこがれのギュンター・ネッツァーを思わせる人として、心にずっとあったのですが...。)

Panorama 誌 1999年7月8日号
Una crociata musicale di pace

マエストロ・ムーティ、ニューヨーク・フィルがあなたに提示したものとは?
「同管は、クルト・マズアがそこを離れる2002年に、私が指揮を引き受けられないか、興味を示しました。この1月に、エブリー・フィッシャー・ホールでの同管とのコンサートが成功裡に終わった後、この関心が再び盛り返したのです。」

ニューヨークのためにミラノを離れるのですか。
「トスカニーニが1920年代の終わりにそうだったように、両方を指揮することは両立します。トスカニーニがはじめてニューヨーク・フィルを指揮したときのプログラムのコピーを、同管が贈呈してくれたとき、私は嬉しく思いました。同管は偉大な指揮者たちと共演してきました。マーラー、ブルーノ・ワルター、バースタイン、ミトロプーロス...そうでしょう?」

ニューヨーク・フィルの代わりに、ザルツブルク音楽祭のポストを引き受けるということは?2年以内にモルティエを引き継ぐとオーストリアの新聞は書いていますが。
「その声はおそらく、私のオーストリアとの非常に堅固な関係から生まれたのでしょう。1971年からザルツブルクで指揮しています。ひとつの人生になっています。そこには8月末にスカラ・フィルのコンサートを指揮しに戻ります。ザルツブルク音楽祭の歴史上、はじめてイタリアの交響楽団が招かれたのです。モルティエが去れば、ザルツブルクは斬新さと伝統を結びつけることのできる人を見つけるでしょう。私には何の要請もありません。」

もし、あるとしたら?
「断るに違いありません。ザルツブルクは十分な時間を要求します。私の主要な仕事は現在、スカラ座にあります。13年間ミラノで、38の異なる作品を指揮しました。ヴェルディからワーグナー、スポンティーニからグルック、モーツァルトからパイシェッロまで、指揮しています。それでもなお、話はまだなかばです。このために、私のポストは依然としてスカラ座にあります。

(ウィーンで会ったとき、リッカルド・ムーティはモーツァルトの《ドン・ジョバンニ》再演を大成功裡に終え、エルサレムに発つ直前の日だった。エルサレムで彼は、7月1日木曜日に第三回『平和のためのコンサート』を指揮した。)
「フェデリコ二世がアルタムーラで何をしたか知っていますか。キリスト教徒とユダヤ教徒、イスラム教徒を共存させたのです。エルサレムでのコンサートの目的も同じです。ヴェルディ《レクイエム》を中心にして、三大一神教の信者たちをひとつにすることです。1980年夏に同じ《レクイエム》を指揮してからほぼ20年がたちました。ボローニャ駅爆破無差別殺人事件の犠牲者をしのんで、ベローナのアレーナ劇場で3万人の聴衆を前に指揮したのです。2年前にサラエボで同地のオーケストラと合唱団を指揮したときにも、このことが視界にありました。それは平和のためのコンサートの最初のもので、我々の国のオーケストラと合唱団が融合して、準備の機会もなく、初対面で、ベートーベンのエロイカ交響曲とヴェルディの《行け、我が思いよ》を演奏しました。」

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フォッジャ訪問?

マエストロ・ムーティが12月にプーリャのフォッジャを訪れる予定、という記事が南イタリアの新聞に載りました。
公演場所(Teatro del Fuocoだろうか?と記事にはあります)もギャラもおそらく問題なし(市からの補助があるだろう、とのこと)、だそうですが、オーケストラのことなど詳細は載っていません。

2006年7月16日 La Gazzetta del Mezzogiorno 紙
L'annuncio dell'assessore Tito Salatto.
La sede è da definire
L'evento/ A dicembre Riccardo Muti
Il maestro potrebbe essere la star della stagione lirica

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domenica 16 luglio 2006

ラベンナ音楽祭メクネス公演ブロードバンド中継

ラベンナ音楽祭のサイトに、マエストロ・ムーティ指揮による17日のメクネス公演の情報が載りました。

それによれば、テレコム・イタリアを通じて、ブロードバンドによる中継映像もインターネットで観られるそうです。

2006年7月15日 Ravenna Festival, Comunicati Stampa
Le vie dell'Amicizia da Ravenna a Meknès

http://www.ravennafestival.org/comunicati.php?id=195

Internet su Rosso Alice (www.rossoalice.it)

なお、通常の接続速度では、既に紹介したとおり、RAI RADIO3が聴けます。

2006年7月17日23時45分(23時?)(日本時間18日6時45分(6時?)) RAI RADIO3
RADIO3 SUITE - FESTIVAL DEI FESTIVAL
RAVENNA FESTIVAL
In diretta da Meknes, Marocco

http://www.radio.rai.it/radio3/cartellone/mostra_evento.cfm?Q_EV_ID=182377

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エンツォ・ビアージによるインタビュー(5)

Enzo Biagiによるマエストロ・ムーティへのインタビューの、残りの部分を紹介します。

マエストロがフィラデルフィア管を指揮した、マーティン・ルーサー・キングに捧げるコンサートは映像を観たことがあります。
プログラムは、同管の資料によれば、次のとおりです。

1991年1月14日 フィラデルフィア管
ヴェルディ 《ナブッコ》序曲
ウォーカー Lyric for Strings
コープランド Lincoln Potrait
ベートーベン 交響曲第5番

Amadeus 誌 1991年6月号
Un uomo semplice

あなたがフィラデルフィア管から出て行ってしまったとき、メンバーたちは泣いたと言われています。なぜアメリカを去ったのですか。
「長年、フィラデルフィア管のほかにスカラ座でも仕事をしていて、二つの異なる団体の責任の量とプログラムの量、大西洋のこちら側とあちら側の間の絶え間ない移動とで、私の生活が全く支えきれないほどのものになっていたからでした。1991年にフィラデルフィア管を離れたときには、このオーケストラの音楽監督として11年間の忘れられない歩み、このオーケストラとの20年間の歩みがありました。1992年以降は、音楽以外の生活の時間がもっと増えるでしょう。それは必要であるだけでなく、そうしなければならない必然があるのです。」

過去のような偉大な声の持ち主がもはや存在しないと言う人がいます。そのとおりですか。
「肯定するつもりもなければ、否定するつもりもありません。サイクルというものがあります。今は、特にモーツァルトのレパートリーのあるタイプについては、非常に豊富で、ヴェルディやワーグナーの演奏家は乏しくなっています。けれども、そのことは、全人類のホルモンのバランスの交替というものは信じる必要なし、というのでもない限り、ある種過去に活発だったような声が、きたる将来には存在しないということを意味しません。」

どうして外国の歌手は豊富なのですか。イタリア人歌手ではうまくやれないのですか。
「イタリア人歌手について、解釈の点でだけなく、数的にも復活があると言っていいと思います。音楽院を出て、心理的な適性と全般にすぐれた素養を備えた彼らが、平均以上の申し分のない例外をやってのけることがあると言えると思います。」

最近50年間で最もすぐれた指揮者は誰だと思いますか。
「トスカニーニ、フルトベングラー、カラヤンです。」

トスカニーニのかっとなる性格について話しましょう。あなたも同じ傾向を繰り広げていますか。
「全く違います。私は要求の多い人間です。でも、私が音楽監督であったオーケストラにおいて哀惜が残ったという事実は、尊敬の気持ちのほかに、私との共同関係について、たとえ、すべてのメンバーに気に入られるようなものではないということを知っているとはいえ、少しは愛情に基づいたものがあったということを表しています。」

このように言われています。「ベートーベンは最高に素晴らしい。けれども、モーツァルトは得がたい存在だ。」これをどう思いますか。
「こういう断言は好きではありません。バッハやモンテベルディをどう位置づけるのか、言うことはできないでしょう。」

オーケストラ指揮者において、最も大切な資質は何ですか。
「前向きな音楽家であり、数々の解釈上の適切なアイデアや、異なったより多くの考えを導くことができる能力があることです。たとえ自分自身では納得していなくても、いずれにせよ、それらに到達するということを言っているつもりです。」

指揮者というキャリアに取り組んでいる若者に助言を。
「ひとつあるいはふたつ以上の楽器を非常によく勉強し、作曲を勉強すること。最後に、指揮者のジェスチャーは手段であり目的ではないことを理解することです。つまり、ジェスチャーにのめりこみ、気をとられてはいけないということです。」

フィラデルフィアでマーティン・ルーサー・キングのメモリアル・コンサートを指揮しました。考えがあって選択したのですか。
「ええ、そうです。私は、アメリカではコンサートに白人以外の人が来ていないことに気づいて、いつも悩んでいました。いわゆるこのようなクラシック音楽が白人の王国であるという事実に、私は気落ちしました。その人がどんな人種であったにせよ、人間の自由のために亡くなった人の思い出に捧げたコンサートを通じて、白人でない人が作曲した作品の演奏と、白人でない人で、合衆国で最も有名な人のナレーションを伴うことで、『アフリカ系アメリカ人』と今日よばれるような聴衆の間で、最高の存在感を得ることができたのです。演奏会の後、多くの人がこう言ってきました。『達成したからには、繰り返しましょう。』このために、私は次シーズンに別のコンサートの予定を組みました。最初のものがあらゆる合衆国人に伝わったのです。」

政治に関してはどう考えていますか。
「私はカトリックの家族出身です。政党には属していませんが、様々な政治運動に見出されるようないくつかの信条には、同一化しています。しかし、このことは政治への無関心主義を意味しているわけではありません。」

スカラ座とは何ですか。
「その歴史と文化的象徴であるがために、全世界が見ている劇場です。」

では、ザルツブルクとは?
「モーツァルトが生まれた街で、モーツァルトを愛さなかったところです。音楽祭の街で、その音楽祭は今や、音楽文化に限定されるよりも、限界に向かってより一層、ますます開けていこうとしています。」

結局のところ、音楽とは何ですか。
「最も高いところにある表現で、魂、精神の神秘です。」

世界を巡っていて、何か足りないと思うものはありますか。
「もっと親密な情感です。」

指揮をしていないときのマエストロ・リッカルド・ムーティはどんなふうですか。
「シンプルな、飾らない人間です。Una persona semplice.」

どうしてラベンナでの生活が気に入っているのですか。
「まだ自分のサイズが保てる街だからです。特に、夜は過去の幻影に満ちている街です。私の青春の海であるアドリア海に姿を見せている街です。」

あなたにとって、家族とは何ですか。
「私自身の肝要な部分です。」

お子さんたちは何か天職に出会っていますか。
「三人ともとてもすぐれて音楽的です。女の子キアラには、ピアノや歌の勉強を通じて実践しようとしているような、ある素質もあります。」

夫人はあなたのために歌の道を放棄しました。あなたが指揮棒を捨て去ることはありえますか。
「今、指揮棒は家族の糧でもあります。いずれにせよ、彼女の犠牲はわかっていますし、尊く思っています。」

どうやって夫人を知ったのですか。
「ミラノ音楽院で私が作曲と指揮について勉強していたとき、そこで彼女は歌を勉強していました。」

あなたの仕事では、よき父、よき夫であることはむつかしいですか。
「ええ、むつかしいです。とりわけ、妻や子供たちにさくための時間が十分にないからです。わずかな時間でもさくのに骨折りが求められているのです。」

将来何が起こるのか、いつ考えますか。
「何年も前から自分の中にあるこういうキャラクターを、再び取り戻せるかもしれないと思う瞬間、このようなタイプの生活それ自身がともなってくるような嵐の中で、自分は乱されたくないと思うような瞬間です。」

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ペララーダ城音楽祭での演奏の成功

今日のピアチェンツァとスペインの新聞が、14日に行われたマエストロ・ムーティとケルビーニ管による、ぺララーダ城音楽祭開幕演奏会の成功を報じています。
アンコールにはロッシーニ《ウィリアム・テル》序曲が演奏されたそうです。

スペインの新聞には、音楽祭のプレジデントと撮ったマエストロの写真が載っています。
また、盛大な拍手を受けたケルビーニ管の中でも、第一バイオリンとチェロの首席奏者、後者の妙技に注目した、とも書かれています。

2006年7月16日 Liberta' 紙
Diretta da Muti La Cherubini conquista il pubblico catalano

2006年7月16日 La Razon紙
Un magistral Riccardo Muti
El director italiano deleitó en la inauguración del Festival de Peralada

http://www.larazon.es/noticias/noti_esp15231.htm

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ウィーン国立歌劇場の《リゴレット》

昨日来、ウィーン国立歌劇場でのマエストロ・ムーティの《リゴレット》の録音を聴いています。
そのテンポの速さ、慣習的歌唱のカットなどから、観客からブーイングを浴びたという伝説の演奏です。

完璧な録音状態とはいえないのが残念ですが、聴いて心から驚きました。
歌手は、ブルゾン、ボニゾッリ、グルベローバが競演をくりひろげる素晴らしいもので、三人とも若々しく、張りのある豊かな声を聴かせ、特に、ボニゾッリとグルベローバには驚嘆を禁じえません。グルベローバは「慕わしい人の名は」で永遠に続くかと思われる拍手喝采を浴び、この頃、マエストロとの共演が続いた理由が十分に納得できる歌唱でした。

この10年ぐらい後に上演されたスカラ座での《リゴレット》も録音録画に接していますし、来日公演にも足を運びましたが、それと遜色のない上演で、テンポなどはむしろ、ウィーンでのほうがゆったりしていると感じられるほどです。
特に、リゴレットの歌唱に関する限りは、来日公演での火の噴くような怒りと嘆きをこめた超高速の「悪魔め鬼め」を思い出し、あえて比較するとすれば、父の深い悲しみに満ちた心情がこのブルゾン歌唱からは伝わってきます。

声の喜びに満ちた演奏で、もっといい状態のものが聴けないものか、本当に口惜しく思います。

すでに紹介したように、OE1・ORFでマエストロの誕生日を祝して過去の演奏がいくつか放送されますが、この《リゴレット》の上演から、リゴレットとジルダの二重唱、ジルダのアリアが聴けることに(7月20日)とても感謝しています。
また、ちょうど、フィリアノーティが《リゴレット》について昨日のCorsera紙のインタビューで語っていたのも、興味深く読みました。

ヴェルディ 《リゴレット》
ウィーン国立歌劇場管、同合唱団
Bonisolli 、Bruson、 Gruberova、 Borgert、 Yachmi
演出 サンドロ・セクイ
1983年3月13日録音

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フィリアノーティ

2003年スカラ座開幕公演《モイーズとファラオン》に出演し、その瑞々しい歌唱が、マエストロの同公演DVDでも確かめられるジュゼッペ・フィリアノーティへの短いインタビューが、昨日のCorsera紙に載っていました。スカラ座で《ルチア》に出演するためのものです。

マエストロへの感謝の気持ちを述べている部分を紹介します。ケルビーニ管とレッジョ・カラーブリアを訪れた折に、マエストロも当地出身のフィリアノーティをほめていました。
マエストロによるモーツァルトやナポリ派音楽にもとても興味がありますが、19世紀のオペラもまた上演してほしく、そのときにはフィリアノーティが登場するかもしれせん。待ち遠しいです。

2006年7月15日 Corriere della Sera 紙
SCALA / Felice debutto scaligero del tenore nella Lucia di Lammermoor
Filianoti: «Il mio trionfo è tutto merito di Muti»

「スカラ座のアカデミアで、1997年から1999年までの3年間を過ごしました。基礎的な研修期間でした。スカラ座で上演された作品の準備を追うことができたのが、特にその理由です。とりわけ、ムーティは非常にたくさんのことを教えてくれました。」

今日、あちらこちらで聴かれる声はどれも同じだと少し言えると、嘆かれています。それに対して、あなたの声は特別な響きを持っていて、すぐに聴きわけられます。
「それはアカデミアでのムーティのおかげです。また1998年に教わったアルフレード・クラウスのおかげでもあります。(略)」

ムーティに戻りましょう。彼は歌手にほとんど自由にさせないほど、非常に独裁的だと考えられています。
「逆です!彼の助言が強制的だったことは一度もありませんでした。解放してくれたも同然でした。これまで想像しなかったような世界を開いてくれたのです。アカデミア時代のふたつの次の例を見せましょう。ひとつは、《リゴレット》のあの四重唱です。Con un vezzo sol tu puoiを抑え目に歌っていました。ムーティならそう考えるだろうというおそれから、そうしていたのです。で、ムーティは自分を爆発させるようにと言いました。キャラクターの性的衝動に一致させるようにと言ったのです。次が《モイーズとファラオン》で、2004年スカラ座開幕公演でした。ともかくオーケストラをさらにもっと小さな音で保つから、できる限りピアーノで歌うようにと彼は言いました。」

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sabato 15 luglio 2006

マエストロの《ドン・ジョバンニ》観

7月11日のラベンナ音楽祭で、マエストロ・ムーティとマッシモ・カッチャーリが《ドン・ジョバンニ》について公開対談しました。
そのごく一部を載せた記事を興味深く読みました。
カッチャーリの《ドン・ジョバンニ》観はとても面白いのですが、とりあえず、マエストロのを紹介します。マエストロにとって同オペラは、これまで書かれた作品の中で、より一層「絶対的で普遍的」なもの、だそうです。
マエストロが嘆いているドイツ人演出家とは、指揮をとりやめたザルツブルク音楽祭《ティトス》の演出家でしょうか?
対談のテキストが出ないものかと思っています。ラベンナ音楽祭に照会してみます。

(ミランのピルロがマエストロに似ていると言うオアソビ指摘がなされています。ピルロを7年近く見ていますが、そんなふうに思ったことは一度もありませんでした。びっくりしました。全然似ていないと思うのですが...。)


2006年7月12日 Corriere Romagna 紙

“Don Giovanni”, seduttore tragico

《ドン・ジョバンニ》がもつ二つの気質、悲劇的な面と本質的に一層「軽やかな」部分を、マエストロ・ムーティは次のように分析してみせた。《ドン・ジョバンニ》を解釈する困難さを、ひとつのエピソードを使って完璧に説明したのである。「スカラ座ではじめてこの作品を指揮したときのことをよく覚えています。演出をとりしきっていたジョルジョ・ストーレーレルが、ゲネプロの後で、我々には『この作品を上演』することはできないと私に言いました。そして、少ししてから私に大声で叫んだのです。『全く、誰にも《ドン・ジョバンニ》をやることはできない!』上演するための骨折りは実際、この喜劇を特徴づけている二つの要素を一緒にすることにあります。個人的には解釈の鍵は冒頭にあると思っています。開幕は暴力的なまでの衝撃で、そのために、ニ短調が選ばれています。死の調性です。和音は亡霊のようで、まさに、この埋葬の始まりを強調しています。『アレグロ』で始まるというよりはむしろ、陽気さにはあふれていなくて、ドン・ジョバンニが消滅に向かってブレーキをゆるめてかけぬけていくこと、その迅速さを表しています。モーツァルトが天才なのは、すべてに道徳的、教訓的なところがないところです。悪を教訓的なところなしに、すべて必要なものとして定義づけているところ、悪を人生に必要なものとして定義づけているところです。最後に悪が消え、すべての人が孤独を感じます。カッチャーリの考察に力づけられました。私の解釈に呼応するものだからです。残念ながら、ドイツ人の曲がった考えをもった演出家たちと関わったことがあり、その考えはあたかも火星人のように思われました。演出の唯一の意図が、おもしろおかしくするということだったのです。それはいくつかのアリアを曲解し、ある音楽評論家たちの目にはオリジナルなものとみなされていました。」

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8月6日のコンサートの放送

すでに紹介済みですが、8月6日のザルツブルク音楽祭でのマエストロ・ムーティの演奏が、13日にインターネットで放送されます。

十数年前、ザルツブルクにある写真店で、マエストロの写真をありったけ購入したことがあります。もちろん、訪れたのではなく、手紙で購入。マエストロの写真をたくさん詰めて届いた箱は、ファンにはまさに宝石箱でした。一部は銀座のヤマハ楽器などでも売られていたように思います。
ザルツブルクでマエストロの音楽が聴きたいとあこがれて、もう四半世紀...。

2006年8月13日11時3分(日本時間18時3分) OE1・ORF
MOZART 06. Salzburger Festspiele 2006 - Matinee
Wiener Hofmusikkapelle,
Dirigent: Riccardo Muti;
Julia Kleiter, Sopran;
Elina Garanca, Mezzosopran;
Paul Groves, Tenor;
René Pape, Bass.

Wolfgang Amadeus Mozart:
a) Kyrie d-Moll, KV 341;
b) Vesperae solennes de confessore C-Dur, KV 339;
c) Missa solemnis C-Dur, KV 337;
d) Ave verum corpus, Motette D-Dur, KV 618;
e) Te Deum C-Dur, KV 141
(Aufgenommen am 6. August im Großen Festspielhaus in Salzburg)

http://oe1.orf.at/programm/20060813110300.html

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ユーべ、B降格

W杯決勝戦の再放映を複雑な思いで観て、歓喜のイタリア国歌で番組が終了、ANSAニュースを見たら、ユーべ、セリエB降格、2005の優勝剥奪、2006の優勝無効...
ああ、プラティニ時代に愛した栄光のチームが...

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イタリア国歌

サッカーW杯決勝戦の再放映を観ています。
W杯のたびにイタリア国歌の歌詞のむつかしさが取り上げられ、選手たちははたしてきちんと歌えるのか、と言われています。
今大会でも何度も聴いたイタリア国歌ですが、マエストロ・ムーティによるイタリア国歌演奏が17日のラベンナ音楽祭メクネス公演中継でも、おそらく聴けます。
これまでにも何度かラベンナ音楽祭の『友情の道』公演の映像を観る機会があり、マエストロによるイタリア国歌演奏を観ました。
それ以外のいちばん最近のマエストロによる演奏映像といえば、チャンピ大統領が列席した、フェニーチェ座再開公演のものかもしれません。

イタリア大統領府のサイトにもイタリア国歌のページがあります。
http://www.quirinale.it/simboli/inno/inno.htm

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venerdì 14 luglio 2006

2008年秋来日の噂

音楽の友誌最新号は2007年以降の来日情報を特集しています。
その中で、2008年秋のウィーン国立歌劇場来日公演に関して、「ティーレマンの代わりに某イタリア人指揮者でモーツァルトの作品が上演されるという噂」を、書いています。

マエストロ・ムーティがお気に入りの歌手たちを集めて来日する、《コシ》が実現すると嬉しいのですが...。

音楽の友誌 2006年8月号
2008年以降の来日公演情報

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思想としての地中海

南の思想
フランコ・カッサーノ
講談社選書メチエ 2006年7月
1800円

『南の思想』が増補版となって、邦訳で読めるようになりました。
異文化間対話の出発点としての地中海という思想が基底にあります。

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giovedì 13 luglio 2006

フィレンツェでの《オルフェオとエウリディーチェ》

2007年のフィレンツェ五月音楽祭で、マエストロ・ムーティがフィレンツェ歌劇場を指揮して、コンサート形式でグルック《オルフェオとエウリディーチェ》を演奏することが、大きな話題になっています。
芸術監督のPaolo Arcàが言うには、30年前のロンコーニ演出による歴史的プロダクションの後では、新しい制作を選ぶのはむつかしいだろう、とのことです。

2006年7月13日 la Repubblica 紙
IL PROGRAMMA
Ci saranno anche Béjart e Lucinda Childs, Fanny Ardant, la Fura e le orchestre tedesche
Mehta e Barenboim replicano il mitico concerto dell´alluvione

30年前のプロダクションは、下記の本によれば、こんなふうです。

Teatro Comunale di Firenze
Maggio Musicale Fiorentino
Catalogo delle manifestazioni 1928-1997


39°Maggio Musicale Fiorentino 1976
1976年6月18日、20日、26日、27日、7月1日

グルック 《オルフェオとエウリディーチェ》
フィレンツェ五月音楽祭管
同合唱団
同バレエ団

指揮  リッカルド・ムーティ
合唱指揮  ロベルト・ガッビアーニ
演出  ルカ・ロンコーニ
美術・衣装  ピエール・ルイージ・ピッチ
振付  Geoffrey Cauley
オルフェオ  ユリア・ハマリ
エウリディーチェ  イレアナ・コトルバス
アモーレ  レッラ・クベッリ

1976年の雑誌に、終演後マエストロを囲んで祝杯をあげている3人の出演者の写真が載っていました。

Radio TV corriere 誌 1976年7月18日号
Macche' scandali: al pubblico piace scoprire il nuovo

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ローマ歌劇場をマエストロに

ローマ歌劇場との契約が切れるGianluigi Gelmettiが、自分のあとは、最高の手腕を発揮するマエストロ・ムーティにゆだねたいという望みを持っている、とIl Messaggero 紙のインタビューで語ったそうです。

2006年7月13日 ADN Kronos
Musica: Gelmini, Nel 2008 Lascio l'Opera Di Roma Chiamate Muti

ココログのメンテナンスはうまくいったようです。
臨時に別のところに書き込んでいた分は、追ってココログに挿し込むつもりです。

2006年7月14日1時54分追記
ジェルメッティのインタビューは次のものです。

2006年7月13日 Il Messaggero 紙
Arrivederci Roma, chiamate Muti

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メクネス公演再放送(再掲)

マエストロ・ムーティ指揮による17日のラベンナ音楽祭メクネス公演は、インターネットで同時中継された後、25日に再放送されます。

http://www.radio.rai.it/radio3/cartellone/mostra_evento.cfm?Q_EV_ID=182393

2006年7月25日20時30分(日本時間26日3時30分)RAI RADIO3
RAVENNA FESTIVAL
Orchestra e Coro del Maggio Musicale Fiorentino
Direttore, Riccardo Muti
soprano, Barbara Frittoli
mezzosoprano, Sonia Ganassi
basso, Ferruccio Furlanetto

Giuseppe Verdi
dall'Opera La forza del destino
- Sinfonia
- "Il santo nome di Dio Signore"......
-....."La Vergine degli Angeli"per basso, soprano, coro e orchestra

Giuseppe Verdi
dall'Opera Don Carlo
- "Nel giardin del bello" (Canzone del velo) per mezzosoprano, coro e orchestra
- "Ella giammai m'amò!..." per basso e orchestra
- "O don fatale" per mezzosoprano e orchestra
- "Tu che le vanità" per soprano e orchestra

Giuseppe Verdi
Dai Quattro pezzi sacri
- Stabat Mater, per coro e orchestra
- Te Deum, per doppio coro e orchestra

Registrato il 17 luglio 2005 a Meknes, Marocco

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mercoledì 12 luglio 2006

《ドン・ジョバンニ》をめぐる対談(再掲)

7月11日にラベンナ音楽祭で行われたマエストロ・ムーティとマッシモ・カッチャーリの対談について、その一部を載せている新聞がありました。
ココログが回復したら、週末に紹介します。
対談中の写真が載っています。

2006年7月12日 Corriere Romagna 紙
“Don Giovanni”, seduttore tragico

http://www.corriereromagna.it/isapi/presstoday.exe?mail=ok&desk=RAVENNA&id=420537

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クレメンス・クラウス賞メダル受賞の模様(再掲)

今日のいくつかの新聞が、マエストロ・ムーティが10日のラベンナ音楽祭で、ウィーン国立歌劇場合唱団からクレメンス・クラウス賞金メダルを授与されたことを報じていました。

最後の曲Vesperae de Confessoreが演奏された後に、合唱団のテノールであり、団長であるMichael Knappが自分の場所を離れて舞台に現れ、金メダルをマエストロに授与したそうです。彼の授与スピーチによれば、マエストロへの授与は合唱団の満場一致で決まったとか。

マエストロは喜びを抑えきれない様子だったとのこと。
そして、同合唱団との30年以上の共演を振り返った後、再び、Ave Verum Corpusの冒頭部分を演奏したそうです。

どの記事も、この金のメダルは、マエストロの前にはベーム、カラヤン、ジュリーニの3人しか授与されていないと書いています。

また、7月10日、11日の演奏会場が変更になった理由は、Sant'Apollinare in Classeの建築上の安全性の問題、とのことでした。

2006年7月12日 Il Giorno紙
Muti emoziona col Mozart religioso

2006年7月12日 Il Avvenire 紙
Muti, un Mozart sacro da medaglia d'oro

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ラベンナ音楽祭メクネス公演放送(再掲)

7月17日にマエストロ・ムーティの指揮で行われるラベンナ音楽祭メクネス公演が、RAI RADIO3でインターネット中継されます。

http://www.radio.rai.it/radio3/cartellone/mostra_evento.cfm?Q_EV_ID=182377

2006年7月17日23時45分(日本時間18日6時45分)RAI RADIO3
RAVENNA FESTIVAL
In diretta da Meknes, Marocco
Orchestra e Coro del Maggio Musicale Fiorentino
Direttore, Riccardo Muti
soprano, Barbara Frittoli
mezzosoprano, Sonia Ganassi
basso, Ferruccio Furlanetto

Giuseppe Verdi
dall'Opera La forza del destino
- Sinfonia
- "Il santo nome di Dio Signore"per basso, coro e orchestra
- "La Vergine degli Angeli" per soprano, coro e orchestra

Giuseppe Verdi
dall'Opera Don Carlo
- "Nel giardin del bello" (Canzone del velo) per mezzosoprano, coro e orchestra
- "Ella giammai m'amò!&" per basso e orchestra
- "O don fatale"per mezzosoprano e orchestra
- "Tu che le vanità" per soprano e orchestra

Giuseppe Verdi
Dai Quattro pezzi sacri
- Stabat Mater, per coro e orchestra
- Te Deum, per doppio coro e orchestra

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フィレンツェ歌劇場新シーズン発表(再掲)

フィレンツェ歌劇場のサイトに新シーズンの内容が載りました。

マエストロ・ムーティはフィレンツェ五月音楽祭に出演します。2007年4月28日、29日にフィレンツェ五月音楽祭管、同合唱団と、コンサート形式で《オルフェオとエウリディーチェ》を上演します。

2007年4月28日、29日 第70回フィレンツェ五月音楽祭
グルック 《オルフェオとエウリディーチェ》
コンサート形式
フィレンツェ五月音楽祭管、同合唱団
テアトロ・コムナーレ

http://www.maggiofiorentino.com/ita/maggio/m_calendario.shtml

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クレメンス・クラウス賞の金メダル受賞(再掲)

7月10日のラベンナ音楽祭の演奏会終了後、マエストロ・ムーティはウィーン国立歌劇場合唱団からクレメンス・クラウス賞の金メダルを授与されました。
授与した、同合唱団代表Michael Knappによれば、理由はさまざまだけれども、そのひとつは、マエストロとの35年間に及ぶ共同関係で、それはマエストロとの演奏がもたらしてきた偉大で、熱狂的でしかも数々の成功にいろどられてきた関係だそうです。

おめでとうございます、マエストロ!

2006年7月11日 Ravenna Festival, Comunicati Stampa
Al Maestro Muti la medaglia d'oro Clemens Krauss

http://www.ravennafestival.org/comunicati.php?id=190

授与の模様の写真は、既に紹介したとおり、ラベンナ音楽祭のサイトで観られます。

また、同合唱団のサイトにはクレメンス・クラウス賞受賞者一覧が載っています。マエストロ・アッバードが1991年に金メダルを受賞している写真とメダルの写真が添えられています。クリックすると大きくなります。

Die Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor
Die Träger der Clemens Krauss Medaille

http://www.kv-staatsopernchor.at/deutsch/derchor.html

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7月10日公演の写真(再掲)

7月10日のマエストロ・ムーティとケルビーニ管、ウィーン国立歌劇場合唱団との、ラベンナ音楽祭での演奏会の写真が、音楽祭のサイトに載りました。クリックすると大きくなります。

4枚目の写真は、追って紹介するように、クレメンス・クラウス賞の黄金メダルを同合唱団から授与されている写真です。

Ravenna Festival, Galleria fotografica
Elenco spettacoli del 2006: ORCHESTRA GIOVANILE LUIGI CHERUBINI KONZERTVEREINIGUNG WIENER
STAATSOPERNCHOR direttore RICCARDO MUTI

http://www.ravennafestival.org/galleria_fotografica.php?data=2006&spettacolo=874

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martedì 11 luglio 2006

カンテッリ音楽祭(再掲)

マエストロ・ムーティとケルビーニ管は、今秋も小ツアーを行うようです。

11月26日に訪れるTeatro Cocciaのサイトが、プログラムやプロフィールを写真(おのおの大きくできます)とともに載せていました。

2006年11月26日21時 ケルビーニ管
マルトゥッチ   ノットゥルノ
シューマン    チェロ協奏曲
チェロ: ヨハネス・モーザー
チャイコフスキー 交響曲第六番《悲愴》
Teatro Coccia 

http://www.fondazioneteatrococcia.it/stagione_cantelli_muti.asp


W杯で優勝したイタリア・チームの歓喜のローマ凱旋の模様を、いろいろなメディアで観ました。
フリットリのサイトにも優勝、とトロフィーの写真が載っています。

http://www.frittolibarbara.com/cms/index.asp

また、イタリアだけでなく、今日の日本の新聞(たとえば朝日新聞)にも、代表選手たちがゴールデンカラーでサインしたイタリア・チームのユニフォーム写真が、メーカーの全面広告で載りました。

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エンツォ・ビアージによるインタビュー(4)

7月11日14時から7月13日14時まで、ココログがメンテナンスに入ります。
その間、閲覧はしていただけます。
新しい記事の紹介は次のところでしていきます。
ご不便をおかけします。

http://blogs.yahoo.co.jp/delpippoit

イタリア人ジャーナリストEnzo Biagi によるマエストロ・ムーティへのインタビューの続きを紹介します。訳しながら紹介しているために、こまぎれになってしまっていて申しわけありません。

演奏家の作曲家への対抗心についてたずねているのを興味深く思いました。
トスカニーニについてマエストロが語っている本を紹介しましたが、そこでも、この問題を話していました。作曲家へ奉仕するのが演奏家、というマエストロのモットーには、当然のモットーであると思われるのに、感銘を受けます。


Amadeus 誌 1991年6月号

Un uomo semplice

長時間の海外旅行、ツアー、リハーサル、新しい場所、どれがいちばん大きな苦労ですか。
「家から遠くにいることです。自分の家庭を愛しています。」

他の人たちと関わるほうですか、それとも、ひとりでいるほうですか。
「他の人たちといないと心地いいです。けれども、私に何か言ってくれることができて、尊敬している人たちもいます。本質的には人見知りをします。だから、人々に気難しいとか、用心深いと思わせているようです。友人達は、私がそういう外観とは全く違うと知っています。」

批評家たちとの関係はどうですか。
「演奏を通じてはっきりと明らかにしている私の意図を、批評家が直感的に、また瞬時に見抜いている報道を読むのは嬉しいです。自分にとって有用かもしれないような助言に出会うと、幸せです。でも、批評家は具体的な要素、理由もないのに、称賛したり、たたいてだめにしたりしていました。書く資格のないような人、つまり音楽の専門家でない人に勝手に直感的に書かせているようなことには、興味がありません。」

歌手についてはどう思いますか。
「異なったタイプがいます。美しい声の歌手、興味深い声の歌手と、一方では、声のない歌手、あるいはひどい声の歌手と。そして、彼らの中には、音楽家としての歌手と、それとは別の歌手たちがいます。後者は、オーケストラや合唱団、あるいはその集まり、演奏に参加しているほかの歌手たちによって創り出されたハーモニーの織物について、明らかにそれとどう関わるかを理解していないような人たちです。フレージングができること、すなわち、芸術的な熟練さをもってフレーズを音楽的に操ることは、音楽家としての歌手をそうではない歌手から区別します。それは声の質とは独立したものです。」

音楽家の世界にも、モーツァルトとサリエーリに見られるような、伝説的な嫉妬があります。そのことをどう思いますか。
「人生の一部です。芸術の世界には競い合いがあり、情念を激化させる世界だからです。個人的には聖人であると言いたいとは思いませんが、なぜなら、私はそうではないからですけれども、大きな犠牲を通じてだとしても、自分に期待していたものよりもいっそう多くのものを、私は誰にも助力をせびることなく受け取りました。誰の力もせびることのなかったことには誇りを感じています。」

楽譜や誰かに対抗心を感じますか。
「私は、演奏家は作曲家に奉仕する人だという教育を受けましたし、誰かと競ってもいません。なぜなら、誰にでも自分の場所があるし、誰もが自分の意見、自分の演説をすると思っているからです。」

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lunedì 10 luglio 2006

10日、11日の会場変更

ラベンナ音楽祭で7月10日、11日に、マエストロ・ムーティはケルビーニ管、ウィーン国立歌劇場合唱団とモーツァルトを演奏しますが、会場がTeatro Alighieri に変更になっています。
それを報じるニュースに、マエストロの公開リハーサルでの写真(多分)が添えられているものがありました。

2006年7月10日 Corriere Romagna 紙
Muti e Mozart all’Alighieri e non a Classe

http://www.corriereromagna.it/isapi/presstoday.exe?mail=ok&desk=SPETTACOLO&id=420162

W杯イタリアチームの闘いを観ながら、脈々と伝えられてきているものの存在の強さを感じました。マエストロのいるクラシック音楽の世界もそうです。
イタリアにおける伝統の存在、よいものが頑固に受け継がれていくというあり方には、本当に感銘を受けます。
カンナバーロには前回日韓大会に続き、泣かされてしまいました...。

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Viva!Azzurri!

ただ、喜びもほどほどのW杯決勝戦でした。

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マエストロとカッチャーリの対話

ラベンナ音楽祭で7月11日に、マエストロ・ムーティが思想家、政治家マッシモ・カッチャーリと、ドン・ジョバンニたちをテーマに対話します。
是非、対話録を入手したいです。

2006年7月9日 Ravenna Festival, Comunicati Stampa
"I Don Giovanni" conversazione sul tema di Massimo Cacciari e Riccardo Muti Martedì 11 luglio ore 12 alla Sala Muratori della Biblioteca Classense

http://www.ravennafestival.org/comunicati.php?id=187

彼が温厚な選手だという中継者たちのコメントには同意しかねますが、ジダンにレッド・カードが出ました!
(2006年7月11日5時22分追記
ジダン退場に、もしかしたらセンシティブなことがらが関わっているかもしれない可能性が出てきました。当初の表現を変えて書きました。)

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エンツォ・ビアージによるインタビュー(3)

Enzo Biagi によるマエストロ・ムーティへのインタビューの続きです。
指揮者の孤独、責任の重さについて、ここでも語っています。その想いをマエストロの口から聞くたびに、胸が痛くなります。

延長戦です。カンナバーロ、がんばれ!

Amadeus 誌1991年6月号
Un uomo semplice

どんな歴史にも困難な時があります。あなたの場合は?
「悲劇に至ったことはありませんが、私の人生には決断の必要な状況が、それゆえに厳しい時となる状況が広くまかれています。たとえば、1972年にロンドンのフィルハーモニア管の首席指揮者の職を、オットー・クレンペラーのような巨人をひきつぐべく引き受けたとき、あるいは、ベートーベンの第九交響曲の偉大なメッセージを前にして、自分がこのように小さな存在であることを自覚しながら、第九交響曲をはじめて指揮したときなどです。」

『十分です。これ以上やることはありません。』とこれまで一度も言ったことはないのですか?
「何度も言っています。なぜなら、私は偶然の連続によって音楽に到達したような音楽家であり、それを忘れてはいけないからです。こんなふうになるよう必然的に運命づけられた雰囲気の中では、育ちませんでした。私の家にはそのような計画がありませんでした。ある意味、私は二つの世界を生き続けています。ひとつは『普通の』少年、青年の世界で、私が大事にし、守りたいと思っているものです。もうひとつは、芸術家としての世界で、演奏が終わったときはいつも、当然のことながら、その世界から走り去っています。この二つ目の世界が度を超えて優勢になったとき、ここに聞こえてくるのです。『もう、十分だ。』」

指揮台に上がることには何の誇りもないのですか。
「指揮台に上がった最初の頃には、おそらくあったでしょう。なぜなら、指揮台に上がることは、現実として、滅多にない地位に就くことだったからです。歳月がたつとともに、そのことに特に責任を持つようになりました。指揮台がしっかりとした土台ではなく、精神集中の場、孤独な場としてますます感じられるようになったのです。」

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domenica 9 luglio 2006

眠っていたナポリ派音楽の手稿への想い

2000年秋に行われたマエストロ・ムーティへのインタビューを読んでいて、今実現しつつあることがその中で将来のこととして語られていたり、そのルーツが語られたりしているのを、とても興味深く思いました。

やりたいこと、やらなければならないことを明確に描き、それに向かって進んでいっているマエストロの姿には、いつものことながら、感銘を受けます。

将来のことのひとつとして、若い人たちに教えたい、と語っていて、これは以前のインタビューでも、フィルハーモニア管時代から抱いていたことだと言っていましたが、今、ケルビーニ管という形になっています。

もうひとつは、ナポリ派音楽の手稿について少しですが、触れています。その人生における成功を語る文脈の中で出てきています。こういう想いを経て、来春、ナポリ派音楽の手書きの楽譜がケルビーニ管によって音として現われることになったのか、と思いました。
マエストロにとっては、二つの夢が編み合わさったものになります。

Sette 誌 2000年10月26日号
Riccardo Muti in famiglia

「私は、深南部で太陽と友達と親しみ、自由な学問という意味でのアリストテレス主義にあふれていたような、後期中等学校と高等学校に親しんだ若者でした。17歳までこのように育ちました。それからその後、自分自身とだけ向き合い、際限ない時の間、楽譜を研究する立場になりました。毎日、来る年も来る年も来る年もそうやって、書かれた音楽についての1000年間を学びました。これはフラストレーションのたまることです。ナポリ音楽院の図書館に入って、偉大なナポリ派音楽の無数の膨大な手書き楽譜がそこに眠っているのを見て、そしてこの世界が大部分、私にとって未知だったことを知って、強い印象を受けました。これらの楽譜と私との距離、それらを研究することや知ることの不可能さは、惑星との距離のように思えました。」

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エンツォ・ビアージによるインタビュー(2)

イタリアの著名なジャーナリスト、Enzo Biagiによるマエストロ・ムーティへのインタビューの続きを紹介します。

進路を決めたきっかけを語っています。10代前半のマエストロはどんなふうだったのだろう、と想像するだけで楽しいです。

指揮者以外になりたかったものでは、外科医というのは、マエストロのあのエレガントで美しく長い指ならば、器用にこなせそうな気がします。
天文学への興味は、地球や天体の動きと音楽のつながりの神秘をよく語っている様子からも、うかがえるかもしれません。

ムッターとモーツァルトのバイオリン協奏曲を録音しているときの、モニタールームでの写真(レコード芸術誌で、中矢さんがレポートしていたのが思い出されます)の微笑み、《椿姫》をEMIで録音しているときのモニタールームでの、満面の、屈託のない最高の笑みの写真が添えられていて、懐かしいです。

Amadeus 誌 1991年6月号
Un uomo semplice

いつ、進路を決めたのですか。
「音楽の勉強はいつも他の科目の勉強と並行してなされていました。両親は自分たちの子供がいつか、プロという意味での音楽家になるとは思ってもみなかったでしょう。私は、次のような専門家になることをアドバイスされて育つような家族の出身です。医者になるといいのではないか、エンジニアになれるのではないか、というようなアドバイスです。私に割り当てられたのは法律を修めて学士になることでした。父の大の友だちが、モルフェッタで名声ある弁護士Primo Augenti (訳注:人名がどうか、自信がありません)だったことによります。
音楽は午後やることになっていて、いずれにせよ、バイオリンの進歩によって、師のアドバイスに従ってさらにピアノの勉強をするように仕向けられました。それは、彼が言うには、もっと十分な教養をもつために、とのことでした。ピアノには全くもってひきつけられました。ほかは必要ないと思うほどのものだったからです。重要で完璧な楽器でした。
バイオリンはわきにやられ、短期間の間、バーリ音楽院の第四課程の通学生試験の準備をしました。当時は音楽高等学校でした。
この試験は特別な日でした。私たち3人が残り、すでにバーリの夏の酷暑の中、2時になっていました。もう疲れて空腹で、たぶん試験を延期したほうがいいだろうと思っていました。そのとき、ほっそりとして、非常に活き活きとした目をもった男性が、入り口のうしろに頭をのぞかせ、残っている候補者たちを見ようとしていました。この男性が、私の音楽家としての人生と運命の根源的な部分にはいってくる必然性があったとは、そのときには思ってもみませんでした。彼はニーノ・ロータといいました。
審査員の前で、10点満点プラス最優秀賞ですべての試験を受けました。ロータが私を呼んでこう言いました。『今日の演奏の程度にではなく、明日の、将来の演奏の可能性に賞を与えるよう、強く主張しました。』
彼に会いに行くよう、招かれました。でも、それは単なる決まり文句のように思っていました。続く9月に父に同行してバーリに行きました。彼が自分の仕事をすばやくすませるのを待つ一方で、音楽院へひとっ走りして、自分自身の目で一連のよい成績を見ようと決めました。
状況は興味深いことに運命的でした。同じ日に、マエストロ・ロータはローマからバーリに戻ってきていました。ローマでフェリーニの映画のためにサウンド・トラックを書いていたところだったのです。マエストロ・ロータは廊下をわたっていて、この少年が掲示板の前にいるのを見かけました。私にはこういう声が聞こえてきました。『おや、ムーティ君じゃないか。』Ma tu non sei il piccolo Muti?私と私の試験のことを完璧に覚えていたのでした。私と再度話しあうことを望んで、音楽院への入学を勧めました。
この少年が直面するはずの危難について結論を出さなければならず、家族は話し合いました。その後、バスで1週間に3回、モルフェッタからバーリへ向かい、後期中等学校の勉強を1時間切り上げ、下した判断は最後には明るいものになりました。音楽院に入学したのです。午前はモルフェッタの後期中等学校に通い、週に3回、バーリへ遠路通学しました。
ロータは私にとって大事な音楽上の父でした。交響楽団を本質的なところで、はじめて私に教えてくれました。リハーサルに連れて行き、あらゆる仕組みを説明しながら、教えてくれたのです。また、寛容でもありました。私の家族が翌年ナポリへ移ることになり、次のように言ったからです。バーリ音楽院を離れることをためらう私を前にして、こう言いました。『ナポリへ行くのはいいことだ。君にはもっと大きな音楽院が必要だし、文化的にすぐれた街に行けば、もっといい音楽院があるよ。』」

あなたが今いるこの世界で出会った主要な人は誰ですか。
「その次がVincenzo Vitaleで、ナポリ学派ピアニストの偉大な星です。次がJacopo Napoliで、音楽院の院長です。私自身が今のようなキャリアのことを思ってもみなかったときに、私に指揮者の素質があることを一目で見抜きました。それからミラノでは有名な作曲のmaestro、先生であるBruno Bettinelli、楽譜解釈のmaestro、先生であるRiccardo Castagnone、最後がAntonino Vottoです。トスカニーニ派のことを語る人として非常に大切なだけでなく、オーケストラの指揮からあらゆる自己陶酔をとりさり、演奏する楽譜を前にしたときの倫理的な問題を提示しました。」

あなたの言葉にこういうものがあります。『音楽は私のすべてです。』けれども、もっと大切なものはないのですか。
「音楽というのは私のあり方の問題であり、私を表現するものです。その言葉を私が言ったとしたら、好きではありません。なぜなら、サンレモ音楽祭でそういうタイトルの歌がたくさんあるからです。」

ではリッカルド・ムーティが指揮者ではなかったとしたら、ほかにあなたを引き付けたかもしれない仕事はありますか。
「弁護士になるよう育ちましたが、やがて、哲学に魅せられ、大学に入学さえしました。素晴らしい外科医になる夢も一時は持ったことを思い出します。一方、天文学に夢中になったこともありました。」

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フィレンツェ歌劇場の新シーズンは12日発表

フィレンツェ歌劇場の7日付Eメールニュースによれば、新シーズンと来年の五月音楽祭を発表する記者会見が12日に行われるそうです。
マエストロ・ムーティの演奏会も、既報のとおり含まれているといいのですが。

2006年7月7日 stampa.maggiofiorentino.com
CONFERENZA STAMPA PRESENTAZIONE STAGIONE 2006-2007 E 70.o MAGGIO MUSICALE 2007

http://www.maggiofiorentino.com/index_ita.shtml

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ココログ・メンテナンス中の避難先

ココログのメンテナンスが行われる間、別のところでニュースを紹介します。

http://blogs.yahoo.co.jp/delpippoit

メンテナンス中もココログの閲覧はできます。

◇メンテナンス日時 2006年7月11日(火)14:00~7月13日(木)14:00の約48時間

今朝もすでに、記事が消えてしまい、気力が失せてしまいました。

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ラベンナ音楽祭モーツァルト公演

ラベンナ音楽祭のサイトに、マエストロ・ムーティとケルビーニ管、ウィーン国立歌劇場合唱団による、10日、11日の公演の案内が載りました。
はじめてみる写真が2枚あって、嬉しいです。どちらもSilvia Lelli の撮影です。写真集が出ないかな、早くケルビーニ管のサイトが始動しないかな、と思います。

2006年7月9日 Ravenna Festival, Comunicati stampa
Riccardo Muti, Orchestra Cherubini e Wiener Staatsopernchor in omaggio al Mozart 'sacro'

http://www.ravennafestival.org/

http://www.ravennafestival.org/comunicati.php?id=186

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Ritratto di Riccardo Muti リッカルド・ムーティの肖像

6月28日にRaitreで放映された、マエストロ・ムーティをテーマにした番組は素晴らしいです。
残念ながら、わたしの接続状況では音は聴こえないのですが、映像はなんとか観ることができます。
2005年ラベンナ音楽祭チュニジア公演、ザルツブルク音楽祭などを追っていて、特に、ケルビーニ管と行ったベートーベンについてのレクチャーコンサートが秀逸です。
素材は、2005年夏6月~8月のラベンナ、フィレンツェ、ミラノ(ミラネジアーナでの様子が観られます!!!)、ローマ、チュニジア、マルタ、ザルツブルクでの映像です。
どうにかして完全な形で映像を目にしたいと思っていますが...。

番組の制作に関わったジャーナリストMassimo Bernardini によれば、この企画は1987年に、スカラ座の《ドン・ジョバンニ》のリハーサルに通った頃から温めていたものだそうです。
実現に向かって進むにあたって、いろいろな懸念がありましたが、そのひとつが、マエストロのテレビに対する恐れでした。その中にはマエストロの内気さ、timidezzaもある、とこのジャーナリストも書いています。

こういう映像が観られて、しかも、陸続きで演奏会を聴きに移動できて、ヨーロッパのファンが本当に羨ましいです。

sorrisi e canzoni TV 誌 2006年7月1日号
Ho passato un'estate all'ombra di Riccardo Muti

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la storia siamo noi

マエストロ・ムーティを扱った番組が同番組のサイトで見られます。

わたしは何度やっても強制終了になってしまいます。残念。

http://www.lastoriasiamonoi.rai.it/

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sabato 8 luglio 2006

自由になって実現させる夢(2)―ナポリの復権

ザルツブルク音楽祭の過去・現在・将来をテーマにしたDVDを紹介しました(The Salzburg Festival)が、その中で、Flimmがザルツブルク音楽祭に新しいアイデアをもちこもうとしているのに、強い印象を受けました。
マエストロ・ムーティが彼のそういう提案に応じてナポリ派音楽のための音楽祭をはじめることには、いろいろな意義がある、と思いました。そのひとつは、もちろん、ナポリ派音楽の再認識です。
4月はじめにレプッブリカ紙に載ったインタビューの続き、ナポリ派音楽について語っている部分を紹介します。

2006年4月3日 la Repubblica 紙
Muti, la libert ritrovata
Il maestro, dopo il divorzio dalla Scala, parla dei suoi progetti e del divino Mozart

そのムーティの夢のひとつはルーツ的、学究的なもので、夢のリストの最上部にあり、音楽祭に変わりつつある。1700年代ナポリ派音楽再発見のほうを向いた企画で、現代的な演奏を意図したタイトルをもっている。2007年から予定されていて、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭のセクションにある。Scarlatti、 Cimarosa、 Traetta、 Piccinni、 Paisiello、 Jommelli 、 Fioravantiといった音楽家たちの歌劇、ミサ、オラトリオを含むことになる。ザルツブルクに『駐留』するのはケルビーニ管で、2005年にムーティによって洗礼を受け、若いイタリア人たちで構成されている。ザルツブルク音楽祭の新しい総裁になるJurgen Flimmから招待を受けた。「若者たちからなっているこのオーケストラ、若い歌手達、私のようにナポリ生まれでオーストリアに36年間つながりを持っている指揮者を通じて、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭に新たなはずみがつけられるのではないかと彼は考えたのでしょう。この音楽祭はカラヤンによって夏の音楽祭の分派として創設され、最近はバロック音楽に限定したものになっています。」

マエストロが主張するところでは、基本的には、1700年代のナポリとウィーンを結びつけた濃い文化的関係に焦点をあてたものになる。「両市はそれぞれの王国の首都として、文化的に肩を並べていました。演劇と音楽のほかに文学、絵画についての交流もあった活発な組み合わせは、ナポリ王国の王妃であり、マリア・テレジアの娘であるマリア・カロリーナの時代には頂点をきわめ、ナポリをオーストリアに結び付けました。私は、そこで修養を積んだナポリの音楽院、San Pietro a Majellaの図書館と、Via DuomoにあるGirolamini修道院の図書館に保管されている楽譜を研究しているところです。魅力的で神秘的なところで、そのきらめくような美しさには息が止まるほどです。もっと古い部分については、かつてはGiambattista Vicoの図書館だったところに、ヨーロッパ音楽のキーパースンであるAlessandro Scarlattiの手稿が豊富にあります。」

来年5月に最初のザルツブルク音楽祭を開幕させるオペラは、Domenico Cimarosaの《カランドリーノの帰還》だ。「この企画を、ナポリ派を最も代表する作曲家で開幕させます。」とムーティは説明する。「チマローザは、ナポリ的なものを、言葉としての民俗的なものではなく、もっと深い意味で、より一層表現しています。彼はウィーンでは王者で、そこで《秘密の結婚》を作曲しました。サンクトペテルブルグのエカテリーナ二世の宮廷でも仕事をしました。」

1700年代のナポリのオペラは、とムーティは続けるが、短期間のまさしく濃い空間だった。「幾人かの作曲家に見られた歌の生粋の名人芸から出発し、登場人物の劇上のキャラクターについて意識的につかむところまで到達しています。これは、たとえばチマローザに起こっています。カストラートに典型的だった名人芸そのものの表現を激しく批判しています。その名人芸は、劇に女性が登場する前の1700年代はじめに支配的でした。役柄を掘り下げることに向かう歩みから、アルプスの向こうの楽派が生まれています。あらゆる著名宮廷で大いに活動し、力を持ち、ナポリの音楽家達は、ついにはヨーロッパの様々な楽派を象徴することになったのです。」

それは、ヨーロッパの劇場音楽におけるイタリアのルーツを復権させる訴えだ。「ピッチーニとグルックの間の論争には言及しません。それは1700年代末のパリで、二つの異なった劇概念を代表するものでした。けれども、モーツァルトの劇においても、行き当たりばったりではない旅、最初のイタリアへの旅で彼がナポリの世界に姿を現したことが、彼の正統性における決定的な要素のように見えます。ナポリは音楽の地でした。豊かで、多様で、矛盾に満ちた世界で、モーツァルト、ハイドン、シューベルトのような作曲家の活力を引き起こしていました。」

シューベルト自身も?ウィーン的なものの最たるものなのに?「いくつかの交響曲のフレーズで表現しているように、イタリア音楽に非常に恩恵を受けていました。交響曲第六番ハ長調La Piccola(訳注:グレイト交響曲に対してピッコラ、小さな)には、速いテンポにイタリアの、そしてまたロッシーニの明らかな影響があります。ある点では、オーストリアの作曲家達はイタリア人たちのとてつもなく強大な力の前でしかめっ面をしましたが、一方では魅力を体験していたのでした。」

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ムーティ家の4匹の犬

マエストロ・ムーティへのインタビューを載せた2000年10月の雑誌を、とてもなつかしく、そして興味深く読みました。

スカラ座来日公演があった秋の発行号で、あの頃、マエストロはこんなことを考えていたのかと、いつものようにため息をつきながら読みました。

来日公演の写真が2枚載っていて、1枚はピットの中から聴衆の拍手にこたえているもの。もう1枚は来日中にレストラン(たぶん、広尾のあのイタリアンだと思いますが)を訪れたときのもの。演奏者がギターを弾きながら《オー・ソレ・ミオ》を歌って、マエストロを歓待する傍らに立っている写真です。

でも、ファンとしていちばん楽しく、ほほえましく思ったのが、マエストロがいちばんお気に入りの犬に、あごを舌でぺろっとなめられて気持ちよさそうにしている写真でした。キャプションによれば、これはマエストロがこの雑誌(Corsera紙の週刊誌)のためだけに写真を許可したものだとか。
この犬はボクサー犬で7歳、その頃のマエストロ家でいちばん年長の犬で、名前はVoltan。もちろんワーグナーのオペラからとったものです。

他の3匹もすべてオスのボクサー犬。
とても面白かったのが、E.T.という名前の当時3歳の犬。目が離れていて、愛すべきE.T.に顔が似ているから、とのことでした。
他に当時6ヶ月のPaggy(去年ザルツブルクに連れてきていたのは、去年のインタビュー記事にありました)、当時3ヶ月のArtuがこの記事で紹介されていました。

写真はGraziella Vigo(写真集”In Scena―Verdi, Muti, la Scala”を出しています)。

追って紹介します。

Sette 誌 2000年10月26日号
Riccardo Muti in Famiglia

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W杯決勝戦

9日はW杯決勝戦ですが、フリットリのサイトのトップページにはAzzurriイタリアチームへの応援メッセージと写真が載っていて、大笑いしました。

http://www.frittolibarbara.com/cms/index.asp

マエストロ・アッバードはミランのファンですし、アッカルドはユベントスのファン(ミラノを訪れるのは演奏会とユーべの試合のとき、というインタビューを読んだことがあります)、フレーニも確かミランのファン(記憶が曖昧ですみません)...とイタリアの演奏家たちの愛好ぶりは、楽しくなるほどです。
マエストロ・ムーティはどうなのでしょう?

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venerdì 7 luglio 2006

星に願いを

七夕のこの日にいつも願うことはただひとつ。

マエストロ・ムーティの夢がかないますように。

(わたし自身の夢は一生かないそうにありません...。)

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フィルハーモニア管オビエド公演

フィルハーモニア管のオビエド公演が、ホールAuditorio Príncipe Felipe de Oviedoのサイトに載っていました。
2007年3月25日でプログラム未定。

バレンシア公演も25日だと発表されていますが...。

http://www.palaciocongresos-oviedo.com/esp/frameset.htm

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フィルハーモニア管ツアー

フィルハーモニア管のサイトに、マエストロ・ムーティとのツアーの予定がやっと載りました。

Muti September Tour to Europe

http://www.philharmonia.co.uk/concerts/series/mutieuropesepttour/

2006年9月3日 フランクフルト
2006年9月4日 エッセン
2006年9月7日 ブリュッセル
2006年9月8日 トリノ
2006年9月10日 モントルー
2006年9月11日 バルセロナ
2006年9月16日 ルクセンブルク

詳細は朝にまた。

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スペインのWeb新聞のインタビュー

マエストロ・ムーティの長文のインタビューが、スペインのWeb新聞に載りました。
興味深い内容でした。

スカラ座での経歴を自信をもってふりかえり、オーケストラでの音楽監督、首席指揮者の数々の任をふりかえって、今はそういう責任を持たずに音楽を演奏できて幸せだ、自由だと、ここでも語っています。
誇りにしているケルビーニ管との活動にも触れています。

オペラの演出については、モダンな演出に難色を示す指揮者というレッテルを否定し、昨夏、ザルツブルク音楽祭で物議をかもした《魔笛》も上演した、演出には、愚かなものか、知的なものか、のどちらかしかない、モダンかどうかはものさしにはならないと語っています。
また、リブレットを尊重すればおのずと馬鹿げた演出はなされないはずだし、同じ理由からコンサート形式でのオペラの上演を好ましく思う(あくまでもコンサート形式であり、セミ舞台方式によるものではない、とのこと)、と言っています。

歌手について久しぶりに結構語っていました。モーツァルト、ロッシーニを歌う歌手は今は豊富にいるが、ヴェルディ、ワーグナーの歌手となると、なかなか見つからないとして、バリトンについては、ブルゾンの後が続かず、でも、カルロス・アルバレスの名前をあげています。

イタリアの文化政策については政治の想像力のなさと金のなさを糾弾し、教育の大切さを訴えていました。

面白かったのが、オペラにおける指揮者は歌手の伴奏をするのではない、と言っていることでした。新聞評に、うまく伴奏していた、とあるのは、全くの概念誤りだと断言していました。

マエストロのスペイン訪問は当分続き、14日のケルビーニ管とのペララーダ城音楽祭出演、フィルハーモニア管との9月のバルセロナ、春のMadrid、 Zaragoza、Oviedo訪問がひかえていると書かれています。

2006年7月6日 El Mundo, El Cultural
Riccardo Muti “Después de salir de la Scala me siento felizmente libre”

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giovedì 6 luglio 2006

指揮とは

ラベンナ音楽祭のサイトで観られる、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の演奏会の映像は、とても興味深いです。

http://www.ravennafestival.org/video_sommario.php

マエストロの指揮には、ケルビーニ管との演奏においても、「見せる」ところがあるように見えます。
でも、それは全く外面的なことにすぎません。それにとらわれてマエストロの奥深いところにあるものを見失っているとしたら、非常に惜しまれることです。
数年前のインタビュー(60歳を祝したインタビュー)で、マエストロが指揮について語っていた部分を紹介します。

Il Venerdi 誌 2001年7月20日号
Il Compleanno di Muti

指揮者のジェスチャーについて。聴衆から見れば、オーケストラとの対話手法には神秘的で、はっきりしないところがあります。どれくらい演奏家たちを操り、どれくらい支えているのですか。技術的なものはどれくらいで、どれくらいが学習されたもので、どれくらいが《見せるもの》なのですか。
「ジェスチャーは手段であって、目的ではありません。しばしば聴衆は、体操あるいは運動競技のようなジェスチャーに幻惑されます。でも、それを否定するつもりはありません。カラヤンのは最高に美しいけれども、非常に抑制されたジェスチャーでした。」

外形的なジェスチャーをする指揮者たちもいれば、内面に向かう指揮をする人たちもいます。一方、外形的な指揮ぶりの指揮者たちの中にも、バースタインほど非常に重要な指揮者は、おそらくいないのではありませんか。
「バースタインの指揮のジェスチャーそれ自体は、決してショー的ではありませんでした。感動しやすい性格のありのままの部分が、それほどまでにあったというだけのことです。マーラーを指揮するときバーンスタインは、音楽が泣いているところでは泣き、音楽が笑っているところでは笑っている、そのように見えました。一方、カラヤンはほとんど目を閉じ、何ものも入り込むことのできない人のように見えました。あるいは、オーケストラを魅了し、魅惑しているかのように思えました。現実には、ジェスチャーはひとつのとりきめです。ミトロプーロスはこの問題をおおざっぱに、しかしながら有用な形で定義しました。右手はリズムを生み、左手は表現をもたらす、というように。この問題を度外視した上で、腕は、指揮台の上では、精神の延長でなければなりません。ジェスチャーが精神から離れてしまったとき、力ずくであるとき、あるいは自己陶酔があるとき、要するに、指揮者のジェスチャーから何の音も聴こえてこないときは、堕落しているのです。残念ながら、今日、スター気取りやグローバリゼーション、価値の混乱といったものの中で、そういう状況がしばしば起きています。そういうことが動機となって、クライバーはもはや指揮したいと思わなくなりました。彼にとって、ブラームスの交響曲第4番の冒頭は人生への思いなのです。一方、別の人は、何の問題もなく指揮しています。けれども、大多数の聴衆にとっては、どちらも同じことです。それは受け入れがたいことです。」

そして、ムーティは?外形的なほうですか、内面に向かうほうですか。
「たぶん、仕事を始めた頃は外形的でした。私のジェスチャーがたっぷりとしている、あるいは、貪欲で意志の力が感じられると書かれていたときでした。けれども、時がたち、それは減っていっています。ときには、ジェスチャーがわずらわしく、不要とさえ思えることもあります。音楽の背後にあるものに、何よりまして価値を見ています。それは音合わせであり、聴衆が見ていないものです。私の仕事は世の中でいちばん簡単なものであり、一方でまた、いちばんむつかしいものです。不可能性の限界にあります。なぜなら、背後にかかえているのは、いつも完全な真理というものに属することだけだからです。そして、自分の意図していることを100パーセント100パーセント実現していくのは不可能です。オーケストラは動き、変化している有機的な存在だからです。」

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スペインの新聞からの引用記事

マエストロ・ムーティとフィレンツェ五月音楽祭管が開幕公演に登場したエル・エスコリアルの音楽祭について、スペインの新聞から引用した記事が載っていました。

2006年7月5日 Playbill
Riccardo Muti Conducts Inaugural Concert at Spain's Newest Concert Hall

http://www.playbillarts.com/news/article/4857.html

フリットリのサイトにもスケジュールとして載っているので、写真が公開されないかなあ、と楽しみです。

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ウィーン・フィルの新シーズン

ウィーン・フィルのサイトのKonzerteの項に、来シーズンの予定が載りました。

マエストロ・ムーティは既に紹介したように、2006年10月7日 Abonnementkonzerte 、8日 Abonnementkonzerte 、9日Soiréen、10日 Gesellschaftskonzerte 、2007年6月21日Sonderkonzerte、24日Konzerte auf Reisen、25日Konzerte auf Reisen、26日Konzerte auf Reisenです。

http://www.wienerphilharmoniker.at/

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mercoledì 5 luglio 2006

ケルビーニ管のコンサートの映像

ラベンナ音楽祭でのマエストロ・ムーティとケルビーニ管の7月1日のコンサートの映像が、ほんの数分ですが、ラベンナ音楽祭のサイトで観られます。

Orchestra Giovanile Luigi Cherubini direttore Riccardo Muti

http://www.ravennafestival.org/video_sommario.php

(この記事に続きはありません。)

Continua a leggere "ケルビーニ管のコンサートの映像"

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liquore di finocchietto selvatico

Gentleman 誌2006年7月号に載ったマエストロ・ムーティのインタビューで、興味をひかれたことが三つほどありました。

ひとつは、ラベンナのマエストロ宅を訪れた同誌の関係者たちの前に出されたのが、野生ウイキョウのリキュールで、マエストロの故郷、プーリャでとれた素晴らしいウイキョウから蒸留されたものだとのこと。

是非口にしてみたいです。

さらにひとつが、マエストロの申し分のない燕尾服が、ジャンフランコ・フェレの仕立てだということ。

恥ずかしいことに、こういうものに縁もなければ十分な知識もないので、このデザイナーの記号的意味合いがわかりません...。

三つ目が、マエストロのラベンナ邸をてがけたのがトスカーナ出身の建築家Pier Nicolo Berardi 、つまり、パウムガルトナーの娘であるロザンナ・パウムガルトナーの夫だということ。

Gentleman 誌 2006年7月号
la vera classe dirigente

(この記事に続きはありません。)

Continua a leggere "liquore di finocchietto selvatico"

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7月はマエストロの月!

W杯の興奮をかかえたまま仕事に行くのはつらいです...。

マエストロ・ムーティのインタビューが載った雑誌を入手しました。
今年65歳ということで、ほかにも出てくるかもしれません。
また追って紹介します。

Gentleman 誌 2006年7月号
La vera classe dirigente

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涙、涙...

これまでに観たAzzurriで、いちばんいいチームです!

マエストロも喜んでいるでしょう!

決勝戦が楽しみです。

Continua a leggere "涙、涙..."

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ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭2007

ザルツブルク音楽祭のサイトに、来年春、マエストロ・ムーティとケルビーニ管が登場する聖霊降臨祭音楽祭の概要が載りました。5月25日(金)~28日(月)です。
詳細は今秋発表とのことです。

紹介済みのDVD、《ザルツブルク音楽祭》では復活祭音楽祭は扱われていますが、聖霊降臨祭音楽祭のほうは出てきません。でも、改装なったかつての小ホール、モーツァルト・ハウスの様子はCGなどで登場します。聖霊降臨祭音楽祭はこのホールで開かれるのではと、記事に書かれていたことがありますが。

日程からして聴きに行けても26日土曜日だけという、非常に情けないファンになりそうです。とてもとても残念。

PFINGSTEN 2007
PROGRAMM 25. - 28. MAI

OPER
Domenico Cimarosa (1749–1801)
IL RITORNO DI DON CALANDRINO
Oper in zwei Aufzügen Rom 1778

Musikalische Leitung: Riccardo Muti
Regie: Ruggiero Cappuccio
Orchestra Luigi Cherubini

KIRCHENKONZERT
Alessandro Scarlatti (1660–1725)
ORATORIO A QUATTRO VOCI
Musikalische Leitung: Riccardo Muti
Orchestra Cherubini

http://www.salzburgfestival.at/pfingsten07.html

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martedì 4 luglio 2006

The Salzburg Festival

Tony Palmer のフィルム《ザルツブルク音楽祭》を今日入手しました。
200分に及ぶフィルムをざっと観ましたが、非常に興味深かったです。
ザルツブルク音楽祭の歴史を、同音楽祭のそのときどきの映像、出演者・演出家・出資者、そして同音楽祭首脳へのインタビューなどで振り返っています。

マエストロ・ムーティは、カラヤンが自分をザルツブルク音楽祭へどう導いてくれたかについて語る、6人のひとりとして登場します。マエストロの他は、Peter Gelb、小澤さん、メータ、マエストロ・ポリーニ、アン・マレー。
さしはさまれているカラヤンのリハーサルシーンの映像が、とても魅力的です。

マエストロは、《コシ・ファン・トゥッテ》の指揮に招かれたときのことを語っていました。例の、朝7時にホテルに電話があって、たたきおこされた、というエピソードです。引き受けるかどうか数日考えさせてほしい、というマエストロに、カラヤンは、シかノーか、イエスかノーか、ただちに答えよと迫ったとのこと。その様子をカラヤンの表情、口ぶり、声音に似せて語っていました。
カラヤンについて語る人たちの多くが、カラヤンのその特徴ある声と、にこりともしない表情を真似てみせるのが、本当に面白かったです。

次期総裁、Flimmのインタビューも興味深かったです。過去を振り返るのではなく、未来をみよう、何か新しいアイデアを、というそのコンセプトは、まさに、マエストロに聖霊降臨祭音楽祭の引き受けを打診したときの言葉そのものでもあると、思いました。

カラヤンが家庭でくつろぐ姿の映像、その家も出てきましたが、アニフのだとしたら、隣は今はマエストロの別荘です。Peter Alward をはじめとする人々が、カラヤンは孤独だった、指揮者は孤独だと繰り返し言っていたのが印象に残りました。

ザルツブルクへ行くことなどかないそうにもなく、そこは階層的にも永遠に手の届かない世界ですが、マエストロが30年以上にわたってずっと出演し続けていることの重み、意義をあらためて考えました。
このフィルムの中では、マエストロはエポックメイキングなものとしては位置づけられていないように感じられます。永遠のスタンダード、といったところなのでしょうか。

Netrebkoの《椿姫》の一シーンなど、まさしく、マドンナの《マテリアルガール》のMTV風、マリリン・モンローの映画のようで、楽しかったです。

Tony Palmer's Film about "The Salzburg Festival"

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事故犠牲者に黙祷

3日はスペイン国王夫妻も列席して、エル・エスコリアルで新しい音楽祭の開幕公演をマエストロ・ムーティは務めています。
バレンシアで地下鉄脱線事故により多くの犠牲者が出たことを悼み、スペイン国歌を演奏した後、1分間の黙祷が捧げられたことが報じられていました。

2006年7月3日21時45分 ANSA
DERAGLIA LA METROPOLITANA A VALENCIA, ALMENO 35 MORTI

2006年7月4日6時54分追記
開幕公演後のカクテルパーティは中止になった、とスペインでは報じられています。

2006年7月3日21時40分 EUROPA PRESS
Convoy.- Un minuto de silencio por las víctimas en la inauguración del Teatro de San Lorenzo de El Escorial

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スペイン国王夫妻が列席予定

マエストロ・ムーティがフィレンツェ五月音楽祭管、合唱団とともに、3日、開幕公演を務めるサン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル音楽祭には、スペイン国王夫妻が列席予定だと報じられています。
ただ、バレンシアで大きな事故があったので、変更があるかもしれません。

オール・イタリア人によるコンサートで、スペイン国歌に続き、プログラムが始まりますが、プログラムはヴェルディの作品でスペインの歴史に敬意を表したものが選ばれ、当地に因んだヴェルディの《ドン・カルロ》からのアリアや合唱曲のようなもの含まれると書かれています。

2006年7月3日 ANSA
Muti inaugura Festival Escorial
Saranno presenti i Reali di Spagna

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lunedì 3 luglio 2006

7月1日の写真

マエストロ・ムーティとケルビーニ管の7月1日の公演の写真が、ラベンナ音楽祭のサイトに載りました。遠景です。

Ravenna Festival, Galleria fotografica
ORCHESTRA GIOVANILE "LUIGI CHERUBINI"

http://www.ravennafestival.org/galleria_fotografica_archivio_anni.php?data=2006

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ウィーン国立歌劇場合唱団

画面がかわるのに5分ぐらいかかってしまうココログの状況には、いつもため息をついています。

10日、11日のラベンナ音楽祭には、ウィーン国立歌劇場合唱団が出演します。
同合唱団のサイトにはマエストロ・ムーティとの数々の共演の記録が載っていますが、合唱団と素晴らしいオペラ、コンサートを行ってきたことに対して、マエストロが感謝の気持ちを述べた2002年6月5日付の手紙が掲載されています。写真付きです。

Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor
Briefe von Dirigenten
http://www.kv-staatsopernchor.at/deutsch/kontakt.html

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domenica 2 luglio 2006

ケルビーニ管プーラ公演

今日のピアチェンツァの新聞に、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の6月30日のプーラ公演の写真が何枚か載っていました。
船へのブリッジでの写真もありました。サングラスをかけてボートのそばにいることもあって、むかしむかし、『マイアミバイス』を観ながら、ドン・ジョンソンってマエストロに...と思っていた頃をまた思い出しました。

記事中にもありましたが、クロアチア大統領のサイトにも、公式日程としてコンサート鑑賞が載っていました。

雑誌や新聞に載っているマエストロとケルビーニ管の写真は、スカラ座で写真を撮っていたSilvia Lelliのものが多く、この新聞掲載のもそうです。いずれ写真集が出ないかな、と楽しみです。
スカラ座が来日したときに銀座のデパートでLelliの写真展があり、販売もされていました。クライバーのやマエストロの指揮姿の見慣れた写真はすぐに売却済みになってしまいましたが、幸い、リハーサル中のマエストロの写真を1枚、購入することができました。いつかいつかいつか、できることならば、サインをいただければ...。でも、新聞紙1ページくらいのとても大きなもので、持ち運びはちょっと無理かなあ、と思っています。

2006年7月2日 Liberta' 紙
Un anfiteatro romano per la "Cherubini"
Trasferta a Pola, in Istria, per l'orchestra giovanile diretta da Riccardo Muti

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2006年10月のスケジュール

2006年10月1日2006年9月30日 アンカラ、ケルビーニ管
イタリア・トルコ外交関係樹立150周年
シューマン チェロ協奏曲
チェロ ヨハネス・モーザー

2006年10月7日15時30分、8日11時、9日19時30分、10日19時30分 ウィーン、ウィーン・フィル
Joseph Haydn Symphonie g - Moll, Hob. I:39
Wolfgang Amadeus Mozart Symphonie g - Moll, KV 183
Antonio Salieri Ballettmusik aus der Oper "L´Europa riconosciuta"
Joseph Haydn Symphonie F - Dur, Hob. I:89
ムジークフェライン

2006年10月12日20時 ローマ、ケルビーニ管
ローマ国際映画祭開幕コンサート
ニーノ・ロータと彼の映画音楽へのオマージュ
un omaggio a Nino Rota e alle sue colonne sonore per il cinema
《ゴッドファーザー》、《道》、《山猫》
(イタリア人作曲家による映画音楽?:モリコーネ、ロータ、ピオバーニ?)
サンタ・マリア・イン・アラコエリ教会 Teatro dell'Opera di Roma

2006年10月13日18時 ミラノ、ケルビーニ管抜粋メンバー
健康上の理由から欠席

l’Università Vita-Salute San Raffaele創立10周年
Giovanni Reale 教授との対話
l’Anello accademico 授与

モーツァルト  四重奏曲(二曲)
ミラノ・ヴェルディ音楽院 ヴェルディ・ホール

2006年10月20日19時30分 ペキン、チャイナ・フィルハーモニック
キャンセル

ペキン国際音楽祭
(中国におけるイタリア年)
ロッシーニ  《ウィリアム・テル》序曲
ブゾーニ  トゥーランドット組曲
チャイコフスキー  交響曲第5番
Forbidden City Concert Hall

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ウィーン・フィル2007年6月小ツアー

JTBの最新海外音楽情報によれば、マエストロ・ムーティが2007年6月にウィーン・フィルシーズン終幕コンサートを指揮するそうです。

2006年6月16日 JTB最新海外音楽情報
ウィーン・フィルの来シーズン

ウィーン・フィルのサイトによれば、ラベンナを含む小ツアーも行うようです。ラベンナはおそらくラベンナ音楽祭だと思われます。

2007年6月21日19時30分 ウィーン、ムジークフェライン
Saison-Abschlußkonzert
Franz Schubert: Ouvertüre zu "Die Zauberharfe", D 644
Wolfgang Amadeus Mozart: Symphonie D-Dur, KV 385, "Haffner"
Maurice Ravel: Rapsodie espagnole
Manuel de Falla: El Sombrero de tres picos (Der Dreispitz)

2007年6月24日20時 ラベンナ
Franz Schubert: Ouvertüre zu "Die Zauberharfe", D 644
Wolfgang Amadeus Mozart: Symphonie D-Dur, KV 385, "Haffner"
Maurice Ravel: Rapsodie espagnole
Manuel de Falla: El Sombrero de tres picos (Der Dreispitz)

2007年6月25日20時、26日20時 場所後日発表
Franz Schubert: Ouvertüre zu "Die Zauberharfe", D 644
Wolfgang Amadeus Mozart: Symphonie D-Dur, KV 385, "Haffner"
Maurice Ravel: Rapsodie espagnole
Manuel de Falla: El Sombrero de tres picos (Der Dreispitz)

W杯準々決勝戦、負傷退場のベッカムの涙の気持ち、とてもよくわかります!

2006年7月2日2時35分追記
2007年6月22日のコンツェルトハウスの公演がなくなり、2007年6月21日のムジークフェラインの公演が最終公演になったようです。
PK戦になってしまいました...。

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sabato 1 luglio 2006

船の前での写真

マエストロ・ムーティとケルビーニ管は、6月30日のプーラ公演のために船でアドリア海を往復しましたが、マエストロが船の前に立っている写真が載っていました。

2006年7月1日 Corriere Romagna 紙
Riccardo Muti e la Cherubini per Dvorak e Šostakovic

http://www.corriereromagna.it/isapi/presstoday.exe?mail=ok&desk=SPETTACOLO&id=418462

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カンテッリ音楽祭

マエストロ・ムーティとケルビーニ管が、11月26日にカンテッリ音楽祭に出演することは紹介済みですが、劇場のサイトに情報が載りました(まだ更新中)。

http://www.fondazioneteatrococcia.it/coccia_cantelli.asp#

“RICCARDO MUTI e ORCHESTRA CHERUBINI”
Musiche di G. Martucci, R. Schumann, P. I. Čaikovskij

スタンパ紙によれば、11月26日21時からTeatro Coccia で、ヨハネス・モーザーがチェロのソリストを務めます。マエストロによるカンテッリ談が聞けるかもしれません。

2006年7月1日 La Stampa 紙
Riccardo Muti a Novara ricorda Cantelli
Con l’orchestra Cherubini il 26 novembre

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フィルハーモニア管バルセロナ公演

マエストロ・ムーティとフィルハーモニア管のバルセロナ公演について、会場のサイトに詳細が載っていました。
ロッシーニ 《ウィリアム・テル》序曲、モーツァルト ハフナー交響曲、チャイコフスキー 悲愴交響曲です。

http://www.auditori.org/pub/auditori/programacio/llistat.asp?data=11/9/2006

2006年9月11日21時 バルセロナ、Auditori
フィルハーモニア管
Rossini, Guillem Tell. Obertura
Mozart, Simfonia núm. 35, Haffner, KV 385
Txaikovski, Simfonia núm. 6, Patètica

ココログが7月11日から13日までメンテナンスに入り、閲覧はできても、新しい記事紹介はできなくなるようです。その期間は別のところで臨時に続るつもりです。

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2006年9月のスケジュール

2006年9月3日20時 フランクフルト、フィルハーモニア管
アルテ・オーパー再開25周年記念
Gioacchino Rossini: Ouvertüre zu >>Wilhelm Tell<<
Igor Strawinsky: Der Feuervogel
Piotr Iljitsch Tschaikowsky: Sinfonie Nr. 6 h-Moll op. 74 >>Pathétique<<
アルテ・オーパー大ホール

2006年9月4日20時 エッセン、フィルハーモニア管
エッセン音楽祭
3日と同じプログラム
Philharmonie Essen

2006年9月7日20時 ブリュッセル、フィルハーモニア管
Klara音楽祭
シューベルト 《ロザムンデ》序曲 
モーツァルト ハフナー交響曲 
ブラームス 交響曲第2番
Palais des Beaux-Arts - Ter Arken

2006年9月8日21時 トリノ、フィルハーモニア管
トリノ9月音楽祭
シューベルト 《ロザムンデ》序曲
モーツァルト ハフナー交響曲
ヒンデミット  至高の幻想
スクリャービン 法悦の詩
Auditorium Giovanni Agnelli Lingotto

2006年9月9日20時30分 ロカルノ、フィルハーモニア管
アスコナ音楽週間、ガラ・コンサート
ブラームス 交響曲第2番
ラベル スペイン狂詩曲
ファリャ 三角帽子
サン・フランチェスコ教会

2006年9月10日20時 モントルー、フィルハーモニア管
モントルー・ヴェヴェイ9月音楽祭
シューベルト 《ロザムンデ》序曲
モーツァルト 交響曲第35番《ハフナー》
チャイコフスキー 交響曲第6番《悲愴》
ストラビンスキー・オーディトリアム

2006年9月11日21時 バルセロナ、フィルハーモニア管
カタルーニャ記念日(Díada de Cataluña)
ロッシーニ 《ウィリアム・テル》序曲
モーツァルト ハフナー交響曲
チャイコフスキー 悲愴交響曲
Auditori

2006年9月16日20時 ルクセンブルク、フィルハーモニア管
シューベルト 《ロザムンデ》序曲
モーツァルト 交響曲第35番
ヒンデミット 至高の幻想
スクリャービン 法悦の詩
フィルハーモニー・ルクセンブルク大ホール

2006年9月23日 プラート、la Camerata strumentale Città di Prato
シューベルト 未完成交響曲
レクチャーコンサート
Teatro Politeama

2006年9月29日21時 20時45分 パレルモ、ケルビーニ管
FAI主催コンサート
マルトゥッチ ノットゥルノ
シューマン チェロ協奏曲
チェロ ヨハネス・モーザー
チャイコフスキー 交響曲第6番 ベートーベン 交響曲第5番
モン・レアレ大聖堂

2006年9月30日20時30分 アンカラ、ケルビーニ管
イタリア・トルコ外交関係樹立150周年
シューマン チェロ協奏曲
チェロ ヨハネス・モーザー
MEB Þura Salonu-Ankara

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2006年8月のスケジュール

2006年8月4日19時、10日19時、13日19時30分、19日19時、21日19時、26日19時 ザルツブルク祝祭大劇場、ウィーン・フィル

ザルツブルク音楽祭(初日は7月29日)

モーツァルト 《魔笛》

演出 Pierre Audi
美術 Karel Appel
衣装  Jorge Jara
照明  Jean Kalman
振付 田中泯
合唱指導 Thomas Lang
Dramatugie  Klaus Bertisch

Sarastro;René Pape
Tamino; ; Paul Groves
Sprecher; Franz Grundheber
Die Königin der Nacht; Diana Damrau
Pamina; Genia Kühmeier
Drei Damen der Königin; Inga Kalna , Karine Deshayes , Ekaterina Gubanova
Drei Knaben; Wiener Sängerknaben
Papageno; Christian Gerhahe, Markus Werba (13., 19., 21.8.)
Ein altes Weib (Papagena); Irena Bespalovaite
Monostaos; Burkhard Ulrich
Zwei geharnischte Männer; Simon O'Neill ; Peter Loehle
Zwei Priester; Franz Grundheber, Xavier Mas
ウィーン国立歌劇場合唱団

2006年8月6日21時 ザルツブルク祝祭大劇場、ウィーン・ホーフムジークカペレ
ザルツブルク音楽祭
(2006年8月13日11時3分からOE1でインターネット放送予定)

Wolfgang Amadeus Mozart
Kyrie d-Moll KV 341 (368a)
Vesperae solennes de confessore C-Dur KV 339
Missa solemnis C-Dur KV 337
»Ave, verum corpus«, Motette in D-Dur KV 618
Te Deum C-Dur KV 141 (66b)

Sopran: Julia Kleiter
Mezzosopran: Elina Garanca
Tenor: Paul Groves
Bass: René Pape

2006年8月12日11時、15日11時、16日11時 ザルツブルク祝祭大劇場、ウィーン・フィル
ザルツブルク音楽祭

Wolfgang Amadeus Mozart
Konzert für zwei Klaviere und Orchester Es-Dur KV 365 (316a)
Klavier :Saleem Abboud Ashkar 、Itamar Golan
Fabio Vacchi (*1949)
Giusta Armonia
Sprecher: Peter Simonischek
Auftragswerk der Salzburger Festspiele
Uraufführung
Wolfgang Amadeus Mozart
Symphonie C-Dur KV 551 Jupiter-Symphonie

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ペララーダ城音楽祭のソリスト

マエストロ・ムーティとケルビーニ管は14日にペララーダ城音楽祭開幕公演に出演しますが、ソリストが同音楽祭サイトで発表になっていました。
モーツァルトのオーボエ協奏曲のソリストは、元ベルリン・フィル首席奏者のハンスイェルク・シェレンベルガーです。

http://www.festivalperalada.com/cast/vermas.asp?Id=1238&ano=2006

2006年7月14日22時
ORCHESTRA GIOVANILE LUIGI CHERUBINI
RICCARDO MUTI, dirección musical
H. SCHELLENBERG, primer oboe
Concierto Inaugural
VERDI, Sinfonía de Juana de Arco
MOZART, Concierto para oboe y orquesta en do mayor, KV 314
DVOŘÁK, Sinfonía núm. 5 en fa mayor, opus 76

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Renzo Arboreって?

昨日のスタンパ紙が、28日にRAI TREで放映されたマエストロ・ムーティをとりあげた番組について、簡単に紹介していました。
その中で、マエストロがRenzo Arboreを彷彿させるといっていいかもしれない、と書いていました。エンタテーメント・オーケストラのようですが、どんな様子なのか、興味津々です。

何よりも、この番組を観てみたいです。また録画を永遠に探すことになる番組ができてしまいました。

2006年6月30日 La Stampa 紙
RICCARDO Muti può anche ricordare Renzo Arbore

W杯準々決勝イタリア戦、深刻なニュースのある中でも、リズミカルでとても楽しかったです。
素晴らしいディフェンスを見せたカンナバーロはマエストロと同じナポリっ子で、ナポリのキャプテンになるのが夢、とかつて語っていました。ナポリがセリエAに戻ってくるのはいつのことでしょうか。

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