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66 post da ottobre 2005

lunedì 31 ottobre 2005

Us Italia Weekly

イタリアの新聞が行ったマエストロ・ムーティへのインタビュー記事が、英訳されました。もとの記事はここでも紹介済みです。(8月10日、8月13日)

2005年10月30日付 Us Italia Weekly
Masochism at La Scala / An Interview with Maestro Riccardo Muti

http://www.usitalia.info/dettaglio.asp?Art_Id=1019&Art_Tema=InterviewsEPeople

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ウィーン・フィル大阪公演の評

マエストロ・ムーティとウィーン・フィル大阪公演の評が日経に載っていることを教えていただきました。ご連絡くださった方々、どうもありがとうございました。

2005年10月24日付 日本経済新聞 地方経済面(近畿特集)
ウィーン・フィル大阪公演――多彩な演奏、驚異の表現力(タウン・ビート)

小石忠男さんが13日の公演について評を寄せています。ほぼ、あの夜のマエストロとウィーン・フィルの響きから想い描いた世界に近いものでした。本当に申しわけありませんが、ザ・シンフォニーホールだったら、と思ってしまった晩でした...。

「最初の『未完成』とモーツァルトは響きが研ぎ澄まされ、きわめて透明度が高い。その響きは羽毛のように軽やかにゆれる。(略)『未完成』は、冒頭のかなり極端な弱音から最強音の全合奏まで、幅広く音量が増減する。しかも細部まで明瞭(めいりょう)かつ柔軟な歌にみち、澄み切った音楽がなめらかな放物線を描いた。そこにシューベルトの叙情のすべてが表現されたが、これこそウィーン・フィルならではの個性であろう。それも究極までオーケストラをコントロールしたムーティの統率力の賜物(たまもの)である。事実、今回のムーティはあらゆる虚飾をそぎ落とした厳しい抑制力をみせた。」

これまでのマエストロへの、ある意味誤解ともとれる、強引にオーケストラをひきずりまわす指揮者、という評価を改めてもらうのに十分な評です。
昨日はNHK-FMでバイエルン放送響との《ハフナー》を聴きながら、羽のようなウィーン・フィルの音を思いました。あの軽やかさ、透明感は、マエストロとウィーン・フィルの幸福な結びつき以外では聴けないだろう、とまで思ってしまいました。

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domenica 30 ottobre 2005

音の記憶に圧倒された3時間

今日のNHK-FMでのマエストロ・ムーティの演奏会の放送は、ウィーン・フィルの音の記憶がとめどなくあふれ出てくる3時間になりました。シューベルトとモーツァルト、スクリャービン。ゴールデンウィークと来日公演で聴いた演奏の記憶が蘇ってきて、頭の中で鳴り響きました。ウィーン・フィルはすごい...。
ホーフムジークカペレとの演奏がオットー・ビーバさんの言うようにディスクになるといいのですが。

礒山さん、丁寧な解説といい言葉をたくさんマエストロにくださって、ありがとうございました。
スカラ座を辞任したのが2004年、と言っていたように思いましたが、聞き間違いでしょうか???

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主な新聞評

マエストロ・ムーティとウィーン・フィル来日公演について、朝日新聞(主催)と日本経済新聞の評を見逃すはずがないのですが、政治記事を追うのにまぎれて、もしかしたら読みとばしてしまったかもしれないと懸念しています。

東京新聞 2005年10月22日付朝刊
「歌うオケ」の持ち味発揮
楽員も職人芸へのこだわり楽しむ

金子建志さんが12日の公演について評を寄せています。

「ハフナー」については「木管と弦による柔らかな響きを前面に押し出した解釈」というように、マエストロの特徴をよくとらえた記述をしています。
「後半のラヴェルとファリャでは、(略)指揮ぶりは別人のように動的に変身。(略)活気に満ちた攻撃的な音楽となってホールを揺らした。」と視覚的な効果が聴く者の耳に与える影響をも考慮。
そして、アンコールの「運命の力」序曲について、「二十年に及ぶミラノのピットで歌劇場のオケの楽員気質を知り尽くした人ならではのドライブを楽しませてもらった。」と率直な称賛。

まわりくどい「文学的表現」をせず、端的に演奏を描写していて、わかりやすい評でした。当日のプログラムがそういうものであったこともあるのかもしれません。
カラー写真もグ~!

2005年10月25日付 讀賣新聞夕刊
豊潤な香り 夢見心地

15日の演奏評です。あの素晴らしかったリヒャルト・シュトラウスを描写するには字数が足りない、というところでしょうか。
写真はカラー。

重ね重ね思うに、マエストロがオペラのピットに年に二回しか立たない現状は本当に残念です。しかも新演出もこの数年間で《魔笛》と《オテロ》だけ。だからこそ、ファンとしては12月はウィーンへ行かなければ、と思うのですが...悲しいです。

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sabato 29 ottobre 2005

フィラデルフィア管が見たマエストロ

今日のフィラデルフィアの新聞が、木曜日に客演した33歳の指揮者Vladimir Jurowskiに希望を見出しているようなのを、面白く読みました。

そこではこの指揮者が備えているものを列挙する中で、マエストロ・ムーティをフィラデルフィアのメディアがどう見ていたかも伺われて、興味深かったです。
マエストロが成し遂げた音楽的業績のひとつがレスピーギであり、マエストロは趣味の悪い誇張に陥らない情熱の炎を持っていた、とJurowskiについての記述において書かれていました。

現在のマエストロを見るとき、マエストロを同管にひっぱってきたオーマンディの慧眼には感嘆するばかりです。

2005年10月29日付 Philadelphia Inquirer 紙
Orchestral chemistry

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スカラ・フィル新シーズン

昨日、スカラ・フィルの新シーズンがスカラ座総裁Lissnerより発表されました。スカラ座新シーズン同様、「ムーティのいない」「リッカルド・ムーティの後の」新シーズンという形容詞のつけ方をした記事が書かれています。

新しいシーズンはスカラ・フィルを92回振ったジュリーニに捧げられます。また、テレビ放映はマエストロ・ムーティの頃のMediaset から Rai Tradeと La 7に主導権が移ります。Mediaset会長のConfalonieriがスカラ・フィル総裁を去り、スカラ座理事を去る以上、当然のことかもしれません。内容は、マエストロが関わらないので詳しく書きませんが、特徴のひとつとしては、「ムーティの頃にはほとんど演奏されなかった」と記述されているマーラーの交響曲が比較的多く聴かれます。
マエストロ・アッバードがはじめ、マエストロ・ムーティがここまでに創り上げたスカラ・フィルを誇る同オケ首脳(スカラ・フィル新総裁で弁護士のCesare Rimini、理事でミラノ音楽院長Francesco Micheli)が異口同音に、マエストロ・ムーティが将来再びスカラ・フィルに戻ってくれると思っている、そう念願している、と語っていました。そして、Micheliは、スカラ・フィル芸術監督Ernesto Schiavi もオーケストラもそう思っているのを知っている、とも語っています。

2005年10月28日 ViVi milano
La stagione del Piermarini inizierà il 21 novembre
Chailly, Gatto e Chung, la Scala sarà così
Presentata la stagione Filarmonica 2005-'06 dedicata al maestro Giulini. Micheli e Rimini auspicano il ritorno di Muti

2005年10月28日 Virgilio
SCALA/ MICHELI: ORCHESTRA SAREBBE FELICE DI LAVORARE CON MUTI
Finanziere su ingresso in cda: per il momento non c'è niente

2005年10月28日 AGI
SCALA: FILARMONICA, RECORD DI ABBONATI STAGIONE 2005-2006

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venerdì 28 ottobre 2005

新しいFestival Verdi の模索

パルマ王立歌劇場総裁 Meli が新しい Festival Verdi の構想を持っていて、2007年から始まることについて光が見えてきた、とイタリアの新聞が報じています。
ヴェルディの誕生日である10月10日を含む27日間、パルマを中心に行われ、演奏だけでなくシンポジウムなども通じて総合的にヴェルディに焦点をあてるものとなるようです。ワーグナーにおけるバイロイト音楽祭のようなものを何かと彼が考えていたことは、就任当初のインタビューからもうかがえました。
こういったことも推進しようとして起こされた財団«Parma capitale della musica»にマエストロ・ムーティが名誉的な地位で関わっていることは、既にお知らせしたとおりです。
11月にはケルビーニ管とのコンサートがいくつかあります。その中で、ウィーン・フィルとの日本ツアー、イタリアを現在揺るがせている文化政策(マエストロはこの問題について、これまで常に積極的に発言し、行動してきていました)、そしてこの新しいヴェルディ音楽祭などについて、何か語ってくれるといいのですが。


2005年10月26日付 Il Giornale 紙
In autunno Parma capitale della musica

2005年10月27日付 La Provincia 紙
Il palcoscenico casalese potrebbe entrare a far parte di un ‘circuito’ di assoluto prestigio
Il teatro Regio chiama Casalmaggiore
Il sovrintendente Meli: Festival Verdi anche al Comunale

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giovedì 27 ottobre 2005

《ドン・ジョバンニ》国内盤DVD

マエストロ・ムーティのDVDのリリースの案内がTDK CORE のサイトに載りました。大型CD店のサイトでは以前から予約可能でした。

http://www.core.tdk.co.jp/

TDK CORE 11月23日発売
【曲目】
モーツァルト: 歌劇 《ドン・ジョヴァンニ》
【配役・演奏】
ドン・ジョヴァンニ … カルロス・アルヴァレス
ドンナ・アンナ … アドリアンヌ・ピエチョンカ
ドンナ・エルヴィラ … アンナ・カテリーナ・アントナッチ
ツェルリーナ … アンジェリカ・キルヒシュラーガー
騎士長 … フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ
ドン・オッターヴィオ … ミヒャエル・シャーデ
レポレッロ … イルデブランド・ダルカンジェロ
マゼット … ロレンツォ・ラガッツォ
リッカルド・ムーティ(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
【収録】
1999年6月26,27日 ウィーン国立歌劇場 「ウィーン芸術週間」(ライヴ)
【仕様】
本編173分/カラー/片面2層/16:9/リニアPCMステレオ/日本語・イタリア語 字幕

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mercoledì 26 ottobre 2005

東京新聞が報じる最終公演

マエストロ・ムーティとウィーン・フィル来日公演最終日の地震について、演奏を続けたウィーン・フィルとマエストロに驚嘆する記事が日本の新聞にも載りました。

2005年10月22日付 東京新聞朝刊
バックステージ 震度4に打ち勝ったウィーン・フィル

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ベルイマンの《魔笛》とヴィック

キアラさんがインタビューで、マエストロ・ムーティはベルイマンの映画が好きなようだ、と語っていたのが気にかかっていました。そして、それは監督のベルイマンなのか、女優のバーグマンなのか、マエストロのファンとして恥ずかしながらわからなかったのですが、ベルイマンなのかもしれない、と思い当たるインタビューを読みました。
2005年7月のイタリアの雑誌のインタビューで、モーツァルト記念年に向けての抱負を語っているのですが、その中でザルツブルク音楽祭の《魔笛》を演出したヴィックについて、ベルイマンのようにファンタジーの要素にも焦点をあてれば、フリーメーソンや信仰の要素にもピントを合わせた演出をしている、と話していました。(それで、久しぶりにベルイマンの《魔笛》を週末に観ました。)スカラ座で《魔笛》を上演した頃のイタリアの記事も、今ならイタリア語を読めそうなので、きちんと追わなければと思います。
キアラさんについては、Corsera 紙の新雑誌 Style Magazine の11月発行号にインタビューが掲載される予定で、その中で、父であるマエストロのことも語られる模様です。入手できると嬉しいのですが。

IL VENERDI 誌 2005年7月29日号
Adesso che sono libero mi dedico solo a Mozart

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martedì 25 ottobre 2005

生きている間に何ができるか

日曜日にマエストロ・ムーティのインタビューを読んで以来、次の言葉がずっと心に残っています。

これから、生きている間に何ができるかをよく考えて、活動したい。
2005年10月23日付 産経新聞

ちょうど、1974年のイタリアの雑誌が、マエストロを1974年に注目を浴びた10人の若者のトップに挙げているのを読んだばかりだったので、いろいろ胸に去来するもののある言葉となりました。
そこには、マエストロが暖炉の前に二人のお子さん(当時はまだ二人だけ)、フランチェスコさん、キアラさんと立っている1ページ大の写真が載っていて、その若々しく輝く顔の美しさといったら!暖炉の両側にはブラームスとロッシーニと思しき写真が飾られています。30年たった今のマエストロには、その頃とはまた違う美しさがあります。

EPOCA 誌 1974年12月28日号
I giovani che hanno vinto nel 1974
IL LORO NOME SIGNIFICA SUCCESSO


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lunedì 24 ottobre 2005

ピアチェンツァ市立歌劇場の新シーズン

ピアチェンツァ市立歌劇場のサイトが更新され、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の演奏会についても掲載されています。1月2月、4月の演奏会はプログラムはまだ決まっていないようです。

http://www.teatricomunali.piacenza.it/cm/index.asp?t=99

12/11/2005 - ore 21.00
CONCERTI - ORCHESTRA GIOVANILE LUIGI CHERUBINI diretta da Riccardo Muti
Direttore, RICCARDO MUTI
Violino FRANCESCO MANARA; Viola SIMONIDE BRACONI.
Wolfgang A. MOZART – Sinfonia concertante in mi bemolle maggiore per violino, viola e orchestra K.364
Dmitrij ŠOSTAKOVIÈ – Sinfonia n. 5 in re minore op.47.

18/01/2006 - ore 21.00

Lezione Concerto

16/02/2006 - ore 21.00
CONCERTI - ORCHESTRA GIOVANILE LUIGI CHERUBINI diretta da Riccardo Muti
Direttore: RICCARDO MUTI

18/04/2006 - ore 21.00
CONCERTI - ORCHESTRA GIOVANILE LUIGI CHERUBINI diretta da Riccardo Muti
Lezione Concerto
fuori abbonamento

追記:4月の演奏会は劇場のスケジュールから消えていました。(2005年10月31日3時27分追記)

追記:1月の演奏会がスケジュールに入っていました。(2005年11月3日0時31分追記)

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産経新聞のインタビュー

昨日の産経新聞にウィーン・フィルと来日中だったマエストロ・ムーティのインタビューが掲載されました。
とりたてて目新しいことは語っていません。東京のオペラの森への出演は小澤征爾さんから直接マエストロに依頼があり、即座に引き受けたとのことです。小澤さんとの友情と、日本のオーケストラを指揮するのが意義深いことからだそうです。

2005年10月23日付 産経新聞
ウィーンとの蜜月続く帝王 ムーティ、新ポストは語らず

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domenica 23 ottobre 2005

10月30日のNHK-FM!!!

10月30日のNHK-FMはマエストロ・ムーティの海外公演がたっぷり聴けます。話は礒山さんです。
特に、ホーフムジークカペレの演奏会はインターネットで聴きながら、ムジークフェラインの美しい天井をずっと心に想い描いたほど、優美な演奏でした。

NHK-FM 10月30日(日) 午後 03:00 ~ 午後 06:00
海外クラシックコンサート

                         礒山  雅
 - ムーティ指揮 ウィーン・ホーフムジークカペレ演奏会 -

 ▽ムーティ指揮 ウィーン・ホーフムジークカペレ演奏会

「シンフォニア ハ長調」           カルダーラ作曲
                       (5分10秒)
「悲しみの聖母 ト短調」           カルダーラ作曲
                      (19分15秒)
「マニフィカト ト短調 RV.611」  ヴィヴァルディ作曲
                      (22分50秒)
「天の女王 ハ長調」   フェルディナント・シューベルト作曲
                       (3分15秒)
「天の女王 ハ長調 K.276」      モーツァルト作曲
                       (6分25秒)
「オッフェルトリウム“心に悲しみを抱いて”ハ長調
                D.136」シューベルト作曲
                       (5分25秒)
「ミサ曲 ト長調 D.167」       シューベルト作曲
                      (23分20秒)
               (ソプラノ)ルート・ツィーザク
                (アルト)アンナ・ラーション
             (テノール)ヘルベルト・リッペルト
                (バス)アドリアン・エレート
          (トランペット)ハンス・ペーター・シュー
           (クラリネット)ペーター・シュミードル
                 (合唱)ウィーン少年合唱団
       (合唱、管弦楽)ウィーン・ホーフムジークカペレ
                (指揮)リッカルド・ムーティ
  ~オーストリア・ウィーン楽友協会で収録~
収録:2004年10月24日 ウィーン楽友協会大ホール
  (オーストリア放送協会提供)

 ▽ムーティ指揮 バイエルン放送交響楽団演奏会

「交響曲 第35番 ニ長調 D.385」  モーツァルト作曲
                      (18分55秒)
「交響曲 第3番 ハ長調 作品43“神聖な詩”」
                     スクリャービン作曲
                      (48分35秒)
              (管弦楽)バイエルン放送交響楽団
                (指揮)リッカルド・ムーティ
  ~ドイツ・ミュンヘン ヘルクレス・ザールで収録~
収録:2005年6月17日 ヘルクレス・ザール、ミュンヘン  
  (バイエルン放送協会提供)

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毎日新聞の評

2005年10月18日付 毎日新聞夕刊
ホールを包む高揚感

礒山雅さんが、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの10月9日サントリーホール公演について評を書いています(写真付)。
パワフル、壮麗、歌に満ちた大演奏というグレイト交響曲への評は、マエストロの演奏の一面を的確に捉えていて、頷けました。好意的な評に感謝しています。
けれども、第二楽章の哀愁、孤独感はやはり感じてもらえなかったようで、残念です。マエストロの終楽章の力感に満ちた指揮姿を見てしまうと、第二楽章の印象がかすんでしまうのだろうなあ、と思いました。

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sabato 22 ottobre 2005

コンサート中の出来事

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの来日公演で起きた地震をめぐるエピソードが海外の報道でとりあげられていますが、最近でも、ローマ大学でのスカラ・フィルとの記念コンサートの最中に、学生たちによって列席者への政治的抗議が行われ、マエストロが彼らに向かって話しかけたことは記憶に新しいところです。

フィルハーモニア管時代に演奏会で政治的抗議が行われたことのあることが、同オーケストラの本の中で披露されています。
1982年11月2日のことで、曲目は《アレクサンドル・ネフスキー》。サハロフの英語通訳も務めたことのあるウクライナ生まれの政治家アナトリー・シャランスキーが1978年に投獄され、そのことについて、彼が獄中で死につつあるというのに、ソビエトの音楽が歌われるのを聴いていられるか、との抗議がマイクロフォンを使って行われました。ソリストのアルヒーポワが Field of the Dead の独唱を行っている最中に抗議がなされ、彼女は三度やり直そうとしたそうです。マエストロはステージを去ろうとしましたが、演奏を放棄すれば、彼らのなすがままを許すことになると説得されて、続けたとのこと。この日はBBCが演奏を録音していましたが、驚くべきことには、録音を中断することなく続け、後日の放送でもその部分を編集しなかったそうです。 アルヒーポワは涙を浮かべながら忍耐強くステージに留まって演奏を続けたため、アジテーションは功を成しませんでしたが、すべてが障害を受けてしまったという演奏会だったと記述されています。

Philharmonia Orchestra
Stephen J.Pettitt
Robert Hale, London

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venerdì 21 ottobre 2005

アイアン・マン

イタリアの新聞も、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルが来日公演最終日(一般公演)に遭遇した地震の模様を報じています。おそらく、APA通信からの引用と思われます。記事の最後にCorsera 紙はこんなふうに書いています。地震にも動じず演奏を続けたマエストロは、まこと、アイアン・マンという呼び名にふさわしい、と。

Uno stoicismo che gli è valso l'appellativo, coniato dai media, di «iron man» (uomo di ferro).

2005年10月21日付 Corriere della Sera 紙
A TOKIO
Scossa di terremoto non ferma Muti

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ぶらあぼ誌

ぶらあぼ誌最新号の表紙は東京のオペラの森2006で、ちらしにもあるマエストロ・ムーティの写真が使われています。

ぶらあぼ誌 2005年11月号
―今月の表紙―東京のオペラの森2006 オザワ、ムーティ、オテロが上野を攻める!

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プライベート盤

ベートーヴェン 交響曲第5番
ブラームス   運命の歌
VPO  
2005, 8/15  ザルツブルク
EN LARME(ELS 05-674)
2,400円

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地震と来日公演

マエストロ・ムーティとウィーン・フィル来日公演について、APA通信が地震のことを特にとりあげて報じていました。
モーツァルトの協奏交響曲の最中に地震が発生し、聴衆の叫び声や天井を覆っている共鳴版ががたがた大きな音をたてているにもかかわらず、マエストロは演奏を続け、大胆不敵なウィーン・フィルは最後に熱狂的な喝采を得た、とのことです。

そのとおりでした。
全文は週末に。

2005年10月20日16時21分 APA 通信(der Standard 紙)
Unerschrockene Philharmoniker

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giovedì 20 ottobre 2005

シカゴ響には来シーズン登場か?

シカゴの新聞が今日報じているところでは、マエストロ・ムーティは2006~2007年のシーズンにシカゴ響に客演する予定だそうです。前回から30年以上になるとのこと。

2005年10月20日付 Chicago Tribune 紙
Less red ink at Chicago Symphony Orchestra

2005年10月20日付 Chicago Sun-Times 紙
CSO eases deficit with cutbacks, donations


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スカラ座の《モイーズとファラオン》

日本では一足先に放映されていますが、マエストロ・ムーティのスカラ座での《モイーズとファラオン》のDVDがTDKより発売されます。欧米では11月。第二幕フィナーレや最終幕の合唱部分を全幕通した中で映像鑑賞したいので、待ち遠しいです。

Gioachino Rossini
Moïse et Pharaon

Teatro alla Scala, Milan, 2004

Barbara Frittoli (Anaï)
Sonia Ganassi (Sinaïde)
Ildar Abdrazakov (Moïse)
Erwin Schrott (Pharaon)
Giuseppe Filianoti (Aménophis)
Tomislav Mužek (Éliézer)
Giorgio Giuseppini (Osiride)
Antonello Ceron (Aufide)
Nino Surguladze (Marie)
Maurizio Muraro (A mysterious voice)

Dancers:
Luciana Savignano (Isis)
Roberto Bolle (Moïse)
Desmond Richardson (Pharaon)

Orchestra e Coro del Teatro alla Scala
RICCARDO MUTI

Stage Director
Luca Ronconi

Release Dates
Europe, USA&Canada: Nov. 2005

Item Code (NTSC)
DVWW-OPMEP (for worldwide)

UPC Code (NTSC)
824121001292

TDK

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ピアチェンツァでのケルビーニ管

ピアチェンツァ市立歌劇場のニュースによれば、19日12時に新シーズンについての記者会見が行われることになっています。
それにさきだって、19日のピアチェンツァの新聞に概要が載っていて、マエストロ・ムーティとケルビーニ管の演奏日がわかりました。2005年11月12日と2006年2月16日です。

2005年10月17日付 ピアチェンツァ市立歌劇場ニュース
Presentazione stagione musicale del Teatro Municipale

2005年10月19日付 Liberta' 紙
Il programma
Bellini, Verdi e tanta Cherubini

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mercoledì 19 ottobre 2005

東京新聞夕刊に評(毎日新聞の誤り)

18日付東京新聞夕刊にマエストロ・ムーティとウィーン・フィルの演奏評が掲載された模様です。
図書館で調べてみます。

追記:東京新聞ではなく、毎日新聞でした。申しわけありません。(2005年10月23日10時47分追記)

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《モイーズとファラオン》のDVD

欧米では11月に発売予定です。
嬉しいです!
(夜にまた紹介します)

http://www.tdk-music.com/frame_content.php?did=3~13&showme=everything&from_id=1944

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martedì 18 ottobre 2005

イタリアの新聞雑誌

ジャーナリズムとしてのパパラッチ
イタリア人の正義感
内田洋子
光文社新書 2005年10月14日発売 720円

イタリアの新聞雑誌についておおまかに紹介した章があります。

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伯爵夫人はフリットリ!

マエストロ・ムーティが12月にウィーン国立歌劇場で指揮するモーツァルト《フィガロの結婚》の伯爵夫人は、フリットリが歌います!
もともとは今年12月のスカラ座開幕公演の《コシ・ファン・トゥッテ》に出演する予定でしたが、このような共演が再び実現して、とても嬉しいです。
また、4月の上演のほうは、フィガロがダルカンジェロ、ケルビーノがGarancaで、マエストロとやはりスカラ座で共演するはずだったメンバーです。
ウィーン・フィル来日公演の《フィガロの結婚》序曲の演奏を想い出しながら、素晴らしいキャストの喜びに浸りました。

追記:音楽の友誌最新号でもフリットリが歌うことが紹介されていました。少し前に発表があったかもしれず、気づかなかったようです。

音楽の友誌 2005年11月号

海外の演奏会 11月~12月の観どころ聴きどころ

オーストリア

グルーベローヴァ、フリットリ・・・話題満載のオペラ!楽友協会の(プレ)モーツァルトづくし

(2005年10月18日17時8分追記)

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lunedì 17 ottobre 2005

今夜の放映

NHK BS2 2005年10月17日 20:00

リッカルド・ムーティ特集

8:00.30 リッカルド・ムーティに聞く

8:06   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                      日本公演2005

「“ロザムンデ”序曲」           シューベルト作曲
「交響曲 第35番 ニ長調 K.385 “ハフナー”」
                      モーツァルト作曲
「スペイン狂詩曲」               ラヴェル作曲
ほか

        (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                (指揮)リッカルド・ムーティ

  ~東京・サントリーホールで録画~

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ウィーン・フィルとの特別な関係

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの来日公演中のマエストロのスケジュールは非常にタイトで、演奏会のない日もレセプションや記者会見、新聞インタビューなどで非常にお忙しそうでした。そのような中、サントリーホールでは終演後、いつも臨時のサイン会を開いてくれたことにとても感謝しています。昨日は疲れていらしてそのような機会がありませんでしたが、ステージで聴衆の歓呼を受ける表情はとても満足げに見えました。
素晴らしい日本公演をありがとうございました、マエストロ。

スカラ・フィルの協奏交響曲のCDを聴きながらこれを書いていますが、ウィーン・フィルの透明で艶やかで天使の羽根のように軽やかな響きは、やはり心の中で生涯記憶すべきものです。

遅くなりましたが、イタリアの新聞に載った11日の来日公演後のマエストロのコメントを紹介します。

2005年10月12日付 Il Giornale 紙
La tournée giapponese di Muti si conclude con il tutto esaurito

ウィーン・フィルを率いての来日公演におけるリッカルド・ムーティの勝利はこんなふうだ。チケットは1時間ちょっとで前売りがとぶようになくなり、聴衆はモーツァルト、シューベルトからパウル・ヒンデミット、リヒャルト・シュトラウスまで、ラベル、マヌエル・デ・ファリャへ至るプログラムの前で熱狂し、感動していた。「ウィーン・フィルは素晴らしいオーケストラです。」ムーティは昨日サントリーホール(2000席のホール)公演終了後語った。「すべてを完璧にやります。昂然としたところも下品なところもなく、モーツァルトやシューベルトの繊細でピアニッシモに満ちた音楽もやれば、勢いや力強さを表現することを求められればそのように演奏します。」
昨日の演奏会ではムーティとウィーン・フィルの対は、シューベルトのロザムンデ序曲、モーツァルトの交響曲第35番《ハフナー》、ラベル《スペイン狂詩曲》、ファリャ《三角帽子》を演奏した。長く続く喝采は唯一のアンコールを求めていた。ヴェルディ《運命の力》序曲である。「私たちは素晴らしい音楽のあるこの晩を喜び、音楽を演奏する喜びのために演奏することを決してやめようとは思わないであろうウィーン・フィルのメンバーたちが、伝えてくれる本物の喜びがある瞬間に満足しています。」と再びムーティは言った。ミラノ・スカラ座からの別離へ至ることになった推移については何もコメントしないつもりだ。「今晩の信じられないような成功は、東京のイタリア大使館の素晴らしい食事と歓待によるものに違いないと私たちは言っています。」コンサートに出席していたMario Bova大使のほうを向いて笑いながら言った。
ムーティとウィーン・フィルとの日本公演は、彼の日本での初公演から30周年とも一致している。「このオーケストラと私の間には特別のつながりがあります。黄金の指輪というあこがれの贈り物である称号を私に授けてくれました。この褒賞はフォン・カラヤンやバーンスタインといったとても限られた巨匠のもとへしか行っていません。現在の首席バイオリン奏者は既に30年前、私と一緒でした。」ムーティは回想した。現在のところムーティの予定ではウィーン・フィルと2006年春に合衆国、カナダ、メキシコのツアーがあり、頂点はニューヨークのカーネギーホールでの《ムーティとウィーン・フィルによるモーツァルト》週間だ。またヴェルディ《レクイエム》のための新たな日本小旅行がある。有名な指揮者小澤征爾との協力である。イタリアでもたくさんある。ムーティは想い起こし続けた。「ケルビーニ管との仕事を献身と満足の気持ちでもって前進させています。ケルビーニ管は全員が若いイタリアの音楽家で構成されています。600人の中からオーディションで78人を選びました。2007年にはフィレンツェ五月音楽祭歌劇場で一連のオペラとコンサートを行います。
スカラ座の新しい日本ツアーは、イタリアでいちばん有名な歌劇場の音楽監督がまだムーティであった頃、2006年か2007年に行うことで決定し、当然交渉が進んでいるが、障害がある。主催者によれば、ムーティの不在はチケットの前売りについて少なからぬ負担になるとのことである。

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domenica 16 ottobre 2005

地震でも演奏をストップさせなかったマエストロ

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの一般公演の最終日が終わりました。
モーツァルトの協奏交響曲第三楽章途中で地震が起きましたが、マエストロは指揮を止めることはせず、オーケストラも驚きながら演奏を続け、ソリストのひとりホーネックは地震などものともせず、ホールが大きく揺れ動く中、集中して悠然と弾ききりました。終了後、盛大な拍手となったのは言うまでもありません。来年1月のザルツブルクでの同曲の演奏も楽しみです。
アンコールはマエストロがモーツァルト《フィガロの結婚》序曲とアナウンスしてから演奏されました。オーケストラが炎の弾丸のように疾走していった序曲でした。
オーケストラが舞台を去った後、マエストロは再度呼び戻されて歓呼を受けていました。
来年4月までの半年が長いです。

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最終公演

Viva  M°Muti !!!
Ci  vediamo
ad  apr. '06 !!!

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素晴らしかった《死と変容》

マエストロ・ムーティとウィーン・フィル来日公演で、席から立てないほどの感動を受けました。R.シュトラウスの《死と変容》です。
天国も地獄も何も感じることのできなさそうな人たちが、マエストロの手が降りないうちにすぐに拍手していましたが、そういったこともどうでもよくなるほど、深い感銘を受けた演奏でした。外面的とも思えるこの作品から、どうすればあのように葛藤と遠いものへのあこがれと内省的な思いを表現できるのか。演奏を聴きながら心の旅をしていたような気分になりました。
どうか、ウィーンでマエストロが《ばらの騎士》を上演する機会がありますように。

アンコールはその日のプログラムの作品名をすべて言い挙げ、最後にヴェルディ《運命の力》序曲と告げました。

ツアーというのは悲しいです。こうやって、ウィーン・フィルとマエストロの演奏がうまく編みあがってきたところで、もう帰国なのですから。
マエストロは聴衆の歓呼にこたえて、オーケストラが退場後、もう一度ステージに戻ってきました。あの《死と変容》の後の珍奇な拍手のせいでアンコールは演奏しないのではと懸念しましたが、ぶんぶん指揮棒を振り回して演奏してくれました。ありがとうございます、マエストロ。その気持ちをこめて、大きな拍手を送りました。

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sabato 15 ottobre 2005

山陽新聞に載った記事見出し

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの岡山公演が行われたのは、もう1週間前のことになります。
山陽新聞の見出しと写真がまだオンラインでは見られます。

2005年10月9日付 山陽新聞より
至宝の音色 ファン魅了 ウィーン・フィル岡山公演

県内外から訪れた1880人が会場を埋め、伝統の息づく優美な音色を堪能した。

幕開けは、軽快な「ロザムンデ序曲」。続く交響曲第7番「未完成」、第8番「グレイト」では、まろやかでこくのある情感、心に染みる音色をたっぷりと響かせ、満席の聴衆を酔わせた。

http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2005/10/09/20051009092603.html

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venerdì 14 ottobre 2005

シューベルティアーデ

シューベルトをめぐる話に興味を覚え、ウィーン・フィルのヘルスベルク楽団長の話を聞きに、シューベルティアーデへ足を運びました。
客席には、前半、マエストロ・ムーティも姿を見せていました。スカラ・フィルのメンバーにも室内楽の演奏を薦めていたマエストロですので、スカラ座にもいたことのあるトバイアス・リーの出演にも関心を持ったことでしょう。もちろん、主眼は楽団長の講演であったことは明らかです。楽団長は、冒頭、今回の来日公演のプログラムの意図にも触れていました。シューベルトへの誤解がまだ消えない今、マエストロの来日公演でこれだけたくさんのシューベルトの作品が聴けることには、大きな意義があるといえるでしょう。
楽団長はゆっくりと明瞭なドイツ語で話してくれ、イヤホンガイドを耳にしながらも、わたしのような者にも内容のつかめる、わかりやすい講演でした。

マエストロ・ムーティが来日してから10日間たちました。あと4日間しか残されていないかと思うと、淋しいです。
ところで、Muti diet といわれているものがあります。マエストロ・ムーティと共演する歌手たちが、その厳しいリハーサルを通じて身の細る思いをすることを言っているようです。でも、ファンも、理由は異なるとはいえ、同じです。毎回のことですが、今回は5キロ近く体重が落ちました。それでも、生きる力をもらっています。感謝します、マエストロ!

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大阪公演

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの昨晩の大阪公演は、万人が期待するウィーン・フィルの演奏そのものでした。
やわらかで夢見るようなモーツァルトの響き、あこがれともの悲しさをたたえたシューベルト。どちらもウィーン・フィルから繊細で詩的な響きを紡ぎだしていたマエストロのタクトに、拍手を送ることさえためらわれたほど、美しかったです。
アンコール曲は、マエストロが客席をふりかえって、モーツァルト《フィガロの結婚》序曲とアナウンスして始まりました。管の真珠がころがるようなまろやかで輝かしい響きに、どれほど12月のウィーン国立歌劇場公演へ行きたいと思ったことか。
特筆すべきは、もちろん、協奏交響曲です。音をはずすというアクシデントはライブにはつきものです。それでも、二人のデュエットは、まるで、オペラの二重唱そのものでした。第一楽章の喜びに満ちた春のような旋律に、のだめちゃんの、モーツァルトはピンク、あへっ、という絵を思い出してしまいました。

ホールはどうしても好きになれないフェスティバルホールでした。横に無用に広くて音がもったいないです。東京公演が待ち遠しいです。

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giovedì 13 ottobre 2005

サントリーホール三日目

12日もアンコールはヴェルディ《運命の力》序曲でした。11日同様、マエストロ・ムーティは客席をふりむいてアナウンスしてくれました。
ライブ中継のあった一発勝負の11日よりはもちろんリラックスした感じのマエストロでした。《ハフナー》の弦楽器群が昨日よりも典雅で透明な感じの音に仕上がっていたように思います。からだのくるりん回転フィニッシュにも一層拍車がかかっていたと感じました。
残るアンコール曲は《フィガロ》かな?と予想するのも楽しい、華麗なウィーン・フィル・ウィーク・イン・ジャパンです。
マエストロとウィーン・フィルのラヴェルというと、随分前の《ボレロ》を思い出します。曲が進むにつれて、ムジークフェラインのバルコニーの後ろの座席のひとが立ち始め、最後は総立ちになったというものです。その気持ちが十分十二分にわかった、11日、12日の演奏でした。
移動日なしの大阪公演ですが、いい演奏会になりますように。

追記:マエストロは昨晩も、オーケストラの立ち去った後のステージにひとり呼び戻されて歓呼を受けていました。最終公演もこういう喝采がある演奏になると確信しています。最終日はマエストロをさらに一層応援するつもりで、初日からいます。(2005年10月13日3時18分追記)

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mercoledì 12 ottobre 2005

今後の予定

昨日のIl Giornale 紙のインタビューで、マエストロ・ムーティは今後の予定をいくつか述べています。その中で、今までより詳しく話している予定は次のものです。

ケルビーニ管についてはウィーン楽友協会の会長が招聘を申し出ていて、おそらく2年後になるだろう。
ザルツブルク音楽祭では2010年にスポンティーニのAgnes von Hohenstaufen をドイツ語原典版で上演する。

2005年10月11日付 Il Giornale 紙
Muti: la Cina musicale sta per invaderci Salviamo la nostra cultura

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まるでマタドール、闘牛士

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルのサントリーホール公演二日目が終わりました。
後半のプログラム、スペイン狂詩曲、「三角帽子」第2組曲でのマエストロの指揮姿は、闘牛士のようでした。音楽を味わうというよりも、その指揮姿を目で追う喜びにホールが満たされていたように思います。それでいて、ふと音に心をすますと、管が華麗な演奏をくりひろげている。目も耳も魅了されてしまったプログラムでした。

いちばん嬉しかったのが、アンコールで《運命の力》序曲が聴けたこと。このゴールデンウィークに聴いた、スカラ座でのマエストロのさよなら公演での同曲の演奏は生涯の宝物ですが、悲しい思い出でもありました。11日の演奏を聴きながら、感傷的になりましたけれども、運命には明るい面もあり、そちらを信じたい、と思いました。

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次は2008年にウィーン・フィルと

昨日のイタリアの新聞にマエストロ・ムーティのインタビューが載っています。その中で、2006年の次は2008年にウィーン・フィルと来日すると語っています。嬉しいです。

Poi tornerò nel 2008 sempre con i Wiener.

2005年10月11日付 Il Giornale 紙
Muti: la Cina musicale sta per invaderci Salviamo la nostra cultura

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martedì 11 ottobre 2005

モンテヴェルディ音楽祭2006

マエストロ・ムーティとケルビーニ管が開幕公演を務めるモンテヴェルディ音楽祭のページが、クレモナのポンキエッリ歌劇場のサイトにアップされています。
マエストロの演奏曲目はまだ載っていません。

ORCHESTRA CHERUBINI
direttore
Riccardo Muti
programma da definire

Data Ora Luogo/Turno
venerdì 12 maggio 2006 21:00

マエストロ・ムーティとマエストロ・アッバード(閉幕公演を指揮)の写真を並べて掲載しています。クレモナに近い人たちが羨ましいです。

http://www.teatroponchielli.it/index.php?module=Stagioni&func=viewstag&stagioneID=6

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ビオラの個性(1)

マエストロ・ムーティはヴェルディについていろいろなことを語っています。現在一緒に来日中のウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭で《椿姫》を上演したときのことを例に、ビオラの大切さ、特徴、そのメランコリックな特性について述べたコメントを紹介します。
これは、ヴェルディのメランコリックな部分について語る中で述べられているものです。マエストロの演奏を聴いていて、メロディラインではない内声部の弦が聴こえてくるのにはっとすることがしばしばあります。今回の来日公演でもその想いにとらわれるときがあり、インタビュー本来のテーマとは離れた引用になりますが、思い出したくだりがあったので、簡単に紹介します。

40 PER VERDI
CASA RICORDI-BMG RICORDI S.p.A.、 LIM Editrice S,.r.l、2001

Riccardo Muti
In questo senso Verdi e' moderno
Colloquio con Luigi Pestalozza

(略)ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭で《椿姫》を上演したときのことです。私はウィーン・フィルを非常に心にかけ、とても愛していて、彼らとは最高に素晴らしい関係を築いています。メンバーのひとりがこう言いました。「全く、ねえマエストロ、このオペラはあまり弾くところがないです。ビオラについては全くないです。つまり、満足できるオペラではありません。」私はこう言いました。「ちょっと待って、ヴェルディに辛抱してみてください。なぜなら、ヴェルディにはビオラの二つの音で、このようにひとつの世界を創りだすことができる個性があるからです。大事なのは音の量ではなく、少ない音の中に特別な感情を見つけることです。その感情は結局表面には出ず、むしろ、それどころか、無駄に思えたり、あるいは意欲を失わせるように思えるようなことを強調することから、まさしく生まれるものなのです。」そして、ウィーン・フィルのビオラ奏者のひとりがゲネラルプローベの終わった後で、私にこう言いました。「マエストロ、私たちが想像したこともなかったようなことを《椿姫》の中から非常にたくさん発見させてくださって、ありがとうございました。」つまり、単純ですが、大事なことです。非常に多くの場合、ビオラは、指揮者の練習においては顧みられない楽器だという特徴を持っています。なぜなら、彼らは主旋律を奏でるバイオリンのことや、低音をうけもつコントラバスやチェロの歩調を合わせることで頭がいっぱいだからです。

(続く―すみません、時間がなくなりました)

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lunedì 10 ottobre 2005

俳優の道は自分の力でかちとった

今日のレプッブリカ紙に載った、マエストロ・ムーティのお嬢さんで女優のキアラさん(記事では32歳となっています)のインタビューの一部を紹介します。
ゴールデンウィークに訪れたミラノ・スカラ座のウィーン・フィル公演ではじめて姿を見かけましたが、背が高くて、華奢な感じ、ドヌーブのように顎がはった美しい人で、この記事の描写のとおりでした。
マエストロの好きな映画は(バーグマン出演のそれではなく、)ベルイマン監督のものと訳したのですが...。

2005年10月10日付 la Repubblica 紙
Chiara Muti: io, marziana per mio padre Riccardo


(略)
ムーティの娘であることはどんな意味を持っていますか。
「最初は倍の価値を示す必要がありました。恵まれている、といつも誰かがすぐに言うのでした。けれども、私はこの仕事を始めるためにパオロ・グラッシ校へ通い、勉強しました。近道を取ることもできたでしょうし、テレビのシリーズ物に出演することもできたでしょう。そのかわりに、私は劇場を選びました。テレビは与えられた贈り物ですが、劇場はそうではありません。」
(略)
で、お父さんはあなたやお母さんに会いにやってきましたか。(クリスティーナさんが監督を務めた映画にキアラさんが出演していることについてのインタビュー部分は、日本語訳を略しました。)
「私たちはラベンナとその周辺を撮影しました。そして、確かに、彼は時々やってきては、私たちを火星人であるかのように見ていました。映画は彼の世界からは遠く、混沌の中からどうやったら何か芸術的なものが創造できるのか、理解できないのです。彼はベルイマンの映画がとても好きです。」
あなたが演技の道を選んだことについて何と言いましたか。
「最初は、優しいやり方で、他のことをさせようとしました。けれども、非常な情熱を見たので、それはやめました。」
(略)
音楽はあなたの人生にとってどんな役割を持っていますか。
「子供の頃からピアノと歌を勉強していました。歌手にどれほどなりたかったことか...。音楽は私を魅了しました。けれども、リッカルド・ムーティと呼ばれ、私が耳をふさぎながら稽古しているホールで余裕のある彼を父にもったとき、何か疑問が生まれたのです。」

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スカラ座開幕公演を振るハーディング

来シーズンのスカラ座開幕公演を振るハーディングのインタビューが、昨日のイタリアの新聞に載っていました。

ミラノで振ろうが、カーディフで振ろうが、自分にとって違いはない、という発言は、マエストロ・ムーティのスカラ座開幕に向けての意気込みを毎年追い続けてきた身には、驚くばかりです。
スカラ座開幕公演に招聘されたのはマエストロ・アッバードに負うところが大きいのではないか、とたずねられ、マエストロ・アッバードには感謝しているけれども、自分を招聘したのはスカラ座総裁の Stéphane Lissner だと語っています。
また、周囲には自分よりも(ハーディングは30歳)若くて優秀な指揮者がたくさんいて、何人かとは知り合いで、我々の間には連帯感のようなものがある、それは、偉大な指揮者たちの間でも同じだ、自分はアッバードがムーティを悪く言うのを聞いたことがない、ことによったら、両者のファンたちはそうしているかもしれないが、直接には関係ないことだ、と 言っていました。

Non ho mai sentito Abbado dir male di Muti; semmai lo fanno gli abbadiani e i mutiani, ma non i diretti interessati.

スカラ座初日はサッカーのセリエAの大きな試合とぶつかることが多く、ローマで指揮していたときに、終わるや否や、ローマ・ミラン戦を観に行った、というハーディングにとっては、わくわくすることがまたひとつ増えるのかもしれません。

2005年10月9日付 Il Giornale 紙
Harding: «La Scala? Non ho paura Prima dirigo e poi giudicatemi»

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キアラさんのインタビュー

今日のレプッブリカ紙にキアラさんのインタビューが載っています。
母であるクリスティーナさんが監督し、父であるマエストロ・ムーティがプロデューサーを務めた映画に主演しているのは、以前紹介したとおりです。その頃の記事でも触れられていましたが、マエストロにとっては映画制作の世界は理解不可能な別世界で、彼女のことは火星人のように見えているのでは、とキアラさんが語っているのを面白く思いました。
夜にでも訳して紹介します。

2005年10月10日付 la Repubblica 紙
L´attrice, tra le emergenti del teatro italiano, ha girato "L´ombra della luna", diretta dalla madre Cristina
Chiara Muti: io, marziana per mio padre Riccardo
"Il cinema è così lontano dal suo mondo"
mamma e il set Ha il suo carattere: se pensa una cosa è quella, si fa come dice lei È solare, mentre io sono ombrosa
gli inizi Dovevo dimostrare di valere il doppio, avrei potuto fare scorciatoie, invece ho studiato

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domenica 9 ottobre 2005

マーラーを指揮するということ

con grazia のブログ、こんぐら日記で新譜を教えていただきました。ありがとうございました。

http://homepage3.nifty.com/congrazia/

以下ナクソスの資料より。

マーラー(1860-1911):フィルム「マーラーを指揮するということ」/フィルム「私は世界との接点を失った」(「交響曲 第9番」による)(フランク・シェファー監督)

●[マーラーを指揮するということ]クラウディオ・アバド指揮、リッカルド・シャイー指揮、ベルナルト・ハイティンク指揮、リッカルド・ムーティ指揮、サイモン・ラトル指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ [私は世界との接点を失った]リッカルド・シャイー指揮、ベルナルト・ハイティンク指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ、トーマス・ハンプソン、ホーカン・ハーゲゴード、アンドレアス・シュミット

NAXOS DVD9DS11
11月1日発売

NTSC方式/画像構成比 4:3/音声方式:ドルビー・デジタル2.0/132分/英・仏・独・蘭・西・日本語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)

マーラーと関係の深いロイヤル・コンセルトヘボウ管と、交響曲全集を完成させたシャイー、そしてアバドやラトルなど、いわゆる現代の“マーラー指揮者”たちが音楽を解析し、その魅力を語るドキュメンタリー。マーラーが生きた時代も映像などで見聞し、作品の背景も探ります。

以上はナクソスの資料文です。

http://www.naxos.co.jp/DVD9DS11.html

追記:輸入盤は9月10日に発売されています。(2005年10月12日10時7分追記)

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ウィーン・フィル、サントリーホール初日

マエストロ・ムーティとウィーン・フィル来日公演のサントリーホール初日が無事終わりました。

クラリネット協奏曲の第二楽章、第三楽章が素晴らしかっただけに、拍手を早くしたい気持ちもわからないではありませんが、アリアではないのだから、きちんと終わってから拍手して欲しかったです。シューベルトのグレイトもそうでした。そんなにせっかちにならなくても、と本当にもったいなかった最後の一音でした。
マエストロの指揮を見るのはゴールデンウィーク以来ですが、指揮台での体くるりんフィニッシュがこの三日間のグレイトでは見られず、とても面白く思いました。
アンコールは、マエストロがSchubert、Rosamunde、Entreakt とアナウンスして、間奏曲が演奏されました。グレイト交響曲での高揚がやさしく慰められるような作品です。

川崎公演のグレイトが忘れられません。今日も川崎公演と同じような席で、オーケストラ全体も個々のメンバーもよく見える席だったのですが、音が平面的に感じられました。川崎の、音が立ち上ってきて、積み重なっていく感じの彫りの深いグレイトが心に残っています。

追記:サントリーホール公演では、オーケストラのメンバーが立ち去った後も聴衆の盛大な拍手が続き、マエストロが再登場してくれました。頭をぺこっと下げる姿、ばいばいの手のジェスチャーがとてもとても印象的でした。

また、終演後は長蛇の列となったファンにサインをしてくれました。

いつもファンへの心遣いを忘れないマエストロです。ありがとうございます。(2005年10月10日8時53分追記)

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Petruzzelli

Fondazione Lirico Sinfonica Petruzzelli e Teatri di Bari のサイトが更新され、来春のマエストロ・ムーティとケルビーニ管のコンサートの予定やその写真が観られるようになりました。
コンサートは2006年5月15日ですが、演目はまだ決まっていません。

2005年10月8日付 La Gazzetta del Mezzogiorno 紙
TITOLI IN CARTELLONE
Una stagione che riporta Bari in Europa
E dopo dieci anni il maestro Riccardo Muti tornerà a dirigere nella città del Petruzzelli

http://www.fondazioneliricabari.it/home/spettacoli_det.php?spetId=47

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スカラ座《運命の力》

おそらくクラシカ・ジャパンでは放映済みだと思いますが、今頃、やっと、マエストロ・ムーティとスカラ座の《運命の力》の映像を観る機会がありました。
クーラの鋼のように光り輝く声は驚くばかりです。
けれども、何よりも、序曲でのスカラ座オケの力強さ、艶やかさ、若さが素晴らしい!ウィーン・フィルの同作品の演奏にはないものがここにはあります。マエストロ・ムーティの推進力がたたみかけるようにオーケストラをフィナーレに向かわせる。終わったあとの拍手とブラボーの掛け声に、早朝にもかかわらず、一緒になって興奮してしまいました。
商品化された、いい映像を早く観たいです。


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両雄による開幕公演と閉幕公演

昨日のクレモナの新聞によれば、2006年のFestival di Cremona Claudio Monteverdi はマエストロ・ムーティとケルビーニ管が2006年5月12日の開幕公演を演奏し、マエストロ・アッバードとモーツァルト管が2006年6月8日の閉幕公演を演奏するそうです。なんて素晴らしいのでしょう!!!新聞も二人の写真を並べて掲載していました。

2005年10月8日付 La Provincia 紙
L’anticipazione. Cremona, ai due colossi del podio inaugurazione e chiusura dell’edizione 2006
Muti e Abbado al Festival

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sabato 8 ottobre 2005

モンテヴェルディ音楽祭

マエストロ・ムーティとケルビーニ管の新シーズンについて、クレモナでの公演があると報道されていましたが、内容の概要がわかりました。
Teatro Ponchielli di Cremona で開かれる Festival Monteverdi 2006の5月12日開幕公演です。プログラムは生誕250周年のモーツァルトのようです。
なお、今日のレプッブリカ紙は、同音楽祭に6月8日、マエストロ・アッバードもモーツァルト管と出演することを報じていて、両雄がこのようにひとつの音楽コンセプトのもとで競演するのは久方ぶりだ、と書いています。

2005年10月8日付 la Repubblica 紙
Nello stesso cartellone al festival Monteverdi di Cremona
Muti e Abbado assieme dopo oltre vent´anni

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ウィーン・フィル岡山公演

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの岡山公演が終わりました。ホール内の音の反響がものすごく、壁にぶつかってすぐに戻ってくる感じでした。
アンコールは、マエストロが客席を振り向いて、Schubert、 Rosamunde、 Untracked、とアナウンスしてから、間奏曲が演奏されました。グレイト交響曲のあとの心の火照りを鎮めるような、静かでいい曲です。
帰りに、先着順なのか、ウィーン・フィル公演の美しいポスターをもらうことができました。いい思い出をまたもらいました。

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12月18日はダブルヘッダー?

12月18日は、ウィーン国立歌劇場での《フィガロの結婚》とローマの上院でのケルビーニ管とのクリスマスコンサートが予定されていますが、マエストロ・ムーティによれば、両方演奏するそうです。
上院がマチネーで、《フィガロ》が20時開始でしょうか。

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東京のオペラの森のチラシ

昨日ミューザ川崎で配られていたチラシの束の中に、マエストロ・ムーティのヴェルディ レクイエムのチラシも入っていました。
調整中のアルトがバルチェッローナになると嬉しいのですが。

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venerdì 7 ottobre 2005

ミューザ川崎の素晴らしさ

これまで聴いた数々の公演の中で、いちばんいい、最高の席に恵まれました。ステージからの距離もほどよく、オーケストラの全景が望めます。何よりも、音が素晴らしい!管がこれほど浮かび上がって聴こえてくる席、オーケストラの内声部がよく聴こえる席ははじめてです。聴衆も、マエストロの手がおりてから余韻をもって拍手する(アンコールはちょっと早かった。残念。)、というふうで、ほどよい慎み深さを備えていました。

リハーサルでお見かけした方から、帰りの川崎駅でマエストロの写真をいただきました。ありがとうございました。とても幸せな川崎公演でした。

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ミューザ川崎の公開リハーサル

17時10分ごろから始まりました。マエストロ・ムーティは上着だけは燕尾服ではない正装で登場。オーケストラのメンバーから拍手が起こり、続いて客席からも拍手。マエストロは客席を振り向いて手を振り、そこでまた大きな拍手。
今日のプログラムをアンコール曲も含めてリハーサル。
リハーサルが始まる前に、マエストロが短いスピーチをオーケストラに対してしていました。この来日公演が自分にとって来日公演30年にあたることを述べていました。ブラームスをやりましたよね、今日のコンサートマスターのキュッヒル、シャイヴァインで。
終わった後も、オーケストラのメンバーと何か話しているマエストロの姿がステージにあり、立ち去りがたかったです。
腰にバーがあたると訴えて、指揮台のバーをはずさせていました。あれだけダイナミックに動けば、邪魔でしょうね。
いいリハーサルを見学させていただきました。ありがとうございます、マエストロ。

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初日は大成功

マエストロ・ムーティとウィーン・フィル来日公演の初日は大成功でした。
アンコール曲はマエストロが客席を振り向いて、シューベルト、Intermezzo、 Interlude とアナウンスしてから間奏曲が始まりました。ホールの掲示によれば、劇音楽《ロザムンデ》から第一間奏曲、とのことです。
マエストロはオーケストラのメンバーが舞台から去った後も、鳴り止まぬ拍手に答えて、ステージに姿を現しました。
おめでとうございます、マエストロ!
Complimenti, Maestro Muti !!

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新進の歌手を目覚めさせたマエストロ

イタリアのオペラ雑誌最新号に、Erwin Scrott のインタビューが載っていました。マエストロ・ムーティ指揮スカラ座のロッシーニ《モイーズとファラオン》でファラオンを歌ったバリトンです。
インタビューで、ロッシーニのオペラ・セリアへ興味を持つようになったのはマエストロのおかげ、と語っていました。先日紹介したサッバティーニのインタビューでは、マエストロへの歌手の声をつぶす指揮者という批判は誤りで、音楽のわからない歌手が無駄に長くリハーサルを重ねて声をつぶす、というようなことを言って反論していたことを思い出します。歌手はそれぞれ様々な見方を持っているという当たり前のことを、あらためて知らせてくれました。

l'opera 誌 2005年9月号
La Scelta di Erwin

(略)
―ロッシーニのオペラ・セリアはあなたのレパートリーの主要部分を占めていると考えられていますが?

ロッシーニのオペラ・セリアの概念には三つの「M」「のおかげで」近づきました。すなわち、Meli 、Muti、 Mario Dradi (私の代理人、マネージャー)のおかげです。スカラ座開幕公演の《モイーズ》でファラオーネの役を申し出られたとき、私の最初の答はノーでした。むつかしく、手間のかかる役なのです。危険はとても大きい。けれども、あの3人が私を信頼してくれて、それで私自身も自分なら大丈夫と確信しました。このオペラのとりかかりは決して容易ではありませんでした。とりわけ心理面がそうでした。ムーティのピアノによるリハーサルで、けれども、私は山ほど教えられました。そして、リーサルで役柄を研究した3日間が過ぎると、それは、まずまずといった状態から変化していました。今は、Assurの役を想定して勉強を始めましたし、Maomettoもそうです。(後略)

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giovedì 6 ottobre 2005

Teatro Salieri

マエストロ・ムーティとケルビーニ管による、シーズン開幕公演のプログラムが同歌劇場のサイトで発表になっていました。既にお知らせしたとおりです。

http://www.teatrosalieri.it/

Domenica 13 novembre 2005 ore 21.00
RICCARDO MUTI, direttore
ORCHESTRA “L. CHERUBINI”
A. Salieri Danze
F. Schubert Sinfonia in si min. n. 8 D. 759
F. Schubert Sinfonia in do min. n. 4 D. 417

Concerto fuori abbonamento

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東京到着

マエストロ・ムーティが昨日東京に到着したことがニュースになっていました。
サントリーホールの4公演が65分で売り切れたこと、マエストロにとってははじめての来日公演をウィーン・フィルと行ってから30周年になることが報じられていました。
たまたまANSA通信ではマエストロのこのニュースと並べて、マエストロ・アッバードのローマ公演のニュースを載せていました。両雄のニュースが写真入りで並んでいるのを見て、拍手。

2005-10-05 15:17 ANSA通信
Muti a Tokyo con Filarmonica Vienna

Enorme attesa, biglietti esauriti in 65 minuti
(ANSA) - TOKYO, 5 OTT - Riccardo Muti e' arrivato oggi a Tokyo per una tournee' con la Filarmonica di Vienna. Grande e' l'attesa, al punto che tutti i biglietti per i quattro concerti alla Suntory Hall della capitale sono andati esauriti in appena 65 minuti. Il maestro italiano festeggia quest'anno il 30/o anniversario della sua prima apparizione in Giappone come direttore d'orchestra, che avvenne, per felice coincidenza, con i filarmonici di Vienna.

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mercoledì 5 ottobre 2005

東京のオペラの森のセット券先行予約

同サイトのニュースが更新されました。
また、チケットぴあのほか、イープラスでも先行予約が始まります。

http://www.tokyo-opera-nomori.com/news/index.html

http://t.pia.co.jp/news/operanomori/operanomori.jsp

http://eee.eplus.co.jp/s/topera06/

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10月11日公演のライブ放送

マエストロ・ムーティとウィーン・フィルの11日のコンサートがNHK-FMでライブ放送されます。


NHK-FM 10月11日(火) - 午後 07:00 ~ 午後 09:00
ベストオブクラシック

                         坪郷佳英子
 - ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団日本公演 -

「“ロザムンデ”序曲」           シューベルト作曲
「交響曲 第35番 ニ長調 K.385“ハフナー”」
                      モーツァルト作曲
「スペイン狂詩曲」               ラヴェル作曲
「バレエ組曲“三角帽子”第2部」        ファリャ作曲

        (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                (指揮)リッカルド・ムーティ
  ~東京・サントリーホールから中継~

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martedì 4 ottobre 2005

サッバティーニとマエストロ

来年の東京のオペラの森でマエストロ・ムーティとヴェルディのレクイエムで共演するサッバティーニが、マエストロについて語った少し古いインタビューを紹介します。スカラ座来日公演でヴェルディのレクイエムを歌うはずだったのがキャンセルになったことがあり、とても残念でした。マエストロとの共演が多く、また、日本の公演では《ウェルテル》のタイトルロールが非常に強く印象に残っています。

http://www.jcarreras.homestead.com/

2000年7月27日付 Il Giorno 紙
Cantare con lui è un tuffo in un mare di musica

ほらここにいるのが、「スカラ座きってのテノール」だ。この説明は実証されている。なぜなら、劇場の中の劇場の総裁であるカルロ・フォンタナによるものだからだ。スカラ座きってのテノール、そして、ムーティも認める。実際、ローマ出身の42歳のジュゼッペ・サッバティーニはマエストロと非常にしばしば共演している。いちばん最近では、先週の月曜日にモスクワのボリショイで、ベートーベンの第九の独奏者だ。、多くの者にとっては、非常に有名な時計会社のよく知られた広告におけるサウンドトラックでとても有名な独唱がある作品だ。けれども、このテノールにとっては六等の入賞である。マエストロを近くから見てきた者がいるとすれば、それはサッバティーニだ。「始まりは最悪だったといえるでしょう。」

話してください。
「最初は、《椿姫》のオーディションで聴いてもらったときです。そして、出演契約には至りませんでした。1991年は最悪で、シーズン開幕のモーツァルト《イドメネオ》ではGosta Wimberghの代役で、一度出演しただけで、気に入らなかったし、とりわけ彼を好きになれませんでした。」

それから?
「そして5年たち、1996年にはロッシーニ《スタバト・マーテル》に選ばれました。うまくいって、《リゴレット》の依頼がきました。すぐに、彼にノーと言いました。」

どうして?
「なぜなら、この《リゴレット》はロベルト・アラーニャを想定していたもので、彼の声は私とは違っていたからです。そして、ここでムーティがわかり始めました。彼のラベンナの家に招かれてそのことを話しました。彼はとても優しかったのですが、しかし、私の異議にひとつひとつ反論しました。結論。《リゴレット》で歌いました。あとは周知のことです。」

思い出してください。
「彼とは《椿姫》、《ドン・ジョバンニ》、モーツァルトのミサ曲、バッハのミサ曲、そして、ちょうどこの間は第九をやりました。」

たいていは、イタリアのテノールのならわしからは遠い作品です。
「残念ながら。けれども、私はムーティを信頼しています。『ザルツブルクでバッハを歌う最初のイタリア人である可能性があります。』と彼がいったとき、どう答えることができたでしょう。ただ、『ありがとうございます。』だけです。一方、第九を歌うことができるようには私から彼に頼みました。それは、たいていは主役を演じる役者のカメオのようなものです。けれども、アレーナ・ディ・ヴェローナの首席コントラバスだったとき、第九を歌いかつ演奏する数少ない演奏家のひとりだったことを思うと、なんと感動的なことでしょう。」

ムーティと共演するのはどうですか。
「魅力的です。音楽の海に飛び込むようなものです。漂うことを思うと非常に素晴らしいです。すなわち、声楽家としてだけでなく、音楽家としてもです。」

けれども、ムーティは声を砕き、歌手を食ってしまうといわれています。
「寿命を縮めた珍しい人たちは頭でっかちです。私はこう説明します。彼は作品の一節やたったわずかの音を、自分の欲しいような結果が出るまで繰り返させる。目覚めている人はすぐに理解します。けれども、頭でっかちな人は声が枯れるまで歌うのです。すべてここにあります。」

あなたたちの次の仕事も共演です。
「9月にヴェルディのレクイエムをスカラ座日本公演で歌います。私にとっては日本デビューですが、ムーティと一緒なら落ち着いていられます。それから、ミラノの来シーズンで《椿姫》です。」

あなたたちの共同作業で最高のときというと。
「少なくとも二つあります。第一は《椿姫》のParigi o caraで、ヴェルディが指示したようにとうとうやります。そこでのムーティは最高です。そして、《ドン・ジョバンニ》のアリアDalla sua paceで、オーケストラの演奏が耳をそっと撫でていきます。」

tuと呼んでいるのですか、 leiですか。
「私はまさしくleiと呼んでいます。彼もですが、ただ、非常に満足したときは別です。そのときはtuと呼んでくれ、私もとても満足です。」

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シュトラッサーの言葉

ザ・ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 創立150年記念出版
よみうりカラームックシリーズ 読売新聞社 1992年12月29日

ほんの十数行しかマエストロ・ムーティについての記述がない本や雑誌でも、あのとき購入しておけばよかったと後から悔いているものが、いくつもあります。
その一冊を入手しました。
当時、ここに掲載されているキュッヒルのインタビューにある辛口の指揮者観を、まさかマエストロのことではあるまい、と思いながら読んだことや、前回の来日公演でのマエストロとキュッヒルとのスリリングな関係にいろいろ考えるところがあったことなどを思い出しました。

インタビュー オットー・シュトラッサー

―現在活躍している指揮者について、それぞれシュトラッサーさんの印象をお願いします。
「(略)
ムーティもまた素晴らしい指揮者だと私は考えています。ザルツブルクでのモーツァルトのオペラ『皇帝ティトの慈悲』も非常に優れたものでしたが、残念ながら演出家との対立があって、結果は賛否両論でした。しかし、音楽については、私は非常に立派なものだと思います。」

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lunedì 3 ottobre 2005

東京のオペラの森のセット券先行発売

来年4月のマエストロ・ムーティの東京のオペラの森の公演は、メールニュースによれば、セット券(《オテロ》+ヴェルディ レクイエム)が10月22日~24日に先行発売されるそうです。

【オペラ + オーケストラ公演 セット券先行予約】
S~B席・限定数
受付期間: 10/22(土)~10/24(月)10:00~18:00

http://www.tokyo-opera-nomori.com/ticket/index.html

各先行発売の状況はどうなのでしょうか。

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domenica 2 ottobre 2005

マエストロのはじめてのヴェルディ

収集していたマエストロ・ムーティの資料の一部をパソコンの不具合や個人的な事情で失ってしまい、再入手は牛歩の如しです。先日、スカラ座の《トロバトーレ》の映像を観る機会があり、たまたま再入手できた雑誌にその頃のマエストロのインタビューが載っていたので、嬉しく読みました。

The Classic Voice 誌 2000年11月号
Tutti i Verdi di Muti

その中でマエストロにとってはじめてのヴェルディのオペラについて述べていました。
「はじめてのヴェルディ?2歳のとき、バーリのPetruzzelliで、《アイーダ》でした。家の運転手の腕に抱かれて、半ばは眠りながら、そして、半ばは起きて、泣き叫ぶことなく全曲を鑑賞しました。あるいは、ともかくも、父がそのように語っていました。もちろん、何も覚えていません。けれども、当時から何かが残っていたのではないでしょうか。私の芸術上の想像力に無意識のうちに大きな衝撃を与えたような何かが...。」

マエストロはさらにいろいろ語っています。
はじめて上演したヴェルディのオペラは1969年にフィレンツェで《群盗》。
いちばん多く指揮したヴェルディのオペラは《アイーダ》。1973年にウィーンで、そして、コベントガーデン、バイエルン、さらに、レコード録音。
スカラ座で上演したはじめてのヴェルディのオペラは《エルナーニ》。

このように、もう、ひたすら自分のヴェルディのオペラ上演の履歴などを述べているのですが、マエストロの記憶力のすごさ(当たり前のことなのですが)には驚くばかりです。
また、2007年にスカラ座とパリ・オペラ座の共同制作が予定されていた《アイーダ》の上演を、スカラ座を去ったマエストロはどこで、どんなキャストで実現させるのだろう、とファンの楽しみはつきません。マエストロのヴェルディが、2003年のスカラ座来日公演の《オテロ》、《マクベス》のあと、再び日本で2006年のレクイエムであるのは、ファンとして嬉しいことです。
それでも、今のところ、2008年のザルツブルク音楽祭での《オテロ》まで、マエストロのヴェルディのオペラ上演がないのは淋しいです。

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sabato 1 ottobre 2005

スカラ・フィルとのモーツァルト

マエストロ・ムーティとスカラ・フィルはモーツァルトのディスクを何枚かMUSICOMから出しています。今年のウィーン・フィル来日公演の演目にもなっている、モーツァルトの協奏交響曲、クラリネット協奏曲もディスクになっています。手元にあるディスクの資料を紹介します。
ウィーン・フィルとのモーツァルトの協奏交響曲というと、1974年のザルツブルク音楽祭のものがすぐに頭に浮かびます。20年ほど前にいただいたNHK-FM放送のカセットテープ録音を擦り切れるほど聴きました。第二楽章の美しさといったら!!ORFで過去のウィーン・フィルの演奏がインターネットで聴けるようになってからは、あの演奏が放送されないだろうか、といつも楽しみにしています。

1974年7月24日 ザルツブルク音楽祭 ウィーン・フィル
モーツァルト バイオリンとビオラのための協奏交響曲 K.364
バイオリン ゲルハルト・ヘッツェル
ビオラ   ルドルフ・シュトレンク

2001年 la Repubblica Sabato Musica~Muti dirige Mozart
フルートとハープのための協奏曲 KV.299
フルート Bruno Cavallo
ハープ  Luisa Prandina
1998年2月 ミラノ、Teatro Abanella 録音
1999 MUSICOM

クラリネット協奏曲 KV.622
クラリネット Fabrizio Meloni
1997年12月 ミラノ、Teatro Abanella 録音
1998 MUSICOM

オーボエ、クラリネット、ホルン、バスーンのための協奏交響曲 KV.297/b
オーボエ Francesco Di Rosa
クラリネット Fabrizio Meloni
ホルン Daniro Stagni
バスーン Evandro Dall'Oca
1997年12月 ミラノ、Teatro Abanella 録音
1998 MUSICOM

バイオリンとビオラのための協奏交響曲 KV.364
バイオリン Francesco Manara
ビオラ Daniro Rossi
1998年2月 ミラノ、Teatro Abanella 録音
1997 MUSICOM

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