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92 post da maggio 2006

mercoledì 31 maggio 2006

ペララーダ城音楽祭

スペインのペララーダ城音楽祭の紹介記事が出ていました。

マエストロ・ムーティとケルビーニ管が7月14日の開幕公演を務めることも報じられていますが、同音楽祭のサイトのプログラム紹介は今もまだ中途のようです。
モーツァルトのオーボエ協奏曲はソリストが誰になるのか、楽しみです。
また、ドボルザークの交響曲第5番なのか、生誕100周年のショスタコヴィチの交響曲第5番なのかも気になるところです。

2006年5月30日 EFE通信
festival peralada
Caetano Veloso se incorpora a la programación del Festival
El célebre cantante brasileño Caetano Veloso es la última incorporación a la programación definitiva del Festival Castillo de Peralada, que este año llega a su XX edición y que cuenta con los grandes atractivos de los directores de orquesta Daniel Barenboim y Riccardo Mutti.

http://www.festivalperalada.com/cast/vermas.asp?Id=1238&ano=2006#

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martedì 30 maggio 2006

ハプスブルク文化紀行

ハプスブルク文化紀行
倉田 稔
NHKブックス 
2006年5月30日 920円

ウィーンはマエストロ・ムーティが愛してやまない地です。
ウィーンで活躍した音楽家達の様子も読めます。
ハプスブルクものでは、塚本哲也さんの『エリザベート』がより歴史的に今に近く、とても興味深く読みました。彼女が素晴らしいウィンナワルツを披露して古き良き時代のウィーンを偲ばせたという、インペリアルで行われた舞踏会の模様はどんなふうだったのだろうと、ホテルをはじめて訪れたときに想像しました。

2006年5月31日4時4分追記
塚本哲也さんのお名前を間違えて、申しわけありませんでした。ご指摘くださったY.T.さんには心から感謝します。ありがとうございました。

エリザベート―ハプスブルク家最後の皇女
塚本 哲也
文春文庫

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カタルーニャ公演

以前紹介しましたが、マエストロ・ムーティとフィルハーモニア管がカタルーニャにとって大切な日、Diadaの9月11日にバルセロナで演奏することが報じられています。
プログラムはロッシーニ 《ウィリアム・テル》序曲、モーツァルト ハフナー交響曲、チャイコフスキー 悲愴交響曲。
主催者Fundació Grup Setが語るこのコンサートの意図は、国家の中に調和を創造することに貢献すること、今の国家には尊敬と寛容、よい教育が欠けている、のだそうです。

これも、夜に(夜中になるかも)あらためて紹介します。

2006年5月29日 EUROPA PRESS
Riccardo Muti dirigirá la Philarmonia Orquesta de Londres en un concierto por la concordia que clausurará la Diada

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南イタリアのユーモアを備えた人

ル・モンド紙にマエストロ・ムーティの短いインタビューが載りました。

価値がないと侮る指揮者がいるけれども、その構築の美しさに魅せられ、非常にシンプルだけれども深さがある、とマエストロが語るケルビーニの音楽、ミサ曲Chimayを、サン・ドニ音楽祭でフランス国立管と演奏します。
スカラ座を去ったことについて、芸術上の理由からではなく、ある種の政治的、組合に関した要素によるものであり、自分はそこを去って悲しんでいるのではなく、解放感を持っている、音楽がもはやできないようなところには、そこにいる理由がない、と語っています。
自分自身のことについては、冷たくて近寄りがたいといわれているが、それは非常に厳格な教育を受けてきたことによる、実際には内気だ、中身は全く違う、そして、歳を重ねるにつれて、ナポリっ子としてのユーモアをもった面が表面に現われてきている、自分は南イタリアの人間だ!、と語っています。
年老いたルビンシュタインとの出会いという、素晴らしい思い出をもったコンサートがあると語っているのを、興味深く読みました。
彼はマエストロがフランス国立管とチャイコフスキーの《ロメオとジュリエット》を演奏したのを聴き、アレグロが格闘のように聴こえたのははじめてだと語り、予言のような助言をマエストロにしたのだそうです。スカラ座を指揮しなければいけないと。

時間がないので、夜にまた紹介します。

2006年5月30日 Le Monde 紙
Riccardo Muti, une baguette sobre et cotée

(この記事に続きはありません。)

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lunedì 29 maggio 2006

パオロ・ロッシがゴール!

マエストロ・ムーティがロンドンで《ドン・パスクァーレ》を録音していたときは、ちょうど1982年のワールド・カップ決勝戦にあたり、そのときの楽しいエピソードを語っているインタビュー記事を読みました。
その部分を簡単に紹介します。

序曲を録音していると、マエストロのそばにある赤い電話がかんだかく鳴り、録音が中断されました。マエストロがいったい何事かと受話器をとると、サー、パオロ・ロッシがドイツに対して得点したことを喜んでお知らせします、との声。マエストロがオーケストラ(フィルハーモニア管)にそのことを伝えると、みんな大歓声をあげたとのこと。もちろんイタリアのためのものであり、誰もがドイツを打ち負かしたいと思っていたからです。別の部屋ではもう、打ち上げが終わっていました。すなわち、フレーニ、ヌッチ、そして同行していたクリスティーナさんが祝杯をあげ終わっていました。また、オーケストラの演奏をモニターしていた技術陣の傍らには小さな受像機があって、試合の映像が流れていたのにもマエストロは気づきました。つまり、マエストロが言うには、我々にとっては、この録音はワールド・カップの序曲としていつまでも残るだろう。

これは1982年の夏に行われた長いインタビューです。
その中で、話題のひとつとして、スカラ座で数ヵ月後に《エルナーニ》を上演することがとりあげられ、かつてスカラ座の《清教徒》でフレーニと共演するはずだったのが、実現しなかったという話から始まって、フレーニとは《ドン・パスクァーレ》の録音で一緒だった、素晴らしかった、という話になり、《ドン・パスクァーレ》についてマエストロが語り、そして、このワールド・カップ話に至った、というものです。

1982年のワールド・カップは、プラティニのファンには決して忘れることのできないものですが、Azzurriのファンとしても、コンティ、カブリーニそしてロッシにほれぼれした大会でした。
今年は、マエストロにとって、どんな大会になるのでしょうか。

MUSICA VIVA 誌 1982年10月号
Cinque anni dopo

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domenica 28 maggio 2006

エンツォ・ビアージによるインタビュー(1)

エンツォ・ビアージによるマエストロ・ムーティへのインタビュー(6ページ)を、何回かに分けて紹介します。
イタリア語の記事を少し読めるようになって、マエストロのたどってきた道をこうして少しずつ追っていけるのが、とても嬉しいです。でも、当時読めたら、もっと嬉しかったのに、といつも思います...。

マエストロがインタビューで子供時代のことを語るたびに、イタリアの習俗を知ることができて、とても興味深いです。
また、マエストロの好きな詩人、レオパルディの詩には日本の自然を思わせる描写がいくつも出てきます。マエストロが語るモルフェッタの様子を読みながら、マエストロにも、日本の秋の夜の静けさ、虫の音を聞いてもらいたい、とまた思ってしまいました。

Amadeus 誌 1991年6月号
Un uomo 《semplice》

マエストロ、モルフェッタでの子供時代はどんなふうでしたか。
「独特な風土をもった地で過ごした子供時代でした。その風土は、市民文明とテレビの出現で大部分が失われました。12世紀の古い大聖堂がいまだに残って建ち続けています。それはロマネスク様式のプーリア風の建物で、二つの鐘楼をもっています。この地域のアドリア海は深い緑色をしていて、大聖堂は真っ白な姿で深い緑色をしたアドリア海にそびえています。
有名な聖金曜日と聖土曜日のプロセッションがまだ残っています。プロセッションは聖ステファノ教会を深夜に出ていくもので、ヴァティカンの不幸な声明が長年にわたってこの夜のルートを禁じ、何世紀にもわたる伝統を破壊した後に、復活しました。プロセッションには人々が群がり、銀でできた4本の大型のろうそく台に囲まれた、キリストのなきがらの像を見ようと待っています。市民による楽隊が、地方で最も有名な葬送行進曲の演奏を仰々しく大々的に始める中、プロセッションが暗闇の中を出発していくのを人々は待っているのです。
私はナポリで生まれました。母がナポリ出身で、プーリア生まれの医者と結婚していながらも、やはり息子達はナポリっ子にしたいと思っていました。モルフェッタに生後14日たって戻ってから、17歳までそこで暮らしました。モルフェッタは一方の部分をオリーブの木とアーモンドの木の間に抱かれ、もう一方は海に抱かれ、静寂が存在している時には、セミの鳴き声で目が覚め、コオロギの鳴き声で眠りに就くようなところでした。四旬節の到来が町に告げられるときのことが思い出されます。農夫の引く車につながれた犬の首輪の鈴が鳴り、その犬の田舎における飼い主達も一緒に到着し、ピッコロ、太鼓、大太鼓の伴奏のもと、トランペットが高らかに鳴り響いてあたりを震わせます。詩情に満ち、非常に劇的迫力に溢れた土地であり、幸せな子供時代でした。
私は5人兄弟で、父は現在84歳です。若い頃からアマチュアのテノールで、ヴェルディの《レクイエム》やロッシーニの《スターバト・マーテル》を人前で歌いました。家族と後期中等学校の教師達、高等学校の教師達に囲まれて青春時代をすごしました。教師達は学校の教室外でも自分の生徒たちと過ごすことを愛していました。
晩の散歩は学校の友達を無邪気に探すことと、討論ディスカッションとに分かれていました。ディスカッションは哲学、文学、政治について教師達と行いました。教師の何人かは論争仲間であり、モルフェッタ出身としておそらく最も有名なGaetano Salvemini のイデオロギーの仲間でした。
すべてが、いわゆる市庁舎や公共の公園をはてなくめぐりながら、なされていたのです。司教の神学校の監督時計が公園の上に姿を見せていました。それはこういうことを思い出させました。mortales vos esse, dicet quae labitur hora.時は流れ、避けられない死を思い出させる。」

子供だったムーティは、いつ音楽を発見したのですか。
「我が家では、オペラの中継があるときには、いつもラジオが流れていました。こうして、我が家の子供たちはみな、一般教養として勉強するようにひとつの楽器を割り当てられました。私には、何十年も前の晩、7歳のときにヴァイオリンが与えられました。それは聖ニコラの夜、12月7日のことで、プーリアではBefanaベファナが贈り物をもたらします。目が覚めたとき、贈り物を見て大きな落胆を味わいました。夢みていたおもちゃのかわりに、ヴァイオリンがあったからです。出だしはのろのろと展開していきました。窓の向こうで、友人達が我が家の向かいの広場でサッカーに興じているのをみながら、ヴァイオリンの練習をしていました。間違った試みが長く続いた後、父が私の先生の勧めに従って勝負をあきらめたとき、一方、母は専門ではなかったにもかかわらず、不思議な直感でもって、私が音楽の勉強に専心することを決めました。『あと2ヶ月、ためしてみましょう。』この60日間が、今日に至るまでの私の全人生について、責任を負ったのです。
というのも、突然何かが起こり、私はヴァイオリンに魅せられ、嫌だったソルフェージュの習得も非常に速くなり、1年がめぐると、もう、ヴィヴァルディの協奏曲でソリストを務めて人前で演奏するほどまでになりました。」

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エンツォ・ビアージのインタビュー

イタリアの著名ジャーナリスト、エンツォ・ビアージがマエストロ・ムーティにインタビューしたことがあることを、それを引用した記事などで知り、読みたいとずっと探していました。これがそうだろうか、と思われる記事を読みました。後日紹介します。
添えられている何枚かの写真の中に、ラベンナの自宅の人形劇場の前で撮った、マエストロとクリスティナさんの写真がありました。
タイトルは、ビアージがマエストロに、指揮をしていないときにはどんな人ですか、とたずねたのに対して答えたものからとられています。「飾らない、素朴な人間です。」 Una persona semplice.

Amadeus 誌 1991年6月号
Un uomo 《semplice》

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sabato 27 maggio 2006

サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル音楽祭

マエストロ・ムーティが7月3日に開幕コンサートを務めるスペインの音楽祭のサイトが、記事で紹介されていました。

http://www.festival-escorial.es/

マエストロは7月3日、7月5日に出演します。確かに、演奏予定のヴェルディのオペラの作品は(おそらく、《ドン・カルロ》と《運命の力》)スペインをテーマにしたものといえます。

3 de julio, 21:00 h
5 de julio, 20:30 h

Concierto inaugural
Orchestra e Coro del Maggio Musicale Fiorentino
Riccardo Muti, director

G. Verdi

Fragmentos de óperas de tema español
Stabat Mater y Te Deum de Quattro Pezzi Sacri

Barbara Frittoli, soprano
Sonia Ganassi, mezzosoprano
Ferruccio Furlanetto, bajo

2006年5月25日El Telégrafo 紙 
SAN LORENZO
El próximo 3 de julio se inaugurará el Teatro Auditorio de la localidad
El edificio, de más de 25.000 metros cuadrados, ha supuesto una inversión total de 65 millones de euros

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venerdì 26 maggio 2006

のだめカンタービレ

漫画「のだめカンタービレ」の最新話は《ウィリアム・テル》序曲のリハーサルです。ちょうど、マエストロ・ムーティとケルビーニ管が同曲をツアーでとりあげていて、マエストロもインタビューで触れていた作品なので、楽しく読みました。まさか、あのようなリハーサルではないと思いますが、こだわり、徹底しているところは千秋くんもマエストロも同じのようです。

Kiss 誌 No.11 2006年5月25日発売号 
「のだめカンタービレ」LESSON_91

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スペインの新しい劇場

マエストロ・ムーティが最近のインタビューで、スペインは新しいホールを作ったのに、イタリアは劇場を閉鎖している、と語っていた意味がやっとわかりました。
マエストロが7月3日に演奏する会場は、5年の工事を経てエル・エスコリアルにオープンしたホールTeatro-Auditorio de San Lorenzo de El Escorialで、そこで新たに始まる夏の音楽祭Festival de San Lorenzoの開幕公演を、マエストロはフィレンツェ五月音楽祭管、合唱団、フリットリ、ガナッシ、フルラネットとともに務めます。

スペイン語にまだまだ慣れなくて、うまく記事やサイトが見つけられないのが残念です。

2006年5月24日ABC.es
Muti y Verdi levantarán el telón del nuevo Teatro-Auditorio de San Lorenzo de El Escorial

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マドリッドでの7月3日公演

マエストロ・ムーティとフィレンツェ五月音楽祭管、合唱団がマドリッドを訪れます。7月3日に、ラベンナ音楽祭7月16日と同じプログラムを演奏します。

2006年5月24日 EL PAÍS紙

Ópera, ballet y zarzuela para inaugurar el teatro de El Escorial

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スペインでのオペラ公演→誤り

マエストロ・ムーティがスペインでオペラを指揮するという報道がなされています。

もう時間がないので、詳細は夜に。

2006年5月26日21時5分追記
ラベンナ音楽祭の7月16日、17日と同じプログラムが上演されます。
オペラ上演ではありません。申しわけありませんでした。

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giovedì 25 maggio 2006

《マクベス》開幕公演の頃のマエストロ

マエストロ・ムーティとスカラ座の1997年開幕公演《マクベス》は、なかなかDVD化されず、残念です。
開幕前の様子をとりあげた一般誌の記事を読みました。
スカラ座音楽監督になって11年たったマエストロについて、記事の結びは、マエストロのスカラ座での様子を感銘深く書いていました。偉大な指揮者、非常に厳しい人間で何事からも逃げない、ミラノにいるときは、スカラ座に午前の非常に早くから入り、夜もすっかりふけてからそこを去る、そのときスカラ座の明かりは落ち、闇のおかげで静寂の中、彼は自分の思いにふけりながら歩く、との記述は、マエストロがどれほどスカラ座に献身的だったかをよく表しています。
また、冒頭には、マエストロがしばしば口にする言葉が語られていました。指揮者は命令するポストではない、孤独を表している、聴衆は後方にいるし、オーケストラは前方にいる。

また別の機会に紹介します。

Sorrisi e Canzoni 誌 1997年12月7日号
La Magia di una Baccetta

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mercoledì 24 maggio 2006

《ドン・カルロ》の頃のゼッフィレッリ

マエストロ・ムーティと《ドン・カルロ》を上演した折の、ゼッフィレッリのインタビューを読みました。
マエストロ(赤いセーター姿がまぶしい!)、パバロッティ、ゼッフィレッリという、エースのスリーカード tris d'assi となったこの公演がどれほど騒がれていたかが、想い起こされます。一般誌掲載のものなので、あたりさわりのない内容ですが、ゼッフィレッリの今のマエストロ批判は、いつからで、どういうきっかけからなのだろう、と思えるほど、友好的なものです。

今こういうような記事を読むたびに、どうしてもっと早くイタリア語を勉強しなかったのか、と深く後悔します。いずれ、新聞の過去記事でたどっていきたいと思っています。


TV Sorrisi e Canzoni 誌 1992年12月6日号

TRE DEBUTTANTI PER DON CARLO

「スカラ座首脳からムーティ、パバロッティとの共演の依頼があったとき、すぐに承諾しました。オペラを非常に愛しています。これまでのキャリアで、70以上のオペラの作品について、演出や舞台美術を担当しています。ここスカラ座には1953年まで出ていました。マリア・カラスとも一緒に仕事をしています。だから、再び戻ってきて、ムーティやパバロッティのようなレベルのアーティストと一緒にやれるのは、非常に大きな喜びです。」

リッカルド・ムーティとは仕事をしたことがありますか。
「一度もありません。彼には非常に感嘆しています。彼のコンサートやオペラにはたびたび足を運んでいます。けれども、共演はこれまで一度も実現していません。」

今回の上演で、はじめて出会ったときはどんな感じでしたか。
「親愛の情のこもったものでした。挨拶をし、すぐに《ドン・カルロ》について話を始めました。」

ムーティは演出家との関係がむつかしい人です。7月にはザルツブルク音楽祭で、演出家との意見の相違から指揮をとりやめ、世間を騒がせました。彼はあなたの演出の選択をどのように受け入れていますか。
「何も問題は起きていません。演出家としては私は常に、音楽に最大限の敬意を払っています。この《ドン・カルロ》に関しても、ヴェルディが表現したかったようなことを明らかにすることにだけ焦点をあてて、演出し、舞台美術を遂行しました。ムーティは完璧に了承してくれたと思っています。歌手が歌うのを妨げるような演技や立ち位置は強制しないで欲しいというのが、マエストロの要求でした。『歌手はオーケストラの中の最高位の楽器です。』と言っています。まさにそのとおりです。伝統に関しては、いくつか新機軸をもちこみました。作品の最初のシーンは、サン・ジュスト修道院の地下祭室で繰り広げられます。そこには宗家の墓があり、普通は、ドン・カルロは祖父カルロ5世の墓のかたわらにいて、僧侶がそのそばで祈りを捧げています。そして舞台袖から合唱団の歌うのが聴こえてきます。けれども、私はムーティに、合唱団を舞台上で見せるよう求めました。100人からの修道僧が墓所の中にいて、ろうそくの炎に照らし出されている。一目で驚き感銘を受けるような様であり、ムーティはすぐに私の変更を了承しました。」
(以下、略)

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martedì 23 maggio 2006

サン・ドニ音楽祭中継

マエストロ・ムーティとフランス国立管の31日(サン・ドニ音楽祭)の演奏が、インターネット中継されます。ケルビーニのミサ曲です。

2006年5月31日20時(日本時間6月1日3時) France Musique
En direct de la Basilique de Saint-Denis dans le cadre du Festival de Saint-Denis
Luigi Cherubini Messe de Chimay
Choeur de Radio France
Orchestre National de France
Ruth Ziesak : soprano -
Herbert Lippert : ténor -
Ildebrando d'Arcangelo : basse -
Chef de choeur : Bruno Casoni -
Direction : Riccardo Muti

http://www.radiofrance.fr/chaines/france-musiques/prgm/index.php?time=1149026400

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lunedì 22 maggio 2006

何気ない幸せ

キアラさんの最近のインタビュー記事をいくつか読みました。

彼女は自分を非常にまじめに見つめているので、幸せだと感じるのがむつかしいのだとか。それでも、瞬間的に幸せを感じるときがあり、その例に、つい最近の東京滞在の折の、家族とのなにげないふれあいをあげていました。二人の兄が冗談をいい、マエストロ・ムーティが鋭いユーモアと皮肉を言って、家族全員が笑うようなときがあって、そういうなんでもないことに、幸せを感じたのだそうです。

Grazia 誌 2006年5月2日号
Chiara Muti
Mia madre ha rinunciato alle sue passioni per amore. Io non lo farei.

(この記事に続きはありません)

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domenica 21 maggio 2006

Petruzzelliへの想い

14日の南イタリアの新聞に載った、マエストロ・ムーティのインタビューを紹介します。

今回のケルビーニ管のツアーに関連して、マエストロのインタビュー記事を随分読みました。その中心は、やはり、Peruzzelli再建と、ケルビーニ管の成長ぶりでした。

また、いくつかのインタビューで語っていましたが、2010~2011年のシーズンまでスケジュールが決まっていることには、あらためて驚きました。その中に来日公演は何回あるのでしょうか。マエストロの演奏を聴く次の機会が待ち遠しいです。

2006年5月14日 Corriere del Mezzogiorno 紙
Muti: «Bari svegliati! Vedo una città inerte e un teatro Petruzzelli ancora da ricostruire»

マエストロ・ムーティとバーリの間の愛情は相互のものだ。感動は最高潮に達している。バーリはリッカルド・ムーティを不安とともに待っている。彼は、サン・ニコラ大聖堂で行われたスカラ・フィルとの忘れがたいできごとの後、10年たってバーリに戻ってきて演奏会を指揮する。明晩21時に、この有名な指揮者は彼の創ったケルビーニ管l'Orchetra giovanile Luigi Cherubiniを率いて、Piccinniの指揮台に立つ。チケットは何日も前に売り切れている。「この劇場で1950年代に《オテロ》を見たことを思い出します。不完全な思い出し方でなければ、Napoleone Annovazziが指揮していました。」きちんと思い出している。ムーティからは、バーリは明日、Petruzzelli再建の遅れについての言葉も待っている。モルフェッタ生まれのマエストロにとって大切な劇場で、サン・ニコラでのコンサートのころに、すでにこの状況を「スキャンダル」であるとはっきりさせていた。「世界をツアーしてまわっていて、Peruzzelliがなぜまだ再建されないのか、理由をたずねられて説明できないことに、今は困惑さえ感じるようになっています。休息の場であるロビーがまず修復されているだけだと、多少わかっています。普通は舞台から始めるものです。今は急ぐ必要があります。最高の専門家の助言のもとで進行していくよう、願っています。今再建された劇場は、ここから200年後に向かって光を放つべきです。」

バーリはどこに自らを投影すべきですか。
「現在、日本と中国は、西洋音楽に対して開かれた途方もないシーズンを送っています。バーリはオリエントへの門であり、この現実との架け橋になるために懸命になるべきです。残念ながら、じっとしている町だと感じています。プーリア人の特性を知っているので、驚いています。」

おそらく、政治が文化に対して示し続けた無関心さを考え、不信感が根付いたのでしょう。
「問題は一般的な特徴をもっています。何十年も、文化に対する一層大きな関心を訴えています。たとえ全体的に中身のない言葉でもってそのことが語られていたとしても、最近の選挙キャンペーンでも、それはありました。」

次の文化相はどのようなことを期待されているのでしょうか。
「劇場を再開し、新しいオーケストラの誕生を支援することです。若者達を育てる必要があります。このためにケルビーニ管は生まれました。」

バーリがそのオーケストラの根拠地になる可能性がありましたが、それについては何もなされませんでした。なぜですか。
「私は気持ちの問題からバーリを選びました。けれども、その後、音楽のはいらない論議がなされました。歓迎されなかったとわかりました。残念です。貢献できると考えていたからです。」

オーケストラにプーリア出身のメンバーはいますか。
「首席チェロ奏者Massimiliano Martinelliはモルフェッタ出身です。メンバーはイタリアのあらゆる地方の代表です。ともかくも、音楽の名のもとにイタリアがひとつになったのです。」

ケルビーニ管はずっと続けられる活動場所ですか。
「目的は育成です。他のオーケストラと競うものではありません。ここには30歳まで留まれます。あらゆるレパートリーに取り組んで身につけた後、他の道をつかみます。」

バーリでは、プログラムはモーツァルトを通って、ロッシーニからドボルザークに広がります。オーケストラの潜在能力を尊重した、素晴らしい名刺がわりであり、チケットです。
「《ウィリアム・テル》序曲が導入になりました。名人芸の限りをもって演奏し、それだけでオーケストラのショーウィンドーの代わりを務めます。すぐにオペラのレパートリーにも取り組むことになるでしょう。今年の終わり、ラベンナでドニゼッティの《ドン・パクァーレ》でケルビーニ管を指揮します。ヴェネチア市長のCacciariは、このプロジェクトをできればフェニーチェ座にもってきたいと考えてます。」

フェニーチェ座は芸術監督のSergio Segaliniが、彼はMartina Franca音楽祭の任務をちょうど引き受けていますが、Fus削減に抗議して芸術監督を辞任しました。けれども、Giampaolo Vianello総裁との意見の相違もあったようです。あなたもスカラ座で、フォンタナとの間に問題がありました。バーリでは、Guido Pagliaro芸術監督と Giandomenico Vaccari総裁の間に会話がありません。どうしてイタリアの歌劇場では、芸術監督と総裁の関係がこのようにむつかしいのでしょうか。
「問題は次のことから生じています。イタリアでは劇場のピラミッド構成が、アメリカやドイツのそれを尊重していません。両者では音楽監督が頂点にいます。我々のほうは、総裁、芸術監督、音楽監督(存在するとき)、そして理事会をめぐって巨大な組織があり、劇場をがちがちに固めています。役割は混乱しています。総裁は芸術監督の役をしたがります。きまりの上では上演の芸術面に責任があるからです。一方、芸術監督は独立性を持っていなければならないはずです。でも、持っていないのです。あちらの言い分では、音楽監督には何の信頼性・権威もなく、音楽監督個人からもたらされる信頼性・権威さえもないのです。ここに問題があります。」

Petruzzelliがいつかは正常に活動を始めたら、バーリに手をさしのべることを受け入れてもらえますか。
「私は2011年まで仕事がいっぱいですし、すでに、多くの申し出に対してノーと言いました。バーリのための責任を予定する事は全くないように思えます。けれども、遠くからであれ近くからであれ、その運命は私の興味を引き続けるでしょう。なぜなら、時々、プーリアに戻る必要を感じるからです。それは、カステル・デル・モンテの近くに自分のためにささやかな土地を持っていて、許されるときには、そこで休息しに急いで向かうためです。」

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sabato 20 maggio 2006

マエストロの理想とするオーケストラの響き

遅くなりましたが、南イタリアの新聞に14日に載ったマエストロ・ムーティのインタビューを紹介します。
マエストロが理想とするオーケストラが語られています。オペラと交響曲を交互に演奏し、地中海文化が表現する音とウィーン・フィルが代表する中央ヨーロッパの音とが合わさった響きを持ったオーケストラ。
また、火災によって閉鎖されたTeatro Petruzzelliについて、一刻も早い再開を強く望んでいることがうかがわれます。
地中海をテーマにした映画祭への6月5日の出演でどういうことを語るのか、とても興味深いです。

2006年5月14日 Gazzetta del Mezzogiorno 紙
IL MAESTRO DOMANI AL PICCINNI

「Petruzzelli が再建されうるようならバリに戻ると私が約束した?マエストロ・ムーティがそう言っている? でも、この約束はこの劇場の現状からして、むなしく返上します。しかし、私の青春時代を形作った町に、友人達と知人達の砦の中に、音楽をもってくる緊急性を感じていました。あなたたちのところに戻って、Piccinniで指揮することは本当に喜びです。」

マエストロ、PetruzzelliとPiccinniはあなたにとって最初の劇場です。どんな思い出が記憶の中から現れてきますか。
「Petruzzelliに最初に行ったのは2歳か3歳のときで、御者の膝の上で《アイーダ》を聴きました。彼は患者を訪れる父の馬車に同行していました。それは、モルフェッタからバリへの私の最初の旅でした。一方、意識して聴いた最初のオペラは、Napoleone Annovazzi指揮のヴェルディ《オテロ》でした。13歳になるところだっだでしょう。でも、このオペラは私のキャリアの象徴です。なぜなら、フィレンツェ五月音楽祭で指揮し、スカラ座で指揮し、そしてザルツブルクで指揮するからです。」

バリは、ルッカから始まりレッジョ・カラーブリアで終わるケルビーニ管とのイタリア・ツアーの中で、最後から二番目です。このツアーは、ケルビーニ管のメンバーたちの熱狂と若い情熱によって活を入れられた、音楽におけるジーロ・ディタリアと名づけていいかもしれませんね。
「このツアーはケルビーニ管の誕生1年目を刻するもので、どこでも称賛を博していますし、どこでも承認を得ています。この若い音楽家達の団体は、我々の国の未来と希望を象徴しています。彼らはイタリアの北から南までの各地からやってきて、1年間で非常に成長し、あらゆるところから承認されています。2007年にはザルツブルクの聖霊降臨祭音楽祭に招かれ、1700年代のナポリ派の音楽家達を再認識する、3年間のプロジェクトを実行します。チマローザとスカルラッティから始まり、続けてプーリア出身のTraetta、 Piccinni、 Leo、 Paisielloといった、ヨーロッパの最も重要な部分であるフランスからロシアにかけて、この時代に高い評価を得て非常に精力的に活動した作曲家達に、焦点をあてることになります。」

Piccinni劇場でのプログラムについてコメントを。
「プログラムは重要な動機なくしては絶対に生まれていません。作品は祝祭的、記念的な意味を持たせるために選ばれ、あるいは、オーケストラの資質を明るみに出すために選ばれ、また、聴衆に好まれているために選ばれます。音楽は、演奏する者と聴く者の間でかわされる感動の交換であり、直接のコミュニケーションであるということが、常に示され続けている必要があります。モーツァルトのプログラムは、その生誕250周年記念へのオマージュの必要からですが、モーツァルトはあらゆる音楽家達にとって糧であることも理由です。彼の作品をやりすごして、この音楽家という職業に就くことはできないでしょう。私はオーボエ奏者としてMartin Gabrielを招きました。ケルビーニ管にとってだけでなく、管楽器奏者達にとっての基準となりうるからです。これはこの若者達、彼らはすでに本当の専門家になっていますが、その彼らにとって根本的なことです。すなわち、Gabrielのようなオーボエ奏者を聴き、去年ラベンナ音楽祭でVadim Repinのようなバイオリン奏者と向き合って共演し、今年はMstislav Rostropovichのような最高の人と向き合います。ドボルザークはロマン派交響曲の支柱で、あらゆるオーケストラが取り組まなければならない作曲家のひとりです。 彼の作品はブラームス同様むつかしく、恐るべき練習の山です。《ウィリアム・テル》序曲はイタリアへのオマージュ、敬意を表しています。ケルビーニ管とともに我が家イタリアを見つめているからです。各パートのソロの資質をあらわにさせる、非常にむつかしい作品です。首席チェロ奏者でモルフェッタ出身のMassimiliano Martinelliが持つ弓の運びを聴いてほしいし、フルート奏者とトロンボーン(訳者:トランペット?)奏者と弦楽器の厚みの各響きの輝かしさを聴いてください。特に弦楽器の中では、プーリア出身のMaria Saveria MastromatteoとFederica Fersiniの存在を喜んで指摘したいと思います。それに、このロッシーニの作品には自由に向かって抑えがたく羽ばたくところがあります。」

1年間一緒に音楽を演奏してきて、「ケルビーニ管」の「音」について語れるようになりましたか。
「私はケルビーニ管に、自分が持っている音の概念を伝えようとしています。それは非常に個人的なもので、異なった軌道の組み合わせによる理想的な音から生まれたものです。その軌道は私の地中海文化から発し、ウィーン・フィルとの30年以上のつきあいの恩恵によるオーストリア文化と合わさる方へ向かっています。地中海の明るさに染まった中央ヨーロッパの音です。今、オーケストラの音がますますグローバル化している中で、これとわかる特徴をもっていると思われる音です。」

次の予定では、ドニゼッティの《ドン・パスクァーレ》で、イタリアで再びオペラを上演することに戻ってきますね。2004年にスカラ座再開で、サリエーリの《見いだされたエウロパ》を指揮して以来のことです。
「12月にラベンナで上演し、それからピアチェンツァ、ほとんど確実なところで2007年にバリとヴェネチアで上演します。ケルビーニ管のこの若者達にオペラと取り組む可能性を与えるのは重要なことです。ほとんどすべての国際的なすぐれたオーケストラが『オペラ』と『交響曲』を交互に行っているように、こうすることで、ケルビーニ管も柔軟性と完璧性を備えることができるからです。《ドン・パスクァーレ》は非常にむつかしいオペラで、膨大な負担を求められます。けれども、このプロジェクトは若さを象徴したものになるでしょう。若いオーケストラ、若い歌手、若い演出家によるものになります。」

マエストロ、バリに戻りましょう。バリの都市開発史において長い間懸案だったPunta Perottiを倒壊させましたが、一方、Petruzzelliは再開を待っています。
「この問題が何年も解決されていないことについて、納得のいく理由があるとは思いません。バリのように文化的な都市が、Petruzzelliのような劇場を閉鎖したままにしていいとはいえないでしょう。バリはレバント諸国の入り口であり、オリエントに向かって開かれていなければならず、大きく前進しているオリエントと、商業的、経済的、文化的交流を企てなければいけません。何を待っているのでしょう?多分バリの人々自身が状況を支配すべきでしょう。民主的なことではありません。ひとつの町が劇場を閉鎖させ、文化の享受が欠如しているようなことは、民主的でさえありません。」

いずれにしても、6月5日にTelecomのProgetto di Italiaの Mezzogiorno di cinema フェスティバルで、ヴィスコンティの《若者のすべて》について語るためにPetruzzelliに戻ってきます。
「その映画のために作曲したニーノ・ロータの音楽についても語ります。ロータは私にとって忘れることのできない師のひとりでした。」

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トリノ9月音楽祭の写真・映像

マエストロ・ムーティとスカラ・フィルの写真・映像が、トリノ9月音楽祭のサイトに残っています。
1999年(映像)、2001年(映像)、2004年(写真)です。

Torino Settembre Musica
Archivio video
http://www.comune.torino.it/settembremusica/multimedia/index.htm

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トリノ9月音楽祭に出演

19日に2006年トリノ9月音楽祭の記者会見があったことが報じられています。

マエストロ・ムーティはフィルハーモニア管と、9月8日21時Lingottoホールに出演します。曲目はシューベルト 《ロザムンデ》序曲、モーツァルト ハフナー交響曲、チャイコフスキー 交響曲第5番です。

フィルハーモニア管とのヨーロッパ・ツアーは夏の音楽祭めぐりで、結構大きいもののようです。
(レコード芸術誌最新号2006年6月号のゲルギエフへのインタビューで、彼はマエストロがペテルブルグの白夜祭に出演する、と語っていますが、同音楽祭のプログラムには載っていません。フィルハーモニア管との予定だったのでしょうか。)

2006年5月20日 La Stampa 紙
Torino

2006年5月20日 la Repubblica 紙
Il festival d´autunno

音楽祭のサイトへの反映はすぐになされるとのことです。
http://www.settembremusica.it/

マエストロも過去出演している音楽祭ですので、写真や映像が同音楽祭のサイトに残っているかもしれません。

なお、2006年用のマエストロのプレス写真も見られます。
http://www.settembremusica.it/2006/cartellastampa/

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レッジョ・カラーブリアの歓迎ぶり

マエストロ・ムーティとケルビーニ管のイタリア・ツアーは、17日のレッジョ・カラーブリアで終わりました。
19日の南イタリアのいくつかの新聞がその様子を報じています。レッジョ・カラーブリアにとっては、マエストロの初来訪が非常に大きなイベントだったことが記事からうかがえます。マエストロは終演後、チレア劇場の素晴らしさをほめ、機会があればケルビーニ管と再訪したいと語ったそうです。

公演では、本来拍手すべきでないところで拍手したり、チェルラーレの呼び出し音やメールの着信音が演奏を妨げたりしたようですが、マエストロは長く続く拍手喝采にアンコールを演奏しました。
アンコール曲はプッチーニのPreludio sinfonicoでした。演奏の前にマエストロはカラブリア出身の二人のメンバーを紹介し、若い頃のプッチーニが書いたこの曲で、みなさんとはお別れしましょう、と言ったそうです。

同市の評議員が語った言葉が、マエストロの公演と来訪がもたらした深い感動と重みを表していました。「このできごとは長く語り続けられるでしょう。おそらく30年の間、思い出の小箱からノスタルジーとともに取り出され続けるでしょう。」

でも、それはわたしにとっても同じです。思い出の引き出しにそっとしまわれていて、取り出され続けています。

2006年5月19日 Gazzetta del Sud 紙
La città ha bisogno di questi momenti

2006年5月19日 il Quotidiano 紙
Al Cilea l'emozione della bacchetta di Muti

2006年5月19日 il Quotidiano 紙
Si è conclusa al Teatro Cilea la tournée italiana del direttore d'orchestra Riccardo Muti La sinfonia di un Maestro unico
Una serata speciale tra giovani talenti e applausi fuori tempo

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ケルビーニ管のジーロ・ディタリア

昨日のクレモナの新聞が、マエストロ・ムーティとケルビーニ管のイタリア縦断ツアーが終わったことを報じていました。

18日の15時30分にミラノのマルペンサ空港にメンバー達は降り立って、旅行に終止符を打ったとのことです。
同紙はイタリア地図にメンバーたちが演奏した場所を載せてその旅程を示し、彼らのジーロ・ディタリアを見せていました。同紙が各地の公演の様子を日々記事で追っていたのも、興味深く思いました。
この後、ケルビーニ管たちはラベンナ音楽祭まで休息をとりますが、記事は、クリスティーナさんのセッティングにより、マエストロ・ムーティとケルビーニ管がクロアチアとスペインでも演奏すると報じています。詳細の発表が待ち遠しいです。

記事はクレモナ出身のバイオリン奏者からコメントをとっていました。
彼によれば、このツアーは非常に素晴らしい経験になったし、すべての訪問地で大いに歓迎された、とのことです。そして、クレモナ公演があらゆる意味で最高の晩で、これはケルビーニ管内部で共有されている意見でもある、と語っています。歴史あるポンキエリ劇場はいちばん美しく、あらゆる意味で音響がいちばんよかったし、質の面でもいちばんいい演奏だったそうです。

また、マエストロがあらゆる面でメンバー達の教養を高めようとしているとも記事は書いていて、上記バイオリン奏者の言葉を紹介していました。
すなわち、レッジョ・カラーブリアではマエストロの助言で有名なリアーチェの戦士像を見学したし、ルッカではイラリア像を見たし、去年マルタではカラバッジョの絵を見た、とマエストロの勧めで各地にある、鑑賞に値する貴重な美術を見ていることも披露していました。

ツアーの大成功、おめでとうございます、マエストロ!

2006年5月19日 La Provincia 紙
Il bilancio. Cremona, il giovane ensemble ha attraversato l’Italia.
Al Ponchielli il miglior concerto
Muti riparte da Ravenna
Si è conclusa la tournée dell’Orchestra Cherubini

PDF版ではイタリア地図のイラストで縦断の様子も見られます。58ページです。
http://www.laprovinciadicremona.it/index.asp?id=5036&sezione=CULTURA_SPETTACOLI&edizione=20060519

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venerdì 19 maggio 2006

26日のNHK-FM

26日のNHK-FM で、マエストロ・ムーティとフランス国立管、バイエルン放送響の演奏が放送されます。

2006年 5月26日(金) 午後7:30~午後9:10(100分)  

- モーツァルト・ウィーク -(5)

 ▽リッカルド・ムーティ指揮 フランス国立管弦楽団演奏会ほか

「交響曲 第34番 ハ長調 K.338」  モーツァルト作曲
                      (24分55秒)

「レチタティーヴォとアリア“ああ、わたしはどこに”
                K.369」モーツァルト作曲
                       (6分53秒)
「レチタティーヴォとロンド“天があなたを私に返すとき”
                K.374」モーツァルト作曲
                       (9分45秒)
               (ソプラノ)ユリア・クライター

「レチタティーヴォとアリア“アルカンドロよ、告白しよう”
                K.512」モーツァルト作曲
                       (7分40秒)
「アリア“娘よ、お前と離れている間に”K.513」
                      モーツァルト作曲
                       (7分37秒)
           (バス)イルデブランド・ダルカンジェロ

               (管弦楽)フランス国立管弦楽団
                (指揮)リッカルド・ムーティ
  ~フランス・パリ シャンゼリゼ劇場で収録~
                   <2006/1/12>
  (ラジオ・フランス提供)

「ディヴェルティメント ニ長調 K.136(125a)」
                      モーツァルト作曲
                      (17分02秒)
              (管弦楽)バイエルン放送交響楽団
                (指揮)リッカルド・ムーティ
  ~ドイツ・ミュンヘン
         ガスタイク内フィルハーモニーで収録~
                   <2006/3/31>
  (バイエルン放送協会提供)

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カラーブリアの海とフィリアノーティを称賛

レッジョ・カラーブリアで17日、チレア賞とボッチョーニ賞という栄誉を授与されたマエストロ・ムーティの興味深い発言が、別の新聞にも載っていました。おそらく、市庁舎で栄誉を受けた折の談話だと思われます。

ウィーン国立歌劇場から《アドリアーナ・ルクブルール》の指揮依頼を受けていることが、この記事にも書かれています。チレアは指揮したことがない、とも言っています。

また、スカラ座騒動は1年以上前の過去のことであり、未来のことを語ろう、と言っています。
バレンボイムについては、偉大な音楽家であり友人であり、何度もスカラ座へ招こうとした、と語っていますが、バレンボイムも、マエストロから何度も招聘を受けたと語っていました。

レッジョ出身の若いテノール、フィリアノーティについても称賛しています。彼のキャリアはマエストロとともに歩みはじめ、《ニーナ》で共演したと言っています。声は非常に美しく、全くまじめでプロフェッショナルに徹した性格で、成功していくためのすべての資質を備えている、豊かな糧を備えている、とほめていました。

マエストロが感動したというカラーブリアの美しさ、ナポリ生まれだからそこの海も素晴らしいけれども、カラーブリアの海はとびぬけて素晴らしい、というマエストロの感動を、わたしもいつか味わってみたいと思いました。

2006年5月18日 Il Quotidiano 紙
Il maestro a Reggio per il concerto al Cilea
Prima presenza assoluta in Calabria

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レッジョ・カラーブリアのシティ・ニュース

レッジョ・カラーブリア市のサイトでは、新聞記事がPDF版で読めるほか、市のニュースも映像で見られます。
マエストロ・ムーティが同市から17日に栄誉を受けたことも、音声なしの映像で数十秒間見ることができます。
マエストロはノーネクタイ姿で、市長たちと話しています。
今はまだ、今日のニュースVideoTg - 1° Edizione ですが、しばらくしたら、il VideoTg di Ieri に移ってしまうかもしれません。

L'amministrazione cittadina premia Riccardo Muti

http://www.reggiocal.it/webtv/

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ローマ国際映画祭の開幕コンサート

ローマ国際映画祭が10月13日から21日まで開催されますが、マエストロ・ムーティが開幕コンサートを務めることが報道されていました。閉幕コンサートはパッパーノが指揮します。
マエストロのコンサートは、アラコエリ教会(階段で有名なサンタ・マリア・イン・アラコエリ教会のこと?)で開かれるとのことです。

2006年5月18日 la Repubblica 紙
Parla il presidente della Fondazione Auditorium Goffredo Bettini: "Accordo con l´Actor´s Studio. Molti film in arrivo"
Il Marco Aurelio d´oro per il cinema
Sarà il simbolo del festival di Roma: premierà film, attore e attrice
La Festa si svolgerà tra l´Auditorium, piazza del Popolo e piazza Barberini
Muti dirigerà il 13 ottobre il concerto d´apertura, chiuderà il 21 Pappano

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バリの名誉市民に

マエストロ・ムーティがバリの名誉市民になることが決まりました。
式典は、6月5日にマエストロがバリを訪れる際に行われます。Telecom Progetto Italia の一環として開催される Mezzogiorno di cinema にマエストロが登場し、Petruzzelli で《若者のすべて》が上映されますが、 それに先立って、同劇場(もちろん工事中)で行われます。
おめでとうございます、マエストロ!

2006年5月18日 Gazzetta del Mezzogiorno 紙
Due iniziative del Comune
Muti cittadino onorario e Bari «gemella» di Corfù

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giovedì 18 maggio 2006

ウィーン国立歌劇場のプラン

今日のレッジョ・カラーブリアの新聞が、びっくりするような記事を載せていました。17日に同市を訪れて、Teatro Cilea でケルビーニ管とコンサートを開いたマエストロ・ムーティの発言です。

マエストロが言うには、ここ数日、2009年に《アドリアーナ・ルクブルール》の新演出を指揮してくれないか、とウィーン国立歌劇場がマエストロに依頼してきているそうです。マエストロはイエスともノーともまだ答えていなくて、様子を見ている状態だとか。チレアはメロディーの面で偉大な音楽家であるだけでなく、その作曲における構造の重要性の点でも偉大だ、とマエストロは記事でコメントしていました。

実現するでしょうか。フレーニとコッソットの素晴らしい歌唱が思い出されます。

2006年5月18日 IL DOMANI 紙
La prima di Muti sullo Stretto

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Boccioni 賞

マエストロ・ムーティがBoccioni 賞をレッジョ・カラーブリア市から授与されたというニュースが流れています。

レッジョ・カラーブリア出身の画家・彫刻家ウンベルト・ボッチョーニに因んだ賞のことでしょうか。

夜、調べます。

2006年5月17日 Adnkronos
Musica: Reggio Calabria, Scopelliti Consegna Premio Boccioni a Muti

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フリットリが語るマエストロ

音楽の友誌最新号のフリットリのインタビューをとても興味深く、楽しく読みました。マエストロ・ムーティへの深い尊敬の気持ちも感じられました。

音楽の友誌 2006年6月号
江川紹子の部屋 バルバラ・フリットリさん

マエストロ・ムーティは私にオペラへのアプローチの仕方を教えてくれたのです。

ただ一人、マエストロ・ムーティがオペラを読み込む「鍵」を私に与えてくれたのだと思っています。(略)いい声でアクートを長く伸ばすことに価値を見出している人もたくさんいます。でも、私は作品そのものを表現したいと思うのです。ですから、マエストロ・ムーティがいつも直面している問題は、私自身の問題でもあると思っています。

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「NOMORI PRESS」春号

東京のオペラの森のフリーペーパー最新号が出ました。同音楽祭のサイトでも見られます。
マエストロ・ムーティのヴェルディ《レクイエム》公演についても載っています。
嬉しかったのが、編集後記でした。
会場でもいろいろな方に挨拶している姿を見かけた鈴木幸一さんが、マエストロ一家と親交を深めることができたらしいことが書かれていました。
いい演奏会でした。マエストロを招聘してくださって、本当にありがとうございました。

「NOMORI PRESS」2006年春号
http://www.tokyo-opera-nomori.com/index.html

また、《オテロ》のハイライトが6月18日の芸術劇場で見られるそうです。マエストロのレクイエムも含まれていると嬉しいのですが。

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mercoledì 17 maggio 2006

またバリに戻ってきて欲しい

今日のいくつかの新聞が、15日のケルビーニ管とのバリ公演でマエストロ・ムーティが行ったスピーチについて、詳しく触れていました。
若いケルビーニ管のメンバー達の中にいることで、自分もいっそう若く見えるが、これはプーリアのオリーブ・オイルのおかげもある、テーブルに欠かしたことがない!というマエストロのスピーチには、満場の笑いと拍手が起こったことでしょう。いずれ紹介します。
そのうちのひとつでは写真が見られますが、資料写真かもしれません。クリックすると大きくなります。

2006年5月17日 Corriere del Mezzogiorno 紙
Riccardo Muti a Bari, un trionfo annunciato
http://www.corrieredelmezzogiorno.info/root_sito/pagine/dettaglioarticolo.php?id=1852

また、ケルビーニ管のメンバーたちは大型バスでツアーしてまわったとのこと。今日はレッジョ・カラーブリアで最終公演です。
バリでは、劇場責任者も市首脳も、マエストロとケルビーニ管に両者の再来を公式に依頼したそうです。

2006年5月17日 La Provincia di Cremona 紙
Musica. La tournée della Cherubini si conclude stasera a Reggio Calabria
«Con Cremona nel cuore»

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アラベラ・美歩・シュタインバッハー

シュタインバッハーというバイオリニストが、マエストロ・ムーティとの2004年の出会いについて、音楽の友誌最新号のインタビューで語っていました。
2006年6月にスカラ・フィルと、ショスタコービッチのバイオリン協奏曲第一番で共演するはずだったようです。おそらく、マエストロのスカラ座辞任でキャンセルになってしまったものと思われます。
彼女のホームページに載っているインタビューでも、マエストロのオーディションを受け、スカラ・フィルとショスタコービッチの協奏曲を弾くよう招かれた、と語っています。
彼女のことを教えてくださった方がいて気にかけていたところ、音楽の友誌最新号にインタビューが載りました。教えてくださった方に感謝します。ありがとうございました。

音楽の友誌 2006年6月号
People  アラベラ・美歩・シュタインバッハー

Arabella Steinbacher: Die Geige umarmen
Ein Interview mit Norbert Hornig im Mai 2004
http://www.arabella-steinbacher.com/deutsch/c_interview.htm

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フランチェスコ・チレア国際賞

今日ケルビーニ管と演奏会を開くレッジョ・カラーブリアで、マエストロ・ムーティにフランチェスコ・チレア国際賞が授与されることが、当地の新聞で報じられています。
授与式は13時から市庁舎で行われ、市長がマエストロに授与します。

マエストロは当市を訪れるのも、Teatro Cilea で指揮するのもはじめてだそうです。

2006年5月17日 Il Quotidiano 紙
La Prima Volta di Muti al Cilea

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フリットリとの《コシ》

正式発表を待ちわびている情報を、フリットリが雑誌のインタビューでぽろっと話しています。マエストロ・ムーティとの《コシ・ファン・トゥッテ》による来日公演です。
彼女が言うように、日程の調整が無事ついているはず......と祈るような気持ちです。

―それでは、ムーティさんと《コジ・ファン・トゥッテ》をやって下さいませんか。
それは実際に日本でもやることになると思いますよ、多分ね......。日程を調整してみなければわかりませんけれど、実現できたら嬉しいですね。

音楽の友誌 2006年6月号 
江川紹子の部屋 バルバラ・フリットリさん

(この来日公演の可能性についていろいろ教えてくださった方には心から感謝しています。どうか実現しますように!)

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スカラ座の公式声明

昨日は、ワールドカップのイタリアチームの発表があり(インザーギが代表入り!!)、そちらの記事読みとマエストロ・ムーティのバリ帰還記事、バレンボイムのスカラ座記者会見記事とで、頭がパンクしそうでした。

スカラ座のプレスリリース(e-mailニュース)は、8ページ(バレンボイムとベルリン国立歌劇場の紹介が6ページ)もあり、バレンボイム・プロジェクトと命名されたものと、ベルリン国立歌劇場とのヨーロッパ・プロジェクトがあります。

バレンボイムについてはmaestro scaligero としていて、各報道によれば、何の公式タイトルでもなければ、管理権限のあるタイトルでもなく、スカラ座ファミリーの一員といったものというLissnerのコメントがあります。

バレンボイム・プロジェクトが生まれたもとは、昨年12月23日のスカラ・フィルとのベートーベン第九の演奏。
期間は2007年11月9日のヴェルディ《レクイエム》から2011年のワーグナー《指環》四部作まで。
2007年12月7日開幕の《トリスタンとイゾルデ》に始まり、1シーズンに二つのオペラを上演。今後5回の開幕公演のうち少なくとも3回を振る。
などなど。

ヨーロッパ・プロジェクトでは、10月のスカラ座の《ドン・ジョバンニ》がベルリン国立歌劇場との共同制作(Mussbach演出)。また、《リング》四部作も共同制作。
などなど。

詳細の紹介はこのブログの本旨ではありませんが、Lissnerは本当に有能だなあ、と思いました。

Teatro alla Scala, e-mail News Letter 16/05/2006

Daniel Barenboim, Maestro "Scaligero"

Uno dei più grandi musicisti di questo scorcio di secolo, pianista meraviglioso e direttore fra i più ricercati, nonché simbolo della cultura e della tolleranza nel mondo, ha stretto con la Scala un rapporto privilegiato che lo pone per i prossimi cinque anni, dal 2007 al 2011, al centro della vita del Teatro.

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ケルビーニ管バリ公演

マエストロ・ムーティとケルビーニ管の15日のバリ公演を報じる当地の新聞は、Petruzzelli再開への心からの願いと、その際の指揮台にマエストロを迎えたいという想いにあふれた記事になっていました。

アンコール曲はプッチーニのPreludio sinfonico。

アンコールの前にマエストロがスピーチをしたようです。

「私がますます若く見えるようでしたら、それはプーリアのオリーブのおかげです。」リッカルド・ムーティはアンコールの前に語った。そして、聴衆は「彼らの」ムーティに拍手喝采した。彼からはプーリアの証しが感じられ、モルフェッタで生まれ、ナポリに移ったけれども、常に「我々の偉大なひとり」であった、4列目の女性が言ったように。「この劇場には1954年にきました。」マエストロはこう続けた。医者だった父は音楽を愛し、既にマエストロが3歳のときには、《アイーダ》を見せるためにマエストロをPetruzzelliへ連れて行ってくれたことを回想しながら、言った。「私はそのとき泣かなかったようです。」その回想は、バリの人々でにぎわう通り、音楽を学ぶことへの賛辞(音楽は若者を陶冶するのに役立つ、と語ったようです)、よき政治への賛辞、そして穏やかな生活への賛辞などが入り混じったものだった。「オーケストラではどの楽器も他をしのいではいけません。調和が最高の美だからです。そして政権者たちがこのことを理解すれば、調和が存在することになるでしょう。」

2006年5月16日 La Gazzetta del Mezzogiorno 紙
Pienone al Piccinni.
Il maestro: entrai qui nel 1954 Arriva Muti e Bari accorre (qualcuno pure con binocolo)

この記事では写真が見られます。クリックすると大きくなります。
http://www.lagazzettadelmezzogiorno.it/quotidiano/gazzetta_edicolanavSf.asp?IDCatGOL=618&IDNotizia=467588&Edizione=1&Pagina=32&DataPubb=20060516

2006年5月16日 La Gazzetta del Mezzogiorno 紙
IERI SERA IL CONCERTO AL PICCINNI.
Nuovo successo per la Fondazione Petruzzelli, dopo la serata con Barshai Muti, l'esaltazione della musica
Bari fa festa col Maestro e con l'orchestra giovanile «Cherubini»

マエストロがいた頃のバリ、モルフェッタを知りたくて、また、1940年代~1960年代のイタリアの様子を知りたくて、映画、小説を随分読みました。こうやってイタリア語が少し読めるようになって、ときどきマエストロの回想に接することができるのはとても嬉しいことです。

ただ、なかなか進まないPetruzzelliの工事、再建への道に対するマエストロの心の痛みがどれほど大きいかは、ファンにもよくわかります。
レプッブリカ紙にも、その糾弾は岩のように重い、とあり、マエストロの短い言葉を紹介していました。「全体に無気力、無関心の状態です。」

2006年5月16日 la Repubblica 紙
L´EVENTO
È tornato a dirigere dopo dieci anni, regalando alla città una serata memorabile
Riccardo Muti incanta Bari e il Piccinni sembra la Scala

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二人のマエストロをスカラ座へよびたい

バレンボイムのスカラ座との深い関係の発表を扱った記事は膨大な量ですが、マエストロ・ムーティのファンとしては、バレンボイムのインタビューを載せた二紙の中から、その言葉を紹介できれば十分です。

「アッバードとムーティにスカラ座に戻ってもらうために自分の影響力を使うつもりです。」(Corsera 紙)

あなたに割り当てられた音楽上の責任でもって、ミラノへアッバードとムーティが戻ってくるよう、努力するつもりですか。
「もちろん、彼らがスカラ座で指揮するのを見たいと思っています。繰り返して言いますが、私は何の管理的な立場にもありません。でも、もしもスカラ座の指揮台へ招く指揮者について助言できるとしたら、確実に彼らの名前をあげるでしょう。」(レプッブリカ紙)

2006年5月16日 Corriere della Sera 紙
«Voglio far tornare Abbado e Muti a Milano»

2006年5月16日 la Repubblica 紙
L´INTERVISTA
Argentino, 64 anni, Barenboim anticipa i suoi piani: Verdi, Mozart e Schoenberg
"Le cariche non mi interessano sono a Milano solo per la musica"
Dirigo solo dove sento affetto per me

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martedì 16 maggio 2006

むつかしいのはモーツァルト

マエストロ・ムーティが60歳を迎えた折のインタビュー記事を入手しました。
記者が驚くほどの若々しさと髪の自然な美しさ、黒々とした様は、当時も今もかわらないように思います。

そのインタビューによれば、そんなマエストロにとって、愛していながら、最もむつかしいのがモーツァルトのダ・ポンテ三部作とのこと。
そのマエストロは、結局、このモーツァルト記念年に《フィガロの結婚》《魔笛》しか上演しないのでしょうか。
スカラ座の秋の《ドン・ジョバンニ》はベルリン国立歌劇場との共同制作になる、と昨日のスカラ座記者会見では報じられていました。

追って紹介します。

il Venerdi 誌 2001年7月20日号
60anni...Vi sembro il tipo da festeggiarli?

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lunedì 15 maggio 2006

バレンボイムはmaestro scaligero

スカラ座の記者会見で、バレンボイムがmaestro scaligeroとして特別扱いされることが発表されました。
2007年11月9日のヴェルディ《レクイエム》からワーグナーの四部作が上演される2010-2011のシーズンまでの間、その地位に就くとのことです。2007年12月7日の《トリスタンとイゾルデ》を含む、今後5回のうち少なくとも3回の開幕公演を指揮し、多くの演奏会を指揮し、頻繁にスカラ座に登場する、という意味からのようです。
また、バレンボイムが言うには、マエストロ・ムーティのかつてのポストを引き受けるものではないとのことです。

2006年5月15日13:42 Apcom
SCALA/ DANIEL BARENBOIM PRINCIPALE DIRETTORE OSPITE PER 5 ANNI
Dirigerà 2 produzioni a stagione: prima Tristano e Isotta

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ファブリアーノでもアンコールはヴェルディ

マエストロ・ムーティとケルビーニ管の13日のファブリアーノ公演では、アンコールにヴェルディ 《ジョヴァンナ・ダルコ》序曲が演奏されたそうです。
マエストロは、「あなたたちがヴェルディが好きなことはわかっています。だから、この作品を演奏します。」と言って演奏したとのことです。
また、マエストロがTeatro Gentile で演奏したのははじめてで、終演後、その音響のよさをほめ、あっというまの滞在でしたけれども、展覧会を見に戻ってきますよ、と言ったそうです。
聴衆には、マエストロが滞在した名士Merloni家の兄弟の姿などがありましたが、Mediaset のConfalonieri 会長は聴きにこれなかったとのことです。

2006年5月15日 Liberta' 紙
Concerto nella città natale del pittore
Da Muti e la "Cherubini" omaggio a Gentile da Fabriano

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音楽現代誌6月号

音楽現代誌最新号に、東京のオペラの森でのヴェルディ《レクイエム》公演の写真と批評(どちらも4月8日のもの)が載っていました。
写真は木之下晃さんによるマエストロ・ムーティの指揮姿。

音楽現代誌 2006年6月号
コンサート・フォトグラフィー リッカルド・ムーティ
コンサート・クリティーク 

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アンコールにヴェルディ

マエストロ・ムーティとケルビーニ管の12日のクレモナ公演について、ピアチェンツァの新聞が楽しいエピソードを書いていました。
アンコールにプッチーニだけでなく、ヴェルディも演奏された様子を書いたものです。プッチーニを演奏してもまだ鳴り止まぬ拍手に対して、マエストロが、このプログラムにはヴェルディが足りないように思っていた、だから、《ジョヴァンナ・ダルコ》序曲を演奏する、と聴衆のほうをふりむいて笑いながら言った、とあります。
《運命の力》序曲がケルビーニ管によって演奏される日が待ち遠しいです。

2006年5月14日 Liberta 紙
Grande concerto al Teatro Ponchielli in apertura del festival dedicato a Claudio Monteverdi
Cherubini, incantesimo a Cremona
Ovazioni e richieste di bis per i giovani diretti da Muti


Ma ancora non basta e, a suon di applausi, richiama il Maestro sul palco. «Mi sembrava che in questo programma mancasse Verdi - dice Muti rivolgendosi scherzosamente alla platea - quindi eseguiremo la Sinfonia dalla Giovanna d'Arco».

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domenica 14 maggio 2006

マエストロを待つバリ

15日にケルビーニ管とバリを訪れるマエストロ・ムーティのインタビューを、いくつかの新聞が載せていました。
Petruzzelliが再開されるまではバリの劇場では演奏しないと、その再開を心待ちにしているマエストロが、《アイーダ》を幼い頃に聴き、《オテロ》をティーンエージャーの頃に聴いた想い出を語り、ケルビーニ管の成長ぶりを語り(モルフェッタ出身のメンバーの名前をわざわざあげています)、プログラムの意味を語るなど、興味深い内容になっています。
インタビューでは、12月のケルビーニ管とのオペラ上演に関して、ラベンナ、ピアチェンツァに加えて、さらにバリ、ヴェネチアを上演の地としてあげています。アンコーナについては、シーズン開幕公演がいわゆる落下傘部隊によって行われることについて、同地の歌劇場オーケストラ、合唱団が疑問を呈していることが報じられています。このことが影響しているのでしょうか、マエストロは名前を挙げていませんでした。

追って紹介します。
(体調不良につき、記事紹介が不十分ですみません)。

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ケルビーニ管の成長に献身的なマエストロ

11日にクレモナで行われたケルビーニ管との公開リハーサルの後、18時に楽屋で行われたマエストロ・ムーティへの短いインタビューを紹介します。マエストロはリラックスして穏やかな様子だったそうです。

2006年5月12日 La Provincia di Cremona 紙
"La libertà è un bene prezioso"
Muti: felice di poter dedicare tempo alla crescita della Cherubini

マエストロ、今回で5回目のクレモナ訪問ですね。
「1960年代はじめに妻が歌うのを聴きに来てから、この劇場を訪れ続けています。」

そして、指揮者として戻ってきました。
「クレモナはいつも私に温かいところです。モンテヴェルディがここで生まれたことでこの町は有名になっています。さらに、楽器工房についても、世界でクレモナの名前は伝説的になっています。」

ミーナについても称賛の言葉を述べていましたね。
「彼女はその世界では偉大なアーティストで、彼女の声は私の青春時代とセットでした。」

誕生1年を迎えたケルビーニ管について話しましょう。
「他のオーケストラと競うためにではなく、若い音楽家たちを育てるためのオーケストラであるとはいえ、非常に成長しました。」

イタリアにはこのような現実の中でも未来があると本当に思いますか。
「そうだと思っています。オーストリアがそのことに気づいています。ケルビーニ管を2007年のザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭に参加するよう招聘しました。」

ムーティの将来としては、再び大きなオーケストラの常任になることはありますか。
「今のところ、数少ないオーケストラと一緒に仕事ができて幸せですし、ケルビーニ管の成長に時間をさけて喜んでいます。数日前、ワシントン・ポスト紙が私のことを、バレンボイムの後継者としてシカゴ響を率いるだろう、と書いていましたが、現実は、今のところこのように順調ですし、自由であることはとても貴重です。」

イタリアの音楽の将来をどのように見ていますか。
「私は悲観主義者です。スペインは新しい劇場を作っているというのに、我々は閉鎖させています。政治家達は文化についていっぱい口にしていますが、実際には何もしていません。これは建設的なことの表れではありません。」

マエストロについていつも興味深く思うのが、新聞をいろいろ読んでいることです。あるいは、そういったことをきちんと知らせてくれる人たちがいるのかもしれません。
マエストロのイタリア文化への憂慮はいつまでも続くようです。

イタリアの政治と文化状況については、5月7日の朝日新聞に記事が載っていました。
イタリアの4月の総選挙が文化行政にどう影響するかをとりあげたものです。
2006年5月7日 朝日新聞
補助金削減に苦しむイタリア文化

マエストロ・ポリーニはニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、総選挙の結果について、自由が進むことの始まりだ、と語っていました。

上記朝日新聞記事の記者、郷富佐子さんのコラムはいつもとても面白くて楽しみです。中東へイタリア軍の取材に行ったかと思うと、マエストロのフェニーチェ座再開公演も聴きに行き、演奏が始まった中、ハイヒールを脱いで廊下を走ってボックスにかけこんだり、とその取材の幅の広さは記者として当然とはいいながらも、文章の魅力的なタッチとともに、記事の興味深さにつながっています。いつかマエストロの取材をしてもらえないかなあ、と期待しています。

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バレンボイムのコメント

スカラ座音楽監督就任への道を歩んでいると報じられているバレンボイムが、ウィーンでコメントを出したそうです。ウィーンで演奏会とともにSiemens- Musikpreises を受賞しています。
それによれば、音楽監督就任の発表という報道は本当のことではなく、15日の記者会見では、ただスカラ座とベルリン国立歌劇場との共同について発表するだけだ、とAPA通信にコメントしていたそうです。

このことではとても面白い記事が報道されていました。このブログの趣旨からはそれるので詳述はしません。
バレンボイムについて、彼はリハーサル、上演の準備には有能なアシスタント達が必要なこと(リハーサルが仕上がるひとつ前の段階に登場するタイプの人であること)、スカラ座は数ヶ月先のスケジュールを決めるのにさえ四苦八苦している状況からして、ベルリン国立歌劇場の8年先までスケジュールが決まっているようなシステムの助けが、スカラ座には大いに必要なこと、バレンボイムはドイツものは上演できても、スカラ座の命であるイタリアものについてはシャイー、ガッティの力が必要であること、など、マエストロが単独でスカラ座で背負っていたような力量を彼に求めるのは疑問、慎重であるべきで、バレンボイムが音楽監督に就任した折には、いろいろな面でかなりの補佐が必要であることを述べていました。

こういう記事を読むと、マエストロが頻繁に語っている、自由の意味、解放感の意味があらためて非常によくわかります。
マエストロの肩にどれほどの責任がのしかかっていたか、どれほどスカラ座に献身的であったか、どれほどの力量の人であるかは、ファンとして十分理解していたつもりでした。でも、それを分析的に省察し記述するものは、こうやって次期音楽監督の品定めをする記事の中で読んでいけるのでしょう。

2006年5月13日 Rundfunk Berlin-Brandenburg 、dpa
Barenboim: Gehe nicht zu Mailänder Scala

2006年5月12日 Bloomberg.com
Barenboim Faces Heady Welcome, Thorny Challenges at La Scala

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sabato 13 maggio 2006

一曲目からBravo!がとんだクレモナ公演

今日のクレモナの新聞が、12日に行われたマエストロ・ムーティとケルビーニ管の公演の大成功の模様を報じていました。

一曲目の《ウィリアム・テル》の演奏でもうBravo!がとんだ素晴らしい演奏会で、アンコールは二曲。プッチーニのPreludio sinfonicoとヴェルディの《ジョヴァンナ・ダルコ》序曲。
ドボルザークのスケルツォではマエストロが指揮台上でバレリーノのように踊っていたという記述に、思わず笑みがこぼれてしまいました。マエストロのお得意の「見せ」ができる余裕があるほど、オーケストラの演奏が安定しているということでしょう。
聴衆の著名人として記事に書かれていた名前の中には、マエストロの演奏会によく姿を見せる、Amici della Scala会長Anna Crespi、交通相Pietro Lunardiの名前がありました。

記事はPDF版でも見られ、写真を眺めることもできます。1ページ目と57ページ目です。

http://www.laprovinciadicremona.it/index.asp?id=3443&sezione=&edizione=20060513

http://www.laprovinciadicremona.it/index.asp?id=3424&sezione=CULTURA_SPETTACOLI&edizione=20060513

2006年5月13日 La Provincia 紙
Muti si esalta con i giovani
Con la Cherubini regala un concerto ricco di ritmo e colori

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バリの公演

15日にマエストロ・ムーティとケルビーニ管はバリで演奏しますが、Petruzzelli のサイトにプログラムがやっと載りました。
既報のとおり、ロッシーニ 《ウィリアム・テル》序曲、モーツァルト オーボエ協奏曲、ドボルザーク 交響曲第5番です。

Stagione 2005/2006
Teatro Piccinni
lun. 15 maggio 2006 h. 21


Concerti Riccardo Muti
Orchestra Giovanile Luigi Cherubini

Sinfonia dal Guglielmo Tell di G. Rossini
Concerto per oboe e orchestra in Do magg. K314 di W. A. Mozart
solista Martin Gabriel
Sinfonia n. 5 in Fa magg op. 76 di A. Dvoràk

http://www.fondazioneliricabari.it/home/spettacoli_det.php?spetId=47

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ファブリアーノの歓迎ぶり

マエストロ・ムーティとケルビーニ管は13日にファブリアーノで演奏しますが、同地の歓迎ぶりが報じられています。

マエストロは夫人のクリスティナさんを伴って13日午後に到着します。19時30分から劇場の音響をためすためにもリハーサルが行われ、21時15分にコンサートが始まります。コンサート中継はCattedrale (Basilica di San Venanzio)で大画面でも観ることができます。
コンサートのチケットはほぼ売り切れていますが、マエストロの注意依頼で、クリスティナさんの席は心配なく用意されているとのことです。また、Mediaset会長 Fedele Confaloniereも7人のグループを伴って聴きにくるそうです。
マエストロはホテルよりは友人宅、Merloni 家に滞在するほうを選んだとのことですが、それでも、当地では様々な歓迎セレモニーが用意されているそうです。

コンサートを紹介するファブリアーノ市のサイトとマネージメントのサイトは次のとおりです。

http://www.piazzalta.it/Engine/RAServePG.php/P/3395110800/M/2500110131

http://www.castellani1.net/concertidelgentile/

2006年5月12日 Il Messaggero 紙
Fabriano, disdetta la suite all'hotel Janus: Muti è ospite dei Merloni

2006年5月12日 Corriere Adriatico 紙
Il maestro arriva domani, tanti regali
Muti preferisce gli amici alla suite royal dell’hotel

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venerdì 12 maggio 2006

自由は貴重

11日にクレモナで行われた、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の公開リハーサルの模様が報じられています。

マエストロはサーモンピンクのカシミアのセーターにクリーム色のズボンと靴。サーモンピンクであることについては、ちょうど今はジーロ・ディタリアの最中で、その日の行程、ステージの勝者に授けられ、次の行程ではそれを着て走るピンクのシャツのマリア・ローザを連想させることから、ジーロ・ディタリアへのオマージュか、と記事には書かれていました。
また、リハーサル後に短いインタビューもとられていて、数少ないオーケストラを指揮できる今の状態は、そして、ケルビーニ管の成長に専念できることは幸せだ、自由であることはとても貴重だ、と語っています。

追って紹介します。

2006年5月12日 La Provincia 紙
‘La libertà è un bene prezioso’
Muti: felice di poter dedicare tempo alla crescita della Cherubini

2006年5月12日 La Provincia 紙
Lezione a tutto campo del Maestro, che non lesina le battute
«Basta pizza e mandolino siamo il Paese di Verdi»

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giovedì 11 maggio 2006

ジーロ・ディタリア

マエストロ・ムーティのジーロ・ディタリア熱が、イタリアの新聞で報じられていました。

1980年代は、わたしはスポーツではサッカーのプラティニ、F1のプロスト、ツール・ド・フランスのベルナール・イノーに夢中でしたが、マエストロも子供の頃からジーロ・ディタリアに熱をあげ、バルタリのファンだった、という記事をとても興味深く思いました。
ちょうど、11日はピアチェンツァ~クレモナ間のステージにあたります。
ピアチェンツァの新聞は、レースを観る絶好のチャンスだけれども、リハーサルで忙しすぎるのがとても残念だ、というマエストロの言葉を報じていました。

2006年5月11日 Liberta' 紙
E Savoldelli si sfoga con la "rosea" «Pagine e pagine su Basso, io trattato con sufficienza. Pazienza, uno stimolo in più»

2006年5月11日 La Provincia di Cremona 紙
Muti presenta i suoi ragazzi
Oggi (ore 10,30 e ore 15,30) prove aperte per studenti e anziani

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Mein Mozart

ザルツブルク音楽祭が関わって出版されたモーツァルトの本を入手しました。ここでも既に紹介しています。
同音楽祭に関わりのある音楽家達がモーツァルトについて書いたメッセージを、直筆で載せています。ひとり2ページで、写真とメッセージが載っています。

マエストロ・ムーティのページがあまりに素晴らしくて、それだけでも購入してよかったと思いました。
マエストロは楽譜とメッセージを書いています。
楽譜には音符と歌詞が書かれていて、音をたどると、《コシ・ファン・トゥッテ》第一幕の《風は穏やかに》の冒頭部分であることがわかります。
また、メッセージは次のように書かれています。最初の一行は五線譜の上に書かれています。

Questo e' l'augurio che
Mozart ha inviato a tutti gli
uomini e donne di ogni tempo
e che conforta ancora oggi i
nostri cuori.

これ(《風は穏やかに》)は、モーツァルトがあらゆる時代の男女に送った祈りで、今日でも、我々の心を慰めてくれます。

この曲はマエストロがこの世を去るときに聴いていたい、と語ったことのある曲です。
出征する恋人達の船を見送る歌です。
(トールキンの『指輪物語』の結びで、西方の海の彼方へ消えていく船を見送る場面で、わたしの心にいつも浮かぶ音楽です。)

木之下晃さんの最新刊の写真集はカバーが五線譜になっていて、その五線譜は中の本文が始まるまで続き、最後に、購入者の名前を入れて木之下さんがサインできるページで、また五線譜になっています。
木之下さんはこの装丁、デザインの意味を以上のように説明しながら、サインしてくださいました。
マエストロが書いたモーツァルトについてのメッセージを読みながら、木之下さんの本のことを想い出した次第です。

Mein Mozart
Salzburger Festspiele ・ Residenz Verlag

http://www.salzburgfestival.at/news_popup.php?id=1&lang=1

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mercoledì 10 maggio 2006

Stella di Galla Placidia賞

マエストロ・ムーティは、l’associazione Ravenna Eventiから19日にStella di Galla Placidia賞を授与されます。
若者達、生徒達の舞台芸術活動に関与したいと考え、関与してきた人に与えられる賞です。授与式は19日21時からラベンナのTeatro Alighieriで行われます。
スカラ座時代には学生達に積極的にリハーサルを見せ、作品を説明し、今はまたケルビーニ管でオペラを上演をしようとしているマエストロに、まことにふさわしい賞だといえるでしょう。
おめでとうございます。

この晩は、Opera lirica per i ragazziのプロジェクトとして、生徒達自身が上演のあらゆる面に関わり手がけたオペラ、《ナブッコ》が上演されます(全幕ではなくその一部)。生徒達がオペラの上演に関わることで、外側からの受身ではない形でオペラの世界に近づくことができる、という目的をもっています。
このプロジェクトにはクリスティナさんも関わっています。

2006年5月10日 Resto del Carlino 紙
L'opera lirica torna in classe

2006年5月10日 Corriere Romagna 紙
Opera lirica per i ragazzi

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次期スカラ座音楽監督の行方

今日の欧米の主要メディアが、バレンボイムのスカラ座音楽監督就任の可能性を報じています。

しかし、ニューヨークタイムズ紙はスカラ座のスポークスマンに電話し、彼は重要な役割を果たすという回答は得ていますが、マエストロ・ムーティ同様の全方面の責任を負う音楽監督になるという見方については、同スポークスマンは否定的に考えていると報じています。彼によれば、昨年12月のバレンボイムのコンサートにオーケストラのメンバーたちは非常に強い印象を受けた、とのことです。
さらに、ベルリン国立歌劇場の音楽監督を2012年まで務めるバレンボイムを軸にして、両歌劇場が共同する、ということはあるようです。

また、イタリアの新聞、Corsera 紙もレプッブリカ紙も、バレンボイムはしばらくの間、シャイーやガッティとともにスカラ座の中で主要な立場を占める、あるいは首席客演指揮者である、というように書いています。

2006年5月10日 The New York Times 紙
Barenboim Takes On Role at La Scala in Milan

Mr. Barenboim, who is the general music director of Staatsoper Unter den Linden in Berlin and winds up his music directorship at the Chicago Symphony Orchestra in June, will have a "continuous and important commitment" to La Scala, a spokesman, Carlo Maria Cella, said in a telephone interview from Milan.

Mr. Barenboim's contract at the Staatsoper runs until 2012, and he is director for life of the house's orchestra, which performs as the Berlin Staatskapelle. A Staatsoper spokeswoman, Ursula Nussbaum, said La Scala and the Staatsoper would be joining forces for some productions.

Mr. Cella discounted the idea that Mr. Barenboim would become a full-fledged successor to Mr. Muti, who resigned as music director in April 2005 after a highly public wrangle with La Scala's orchestra and other workers. Politics — both in the house and the good old-fashioned kind between left and right — also played a role.

2006年5月10日 Corriere della Sera 紙
La notizia anticipata da «Die Welt» dopo molte voci: non avrebbe comunque gli stessi poteri che spettavano a Muti
Scala, Barenboim direttore ospite principale
Accanto al maestro israeliano un ruolo privilegiato anche per Chailly e Gatti

2006年5月10日 la Repubblica 紙
La tedesca Welt vede la Scala per Barenboim

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11日の公開リハーサル

12日にクレモナで演奏するマエストロ・ムーティとケルビーニ管ですが、11日には公開リハーサルがあります。
午前10時半からは中学校、高校の生徒たちに、午後は15時30分から高齢の人たちにリハーサルが公開されます。

2006年5月9日 La Provincia di Cremona 紙
Festival di Cremona. Venerdì al Ponchielli il debutto con la Cherubini, giovedì le prove aperte
Muti, è conto alla rovescia

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オーストリアの音楽祭のインターネット中継

オーストリアの音楽祭のORF・OE1による中継が発表になっています。まだ、マエストロ・ムーティのものも含め、未定、未発表のものがあります。
マエストロの演奏中継は今のところ、次のとおりです。
全容がわかるのが、そして、もちろん放送も楽しみです!

http://oe1.orf.at/highlights/35665.html

2006年6月15日11時3分(18時3分) ウィーン芸術週間(6月12日の演奏会録音)
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks,
Dirigent: Riccardo Muti;
Gerhard Oppitz, Klavier
Giuseppe Verdi: Ballettmusik aus der Oper "Macbeth";
Giuseppe Martucci: Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 b-Moll, op. 66;
Antonín Dvorák: Symphonie Nr. 5 F-Dur, op. 76
(aufgenommen am 12. Juni 2006 im Großen Musikvereinssaal)

2006年8月13日11時3分(日本時間18時3分) ザルツブルク音楽祭(8月6日の演奏会録音)
Uhr Wiener Hofmusikkapelle,
Dirigent: Riccardo Muti;
Julia Kleiter, Sopran;
Elina Garanca, Mezzosopran;
Paul Groves, Tenor;
René Pape, Bass
Wolfgang Amadeus Mozart: Kyrie d-Moll, KV 341;
Vesperae solennes de confessore C-Dur, KV 339;
Missa solemnis C-Dur, KV 337;
"Ave, verum corpus", Motette in D-Dur, KV 618;
Te Deum C-Dur, KV 141
(aufgenommen am 6. August 2006 im Großen Festspielhaus)

2007年放送Sendetermin 2007 ザルツブルク音楽祭(8月15日の演奏会録音)
Wiener Philharmoniker;
Dirigent: Riccardo Muti;
Salem Abboud Ashkar und Itamar Golan, Klavier
Wolfgang Amadeus Mozart: Konzert für zwei Klaviere und Orchester Es-Dur, KV 356;
Fabio Vacchi: "Giusta Armonia" (Uraufführung; Auftragswerk der Salzburger Festspiele);
Wolfgang Amadeus Mozart: Symphonie C-Dur, KV 551 "Jupiter-Symphonie"
(aufgenommen am 15. August 2006 im Großen Festspielhaus)

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スカラ座の音楽監督はバレンボイム?

8日と9日のDie Welt 紙がミラノの非公式な情報として、スカラ座の次期音楽監督はバレンボイムである、と報じています。
15日に行われるスカラ座の記者会見には、バレンボイムとともに、ベルリン国立歌劇場総裁Mussbachも出席するそうです。

2006年5月8日 Die Welt 紙
Die Lindenoper als Zweitspielstätte
In Mailand wird bereits davon ausgegangen, daß Stardirigent Daniel Barenboim neuer Chef der Scala wird

2006年5月9日 Die Welt 紙
Pläne für Mailand
Barenboim

2006年5月9日 AGI
LA SCALA: DIE WELT, BARENBOIM IN CORSA COME DIRETTORE MUSICALE

2006年5月9日 Musical America
Major News Coming from La Scala

(2006年5月10日3時31分追記
2006年5月9日 Chicago Tribune 紙
Barenboim rumored for La Scala )

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martedì 9 maggio 2006

レッジョ・カラーブリアのプログラム

マエストロ・ムーティとケルビーニ管の、レッジョ・カラーブリアでのプログラムが報じられています。
ロッシーニ《ウィリアム・テル》序曲、ドボルザーク 交響曲第5番、シューベルト 未完成交響曲だそうです。

2006年5月9日 ADN Kronos
Musica: Al Cilea Di Reggio Calabria Il 17 Maggio Riccardo Muti

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lunedì 8 maggio 2006

ザルツブルク音楽祭の《コシ》

マエストロ・ムーティのザルツブルク音楽祭での《コシ・ファン・トゥッテ》が、6月にDVDになります。
1982年の上演はディスクになり、1983年の上演はNHKでも放映され、今回DVDになりました。
とても素晴らしい上演です。

NHK-FMで毎年聴きましたが、1982年にはじめて聴いたときの感動は忘れられません。マエストロがこんなに素晴らしいモーツァルト指揮者だったとは、と興奮しました。
第一幕の俊敏に駆け抜けていくフィナーレ、ナポリ湾を望みながら姉妹が歌う二重唱の、けだるいながら透明な美しさ、フィオルディリージがフェランドに陥落してしまったときの官能で胸が震えるような二重唱。
1981年のスカラ座来日公演で心を奪われたアライサのフェランドに胸をときめかせ、バトルのおきゃんさにびっくりし、ブルースカンティーニとマレイの演技に笑い転げ、バルツァの情熱を応援し......《コシ》がこんなに楽しいオペラだったとは、そして、ほろ苦いオペラだったとは思ってもみませんでした。
吉田秀和さんもNHK-FMの自分の時間でとりあげて、全曲を解説つきで放送しました。

マエストロに指揮を依頼したカラヤンの眼力には本当に驚きます。

ちょうど、1991年のモーツァルト没後200周年記念オフィシャル・ブックのドイツ語版を入手して、マエストロのインタビューを読み始めていただけに、嬉しいニュースです。

TDKのサイトに載っていることを教えてくださった方には感謝します。ありがとうございました。

http://www.tdk-music.com/frame_content.php?did=3~13&showme=everything&from_id=2237

Wolfgang Amadeus Mozart
Così fan tutte

Salzburger Festspiele, 1983

Margaret Marschall (Fiordiligi)
Ann Murray (Dorabella)
Kathleen Battle (Despina)
Sesto Bruscantini (Don Alfonso)
Francisco Araiza (Ferrando)
James Morris (Guglielmo)
Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor
Wiener Philharmoniker
RICCARDO MUTI
Stage Director Michael Hampe
Release Dates June 2006
Item Code (NTSC) DVWW-OPCFTSF (for worldwide)
UPC Code (NTSC) 824121001650

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チェルヴィアを訪れたマエストロ夫妻

昨日と今日のイタリアの新聞は、マエストロ夫妻が6日にチェルヴィアを訪れ、友人のロベルト・デ・シモーネに賞を手渡したことを報じていました。

チェルヴィアはラベンナのすぐ南に位置する、長い海岸を持つ都市で、4月の末から5月の始めにかけて、人形による演劇上演祭Arrivano dal Mare!を催しています。マリオネットや、手を入れて動かすブラッティーニといった人形による演劇祭です。
6日は演劇芸術に貢献のあった人にSirena d’Oro賞が授与され、ロベルト・デ・シモーネもそのひとりに選ばれました。ナポリ出身の、存命する中で最高のブラッティーニ使いについてCD付きの本を出版したことが、授与理由のひとつです。
彼はナポリ出身として、ナポリ派音楽にも非常な関心を抱いていて演出も行っています。かつて、マエストロがアン・デア・ウィーン劇場でナポリ派をはじめとするイタリアのバロック・オペラを上演するという計画が持ち上がったときに、マエストロは演出家として、デ・シモーネの名前をあげていました。

昨日のラベンナの新聞には残念ながら写真が載っていませんでしたが、今日の別の新聞にはマエストロの写真が載っていました。

マエストロはラベンナの自宅に人形、マリオネットの膨大なコレクションを持っていて、そこで上演もし、マエストロやクリスティーナさんがコレクションとともに写っている写真が、いくつかの雑誌に載ったことがあります。

2006年5月8日 Corriere Romagna 紙
Ma è teatro anche se sono burattini?

http://www.corriereromagna.it/isapi/presstoday.exe?mail=ok&desk=SPETTACOLO&id=407516

2006年5月7日  Europuppet News
ULTIMA GIORNATA DEL FESTIVAL CONSEGNATE LE SIRENE D’ORO A ROBERTO DE SIMONE E A BURATTINAI

デ・シモーネの本です。
Titolo: Le Guarattelle fra Pulcinella, Teresina e la Morte
Autore: Roberto De Simone
Libro + cd audio.
Luogo, Editore, data: Sorrento (NA), F. Di Mauro, 2003
http://www.librerianeapolis.it/pages/Schede/LeGuarattelleFraPulcinella.html

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domenica 7 maggio 2006

モデナの古い名称はMutina

今日のスタンパ紙が、マエストロ・ムーティとケルビーニ管のモデナ公演の模様を報じていました。

カンタービレの感じられるプッチーニのPreludio sinfonico in la maggioreと、地からわきあがってくるヴェルディの《ジョヴァンナ・ダルコ》序曲を聴くと、このオーケストラがまさしくイタリアのオーケストラであることは疑いもない、と書かれているのを興味深く読みました。
また、モデナの古いラテン語名はMutinaといい、市庁舎の正面に掲げられた碑面にはOrdo populusque mutinensium(ムーティ市民の秩序、とでも訳すのでしょうか)とある、と記事冒頭にあるのを、面白く思いました。記事は、そういう言葉遊びは別にしても、il popolo di Muti è la «Cherubini»、ムーティの民はケルビーニ管だ、と書いて、オーケストラの創設理由を紹介していました。

2006年5月7日 la Stampa 紙
MODENA

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ケルビーニ管のツアー前半

今日のピアチェンツァの新聞に、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の、成功裡に終わったツアー前半のエピソードが載っていました。

2日はルガーノ、3日はルッカ、4日はモデナで演奏会でした。

2日のルガーノでは、マエストロは Amici della Scala Lugano  から、スイスの有名な彫刻家、ナグ・アーノルディの彫刻を贈られたそうです。
3日のルッカでは午後観光の時間があり、オーケストラのメンバーは、ルッカの大聖堂にある有名なイラリアの像Ilaria del Carretto を、マエストロと共に鑑賞したそうです(ヤコポ・デッラ・クウェルチアJacopo Della Quercia作)。ガイドはマエストロ。
4日のモデナでは、別の新聞に聴衆としてRaina Kabaivanskaがいたことが報じられていましたが(スカラ座におけるマエストロを手厳しく批判したことがあります)、アンコールを演奏するにあたって、「ここエミーリアは、郷土の人ヴェルディのワクワクする様な感じを愛している土地ですから」と笑いながら言って、《ジョヴァンナ・ダルコ》序曲を演奏したそうです。
オーケストラは4日の夜のうちにピアチェンツァに戻り、休息後、8日から後半のツアーのためのリハーサルに入るとのことです。

2006年5月7日 Liberta' 紙
Concerti a Lugano, Lucca e Modena per la "Cherubini", prossima tappa a Cremona
Tris di successi per i giovani orchestrali di Muti

2006年5月5日 il Resto del Carlino 紙
Così Muti ‘accende’ il Comunale
L’EVENTO Concerto

モデナ公演についての新聞記事は、公演を推進した財団のサイトでテキスト版が読めます。
Fondazione Cassa di Risparmio di Modena
Rassegna Stampa
http://www.fondazione-crmo.it/

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演奏家の人となりが出る写真

銀座・和光ホールで開かれている木之下晃さんの写真展に行きました。
6日のギャラリートーク(聞き役は大原哲夫さん)では、1時間を超える興味深いお話をうかがえました。以下、印象深かった部分をまとめました。記憶違いがありましたら、申しわけありません。

演奏家とファンの架け橋となるような写真を撮る、と語る木之下さんは、演奏家がいやがるような写真は撮らないそうです。演奏家が気に入ってくれるかどうか確かめるために、演奏家に自分の撮った写真を見せているのですが、演奏家のほうがみずからサインをはじめいろいろなメッセージを書き込んでくれるのだとか。
批評家はけなすような演奏評も書くけれども、自分はどんな演奏家、演奏にも必ずいいところがあると思う、いい写真が撮れて音楽に感動しなかったことはない、とクラシック音楽を愛する者としての演奏への敬意および、写真と演奏の関係を語っていました。

シャッターチャンスの美学、と形容されるその写真は、何よりも、木之下さんの集中力によるものであることが、何度も語られていました。

そして、技術的には、まず、全くトリミングを行わないもので、展示されている写真、雑誌などに載っている写真は、木之下さんが撮った写真そのものだそうです。目で見て、ここだ、と思った瞬間があっても、それがシャッターに伝わるまでには当然物理的に時間がかかりますが、木之下さんはそれが非常に短く、それだからこそ、トリミングなしで、あのような瞬間がぴったり枠の中に収まる写真が撮れるのだとか。ご本人が言うには、中学、高校時代に100メートル走者としてスタート練習を繰り返し行ったこともそれに影響していて、フライングではなく、まさに音と一緒にスタートできた、とのことです。だから、《トスカ》の銃殺シーンは煙ではなく火花が撮れる、と語っていました。
また、そんなふうな集中力による一発撮り、弓矢で射るような写真の撮り方(シューティングそのもの)だから、デジタルカメラ(散弾銃型、多数の連続写真が可能)は使用しない、とのことです。

また、写真の技術としては、現像液をみずから調合していて、それは、ずっと入れ替えることなく使用し(大原さん曰く、ウナギのタレ)、その現像液が木之下さんの写真に特徴的な、そして、美しい背景色となっている黒を出させているのだそうです。背景の黒と燕尾服の黒との微妙なトーンの違いも、フィルム、カメラ、現像液などに投入された木之下さんの技術のたまものだとのことです。

ジャズやポピュラーの演奏家を撮るのも好きだったけれども、そして、彼らの演奏場面のほうがずっと絵になるけれども、クラシックの演奏家を撮ることが今の自分に残ったのは、クラシックの演奏家がだんだん大きくなっていく、成長していくからだ、ポピュラーの演奏家たちは時がたつと、いつのまにか消えて行ってしまう、クラシックの演奏家を撮っていると写真には演奏家その人が出てくる、と語っていました。アニー・フィッシャーは木之下さんの写真のおかげでヨーロッパで有名になったと本人が言ったそうで、それは、彼女がどのような演奏家かがその写真に表れていたからだそうです。また、ブレンデルは当初、写真を見て絶句してしまいましたが(木之下さんが言うところの、マネジャーなら絶対にノーという写真)、マルセル・グリリさんと話しながら、だけれども、これはピアニストとしての自分を撮った最高の写真だ、と結局は認めてくれたのだそうです。バルトリは木之下さんの写真を見て、しばらくの間口がきけなかったほど、感銘を受けていたとか。

演奏家のいい写真が撮れる理由は、一方では、演奏家が自分の演奏について常に努力していることが木之下さんにも影響を与えているからだ、とも語っていました。

どんな場面を撮るかは、音が終わった瞬間、フィニッシュの瞬間のほうが勿論絵になるけれども、自分は、音が造りあげられていくところを撮る、コーダでフィニッシュに向かっていく演奏家の中にはいりこめるときは、必ずいい写真になっている、今はラトルを撮ると、そういう状態になれる、とのことでした。

なお、演奏中の写真をどう撮るかについては、シャッター音を消すものを夫人が手作りしたり、ホールの建設時・改築時にカメラ用の穴を反響板にあけてもらうように交渉したり、演奏家にフォトセッションを設けてもらったりするなど、大変な努力をしてきたそうです。

以上、木之下さんのお話をわたしなりにまとめてみました。

過去、瀕死の状態になったことのある木之下さんは、今も完璧なご健康状態とは言えないそうですが、エネルギッシュに、ユーモアたっぷりに語り、写真と演奏家への真心、愛情、尊敬の気持ちが大いに感じられる興味深いお話を、次から次へとされていました。
こういう方だからこそ、演奏家との間に信頼関係ができ、あのように素晴らしい写真を残せているのだと、あらためて納得しました。
これからも、どうかご健康にお気をつけて、音楽の感動を撮るという写真を撮り続けていただきたいと心から思います。

和光の建物の晴海通り側のショーウィンドーには、マエストロ・ムーティとブレンデルの大きな写真が飾られていて、ショーウィンドーのガラスにはメッセージが金色で載っています。
あと二日間、帰宅途中にせめてこのショーウィンドーをながめようと思いました(夜のライトアップも楽しみです)。

木之下晃写真展 Dear Maestros  ―写真と自筆が語る世界の音楽家たち―
銀座・和光ホール

和光の雑誌、チャイム・銀座誌2006年5月号にも写真展の紹介が載っています。ウェッブの紹介と同じです。
http://www.wako.co.jp/hall/0605/hall1.htm

なお、木之下さんはマエストロ・ムーティについては、ギャラリートークの中で、演奏家の気に入る写真を撮る(でも、アイドル・タレントのようなきれい・かわいいだけの写真は撮らない、その人が何かがわかるような写真を撮る)という文脈の中で、前回の音楽の友誌表紙のことを話していました。あの表紙のおかげでファンを300人失った、とムーティが言っていたと語り、ギャラリーにいた人たちの爆笑を誘っていました。

また、ギャラリートークの前にサインをいただくことができました。その際に、4月のヴェルディ《レクイエム》の写真をたずねたところ、人見記念での写真をムーティはとても気に入ってくれて、自分のことをグラン・マエストロと呼ぶ、家族の写真を撮っていいと言われた、と嬉しそうでした。ただ、木之下さんが撮ったものはプライベート用とのことで、とても残念です。もっとも、プレスがそのときも撮っていたよ、とのことですから、木之下さんによるものではない写真は、もしかしたら、雑誌などで見ることができるかもしれません。

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sabato 6 maggio 2006

《ドン・パスクァーレ》バリ公演は2007年

マエストロ・ムーティとケルビーニ管による《ドン・パスクァーレ》はバリでは2007年に上演されるだろう、と南イタリアの新聞が報じています。

2006年5月6日 La Gazzetta del Mezzogiorno 紙
Per il maestro «Don Pasquale» a Bari nel 2007
Muti, Maazel, Eugenio Barba Ravenna Festival sceglie il lato insolito di Mozart

Questo Don Pasquale, con l'Orchestra Cherubini, dovrebbe andare in scena anche a Bari nel 2007.

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ラベンナ音楽祭はメクネスへ?

いつものことですが、情報が確定的ではありません。
マエストロ・ムーティが指揮する今年のラベンナ音楽祭のモロッコ公演は、メクネスで、と報じている新聞もあります。

2006年5月6日付 Il Giorno 紙
Muti, Rostropovich, Maazel Ravenna è superFestival!

(2006年5月6日23時38分追記:今日のレプッブリカ紙はモロッコの場所は未定、と報じています。
2006年5月6日 la Repubblica 紙
IL FESTIVAL
A Ravenna con il "Don Pasquale"
Il ritorno di Muti all´opera fuori dalla Scala

Le "Vie dell´amicizia" con l´Orchestra del Maggio Musicale Fiorentino raggiungeranno il Marocco (17 luglio), sede ancora da definire. )

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ラベンナ音楽祭はラバトへ

今日のCorsera 紙によれば、今年のラベンナ音楽祭はラバトを訪れるそうです。

記事の前半は、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の《ドン・パスクァーレ》上演について書かれています。アンコーナ上演が12月21日、22日となっていますが、いずれ、正式発表があれば、わかるでしょう。歌手については、間もなくマエストロによるオーディションが行われるとのことです。

やはり、マエストロはどんどん進んでいく人であった、ととても嬉しく思いました。自由を享受しているかもしれませんが、音楽を演奏する意欲はかわりません。去年、演奏活動を中断、中止してしまうのか、と心配したことが本当に遠い遠い過去になりました。

2006年5月6日 Corriere della Sera 紙
Muti torna a dirigere un’opera in Italia con «Don Pasquale»
Sul podio in dicembre con i giovani a Ravenna Il Festival estivo sarà dedicato invece a Mozart

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12月の《ドン・パスクァーレ》

今日のレプッブリカ紙が、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の《ドン・パスクァーレ》12月公演について報じています。

12月16日、17日、18日がラベンナのTeatro Alighieri、22日、23日がアンコーナ、29日、30日がピアチェンツァ。キャストは若い歌手達、衣装はGabriella Pescucciが担当。舞台はラベンナ音楽祭とピアチェンツァ、アンコーナの共同制作で、ヴェネチアとバリも加わる可能性があるとのことです。
クリスティナさんによれば、このアイデアはマエストロの発案によるもの、とのことです。ケルビーニ管が成長していくためには、オペラの経験も必要だから、という理由だそうです。

2006年5月6日 la Repubblica 紙
IL FESTIVAL
A Ravenna con il "Don Pasquale"
Il ritorno di Muti all´opera fuori dalla Scala

(カナ表記について、バーリかバリか、とか、ラベンナかラヴェンナか、とか、ビオラかヴィオラか、などいろいろありますが、統一はしていません。ご容赦ください。)

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ケルビーニ管を「若い仲間・同僚」と呼ぶマエストロ

マエストロ・ムーティとケルビーニ管のルガーノとルッカの公演の様子を、4日のAvvenire 紙も報じていました。
ルガーノ公演では、ヒンデミットの演奏を始めるにあたって、首席チェリストが姿を見せず、「楽器はあるのですが、奏者がいません。」とマエストロがスピーチするひとまくがあったそうです。少し気分が悪くなって、と謝りながら奏者が登場し、マエストロは温かく迎え入れて、演奏が始まったとのこと。
マエストロのケルビーニ管へのコメントが同紙で紹介されていました。
マエストロが望んでいたように、このオーケストラからはばたいていくメンバーがいるということでしょうか。メンバーも入れ替わっているのかもしれません。

Un affetto che Muti ha verso tutti «i giovani colleghi» come li chiama. «L'orchestra - dice - ha un suono ben riconoscibile e può vantare ottimi solisti. Molti ragazzi, poi, hanno già fatto audizioni e vinto posti in formazioni di prestigio».

ムーティは彼らを「若い仲間達」と呼んでいるが、彼らのすべてに対して愛情を向けている。彼はこう言った。「このオーケストラは十分にそれとわかる音を持っています。そして、最高のソリストたちとして称賛できます。すでに多くの若者達がオーディションを受け、名声あるオーケストラの中でポストを得ています。」

2006年5月4日 Avvenire 紙
LA GRANDE MUSICA Trionfale concerto inaugurale a Lugano dove il direttore è stato nominato socio onorario degli Amici della Scala. In estate a Ravenna sul podio anche Rostropovic
Muti festeggia in tour i suoi giovani orchestrali
A un anno dal debutto l’orchestra Cherubini fondata dal maestro riparte dalla Svizzera «Ormai abbiamo un suono ben riconoscibile e anche ottimi solisti»

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《ドン・パスクァーレ》初日は12月16日

マエストロ・ムーティとケルビーニ管による《ドン・パスクァーレ》初日はラベンナ音楽祭として行われ、12月16日、18日にラベンナ、12月22日、23日はアンコーナであることがアンコーナ発のニュースで報じられています。

2006年5月5日19時27分 Adnkronos
Il presidente della Fondazione Teatro delle Muse di Ancona, Fabio Sturani, ha annunciato oggi in una conferenza stampa che il 22 e il 23 dicembre sara' rappresentato il 'Don Pasquale' di Gaetano Donizetti con la direzione di Riccardo Muti. L'opera, che ha capofila nella produzione la Fondazione Ravenna Manifestazioni, debuttera' dal 16 al 18 dicembre al Ravenna Festival.

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アンコーナ、ピアチェンツァでも

マエストロ・ムーティがケルビーニ管を指揮して《ドン・パスクァーレ》を上演する劇場は、ラベンナのほか、アンコーナ(来シーズン開幕公演)、ピアチェンツァであることが、昨日ミラノで行われた記者会見で発表されたようです。
アンコーナのTeatro delle Muse は、マエストロ・ムーティとスカラ・フィルが再開記念コンサートを演奏しました(2006年5月6日23時12分追記:2002年10月13日)。

2006年5月5日18時10分 ANSA通信
Musica: Muti torna all'opera a Ravenna, Ancona, Piacenza
Dirigera' il 'Don Pasuqale' di Donizetti, date da definire
(ANSA) - ANCONA, 5 MAG - Riccardo Muti dirigera' 'Don Pasquale' di Donizetti a Ravenna, Ancona e probabilmente a Piacenza il prossimo dicembre. La notizia, anticipata oggi a Milano da Cristina Mazzavillani Muti, di Ravenna Festival, e' stata confermata dal sindaco di Ancona e presidente della Fondazione Muse Fabio Sturani. 'Un grande ritorno - secondo Sturani - che segnera' anche l'inaugurazione della quinta stagione lirica'' del capoluogo marchigiano.

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venerdì 5 maggio 2006

ラベンナで《ドン・パスクァーレ》

マエストロ・ムーティが12月にラベンナで《ドン・パスクァーレ》を上演するというニュースが報じられています。
クリスティナさんの談話として発表されたもので、オーケストラはケルビーニ管です

(2006年5月6日23時23分追記:2006年ラベンナ音楽祭の概要発表の際に、披露されました。
2006年5月7日0時23分追記:記者会見はミラノのKriziaのショールームで行われたそうです。
2006年5月6日 Il Resto del Carlino 紙
Un mese di eventi nel nome di Mozart)

2006年5月5日15時9分 ANSA 通信
Musica: Muti torna a dirigere opere
Cosi' moglie del maestro presentando Festival della citta'

2006年5月5日 RAI NEWS 24
Musica. Riccardo Muti tornera' a dirigere opere liriche

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スカラ・フィルに対する誇り

マエストロ・ムーティのケルビーニ管に対する誠心誠意の献身、オーケストラを造り上げていこうとする強い意欲からは、かつてマエストロがスカラ・フィルにそのように対していた頃が思い出され、感慨深いものがあります。

1989年のスカラ座開幕公演(《シチリア島の夕べの祈り》)を前に行われたマエストロのインタビュー記事を入手し、スカラ・フィルを向上させている最中のマエストロの気概に深い感動を覚えました。マエストロの好きなところ、尊敬できるところは、こういうところにもあります。
今頃になってこのようなイタリアの記事を読んでいることを、読めるようになったことを、ファンとして申しわけなく思い、少し悲しくなりました。

オーケストラの各パートの首席奏者たちの、仕事以外での様子を写真付きでとりあげた記事を見ながら、今のオーケストラがどれほど若返ったかにあらためて気づきました。マエストロとの最初のスカラ座来日公演で販売されていたTシャツを着ているメンバーもいて、懐かしかったです。

マエストロのインタビューは、スカラ座音楽監督になって3年で、オーケストラがどれほど素晴らしくなったを語っています。
歌劇場のオーケストラはオペラだけやっていればいいという伝統には与しない、と語り、オーケストラに顔、特徴を持たせるべく、非常な努力をしている姿が浮かび上がってきます。
また、スカラ座のこの地位にある自分が最も心にかけているのが、イタリアの実力ある若い歌手たちを助けることだ、と言っています。1988年のシーズンには非常にたくさんの若いイタリア人歌手たちをデビューさせた、と語っていました。
マエストロは、今またこのような気持ち、気概を抱いてケルビーニ管と活動を続けているのだろうか、と思いながら読みました。
以下、抜粋で紹介します。


1989年12月8日 Il Venerdi 誌
Vi presento la mia orchestra
L'orchestra alla ribalta
Gli archi della Scala e le viole di Vienna

ムーティはスカラ座の音楽監督になって3年になる。自分のオーケストラについてどう思っているのだろうか。「アイデンティティを持っていると思います。」という答えが返ってきた。「そして、これは私には最も大切なことに思えます。音とスタイルのアイデンティティは日々しっかりしたものになっていっています。世界にはことによったらいいオーケストラはたくさんあるでしょうが、それらには顔、特徴がありません。スカラ座ではこのようなことは絶対にありませんでした。録音では、昔のものであっても、弦の色と明るさが聴き取れます。それはイタリアに典型的なものであり、替えがたいものでもあります。」

けれども、このオーケストラは最近とても向上した、と先日言いました。
「ええ、けれども、現在アイデンティティはますます貴重になっているとはいえ、先日はそのことには触れませんでした。そのかわりに、技術の素晴らしさについて語ったのです。私が9年前にストレーレルの演出で《フィガロの結婚》を指揮した時に比べて、演奏技術の素晴らしさは非常に尊重されるようになりました。その変化は、外側からの、私の仕事によってもたらされただけではありません。内側からの、メンバーの芸術的な鍛錬によってももたらされたものです。ここにいる者はみな、スカラ座にいるということだけでは満足していないのです。」

「順位付けは好きではないと言っておきます。かけをしているのではないのですから。でも、このオーケストラがある様式で、ある指揮者たちとヴェルディを演奏するときには、世界中のどのオーケストラもやらないようなスタイルの演奏結果をもたらそうとするし、そうします。それは我々が持っている文化であり、技術が効果をあげたときには、ほかのところよりは素晴らしい表現ができるように思います。」

ウィーン・フィルに関して。しばらく前に出たインタビューであなたは、ウィーン・フィルのビオラ・セクションを「朽ち果てた音」と言っていました。
「とんでもないことです。それは読みました。それは間違って扱われたと思っています。誤植であることを願っています。私は、ウィーン・フィルを称賛したつもりでした。フルトベングラーのこういう言葉を引用しました。ウィーン・フィルのビオラの音は樹齢を重ねた木の切り株から出てくるように感じられる、水に浸され、朽ち果てた切り株からの音のように感じられる、という言葉です。でも、これは詩的なものです。時の深みを感じさせる、説明しがたい音を象徴したものです。」

そして、有名なフィラデルフィア・サウンドについては、では、どうですか。
「非常に特徴あるオーケストラです。1912年から1936年までフィラデルフィア管を指揮したストコフスキーによって形作られ、極めつけの結果がもたらされたオーケストラです。非常に大きな音で、香ばしさに満ち、非常に官能的な音です。最近は、私は1980年から音楽監督ですが、この音は部分的に変わりました。このオーケストラは、印象主義派と現代派のレパートリーで非常にすぐれた能力を持っていました。マーラーでも素晴らしいものがあるオーケストラです。でも、今は、もっと古典的なレパートリーも演奏していますし、音ももっと締まったものになり、ヨーロッパ的になり、花のように装飾的なところは少なくなりました。」

マエストロ、再び、スカラ・フィルについての質問に戻ります。冒頭で、オーケストラの向上について語りました。さらに向上するためには、どういう方向に向かうべきですか。
「スカラ座においては、何よりもまず、シンフォニーのレパートリーを獲得すべく練習しなければならないと思っています。ベートーベン、ブラームス、チャイコフスキー、ブルックナー、シューマンのすべての交響曲、モーツァルトの多くの交響曲です。現代音楽の作品の領域での活動も必要なのは、そのとおりです。けれども、副次的なレパートリーとしてやり過ごすことは決してありません。自分たちのものにするには長くかかります。ひとつの作品をレパートリーに加えるというのは、技術上のすべての困難を消化したということを意味します。そして、それをすぐに演奏できるようにするということです。私は、少なからぬ練習が必要な指揮者です。けれども、このピアノの技のおかげで、時間をむだにすることなく、ピアノですぐに音楽をさらえることができますが、それは大切なことです。」

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ルッカ公演のアンコールは《ジョヴァンナ・ダルコ》序曲

マエストロ・ムーティとケルビーニ管のルッカ公演のアンコールは、ヴェルディ《ジョヴァンナ・ダルコ》序曲だったようです。
最後の曲、《ウィリアム・テル》序曲の解放された騎兵の演奏は平土間の聴衆の心をあおり、かきたて、長く繰り返し続く喝采をもたらし、彼らはアンコールを求めた、と書かれていました。この序曲をスカラ・フィルの来日公演で聴けたことは、本当に忘れがたい想い出になりました。

2006年5月5日 Il Tirreno 紙
Muti strappa applausi
Dirige con successo l’Orchestra Cherubini

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マエストロを見つめる目

昨日のイル・ジョルナーレ紙は、マエストロ・ムーティとケルビーニ管のルガーノ公演の成功を報じていました。
ルガーノのAmici della Scala は、マエストロを名誉会員に登録したいと考えているようです。同協会のサイトには、名誉会員としてブルゾン、カレーラス、ゲルギエフやフリットリの名前があります。

http://www.amicidellascala.ch/informazioni.htm

記事のPDF版の写真は、クリスマス・コンサートのリハーサルの模様を使っていました。
その写真でもそうだし、ルガーノ公演のニュース映像でもそうでしたが、ケルビーニ管のメンバーはマエストロを本当にじっと見つめています。指揮台に向かう姿もずっと追っている。
それで思い出すのが、スカラ・フィルのコンサートマスターのマナーラの姿でした。本番の演奏中はもちろんのことですが、ホールの音試しに過ぎないようなリハーサルでも、マエストロのどんな小さな動きも逃さないよう、視線を頻繁にあて、ほとんど釘付けといっていいような状況のときさえありました。
そういう真剣な音楽活動がマエストロの元でなされているのは、ファンとしては本当に嬉しいことです。

2006年5月4日 Il Giornale 紙
I «Cherubini» di Muti entusiasmano Lugano con Mozart e Haydn

http://www.ilgiornale.it/a.pic1?ID=86564

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バイエルン放送響公演の再放送

マエストロ・ムーティとバイエルン放送響の3月のオール・モーツァルト・プログラムの公演が、RAI RADIO3で再放送されます。
17日12時がモーツァルト 交響曲第40番、18日12時がモーツァルト ディベルティメント ニ長調、交響曲第41番です。

RAI RADIO3 2006年5月17日12時(日本時間19時)
Concerto Euroradio
Orchestra Sinfonica della Radio Bavarese
Direttore, Riccardo Muti
Wolfgang Amadeus Mozart Sinfonia in sol minore n. 40 K. 550
Registrato alla Philharmonie di Gasteig il 31 marzo 2006

RAI RADIO3 2006年5月18日12時(日本時間19時)
Concerto Euroradio
Orchestra Sinfonica della Radio Bavarese
Direttore, Riccardo Muti
Wolfgang Amadeus Mozart Divertimento in re maggiore per archi K 136
Wolfgang Amadeus Mozart Sinfonia in do maggiore n.41 K 551 "Jupiter"
Registrato alla Philharmonie di Gasteig il 31 marzo 2006

http://www.radio.rai.it/radio3/index.htm

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giovedì 4 maggio 2006

ベルリン・フィルの新シーズン

ベルリン・フィルの新シーズンは、同オケのサイトのニュースによれば5月11日に発表になるそうです。現地時間の14時以降、インターネットでも見られるとのことです。
マエストロ・ムーティの久しぶりの登場はない、との情報も伝わってきていますが、待ち遠しいです。

2006年5月4日Berliner Philharmoniker Detailansicht
Konzertvorschau 2006.2007

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ザルツブルク聖霊降臨祭の演出家

昨日のイタリアの新聞に、2007年のザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭でマエストロ・ムーティが指揮するチマローザのオペラの、演出家のインタビューが載っていました。今後のプロジェクトとして、マエストロと来春共演する、と語っていました。
マエストロとはスカラ座で《ファルスタッフ》や《ニーナ》で共演しているRUGGERO CAPPUCCIOです。とても楽しみになりました!

2006年5月3日 Il Mattino 紙
Lo spettacolo di Cappuccio al Mercadante
«Borsellino? Un eroe moderno, oltre la giustizia»
Il regista: «Un diario interiore prima di morire Al di là della cronaca»

http://www.italialavoro.it/TECHNE/Testi/Info/Infoprimolivello/info_curriculum.asp

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ルガーノ公演に満足のマエストロ

今日のミラノの新聞に、マエストロ・ムーティとケルビーニ管のルガーノ公演の、大成功の様子が載っていました。

マエストロの資料写真の中から満面の笑みを浮かべた姿のものを大きく載せ、「満足:『自分たちの音、演奏ができあがっています。』ルガーノ公演の成功の後、マエストロは語った。」というキャプションをつけています。
マエストロは誇らしげにこう言ったそうです。「彼らの演奏を聴きましたか。もはや若人のオーケストラではありません。オーケストラになっています。」さらに「自分たちの音、演奏になっています。」記者は記事には、それはすでにムーティの音になっているということ?と書き加えていますが...。
また、マエストロは《ウィリアム・テル》序曲の冒頭のチェロの演奏の素晴らしさに触れて、わざわざ名前をあげて首席奏者をたたえています。モルフェッタ出身ですよ!と自慢さえしています。バリ公演が一層楽しみになりました。
この夜のアンコールはプッチーニのPreludio sinfonicoで、ワーグナーの影響が見られ、冒頭は《ローエングリン》を思い出させ、その後は《マノン・レスコー》を思い出させる、とのことです。

終演後の楽屋では、ラベンナ音楽祭チーム対スカラ座チームのサッカーの試合も話題になったそうです。

また、記事はマエストロのスーツの素晴らしさを称賛していました。確か、落合正勝さんもマエストロを褒めていました(正確な記述を引用できなくて、すみません)。記事は、マエストロの美しい色の黒のスーツについて、そのカッティングのよさをほめ、ほかの指揮者の誰がこのようにいい仕立てのスーツを身に着けているだろうか、あれだけ大胆な動きをしてもしわひとつない、と言葉を尽くしています。
さらに、マエストロの指揮ぶりについても、ケルビーニ管を振る指揮台上では若返ってみえ、エレガントで力強い指揮で、エネルギーが内側からほとばしり出ている、たとえ音がなくても、どんな音を指揮しているかがわかるような指揮ぶりだ、と感嘆しています。

記事の最後に、マエストロとケルビーニ管は9月にモン・レアーレで、FAI主催のコンサートを行う、とありました。

ラベンナ音楽祭のインターネット中継で、成長したケルビーニ管の演奏が聴けると嬉しいのですが。

2006年5月4日 Il Giorno 紙
Muti:《Bravissimi, la Cherubini non e' piu' un'orchestra giovanile》

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楽友協会機関誌最新号

ウィーン楽友協会機関誌最新号が届きました。
表紙はマエストロ・ムーティでもウィーンの両オーケストラのサッカーチームでもなく、ブレンデル。
6月12日にバイエルン放送響のコンサートがあるマエストロ・ムーティの記事の写真は、ニューイヤーコンサートのときのものではないかと思われます。

MUSIKFREUNDE誌 2006年5月・6月号
Transalpines Beziehungsglueck
Muti in Muenchen

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ルッカ公演の成功

今日のイタリアの新聞が、マエストロ・ムーティとケルビーニ管のルッカ公演の成功を報じていました。
アンコールはなんと、ヴェルディ《ラ・トラヴィアータ》序曲。興味深い選択です。
ハイドンの協奏曲を始めるにあたって、聴衆に騒がしいところがあったのが当夜の傷といえば傷だったそうです。
マエストロは3日午後ルガーノからルッカ入りしてリハーサルを行い、夜にコンサート、そして今日4日にモデナへ旅立ったとのこと。
よい演奏旅行になるよう、あらためて祈願しました。
記事には、マエストロが喝采を受けている写真が添えられています。

2006年5月4日 il Tirreno 紙
Un trionfo per Riccardo Muti
Applausi e bis nel concerto di ieri sera in S. Frediano
Travolgente il solista Massimo Polidori protagonista del Concerto in do maggiore di Haydn

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フランチェスコさんが決勝ゴール!

1日にベラリアでイタリアの歌劇場チームによるサッカーの試合が行われ、決勝戦でラベンナ音楽祭チームがスカラ座チームを1対0で破り、優勝しました。決勝ゴールを挙げたのはフランチェスコさんです。9月にはベルリンでヨーロッパの歌劇場による試合が行われ、ラベンナ音楽祭チームも出場します。
今日のレプッブリカ紙がクリスティナさんの言葉として報じるところでは、ラベンナ音楽祭チームのメンバーは半分がクリスティナさんの血縁で、フランチェスコさんとドメニコさん、二人の甥、クリスティナさんの兄弟がひとり、そして、ラベンナ音楽祭の総支配人が加わっているそうです。マエストロ・ムーティはルガーノ公演の前日(出発前日)のこの日、スタジアムで熱烈な喝采を送ったとのこと。
記事は運命の皮肉なめぐりあわせ、運命の愉快な復讐、Altro che ironia della sorte: pare una ludica vendetta del destino.と書いていました。
試合中のフランチェスコさんの写真入り。

2006年5月4日 la Repubblica 紙
Alla finalissima della Coppa Italia dei Teatri. La squadra allenata dal figlio del maestro del podio
Il Ravenna Festival batte la Scala e il gol lo segna Muti junior

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フィルハーモニア管ベルギー公演

フィルハーモニア管が9月7日、ブリュッセルで演奏します。プログラムはブラームス交響曲第2番、ラベル スペイン狂詩曲、ファリャ 三角帽子組曲第2です。
クララ音楽祭は放送局Klaraですべてライブ放送されると、音楽祭のサイトにはあります。

2006年5月3日 7sur7
Le KlaraFestival du 2 au 15 septembre

2006年9月7日20時
Lieu de concert Paleis voor Schone Kunsten/Palais des Beaux-Arts - Ter Arken Ville Brussel/Bruxelles
Johannes Brahms, Symphonie Nr.2 in D, op. 73
Maurice Ravel, Rhapsodie Espagnole
Feria Manuel de Falla, El sombrero de tres picos, suite 2
Philharmonia Orchestra (London)
Riccardo Muti, dir

http://www.klarafestival.be/index.php?id=136&L=1&tx_festival_pi1[uid]=226

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スカラ座さよなら公演の様子

昨年、マエストロ・ムーティがウィーン・フィルとスカラ座でさよなら公演を行った2005年5月3日夜のニュース映像も、スイスインフォの過去1年間ニュース検索で見られました。

FAI会長はマエストロとケルビーニ管の演奏会はよく聴きに来ています。また下院議長(当時)のインタビューもありました。みんな、マエストロがスカラ座を去ることを惜しんでいます。大画面のあるガレリアの様子も懐かしい...。

深夜はモザイクがそれほどかからず、うまく観ることができました。(超高速インターネット接続でないことを毎日嘆いています。)

スイスインフォ 検索
Muti alla Scala

(5月3日のニュースなので、検索から今は落ちています)

http://helix-1.sri.ch/ramgen/tsi/tg/2005/tg_05032005.rm?start=0:28:15.487&end=0:30:33.490

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ルガーノ公演の様子

2日のマエストロ・ムーティとケルビーニ管のルガーノ公演の様子が報じられています。

イタリアのクレモナの新聞は、12日のクレモナ公演を前に、ルガーノ公演の成功を伝えています(成功、とあるだけですが)。PDF版の50ページには2月のピアチェンツァ公演の写真が載っています。

2006年5月3日 La Provincia di Cremona
Festival di Cremona Claudio Monteverdi.
Al Ponchielli cresce l’attesa per l’ensemble, in cartellone il 12 maggio ‘Cherubini’, è conto alla rovescia
L’orchestra diretta da Muti ieri sera in concerto a Lugano

http://www.laprovinciadicremona.it/index.asp?id=613&sezione=CULTURA_SPETTACOLI&edizione=20060503

また、スイスインフォのニュース検索で2日のテレビニュースが観られます。当夜の演奏会について予告するニュースで、リハーサルの様子とマエストロのインタビューを放映しています。オーケストラを創設した経緯や若い彼らが直面する音楽状況、オーケストラの活動について語っています。
クリスティナさんはケルビーニ管について母の気持ちで、と語っていたことがありますが、マエストロも、ケルビーニ管は随分昔から抱いていた夢で、自分の音楽家としての体験を彼らに伝えたいと言いながら、指揮者としてだけでなく、父として、と語っています。また、オーケストラの活動がまだアドホックなのはファンとしても少し気懸かりです。一定の年齢が来ると退団することになっている若いオーケストラであるにしても、イタリア各地とヨーロッパをツアーしながらその活動を広く知らしめるだけでなく、シーズン制のような恒常的な活動もして、その力量をさらに磨いて欲しいと思います。資金面では何の力にもなれないので、ファンとしてせいいっぱい応援していきたいです。

スイスインフォ 検索
Riccardo Muti a Lugano

http://www2.swissinfo.org/sja/swissinfo.html?siteSect=880&searchString=Muti&searchPeriod=2&language=jpn&language=ita&search=%8C%9F%8D%F5

http://helix-1.sri.ch/ramgen/tsi/tg/2006/tg_05022006.rm?start=0:27:28.729&end=0:29:33.939

スイスインフォのイタリア語版からニュースを見つけたという情報もいただきました。ありがとうございます。
日本語版の検索から入った映像では接続状態がよくなくて、モザイクがかかってしまう部分、音が途切れる部分があります。それでも、マエストロの(少しお疲れのような)姿が見られて、ほっとしました。

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mercoledì 3 maggio 2006

自由になって実現させる夢(1)

遅くなりましたが、4月はじめにレプッブリカ紙に載ったマエストロ・ムーティのインタビューを、何回かに分けて紹介します。

シカゴ響の2007年秋のヨーロッパ・ツアーではイタリアにも寄る予定だそうです。ミラノは訪れるのでしょか。
ケルビーニ管はイタリア各地で演奏しています。ミラノを訪れるのはいつでしょうか。
去年のマエストロのスカラ座お別れ公演を想い出して、あれこれ考え、マエストロへ想いを馳せた一日でした。
あのコンサートを聴けるようにしてくださった方々に、あらためて感謝します。

2006年4月3日 la Repubblica 紙
Muti, la libert ritrovata
Il maestro, dopo il divorzio dalla Scala, parla dei suoi progetti e del divino Mozart

「モーツァルト?人生と世間を扱った芝居です。今日性は何世紀たっても不変です。我々の誰もが、いつの時代でも、何のことかわかるといっていいような場です。人間について語るけれども、その声は神である人です。なぜなら、神とは完璧だからです。」リッカルド・ムーティはモーツァルトや1700年代の音楽、特にナポリ派の音楽について語り、ナポリ派の音楽は「無視することはできないのに、過小評価されている」文化の架け橋となって、モーツァルトとつながっていると言う。数々の成功にいろどられた現在、そしてその成功のほとんどはまさにモーツァルトを象徴しているが、ツアー、コンサート、プロジェクトの内をムーティは語った。探究し、深く掘り下げることへの強い意志に仕向けられて語った。その意志は彼によれば、音楽に向き合う際の「道義上の根拠」であると、いつも定義づけられている。
モーツァルトをプログラムにして、ドイツ圏で最もすぐれたオーケストラのひとつであり、伝説に彩られたオーケストラ、バイエルン放送響を二晩指揮したばかりだ。ガスタイクの大きなホールの聴衆は総立ちになって、ムーティに喝采を送っていた。マエストロは小澤征爾の音楽祭に客演するために、すぐに日本へ旅立つ。ほんの数週間前にはウィーン・フィルと合衆国、カナダ、メキシコへツアーをしている。ウィーン・フィルは彼をモーツァルト指揮者として選び、冠を授けたのである。ニューヨーク・タイムズ紙は彼の演奏をこう評した。「評論家の何年もの記憶に痕跡をとどめるような体験」であると。そして、同紙の別の記事はムーティをこう特徴づけた。「我々の時代において、音楽的に最も素晴らしく、技術的にもすぐれた指揮者のひとり」
マエストロは新しく手に入れた自由と身の軽さという財産に満ち溢れ、晴れ晴れとしていた。今の彼の国際的な眺望からは、19年間の後辞任することになった去年のスカラ座での論議は、遠いことのように見える。「今は常任の仕事は望んでいません。そういうものはこれまで提供されてきましたし、今も申し出を受け続けていますが、興味はありません。27歳のときにフィレンツェ五月音楽祭の音楽監督になることから始まり、それ以来、決して途切れたことがありませんでした。今は、かつて音楽監督だったロンドンのフィルハーモニア管やフィラデルフィア管のようなオーケストラと、一緒に仕事をしたいと考えています。そして、何十年にもわたる、ふたつとないオーケストラであるウィーン・フィルとの仕事があります。さらに、しばらく前からはミュンヒェンの素晴らしいオーケストラ、バイエルン放送響との仕事があり、フランス国立管とは5月31日にサン・ドニでケルビーニのla Messa di Chimay を演奏します。シカゴ響とは2007年にツアーを行い、イタリアにも寄ります。そして、ニューヨーク・フィルと年間4週間演奏します。常任の仕事からこのように解放されて、喜んでいます。勉強し、発見することが続けられるのを嬉しく思っています。少し前から深めてきた夢を実現するためです。」

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martedì 2 maggio 2006

グランド・オペラ誌のオペラ指揮者ランキング

グランド・オペラ誌最新号が、オペラ指揮者ランキングを実施しています。
マエストロ・ムーティは24人の評論家のうち、6人から推薦してもらっています。
ただ、各人のコメントを読むと、マエストロは選ばれて当然の人であり、それ以外の人を選んだ、という評論家たちもいます。そういう意味では、ランキングの意図がわかりにくいものになっているようです。

それほどの人と多くの評論家が認めるマエストロが、オペラを指揮する機会をここまで減らしているなんて、マエストロにとっては意図してのこととはいえ、淋しいです。

グランド・オペラ誌 2006年春号 Vol.36
新オペラ・アーティスト名鑑

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lunedì 1 maggio 2006

ウィーン・フィル北米ツアーの写真

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの北米ツアーの写真が、音楽ジャーナリストのサイトに載っていました。
以前にもこのサイトにメールを出したことがありますが、再度、コンタクトをとってみようと思います。

http://www.muti.ch/muti/attualita-wiener-wiener-wiener.html

WIENER - WIENER - WIENER
Ecco alcune fotografie di Riccardo Muti con i Wiener Philharmoniker:

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アスコナ音楽週間

マエストロ・ムーティにもインタビューしたことのある音楽ジャーナリストのサイトに、マエストロとフィルハーモニア管がスイスの音楽祭に出演する情報が載っています。
アスコナ音楽週間に9月9日に出演し、ブラームス交響曲第2番、ラベル スペイン狂詩曲、ファリャ 三角帽子組曲を演奏します。

2006年9月9日20時30分Chiesa di San Francesco、Locarno
Concerto di gala
Philharmonia Orchestra London
Dir. Riccardo Muti ,
Brahms: Sinfonia n. 2
Ravel: Rhapsodie espagnole
De Falla: "Il cappello a tre punte"

http://www.settimane-musicali.ch/

http://www.settimane-musicali.ch/program2006.htm

http://www.muti.ch/muti/attualita-ascona-settembre06.html

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ツアーへ出発

今日のピアチェンツァの新聞は、第一面にアッズーリの合宿に召集されたインザーギの写真を載せています。(もともとこの新聞を読んでいたのは、彼の情報を知りたかったからでした。)
そして、文化娯楽面には、マエストロ・ムーティとケルビーニ管のリハーサルの写真と記事。
マエストロとの二日間のリハーサルを昨晩終え、ルガーノに出発です。

2006年5月1日 Liberta' 紙
L'orchestra "Cherubini" in partenza per Lugano
Terminate le prove piacentine con Muti.

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家庭画報誌のザルツブルク特集

今年は一般誌もこぞってザルツブルク、ウィーン、モーツァルトの特集を組んでいます。

家庭画報誌最新号の特集記事には、マエストロ・ムーティの1月27日の演奏会での写真も載っています。
ただ、特集としては、1月発売のACT4誌のほうが、ゴージャス度が高かったかもしれません。

家庭画報誌 2006年6月号
【特集】生誕250周年特別取材
楽都ウィーン・ザルツブルクに遊ぶモーツァルト紀行

http://www.kateigaho.com/page/000089.html

ACT4誌 Vol.11
特集 HAPPY BIRTHDAY! WOLFY
ザルツブルク、ウィーン、プラハ
モーツァルト三都物語

http://www.impresario.co.jp/index.html

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大野さんがスカラ座で《マクベス》

ベルギー王立歌劇場音楽監督を2008年に退任する大野和士さんについて、2008年にスカラ座で、《マクベス》新演出を指揮するというニュースが出ていました。
次のスカラ座来日公演の演目になるのでしょうか。

マエストロ・ムーティの指揮したものは、今月27日、クラシカ・ジャパンで放映されます。
商品化してほしいです。

クラシカ・ジャパン 放送日:5月27日(土)21:00~
ヴェルディ:歌劇『マクベス』

出演
レナート・ブルゾン(マクベス)マリア・グレギーナ(マクベス夫人)カルロ・コロンバーラ(バンクォー)マルチェッラ・ポリドーリ(マクベス夫人の侍女)ロベルト・アラーニャ(マクダフ)ファビオ・サルトーリ(マルコム)エンリコ・トゥルコ(医師)ダニロ・セッライオッコ(マクベスの召使)オラツィオ・モーリ(刺客)アルド・ブラマンテ(アラルド)ジュゼッペ・デ・ルーカ(第一の魔女)マリカ・アヤーヌ(第二の魔女)エルザ・ガラジオ(第三の魔女)他
[演出]グラハム・ヴィック
[衣裳・装置]マリア・ビョルンソン
[照明]トーマス・ウェブスター
[台本]フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ
[振付]ロン・ハウエル
[指揮]リッカルド・ムーティ
[演奏]ミラノ・スカラ座管弦楽団及び同合唱団
[合唱指揮]ロベルト・ガッビアーニ
[収録]1997年12月7日ミラノ・スカラ座
約2時間50分

2006年4月30日 産経新聞
【音楽】ベルギー王立歌劇場音楽監督 大野和士、08年退任

http://www.classica-jp.com/opera/index.html

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ペララーダ城音楽祭

ミランとバルサの試合に関連してバルセロナの情報を調べていたら、マエストロ・ムーティがカタルーニャを訪れるという情報にまたぶつかりました。フィルハーモニア管との訪問のほうではなく、ケルビーニ管との訪問のほうの情報です。
ペララーダ城フェスティバルに7月14日に出演し、ヴェルディ《ジョヴァンナ・ダルコ》序曲、モーツァルト オーボエ協奏曲、ショスタコービッチ 交響曲第5番を演奏します。会場は名前のとおり、野外です。

早くケルビーニ管のサイトが始動しないかな、と待ち遠しいです(情報との予期しない遭遇が多くて、ピアチェンツァへの照会が度重なるばかりです...)。

2006年7月14日22時ペララーダ音楽祭
Auditori Jardins del Castell
Orchestra Giovanile Luigi Cherubini
Riccardo Muti, director
Verdi: Simfonia de Joana d'Arc
Mozart: Concert per a oboè i orquestra KV 314
Shostakòvitx: Simfonia núm. 5 op.47

http://www.festivalperalada.com/cast/vermas.asp?id=1238

http://www.festivalperalada.com/

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