« febbraio 2005 | Principale | aprile 2005 »

75 post da marzo 2005

giovedì 31 marzo 2005

クリーア紙よ、待って

いつもながら素早い紹介がクリーア紙オンラインニュースに載りました。クリスティーナさんの「ヴァニティ・フェア」誌インタビューです。マエストロ・ムーティが仕事をしたいと思っているのかどうかわからない、と彼女が言っているのであって、マエストロ自身が自分は意欲を失くした、と言ったわけではありません。見出しで衝撃を与えようとするのは、メディアの常套手段。
確かに、スカラ座で起きたできごとにマエストロが如何に意気消沈したかはクリスティーナさんのインタビューからも十分十二分伝わってきます。でも、このインタビューのポイントは、休息が必要、というところにあるのではないか、と前向きに思っています。
マエストロ・アッバードがマエストロ・ムーティについて、馬車馬のように働くと言っていた、という伝聞記事がレプッブリカ紙に載ったことがあります。息子のフランチェスコさんも、父は120%を音楽に捧げている、と語っていたと新聞に載ったこともあります。
少し休んでみるのもいいのかもしれません...。

2005年3月31日付 Kurier 紙オンラインニュースより
Muti denkt an Karriereende

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

流れてしまった解放60周年記念演奏会

第二次世界大戦が終わった解放60周年を記念して、4月25日にチャンピ大統領がミラノを訪れる際に、マエストロ・ムーティ指揮によるスカラ・フィルのコンサートを開く計画が2月に持ち上がっていたそうです。しかしながら、この状況下、計画は中止せざるをえない模様です。

2005年3月31日付 la Repubblica 紙より
Albertini lo aveva chiesto per festeggiare i 50 anni della Liberazione. Zecchi: "Spero in un ripensamento"
Scala, salta il concerto per Ciampi
Doveva celebrare il 25 aprile, cancellato per la crisi del teatro

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

ケルビーニ管との公開リハーサル

ピアチェンツァの新聞が第一面で報道していました(同紙のホールで行われたこともありますが)。
マエストロ・ムーティはクリスティーナさんと共にピアチェンツァを訪れていて、何枚か写真が載っていました。マエストロはとてもカジュアルな姿で、ダウンジャケットにトルコ石色のセーター、、シャツ、灰色のズボンでノーネクタイです。
ケルビーニ管はとてもいい状態にある、と満足そうだったそうです。

また、同紙ではクリスティーナ夫人の「ヴァニティ・フェア」誌インタビューも紹介していました。
昨日このインタビューのことを知って以来、あれこれ考えてばかりいます。ファンが疲れてしまってはしょうがないのですが、本当に悲しいです。
同誌を入手すべく、努力します。

2005年3月31日付 Liberta 紙より
Il Maestro ieri e oggi allo Spazio Rotative di via Benedettine per le prove della “Quinta” di Beethoven con l'Orchestra Giovanile
Muti: Piacenza sia fiera della “Cherubini”
«Ai ragazzi ho detto: abbiate una bella vita, il mondo ci abbandona»

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

AP通信が伝えるクリスティーナさんのインタビュー(原文)

andanteのサイトが早速、マエストロ・ムーティの夫人、クリスティーナさんの「ヴァニティ・フェア」誌掲載インタビューを紹介していました。

2005年3月31日付 andante のサイトより
Associated Press - 31 March 2005
Riccardo Muti's Wife Tells Magazine He May Quit La Scala

Continua a leggere "AP通信が伝えるクリスティーナさんのインタビュー(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

ゼッフィレッリのマエストロ批判(原文)

ゼッフィレッリがマエストロ・ムーティを批判する3月18日付手紙がオンライン雑誌(これまでの印象ではゴシップ雑誌)で公表されました。レプッブリカ紙もCorsera紙も掲載を断ったとのことです。手紙ではマエストロの名誉を毀損するような過激な表現は避けられていますが、掲載する側はイタリアのメディア、エスタブリッシュメントのマエストロ批判の押さえ込み、マエストロへの不可侵を暗に批判した上で、掲載しています。
ゼッフィレッリはこれまでの主張を再び繰り返しています。かように、異常と言っていいほど執拗に批判せずにいられないほど、スカラ座への愛情と現状に対する憂慮が深いということなのでしょうか。
内容は、労働組合がマエストロ・ムーティに反旗を翻したのはスカラ座の尊厳を守るためであり、スカラ座は芸術性が低下し、イタリアのオクニモノであるヴェルディやプッチーニも上演されなくなってしまった、といった趣旨です。すなわち、こんなふうです。
スカラ座労働組合の反乱の動機は政治的なものでもなければ、経済的なものでもない、彼らの運命を手中に収めている人たちの権力と虚栄に対する妄想から、スカラ座の尊厳を守ろうとすることにある。マエストロ・ムーティとオーケストラの結婚は破綻した。スカラ座では上質のヴェルディもプッチーニも上演されず、「不当に忘れ去られた」作曲家、たとえばケルビーニの名誉回復といった運動が展開されている。今や、ヴェルディやプッチーニを鑑賞しようと思うのなら、ロンドン、ニューヨークへ行くしかない。

クリスティーナさんの毅然とした潔いインタビューとはまた別の意味で、気持ちが沈んでしまう報道でした。

2005年3月30日付 Dagosipia より
http://orione4.jumpy.it/public_html/articolo_index_17263.html

FRANCO ZEFFIRELLI CONTRO IL “DELIRIO DI VANITÀ E DI POTERE” DI RICCARDO MUTI
LA LETTERA CHE TUTTA LA STAMPA, DAL CORRIERE A REPUBBLICA, HA CESTINATO
“L'AFFARE ARCIMBOLDI” SI SVELERÀ UNO DEI PIÙ GRAVI SCANDALI DEI NOSTRI TEMPI

Continua a leggere "ゼッフィレッリのマエストロ批判(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

mercoledì 30 marzo 2005

クリスティーナさんへのインタビュー(原文)

明日発売のイタリア版「ヴァニティ・フェア」誌にマエストロ・ムーティの夫人、クリスティーナさんのインタビューが載るそうです。彼女によれば、マエストロは今回のことについては、特に、育ててきた若者達の行動を悲しんでいるとのこと。
クリスティーナさんは、あっさり手を引くほうがいいだろう、と考えているようです。その後、海外へ行くのか、イタリアの別のところへいくのか、どうなることやら、妻としては夫に、少し休んだほうがうまく行く、と言う、とのことです。
自分自身についても語っていますが、その紹介はまた別に。

2005年3月30日付 TG.COM より
Moglie Muti:"Maestro è amareggiato"
Sfogo di Cristina Mazzavillani

記事の内容に驚いて、何度か読み直しました。インタビューの抜粋なので間違った印象になるかもしれませんが、クリスティーナさんの発言は、マエストロがスカラ座を離れることを前提にしているとしか思えません。この2年間のできごとは仕組まれたものであり、また、スカラ座の労働者は選挙の季節に暴走し...というふうに、遠慮せずに言葉を発しています。この2年間のことはいずれ解決できる問題だったろうが、もう、マエストロはスカラ座から手を引いたほうがいいだろう、彼にはいい教訓になっただろう、打ち込むのはほどほどにという...といった具合です。
マエストロ自身の言葉ではないにしても、やはり、オーケストラの若いメンバーたちの異議申し立てを悲しんでいたようで、ファンとしては胸のしめつけられる思いです。

Continua a leggere "クリスティーナさんへのインタビュー(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

復活祭休暇明けのスカラ座

昨日、今日のイタリアの報道では、ミラノ県知事Bruno Ferrante の解決の道探しは続いているようです。今日のCorsera紙によれば、知事は昨日スカラ座労働組合と会見し、労働組合側はメリ新総裁の就任取消を要求したとのこと。労働組合の集会ではマエストロ・ムーティの辞任が決議されていましたが、その件は出なかった模様です。
また、金曜日にはスカラ座の理事会が開かれ、芸術監督の案件が話し合われるのではないか、メリ新総裁がスカラ座からアルチンボルディにまわされるのではないかという推測も流れているとのことです。

2005年3月30日付 Corriere della Sera 紙より
Il caso

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

ウィーン・フィル大阪公演

6月25日がチケットの一般発売です。(大阪国際フェスティバルの回答)
(26日というのは勘違いでした。申しわけありません)

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

ケルビーニ管の公開リハーサル

30日、31日にマエストロ・ムーティが行うケルビーニ管の公開リハーサルについて、記事が出ていました。ピアチェンツァの学校に対して公開されるリハーサルで、両日とも10時30分から13時30分、15時30分から18時まで、演目はベートーベン交響曲第5番、場所はSpazio Rotative です。

なお、既報のとおり、6月5日はピアチェンツァ市立歌劇場で公式のデビューコンサートが行われます。

2005年3月29日付 Liberta オンラインニュースより
Muti nei misteri della Quinta Sinfonia

Spazio Rotative のサイトです。
http://lerotative.liberta.it/asp/default.asp?IDG=42370

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

martedì 29 marzo 2005

Besana in Brianza の名誉市民

マエストロ・ムーティはミラノ県Besana市の名誉市民です。同市がスカラ座で渦中にあるマエストロを気遣う手紙を出したそうです。
同市で2003年6月に開かれた国際ブラスバンド音楽祭にマエストロは出席し、そのブラスバンド好きを示してくれましたが、その際の栄誉です。同音楽祭のサイトにはマエストロの写真も載っています。

2005年3月29日付 La Provincia 紙より
CITTADINO ONORARIO
Nella guerra del Teatro alla Scala Besana ha «scelto» il maestro Muti

Banda Besana のサイト
http://www.bandabesana.it/
http://www.voloweb.com/festival/venerdi/DSCN4299.jpg

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

lunedì 28 marzo 2005

至極単純明快な理解

時々面白く読んでいるサイトでスカラ座でのできごとが要約されていました。
手続き上はスカラ座理事会の決議を経てフォンタナ前総裁は職を解かれています。それを、この要約のように、マエストロ・ムーティが解雇した、と言ってしまっていいのかどうか。まさにそのことが今回問われているのですけれども。
なお、このようにフェリーニの映画「オーケストラ・リハーサル」になぞらえることはイタリアの各メディアが行っていました。

現代イタリア事典 2005年3月25日 
「世界的な」劇場、テアトロ・スカラで起こっていること
http://homepage3.nifty.com/bologna/scala_muti.html

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

フィレンツェ時代(4)(1975-1977)

Storia del Maggio より

Continua a leggere "フィレンツェ時代(4)(1975-1977)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

CRISI ALLA MILANESE

RAI RADIO3の討論番組Fahrenheitで29日、ミラノの問題がテーマに取り上げられる予定で、その中にはスカラ座で現在起きていることも含まれるそうです。きちんと聞き取れるとは思えませんが...

RAI RADIO3 2005年3月29日15時~18時(日本時間 29日22時~30日1時)
Fahrenheit :Crisi alla Milanese

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

domenica 27 marzo 2005

ニューヨーク・フィルの演奏会録音

マエストロ・ムーティの4月の定期公演の録音が4月27日から5月11日の間、オンラインで聴ける予定です。

ニューヨーク・フィルハーモニックのサイトより
http://newyorkphilharmonic.org/

Broadcasts For: The New York Philharmonic This Week April 2005
Online: Wed, Apr 27 - Wed, May 11

Thomas Moser Tenor
Men of the New York Choral Artists
Joseph Flummerfelt, director

ペトラッシ   Coro di morti 死者の合唱
リスト     ファウスト交響曲

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

FT紙の論評の興味深さ

読むほどに興味深いフィナンシャル・タイムズ紙の26日の記事でした。
マエストロ・ムーティのファンでありながらも、スカラ座で起きているできごとの論点のひとつは「音楽の世界での民主主義」のありかただ、という関心を抑えられなかっただけに、記事中、同様のことを述べている次の一節には大いに賛同しました。

Ultimately the dispute is about how to run an opera house in the 21st century - and the extent to which democracy will can be imposed on a complex artistic organisation that by nature thrives on strong leadership.

記事中にあるマエストロの次の言葉はそのことへのひとつの回答を示唆しています。

Asked recently if he ruled by fear, he said: "I can be difficult, but at least I take responsibility for what goes on in the pit and on stage."
「気難しく思えるかもしれませんが、少なくとも、ピットとステージで起きていることに私は責任を負っているのです。」

しかしながら、ファンとしては、記事の趣旨のひとつは次のところにあると素直に感激、感謝したい気持ちでいっぱいです。

But he is a serious artist whose defining ambition has always been the raising of orchestral and vocal standards, rather than his own personal aggrandisement. That is why accusations of megalomania seem unfair - and why the public has begun to rally round the maestro.
けれども、彼はその目的が明確なまじめな芸術家で、自分の個人的な権力の拡大よりも、常にオーケストラと声楽の水準を上げることを目指してきていた。彼への誇大とも思える糾弾が不公正に見えるのはそのためだし、人々がマエストロを擁護するために結集しはじめたのはそのことが理由である。

スカラ座はマエストロが到着する前は士気も落ち、実力も停滞していた、と記事にあることが果たしてそのとおりかどうかについて、大いなる反論がなされているのはスカラ座労働組合の公式サイトにあるとおりです。紹介済みの本、La Scala RACCONTA の中で、マエストロ・アッバードはスカラ座を去る理由を述べるにあたって、いかに自分はスカラ座を押し上げたかを輝かしい公演やツアーの数々をあげて示しています。
それはそうだとしても、スカラ座労働組合の反論者が言うように、マエストロ・ムーティの20年近くの献身を故意に低く評価し、小さからしめることは、公正な見方だとはとてもいえません。政党、ロッジョーネの党派性もからんでいるように見えるマエストロ・反マエストロの争いですが、音楽面での成果はどうだったのかをきちんと問うて欲しいと心から思います。
もっとも、音楽における民主主義について一般社会同様のものをあてはめようとしている側から見れば、成果以前に音楽監督のあり方そのものが問題になるのでしょうが。

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

7日の演奏会中継

RAI RADIO3で4月7日のスカラ・フィルの演奏会が中継される予定です。
ゲルギエフの演奏会もマゼールの演奏会もRADIO3の中継はマエストロ・ムーティの話題で占められていました。演奏会が行われるとしたら、どのようなものになるのでしょうか。

RAI RADIO3 2005年4月7日20時(日本時間 8日3時)
TEATRO ALLA SCALA DI MILANO - Stagione Sinfonica 2004-2005
In diretta dal Teatro alla Scala di Milano
Orchestra e Coro del Teatro alla Scala
Direttore, Riccardo Muti

シューベルト  交響曲第4番D417「悲劇的」

ベートーベン  橄欖山のキリスト
Introduzione
N 1 Recitativo e Aria ( Gesu' )
N 2 Recitativo e Aria ( Serafino ) e Coro
N 3 Recitativo e Duetto ( Gesu' - Serafino )
N 4 Recitativo ( Gesu' ) e Coro
N 5 Recitativo ( Gesu' ) e Coro
N 6 Recitativo ( Pietro - Gesu' ) - Terzetto ( Pietro - Gesu' - Serafino )
Finale

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

闘う哲学者のマエストロへの申し出

哲学者としても政治家としても活躍しているMassimo Cacciari が、マエストロ・ムーティにフェニーチェ座へ芸術監督として来て欲しい、とこの金曜日にマエストロに会って要請する模様です。彼はミラノの大学、università vita salute san Raffaele で哲学の講座を持っていて、マエストロ・ムーティは彼がはじめて学位を授与した人です(昨秋)。Cacciariはおそらく、プローディ支持者だと思われますが、ベネチア市長を務めた(1993年~2000年)ことのある者としても、また、ミラノで暮らす文化人としても、スカラ座で起きていることに並々ならぬ関心を抱いています。

2005年3月26日付 il Gazzettino 紙より
Venezia Il presunto sgarbo all'Università ...

25日の朝日新聞朝刊が、イタリアの現在の政局についてわかりやすくまとめた記事を載せていました。4月上旬の地方選挙はスカラ座で起きていることにも影響するという見方もあり、気になるところです。
2005年3月25日付 朝日新聞朝刊より
伊の中道左派もたつく 支持優勢でも「内紛」

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

sabato 26 marzo 2005

FT紙のマエストロ評

いつも真摯な評を書くアンドリュー・クラークのマエストロ・ムーティ評を嬉しく読みました。
興味深かったのが、批判者たちと視点は同じでも、見方が逆なこと。つまり、多くの批判者が傲慢だと見る部分がそれは芸術への真摯な態度からくるものだ、としていることでした。また、南イタリア出身であるマエストロ・ムーティが北イタリアのミラノで若い頃どういう抵抗にあったかは推測にたる、そこでも芸術に妥協しない態度が傲慢に見えたのだろう、と書いていて、イタリアの奥深い問題を突いています。

2005年3月25日付 The Financial Times 紙より
Maestro in a maelstrom

ニュースを原文で追いかけるだけでなく、できるだけ日本語で紹介することが目標なのですが、今は中途半端なニュース検索サイトのようになっているのが情けないです。すみません。

| | Commenti (2) | TrackBack (0)

venerdì 25 marzo 2005

マゼールのコメント

24日のレプッブリカ紙に同日スカラ・フィルを振るマゼールのインタビューが載っていました。その中で、短いながら、スカラ座で現在起きていることについて触れていました。
スカラ・フィルを振るのは久しぶりだが、素晴らしくなっている、ムーティはスカラ座の成長に献身的に貢献した、一刻も早い解決を望む、と語っています。

Maestro, nell´ipotesi che Muti dovesse lasciare la Scala, lei accetterebbe l´incarico di successore?
«Ah, no no, non se ne parla proprio. Io voglio molto bene a Riccardo Muti, siamo molto amici ormai da tanti anni. Nel suo lavoro ha dato un contributo determinante alla crescita della Scala, pertanto io davvero mi auguro che tutte le divisioni si ricompongano al più presto per il bene del teatro».
Ha avvertito qualche segnale di eccessivo nervosismo in buca. «Sono anni che non dirigo l´orchestra della Scala e la trovo in ottimo stato.(略)

2005年3月24日付 la Repubblica 紙より
Il settantacinquenne direttore e compositore stasera sarà sul podio della Scala per la stagione sinfonica con tre partiture dell´artista russo
Maazel e la Filarmonica "Meglio Prokofiev che i litigi"
Ho trovato l´orchestra in ottimo stato. Mi auguro che le divisioni con Muti si ricompongano: al teatro lui ha dato molto, un contributo determinante

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

レブレヒトの辛辣な論評(原文)

毒気たっぷりにいつも演奏家を論評するノーマン・レブレヒトのスカラ座スケッチが出ました。

2005年3月23日 La Scena Musicale~Lebrecht Weekly より
Toppling the tyrant at La Scala

視点は先のインデペンデント紙と同じですが、冷笑度はさらにアップしていて、マエストロ・ムーティはその芸術性によってではなく、ベルルスコーニ政権の無条件のバックアップによってここまでスカラ座に君臨できた、と全くの政治問題で片付けています。
そして、スカラ座を去っても、シカゴ響、ザルツブルク音楽祭、そしてナポリのサン・カルロ歌劇場がその到着を待っている、と書いています。

レブレヒトはこれまでにも、マエストロ・アッバードをはじめ数々の演奏家についてスキャンダラスなタッチで筆をふるってきたので、マエストロをこのように貶めた文を書いたことに驚きはありません。しかし、「タイラント」、「暴君」とは、よくぞ書けたものです。

Continua a leggere "レブレヒトの辛辣な論評(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

giovedì 24 marzo 2005

ケルビーニ財団発足

ANSA通信、および、ピアチェンツァ市立歌劇場のサイトのニュースによれば、ケルビーニ財団が昨日、正式に設立されました。その際に、マエストロ・ムーティの指揮で6月5日にケルビーニ管のコンサートが開かれることが発表されました。

2005-03-24 09:27 ANSA通信より
Nasce 'Fondazione Cherubini'
Governera' l'orchestra giovanile voluta e diretta da Muti

(ANSA) - PIACENZA, 24 MAR - E' nata ufficialmente a Piacenza, la 'Fondazione Cherubini', governera' l'Orchestra giovanile voluta e diretta da Riccardo Muti. La nascita della 'Cherubini' e' stata ispirata dalla volonta' e dal desiderio di Riccardo Muti di poter trasmettere ai giovani musicisti le conoscenze acquisite nella sua carriera. 'Vorrei restituire al mio Paese - ha piu' volte ripetuto il grande direttore d'orchestra - cio' che da esso ho ricevuto'.

23 / 3 / 2005 i comunicati stampa che parlano dei Teatri Comunali
Nasce la Fondazione Giovanile Luigi Cherubini

Mercoledì 23 marzo presso la sala consiglio del Comune di Piacenza, è stato firmato l’atto costitutivo della Fondazione Cherubini, alla presenza del notaio Antonio Vullo, presidente del consiglio notarile di Piacenza. A sottoscrivere il certificato di nascita ufficiale del soggetto giuridico che governerà la nuova realtà artistica erano presenti il Sindaco di Piacenza Roberto Reggi, il Sindaco di Ravenna e Presidente della Fondazione Ravenna Manifestazioni Widmer Mercatali, e Antonio De Rosa, presidente della Fondazione Arturo Toscanini. E’ intervenuta anche l’assessora ai Teatri Giovanna Calciati.
Soci fondatori della nuova realtà musicale (ciascuno dei quali ha versato 25mila euro nel capitale sociale), oltre ai due Comuni, sono la Fondazione Ravenna Manifestazioni e la Fondazione Arturo Toscanini anche nel ruolo di promotori e fornitori del personale.
E’ fissata, invece, per mercoledì 30 marzo la prima riunione del Cda della Fondazione Cherubini. Piacenza è rappresentata dell’assessora Giovanna Calciati e da Maddalena Scagnelli; per la Fondazione Toscanini, invece, è Antonio De Rosa e per la parte ravennate sono presenti Alberto Cassani, assessore alla cultura di Ravenna, Maria Cristina Mazza Villani e Mario Salvagiani della Fondazione Ravenna Manifestazioni.

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

ケルビーニ管のコンサート

ピアチェンツァ市立歌劇場のサイトのニュースによれば、マエストロ・ムーティによるケルビーニ管のコンサートが同歌劇場で6月5日に行われます。プログラムは未定。
それに先立って、3月30日、31日には、lo spazio “Rotative” di Libertà で市民と学校に公開されるコンサートがマエストロ・ムーティの指揮で行われます。ベートーベンの交響曲第5番が演奏されます。
また、6月27日にはラベンナ音楽祭でマエストロの指揮による演奏を行います。

Libertà紙のサイト
輪転機という名前の小空間、ホールのようです。
http://lerotative.liberta.it/asp/default.asp?IDG=42360

アカデミア・ベルディ・トスカニーニのサイト
http://www.accademiaverditoscanini.org/home.htm

24/ 3 / 2005 i comunicati stampa che parlano dei Teatri Comunali
I prossimi concerti della Cherubini

Mercoledì 30 e giovedì 31 marzo il Maestro Muti dirigerà l’Orchestra Giovanile Cherubini allo spazio “Rotative” di Libertà in una prova aperta al pubblico e alle scuole (si parla della Quinta Sinfonia di Beethoven).
Domenica 5 giugno si terrà, invece, al Teatro Municipale di Piacenza il primo vero concerto sempre con la direzione del Maestro Muti, su programma ancora da definire.A sostenere l’appuntamento di giugno sarà l’Associazione Industriale di Piacenza.
Il 18-20 e 22 giugno l’Orchestra debutterà a Ravenna con “Faust”su musica di Gounod (arriverà anche a Piacenza), il 24 giugno sarà a Ravenna in un evento dedicato a Prokof’ev e il 27 giugno ancora a Ravenna, sempre diretta da Muti.

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

mercoledì 23 marzo 2005

1998年ラベンナ音楽祭

ベイルート公演の映像を観る機会がありました。独唱はフリットリ。ベッリーニ「ノルマ」からの序曲とフリットリのアリア「カスタ・ディーバ」でのスカラ・フィルのフルート奏者Formisanoの素晴らしいことといったら!画面を独占して流される映像に、こういう奏者が歌劇場のオーケストラにいることがどれほど歌手にインスピレーションをもたらしてくれることだろうかと思い、頼もしく感じました。コンサートマスターはデ・アンジェリス。
4月7日にどうか、解決がみられて、いい演奏を聴かせてくれますように。

1998年7月26日 ラベンナ音楽祭
Le vie dell’amicizia
Progetto “Ravenna - Beirut”

BEIRUT - FORUM

ORCHESTRA FILARMONICA DELLA SCALA
ASSOCIAZIONE DEL CORO FILARMONICO DELLA SCALA
direttore RICCARDO MUTI
soprano Barbara Frittoli

musiche di BELLINI, ROSSINI, VERDI, PUCCINI

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

オーストリアの報道(原文)

ウィーンのメディアはマエストロ・ムーティにいつも大きな関心を抱いているように思えますが、APA、クリーア紙のオンライン版がイタリアの新聞報道をその日のうちにすぐに報じていて、興味深いです。22日も、マエストロが沈黙を破って語った短い言葉、ゲルギエフとスカラ・フィルのコンサートでまかれたマエストロ擁護のビラについてすぐにニュースを流していました。

2005年3月22日付 Kurier オンラインニュースより
"Hände weg von Maestro Muti"

レプッブリカ紙に載ったマエストロのイタリア語の言葉を、澄み切って落ち着いた心の状態にある、とわたしは読んでいましたが、クリーア紙は、良心に恥じるところなし、とドイツ語に直していました。迷いましたが、クリーア紙に従って、訂正しました。マエストロ、申しわけありませんでした。

Continua a leggere "オーストリアの報道(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

オーケストラのオーディションに現れたマエストロ

22日のレプブッリカ紙のほっとするような記事を今読んで、疲れ、曇った心が少し晴れました。マエストロ・ムーティが昨日、スカラ・フィルのオルガン奏者のオーディションに姿を見せ、自分は良心になんら恥じるところはない、と短い言葉を語ってくれました。
スカラ・フィルのオルガン奏者が年金生活にはいることになり、1年前から30人は優にいる応募者の中から選考が行われ、昨日、残った二人の間で競われ、マエストロがそれに立ち会いました。
マエストロは自分にはやましいところはない、スカラ座で起きているすべてのことができるだけ速く解決されることを望む、何もまして、安心できるような状態になることを望む、と語ったそうです。
その言葉数の少なさは、あたかも、論争よりは、音楽という言葉のほうがいいと言っているようだ、と記者は書いています。
オーディションでも余計なことに心を乱されるようなふうもなく、音楽に没頭していたとのことです。

2005年3月22日付 la Repubblica 紙より
IL DIRETTORE
Ieri il maestro ha rotto il silenzio al termine delle audizioni per la scelta dell´organista dell´orchestra scaligera
Muti: mi sento la coscienza a posto spero che tutto si risolva al più presto

MILANO - «Sono sereno perché in questa vicenda mi sento in pace con me stesso». Con queste parole ieri il maestro Riccardo Muti per la prima volta ha rotto il silenzio sul caso Scala. Solo poche frasi. Che ha pronunciato al termine dell´audizione finale tra due giovani concertisti, Lorenzo Bonoldi e Andrea Benelli, che ieri si sono contesi il posto del celebre organista dell´orchestra della Scala Francesco Catena, ora in pensione. Un posto da riempire nello stesso organico del Piermarini, che una settimana ha sfiduciato il suo direttore musicale, oltre ad aver chiesto la testa del neo sovrintendente Mauro Meli. Da allora Muti ha scelto il silenzio, per immergersi totalmente nella musica. Anche se non ha masi smesso di pensare alla sua orchestra. E la sua uscita di ieri ne è la prova, oltre ad essere la migliore smentita alle voci che lo volevano già dimissionario. In sostanza, mentre fuori tutti ancora urlano, il Maestro ha preferito lanciare indirettamente un messaggio di pace. E proprio nel giorno in cui è iniziata la difficile mediazione del prefetto di Milano Bruno Ferrante con i lavoratori del teatro. «Ho la coscienza a posto. E mi auguro che quanto sta accadendo in teatro si risolva al più presto. E soprattutto che si rasserenino gli animi». Come dire: alle polemiche io preferisco il linguaggio della musica.
(後略)



| | Commenti (0) | TrackBack (0)

martedì 22 marzo 2005

マエストロを弁護するビラ

ゲルギエフの演奏中継の番組で、RAI RADIO 3の女性キャスターが場内で配られていたオーケストラ批判、マエストロ・ムーティ擁護のビラを読み上げていましたが(びっくりしてしまいました)、速報でいくつかのオンラインニュースもそれを報じています。
スカラ座はムーティで代表されるものではない、と先日のスカラ座理事会の結論に反論していた労働組合、フォンタナ総裁への反論でしょう。

Corriere della Sera オンラインより
21 mar 20:57
Scala: volantini di protesta contro orchestra
MILANO - Volantini di critica contro l'orchestra della Filarmonica questa sera al Teatro alla Scala. Il pubblico ha accolto cosi' l'ingresso dei musicisti che nei giorni scorsi avevano chiesto le dimissioni del maestro Riccardo Muti da direttore artistico e del nuovo sovrintendente del teatro milanese Mauro Meli. "Giu' le mani dal maestro. Riccardo Muti appartiene all'arte - si legge sui foglietti lanciati sulla platea - Appartiene a noi. Firmato: il pubblico scaligero che e' stanco, stanco, stanco". (Agr)

「マエストロから手を引け。リッカルド・ムーティは芸術に組している。我々の一員だ。スカラ座の疲労困憊しきり、うんざりした聴衆より」

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

県知事、マエストロと電話で話す(原文)

RAI RADIO3でゲルギエフとスカラ・フィルの演奏会がスカラ座から中継され、放送されています。スカラ・フィルのメンバーが舞台に登場した際は、それまで静まり返っていた場内が聴衆の拍手と掛け声の大音響で満たされました。それが、喝采なのか、ブーイングなのかは聞き分けられませんでした。ゲルギエフ登場の折の歓声と拍手は大変なものでした。

21日はミラノ県知事が午前中にスカラ座労働組合と会いました。労働組合の出している交渉条件は3団体で微妙に異なっているようです。おおまかにいえば、CGILイタリア労働総同盟は旧共産党系、CISLイタリア労働組合同盟はキリスト教(カトリック)系、UILイタリア労働連合は旧社会民主党、共和党系といわれていますが、その違いが今回のことにどう出ているのかはわたしにはわかりません。詳細は新聞によるべきでしょうが、AGIの短信速報では、CISL代表がこれ以上の解職は望ましくない、と言っていて、マエストロ・ムーティがとどまるよう求める、と言っているのですが、今のところ、他の報道にはありません。
知事は午後はマエストロ・ムーティと電話で話し、意見を交換したとのことです。

2005年3月21日付 AGI より
Milano, 21 mar 2005 - 11:24
SCALA: SINDACATI A TAVOLO PREFETTURA DIVISI SU MELI

Milano, 21 mar 2005 - 13:33
SCALA: FERRANTE, INCONTRO POSITIVO CON SINDACATI

2005年3月21日付 TG.COM より
"Per la Scala spirito costruttivo"
Lo ha detto il Prefetto Ferrante

Continua a leggere "県知事、マエストロと電話で話す(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

lunedì 21 marzo 2005

英語のよく整理された記事(原文)

英語の記事でスカラ座で起きていることについて時系列でよく整理された記事が2件ありました。今日の午前にミラノ県知事がスカラ座労働組合と会うところまで書かれています。

2005年3月21日付 Gramophone オンラインニュースより
La Scala seeks to restore order after musicians’ revolt

2005年3月19日付 International Herald Tribune 紙より
Opera's in-house drama
La Scala uproar reaches mediation stage

Continua a leggere "英語のよく整理された記事(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

インデペンデント紙の辛辣な記事(原文)

20日付のインデペンデント紙の記事はマエストロ・ムーティを一刀両断にばっさり切り捨てています。そのあまりに冷静、冷酷かつ見事な偏見ぶりには驚くばかりです。グレイト・ブリテンにしてみれば、昨秋のコベントガーデンでの「運命の力」キャンセルに引き続きスカラ座で起きたできごとだけに、ある一定の印象のもとにマエストロを見ているのかもしれません。
このスカラ座をめぐる数々の報道で思うのが、なぜ、指揮者がこのように人格上の攻撃を受けなければならないのか、ということです。争いそのものが理解不能というよりも、指揮者がその奏でる音楽ではなく、音楽家としての生き方の面で過剰な非難を浴びていることのほうが、わたしには理解できません。

同紙の要旨は、マエストロ・ムーティは唯我独尊で生きている、折角の素晴らしい才能をそれでだめにした、そのことを非常に惜しむ、というものです。
すなわち、フィルハーモニア時代はよかった、フィラデルフィアの頃もよかった、けれども、EMIとの契約を打ち切り、ベルリン・フィルにも客演しなくなり、スカラ座に専念しはじめてから、唯我独尊が始まった、いいアドバイスをするマネジャーも持たなかった、演奏の「時代の流れ」にも演奏家の「時代の流れ」にも乗り遅れ、かつて嘱望された素晴らしい将来をだめにした、こんなふうではなかったはずだ、ゼッフィレッリが自己陶酔だと批判しているが、その批判は一部でしかない、かつてあった惜しい才能を失っているのだ、というもの。

この記事で、少しでも耳を傾けていいものがあるとしたら、レコーディングのことでしょう。これは何とかならないか、と心から願っているものです。スカラ・フィルとの演奏の数々がオペラのディスクの形でしかほとんど残っていないのは、非常に惜しまれます。EMIその他の会社との契約の経緯については残念ながら知りませんが(ファンとして調べるべきことですが)、メジャーレーベルでのスカラ・フィルの録音を、是非、望みたいです。

また、ベルリン・フィルについては、昨年ウィーン・フィルと久しぶりにベルリン公演を行った際にラトルも聴きに来ていて、互いのオーケストラ(スカラ・フィルとベルリン・フィル)への客演を申し出た、と報道されていましたから、いずれ、と思っています。むしろ、このライターが、なぜベルリン・フィルにここまでこだわるかのほうが不思議なのですが。

これは、やはり、拙い英語ながら同紙に投書すべきでしょうか。ううむ。

Continua a leggere "インデペンデント紙の辛辣な記事(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

ジェルメッティの手紙(原文)

指揮者ジェルメッティがマエストロ・ムーティに宛てた手紙が今日のCorsera 紙に載りました。そのストレートな訴えかけに感謝します。状況がどうとかこうとかに一切触れず、マエストロの芸術性をまっすぐにたたえ、スカラ座にはムーティが必要だし、ムーティにもスカラ座が必要だ、イタリアにはムーティが必要だし、ムーティにもイタリアが必要だ、スカラ座を去るなと訴えています。
指揮者からだというのが嬉しいです。

2005年3月21日付 Corriere della Sera 紙より
Gelmetti: non si consenta a Muti di lasciare


Continua a leggere "ジェルメッティの手紙(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

スカラ座前任者のたどった道

2001年にスカラ座で「オテロ」を観た際に書店で購入したのが、ジャーナリストが書いたスカラ座の歴史です。ちょうどアルチンボルディについての記述も載った改訂版が、2001年11月に出されたばかりでした。ジャーナリストが新聞記事をもとに綴っているだけに、興味深い記述がいくつもあります。

La Scala RACCONTA
Giuseppe Barigazzi
RCS Rizzoli Libri ,novembre 2001 nuova edizione aggiornata

イタリア語がだんだん読めるようになるにつれてどうにか読み進むことができたのですが、ファンとして最も興味をひかれた章のひとつが第11章、マエストロ・アッバードからマエストロ・ムーティへ時代がかわっていくスカラ座についての記述でした。
Undicesimo Capitolo: La Scala di Abbado la Scala di Muti

マエストロ・アッバードの詳細についてはファンの方々に譲りますが、彼が1977年~1979年まで芸術監督を兼ねていたこと、1980年開幕に「ボリス・ゴドゥノフ」、1981年開幕に「ローエングリン」を上演(ミラノ市長はドイツものをなぜ上演するのかと痛烈に批判)、1981年にはスカラ・フィルの構想が生まれたこと、1984年にはウィーンでの活動について、ウィーンは過去の街ではなく、未来にも開かれた街であるのに対し、ミラノは自分にとっては閉鎖的な街であると彼が語ったこと、などがマエストロ・ムーティの1981年の「フィガロの結婚」上演前後のでぎごととして記述されています。
マエストロ・アッバードからマエストロ・ムーティへのスカラ座音楽監督移譲は徐々に行われたことが伺えますし、マエストロ・アッバードが自分の芸術がより自由に表現実現できるようにスカラ座内で求め(その現れが芸術監督の兼任であり、スカラ・フィルの構想だと思われます)、おそらく、その中で様々な軋轢にであい(Caso Abbado)、彼にとって一層自由な開かれた街、ウィーンを選んだことが推測されます。
自分の芸術を自由に表現したい気持ちは音楽家なら誰しもが持っているのだなあ、とあらためて思います。

マエストロの去就をめぐってスカラ座が揺れていますが、ここ数日、手にとってページを開くことが多くなりました。

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

復活祭休暇明けのコンサートが次の関門

今日、県知事がスカラ座労働組合と会うことになっていますが、スカラ座理事会側の思惑とは異なり、労働組合側は熟考、再考の余地なく、自分達の決議の性急の実現を求めているようです。
マエストロ・ムーティは4月7日、8日、9日にスカラ・フィルと演奏会がありますが、そのリハーサルは今週末の復活祭の休暇明けの4日です。そこでマエストロが指揮台に立つかが、焦眉の争点となります。
そして、2005年~2006年のシーズンのスカラ座大プロジェクトであるモーツァルト記念年の上演の数々が、マエストロによって行われるのかどうかも、スカラ座に突きつけられています。
マエストロがこのような労働組合による辞任要求の中、モーツァルト年のためにスカラ座にとどまるというのは、ファンにとっては耐え難いことなのですが。

2005年3月21日付 la Repubblica 紙より
IL CASO
Le richieste: un sovrintendente di garanzia e un nuovo direttore artistico
Scala, sindacati e cda dal prefetto Si tratta per riportare Muti sul podio

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

domenica 20 marzo 2005

スカラ座の後継者は誰か

19日付のザ・タイムズ紙がスカラ座の後継者を検討しています。

2005年3月19日付 The Times 紙より
Can a British baton charge restore order at La Scala?

若い世代ではパッパーノ、ガッティ、マエストロと同世代では、メータ、シャイー、アッバードをあげています。

また、今日はインデペンデント紙がまことに辛辣しかし冷静な論評を載せていて、興味深く読みました。
インデペンデント紙については後で詳しく紹介したいですが、要するに、よいアドバイザー、マネジャーに恵まれていれば、ということです。マエストロ・ムーティのある意味、ひとりですべてをやってのけようとする資質について、それがスカラ座にとっては息苦しさ、自由のなさになり、状況を客観的に見る目を失わせた、というもの。

2005年3月20日付 The Independent 紙より
Riccardo Muti: The monster of Milan
The opera has seen its fair share of prima donnas. But generally they appear on the stage, not in front of it wielding a baton. And few can match the tantrums, demands and vanity of the conductor of La Scala, whose behaviour led to a walk-out last week by the entire house. Franco Zeffirelli described him as 'drunk on himself' and accuses him of debasing his art. And that's not the half of it...

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

sabato 19 marzo 2005

フランチェスコ・マナーラの発言(原文)

昨日、マエストロ・ムーティがスカラ・フィルを指揮するはずだった日の同じ時間に、スカラ・フィルはヴェルディ音楽院で自主コンサートを開きました。マエストロの辞任を求めるといったような主張を掲げてのものではありません。
スカラ・フィルのメンバーで、マスメディアで実名ではっきりとマエストロへの不信任をつきつけている人は何人もいます。スカラ・フィルのコンサートに行ったことのあるファンならば、すぐに顔が思い浮かぶ、トッププレーヤーがほとんどです。もちろん、そういった人たちだからこそ、新聞も載せたのでしょう。
そのような中、スカラ・フィルのコンサートマスターのフランチェスコ・マナーラの発言が今日のCorsera 紙に載っていました。昨晩の演奏会には参加していません。もともと18日のマエストロのコンサートは出番の日ではなかったのでしょう。マエストロの20年間の労力をこのように無だとする考えを案じ、マエストロとの関係を修復する必要がある、と語っています。我々のマエストロ、と語っているところに胸が熱くなりました。
Sono molto preoccupato all’idea di veder così vanificati vent’anni di lavoro con Muti - continua -. Bisogna salvare il rapporto con il nostro maestro, un grande artista (略)

マエストロ反対派からは、たとえばスカラ座理事会やマナーラが憂えているスカラ座の2006年モーツァルト記念年のプロジェクトについても、なぜ、マエストロ・ムーティである必要があるのか、という訴えかけがなされています。一方、スカラ座労働組合のマエストロ辞任要求の嵐の翌日から、その熱がひくのを待ったかのように、芸術関係者や為政者、エスタブリッシュメントの側からマエストロの偉大さを擁護し、スカラ座を去ることは大きな失望だ、という言葉が静かに語られ始めています。労働組合の炎に対して、いきりたつのではなく、静かに反論を行っているのがとても印象的です。
マエストロ・ムーティを弁護してくれるのはファンとしてとてもとても嬉しいです。心から感謝しています。けれども、もしも、そこに、たとえば、労働組合のなすがままにさせてはならないというエスタブリッシュメントとしての利害事情や、スカラ座の内外での様々なプロジェクトを中止もしくは変更することへの懸念、スカラ座の威信低下へのおそれ、といった体面の保持をはかる理由が少しでもあるのだとしたら、ファンとしては複雑な気持ちです。
なぜなら、オーケストラと直接対峙するのはマエストロだからです。もちろん、わたしは、実際の力関係は芸術の力で決まると信じていますが、それでも、何よりも、まずマエストロが音楽を自在に演奏できることが第一だと考えています。スカラ座音楽監督という責任の重さと、その責任とは別にマエストロに自由に音楽を奏でられる環境であってほしいという気持ち。

月曜日にはついにミラノ県知事が登場して、スカラ座理事会とスカラ座労働組合の間をとりもつようです。フィラデルフィア管で団員の待遇をめぐって団員とオーケストラのマネジャー側が昨年紛糾した際、毎日、新聞を読んで暗澹とした気持ちでいましたが、最後にはフィラデルフィアの市長が登場してどうにか収まり、この2月にはマエストロの特別コンサートも開かれるに至りました。
マエストロはもう1ヶ月も演奏会を開いていません。その演奏を聴きたいというファンの心からの気持ちがかなえられる日の到来を、祈っています。

2005年3月19日付 Corriere della Sera 紙より
«È mancato il buon gusto»

2005年3月19日付 ANSA通信より
Scala in attesa di dialogo
Lunedi' nuovo incontro con sindacati

(体調がよくなく、たくさんたくさんある記事の紹介が不十分ですみません。連休にまた。)

Continua a leggere "フランチェスコ・マナーラの発言(原文)"

| | Commenti (2) | TrackBack (0)

venerdì 18 marzo 2005

対話の道を探そうというスカラ座理事会の結論

17日に開かれたスカラ座理事会は3時間あまりの話し合いを終え、次のような結論を出しました。
マエストロ・ムーティとメリ総裁、スカラ座理事は当面、今のままの地位にとどまること。理事会ではスカラ座の労働組合の要求には軽く触れるにとどまったそうです。
そして、何よりも大切な芸術の財産であるスカラ座を守るため、対話の道を探るよう、再びアルベルティーニ市長にその方法が任されました。この財産は、特にマエストロ・ムーティの芸術性と高水準のオーケストラ、労働者などによって体現されているということも言っています。
また、マエストロも労働組合も満足するような芸術監督についても探す模様です。

労働組合がマエストロ・ムーティの辞任を要求した集会については、労働組合は制御不能の状態、との批判がいわゆる「体制側」から出されています。また、労働組合自身からも脅迫的だったかもしれない、とのコメントと対話の余地はある、とのコメントが出されています。
時間をおいてなだめながら、歩み寄れる道を探っていこうとしているようです。

2005年3月17日 16:49Adnkronos より
Teatro: La Scala - Albertini, Ammutinamento Da Parte Delle Maestranze
Di (Mba/Lr-Pe/Adnkronos)

Milano, 17 mar. (Adnkronos)- ''Si e' trattato di un vero e proprio ammutinamento da parte delle maestranze''. E' quanto dichiara Gabriele Albertini, sindaco di Milano, a margine dell'inaugurazione dlla nuova stazione della metropolitana 'Abbiategrasso', a proposito della crisi del Teatro Alla Scala di Milano. ''Le maestranze - prosegue - hanno rifiutato il nuovo sovraintendente, il maestro Muti e l'intero Cda''.


17 Marzo 2005, 18:34 Adnkronosより
Teatro: La Scala- De Corato, e' Anomalo Che Sindacato Chieda Revoca Muti
Di (Mrs/Lr/Adnkronos)

Milano, 17 mar. (Adnkronos) - ''E' una anomalia tutta italiana che un sindacato possa chiedere la revoca del maestro Muti''. Questa la denuncia espressa dal vicesindaco di Milano, Riccardo De Corato, nei confronti dell'assemblea dei lavoratori del Teatro Alla Scala, che ieri hanno chiesto le dimissioni di Riccardo Muti.

17/03/2005 - 18:36 APcom
SCALA/ CGIL: "NECESSARIO IL DIALOGO, PRONTI A FARE NOSTRA PARTE"
Giorgio Roilo: "Clima intimidatorio, lavoratori esasperati"


2005-03-17 20:35 ANSA通信より
Scala: finito Cda, si cerca dialogo
Affidato ad Albertini il compito di ricomporre
(ANSA) - MILANO, 17 MAR - Una soluzione per la Scala attraverso il dialogo sembra possibile dopo una seduta di tre ore del Cda della Fondazione. Per 'ristabilire un rapporto sereno' con le maestranze, il cda ha chiesto a sindaco Albertini di cercare una ricomposizione. In giornata, il sindaco aveva accusato le maestranze di 'ammutinamento' per aver chiesto l'allontanamento di Muti e le dimissioni del Cda e proposto come 'unica soluzione' il commissariamento.

2005年3月17日付 ANSAweb より
Scala: ancora tensione, ma Cda sceglie strada dialogo
L'obiettivo e' 'tutelare patrimonio artistico mondiale'

(ANSAweb) - MILANO, 17 MAR - Torna nelle mani del sindaco Gabriele Albertini, che e' anche presidente della Fondazione Scala, la carta da giocare per trovare una soluzione alla complessa vicenda del teatro milanese e scongiurare il commissariamento. Dopo tre ore di riunione il Cda ha deciso di non alimentare ulteriormente le polemiche, scegliendo la strada del dialogo e invitando il sindaco a ricomporre il quadro distrutto, anche con l'apporto di 'figure istituzionali' disposte ad aiutarlo. E' 'l'interesse superiore del Teatro', come afferma la nota diffusa a fine seduta dal Cda, che deve quindi essere difeso e tutelato per il 'suo futuro'. Per tutelare il 'patrimonio artistico mondiale della Scala, rappresentato - si sottolinea - dall'eccellenza artistica del maestro Muti e dall'elevato livello qualitativo dell'orchestra e di tutte le maestranze artistiche e tecniche'. A nome di questo patrimonio, il Consiglio di Amministrazione ha glissato su tutte le richieste avanzate in questi giorni dall'opposizione in consiglio comunale, dai sindacati e dalla stragrande maggioranza dei lavoratori scaligeri: dimissioni del Cda, del sovrintendente Mauro Meli e dello stesso direttore musicale Riccardo Muti. Per il momento ciascuno resta al suo posto. Il sindaco tentera' di aprire un 'tavolo di ricomposizione', coadiuvato da qualche persona che ricopre una carica istituzionale. Potrebbe essere il prefetto Bruno Ferrante, come aveva gia' suggerito fin da ieri il neo assessore alla Cultura Stefano Zecchi, ma la scelta potrebbe cadere su chiunque ha a cuore la Scala.




| | Commenti (0) | TrackBack (0)

スカラ・フィルとの関係の行方

マエストロ・ムーティとスカラ・フィルの関係はどうなるのかも大きな焦点です。イタリアのみならず海外での演奏会が予定されています。
昨日の報道では、5月29日のARTURO BENEDETTI MICHELANGELI 国際ピアノ音楽祭への出演について憂えるものがいくつかみられました。マエストロ・ムーティはこのピアニストの名前を冠した賞を受けることが決まっており、同日の演奏会後、授賞式も行われるからです。同音楽祭側は、スカラ座で起きていることが当日までにいい方向に解決されていることを願う、と憂慮を示しています。

2005年3月17日付 Giornale di Brescia 紙より
Premio a Muti, uno dei protagonisti più attesi
OTTIMISMO DEGLI ORGANIZZATORI SULLE VICENDE SCALIGERE E IL CONCERTO STRAORDINARIO A BRESCIA

音楽の場における「民主主義」、マエストロ・ムーティへの「専制君主」批判については、またあらためて意見を述べたいです。
報道にみられるスカラ座労働組合側のコメントには、リッカルド・ムーティという音楽家への尊敬の念など微塵も感じられないものがいくつもありました。いわば血祭りであり、ぞっとするような残忍さがその攻撃的な言葉には見られます。彼らが行う労働組合の闘争とはそういうものなのでしょう。
マエストロが指揮するオペラでのストライキについて、かつて「椿姫」でやったようにピアノで上演できるものならやってみろ、と言わんばかりのコメントや、指揮者といったって、オーケストラがいなければ何もできない、指揮棒だけでは演奏できないだろう、という辞任要求決議での怒号、指揮者が死ねば別のを探すだけ(追記:いくらでも代わりはいる、という意味の似たような言い方のことわざがあるのを知りました。法王死去のニュースで、法王にまつわることわざのひとつに、法王が死んでも別のをさがせばいい=かわりはいくらでもいる、という全く類似の言い方が紹介されていました。イタリア語暦の浅さを露呈してしまいました...2005年4月23日追記)、という、やはり労働組合の集会でのヤジなどの嘲りを記事で読むにつけ、悲しさと怒りがわきあがってきます。マエストロは政治家ではないのです!

昨日のレプッブリカ紙から、マエストロとオーケストラの言葉を紹介します。
2005年3月17日付 la Repubblica 紙より
Brivido Muti sulla Scala "Si è dimesso", non era vero
L´assemblea dei lavoratori ha votato la sfiducia al direttore
Il maestro e il neo sovrintendente restano al loro posto
Ma la lettera di un possibile addio sarebbe già stata scritta Interviene Urbani
Oggi riunione straordinaria del cda per tentare la strada del dialogo

マエストロが辞任の手紙を書いた、ということについては、事実として確認できないとしている報道もありますが、マエストロの言葉として、スカラ座からはもはや心が離れてしまった、«La Scala non è più nel mio cuore» と書いている記事が、上記レプッブリカ紙をはじめ、いくつかありました。どんな気持ちだろうかと想像するだけで、つらくなります。

一方、内外のいくつかの記事がオーケストラのメンバーのコメントを実名で載せていました。すでに紹介したFormisanoのほかに、レプッブリカ紙から引用します。

Sono gli orchestrali i più arrabbiati. «Muti non solo non si è adoperato per risolvere i problemi della Scala, ma nella sua lettera aperta si è schierato con Meli» dice il primo flauto Marco Zoni. Quattro "prime parti" dell´orchestra - Davide Formisano, Francesco Di Rosa, Mauro Ferrando, Fabrizio Meloni - firmano una breve lettera dai toni duri: «Muti ci ha spinto sulla strada del non ritorno. Lo ha detto lui stesso: in questa situazione non si può fare musica insieme, non si può più fare niente». E i più morbidi, come la viola Marco Giubileo, sostengono che «il conflitto è forte, ma decidere per una soluzione immediata è sbagliato. La sfiducia a Muti non è una vittoria per nessuno».

ムーティはスカラ座の問題の解決に努力しなかったばかりか、メリの側につくことを表明した、とか、Formisanoらの、ムーティはもういきつくところまでいってしまい、戻ることは不可能だ、彼自身の言葉にあるように、一緒に音楽をやっていくのは無理だ、という怒りや厳しい言葉のほかに、対立は深いが性急な解決は誤りだ、今ムーティを糾弾しても誰も何も得るところがない、といったやや穏やかなものなど。

もうあのブラームスは聴けないのか、といった悲嘆の一方、ファンとしてできることを考えています。

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

giovedì 17 marzo 2005

L'arte di Riccardo Muti e la Musa platonica

マエストロ・ムーティの新刊を入手しました。
携帯に便利な、大学ノートの半分くらいの大きさです。

L'arte di Riccardo Muti e la Musa platonica
Giovanni Reale
Bompiani marzo 2005
8 euro

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

ドミンゴの温かい言葉

音楽の友誌最新号にフリットリ、ロスト、アルバレスのインタビューが載っています。
3人ともマエストロ・ムーティと縁の深い歌手で、ロストはスカラ座来日公演のデズデモナについて、アルバレスはリゴレットについて少し触れています。フリットリは、マエストロと仕事をするのがとても刺激的で好きだ、ときどきいたずら好きの少年のような顔をすると語っています(あります、あります!)。(また後で紹介します。)スカラ座がこのような状態になっている中、ほっとするような思いで読みましたが、さらにドミンゴのインタビューをレプッブリカ紙で読み、彼に深く感謝しました。

2005年3月17日付 la Repubblica 紙より
Il tenore: "Il suo valore non va messo in discussione, anche se la situazione è complicata"
Domingo: Riccardo non andartene Il teatro può tornare a essere grande

スカラ座での素晴らしい舞台として、デビューの1969年の「エルナーニ」、1971年のマエストロ・アッバードとの「アイーダ」、マエストロ・ムーティとの「エルナーニ」、クライバーとの「オテロ」。
la Zarzuela をスカラ座でやったけれども、ミュージカルなど、あらゆる聴衆のそれぞれの好みに合った上演をやるべきだ、ウィーンもそうやっている。
スカラ座でマエストロ・アッバードとマエストロ・ムーティのふたりと仕事ができたが、このように素晴らしい指揮者をふたりももててイタリアは幸せだ。
マエストロ・ムーティは最高の指揮者だ。彼のような指揮者を失うのは悲しいことだ。
すべての問題がみんなにとってよいように解決することを望む。リッカルドがもしもスカラ座を離れることを考えているとしたら、考えなおすように言おう。もしも去っていくのであれば、本当に残念なことだ。
Ieri i lavoratori della Scala hanno chiesto le dimissioni di Meli e di Muti. Ha un messaggio per il suo amico Riccardo?
«Mi auguro che tutti i problemi si risolvano con la buona volontà di tutti. Se Riccardo sta veramente pensando di lasciare la Scala, gli dico di ripensarci. Se se ne andasse, sarebbe un vero peccato».

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

babboと呼ばれるマエストロ

イタリア主要紙の報道によれば、今日は16時30分からスカラ座理事会が開かれ、昨日の労働組合のほぼ満場一致の要求である、マエストロ・ムーティとメリ新総裁の退任が諮られる模様です。

2005年3月17日付 la Repubblica 紙より
Si pensa anche a una mediazione del prefetto. I Ds: le dimissioni del direttore sarebbero un colpo all´immagine della città
Dopo la sfiducia dell´assemblea dei lavoratori, giallo sulle dimissioni del maestro, poi smentite ufficialmente dall´ente lirico
Scala, il giorno più lungo Oggi resa dei conti nel cda
Muti e Meli per ora restano. Urbani: bisogna convincere il maestro
zecchi Il prefetto potrebbe fare da mediatore, ma è il sindaco a dovergli offrire questo ruolo
Salvini Si riparta da zero Anche senza Meli e Muti. Sperando che il sindaco non faccia altri danni
Mirabelli Dobbiamo evitare le dimissioni di Muti, sarebbero un ulteriore errore e un colpo al prestigio della Scala

大方の報道はマエストロは辞任すると見ています。
それでも新聞によってこうも書き方が違うものだろうか、とあらためて、新聞の党派性とキャラクターを思いました。la Nazione、il Giorno、 il Resto del Carlino 紙はこれまでの書き方も労働組合の主張に沿っていて、労働組合の非常に直截な表現によるマエストロへの攻撃が何度か紙面に載り、不快な気持ちにさせられました。どのような位置づけのされる新聞なのか、そのうちに調べます。
もっとも、スカラ座の労働組合がほぼ全員一致で要求したとなれば、それが民主主義では道理となるわけで、イタリア各紙や海外の報道が労働組合の側から記事を書くのは当然のことかもしれません。

そのような中で、今日のレプッブリカ紙を読んで、ファンとして胸が熱くなりました。マエストロ・ムーティへの尊敬の気持ちが感じられる紙面がいくつもあり、不覚にも目頭がぼ~っとなりました。

マエストロは昨日の午後はミラノのマンションでふたりのお子さん、キアラさん、フランチェスコさんと一緒だったそうです。家族がそばにいてくれるというのは、安心です。ふたりはマエストロのことをbabboと呼んでいるとか。そして、マエストロを激励する人たちからの電話や来訪を受けていたそうです。

2005年3月17日付 la Repubblica 紙より
Nella giornata convulsa di ieri Riccardo Muti si è rifugiato nella casa milanese con i figli Chiara e Francesco
E il Maestro congela la sua amarezza
19 anni
Due settimane di tempo per tentare di firmare la pace
Anche i Ds milanesi lanciano un appello affinché non abbandoni il Piermarini per il bene della musica
Gli sono arrivate molte telefonate di stima e di solidarietà. Poi l´annuncio di aver vinto il "Michelangeli"

マエストロにスカラ座にとどまっていてほしいと表明したひとりがウルバニ文化財相であり、左翼民主党あったのには、感謝したいです。
今日のレプッブリカ紙が第一面で訴えていたように、文化への予算削減に反対の声をあげ、政府に訴えかけていたのはマエストロです。常に120%音楽に身を捧げていたのもマエストロです。そういったことがすべて矮小化されてしまったのが、非常に悲しいです。

2005年3月17日付 la Repubblica 紙より
IL CASO
I sindacati arrivano a chiedere le dimissioni del maestro, oggi un Cda decisivo
Muti nei veleni della Scala

Riccardo Muti e i veleni della Scala È giunta l´ora di aggrapparsi alle note
L´impressione è che del nome del maestro ci si stia servendo per fomentare il disagio

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

Davide Formisanoの悲痛な言葉

2005年3月16日 TG.COM より
Milano, Teatro alla Scala nel caos
Giallo sulle dimissioni di Muti

RAPPORTO TRA ORCHESTRA E MUTI "MALATO"
Poi è stato Davide Formisano, primo flauto dell'orchestra, a spiegare, anche a nome di alcuni colleghi, il dispiacere "di essere qui, oggi, per dare la sfiducia al maestro Muti" anche se ormai "il rapporto fra lui e l'orchestra è malato". Ormai "siamo alle ripicche di un marito e una moglie che si sono separati". "In questa situazione - ha aggiunto - non si può più fare musica insieme, non si può più fare niente".


たとえ、マエストロ・ムーティとオーケストラの間がよくない状態になってしまったとしても、ここにいて、マエストロに不信任をつきつけることはしたくない...別れた夫婦が意趣返しをしているようなこの状態では音楽は一緒にできないだろうし、何もできないだろう


スカラ・フィル総裁であるFedele Confalonieri が一昨日スカラ・フィルの代表者たちと会って4時間ほど話をし、マエストロとオーケストラの間の仲介をしようとしたのですが...。
2005年3月16日付 la Repubblica 紙より
IL CASO
Confalonieri fa da mediatore tra gli orchestrali e il maestro Muti. Oggi la temuta assemblea dei lavoratori
Scala, tra dossier e querele ora la crisi finisce in tribunale
Meli ascoltato in Senato, Fontana gli fa causa.I sindacati denunciano il sindaco Albertini

| | Commenti (2) | TrackBack (1)

ファンとしての祈りと想い(原文)

スカラ座が公式にマエストロ・ムーティの辞任を否定した、というニュースが流れています。メリ新総裁はマエストロの辞任については確認できない、と言っているそうです。

スカラ座のサイトのニュースです。
Comunicato Stampa
Il Teatro alla Scala smentisce le voci circolate insistentemente nelle ultime ore relative alle dimissioni del Maestro Riccardo Muti.


この1ヶ月間にスカラ座で吹き荒れた嵐は、芸術とは何の関係もないことです。権力闘争を如何に勝ち抜くか、どうやって相手の優位に立って突き落とすか、その戦術と言葉による闘いに明け暮れた1ヶ月でした。さすが、イタリアの労働組合はパワフルです。
労働組合およびその支持者たちが放った、心がささくれだつような言葉の数々、行動の数々を、戦術とはいいながらも、非常に悲しい思いと憤りで見続けてきました。マエストロの心中を思うと、つらくてやりきれません。
けれども、マエストロがどのような決断をくだそうとも、どこにいようとも、いちばん大切なのは、音楽が何物にも束縛されることなく、阻害されることなく、奏でられることです。
マエストロの音楽が聴ける日が来るのを待っています。
わたしはいつまでもいつまでもマエストロのファンです。

2005年3月16日付 AP より
Milan Opera House Wants Maestro Removed


2005年3月16日付 Adnkronos より
SCALA, SMENTITE LE DIMISSIONI DI MUTI

Continua a leggere "ファンとしての祈りと想い(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

マエストロ、スカラ座辞去を表明?

不確定ながらいくつかのニュースが報じています。

2005年3月16日付 ANSA通信より
SCALA: RICCARDO MUTI AVREBBE RASSEGNATO DIMISSIONI

MILANO - Il maestro Riccardo Muti avrebbe rassegnato le dimissioni dalla carica di direttore musicale del Teatro alla Scala. La voce, al momento non confermata dal diretto interessato ne' dalla Scala o dal Comune, trova insistenti conferme presso fonti sindacali e dell'opposizione Consiglio Comunale.
16/03/2005 16:01

一方で、辞任を否定した、という報道もその後出ました。

2005年3月16日 ANSA通信より
SCALA: SMENTITE LE DIMISSIONI DI RICCARDO MUTI

MILANO - Le insistenti voci sulle dimissioni gia' date dal maestro Riccardo Muti sono state smentite da fonti vicinissime allo stesso direttore musicale della Scala.

L'ASSEMBLEA LAVORATORI: VIA I VERTICI DEL TEATRO
Se ne vadano i vertici del teatro, a cominciare dal maestro Riccardo Muti. Cosi' l'assemblea dei lavoratori della Scala ha deciso stamani approvando una mozione di sfiducia fra gli applausi.

Nel documento si chiede al cda di dimettersi solo dopo aver ''azzerato'' le proprie decisioni ''a partire'' dalla nomina del nuovo sovrintendente Mauro Meli.

Per il direttore musicale, Riccardo Muti, la richiesta e' di ''rassegnare le dimissioni dal proprio incarico''.

Questo il testo integrale del documento approvato stamani: ''L' assemblea dei lavoratori del Teatro alla Scala condividendo la relazione presentata dalle organizzazioni sindacali sulle vicende di questi ultimi giorni, ribadisce i seguenti punti: innanzitutto stigmatizzare il comportamento del sindaco, che nell' incontro con le organizzazioni sindacali e le Rsa usa toni concilianti ammettendo le proprie responsabilita' di mancato dialogo, mentre nel Consiglio comunale e nei rapporti con la stampa attacca frontalmente sindacato e lavoratori utilizzando in modo diffamatorio materiale preparato allo scopo''.

''E' il solito atteggiamento provocatorio - continua il documento - di un sindaco che quando e' in difficolta' per sbagli suoi accusa gli altri di strumentalita' politica; riconferma il giudizio negativo sul ruolo avuto in tutta questa vicenda dal consiglio di amministrazione che per questo deve azzerare le proprie decisioni a partire dalla nomina del nuovo sovrintendente e dimettersi; respinge il tentativo da parte del sindaco e del consiglio di amministrazione di addossare ai lavoratori la responsabilita' della ingovernabilita' del teatro. Sul ruolo e sul comportamento del maestro Muti l'assemblea, assumendo posizioni emerse dal dibattito, chiede al direttore musicale di rassegnare le dimissioni dal proprio incarico; impegna tutti alla piena riuscita del concerto straordinario che si terra' al Conservatorio di Milano il giorno 18 marzo 2005. Restano confermate tutte le altre iniziative di lotta''.
16/03/2005 16:30

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

mercoledì 16 marzo 2005

スカラ座労働組合がマエストロの辞職を要求

スカラ座労働組合が今日の午前の総会で、マエストロ・ムーティとメリ新総裁のスカラ座辞職の要求を投票で決定しました。700人ほどの出席者のうち、反対票は3票、棄権票は2票だったそうです。

2005年3月16日付 RAI NEWS24 より
Scala. I lavoratori chiedono le dimissioni di Muti e Meli

L'assemblea dei lavoratori della Scala ha votato con soli tre voti contrari e due astenuti, il documento in cui chiede le dimissioni del direttore musicale Riccardo Muti oltre che del neo-sovrintendente Mauro Meli.
"L'assemblea - si legge nel documento - chiede al direttore musicale e al sovrintrendente di rassegnare le dimissioni dal proprio incarico".

L'assemblea dei lavoratori della Scala, si è pronunciata anche su altri due punti. Innanzitutto, afferma il documento che è stato votato, "respinge il tentativo del sindaco e del consiglio di amministrazione di attribuire responsabilità sull'ingestibilità del teatro e le eventuali dimissioni di Muti" e "ribadisce il giudizio negativo sul ruolo avuto dal consiglio di amministrazione che per questo deve azzerare la nomina del nuovo sovrintendente e dimettersi".

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

バイエルン放送響の新シーズン

バイエルン放送からのEメールニュースによれば、バイエルン放送響の新シーズンの内容が発表になりました。

www.br-online.de/kultur-szene/klassik/pages/so/spezial/so_05_06.html

2006年3月30日、31日 20時5分
モーツァルト  ディベルティメント K136
モーツァルト  交響曲第40番
モーツァルト  交響曲第41番「ジュピター」

2006年6月22日、23日 20時5分
ベートーベン  交響曲第1番
ケルビーニ   荘厳ミサ曲

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

スカラ・フィルとのベートーベン

スカラ・フィルとのベートーベンの交響曲について全曲のディスク6枚を入手しました。第5番、第6番のディスクは日本にも商業ベースで輸入されていました。

Beethoven
Filarmonica della Scala
Riccardo Muti
Le Nove Sinfonie

Registazione inedita effettuata dal vivo al Teatro alla Scala di Milano
durante la Stagione di Concerti 1997/98

Banca Popolare di Milano
la Repubblica

1998 MUSICOM

| | Commenti (2) | TrackBack (0)

フィラデルフィアの容赦ない見方(原文)

スカラ座で起きていることについて、今日のフィラデルフィアの新聞が辛口の記事を載せています。イタリアでの報道をまとめたものですが、視点が一歩踏み込んだものとなっています。つまり、マエストロ・ムーティは一般の人たちの音楽嗜好と対立している、というもの。わかりやすい二項対立でいえば、芸術性の高い演目とポピュラーな演目、ということです。
イタリアに住んでいるのではないので、世論がどういう考えを持っているのかを肌で感じることはできません。
しかし、もしも記事のライターがマエストロと対立しているスカラ座労働組合についてもpublicという用語でとらえているのだとしたら、スカラ座で起きていることの政治との関連性への考慮が少し足りないかもしれません。

2005年3月16日付 Philadelphia Inquirer 紙より
The public and Muti see opera differently

Continua a leggere "フィラデルフィアの容赦ない見方(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

アルベルティーニ市長のマエストロ擁護

スカラ座は音楽と文化の場であり、政治の場ではないはずです。しかしながら、日々の報道では、ミラノでいちばん熱い政治の場のひとつになっています。近づく選挙の前哨戦、あるいは代理戦争の場と化しているのかもしれません。
マエストロ・ムーティのファンとしては、マエストロに関わることだけ、そして、結果としての事実だけをここで紹介していきたいです。

15日のイタリアの報道によれば、アルベルティーニ市長が14日に市議会で、フォンタナ前総裁はスカラ座の経済状態を悪化させたと糾弾しました。特定の労働組合に登録した労働者を給与面で厚遇し、それがスカラ座の経営状況を悪化させた、というものです。
おそらく、これが、スカラ座労働組合がフォンタナ前総裁を支持する理由のひとつだと市長は言いたいのでしょう。そして、それが、スカラ座の経済状態を悪化させているのであれば、総裁としての責任を問われ、任期途中で解職させられる理由ともなるということなのでしょう。(なお、さらに労働組合がフォンタナ前総裁を支持する理由として言われているのが、彼のスカラ座大衆路線で、より大衆的な演目、たとえばミュージカル上演についても寛容になることでスカラ座の経営が向上し、ひいては労働条件もよくなる、というものです。)

市長はまた、マエストロ・ムーティの2003年6月付の市長宛手紙を読み上げ、マエストロが当時からスカラ座の状況、芸術面での管理者がいないことを憂えていたと訴えました。
2003年7月にはマエストロ抜きでスカラ座の次シーズン発表の記者会見が行われるというようなこともありました。

このように、すぐれて政治的な局面に突入していっているスカラ座の問題なので、報道を読むのが非常に憂鬱です。芸術家がその芸術面ではなく、このような政治の場で攻撃され中傷されるというのは悲しいことです。

市長は労働組合はマエストロを損なおうとしている、このような状況が続けばスカラ座を去るだろう、そして、世界のどこででも喜んで迎え入れられるだろう、と警告しています。
しかしながら、北部同盟のヨーロッパ議会議員のSalviniは、ムーティはスカラ座の主人ではない、ムーティが去ろうがスカラ座は残る、と労働組合の立場から大声を出しています。
ミラノで収拾しきれなければ、ローマの出番になる、というのが市長の最後通牒です。

自発的な気持ちから音楽を奏でたいとスカラ座が動き出すのはいつのことでしょうか。

2005年3月15日付 la Repubblica 紙より
Scontro in consiglio comunale sulla gestione del teatro, sempre più amareggiati il maestro Muti e il sovrintendente Meli
Scala, Albertini attacca i sindacati
"Fontana ha fatto quasi 400 promozioni per favorirvi"
giorni decisivi Domani l´assemblea dell´orchestra. Se non si firma una tregua rischio di dimissioni

2005年3月15日付 La Padania Online より
Burrascoso consiglio comunale straordinario a Milano
Scala, il sindaco va alla guerra
Per Albertini, Fontana non poteva più fare il sovrintendente, ma l’assessore alla Cultura sì

(すみません。今は時間がないので、引用記事はあとで補充します。)

| | Commenti (2) | TrackBack (0)

martedì 15 marzo 2005

ガーディアン紙の勇み足?

14日のガーディアン紙が、ムーティはもうスカラ・フィルを振らないと言った、という書き出しの記事を載せていたので、一瞬凍りつきました。本文を読めば、イタリアの報道の紹介であり、目下の状況ではスカラ・フィルと一緒に音楽を演奏するのは無理、という記述だとわかります。

2005年3月14日付 The Guardian 紙より
Conductor downs baton at La Scala

The opera house La Scala was in crisis last night after its musical director, Riccardo Muti, said he would no longer conduct the orchestra, and the chairman of the board proposed handing the running of the theatre to government-placed commissioners.

イタリアの記事は誰がこう言った、ああ言った、と様々な党派のコメントを克明に載せています。正直言って、スカラ座労働組合の言い分を読む限り、マエストロ・ムーティとの歩み寄りについては悲観的にならざるをえません。今のこの状況はムーティが近年スカラ座でやってきたことの結果だ、というコメントに至っては、それほどまでにマエストロはスカラ座に害毒だったというのか、と嘆きたくなるほどです。
また、ANSA通信によれば、スカラ座労働組合は、マエストロがスカラ・フィルと演奏会を開くはずだった18日に公開演奏会を計画していて、アルベルティーニ市長にスカラ座の使用を求めているそうです。問題はどんどんスカラ座の外に展開されていっています。
次は4月上旬のスカラ・フィルとのコンサート、そして、5月の「オテロ」、5月のグレイト・ブリテン・ツアーです。どうか、いい状況になりますように。

Il maestro Muti ha annullato, polemicamente, il prossimo concerto della Filarmonica. Che effetto le fa?
Bruno Cerri:«È un fatto grave, ma Muti dovrebbe riflettere. Il clima di questi giorni è il frutto anche del ruolo che lui ha avuto alla Scala in questi anni».
2005年3月12日付 la Repubblica 紙より
Intervista

2005年3月14日付 ANSA 通信より
Scala, sindacati chiedono la sala
Per concerto 'aperto' il 18 marzo prossimo

| | Commenti (0) | TrackBack (1)

lunedì 14 marzo 2005

スカラ座で働く人たちのオフィシャルブログ

ギリギリ歯軋りさせながら新聞と並行して読んできたサイトです。マエストロ・ムーティのファンのブログであるここで紹介すべきかどうか長い間迷いました。

12日に行われたスカラ座の現状を考える集会の内容はまだ詳しく載っていないようです。

http://lavoratoriscala.splinder.com/

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

La musica e' un atto d'amore.

スカラ座をめぐるイタリアの記事を毎日読みながら、マエストロ・ムーティのことを思って心を痛めています。マエストロの言葉に、音楽は愛、というのがあります。オーケストラとの間の信頼と愛情に支えられたマエストロの音楽が聴ける日が早く訪れるよう、祈る日々です。

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

domenica 13 marzo 2005

フィレンツェの庭園

2月にマエストロ・ムーティがフィレンツェで演奏会をした際に、ケルビーニの生地やその葬儀記念碑のある教会がとりあげられていました。インターネットでいろいろフィレンツェの地図をたどっていたときに、マエストロにちなんだ庭園があることを知りました。マエストロがフィレンツェ時代に好んで訪れていたことから、テラスにその名前がつけられたそうです。機会があったら、是非、訪れてみたいです。

http://www.weekendafirenze.com/bigphp/mus.php?skin=peyr&mus=peyron&lang=ita

Giardino di Fonte Lucente (Villa Peyron)
- Il Piazzale della Musica
La terrazza a semicerchio è dedicata a Riccardo Muti, a ricordo dei bei tempi in cui il maestro amava frequentare il giardino. Lo spazio circolare compreso tra le ampie scalinate che scendono al lago e la balaustra che vi si affaccia, accoglie un girotondo di quattro statue di putti musicanti.

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

AFP通信の演奏会キャンセル報道(原文)

スカラ座でのできごとについての英独仏語の報道は結局、イタリアでの報道を整理したものにすぎませんが、イタリア語の記事にある毒がごっそり漂白されていて、ある意味、静かな気持ちで読めます。

2005年3月12日付 AFP通信より
Conductor Muti cancels performance in row with orchestra
Sat Mar 12, 3:57 PM ET

Continua a leggere "AFP通信の演奏会キャンセル報道(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

スカラ・フィルへのマエストロの手紙(原文)

昨日のCorsera 紙に載っていたマエストロ・ムーティの手紙です。

2005年3月12日付 Corriere della Sera 紙より

LA LETTERA

In considerazione del clima creatosi nei miei confronti, fatto di illazioni, offese e incomprensioni, da più parti alimentate, clima peraltro al quale non sono estranei diversi musicisti della Filarmonica e del Teatro alla Scala, ritengo che non vi siano attualmente le condizioni - anche oggettive - idonee per fare musica insieme, come finora è avvenuto. I musicisti della Filarmonica e quelli del Teatro alla Scala sono in massima parte gli stessi strumentisti. Essi non possono ritenere che io li diriga quando suonano come Orchestra Filarmonica e, nello stesso tempo, impedirmi di dirigerli come Orchestra del Teatro alla Scala per lo sciopero da essi proclamato su tutte le recite
del Dittico.
Per queste ragioni, seppure a malincuore, non mi è possibile dirigere il concerto del
18 c.m. Saluti cordiali,
Riccardo Muti

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

sabato 12 marzo 2005

18日のスカラ・フィルのコンサートはキャンセル

マエストロ・ムーティは18日のスカラ・フィルとのコンサートをキャンセルしました。今は、オーケストラと一緒に仕事のできる環境にない、とその理由をスカラ・フィルへの手紙で説明していたそうです。

2005年3月11日付 il Giorno オンライン・ニュースより
Muti: 'Così non si lavora' annullato concerto Filarmonica

深夜にこのニュースを読み、眠れませんでした。

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

venerdì 11 marzo 2005

スカラ座労働組合の求めるもの

昨日のCorsera 紙でスカラ座労働組合の公開書状が紹介されていました。

主張の要点は、フォンタナ前スカラ座総裁の任期前の離職がマエストロ・ムーティの圧力によるものであること、メリ新総裁の資質、実力には疑問があること(カリアリの歌劇場では芸術的な業績はあげておらず、莫大な費用を無駄に使っていること)です。

そして、結局はここでも論点として出てきたのが、マエストロ・アッバードのスカラ座復帰でした。
ここにきて底流から表面に浮上して大きくクローズアップされてきたのが、マエストロ・アッバードのスカラ座復帰を求める動きです。マエストロ・アッバードのファンクラブであるCAIにも動きが見られるのは当然のことかもしれません。政党、スカラ座のloggioneのグループ、CAIの有志だけでなく、スカラ座労働組合にもその明確な意志があることがうかがえます。
特に、CAIのサイトに載った、スカラ座で働く人たちの声明には、スカラ座やオーケストラ、合唱団の実力の向上にはマエストロ・ムーティの前任者たちの存在があったことに注意を促す部分があり、マエストロ・ムーティが自身の手紙で書いていたスカラ座への献身に、ある意味、反論しています。

政党や様々な思惑が錯綜するスカラ座の現状で、何が正論で、何が道理かをみきわめるのに深い疲労感を覚える日々です。
しかし、マエストロ・アッバードのスカラ座復帰を拒んでいるのは実は誰か、という上記勢力の疑念と糾弾には、それはマエストロ・ムーティではない、とその誤解を非常に残念に思います。それについてはマエストロ自身が手紙で明確に書いているとおりです。
オーストリアのメディア(APA)やニューヨークタイムズ紙がイタリアでの報道をとりあげて、マエストロ・ムーティのスカラ座辞去の可能性を報じているのは、すでにイタリアの記事を読んでいるとは言え、とても悲しいことです。

わたしにできるのは、音楽に全身全霊を捧げているマエストロ・ムーティをいつまでも心から応援していくことだと、あらためて思いました。

2005年3月10日付 Corriere della Sera 紙より
Presa di posizione dei dipendenti dopo l’intervento di Muti sul «Corriere della Sera». Uno sciopero nazionale il 15 marzo
Scala, i sindacati: il «nodo» è la direzione artistica
« Sovrintendente esonerato senza motivo». Meli: ho dato io al sindaco i documenti sulle promozioni

2005年3月10日付 TGCOM より
Scala, il sindacato risponde a Muti
"Fontana esonerato senza motivo"

2005年3月10日付 The New York Times 紙より
Offstage Drama at La Scala Disrupts the Season

2005年3月9日付 Kurier 紙より
Muti könnte Scala verlassen

CAIのサイトより
http://www.abbadiani.it/italiano/Scalacrisi/Comunicatolavoratori.html
LA SCALA IN CRISI
Comunicato dei lavoratori
Marzo 2005

Il Maestro Muti ha parlato: la sua risposta non porta ne soluzioni, ne proposte, anzi ! Suo malgrado, Muti si tira indietro, ripetendo cose sapute e risapute, e giustamente i lavoratori della Scala rispondono. Quello che viene scritto in questa lettera è pienamente condiviso dal CAI; in questa infelice vicenda, quelli che parlano giusto in questo momentosono i lavoratori, non i dirigenti.

Lettera aperta al Maestro Muti

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

giovedì 10 marzo 2005

ウィーン・フィルのサントリーホール公演

サントリーホール会員誌MUSE2005年春号にマエストロ・ムーティとウィーン・フィルの来日公演プログラムが載っています。

2005年10月9日 15時
モーツァルト: クラリネット協奏曲イ長調 K622
         クラリネット  ペーター・シュミードル
シューベルト: 交響曲第8番ハ長調 D944「グレイト」

2005年10月11日、12日 19時
シューベルト: ロザムンデ序曲
モーツァルト: 交響曲第35番ニ長調 K385「ハフナー」
ラベル: スペイン狂詩曲
ファリャ: バレエ「三角帽子」

2005年10月15日 18時
R.シュトラウス: 交響詩「死と変容」
ヒンデミット: 組曲「至高の幻想」
シューベルト: 交響曲第4番ハ短調 D417「悲劇的」

2005年10月16日 15時
シューベルト: 交響曲第7番ロ短調 D759「未完成」
モーツァルト: 協奏交響曲変ホ長調 K364
         ヴァイオリン  ライナー・ホーネック
         ヴィオラ   トバイアス・リー
シューベルト: 交響曲第3番ニ長調 D200

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

クリスティーナさんへの褒賞

マエストロ・ムーティの夫人、クリスティーナさんが、ラベンナ音楽祭など文化への貢献を理由に8日、チャンピ大統領よりonorificenza di Grande ufficiale al merito della Repubblica italianaを授与されました。
大統領府のサイトに写真が載っています。
おめでとうございます。

http://www.quirinale.it/Fotografie/Fotografia.asp?id=26636
Palazzo del Quirinale, 08-03-2005
Il Presidente Ciampi, consegna le insegne di Grande Ufficiale dell'O.M.R.I. a Maria Cristina Mazzavillani Muti, Presidente del Ravenna Festival, in occasione della cerimonia per la "Festa della Donna 2005"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

Sergio Sablich 死去

スカラ座の芸術部門顧問のSergio Sablich が8日、フィレンツェで亡くなりました。
アルカ前芸術監督がスカラ座を去った後、フォンタナ前スカラ座総裁から招聘されました。その後、メリ新スカラ座総裁も芸術監督としてスカラ座へ迎え入れられていました。
どうか安らかにお眠りください。

2005年3月9日付 ANSA 通信より
Sergio Sablich e' morto a Firenze
Musicologo, saggista e critico di numerose testate nazionali

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

mercoledì 9 marzo 2005

RAI RADIO3 の放送

RAI RADIO3 2005年3月17日12時(日本時間20時)
I CONCERTI DEL MATTINO
Concerto Euroradio

Wiener Hofmusikkapelle
Ruth Ziesak soprano
Anna Larson contralto
Herbert Lippert tenore
Adrian Eröd basso
Direttore Riccardo Muti


Antonio Caldara, Sinfonia in do maggiore

Antonio Caldara, Stabat Mater

Antonio Vivaldi, Magnificat

Franz Schubert, Regina Coeli

Wolfgang Amadeus Mozart, Regina Coeli in do maggiore K 276


Registrato alla Sala Grande del Musikverein di Vienna il 24.10.04

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

マエストロはスカラ座を去るのか

昨日のCorsera 紙に載ったマエストロ・ムーティの手紙について、スカラ座に別れを告げているようにも読めるとしている報道も、今日はありました。わたしにもあの手紙にそのように感じられる部分があったので、本当に気懸かりです。率直な人なので、去るときにははっきりそういうだろうとも思うのですが、懸念は消えません。

今日のil Giorno 紙によれば、18日のスカラ・フィルのコンサートのリハーサルが今週土曜日の午前にあるそうです。そこにマエストロが現れることを、心から祈ります。

2005年3月9日付 il Girono 紙より
La Scala s'interroga E aspetta sabato col fiato sospeso

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

L' arte di Riccardo Muti e la Musa platonica

今日、書店にマエストロ・ムーティの本が並びます。オンライン書店のサイトです。

http://www.internetbookshop.it/ser/serdsp.asp?shop=1&c=RNO70W22DR9CU

Titolo: L' arte di Riccardo Muti e la Musa platonica
Autore: Reale Giovanni
Prezzo: € 8,00
Dati: 173 p., brossura
Anno 2005
Editore Bompiani
Collana Passaggi

出版社のサイトではまだ紹介されていないのですが。

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

マエストロの手紙の英訳記事

昨日のCorsera 紙に載ったマエストロ・ムーティの自分の立場を書いた手紙が英訳されて同紙のサイトに載っています。

2005年3月8日付 Corriere.it のサイトより
Defending La Scala At The Orchestra’s Side

イタリア語の手紙を繰り返し読みました。英訳も読みました。
マエストロはスカラ座をこのまま去る決心をしたのだろうか、という気懸かり、思いが頭の中をぐるぐる回っています。もちろん、すでに本人が言っているように、あと数年でスカラ座を去ることにはなっているようなのですが。

Continua a leggere "マエストロの手紙の英訳記事"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

martedì 8 marzo 2005

マエストロの考え(原文)

今日のCorsera 紙に、現在スカラ座で起きていることについてマエストロが考えていることが手紙の形で載りました。
自分はスカラ座の側、スカラ座で働く人たちの側にいる、スカラ座とスカラ座で働く人たちのために建設的な道を探そう、と訴えています。メリ新総裁の素晴らしさにも触れていました。
マエストロはみずからの立場について次のように語っています。昨日読んだl'opera誌2月号のインタビューの、最後の部分を思い出しました。
自分はこれまでスカラ座をよくすることしか考えてこなかった。20年間スカラ座のオーケスラとともに高いレベルへ到達することに最大限の努力をはらってきて、今や、世界的に非常にすぐれたオーケストラになった。また、政府が文化予算を削ろうとすることにも反対の声を上げた。いつも音楽のことだけを考え、オーケストラや劇場で働く人たちのことだけを考えてきた。
スカラ座内で自分の力を拡張することなど考えてもいない。これまでスカラ座へどれほど素晴らしい指揮者をよんできたことか。バレンボイム、マゼール、ラトル、メータ、小澤、ブーレーズが出演してくれている。マエストロ・アッバードがスカラ座に戻るのを阻むようなこともしていない。彼にスカラ座への出演依頼を何度かしているし、出演できないことについての丁重な断りとその理由も知らされている。

2005年3月8日付 Corriere della Sera 紙より
«In difesa della Scala sempre con l’orchestra»

Continua a leggere "マエストロの考え(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

lunedì 7 marzo 2005

l'opera 誌2月号のインタビュー

l'opera 誌2005年2月号にマエストロのインタビューが載っていました。
L'essenza della musica

インタビュアーも書いていますが、音楽についてひとりでしゃべりまくっています。インタビューというよりも独演。フィレンツェ時代をデビューの頃から振り返り、オペラにおける演出家について語り、モーツァルト記念年について語り...と、とどまるところを知りません。
はじめて読むかな、と思うのはプッチーニについて。「蝶々夫人」と「ラ・ボエーム」は上演しないだろう、とまた語っていますが、「ラ・ボエーム」はピアノで弾くことがあるそうで、その美しさに心を奪われているとのこと。けれども、どの演奏家にも各々究めるべき作曲家がいる、と語っています。
また、ベッリーニの作品をいくつも上演していますが、「夢遊病の女」を演奏しないことの理由に、おそらく、作品が特異なもので、超自然的なものであるため、潜在意識の中でまだ作品の解釈を見つけていないから、ということを挙げています。
最後にスカラ座への愛情と献身、誇りに思う気持ち、自負を語っていたのには心を打たれました。自分の芸術家としての主要な部分を捧げて、愛し愛されている相思相愛のこの劇場とオーケストラを確固としたものにすることに心をくだいてきた、と語っています。
スカラ座が早くいい方向へ向かいますように。

他にもたくさんためていますが、このインタビューも邦訳したいです。

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

domenica 6 marzo 2005

2005年8月のスケジュール

2005年8月2日、8日、11日、17日、19日、21日、26日、28日 
ザルツブルク、 Großes Festspielhaus、ウィーン・フィル、ザルツブルク音楽祭


モーツァルト 歌劇「魔笛」
Inszenierung: Graham Vick
Bühne und Kostüme: Paul Brown
Licht: Matthew Richardson
Choreinstudierung: Rupert Huber
Dramaturgie: Derek Weber

Sarastro:
René Pape
Günther Groissböck (19./21.8.)
Tamino:
Michael Schade
Sprecher:
Franz Grundheber
Michael Volle (26./28.8.)
Die Königin der Nacht:
Anna-Kristiina Kaappola
Pamina:
Genia Kühmeier
(代役 2日、14日 Barbara Bonney)
Drei Damen der Königin:
Edith Haller
Karine Deshayes
Ekaterina Gubanova
Drei Knaben:
Wiener Sängerknaben
Papageno:
Simon Keenlyside
Markus Werba
Ein altes Weib (Papagena):
Martina Janková
Monostatos:
Burkhard Ulrich
Zwei geharnischte Männer:
Simon O'Neill
Günther Groissböck /Peter Loehle (19., 21.8.)
Zwei Priester:
Franz Grundheber /Michael Volle (26./28.8.)
Xavier Mas

Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor

2日、8日は19時30分、他は19時

2005年8月13日、15日、16日 
ザルツブルク、Großes Festspielhaus、ウィーン・フィル、ザルツブルク音楽祭

Goffredo Petrassi (1904-2003): Coro di morti (1940/41)
Johannes Brahms (1833-1897): Schicksalslied op. 54
Ludwig van Beethoven (1770-1827): Symphonie Nr. 5 c-Moll op. 67

Choreinstudierung
Rupert Huber
Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor

全日11時

2005年8月27日15時 
ザルツブルク、Felsenreitschule、Attersee Institute Orchestra、ザルツブルク音楽祭

Modest Mussorgsky (1839-1881): Eine Nacht auf dem kahlen Berge
Aleksandr Skrjabin (1872-1915): Le Poème de l'Extase op. 54
Dmitri Schostakowitsch (1906-1975): Symphonie Nr. 5 d-Moll op. 47

2005年8月25日19時30分 Attersee, Kulturzentrum Lenzing, Attersee Institute Orchestra, Attersee Klassik Fetival
Modest Mussorgsky: Eine Nacht auf dem Kahlen Berge
Alexander Skrijabin: Le Poème de l'Extase
Dmitri Schostakowitsch: Symphonie No.5

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

sabato 5 marzo 2005

プラトンの芸術思想とマエストロの音楽

今日のスタンパ紙の書評特集でマエストロ・ムーティについての本が紹介されていました。
昨年11月12日にミラノのUniversità Vita - Salute San Raffaele で哲学の名誉学位を授与されたマエストロですが、そこのギリシア・ローマ哲学者である教授がマエストロの音楽についてまとめたものです。3月9日発刊。
5章建てになっていて、最初の三つはマエストロの音楽解釈についてで、第三章ではケルビーニとハイドンの演奏がとりあげられています。第四章はマエストロのモットーとして、音楽の持つ意義、人々に友好をもたらすメッセージ性について。最終章はマエストロの音楽とプラトンの芸術、美学について。
プラトンについての教養的、一般的な知識だけで読めるのかどうか心配ですが、オンライン書店に並んだら、購入してみます。

Giovanni Reale
Bompiani
L’arte di Riccardo Muti e la musa platonica
(pp. 96, e7)

2005年3月5日付 la Stampa-ttL 紙より
«Io e l’opera, amore e duello»

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

北部同盟のあまり快くない訴え

イタリア政治の迷路にははいりこみたくないのですが、いくつかの新聞で報道されていたので、紹介します。

けれども、Sono dalla parte del Maestro Muti, SEMPRE !!!

政党北部同盟の音頭とりのもと、ヨーロッパ議会議員Matteo Salvini、アバドのファンクラブCAI、Liberi Loggionisti らが連帯して、マエストロ・アッバードのスカラ座復帰についての声明を出したそうです。記事からは、客演なのか、音楽監督としての復帰なのかは読み取れませんでしたが、il Giorno 紙は、オーケストラ・合唱団の90%がマエストロ・ムーティと対立している、というこの活動の趣旨を紹介していました。
北部同盟というと、どうしても、南イタリア出身のマエストロへの反感もあるのだろうか、と勘ぐりたくなるのですが...。

2005年3月5日付 la Repubblica 紙より
LA CURIOSITÀ
Fu direttore dal 1972 al 1985
La Lega: firme per il ritorno di Abbado

2005年3月5日付 il Giorno 紙より
Lega Nord, va' pensiero al gran ritorno di Abbado

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

キアーラさんへのインタビュー(原文)

今日のレプッブリカ紙などに、8日からミラノのピッコロ・テアトロにブレヒトの作品で出演するキアーラ・ムーティさんのインタビューが載っています。
スカラ座で起きていることからできるだけ外にいようとしている、という賢明な態度の中、父親であるマエストロ・ムーティについて少し語っていました。記事によってはドメニコさんは弁護士だとしているものもあるのですが、キアーラさんのこのインタビューでは、フランチェスコさんはミラノに住み、ドメニコさんはボローニャで法律の勉強をしている、とのことです。マエストロについては、音楽の偉大な作品にとりくむとき、はたして、感じのいい人、という顔をしただけでやっていけるのか、と言っています。もちろん、マエストロをよく知っている人たちは、彼がどれほど優しくて、気取らない人かを知っている、とも語っています。

インタビューで彼女がKar Way 監督の映画「2046」を称賛していたのを興味深く思いました。当方、コン・リーの大ファンなので、あの映画での女性の描かれ方にキアーラさんが好感を持ったのが嬉しかった。

2005年3月5日付 la Repubblica 紙より
La giovane attrice torna nella sua città e al Piccolo dove ha studiato: da martedì è in scena nella tragedia greca riscritta da Bertolt Brecht
"La mia Antigone è una ribelle che dentro ha luce e tenerezza"

Continua a leggere "キアーラさんへのインタビュー(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

歌劇場における民主主義(原文)

昨日のViVi milano のサイトで、スカラ座の状態がわかりやすくまとめられていました。

2005年3月5日 ViVi milano より
Scala, salta «Europa». Albertini: statuto rispettato
Oggi sciopero dei lavoratori, niente «prima». I sindacati: parleremo con il sindaco se si presenterà da solo e con un segnale positivo

スカラ座労働組合はスカラ座側に、フォンタナ前総裁離職の経緯を明らかにし、その離職にマエストロ・ムーティがどのような影響を及ぼしたかを明らかにせよ、と求めていて、第三者的な立場として上院にその調査を依頼した、というものです。
スカラ座で働く人たちが、自分達の職場の将来を託す人の選出離脱に大きな関心をもつのは当然のことです。彼らには総裁を直接選出できるという意味での当事者性はありませんが、そこに働く者として大きな利害関係をもち、選出離脱の過程を明らかにせよ、と訴える権利はあります。
しかしながら、その手段としてストライキを行うこととの利益衡量の問題は別です。マエストロ・ムーティの3月の二本立てオペラ上演がすべてキャンセルされたこと、その準備段階でオーケストラのリハーサルのキャンセルがあったことは、音楽ファンとして大変にショックでした。

上院での調査は始まるようです。
あとは、労働組合なかんずく音楽職の人たちは、自分達の本来の使命に戻り、人々の心に潤いを与える音楽をまた奏でて欲しい。そこにみずからがいる理由、そこにみずからが拠って立つところを、あらためて思い出して欲しい。

マエストロのファンとして、その心中は思うだけで非常につらいです。
特に、マエストロの音楽や文化へのこれまでの偉大な貢献、あるときには政治的なアピールまで出しての獅子奮迅の活躍を思うとき、独裁者、自己陶酔者といったわかりやすく、人々をまるこめやすい言葉でマエストロをおとしめようとする人たちへは、冷静な考量を求めたいです。

Continua a leggere "歌劇場における民主主義(原文)"

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

venerdì 4 marzo 2005

沈黙するマエストロ

今日のイタリアの主要新聞の報道によれば、スカラ座労働組合はマエストロ・ムーティに、自分達の味方なのか、それともスカラ座理事会の側に立つのかの態度表明を求めたそうです。また、同労働組合は上院にフォンタナ総裁離職をめぐるできごとの真相解明を求め、それに応じた上院はフォンタナ前総裁、メリ新総裁、マエストロ、アルベルティーニ市長、労働組合代表などから事情を聞くことにしたとのこと。

2005年3月4日付 la Repubblica 紙より
Scala
Assemblea dei lavoratori, mentre il caso arriva in Parlamento
"Ora il maestro Muti dica da che parte sta"

L´INTERVISTA
Il presidente della Margherita: il nostro obiettivo è stabilire la verità dei fatti
Dalla Chiesa: troppi segreti e il teatro non è un´azienda

そのような中、ゼッフィレッリの3紙目のインタビューが載ったのが今日のCorsera紙でした。果たして傾聴に値する内容なのかどうかは大いに疑問です。しかしながら、彼なりにスカラ座の現状に心を痛め、マエストロに行動を求めています。

2005年3月4日付 Corriere della Sera 紙より
Zeffirelli: ora il Maestro affronti la sua orchestra

また、同紙にはPizziのインタビューも載りました。彼のほうがマエストロ・ムーティ像を的確にとらえているように思います。
彼は身勝手な人間でもなければ、感情的な人間でもない、信頼感があり、温かな情愛にあふれ、われわれを元気づけてくれる人だ、と語っています。また、伝えられるところのオーケストラとマエストロとの対立についても、昨年12月にはそのような感じは微塵もなかった、オーケストラはあくまでもスカラ座の仕組みに対して疑問をつきつけているのであり、マエストロに反対しているのではない、と話しています。そして、インタビューは、マエストロに対して、自分を貫け、自分を裏切るな、という言葉をかけたい、としめくくられています。

2005年3月4日付 Corriere della Sera 紙より
L’INTERVISTA / 2
Pizzi: la tensione c’è ma non contro di lui
«Questi dissidi sono causati da istituzioni che si comportano in modo come minimo prepotente»

(前略)
Si dice che Muti sia persona difficile ...
«Muti non è né capriccioso né umorale. Al contrario la sua è una presenza autorevole, affettuosa, rassicurante».
Come spiega allora le tensioni in corso tra il direttore e i suoi orchestrali?
«Non credo siano dirette contro di lui ma contro alcune istituzioni che si comportano in modo come minimo prepotente. Mi pare giusto e normale che i lavoratori della Scala chiedano di sapere il perché di certe decisioni riguardanti il futuro del loro teatro. Mi pare giusto e normale che esprimano un loro parere. Ma questo lo chiamo senso di responsabilità verso il proprio lavoro, non dissenso verso il direttore. E poi, anche fosse, dopo tanti anni di vita comue, qualche malumore è inevitabile per qualsiasi coppia. Scontri fisiologici, spesso salutari, da cui alla fine ciascuno esce più forte. Spero sarà così anche per la Scala».
Cosa direbbe oggi a Muti?
«Di non tradire se stesso. Mai».


| | Commenti (0) | TrackBack (0)

交渉の糸口は見つかるか?

昨日の午前、マエストロ・ムーティもスカラ座でスカラ座理事会とともに労働組合の砲火を浴びました。
スカラ座理事会に疑問をつきつけている労働組合ですが、イタリア主要新聞の論客はマエストロを擁護してきました。マエストロの立場は複雑な様相です。報道からはマエストロの発言はまだうかがえません。
一方、労働組合は上院での調査も依頼していて、来週火曜日にマエストロ、フォンタナ前総裁、メリ新総裁、アルベルティーニ市長などへの事情聴取も予定されているそうです。
今日の新聞で詳細を確認したいです。

2005年3月3日付 AGIオンラインニュースより
SCALA: I LAVORATORI, NON TRATTIAMO, VIA IL CDA

SCALA: I LAVORATORI, NON TRATTIAMO, VIA IL CDA (2)

IL 'CASO' ARRIVA :IN SENATO, UNIONE CHIEDE INDAGINE

| | Commenti (2) | TrackBack (0)

giovedì 3 marzo 2005

他にはいないのか―またもやゼッフィレッリ

今日のガーディアン紙にゼッフィレッリのマエストロ・ムーティ「批判」のインタビューが載っていました。
要するに、自分に酔っているだけの独裁者でスカラ座には何も貢献していないどころか、毒でしかない、さっさとオーケストラに謝罪するか、スカラ座を去れ、というもの。
はじめに結論ありきのこういう内容のないインタビューでは、マエストロもかわいそうです。この公演のここが悪いとかいうように、具体的に批判を展開してくれれば読みがいもあったのですが。

2005年3月3日付 The Guardian 紙より
Recriminations fly as crisis engulfs La Scala

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

mercoledì 2 marzo 2005

2005年7月のスケジュール

2005年7月3日21時 ラベンナ、Palazzo Mauro de André
Arrigo Boito: Mefistofele Prologo - Arie - Epilogo
ORCHESTRA E CORO DEL MAGGIO MUSICALE FIORENTINO

soprano Daniela Dessì Alexia Voulgaridou
tenore Vincenzo La Scola Francisco CasanovaKeith Ikaia Purdy
basso Ildebrando D'Arcangelo

ラベンナ音楽祭 

2005年7月4日21時 Teatro romano di Sabratha Teatro romano di El Djem (Tunisia)

Arrigo Boito: Mefistofele Prologo - Arie - Epilogo
ORCHESTRA E CORO DEL MAGGIO MUSICALE FIORENTINO

soprano Daniela Dessì Alexia Voulgaridou
tenore Vincenzo La Scola Francisco CasanovaKeith Ikaia Purdy
basso Ildebrando D'Arcangelo

ラベンナ音楽祭 RAVENNA - EL DJEM

2005年7月7日21時 ラベンナ、Palazzo Mauro de André 
OMAGGIO A CARLOS KLEIBER di RICCARDO MUTI
Orchestra Filarmonica Slovena
Coro da Camera Maschile Sloveno
contralto Bernarda Fink
Franz Schubert: Sinfonia n.8 in si minore (Incompiuta) D 759
Johannes Brahms: Rapsodia per contralto, coro maschile e orchestra, op. 53

ラベンナ音楽祭

2005年7月9日 the Mediterranean Conference Centre 、Valletta
ケルビーニ管
ケルビーニ: 序曲ト長調
シューベルト: 交響曲第7番「未完成」
ベートーベン: 交響曲第5番「運命」

2005年7月30日19時30分 ザルツブルク、Großes Festspielhaus
モーツァルト 歌劇《魔笛》
Inszenierung: Graham Vick
Bühne und Kostüme: Paul Brown
Licht: Matthew Richardson
Choreinstudierung: Rupert Huber
Dramaturgie: Derek Weber

Sarastro: René Pape
Tamino: Michael Schade
Sprecher: Franz Grundheber
Die Königin der Nacht: Anna-Kristiina Kaappola
Pamina: Genia Kühmeier
Drei Damen der Königin:
Edith Haller
Karine Deshayes
Ekaterina Gubanova
Drei Knaben: Wiener Sängerknaben
Papageno: Simon KeenlysideMarkus Werba
Ein altes Weib (Papagena): Martina Janková
Monostatos: Burkhard Ulrich
Zwei geharnischte Männer:
Simon O'Neill
Günther Groissböck
Zwei Priester:
Franz Grundheber
Xavier Mas

Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor
Wiener Philharmoniker
ザルツブルク音楽祭

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

martedì 1 marzo 2005

熱いファンのメッセージ、紙あられ

今日のレプッブリカ紙によれば、昨日のスカラ・フィルのコンサートの幕間に、上階のファンからマエストロ・ムーティを応援するメッセージの紙あられが降らされたそうです。
ミラノにいないわたしは部外者ですが、ファンのひとりとして、彼らにエールを送りたいです。
18日のスカラ・フィルのコンサートまでによい方向が見えますように。

2005年3月1日付 la Repubblica 紙より
"Viva la musica, viva Muti", dal loggione un volantino risorgimentale per il maestro

«Non possiamo immaginare la Scala senza Muti. Ci auguriamo per noi, per il nostro teatro, che tutto rientri al più presto e si torni a far parlare gli strumenti con quel linguaggio universale che unisce i popoli, le coscienze, le culture»
«Siamo un gruppo di appassionati della grande musica, che Lei tanto ci ha fatto amare»
«Maestro, le chiediamo scusa per questo affronto perpetrato nei suoi confronti»
«viva l´arte, viva la musica, viva il teatro alla Scala, viva Riccardo Muti»

スカラ座で《マクベス》を観たとき、ロッジョーネが消防上の理由から閉鎖されることへの論議がちょうどまきおこっていました。そのときも、カーテンコールで、閉鎖しないでくれ、とマエストロに訴えるメッセージの紙あられが上階のファンから吹雪のように撒き散らされていました。

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

l'opera誌2月号にはインタビュー

2月28日のミラノの臨時市議会は欠席者多数のため流れたそうです。スカラ座で現在起きていることが争点になる予定でした。アルベルティーニ市長が記者へのインタビューに答えて言うには、このような状況では出席して事を説明するのはむつかしい、次の3月9日には出席する、とのことです。

2005年2月28日付 ANSA通信より
Scala,Albertini consiglio dopo 9/03

Scala: salta il Consiglio Comunale


できごとの表層をここで細かに追うことはしません。イタリアの報道にはそれこそ、百家争鳴のごとく、あらゆる事象、コメントがみられますし、それに政党がからむと、生半可な知識とこの程度の語学力では紹介しきれません。ふだん読みなれた記者の署名記事で大筋を追い、ファンとしてできることをマエストロ・ムーティのためにしたいです。

イタリアの音楽雑誌l'opera誌の2月号にインタビューが載っているそうです。届いたら、紹介します。

| | Commenti (0) | TrackBack (0)

« febbraio 2005 | Principale | aprile 2005 »